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[辞典・用語][漢字林][金部]

[漢字林] [漢字林(非部首部別)] [付録]

[漢字林 金部] [部首索引]


𨤾𨥄𨥀𠊍𠉓
金8+0=総画数8 U+91D1
音読: キン[漢],コン[呉]
訓読: かね、かな
◆黄金・白銀・赤銅・青銅・青鉛・黒鉄などの金属の総称、また黄金(こがね)色の金属の総称
◆(黄金のように)黄色い、輝く、美しい、貴重な、(金属のように)堅い
◆金属製のもの
◆銭ぜに、またその単位
◆五行(万物は木・火・土・金・水の五つ基本要素から成り、それぞれが生滅・盛衰・変化を繰り返し循環するるという考え)の一つ {五行}
◆金(Aurum[羅]、Au)、元素名 {金}
◆宋代の古王朝名、1115年~1234年、現黒竜江省・吉林省・遼寧省・内モンゴル自治区一帯を版図とした {宋(北宋)代}
◆[日]かね、かねへん、部首名
漢字林(非部首部別)
筆順

金8+0=総画数8 U+91D2
◆[日]かね、かねへん、部首名
筆順

金5+0=総画数5 U+9485
◆[日]かね、かねへん、部首名
漢字林(非部首部別)

金8+1=総画数9 U+91D3
音読: キュウ,ガ
◆弩牙ドガ、弩ド(機械仕掛けの弓)の弦を番(つが)え、矢を発射するための機具、同「釚」 {武器(弩)}
◆ガドリニウムGadolinium(Gd)、元素名、旧「錷」 {ガドリニウム}

金8+1=総画数9 U+91D4
音読: イツ
◆イットリウムYttrium(Y)、元素名、旧「𨧐」 {イットリウム}

金5+1=総画数6 U+9486
音読: キュウ,ガ
◆弩牙ドガ、弩ド(機械仕掛けの弓)の弦を番(つが)え、矢を発射するための機具、同「釚」 {武器(弩)}
◆ガドリニウムGadolinium(Gd)、元素名、旧「錷」 {ガドリニウム}

金5+1=総画数6 U+9487
音読: イツ
◆イットリウムYttrium(Y)、元素名、旧「𨧐」 {イットリウム}
釚𨥐
金8+2=総画数10 U+491B
音読: キュウ[漢],グ[呉]
◆弩牙(ドガ)、弩ド(機械仕掛けの弓)の弦を番(つが)え、矢を発射するための機具、同「釓」「釻」 {武器(弩)}

金8+2=総画数10 U+91D5
音読: チョウ[漢呉]
◆「釕鈌チョウケツ」、髪に刺す飾り
◆「釕銱リョウチョウ」、門や窓の戸締り用の掛金(かけがね)
◆ルテニウムRuthenium(Ru)、元素名 {ルテニウム}

金8+2=総画数10 U+91D6
音読: トウ[漢呉]
◆刀、片刃の刃物の総称、同「刀」
筆順

金8+2=総画数10 U+91D7
音読: ショウ[漢呉]
◆角(かど)を削(けず)り取る、角を削って丸くする
◆勉(つと)める、励(はげ)む
漢字林(非部首部別)

金8+2=総画数10 U+91D8
音読: テイ[漢],チョウ[呉]
訓読: くぎ
◆物に打ち込んで固定するもの、細長く先が尖り、平らな頭が付いた"T"字形のもの
◆(釘を)打つ、同「𠄖」
筆順

金8+2=総画数10 U+91D9
音読: ハク
◆未詳「【玉篇:卷十八:金部第二百六十九:釙】普剝切金針」「【集韻:卷九:入聲上:覺第四:釙】金𨥥」
◆人名用字「【明史:卷一百十八:列傳第六:諸王三】…景泰元年薨子惠王徴釙嗣…(「景泰ケイタイ」は明代の元号で1450年~1457年)
◆ポロニウムPolonium(Po)、元素名 {ポロニウム}
𨥐䤛
金8+2=総画数10 U+91DA
音読: キュウ[漢],グ[呉]
◆弩牙(ドガ)、弩ド(機械仕掛けの弓)の弦を番(つが)え、矢を発射するための機具、同「釓」「釻」 {武器(弩)}
筆順

金8+2=総画数10 U+91DB
音読: コク[漢],ゴク[呉]
◆金(かね)、金属「【玉篇:卷十八:金部第二百六十九:釛】胡刻切金」「【龍龕手鑑:卷一:金部第一:釛】音八金類也」
筆順
釡𨥏
金8+2=総画数10 U+91DC
音読: フ[漢],ブ[呉]
訓読: かま
◆食材を煮炊する底が丸く深い鍋(なべ) {食器}
◆中国戦国時代の齊国の容量の単位、1釜(フ)=6斗4升 {各種単位}
漢字林(非部首部別)
筆順

金8+2=総画数10 U+91DD
音読: シン[漢呉]
訓読: はり
◆裁縫などに使う細長く先が尖ったもの
◆鍼(はり)治療などに使う細長い道具、針状のものや細長いメス状のものなどがある、同「鍼」
◆(針のように)細長く先の尖ったもの
筆順

金8+2=総画数10 U+91DE
音読: チュウ
◆先端が鋭く尖(とが)る、鋭(するど)い、またそのような鉄器、同「銛」

金8+2=総画数10 U+91DF
音読: ハツ[漢],ハチ[呉]
◆金属を鍛(きた)える、また加工する
筆順

金8+2=総画数10 U+91E0
音読: 未詳
◆未詳
釜𨥏
金8+2=総画数10 U+91E1
音読: フ[漢],ブ[呉]
訓読: かま
◆食材を煮炊する底が丸く深い鍋(なべ) {食器}
◆中国戦国時代の齊国の容量の単位、1釜(フ)=6斗4升 {各種単位}
筆順

金8+2=総画数10 U+91E2
音読: ナイ
◆ネオジムNeodymium(Nd)の旧名、現「釹」
◆ネプツニウムNeptunium(Np)の旧名、現「鎿」

金5+2=総画数7 U+9488
音読: シン[漢呉]
訓読: はり
◆裁縫などに使う細長く先が尖ったもの
◆鍼(はり)治療などに使う細長い道具、針状のものや細長いメス状のものなどがある、同「鍼」
◆(針のように)細長く先の尖ったもの

金5+2=総画数7 U+9489
音読: テイ[漢],チョウ[呉]
訓読: くぎ
◆物に打ち込んで固定するもの、細長く先が尖り、平らな頭が付いた"T"字形のもの
◆(釘を)打つ、同「𠄖」

金5+2=総画数7 U+948A
音読: ショウ[漢呉]
◆角(かど)を削(けず)り取る、角を削って丸くする
◆勉(つと)める、励(はげ)む

金5+2=総画数7 U+948B
音読: ハク
◆未詳「【玉篇:卷十八:金部第二百六十九:釙】普剝切金針」「【集韻:卷九:入聲上:覺第四:釙】金𨥥」
◆人名用字「【明史:卷一百十八:列傳第六:諸王三】…景泰元年薨子惠王徴釙嗣…(「景泰ケイタイ」は明代の元号で1450年~1457年)
◆ポロニウムPolonium(Po)、元素名 {ポロニウム}

金5+2=総画数7 U+948C
音読: チョウ[漢呉]
◆「钌鈌チョウケツ」、髪に刺す飾り
◆「钌铞リョウチョウ」、門や窓の戸締り用の掛金(かけがね)
◆ルテニウムRuthenium(Ru)、元素名 {ルテニウム}
𠊍金𨤾𨥄𨥀𠉓
金8+2=総画数10 U+2028D
音読: キン[漢],コン[呉]
訓読: かね、かな
◆黄金・白銀・赤銅・青銅・青鉛・黒鉄などの金属の総称、また黄金(こがね)色の金属の総称
◆(黄金のように)黄色い、輝く、美しい、貴重な、(金属のように)堅い
◆金属製のもの
◆銭ぜに、またその単位
◆五行(万物は木・火・土・金・水の五つ基本要素から成り、それぞれが生滅・盛衰・変化を繰り返し循環するるという考え)の一つ {五行}
◆金(Aurum[羅]、Au)、元素名 {金}
◆宋代の古王朝名、1115年~1234年、現黒竜江省・吉林省・遼寧省・内モンゴル自治区一帯を版図とした {宋(北宋)代}
𨤽
金8+2=総画数10 U+2893D
音読: ヒ
◆幅広で薄く長い鏃(やじり、矢の先端に取り付ける鋭く尖らせた部品)、同「鈚」
𨤾金𨥄𨥀𠊍𠉓
金8+2=総画数10 U+2893E
音読: キン[漢],コン[呉]
訓読: かね、かな
◆黄金・白銀・赤銅・青銅・青鉛・黒鉄などの金属の総称、また黄金(こがね)色の金属の総称
◆(黄金のように)黄色い、輝く、美しい、貴重な、(金属のように)堅い
◆金属製のもの
◆銭ぜに、またその単位
◆五行(万物は木・火・土・金・水の五つ基本要素から成り、それぞれが生滅・盛衰・変化を繰り返し循環するるという考え)の一つ {五行}
◆金(Aurum[羅]、Au)、元素名 {金}
◆宋代の古王朝名、1115年~1234年、現黒竜江省・吉林省・遼寧省・内モンゴル自治区一帯を版図とした {宋(北宋)代}
𨥀金𨤾𨥄𠊍𠉓
金8+2=総画数10 U+28940
音読: キン[漢],コン[呉]
訓読: かね、かな
◆黄金・白銀・赤銅・青銅・青鉛・黒鉄などの金属の総称、また黄金(こがね)色の金属の総称
◆(黄金のように)黄色い、輝く、美しい、貴重な、(金属のように)堅い
◆金属製のもの
◆銭ぜに、またその単位
◆五行(万物は木・火・土・金・水の五つ基本要素から成り、それぞれが生滅・盛衰・変化を繰り返し循環するるという考え)の一つ {五行}
◆金(Aurum[羅]、Au)、元素名 {金}
◆宋代の古王朝名、1115年~1234年、現黒竜江省・吉林省・遼寧省・内モンゴル自治区一帯を版図とした {宋(北宋)代}
𨥁
金8+2=総画数10 U+28941
音読: 未詳
◆未詳
鈍钝
金8+3=総画数11 U+491C
音読: トン[漢],ドン[呉]
訓読: にぶ・い、にぶ・る、のろ・い、なまくら
◆鋭くない
◆刃物の切れ味が悪い、また悪くなる
◆反応が遅い、また遅くなる
山部

金8+3=総画数11 U+91E3
音読: チョウ[漢呉]
訓読: つ・る、つり
◆鉤かぎ(先を曲げた金具)に引っ掛ける、また引っ掛けて魚を獲(と)る、同「魡」
◆(餌をぶら下げて)誘(おび)き出す、誘き出して手に入れる
◆吊(つ)る、吊り下げる
漢字林(非部首部別)
筆順

金8+3=総画数11 U+91E4
音読: サン[漢],セン[呉]
◆立って(腰を曲げずに)掃(はら)うようにして草などを刈(か)る柄(え)の長い鎌(かま)
◆サマリウムSamarium(Sm)、元素名 {サマリウム}

金8+3=総画数11 U+91E5
音読: ショウ[漢呉]
◆美しい、好(よ)い、美しい(状態・品質が良い)金属

金8+3=総画数11 U+91E6
音読: コウ[漢],ク[呉]
訓読: ぼたん
◆器の口を金銀や玉ギョク(美しく高貴な石)で飾る、またその飾りの付いた器
◆留金(とめがね)、合わせ目を繋ぎ留める金具、同「扣」
◆かんかんと短く繰り返し叩(たた)く
筆順

金8+3=総画数11 U+91E7
音読: セン[漢呉]
訓読: くしろ
◆腕や脚(あし)に着(つ)ける環状の飾り、「臂釧ヒセン(腕輪)」「脚釧キャクセン(脚輪)」 {服飾(腕輪)}
筆順

金8+3=総画数11 U+91E8
音読: シ
◆堅(かた)く強い、同「剛」「鋅」
◆人名用字「【弇山堂別集:卷三十五:郡王】棗強靖安王成釨隱(朱成釨シュセイシ、明代の棗強ソウキョウ国靖安セイアン王、1460年~1496年)
注解:「𨥂」

金8+3=総画数11 U+91E9
音読: ハン,ボン
◆金属製の杯(さかずき)、同「𨥧」
◆バナジウムVanadium( V)、元素名、旧「鐇」 {バナジウム}

金8+3=総画数11 U+91EA
音読: ウ[漢呉]
◆「鉢釪・鉢盂ハツウ」、僧侶が食事の時に使う金属製の鉢ハチ
◆「錞釪・錞于ジュンウ」、壺を逆さまにしたような形の青銅製の楽器で、上部が膨らみ吊り紐を付ける取っ手を兼ねた飾りが付く、鐘ショウ(かね)のように吊るし叩いて鳴らすが、下部が広がる「鐘」に対し「錞」は上部が膨らんでいる {楽器(打楽器)}

金8+3=総画数11 U+91EB
音読: ①オ[漢],ウ[呉]②カ[漢],ゲ[呉]

◆壁土などを塗る鏝(こて)、同「鋘」、木製のものは「杇」

◆田畑を耕(たがや)す農具で鍬(くわ)や鋤(すき)の類、同「鏵」

金8+3=総画数11 U+91EC
音読: カン[漢],ガン[呉]
◆腕に当てる防具、籠手(こて)、弓籠手(ゆごて)
◆半田(はんだ、金属を接合する金属)、半田付けする、同「焊」

金8+3=総画数11 U+91ED
音読: コウ[漢],ク[呉]
◆轂(こしき、車輪中央にある円筒形の部品)と車軸が擦(こす)れて轂が摩耗マモウしないように轂の内側に嵌(は)める筒状の金具、車軸側にもこれに対応する筒状の金具がありこれを「鐗」「鐧」「𨎫」という、「車釭シャコウ」、同「𨊧」「【說文解字注:金部:鐗】車軸鐵也(…車軸之在釭中者以鐵鍱裹之謂之鐗釋名曰鐗閒也閒釭軸之閒使不相摩也按釭中亦以鐵鍱裹之則鐵與鐵相摩而轂軸之木皆不傷乃名鐵之在軸者曰鐗在轂者曰釭)」 {乗物(車輪)}
◆壁(かべ)の横木(と柱)の連結部分を飾る金属製の金具
◆鏃(やじり)、矢柄・矢幹(やがら)の先端に取り付ける鋭く尖らせた部品

金8+3=総画数11 U+91EE
音読: セイ[漢],ザイ[呉]
◆刃物がよく切れるさま
鋩铓𨦵
金8+3=総画数11 U+91EF
音読: ボウ[漢],モウ[呉]
◆切っ先(きっさき)、刀や剣の刃の先端

金8+3=総画数11 U+91F0
音読: ①ケン[漢],コン[呉]②ジツ[漢],ニチ[呉]

◆両刃(もろは)のまっすぐな刀、剣ケン(つるぎ)、同「剣」

◆鈍(にぶ)い、切れ味が悪い

金8+3=総画数11 U+91F1
音読: ①テイ[漢],ダイ[呉]②タイ[漢],ダイ[呉]

◆足枷(あしかせ)、罪人の足に嵌める鉄製の輪また鎖、首枷は「鉗」

◆車輪の脱落を防ぐために軎エイ(車軸両端の円筒状の部品)と車軸を固定するための轄(くさび)、同「轄」 {乗物(車輪)}
鈻𨥈
金8+3=総画数11 U+91F2
音読: シ
◆鏃(やじり)の矢柄・矢幹(やがら)に差し込む部分 {武器(弓箭)}
𨰿𨥊
金8+3=総画数11 U+91F3
音読: キツ[漢],コチ[呉]
◆長方形の金属製の飾り、中央に二つの孔が通してあり、そこにキジ(雉、キジ科キジ属の鳥)の尾を差し込む、轅エン(ながえ、車の両側から前方に向かって取り付ける二本の棒)に取り付け馬がぶつかり合うのを防ぐためのものという、「方釳ホウキツ」「【西清續鑑:甲編:第十八:漢方釳】右通長八寸五分濶三寸三分中空一寸八分以紫檀飾之兩鑿各徑八分重三十二兩按後漢書輿服志金鍐方釳插翟尾又張衡東京賦方釳左纛李善註以五寸鐵中髙兩頭低如山形翟尾結著轅兩邊防馬相突此器以銅為之知漢時不專用鐵如善■云也(但し異説あり「【說文解字注:金部:釳】…乗輿馬頭上防釳角所以防網羅釳以翟尾鐵翮象之也…」)

金8+3=総画数11 U+91F4
音読: ヨク[漢],イキ[呉]
◆耳が横に付いている鼎(かなえ)、鼎は一般に口の部分に耳が付く

金8+3=総画数11 U+91F5
音読: サイ[漢],セ[呉],サ[慣]
訓読: かんざし
◆先が二つ(或いは三つ)に分かれている笄(こうがい)や簪(かんざし)、棒状のものは「笄」「簪」 {服飾(髪飾)}
筆順

金8+3=総画数11 U+91F6
音読: シ[漢],セ[呉],シャ[漢],ジャ[呉]
◆柄(え)の短い矛(ほこ、柄の先に付ける短い両刃の剣を柄の先に付けた槍のような武器)、同「鉈」「鍦」「𥍸」
筆順

金8+3=総画数11 U+91F7
音読: ト
◆トリウムThorium(Th)、元素名 {トリウム}

金8+3=総画数11 U+91F8
音読: セキ
◆ケイ素(珪素、硅素、Silicon、Si)の旧名、現在は「硅」

金8+3=総画数11 U+91F9
音読: ジョ,ニョ
◆ネオジムNeodymium(Nd)、元素名、旧「釢」 {ネオジム}

金8+3=総画数11 U+91FA
音読: セン
◆鏨(たがね)や錐(きり)

金8+3=総画数11 U+91FB
音読: キュウ[漢],グ[呉]
訓読: つく、かん
◆弩牙(ドガ)、弩ド(機械仕掛けの弓)の弦を番(つが)え、矢を発射するための機具、同「釚」「【康熙字典:戌集上:金部:銶】…通作釻」 {武器(弩)}
◆[日]物を引っ掛けるための金具、箪笥などの取っ手や、釜・鍋などを吊り上げるために耳に通す環状の金具
筆順

金8+3=総画数11 U+91FC
音読: ①ケン[漢],コン[呉]②ジツ[漢],ニチ[呉]

◆両刃(もろは)のまっすぐな刀、剣ケン(つるぎ)、同「剣」

◆鈍(にぶ)い、切れ味が悪い
筆順

金5+3=総画数8 U+948D
音読: ト
◆トリウムThorium(Th)、元素名 {トリウム}

金5+3=総画数8 U+948E
音読: セン
◆鏨(たがね)や錐(きり)

金5+3=総画数8 U+948F
音読: セン[漢呉]
訓読: くしろ
◆腕や脚(あし)に着(つ)ける環状の飾り、「臂釧ヒセン(腕輪)」「脚釧キャクセン(脚輪)」 {服飾(腕輪)}

金5+3=総画数8 U+9490
音読: サン[漢],セン[呉]
◆立って(腰を曲げずに)掃(はら)うようにして草などを刈(か)る柄(え)の長い鎌(かま)
◆サマリウムSamarium(Sm)、元素名 {サマリウム}

金5+3=総画数8 U+9491
音読: ソウ[漢呉],ソウ[漢],シュウ[呉]
◆矛(ほこ、両刃の剣)に柄(え)を取り付けた小形の武器、同「鋋」「鎩」
◆「钑镂ソウロウ」、金銀などを鏤(ちりば)めた細かい模様

金5+3=総画数8 U+9492
音読: ハン,ボン
◆金属製の杯(さかずき)、同「𨥧」
◆バナジウムVanadium( V)、元素名、旧「鐇」 {バナジウム}

金5+3=総画数8 U+9493
音読: チョウ[漢呉]
訓読: つ・る、つり
◆鉤かぎ(先を曲げた金具)に引っ掛ける、また引っ掛けて魚を獲(と)る、同「魡」
◆(餌をぶら下げて)誘(おび)き出す、誘き出して手に入れる
◆吊(つ)る、吊り下げる

金5+3=総画数8 U+9494
音読: ボン,モン
◆メンデレビウムMendelevium(Md)、元素名 {メンデレビウム}

金5+3=総画数8 U+9495
音読: ジョ,ニョ
◆ネオジムNeodymium(Nd)、元素名、旧「釢」 {ネオジム}
鍚鐊
金5+3=総画数8 U+9496
音読: ヨウ[漢呉]
◆馬の額(ひたい)に着ける金属製の飾り、鈴のような音が鳴る、「鍚鸞・鍚鑾ヨウラン」「【春秋左傳正義(春秋左傳注疏):卷四:桓公二年】鍚鸞和鈴昭其聲也(《注》錫在馬額鸞在鑣和在衡鈴在旂動皆有鳴聲)」「【全唐詩(欽定全唐詩):卷七百六十三:張昭 張昭南漢時人詩一首 漢宗廟樂舞辭】…髣髴鍚鑾下蘂珠…」
◆盾(たて)の背(せ、表側)の金属製の飾り

金5+3=総画数8 U+9497
音読: サイ[漢],セ[呉],サ[慣]
訓読: かんざし
◆先が二つ(或いは三つ)に分かれている笄(こうがい)や簪(かんざし)、棒状のものは「笄」「簪」 {服飾(髪飾)}
𨥂
金8+3=総画数11 U+28942
音読: ケツ[漢],ケチ[呉]
◆長い柄(え)の先に戈カ(ほこ)や矛ボウ・ム(ほこ)を取り付けた戟ゲキ(ほこ)、一部では矛ボウ・ム(ほこ)を取り付けていないものを指すという、同「鏔」「【方言:第九】戟楚謂之𨥂(取名於鈎𨥂也)凡戟而無刃秦晉之間謂之𨥂或謂之鏔(音寅)吳揚之間謂之戈…」 {武器(刀剣槍)} {武器(矛戈戟)}
注解:「釨」
𨥃
金8+3=総画数11 U+28943
音読: ハン[漢],ヘン[呉]
◆容器のつる(提げたり吊ったりするための"∩"字状の取っ手)
𨥄金𨤾𨥀𠊍𠉓
金8+3=総画数11 U+28944
音読: キン[漢],コン[呉]
訓読: かね、かな
◆黄金・白銀・赤銅・青銅・青鉛・黒鉄などの金属の総称、また黄金(こがね)色の金属の総称
◆(黄金のように)黄色い、輝く、美しい、貴重な、(金属のように)堅い
◆金属製のもの
◆銭ぜに、またその単位
◆五行(万物は木・火・土・金・水の五つ基本要素から成り、それぞれが生滅・盛衰・変化を繰り返し循環するるという考え)の一つ {五行}
◆金(Aurum[羅]、Au)、元素名 {金}
◆宋代の古王朝名、1115年~1234年、現黒竜江省・吉林省・遼寧省・内モンゴル自治区一帯を版図とした {宋(北宋)代}
𨥅
金8+3=総画数11 U+28945
音読: 未詳
◆未詳「【中華字海:金部:𨥅】同"杖"」
𨥆
金8+3=総画数11 U+28946
訓読: さん、きゅう、なた、ひさ
◆[日]人名用字 {和製漢字の辞典:金部:𨥆}
𨥇
金8+3=総画数11 U+28947
音読: チュウ
◆未詳「【字彙補:戌集:金部:𨥇】之酉切音肘義闕」
𨥈鈻釲
金8+3=総画数11 U+28948
音読: シ
◆鏃(やじり)の矢柄・矢幹(やがら)に差し込む部分 {武器(弓箭)}
𨥉
金8+3=総画数11 U+28949
訓読: さん、もじきり
◆[日]"T"字形の取っ手が付いて先端が螺旋(ラセン)状になっている錐(きり)、同「䤠」「𫒆」 {和製漢字の辞典:金部:𨥉}
𨰿釳𨥊
金5+3=総画数8 U+28C3F
音読: キツ[漢],コチ[呉]
◆長方形の金属製の飾り、中央に二つの孔が通してあり、そこにキジ(雉、キジ科キジ属の鳥)の尾を差し込む、轅エン(ながえ、車の両側から前方に向かって取り付ける二本の棒)に取り付け馬がぶつかり合うのを防ぐためのものという、「方釳ホウキツ」「【西清續鑑:甲編:第十八:漢方釳】右通長八寸五分濶三寸三分中空一寸八分以紫檀飾之兩鑿各徑八分重三十二兩按後漢書輿服志金鍐方釳插翟尾又張衡東京賦方釳左纛李善註以五寸鐵中髙兩頭低如山形翟尾結著轅兩邊防馬相突此器以銅為之知漢時不專用鐵如善■云也(但し異説あり「【說文解字注:金部:釳】…乗輿馬頭上防釳角所以防網羅釳以翟尾鐵翮象之也…」)
𫒆
金8+3=総画数11 U+2B486
訓読: もじきり
◆[日]"T"字形の取っ手が付いて先端が螺旋(ラセン)状になっている錐(きり)、同「𨥉」「䤠」 {和製漢字の辞典:金部:𫒆}

金8+4=総画数12 U+491E
音読: イン[漢呉]
◆鋭く尖(とが)った矛(ほこ、両刃の短い剣、またそれを長い柄の先に付けた槍のような武器)の類「【說文解字注:金部:鈗】侍臣所執兵也从金允聲周書曰一人冕執鈗讀若允(按顧命作執銳僞孔傳云銳矛屬也…)」

金8+4=総画数12 U+4920
訓読: もじきり
◆[日]"T"字形の取っ手が付いて先端が螺旋(ラセン)状になっている錐(きり)、同「𨥉」「𫒆」 {和製漢字の辞典:金部:䤠}

金5+4=総画数9 U+497A
音読: ヤ[漢呉]
◆「镆䥺バクヤ」、春秋時代(前770年~前5世紀)の呉国の人、干將カンショウの妻、また干將が造ったとされる二つの名剣の一つ、同「鏌鋣」「【後漢書:卷八十二:崔駰列傳】…選利器於良材求鏌鋣於明智(吳越春秋曰干將吳人也造二劒一曰干將二曰莫邪莫邪者干將之妻名也…)」
◆アインスタイニウムEinsteinium(Es)の旧名、現「鎄」
欠部
水部

金8+4=総画数12 U+91FD
音読: ヘキ[漢],ヒャク[呉]
◆断(た)つ、断ち切る、切り落とす、木などを切る道具、同「䤨」、布などを切る道具を「摫」
◆切り分ける、分析する
◆刀の刃の表面の紋様モンヨウ、錵(にえ)

金8+4=総画数12 U+91FE
音読: ヤ[漢呉]
◆「鏌釾バクヤ」、春秋時代(前770年~前5世紀)の呉国の人、干將カンショウの妻、また干將が造ったとされる二つの名剣の一つ、同「鏌鋣」「【後漢書:卷八十二:崔駰列傳】…選利器於良材求鏌鋣於明智(吳越春秋曰干將吳人也造二劒一曰干將二曰莫邪莫邪者干將之妻名也…)」
◆アインスタイニウムEinsteinium(Es)の旧名、現「鎄」

金8+4=総画数12 U+91FF
音読: キン[漢],コン[呉],ギン[漢],ゴン[呉]
◆斧(おの、振り下ろして物を切る重い刃の付いた道具)や手斧(ちょうな、切り出した木から不要な枝を切り落としたり皮を削り落としたりする道具)の類、斧である程度の形にまで粗削りする、同「斤」「䤺」
◆戦国時代の魏(紀元前403年~紀元前225年)の重さの単位、1釿=20両、後に「斤」を用いるようになる {各種単位}
筆順

金8+4=総画数12 U+9200
音読: ハ[漢],ヘ[呉]
◆兵車ヘイシャの一種
◆土を掘り起こし平らにする農具の一種、同「耙」
◆パラジウムPalladium(Pd)、元素名 {パラジウム}

金8+4=総画数12 U+9201
音読: ホウ[漢呉]
◆酒などを入れるための胴が膨らんだ方形の壺、同「鑍」 {食器(酒器 爵・鈁)}
◆煮炊き用の大きな鍋(なべ)の類、同「鑊」
◆フランシウムFrancium(Fr)、台湾では「鍅」、元素名 {フランシウム}

金8+4=総画数12 U+9202
音読: ①チン[漢],ジン[呉]②シン[漢],ジン[呉]

◆田畑を耕すための鍬ショウ(日本で鋤すきと呼ばれる農具)や鋤ソ・ジョ(日本で鍬くわと呼ばれる農具)の類

◆田畑を掘(ほ)る、また耕(たがや)す、同「𣜣」
銒钘𨨵
金8+4=総画数12 U+9203
音読: ケイ[漢],ギョウ[呉]
◆首が細長く胴が膨らみ釣鐘のように下が広がっている酒壺、同「𦈨」
◆祭礼の際に羹(あつもの、野菜などを煮込んだ吸物)を盛る三本足で蓋付きの器、小形の鼎(かなえ)、同「鉶」

金8+4=総画数12 U+9204
音読: トウ[漢],ツ[呉]
◆酒を入れる蓋付きの容器

金8+4=総画数12 U+9205
音読: ゲツ[漢],ゴチ[呉]
◆兵器の名、一説に「鉞(まさかり)」「【正字通:戌集上:金部:鈅】舊註音月兵器一説戉鉞通俗作鈅」

金8+4=総画数12 U+9206
音読: エン[漢呉]
◆同「鉛」
◆「濮鈆ボクエン」、古国名、都の南方百里以遠の地(「野ヤ」という)にあったという「【爾雅注疏:釋地】野(…)東至於泰遠西至於邠國南至於濮鈆北至於祝栗謂之四極…」

金8+4=総画数12 U+9207
音読: フ[漢呉]
◆斧(おの)、草などを切る斧(おの)、同「斧」
◆フレロビウムFlerovium(Fl)、元素名 {フレロビウム}

金8+4=総画数12 U+9208
音読: ヒ,ビ,プゥ
◆同「鉟」
◆プルトニウムPlutonium(Pu)、元素名 {プルトニウム}

金8+4=総画数12 U+9209
音読: ゼイ[漢],ネ,ネイ[呉]
◆先が尖(とが)る、尖っている
◆先が尖ったもの(凸状のもの)を凹状のところに入れ込む、嵌(は)め込む
◆ナトリウムNatrium[独](Na)、元素名 {ナトリウム}

金8+4=総画数12 U+920A
音読: シン[漢呉]
◆金(或いは金属)の名
◆人名用字、「田鈊デンシン(生没未詳「【山東通志:卷十五之一:選舉志:丙子科】田鈊(聊城人)」)」「高鈊コウシン(生没未詳「【四川通志:卷三十一:皇清職官:鹽亭縣知縣】高鈊(鑲黃旗監生康熙五十九年任)」)」「黃鈊コウシン(生没未詳「【清稗類鈔:獄訟類:順治丁酉河南科場案】…河南主考官黃鈊…」)」
𨱂
金8+4=総画数12 U+920B
音読: ガ[漢呉]
◆尖(とが)った角(かど)が削られて丸くなる、角を削って丸くする
𨥻
金8+4=総画数12 U+920C
音読: ケツ[漢],ケチ[呉]
◆突き刺す
◆「釕鈌チョウケツ」、髪に刺す飾り
◆欠(か)ける、同「缺」
◆未詳「【蔡中郎集:卷一:黃鉞銘】…眎事三年馬不帶鈌(鈌鈔本作缺)…」「【清史稿:災異志五】…巫山民家牛產一犢三目四耳舌端有鈌胸列四蹄脊後分為二身各二蹄一尾…」
钝䤜
金8+4=総画数12 U+920D
音読: トン[漢],ドン[呉]
訓読: にぶ・い、にぶ・る、のろ・い、なまくら
◆鋭くない
◆刃物の切れ味が悪い、また悪くなる
◆反応が遅い、また遅くなる
筆順
鉤钩
金8+4=総画数12 U+920E
音読: コウ[漢],ク[呉]
訓読: かぎ
◆引っ掛けるために"」J"字状に針や棒の先を曲げたもの、フックhook、またそこに引っ掛ける、「帯鈎タイコウ(帯の留め具、帯留め)」 {服飾(留具)}
◆"」J"字状に曲がったもの、引っ掛けるようにして切る刀や鎌など
◆(奥にあるものを)引っ掛けるようにして取り出す
◆「鉤繩規矩コウジョウキク」「規矩鉤繩キクコウジョウ」◇曲がる線を描く道具(曲尺や雲形定規のようなものと思われる)と縄(墨縄、直線を引く道具)◇物事の基準となるもの
筆順

金8+4=総画数12 U+920F
音読: イン[漢呉]
◆スズ(錫、Stannum[羅]、Sn)の別名
钤𨥩
金8+4=総画数12 U+9210
音読: ケン[漢],ゲン[呉]
◆轄(くさび)、車輪の脱落を防ぐために軎エイ(車軸両端の円筒状の部品)と車軸を固定するための部品、同「轄」
◆楔(くさび)、扉や戸を閉じる錠ジョウ、鎖(くさり)などの戸締り用の道具
◆封をする、封印する、封印するための印鑑
◆「鈐𨬍ケンタ」、大きな犂(すき、牛に引かせて土を起すための農具)
◆「鉤鈐コウケン」、二十八宿東方青龍セイリュウの一つ房宿ボウシュクに属する星官(セイカン、中国古来独自の星座)の名、現在の星座では蠍座(さそりざ)に属する

金8+4=総画数12 U+9211
音読: ハン[漢],ヘン[呉],バン[慣]
◆金属の板(いた)、金属を叩いて薄く平らに延ばしたもの、「鈑金・板金バンキン」
筆順

金8+4=総画数12 U+9212
音読: ソウ[漢呉],ソウ[漢],シュウ[呉]
◆矛(ほこ、両刃の剣)に柄(え)を取り付けた小形の武器、同「鋋」「鎩」
◆「鈒鏤ソウロウ」、金銀などを鏤(ちりば)めた細かい模様

金8+4=総画数12 U+9213
音読: ジン[漢],ニン[呉]
◆未詳「【淮南鴻烈解:卷十九:脩務訓】今劔或絕側羸文齧缺卷銋而稱以頃㐮之劔則貴之爭帶之(絕無側羸無文齧齒卷銋鈍弊無刃…銋鑚犀之稔也)(「頃㐮ケイジョウ」は戦国時代(前5世紀~前221年)の楚ソ(前11世紀~前223年)の国王)
◆「鍖銋チンジン」、未詳「【王諫議集:賦:洞簫賦】…行鍖銋以和囉風鴻洞而不絕兮…」

金8+4=総画数12 U+9214
音読: ソウ[漢],ショウ[呉]
◆(さっと)奪い取る、掠(かす)め取る、盗み取る、同「抄」
◆(さっと)掬(すく)い取る、掬い上げる、同「抄」「摷」
◆書き写す、謄写トウシャする、同「抄」、「鈔本ショウホン」
◆一部分だけを選び書き写す、またそれを一つに纏(まと)めた書物、同「抄」
◆札サツ、紙幣、版を作り印刷した通貨、「鈔票ソウヒョウ・ショウヒョウ」、宋代(960年~1279年)の頃から発行されるようになったという
筆順

金8+4=総画数12 U+9215
音読: ジュウ[漢],ニュウ[呉],チュウ[慣]
◆手で撮(つま)み持ったり紐(ひも)を通したりするための突起、印鑑や鏡(かがみ、金属製の古鏡)などの突起
◆器物の突起
◆衣服の釦(ボタンbutton)、同「釦」
◆スイッチswitchの類
◆手枷(てかせ)、両手に嵌(は)める刑具、同「杻」「杽」
筆順

金8+4=総画数12 U+9216
音読: フン[漢呉]
◆玉ギョク(美しく高貴な石)の名
筆順

金8+4=総画数12 U+9217
音読: イン[漢呉]
◆鋭く尖(とが)った矛(ほこ、両刃の短い剣、またそれを長い柄の先に付けた槍のような武器)の類「【說文解字注:金部:鈗】侍臣所執兵也从金允聲周書曰一人冕執鈗讀若允(按顧命作執銳僞孔傳云銳矛屬也…)」
䰙𢾿
金8+4=総画数12 U+9218
音読: ギ
◆米などを磨(と)ぐ釜状の器
◆丸底で口が比較的大きい三本足の釜
漢字林(非部首部別)

金8+4=総画数12 U+9219
音読: キン[漢],ゴン[呉]
◆(さっと)手で押さえる、取り押さえる、押さえて動けないようにする、同「捦」「擒」「㩒」「扲」
漢字林(非部首部別)

金8+4=総画数12 U+921A
音読: ヒ[漢],ビ[呉]
◆幅広で薄く長い鏃(やじり、矢の先端に取り付ける鋭く尖らせた部品)、「鈚箭ヒセン」、同「𨤽」「鎞」「錍」
◆犂(すき、土を起こすシャベルshovel状の農具)の刃、同「鎞」

金8+4=総画数12 U+921B
音読: カ
◆鍋(なべ)、食材を煮炊きするための円形の鍋、またそのような形をした容器、同「鍋」
◆元素名コロンビウム(現ニオブNiobium、Nb)の旧名、現「鈮」

金8+4=総画数12 U+921C
音読: コウ[漢],オウ[呉]
◆金属が打ち当たる音、鐘(かね)や鼓(つづみ)などの音、「鏗鈜コウコウ」

金8+4=総画数12 U+921D
音読: イン
◆未詳「【龍龕手鑑:卷一:金部第一:鈝】同*{⿰(⿱𠆢杏)牛}玉篇于今反在呪中(《欽定四庫全書》本)では「*鈝」」
◆人名用字、「翊鈝(音未詳、生没未詳「【弇山堂別集:卷三十六:郡王】臨朐榮簡王厚燨懿…子今王翊鈝嗣」)」
钧𨥒銁銞
金8+4=総画数12 U+921E
音読: キン[漢呉]
◆重量の単位 {各種単位}
◆陶器を作るときに用いる轆轤台ロクロダイ
◆(力や形などが)均(ひと)しいさま、釣り合うさま、またそのような役割を担う人、また能力のある人
◆尊敬を表す語、「鈞鑒キンカン」は「ご高覧コウランいただきたい」の意
漢字林(非部首部別)
筆順

金8+4=総画数12 U+921F
音読: チョウ[漢呉]
◆吊(つ)る、吊るす
◆魚を釣(つ)る、同「釣」
𨱁
金8+4=総画数12 U+9220
音読: エキ[漢],ヤク[呉]
◆器(うつわ)、未詳
◆小形の矛(ほこ)、両刃の短い剣(つるぎ)

金8+4=総画数12 U+9221
音読: チュウ
◆未詳
◆人名用字「陳正鈡チンセイチュウ「【四川通志:卷三十一:皇清職官】江南舉人康熙二十年任」

金8+4=総画数12 U+9222
音読: キ
◆天子や諸侯の印鑑、同「璽」「鉩」

金8+4=総画数12 U+9223
音読: カイ
◆カルシウムCalcium(Ca)、元素名 {カルシウム}

金8+4=総画数12 U+9224
音読: ジツ
◆ゲルマニウムGermanium(Ge)の旧名、現「鍺」
◆ラジウムRadium(Ra)の旧名、現「鐳」

金8+4=総画数12 U+9225
音読: カ
◆ホルミウムHolmium(Ho)、元素名 {ホルミウム}

金8+4=総画数12 U+9226
音読: タイ
◆チタンTitanium(Ti)、元素名、旧「鐟」 {チタン}

金8+4=総画数12 U+9227
音読: コウ[漢呉]
◆スカンジウムScandium(Sc)、元素名、旧「鉰」「錹」「鏮」 {スカンジウム}

金8+4=総画数12 U+9228
訓読: はばき
◆[日]日本刀で鍔を固定し鞘から刀身が抜けないようにするための金具、同「鎺」

金8+4=総画数12 U+9229
音読: ロ[漢],ル[呉]
◆火を焚き物を温めたり焼いたりする設(しつら)え、囲炉裏(いろり)、同「爐(炉)」
◆炭や火種を入れる金属製の器
◆酒を温める土製の竈(かまど)、酒屋、同「壚」
◆「鑉鑪、鉀鑪コウロ」、矢柄・矢幹(やがら、矢の棒)の名、小さく(細く)長い矢柄で途中に二つの孔を穿(うが)ったものという、同「鉀鑪コウロ」「【方言:第九】箭其小而長中穿二謂之鉀鑪(今箭錍鑿空兩邊者也…)」
◆ラザホージウムRutherfordium(Rf)、元素名 {ラザホージウム}
筆順

金8+4=総画数12 U+922A
音読: アク,ヤク
◆腕輪

金8+4=総画数12 U+922B
音読: キン[漢],ゴン[呉]
◆(さっと)手で押さえる、取り押さえる、押さえて動けないようにする、同「捦」「擒」「㩒」「扲」
鐸铎
金8+4=総画数12 U+922C
音読: タク[漢],ダク[呉]
◆下向きにして揺らして鳴らす大きな鈴(すず)、揺らすことで内部に吊るした舌ゼツ(した)が内壁にぶつかり音が出る、金属製の舌のものは「金鐸」といい軍事に関する通知・通達の際に用い、木製のものを「木鐸」といい文事ブンジ(軍事以外のこと)に関する通知・通達の際に用いるという「【說文解字注:金部:鐸】大鈴也(𡔷人以金鐸通𡔷注鐸大鈴也謂鈴之大者說者謂軍法所用金鈴金舌謂之金鐸施令時所用金鈴木舌則謂之木鐸…)」 {楽器(打楽器)}
◆牛などの首に掛ける鈴
筆順
銒鈃𨨵
金5+4=総画数9 U+9498
音読: ケイ[漢],ギョウ[呉]
◆首が細長く胴が膨らみ釣鐘のように下が広がっている酒壺、同「𦈨」
◆祭礼の際に羹(あつもの、野菜などを煮込んだ吸物)を盛る三本足で蓋付きの器、小形の鼎(かなえ)、同「鉶」

金5+4=総画数9 U+9499
音読: カイ
◆カルシウムCalcium(Ca)、元素名 {カルシウム}

金5+4=総画数9 U+949A
音読: ヒ,ビ,プゥ
◆同「鉟」
◆プルトニウムPlutonium(Pu)、元素名 {プルトニウム}

金5+4=総画数9 U+949B
音読: タイ
◆チタンTitanium(Ti)、元素名、旧「鐟」 {チタン}
鈍䤜
金5+4=総画数9 U+949D
音読: トン[漢],ドン[呉]
訓読: にぶ・い、にぶ・る、のろ・い、なまくら
◆鋭くない
◆刃物の切れ味が悪い、また悪くなる
◆反応が遅い、また遅くなる

金5+4=総画数9 U+949E
音読: ソウ[漢],ショウ[呉]
◆(さっと)奪い取る、掠(かす)め取る、盗み取る、同「抄」
◆(さっと)掬(すく)い取る、掬い上げる、同「抄」「摷」
◆書き写す、謄写トウシャする、同「抄」、「鈔本ショウホン」
◆一部分だけを選び書き写す、またそれを一つに纏(まと)めた書物、同「抄」
◆札サツ、紙幣、版を作り印刷した通貨、「鈔票ソウヒョウ・ショウヒョウ」、宋代(960年~1279年)の頃から発行されるようになったという

金5+4=総画数9 U+949F
音読: ショウ,シュウ
◆繁「鐘」
◆繁「鍾」

金5+4=総画数9 U+94A0
音読: ゼイ[漢],ネ,ネイ[呉]
◆先が尖(とが)る、尖っている
◆先が尖ったもの(凸状のもの)を凹状のところに入れ込む、嵌(は)め込む
◆ナトリウムNatrium[独](Na)、元素名 {ナトリウム}

金5+4=総画数9 U+94A1
音読: ハイ[漢呉]
◆鋳造する前の状態の鉄や銅の塊
◆バリウムBarium(Ba)、元素名 {バリウム}
鋼鎠
金5+4=総画数9 U+94A2
音読: コウ[漢呉]
訓読: はがね
◆焼(やき)を入れて堅く強く鍛(きた)えた鉄、「鋼鉄コウテツ」
◆堅く強いさま

金5+4=総画数9 U+94A3
音読: ハン[漢],ヘン[呉],バン[慣]
◆金属の板(いた)、金属を叩いて薄く平らに延ばしたもの、「钣金・板金バンキン」
鈐𨥩
金5+4=総画数9 U+94A4
音読: ケン[漢],ゲン[呉]
◆轄(くさび)、車輪の脱落を防ぐために軎エイ(車軸両端の円筒状の部品)と車軸を固定するための部品、同「轄」
◆楔(くさび)、扉や戸を閉じる錠ジョウ、鎖(くさり)などの戸締り用の道具
◆封をする、封印する、封印するための印鑑
◆「钤𨬍ケンタ」、大きな犂(すき、牛に引かせて土を起すための農具)
◆「钩钤コウケン」、二十八宿東方青龍セイリュウの一つ房宿ボウシュクに属する星官(セイカン、中国古来独自の星座)の名、現在の星座では蠍座(さそりざ)に属する

金5+4=総画数9 U+94A5
音読: ヤク[漢呉]
訓読: かぎ
◆扉や戸を閉じて開かないようにするための道具(中国では「鎖」、日本では「錠前」)
◆扉や戸を閉じて開かないようにする、錠ジョウ(中国では「鎖」)をおろす
◆閂(かんぬき、閉じた門扉が開かないようにするために扉の内側に渡す横棒)に設けた穴と地上部に設けた穴に渡す縦棒、閂を固定するための縦棒、同「𨷲」
◆「钥匙ヤクシ」、錠前(じょうまえ、扉や戸を閉じて開かないようにするための道具、中国では「鎖」)を開けるための鍵(かぎ)、同「籥」
◆鍵となるところ、枢要スウヨウなところ、重要なところ
欽𣣽
金5+4=総画数9 U+94A6
音読: キン[漢],コン[呉]
◆敬う、敬い慎み深く振る舞う、畏(かしこ)まる
◆天子の行為に冠して敬意を示す語
◆欠伸(あくび)をするさま「【說文解字注:金部:欽】欠皃(凡气不足而後欠欽者倦而張口之皃也…)」
漢字林(非部首部別)
鈞𨥒銁銞
金5+4=総画数9 U+94A7
音読: キン[漢呉]
◆重量の単位 {各種単位}
◆陶器を作るときに用いる轆轤台ロクロダイ
◆(力や形などが)均(ひと)しいさま、釣り合うさま、またそのような役割を担う人、また能力のある人
◆尊敬を表す語、「鈞鑒キンカン」は「ご高覧コウランいただきたい」の意

金5+4=総画数9 U+94A8
音読: オ[漢],ウ[呉]
◆「钨錥ウイク」、小さな釜
◆タングステンTungsten(Wolframium[羅]、W)、元素名 {タングステン}
鉤鈎
金5+4=総画数9 U+94A9
音読: コウ[漢],ク[呉]
訓読: かぎ
◆引っ掛けるために"」J"字状に針や棒の先を曲げたもの、フックhook、またそこに引っ掛ける、「带钩タイコウ(帯の留め具、帯留め)」 {服飾(留具)}
◆"」J"字状に曲がったもの、引っ掛けるようにして切る刀や鎌など
◆(奥にあるものを)引っ掛けるようにして取り出す
◆「钩绳规矩コウジョウキク」「规矩钩绳キクコウジョウ」◇曲がる線を描く道具(曲尺や雲形定規のようなものと思われる)と縄(墨縄、直線を引く道具)◇物事の基準となるもの

金5+4=総画数9 U+94AA
音読: コウ[漢呉]
◆スカンジウムScandium(Sc)、元素名、旧「鉰」「錹」「鏮」 {スカンジウム}

金5+4=総画数9 U+94AB
音読: ホウ[漢呉]
◆酒などを入れるための胴が膨らんだ方形の壺、同「鑍」 {食器(酒器 爵・鈁)}
◆煮炊き用の大きな鍋(なべ)の類、同「鑊」
◆フランシウムFrancium(Fr)、台湾では「鍅」、元素名 {フランシウム}

金5+4=総画数9 U+94AC
音読: カ
◆ホルミウムHolmium(Ho)、元素名 {ホルミウム}

金5+4=総画数9 U+94AD
音読: トウ[漢],ツ[呉]
◆酒を入れる蓋付きの容器

金5+4=総画数9 U+94AE
音読: ジュウ[漢],ニュウ[呉],チュウ[慣]
◆手で撮(つま)み持ったり紐(ひも)を通したりするための突起、印鑑や鏡(かがみ、金属製の古鏡)などの突起
◆器物の突起
◆衣服の釦(ボタンbutton)、同「釦」
◆スイッチswitchの類
◆手枷(てかせ)、両手に嵌(は)める刑具、同「杻」「杽」

金5+4=総画数9 U+94AF
音読: ハ[漢],ヘ[呉]
◆兵車ヘイシャの一種
◆土を掘り起こし平らにする農具の一種、同「耙」
◆パラジウムPalladium(Pd)、元素名 {パラジウム}
𨥊釳𨰿
金8+4=総画数12 U+2894A
音読: キツ[漢],コチ[呉]
◆長方形の金属製の飾り、中央に二つの孔が通してあり、そこにキジ(雉、キジ科キジ属の鳥)の尾を差し込む、轅エン(ながえ、車の両側から前方に向かって取り付ける二本の棒)に取り付け馬がぶつかり合うのを防ぐためのものという、「方釳ホウキツ」「【西清續鑑:甲編:第十八:漢方釳】右通長八寸五分濶三寸三分中空一寸八分以紫檀飾之兩鑿各徑八分重三十二兩按後漢書輿服志金鍐方釳插翟尾又張衡東京賦方釳左纛李善註以五寸鐵中髙兩頭低如山形翟尾結著轅兩邊防馬相突此器以銅為之知漢時不專用鐵如善■云也(但し異説あり「【說文解字注:金部:釳】…乗輿馬頭上防釳角所以防網羅釳以翟尾鐵翮象之也…」)
𨥋
金8+4=総画数12 U+2894B
音読: チュウ
◆手枷(てかせ)、両手に嵌(は)める刑具、同「杻」「杽」「鈕」
𨥌
金8+4=総画数12 U+2894C
音読: シ[漢呉],イ[漢呉]
◆甑(こしき)、底に孔(あな)を開けた釜状の器、下から蒸気を立たせて蒸し器として使う
◆小さな刀
漢字林(非部首部別)
𨥍𨥢
金8+4=総画数12 U+2894D
音読: キョウ,ク,クウ
◆斧(おの)に設ける柄を差し込むための孔(あな)、同「銎」「銃」
𨥎鏦𨦱
金8+4=総画数12 U+2894E
音読: ショウ[漢],シュ[呉]
◆短い矛(ほこ)、両刃の剣(つるぎ)で、柄(え)を取り付けられるようにしたもの
◆(矛で)突き刺す
◆「鏦鏦ショウショウ」、金属の鳴る音の形容
◆鐘(かね)や鼓(つづみ)を打つ
𨥏釜釡
金8+4=総画数12 U+2894F
音読: フ[漢],ブ[呉]
訓読: かま
◆食材を煮炊する底が丸く深い鍋(なべ) {食器}
◆中国戦国時代の齊国の容量の単位、1釜(フ)=6斗4升 {各種単位}
𨥐釚䤛
金8+4=総画数12 U+28950
音読: キュウ[漢],グ[呉]
◆弩牙(ドガ)、弩ド(機械仕掛けの弓)の弦を番(つが)え、矢を発射するための機具、同「釓」「釻」 {武器(弩)}
𨥑鑛鉱鋛𨥥𨨭
金8+4=総画数12 U+28951
音読: コウ[漢],キョウ[呉]
訓読: あらがね
◆掘り出したままで加工されていない有用な物質を含む天然の原石、同「礦」「磺」「𥐫」「卝」
𨥒鈞钧銁銞
金8+4=総画数12 U+28952
音読: キン[漢呉]
◆重量の単位 {各種単位}
◆陶器を作るときに用いる轆轤台ロクロダイ
◆(力や形などが)均(ひと)しいさま、釣り合うさま、またそのような役割を担う人、また能力のある人
◆尊敬を表す語、「鈞鑒キンカン」は「ご高覧コウランいただきたい」の意
𨥖
金8+4=総画数12 U+28956
音読: 未詳
◆未詳
𨥝鈲𨱃
金8+4=総画数12 U+2895D
音読: ①トウ,チョウ②ヘキ,ヒャク③未詳

◆不純物を取り除いた金属「【菽園雜記:第十四卷】採銅法…依前動大旋風爐連烹一晝夜是謂成𨥝(音嘲)𨥝者粗濁既出漸見銅體矣…」

◆裂(さ)く、断ち切る、同「釽」「【授衣廣訓:勑編輯授衣廣訓告成謹奉:表上】…全帙以編蒲攦圖用暢其𨥝摫系…」

◆「縄(なわ)を繋ぐ(或いは繋ぎ留める)具」というが未詳「【新唐書(唐書):卷五十三:食貨志第四十三】…輓夫系二鈲於胸而繩多絕輓夫輒墜死…」
◆未詳「【集韻:卷二:平聲二:模第十一:鈲】鐵鈲」
𨥡
金8+4=総画数12 U+28961
音読: 未詳
◆未詳
𨥢𨥍
金8+4=総画数12 U+28962
音読: キョウ,ク,クウ
◆斧(おの)に設ける柄を差し込むための孔(あな)、同「銎」「銃」
𨥤
金8+4=総画数12 U+28964
音読: ショ[漢呉],ジョ[慣]
◆折ったり巻いたりしてあるものを横に伸ばし広げる
◆(押さえ付けようとするものがなく)ゆったりしたさま、のびのびとしたさま、同「紓」
◆(それまで他には述べることのなかった)考えや思いを順々と述べる、同「叙」
𨥧
金8+4=総画数12 U+28967
音読: ハン,ボン
◆馬の頭部に着ける金属製の飾り、同「錽」
◆金属製の杯(さかずき)、同「釩」
𨱁
金5+4=総画数9 U+28C41
音読: エキ[漢],ヤク[呉]
◆器(うつわ)、未詳
◆小形の矛(ほこ)、両刃の短い剣(つるぎ)
𨱂
金5+4=総画数9 U+28C42
音読: ガ[漢呉]
◆尖(とが)った角(かど)が削られて丸くなる、角を削って丸くする

金8+5=総画数13 U+4921
音読: ゼン,ネン
◆鉄(てつ)

金8+5=総画数13 U+4923
音読: 未詳
◆未詳「【字彙補:戌集:金部:䤣】博古圖周淮父卣銘錫貝山䤣音義未詳」「【集韻:卷七:去聲上:諫第三十:鍰】䤣也」「【漢語大字典:金部:䤣】【中華字海:金部:䤣】"鋝"的讹字」
鏺𨨻𨫁
金5+5=総画数10 U+497D
音読: ハツ[漢],ハチ[呉]
◆左右に振り払うようにして草を刈る長い柄(え)を付けた両刃の鎌(かま)、またそれで草を刈る、同「㔇」

金5+5=総画数10 U+497E
音読: シャ
◆鋳型(いがた)を使って器物などを作る、鋳造チュウゾウする

金8+5=総画数13 U+922E
音読: デイ[漢],ネ,ナイ[呉]
◆糸巻き、糸車、機織で糸を巻き取る道具、同「鑈」「篗」
◆ニオブNiobium(Nb)、元素名、旧「鈛」「鈳」 {ニオブ}
𨱄
金8+5=総画数13 U+922F
音読: トツ[漢],ドチ[呉]
◆鈍(にぶ)い
◆小さな刃、小さな刃物

金8+5=総画数13 U+9230
音読: シ,ジ
◆剣ケン(つるぎ)の名
◆セリウムCerium(Ce)、元素名 {セリウム}

金8+5=総画数13 U+9231
音読: ビン[漢],ミン[呉]
◆鉄「【集韻:卷二:平聲:真第十七:鈱】鐵也」
◆未詳「【玉篇:卷十八:金部第二百六十九:鈱】莫賔切鈱鐵葉」
◆未詳、同「鍲」「䝧」「【集韻:卷二:平聲:真第十七:錉鈱】說文業也賈人占錉博雅税也」「【康熙字典:戌集上:金部:鈱】《五音集韻》算稅也本作鍲」
𨱃𨥝
金8+5=総画数13 U+9232
音読: ①トウ,チョウ②ヘキ,ヒャク③未詳

◆不純物を取り除いた金属「【菽園雜記:第十四卷】採銅法…依前動大旋風爐連烹一晝夜是謂成𨥝(音嘲)𨥝者粗濁既出漸見銅體矣…」

◆裂(さ)く、断ち切る、同「釽」「【授衣廣訓:勑編輯授衣廣訓告成謹奉:表上】…全帙以編蒲攦圖用暢其𨥝摫系…」

◆「縄(なわ)を繋ぐ(或いは繋ぎ留める)具」というが未詳「【新唐書(唐書):卷五十三:食貨志第四十三】…輓夫系二鈲於胸而繩多絕輓夫輒墜死…」
◆未詳「【集韻:卷二:平聲二:模第十一:鈲】鐵鈲」
漢字林(非部首部別)

金8+5=総画数13 U+9233
音読: ア[漢呉]
◆「鈳䥈アボウ」、小さな釜、同「錒䥈」「鈷䥈コボウ」
◆元素名ニオブNiobium(Nb)の旧名、現「鈮」

金8+5=総画数13 U+9234
音読: レイ[漢],リョウ[呉],リン[唐]
訓読: すず
◆鐸タクの一種で、一般には鐸よりも小形のもの、揺らすことで内部に吊るした舌ゼツが揺れ、内壁にぶつかり音が出る {楽器(打楽器)}
◆(鈴のような)「りんりん」「ちりんちりん」という音、またそのような音を出すもの
注解:古くは舌が吊るされているものを指したが、舌を吊るすのではなく内部に閉じ込めて自由に動くようにしたものも「鈴」と呼ぶようになった {楽器(鈴)}
筆順

金8+5=総画数13 U+9235
音読: ヘイ[漢],ヒョウ[呉]
◆固(かた)いさま、「堅鈵ケンペイ(堅固ケンゴなさま)」

金8+5=総画数13 U+9236
音読: シ[漢],ジ[呉]
◆柄の短い小形の矛、同「鋋」
◆土を掘り起こしたりするシャベルshovel状の農具の刃の部分、同「耜」
◆鎌などの柄、同「枱」

金8+5=総画数13 U+9237
音読: コ[漢],ク[呉]
◆祭礼の際にキビ(黍)やアワ(粟)などの穀物を盛り供える器、同「鍸」「瑚」「璉」
◆「鈷鉧コボ」◇熨斗(のし)、火熨斗(ひのし)、衣服などの皺を展(の)ばすために炭火を入れる底の平らな道具、アイロンiron◇小さな釜、「鈷䥈コボウ」
◆コバルトCobalt(Co)、元素名 {コバルト}
筆順

金8+5=総画数13 U+9238
音読: ハツ[漢],バツ,バチ[呉]
◆二つの金属製の円盤を打ち合わせて音を出すシンバルcymbalに似た楽器、指に嵌(は)める小さなものから両手で打ち合わせる大きなものまでさまざまな大きさがある {楽器(打楽器)}

金8+5=総画数13 U+9239
音読: ヒ[漢呉]
◆長柄の先の穴に差し込むための突起が付いた両刃の剣ケン(つるぎ)、差し込む部分が筒状(キャップcap状)になっているものは「矛」 {武器(刀剣槍)}
◆治療用の細長い両刃の小刀(こがたな)、「鈹鍼ヒシン」
◆ベリリウムBeryllium(Be)、元素名、旧「鑉」 {ベリリウム}

金8+5=総画数13 U+923A
音読: ギョク[漢],ゴク[呉]
◆宝(たから)、大切なもの「【明史:卷二百三十二:列傳第一百二十】…緹騎四出如虎若狼家室立破如吳寶秀華鈺諸人禍至慘矣…」
筆順
釲𨥈
金8+5=総画数13 U+923B
音読: シ
◆鏃(やじり)の矢柄・矢幹(やがら)に差し込む部分 {武器(弓箭)}

金8+5=総画数13 U+923C
音読: サク[漢],ザク[呉]
◆甑(こしき)、底に孔(あな)を開けた釜状の器、下から蒸気を立たせて蒸し器として使う、同「鉹」

金8+5=総画数13 U+923D
音読: ホ,フ
◆金属の薄く平らな板(いた)
◆[台]プルトニウムPlutonium(Pu)、元素名、中国(大陸)では「鈈」 {プルトニウム}

金8+5=総画数13 U+923E
音読: ユウ,ユ,チュウ,ジュウ
◆ウランUranium(U)、元素名 {ウラン}
◆未詳「【字彙:戌集:金部:鈾】古文宙字」

金8+5=総画数13 U+923F
音読: テン[漢],デン[呉]
◆きらきらと輝く華やかな金属製の飾り、同「䥖」「𨰎」
◆「螺鈿ラデン」、きらきらと美しく輝く貝殻を装飾に用いた工芸品
筆順

金8+5=総画数13 U+9240
音読: コウ[漢呉],キョウ[呉]
◆金属製の鎧(よろい)
◆「鉀鑪コウロ」、矢柄・矢幹(やがら、矢の棒)の名、小さく(細く)長い矢柄で途中に二つの孔を穿(うが)ったものという、同「鑉鑪」「【方言:第九】箭其小而長中穿二謂之鉀鑪(今箭錍鑿空兩邊者也…)」
◆カリウムKalium[独](K)、元素名 {カリウム}
𨱅
金8+5=総画数13 U+9241
音読: チン
◆力で抑え付ける、乱れを静める、安定させる、同「鎮」
◆珍(めずら)しい、珍しく貴重な、同「珍」

金8+5=総画数13 U+9242
音読: シ[漢呉]
◆金属の環(わ)、同「鐶」

金8+5=総画数13 U+9243
音読: シ[漢],ジ[呉]
◆鏃・矢尻(やじり)、矢の先端の鋭く尖った部分、矢柄・矢幹(やがら)の先端に取り付ける鋭く尖らせた部品、同「鏃」 {武器(弓箭)}
鐵鐡𨬿䥫𨮯𨫓銕𨦘铁
金8+5=総画数13 U+9244
音読: テツ[漢],テチ[呉]
訓読: くろがね
◆金属の一種、黒金(くろがね、鉄の古名)
◆黒いさま
◆堅く強いさま
◆金属製の武器
◆鉄(Ferrum[羅]、Fe)、元素名 {鉄}
筆順

金8+5=総画数13 U+9245
音読: キョ[漢],ゴ[呉]
◆非常に硬い、堅固で強い
◆堅く丈夫な鉄、鋼(はがね)
◆非常に大きい、また多い、偉大な、同「巨」
筆順

金8+5=総画数13 U+9246
音読: ①テン[漢呉]②ケン[漢],ゲン[呉]

◆ピンセットpincet[蘭]やトングtongsのような"∧"字状をした物を挟(はさ)む金属製の道具、またそれで物を挟み持つ
◆轂(こしき、車輪の中心にあって車輪と車軸を固定するための部品)に潤滑油を注(さ)す器具

◆罪人の首を挟(はさ)む刑具
注解:「钻」は「鉆」とは別義で「鑽」の簡体字
鍦𨧯
金8+5=総画数13 U+9247
音読: シ[漢],セ[呉]
◆柄(え)の短い矛(ほこ、柄の先に取り付けられるようにした短めの両刃の剣つるぎ)、同「釶」「鉈」「𥍸」

金8+5=総画数13 U+9248
音読: シ[漢],セ[呉],シャ[漢],ジャ[呉]
訓読: なた
◆柄(え)の短い矛(ほこ、柄の先に取り付けられるようにした短めの両刃の剣つるぎ)、同「釶」「鍦」「𥍸」
◆タリウムThallium(Tl)、元素名、旧「鎉」 {タリウム}
◆[日]なた、木などを切る重く刃の厚い刃物
筆順

金8+5=総画数13 U+9249
音読: ケン[漢],ゲン[呉]
◆鼎(かなえ)を持ち運ぶ際に耳(左右にある"∩"字形の取っ手)に掛ける金具、"○"字形の輪に"J"字形の鉤(かぎ)を取り付けたもの、これを両耳に掛け、輪の部分に棒を通し持ち運ぶ
◆主君の近くに仕える重臣「【蔡中郎集:卷三:司空臨晉侯楊公碑】頻歷鄉校五登鼎鉉建名著忠」
筆順

金8+5=総画数13 U+924A
音読: ショウ[漢呉]
◆草などを刈る鎌(かま)、大鎌(おおがま)
筆順
𨥹铇
金8+5=総画数13 U+924B
音読: ホウ[漢],ビョウ[呉]
訓読: かんな
◆木材などを平らに削る道具、同「刨」
◆杵(きね)の首(手で握る部分)、同「䥤」
筆順

金8+5=総画数13 U+924C
音読: カ[漢],ワ[呉]
◆動いた時に音がするようにした飾り、軾ショク(車の前部の手摺)に付ける鈴(すず)、同「和」、軛(くびき、牛馬の首に掛ける"へ"字状の馬具)に立てるように付けた飾りを「鸞」「鑾」 {乗物(馬車)}

金8+5=総画数13 U+924D
音読: ヒ[漢呉],ヒツ[漢],ヒチ[呉]
◆矛(ほこ、両刃の短い剣、またそれを長い柄の先に付けた槍のような武器)や斧(おの)などの柄(え)、同「柲」
◆ビスマスBismuth(Bi)、元素名 {ビスマス}

金8+5=総画数13 U+924E
音読: セイ[漢],ショウ[呉]
◆鉄などの金属の表面にできる錆(さび)、同「鍟」
◆「鉎鐵セイテツ」、鋳鉄チュウテツ、鉄を溶かし型に流し入れて目的の形に造る、またその製品「【靖海紀事:上卷】…鉎銕大砲二位每位重七千餘斤…」「【平臺紀略:朱一貴之亂】…大小砲位刀鎗硝磺鉎鐵鉛彈如山…」
筆順

金8+5=総画数13 U+924F
音読: ソ[漢],ジョ[呉]
◆田畑を掘り起こして雑草を取り除く、またそのための鋤ソ(振り下ろして土など掘り起こす農具、日本では鍬(くわ)と呼ばれれる)の類、またそれで土を掘り起こす、また除草する、同「鋤」「钃」 {農具(鋤鍬類)}
◆取り除く、排除する、同「鋤」
◆祭りの際に敷く茅(かや)などの藁(わら)製の敷物、同「蒩」
◆「鉏鋙ソゴ」、同「齟齬」◇鋸(のこぎり)の刃や櫛(くし)の歯のようにぎざぎざしているさま◇(話や意見が)噛(か)み合わないさま、食い違うさま
漢字林(非部首部別)

金8+5=総画数13 U+9250
音読: セキ[漢],ジャク[呉]
◆「鍮鉐トウセキ・チュウセキ・チュウジャク」、黄銅オウドウ、真鍮シンチュウ、銅と亜鉛の合金で黄金色をしており装飾品に用いられた、同「鍮石」
筆順

金8+5=総画数13 U+9251
音読: ハク[漢],バク[呉]
◆金などの金属を薄く延(の)ばしたもの、箔ハク
◆白金(プラチナPlatinum、Pt)、元素名 {白金}

金8+5=総画数13 U+9252
音読: チュウ[漢呉]
◆ある鉱物があればその近くには別のある鉱物があること、例えば鉛であれば近くに銀があるということ

金8+5=総画数13 U+9253
音読: チョク,チキ
◆金属製の飾(かざ)り

金8+5=総画数13 U+9254
音読: ソウ
◆金属製の球形の香炉

金8+5=総画数13 U+9255
音読: ハ
◆プロメチウムPromethium(Pm)、元素名、旧名「鉘」 {プロメチウム}
◆未詳「【集韻:卷三:平聲三:戈第八:鉕】鉕鐸銅器」

金8+5=総画数13 U+9256
音読: トウ[漢],ドウ[呉]
◆釣具

金8+5=総画数13 U+9257
音読: ケン[漢],ゲン[呉],カン[慣]
◆首枷(くびかせ)、罪人の首に嵌(は)める鉄製の輪、足枷は「釱」
◆物を挟(はさ)む道具、ペンチpliers・プライヤpliers・ニッパーnippersなどの類
◆("<"字状に開いたものの先を)閉じる、ぐっと挟む、同「箝」
筆順

金8+5=総画数13 U+9258
音読: フツ,ブチ,ブツ
◆未詳「【玉篇:卷十八:金部第二百六十九:鉘】浮勿切飾也」「【吾汶藁:卷之三:字說:戴石玉字說】…堅勁之物銛鑿之䧟剗鉘之則銷惟玉也…」
◆人名用字「【家藏集:卷三十三:周孝子廟記】…進士趙必鉘…」「【千頃堂書目:卷二十九:宋】趙崇鉘鷗渚微吟一卷(字元治宋宗室)」
◆イリニウムIllinium、元素番号61に当てられた元素名、元素番号61はそれ以前にフロレンチウムFlorentiumと命名されていたが、後に誤りとされイリニウムIlliniumに改名された、ただこれも後に誤りとされて現在はプロメチウムPromethium(Pm)が正式名称、現「鉕」

金8+5=総画数13 U+9259
音読: サイ[漢],セ[呉]
◆金、未詳
铆𨥫
金8+5=総画数13 U+925A
音読: リュウ[漢],ル[呉]
◆未詳「【集韻:卷六:上聲下:有第四十四:鉚】美金」
◆「鉚釘ボウテイ」、金属板などを固定する鋲(びょう)、リベットrivet
筆順

金8+5=総画数13 U+925B
音読: エン[漢呉]
訓読: なまり
◆金属の一種、「鉛白エンパク(鉛を使った白色の顔料)」「鉛筆エンピツ(鉛粉を使って書く筆、黒鉛と粘土から作った芯を持つ筆記具)」
◆鉛(Plumbum[羅]、Pb)、元素名 {鉛}
筆順

金8+5=総画数13 U+925C
音読: フウ[漢],ブ[呉]
◆「鉜鏂・錇鏂フウオウ」、鋲(びょう)、頭が大きい釘(くぎ)、頭に飾りを施した釘

金8+5=総画数13 U+925D
音読: リュウ
◆「蘇鉝ソリュウ」、古代の食器の名
◆リバモリウムLivermorium(Lv)、元素名 {リバモリウム}
䤦𨬓钺𨱆
金8+5=総画数13 U+925E
音読: エツ[漢],オチ[呉]
訓読: まさかり
◆大きな斧(おの)、刃渡りが半月形をした重みのある刃物、また武器、また装飾を施し礼器としても用いられる、同「戉」 {武器(刀剣槍)} {武器(斧鉞)}
◆(車の)鈴が鳴る音、「鉞鉞」、同「鉞」
筆順

金8+5=総画数13 U+925F
音読: ヒ[漢呉],ビ[呉]
◆両刃の剣ケン(つるぎ)を付けた戈カ(ほこ、長柄の武器)
◆金属を溶(と)かす「【靖康紀聞】靖康二年正月…初三日金人退換金銀未鉟銷者及兩數虧亦不受納…」
◆「靈姑鉟・靈姑銔レイコヒ」、春秋時代(前770年~前5世紀)の齊国の旌旗セイキ(目印として立てる旗や幟のぼり)の名「【周禮注疏:冬官考工記第六】以其隧之半為之較崇(…公卜使王黑以靈姑鉟率吉…)」

金8+5=総画数13 U+9260
音読: ヨウ,エイ[漢],オウ[呉]
◆鈴(すず)の音、「鉠鉠ヨウヨウ(鈴の音の形容)」、同「鍈」

金8+5=総画数13 U+9261
音読: ハン[漢],バン[呉]
◆土を掘り返すシャベルshovel状の農具、鋤(すき)
钵缽
金8+5=総画数13 U+9262
音読: ハツ[漢],ハチ[呉]
◆僧侶が食事などに使う器 {器(鉢・缽・缸)}
◆口が大きく開いた陶製或いは金属製の深めの器、「碗ワン」に似る、同「盋」 {器}
漢字林(非部首部別)
筆順

金8+5=総画数13 U+9263
音読: キョウ[漢],コウ[呉]
◆馬具の(部品の)一つと思われるが未詳、同「𨦲」「【說文解字注:金部:鉣】組帶鐵也(按組上疑當有馬字)」
◆人名用字「【弇山堂別集:卷三十四:郡王】堵陽安僖王同鉣懿第六子薨壽八十三子鎮國將軍安㶠先卒壽五十六…」「【欽定續文獻通考:卷二百五:𣈆國宗屬】…同鉣子安㶠…」
鈎钩
金8+5=総画数13 U+9264
音読: コウ[漢],ク[呉]
訓読: かぎ
◆引っ掛けるために"」J"字状に針や棒の先を曲げたもの、フックhook、またそこに引っ掛ける、「帯鉤タイコウ(帯の留め具、帯留め)」 {服飾(留具)}
◆"」J"字状に曲がったもの、引っ掛けるようにして切る刀や鎌など
◆(奥にあるものを)引っ掛けるようにして取り出す
◆「鉤繩規矩コウジョウキク」「規矩鉤繩キクコウジョウ」◇曲がる線を描く道具(曲尺や雲形定規のようなものと思われる)と縄(墨縄、直線を引く道具)◇物事の基準となるもの
漢字林(非部首部別)
筆順

金8+5=総画数13 U+9265
音読: シュツ[漢],ジュツ,ズチ[呉]
◆長い針、長い縫い針、同「錰」「秫」
◆誘(さそ)う、誘惑ユウワクする、誘い込む、引き寄せる、同「怵」「訹」「謏」

金8+5=総画数13 U+9266
音読: セイ[漢],ショウ[呉]
訓読: かね
◆軍中で合図などに使う鐘(かね)、また楽器としても使われるという、形は鐃ドウに似るが細長く、柄(え)を握り上に向けて持ち、叩いて鳴らす、「鐃」参照
筆順

金8+5=総画数13 U+9267
音読: ボ[漢],モ[呉]
◆「鈷鉧コボ」◇熨斗(のし)、火熨斗(ひのし)、衣服などの皺を展(の)ばすために炭火を入れる底の平らな道具、アイロンiron◇小さな釜、「鈷䥈コボウ」

金8+5=総画数13 U+9268
音読: ①デイ[漢],ネ,ナイ[呉]②シ[漢呉],ジ[慣]

◆糸巻き、糸車、機織で糸を巻き取る道具、同「鈮」「鑈」「篗」

◆天子や諸侯の印鑑、同「璽」
◆ニホニウムNihonium(Nh)、元素名 {ニホニウム}

金8+5=総画数13 U+9269
音読: ①デイ[漢],ネ,ナイ[呉]②シ[漢呉],ジ[慣]

◆糸巻き、糸車、機織で糸を巻き取る道具、同「鈮」「鑈」「篗」

◆天子や諸侯の印鑑、同「璽」

金8+5=総画数13 U+926A
音読: 未詳
◆未詳「【釋名:釋用器】鉪殺也言殺草也」「【漢語大字典:金部:鉪】同"釱"」

金8+5=総画数13 U+926B
音読: カ
◆ガリウムGallium(Ga)の旧名、現「鎵」

金8+5=総画数13 U+926C
音読: モク
◆モリブデンMolybdenum(Mo)、元素名 {モリブデン}

金8+5=総画数13 U+926D
音読: タン
◆未詳「【康熙字典:戌集上:金部:鐽】音未詳《佩觿集》鎗鐽之鐽其備率有如此者」
◆タンタルTantalum(Ta)、元素名 {タンタル}

金8+5=総画数13 U+926E
音読: シン
◆未詳「【龍龕手鑑:卷一:金部第一:鉮】音申鎧屬又古盍反鉮鑪」
◆アルソニウムArsonium、AsH4+、砒ヒ素化合物

金8+5=総画数13 U+926F
音読: イ
◆イリニウムillinium、プロメチウムPromethium(Pm)の旧名、現「鉕」

金8+5=総画数13 U+9270
音読: シ[漢呉]
◆スカンジウムScandium(Sc)の旧名、現「鈧」
鑛鋛𨥥𨥑𨨭
金8+5=総画数13 U+9271
音読: コウ[漢],キョウ[呉]
訓読: あらがね
◆掘り出したままで加工されていない有用な物質を含む天然の原石、同「礦」「磺」「𥐫」「卝」
筆順

金8+5=総画数13 U+9272
音読: カ
◆カドミウムCadmium(Cd)の旧名、現「鎘」
◆カリホルニウムCalifornium(Cf)、元素名、同「鐦」 {カリホルニウム}

金8+5=総画数13 U+9273
音読: ハイ,バイ
◆バークリウムBerkelium(Bk)、元素名、同「錇」 {バークリウム}
鑑鑬𨰲鑒鍳
金8+5=総画数13 U+9274
音読: カン[漢],ケン[呉]
訓読: かがみ、かんが・みる
◆大きな盆ボン(口が開き底が平らな容器) {水器(鑑・洗)}
◆物を映(うつ)す鏡、古くは盆に水を張り鏡(かがみ)として使ったが、後には石や金属の表面を平らに磨いて鏡とした、同「鏡」 {什器(鏡)}
◆水を張った盆ボンを上から覗(のぞ)き込み、そこに映ったものをよく見る、同「監」
◆光を当てて見る、よく見る、注意して見る
◆見比べる、照らし合わせる

金8+5=総画数13 U+928F
音読: サン,セン
◆鉄製の器
◆長い柄(え)の先に矛(ほこ、柄の先に取り付けられるようにした短めの両刃の剣)を取り付けた武器、同「矟」 {武器(刀剣槍)}

金8+5=総画数13 U+92B0
音読: 未詳
◆未詳

金5+5=総画数10 U+949C
音読: キョ[漢],ゴ[呉]
◆非常に硬い、堅固で強い
◆堅く丈夫な鉄、鋼(はがね)
◆非常に大きい、また多い、偉大な、同「巨」

金5+5=総画数10 U+94B0
音読: ギョク[漢],ゴク[呉]
◆宝(たから)、大切なもの「【明史:卷二百三十二:列傳第一百二十】…緹騎四出如虎若狼家室立破如吳寶秀華鈺諸人禍至慘矣…」
錢銭
金5+5=総画数10 U+94B1
音読: セン[漢],ゼン[呉],セン[漢呉]
訓読: ぜに
◆貨幣、特に銅貨(価値の低い貨幣)、貨幣の総称
◆重量の単位、1両=10銭、1銭=10分 {各種単位}
◆刃を取り付けたシャベルshovel状の農具、同「銚」「【說文解字:金部:錢】銚也古田器」
◆[日]貨幣の単位、1銭=1/100円
漢字林(非部首部別)

金5+5=総画数10 U+94B2
音読: セイ[漢],ショウ[呉]
訓読: かね
◆軍中で合図などに使う鐘(かね)、また楽器としても使われるという、形は鐃ドウに似るが細長く、柄(え)を握り上に向けて持ち、叩いて鳴らす、「鐃」参照

金5+5=総画数10 U+94B3
音読: ケン[漢],ゲン[呉],カン[慣]
◆首枷(くびかせ)、罪人の首に嵌(は)める鉄製の輪、足枷は「釱」
◆物を挟(はさ)む道具、ペンチpliers・プライヤpliers・ニッパーnippersなどの類
◆("<"字状に開いたものの先を)閉じる、ぐっと挟む、同「箝」

金5+5=総画数10 U+94B4
音読: コ[漢],ク[呉]
◆祭礼の際にキビ(黍)やアワ(粟)などの穀物を盛り供える器、同「鍸」「瑚」「璉」
◆「钴鉧コボ」◇熨斗(のし)、火熨斗(ひのし)、衣服などの皺を展(の)ばすために炭火を入れる底の平らな道具、アイロンiron◇小さな釜、「钴䥈コボウ」
◆コバルトCobalt(Co)、元素名 {コバルト}
鉢缽
金5+5=総画数10 U+94B5
音読: ハツ[漢],ハチ[呉]
◆僧侶が食事などに使う器 {器(鉢・缽・缸)}
◆口が大きく開いた陶製或いは金属製の深めの器、「碗ワン」に似る、同「盋」 {器}

金5+5=総画数10 U+94B6
音読: ア[漢呉]
◆「鈳䥈アボウ」、小さな釜、同「錒䥈」「鈷䥈コボウ」
◆元素名ニオブNiobium(Nb)の旧名、現「鈮」

金5+5=総画数10 U+94B7
音読: ハ
◆プロメチウムPromethium(Pm)、元素名、旧名「鉘」 {プロメチウム}
◆未詳「【集韻:卷三:平聲三:戈第八:鉕】鉕鐸銅器」

金5+5=総画数10 U+94B8
音読: ホ,フ
◆金属の薄く平らな板(いた)
◆[台]プルトニウムPlutonium(Pu)、元素名、中国(大陸)では「鈈」 {プルトニウム}

金5+5=総画数10 U+94B9
音読: ハツ[漢],バツ,バチ[呉]
◆二つの金属製の円盤を打ち合わせて音を出すシンバルcymbalに似た楽器、指に嵌(は)める小さなものから両手で打ち合わせる大きなものまでさまざまな大きさがある {楽器(打楽器)}
鉞䤦𨬓𨱆
金5+5=総画数10 U+94BA
音読: エツ[漢],オチ[呉]
訓読: まさかり
◆大きな斧(おの)、刃渡りが半月形をした重みのある刃物、また武器、また装飾を施し礼器としても用いられる、同「戉」 {武器(刀剣槍)} {武器(斧鉞)}
◆(車の)鈴が鳴る音、「鉞鉞」、同「鉞」
鑽鑚
金5+5=総画数10 U+94BB
音読: サン[漢呉]
訓読: き・る
◆棒状のものを垂直に立て回転させて穴を穿(うが)つ、錐(きり)などの穴を穿つ道具、「鑽木取火サンボクシュカ(木片を擦り合わせて火を起こすこと)」
◆穴に深く入り込む、潜(もぐ)り込む
◆物事を深く穿って究(きわ)める
◆人の懐(ふところ)に深く入り込む、取り入る、「鑽營サンエイ(取り入って利を得る、利を得るために人に取り入る)」

金5+5=総画数10 U+94BC
音読: モク
◆モリブデンMolybdenum(Mo)、元素名 {モリブデン}

金5+5=総画数10 U+94BD
音読: タン
◆未詳「【康熙字典:戌集上:金部:鐽】音未詳《佩觿集》鎗鐽之鐽其備率有如此者」
◆タンタルTantalum(Ta)、元素名 {タンタル}

金5+5=総画数10 U+94BE
音読: コウ[漢呉],キョウ[呉]
◆金属製の鎧(よろい)
◆「鉀鑪コウロ」、矢柄・矢幹(やがら、矢の棒)の名、小さく(細く)長い矢柄で途中に二つの孔を穿(うが)ったものという、同「鑉鑪」「【方言:第九】箭其小而長中穿二謂之鉀鑪(今箭錍鑿空兩邊者也…)」
◆カリウムKalium[独](K)、元素名 {カリウム}

金5+5=総画数10 U+94BF
音読: テン[漢],デン[呉]
◆きらきらと輝く華やかな金属製の飾り、同「䥖」「𨰎」
◆「螺钿ラデン」、きらきらと美しく輝く貝殻を装飾に用いた工芸品

金5+5=総画数10 U+94C0
音読: ユウ,ユ,チュウ,ジュウ
◆ウランUranium(U)、元素名 {ウラン}
◆未詳「【字彙:戌集:金部:鈾】古文宙字」
鉄鐵鐡𨬿䥫𨮯𨫓銕𨦘
金5+5=総画数10 U+94C1
音読: テツ[漢],テチ[呉]
訓読: くろがね
◆金属の一種、黒金(くろがね、鉄の古名)
◆黒いさま
◆堅く強いさま
◆金属製の武器
◆鉄(Ferrum[羅]、Fe)、元素名 {鉄}

金5+5=総画数10 U+94C2
音読: ハク[漢],バク[呉]
◆金などの金属を薄く延(の)ばしたもの、箔ハク
◆白金(プラチナPlatinum、Pt)、元素名 {白金}

金5+5=総画数10 U+94C3
音読: レイ[漢],リョウ[呉],リン[唐]
訓読: すず
◆鐸タクの一種で、一般には鐸よりも小形のもの、揺らすことで内部に吊るした舌ゼツが揺れ、内壁にぶつかり音が出る {楽器(打楽器)}
◆(鈴のような)「りんりん」「ちりんちりん」という音、またそのような音を出すもの
注解:古くは舌が吊るされているものを指したが、舌を吊るすのではなく内部に閉じ込めて自由に動くようにしたものも「鈴」と呼ぶようになった {楽器(鈴)}

金5+5=総画数10 U+94C4
音読: シャク[漢呉]
◆金属などを熱して溶(と)かす
◆明るく輝(かがや)くさま、いきいきと輝くさま、美しいさま、同「𡤤」

金5+5=総画数10 U+94C5
音読: エン[漢呉]
訓読: なまり
◆金属の一種、「鉛白エンパク(鉛を使った白色の顔料)」「鉛筆エンピツ(鉛粉を使って書く筆、黒鉛と粘土から作った芯を持つ筆記具)」
◆鉛(Plumbum[羅]、Pb)、元素名 {鉛}
鉚𨥫
金5+5=総画数10 U+94C6
音読: リュウ[漢],ル[呉]
◆未詳「【集韻:卷六:上聲下:有第四十四:鉚】美金」
◆「铆钉ボウテイ」、金属板などを固定する鋲(びょう)、リベットrivet
鉋𨥹
金5+5=総画数10 U+94C7
音読: ホウ[漢],ビョウ[呉]
訓読: かんな
◆木材などを平らに削る道具、同「刨」
◆杵(きね)の首(手で握る部分)、同「䥤」

金5+5=総画数10 U+94C8
音読: シ,ジ
◆剣ケン(つるぎ)の名
◆セリウムCerium(Ce)、元素名 {セリウム}

金5+5=総画数10 U+94C9
音読: ケン[漢],ゲン[呉]
◆鼎(かなえ)を持ち運ぶ際に耳(左右にある"∩"字形の取っ手)に掛ける金具、"○"字形の輪に"J"字形の鉤(かぎ)を取り付けたもの、これを両耳に掛け、輪の部分に棒を通し持ち運ぶ
◆主君の近くに仕える重臣「【蔡中郎集:卷三:司空臨晉侯楊公碑】頻歷鄉校五登鼎鉉建名著忠」

金5+5=総画数10 U+94CA
音読: シ[漢],セ[呉],シャ[漢],ジャ[呉]
訓読: なた
◆柄(え)の短い矛(ほこ、柄の先に取り付けられるようにした短めの両刃の剣つるぎ)、同「釶」「鍦」「𥍸」
◆タリウムThallium(Tl)、元素名、旧「鎉」 {タリウム}
◆[日]なた、木などを切る重く刃の厚い刃物

金5+5=総画数10 U+94CB
音読: ヒ[漢呉],ヒツ[漢],ヒチ[呉]
◆矛(ほこ、両刃の短い剣、またそれを長い柄の先に付けた槍のような武器)や斧(おの)などの柄(え)、同「柲」
◆ビスマスBismuth(Bi)、元素名 {ビスマス}

金5+5=総画数10 U+94CC
音読: デイ[漢],ネ,ナイ[呉]
◆糸巻き、糸車、機織で糸を巻き取る道具、同「鑈」「篗」
◆ニオブNiobium(Nb)、元素名、旧「鈛」「鈳」 {ニオブ}

金5+5=総画数10 U+94CD
音読: ヒ[漢呉]
◆長柄の先の穴に差し込むための突起が付いた両刃の剣ケン(つるぎ)、差し込む部分が筒状(キャップcap状)になっているものは「矛」 {武器(刀剣槍)}
◆治療用の細長い両刃の小刀(こがたな)、「鈹鍼ヒシン」
◆ベリリウムBeryllium(Be)、元素名 {ベリリウム}
鐸鈬
金5+5=総画数10 U+94CE
音読: タク[漢],ダク[呉]
◆下向きにして揺らして鳴らす大きな鈴(すず)、揺らすことで内部に吊るした舌ゼツ(した)が内壁にぶつかり音が出る、金属製の舌のものは「金鐸」といい軍事に関する通知・通達の際に用い、木製のものを「木鐸」といい文事ブンジ(軍事以外のこと)に関する通知・通達の際に用いるという「【說文解字注:金部:鐸】大鈴也(𡔷人以金鐸通𡔷注鐸大鈴也謂鈴之大者說者謂軍法所用金鈴金舌謂之金鐸施令時所用金鈴木舌則謂之木鐸…)」 {楽器(打楽器)}
◆牛などの首に掛ける鈴
𨥥鑛鉱鋛𨥑𨨭
金8+5=総画数13 U+28965
音読: コウ[漢],キョウ[呉]
訓読: あらがね
◆掘り出したままで加工されていない有用な物質を含む天然の原石、同「礦」「磺」「𥐫」「卝」
𨥨矛𢦧𥍥𥍤𥎠𢦵𢧟𨦜
金8+5=総画数13 U+28968
音読: ボウ[漢],ム[呉]
訓読: ほこ
◆筒状の鞘(さや)を付け柄(え)を取り付けられるようにした両刃の剣(つるぎ)、同「鉾」 {武器(刀剣槍)} {武器(矛戈戟)}
◆またそれを長柄の先に付けた槍状の武器
𨥩鈐钤
金8+5=総画数13 U+28969
音読: ケン[漢],ゲン[呉]
◆轄(くさび)、車輪の脱落を防ぐために軎エイ(車軸両端の円筒状の部品)と車軸を固定するための部品、同「轄」
◆楔(くさび)、扉や戸を閉じる錠ジョウ、鎖(くさり)などの戸締り用の道具
◆封をする、封印する、封印するための印鑑
◆「𨥩𨬍ケンタ」、大きな犂(すき、牛に引かせて土を起すための農具)
◆「鉤𨥩コウケン」、二十八宿東方青龍セイリュウの一つ房宿ボウシュクに属する星官(セイカン、中国古来独自の星座)の名、現在の星座では蠍座(さそりざ)に属する
𨥫鉚铆
金8+5=総画数13 U+2896B
音読: リュウ[漢],ル[呉]
◆未詳「【集韻:卷六:上聲下:有第四十四:鉚】美金」
◆「𨥫釘ボウテイ」、金属板などを固定する鋲(びょう)、リベットrivet
漢字林(非部首部別)
𨥭
金8+5=総画数13 U+2896D
音読: ヘキ,ヒャク
◆未詳「【龍龕手鑑:卷一:金部第一:𨥭】或作{⿰金(⿸𠂆氏)}正玉篇音劈器也」
𨥲銎𨧎𨩹
金8+5=総画数13 U+28972
音読: キョウ[漢],ク[呉]
◆斧(おの)に設ける柄を差し込むための孔(あな)、同「銃」「𨥍」
𨥵鎮镇鎭𨦸
金8+5=総画数13 U+28975
音読: チン[漢呉]
訓読: しず・める、しず・まる
◆重みをかけて抑(おさ)え付ける
◆力で抑え付ける、乱れを静める、安定させる
◆抑えとなる軍隊、その軍隊が駐屯している所
◆県の下の行政単位、比較的大きな町
◆常に、何時も、づっと
𨥹鉋铇
金8+5=総画数13 U+28979
音読: ホウ[漢],ビョウ[呉]
訓読: かんな
◆木材などを平らに削る道具、同「刨」
◆杵(きね)の首(手で握る部分)、同「䥤」
𨥺
金8+5=総画数13 U+2897A
音読: 未詳
◆未詳「【漢語大字典:金部:𨥺】人名用字。清徐鼒《小腆紀年附考》巻二:"方國安之部將岳宗文、譚𨥺破賊於三尖峰。"(「【小腆紀年:卷二】方國安之部將岳宗文譚{⿲金弓口}破賊於三尖峰…」とあり、{⿲金弓厶}ではなく{⿲金弓口}のようである)
𨥻
金8+5=総画数13 U+2897B
音読: ケツ[漢],ケチ[呉]
◆突き刺す
◆「釕𨥻チョウケツ」、髪に刺す飾り
◆欠(か)ける、同「缺」
◆未詳「【蔡中郎集:卷一:黃鉞銘】…眎事三年馬不帶鈌(鈌鈔本作缺)…」「【清史稿:災異志五】…巫山民家牛產一犢三目四耳舌端有鈌胸列四蹄脊後分為二身各二蹄一尾…」
𨦂𨰋
金8+5=総画数13 U+28982
音読: ライ
◆未詳「【廣韻:上聲:海第十五:𨦂:𨦂】連絲釣曰𨦂出字苑來改切」「【集韻:卷五:上聲上:海第十五:𨦂𨰋】里亥切連鉤釣曰𨦂」
𨱃鈲𨥝
金5+5=総画数10 U+28C43
音読: ①トウ,チョウ②ヘキ,ヒャク③未詳

◆不純物を取り除いた金属「【菽園雜記:第十四卷】採銅法…依前動大旋風爐連烹一晝夜是謂成𨥝(音嘲)𨥝者粗濁既出漸見銅體矣…」

◆裂(さ)く、断ち切る、同「釽」「【授衣廣訓:勑編輯授衣廣訓告成謹奉:表上】…全帙以編蒲攦圖用暢其𨥝摫系…」

◆「縄(なわ)を繋ぐ(或いは繋ぎ留める)具」というが未詳「【新唐書(唐書):卷五十三:食貨志第四十三】…輓夫系二鈲於胸而繩多絕輓夫輒墜死…」
◆未詳「【集韻:卷二:平聲二:模第十一:鈲】鐵鈲」
𨱄
金5+5=総画数10 U+28C44
音読: トツ[漢],ドチ[呉]
◆鈍(にぶ)い
◆小さな刃、小さな刃物
𨱅
金5+5=総画数10 U+28C45
音読: チン
◆力で抑え付ける、乱れを静める、安定させる、同「鎮」
◆珍(めずら)しい、珍しく貴重な、同「珍」
𨱆鉞䤦𨬓钺
金5+5=総画数10 U+28C46
音読: エツ[漢],オチ[呉]
訓読: まさかり
◆大きな斧(おの)、刃渡りが半月形をした重みのある刃物、また武器、また装飾を施し礼器としても用いられる、同「戉」 {武器(刀剣槍)} {武器(斧鉞)}
◆(車の)鈴が鳴る音、「鉞鉞」、同「鉞」

金8+6=総画数14 U+4925
音読: キ[漢呉]
◆歯のある鋤ジョ(日本でいう鋤すき)の類
◆「買䤥・鷶𪀗バイキ」、カッコウ科のカッコウ(郭公)またホトトギス(杜鵑)の類、別名「子規・子巂シキ」「杜鵑トケン」「【漢書(前漢書):卷八十七上:揚雄傳上第五十七上】徒恐鷤䳏之將鳴兮顧先百草為不芳(…䳏鴂字也鷤鴂鳥一名買䤥一名子規一名杜鵑…)」
鉞𨬓钺𨱆
金8+6=総画数14 U+4926
音読: エツ[漢],オチ[呉]
訓読: まさかり
◆大きな斧(おの)、刃渡りが半月形をした重みのある刃物、また武器、また装飾を施し礼器としても用いられる、同「戉」 {武器(刀剣槍)} {武器(斧鉞)}
◆(車の)鈴が鳴る音、「鉞鉞」、同「鉞」

金8+6=総画数14 U+4928
音読: ヘキ[漢],ヒャク[呉]
◆断(た)つ、断ち切る、切り落とす、木などを切る道具、同「釽」、布などを切る道具を「摫」
𨦃
金8+6=総画数14 U+492A
音読: タ[漢呉]
◆斧や鍬(くわ)などの重い刃物で切る、刃物を振り下ろすようにして切る、同「刴」
◆欠ける
𨦠
金8+6=総画数14 U+922D
音読: シ[漢呉]
◆「鈭錍シヘイ」、斧フ(おの)の一種
𨰍
金8+6=総画数14 U+9275
音読: トウ[漢],ドウ[呉]
◆土を掘り起こす農具、鍬(くわ)や鋤(すき)の類
铏𨦕𨦿䤯
金8+6=総画数14 U+9276
音読: ケイ[漢],ギョウ[呉]
◆祭礼の際に羹(あつもの、野菜と肉を煮込んだ吸物)を盛る三本足で蓋付きの器、小形の鼎(かなえ)、同「銒」

金8+6=総画数14 U+9277
音読: コウ[漢],グ[呉]
◆弩ド(機械仕掛けの弓)の矢を番(つが)えるところ、またその装置

金8+6=総画数14 U+9278
音読: コウ[漢],キョウ[呉]
◆二枚の刃を交差させてものを挟(はさ)むようにして切る道具、鋏(はさみ)
◆挟んで切る
◆「釘鉸テイコウ」、別々のものを合わせ固定する鋲(びょう)、リベットrivet、別名「鉚釘ボウテイ」
◆「鉸刀コウトウ」、ドリルdrillなどで空(あ)けた穴を広げたり形を整(ととの)えたりする工具、リーマreamer
𨥌
金8+6=総画数14 U+9279
音読: シ[漢呉],イ[漢呉]
◆甑(こしき)、底に孔(あな)を開けた釜状の器、下から蒸気を立たせて蒸し器として使う
◆小さな刀

金8+6=総画数14 U+927A
音読: ジ,ニ
◆鉤状の装飾品
◆エルビウムErbium(Er)、元素名 {エルビウム}

金8+6=総画数14 U+927B
音読: ①カク[漢],キャク[呉]②ラク[漢呉]

◆穂先が鉤(かぎ)形になった武器
◆クロムChromium(Cr)、元素名 {クロム}

◆髪を剃(そ)る、剃り落とす、同「𩮜」

金8+6=総画数14 U+927C
音読: ヘイ[漢],ヒョウ[呉]
◆金属の延板(のべいた)また延棒(のべぼう)
◆金属製の釜(かま)の類
◆金属製の瓶ビン(かめ)の類

金8+6=総画数14 U+927D
音読: ショク[漢],シキ[呉]
◆鼎(かなえ、二つの耳と三本の足のある容器)の一種

金8+6=総画数14 U+927E
音読: ボウ[漢],ム[呉]
訓読: ほこ
◆剣の先端、切っ先(きっさき、鋒)、「鉾先(ほこさき、矛先)」
◆長柄(ながえ)を差し込めるように筒状の鞘(さや)を付けた両刃の剣(つるぎ)、またそれを取り付けた槍(やり)状の武器、同「矛」 {武器(刀剣槍)}
筆順

金8+6=総画数14 U+927F
音読: コウ[漢],キョウ[呉]
◆堅(かた)いものを穿(うが)つ音、またその音の形容
◆「鉿匝・匼匝・𠥕匝コウソウ」、周(まわ)りを巡(めぐ)らす、囲(かこ)む
◆板金(いたがね)、金属の板「【南史:卷四十六:列傳第三十六:周盤龍】…餉二百斛并金鉿等物…」「【太平御覽:卷第八百一十二:珎寶部十一:銀】幽明錄》曰徐琦毎見一女子姿色甚美便解臂上銀鉿贈之」「【廣韻:入聲:合第二十七:閤:鉿】二尺鋌」
◆ハフニウムHafnium(Hf)、元素名 {ハフニウム}
𨧏银
金8+6=総画数14 U+9280
音読: ギン[漢],ゴン[呉]
訓読: しろがね
◆金属の一種、白く光沢がある、白金(しろがね、銀の古称)
◆銀(Argentum[羅]、Ag)、元素名 {銀}
◆貨幣、金銭
◆白く光るさま
漢字林(非部首部別)
筆順
鈞钧𨥒銞
金8+6=総画数14 U+9281
音読: キン[漢呉]
◆重量の単位 {各種単位}
◆陶器を作るときに用いる轆轤台ロクロダイ
◆(力や形などが)均(ひと)しいさま、釣り合うさま、またそのような役割を担う人、また能力のある人
◆尊敬を表す語、「鈞鑒キンカン」は「ご高覧コウランいただきたい」の意

金8+6=総画数14 U+9282
音読: シュウ,シュ,ス
◆未詳「【康熙字典:戌集上:金部:銂】《五音集韻》職流切音周金刀」

金8+6=総画数14 U+9283
音読: シュウ[漢],シュ[呉],ジュウ[慣]
訓読: つつ
◆斧(おの)に設ける柄を差し込むための孔(あな)、同「銎」
◆筒(つつ)に弾丸を込(こ)めこれを発射する装置
◆穴をあける工具、ポンチpunch
筆順

金8+6=総画数14 U+9284
音読: ショウ,ジョウ
◆金品を贈(おく)る「【九家集注杜詩】伐公尉通泉放意何自若(元振尉通泉嘗盜鑄及掠賣部口以銄遺賔客)」「【太平御覽:卷第四百二十六:人事部十七:清廉下】…銄鏡一靣…」「【天中記:卷四十四:茶】…陸䞇字敬輿張鎰銄錢百萬…」「【龍龕手鑑:卷一:金部第一:銄】俗式向反正作餉餉饋也」「【字彙:金部:銄】餉字之譌」

金8+6=総画数14 U+9285
音読: トウ[漢],ズウ[呉],ドウ[慣]
訓読: あかがね
◆金属の一種、赤金(あかがね、銅の古称)
◆銅(Copper、Cu)、元素名 {銅}
筆順

金8+6=総画数14 U+9286
音読: バク[漢],ミャク[呉]
◆「銆*刃バクジン」、軍器、【廣韻】【集韻】共に「*刀」とし、【集韻】は「兵器」とする「【玉篇:卷十八:金部第二百六十九:銆】莫伯切銆*刃軍器」「【廣韻:入聲:陌第二十:陌:銆】銆*刀軍器」「【集韻:卷十:入聲下:陌第二十:銆】銆*刀兵器」

金8+6=総画数14 U+9287
音読: ライ[漢呉]
◆錐(きり)などの穴を穿(うが)つ道具、「銇鑚ライサン」

金8+6=総画数14 U+9288
音読: ケイ[漢],ケ[呉]
◆金属製の圭ケイ(細長い板状で先が山形をした礼器)

金8+6=総画数14 U+9289
音読: イツ[漢],イチ[呉]
◆細長く先が尖(とが)った針(はり)

金8+6=総画数14 U+928A
音読: シュツ[漢],シュチ[呉]
◆鋸(のこぎり)などでものを挽(ひ)き切る音
◆「𨧱銊クツシュツ」、戸や箱などが開かないようにする金具、掛け金(かけがね)を受ける金具、受け壺(うけつぼ)、同「屈戌」

金8+6=総画数14 U+928B
音読: ジン[漢],ニン[呉]
◆未詳「【淮南鴻烈解:卷十九:脩務訓】今劔或絕側羸文齧缺卷銋而稱以頃㐮之劔則貴之爭帶之(絕無側羸無文齧齒卷銋鈍弊無刃…銋鑚犀之稔也)(「頃㐮ケイジョウ」は戦国時代(前5世紀~前221年)の楚ソ(前11世紀~前223年)の国王)
◆「鍖銋チンジン」、未詳「【王諫議集:賦:洞簫賦】…行鍖銋以和囉風鴻洞而不絕兮…」

金8+6=総画数14 U+928C
音読: ソン,ゾン
◆錐(きり)などの穴を穿つ道具、同「鑽」
𨫐𨧓𨧵铚
金8+6=総画数14 U+928D
音読: チツ[漢],チチ[呉],シツ[漢],シチ[呉]
◆穀物の穂(或いは穂先)を刈る、またそのための短い鎌(かま)、同「䬹」「㓚」
筆順
𨧎𨥲𨩹
金8+6=総画数14 U+928E
音読: キョウ[漢],ク[呉]
◆斧(おの)に設ける柄を差し込むための孔(あな)、同「銃」「𨥍」
𨧳
金8+6=総画数14 U+9290
音読: セイ[漢],セ[呉]
◆草を刈り取る道具
◆刃物がよく切れる

金8+6=総画数14 U+9291
音読: セン[漢呉]
訓読: ずく
◆光沢のある金属
◆弓の両端の金属製の飾り
◆鍾ショウ(壺の一種)の両側の取っ手
◆[日]ずく、鉄鉱石から取り出した炭素などを多く含む鉄
筆順
鈃钘𨨵
金8+6=総画数14 U+9292
音読: ケイ[漢],ギョウ[呉]
◆首が細長く胴が膨らみ釣鐘のように下が広がっている酒壺、同「𦈨」
◆祭礼の際に羹(あつもの、野菜などを煮込んだ吸物)を盛る三本足で蓋付きの器、小形の鼎(かなえ)、同「鉶」
𨩳铨
金8+6=総画数14 U+9293
音読: セン[漢呉]
◆軽重・程度・能力などを量(はか)る
◆人品ジンピンや能力を量る、適格者を選ぶ
筆順

金8+6=総画数14 U+9294
音読: ヒ[漢呉]
◆「靈姑銔レイコヒ」、春秋時代(前770年~前5世紀)の齊国の旌旗セイキ(目印として立てる旗や幟のぼり)の名「【春秋左傳:昭公十年】…然則歸乎曰君伐焉歸公召之而後入公卜使王黑以靈姑銔率吉請斷三尺焉而用之(《注》王黑齊大夫靈姑銔公旗名斷三尺不敢與君同)(「公」は齊国第19代君主昭公、「王黑」は昭公の家臣で大夫タイフ)
鉄鐵鐡𨬿䥫𨮯𨫓𨦘铁
金8+6=総画数14 U+9295
音読: テツ[漢],テチ[呉]
訓読: くろがね
◆金属の一種、黒金(くろがね、鉄の古名)
◆黒いさま
◆堅く強いさま
◆金属製の武器
◆鉄(Ferrum[羅]、Fe)、元素名 {鉄}
筆順

金8+6=総画数14 U+9296
音読: シュ[漢],ジュ,ズ[呉]
◆重量の単位、1銖=1/24両、時代によって異なるが約0.6~1.7g程 {各種単位}
◆ごく僅か
◆(刃の切れ味が)鈍い
筆順

金8+6=総画数14 U+9297
音読: コウ[漢],グ[呉]
◆頭が抜けないように作った首枷(くびかせ)
◆口が小さく腹が膨(ふく)らんだ壺形・缶形の容器、一旦中に入れると取り出せないように口を小さく作り、文書(密告文)や錢(貯金)などを入れるのに用いた、同「缿」
◆「鏂銗オウコウ」◇門扉モンピに取り付ける金属製の飾り◇錏・錣・𩊱(しころ)、首回りを守るために兜(かぶと)から両肩と首筋を覆うように垂らした部分

金8+6=総画数14 U+9298
音読: メイ[漢],ミョウ[呉]
◆器や石碑に名や由来・功績などを彫り込む、またその文章、「銘文メイブン」
◆忘れないように刻み込む、記(しる)して後々まで伝える、またその言葉、「銘記メイキ」
◆[日]上等なものを意味する名、「銘菓メイカ」「銘柄(めいがら)」
筆順

金8+6=総画数14 U+9299
音読: カ[漢],ケ[呉]
◆帯或いはベルトbeltに付ける装飾品、位階により形や材質が定められていた、「帯銙タイカ」、同「錁」「𩊓」「【正字通:戌集上:金部:銙】唐制帶一二品銙以金六品已上犀九品已上銀庶人鐵明制革帶前合口處曰三台左右排三圓桃排方左右曰魚尾有輔弼二小方後七枚前大小十三枚唐之十三銙卽此式初制也」
◆「銙茶(音未詳)」、茶の一種、形が帯銙に似ていることによる、同「夸茶」
◆茶葉(ちゃば)の量の単位
筆順
铫𤭈
金8+6=総画数14 U+929A
音読: ①チョウ[漢],ジョウ[呉]②ヨウ[漢呉]

◆鉄製・金属製(古くは木製・骨製など)の刃を取り付けたシャベルshovel状の農具、雑草などを取り除くために土を薄く削(そ)ぐ、土を掘って掬(すく)う、掘り起こした土を均(なら)す、などに使う、日本で鋤(すき)と呼ばれる農具、同「鍬」

◆注ぎ口と弦(つる)状や柄状の取っ手が付いた小さな鍋、直接火に掛け酒や汁・湯などを温め、そのまま容器に注ぐことができる
漢字林(非部首部別)
筆順
铦𨨱
金8+6=総画数14 U+929B
音読: ①セン[漢呉]②テン[漢呉]
訓読: もり

◆鋤(すき)や鍬(くわ)の類、土を掘り起こすなどする農具
◆もり、棒の先に鏃(やじり)のような先の尖(とが)った刃を付けた漁具、魚などにめがけて突く或いは投げるなどして捕(と)る
◆尖る、鋭(するど)い、鋭利エイリな

◆選(えら)び取る
漢字林(非部首部別)
筆順

金8+6=総画数14 U+929C
音読: カン[漢],ゲン[呉],ガン[慣]
訓読: くつわ、くぐ・む
◆馬の口に咥(くわ)えさせる馬具で、金属製の棒(口に咥えさせる部分)と、その両端の轡(くつわ)や手綱(たずな)を繋ぐための環状の金具から成る、「銜枚カンバイ」、同「衘」「㘅」 {乗物(馬車)}
◆口に咥える、口に入れる、口に含む、同「衘」「㘅」「𠼫」「𠾑」「啣」「𠷢」
◆(思いを)心に抱(いだ)く、同「啣」
◆(命令などを)受ける
漢字林(非部首部別)
筆順

金8+6=総画数14 U+929D
音読: キュウ[漢],ク[呉]
◆長い針
鈞钧𨥒銁
金8+6=総画数14 U+929E
音読: キン[漢呉]
◆重量の単位 {各種単位}
◆陶器を作るときに用いる轆轤台ロクロダイ
◆(力や形などが)均(ひと)しいさま、釣り合うさま、またそのような役割を担う人、また能力のある人
◆尊敬を表す語、「鈞鑒キンカン」は「ご高覧コウランいただきたい」の意

金8+6=総画数14 U+929F
音読: サ[漢],シャ[呉]
◆魚器、未詳「【字彙補:戌集:金部:銟】初加切音杈魚器」

金8+6=総画数14 U+92A0
音読: ロウ
◆五代十国時代に鋳造された銭の名「【錢通:卷二十一】開元通寳為文仍以五百文為貫俗謂之銠{⿺及力}錢與鉛錢並行」
◆ロジウムRhodium(Rh)、元素名、旧「錴」 {ロジウム}

金8+6=総画数14 U+92A1
音読: キツ
◆金属の物が擦れ合う、またその音

金8+6=総画数14 U+92A2
音読: ヘキ,ヒャク
◆未詳「【字彙補:戌集:金部:銢】匹亦切音劈器也」

金8+6=総画数14 U+92A3
音読: ジョ[漢],ニョ[呉]
◆ルビジウムRubidium(Rb)、元素名 {ルビジウム}

金8+6=総画数14 U+92A4
音読: ベイ,マイ
◆アメリシウムAmericium(Am)の旧名、現「鎇」
◆オスミウム(Os)の旧名、現「鋨」

金8+6=総画数14 U+92A5
音読: イ
◆イリジウムIridium(Ir)、元素名 {イリジウム}

金8+6=総画数14 U+92A6
音読: イン
◆インジウムIndium(In)、元素名 {インジウム}

金8+6=総画数14 U+92A7
音読: コウ[]
◆ラジウムRadium(Ra)の旧名、現「鐳」

金8+6=総画数14 U+92A8
音読: アン[漢呉]
◆アンモニウムammonium、窒素Nと水素Hとから成る化合物、NH4、旧「錏」、「銨離子アンリシ(アンモニウムイオン)」

金8+6=総画数14 U+92A9
音読: チョウ
◆ツリウムThulium(Tm)、元素名、旧「鋵」 {ツリウム}

金8+6=総画数14 U+92AA
音読: ユウ,ウ
◆銀を精製した際に容器の底に沈殿した鉛や銅などの不純物、渣滓サシ「【杜騙新書:十四類假銀騙:冒州接著漂白鏪】…或以銅碎如前名曰包銪銀…」「【本草綱目拾遺:卷二:金部:銀銪(一作釉)】此乃傾銀舖熔銀脚也凡熔銀入罐必多用硝及硼砂黃砂以去鉛銅雜脚則成十足成色爲紋銀其罐底所餘黑色滓渣名曰銪…」
◆ユウロピウムEuropium(Eu)、元素名 {ユウロピウム}

金8+6=総画数14 U+92AB
音読: ショク,シキ[慣],スァ[中]
◆セシウムCaesium(Cs)、元素名、旧「鏭」 {セシウム}

金8+6=総画数14 U+92AC
音読: コウ
◆手錠、手錠をかける
錢钱
金8+6=総画数14 U+92AD
音読: セン[漢],ゼン[呉],セン[漢呉]
訓読: ぜに
◆貨幣、特に銅貨(価値の低い貨幣)、貨幣の総称
◆重量の単位、1両=10銭、1銭=10分 {各種単位}
◆刃を取り付けたシャベルshovel状の農具、同「銚」「【說文解字:金部:錢】銚也古田器」
◆[日]貨幣の単位、1銭=1/100円
筆順

金8+6=総画数14 U+92AE
音読: ラン[漢呉]
◆天子の馬車の軛(くびき、牛馬の首に掛ける"へ"字状の馬具)に立てるように取り付ける金属製の飾り、鈴のようにな音が出るように作る、同「鸞」 {楽器(鈴)}
◆天子、天子の乗る馬車

金8+6=総画数14 U+92AF
訓読: かすがい
◆[日]木材などを繋ぎ固定するための"["字形の釘、同「鎹」

金8+6=総画数14 U+92B1
音読: チョウ
◆茶や水などを沸かす容器「【紅樓夢:第八十四回:試文字寶玉始提親 探驚風賈環重結怨】沸的一聲銱子倒了火已潑滅了」
◆「釕銱リョウチョウ」、門や窓の戸締り用の掛金(かけがね)
铓𨦵釯
金8+6=総画数14 U+92E9
音読: ボウ[漢],モウ[呉]
◆切っ先(きっさき)、刀や剣の刃の先端
筆順

金8+6=総画数14 U+92EE
音読: セイ
◆「阮大鋮ゲンタイセイ」、1587年~1646年、明代(1368年~1644年)末の人
鉶𨦕𨦿䤯
金5+6=総画数11 U+94CF
音読: ケイ[漢],ギョウ[呉]
◆祭礼の際に羹(あつもの、野菜と肉を煮込んだ吸物)を盛る三本足で蓋付きの器、小形の鼎(かなえ)、同「銒」

金5+6=総画数11 U+94D0
音読: コウ
◆手錠、手錠をかける

金5+6=総画数11 U+94D1
音読: ロウ
◆五代十国時代に鋳造された銭の名「【錢通:卷二十一】開元通寳為文仍以五百文為貫俗謂之銠{⿺及力}錢與鉛錢並行」
◆ロジウムRhodium(Rh)、元素名、旧「錴」 {ロジウム}

金5+6=総画数11 U+94D2
音読: ジ,ニ
◆鉤状の装飾品
◆エルビウムErbium(Er)、元素名 {エルビウム}
鋩𨦵釯
金5+6=総画数11 U+94D3
音読: ボウ[漢],モウ[呉]
◆切っ先(きっさき)、刀や剣の刃の先端

金5+6=総画数11 U+94D4
音読: ア[漢],エ[呉]
訓読: しころ
◆「铔鍜アカ」、錏・錣・𩊱(しころ)、首回りを守るために兜(かぶと)から両肩と首筋を覆うように垂らした部分、同「鐚」、別名「鏂銗オウコウ」
◆アンモニウムammoniumの旧称、現「銨」

金5+6=総画数11 U+94D5
音読: ユウ,ウ
◆銀を精製した際に容器の底に沈殿した鉛や銅などの不純物、渣滓サシ「【杜騙新書:十四類假銀騙:冒州接著漂白鏪】…或以銅碎如前名曰包銪銀…」「【本草綱目拾遺:卷二:金部:銀銪(一作釉)】此乃傾銀舖熔銀脚也凡熔銀入罐必多用硝及硼砂黃砂以去鉛銅雜脚則成十足成色爲紋銀其罐底所餘黑色滓渣名曰銪…」
◆ユウロピウムEuropium(Eu)、元素名 {ユウロピウム}

金5+6=総画数11 U+94D6
音読: セイ
◆「阮大铖ゲンタイセイ」、1587年~1646年、明代(1368年~1644年)末の人
鋏𨦇
金5+6=総画数11 U+94D7
音読: キョウ[漢呉]
訓読: はさ・む、はさみ、やっとこ
◆熱した金属や融けた金属が入った容器などを挟(はさ)み持つ道具
◆物を挟み切る道具
◆剣(つるぎ)、両刃の刀、またその柄(つか、取っ手の部分)

金5+6=総画数11 U+94D9
音読: ドウ[漢],ニョウ[呉]
◆軍中で合図などに使う道具の一つ、形は鈴レイ(すず)に似るが舌ゼツがなく、柄(え)を握り上に向けて持ち桴(ばち)で叩いて鳴らす、楽器としても使われるという {楽器(打楽器)}
◆乱す、掻(か)き乱す「【莊子:外篇:天道】聖人之靜也非曰靜也善故靜也(善之乃靜則有時而動也)萬物无足以鐃心者故靜也(斯乃自得也)」
銍𨫐𨧓𨧵
金5+6=総画数11 U+94DA
音読: チツ[漢],チチ[呉],シツ[漢],シチ[呉]
◆穀物の穂(或いは穂先)を刈る、またそのための短い鎌(かま)、同「䬹」「㓚」

金5+6=総画数11 U+94DB
音読: ①トウ[漢呉]②ソウ[漢],ショウ[呉]
訓読: こじり

◆金属が触れ合ったりぶつかり合ったりした時の音
◆「锒铛ロウトウ」◇金属製の鎖、罪人を繋ぐ鎖◇鎖を掛ける、鎖に繋ぐ◇金属が触れ合ったりぶつかり合ったりした時の音
◆「铃铛レイトウ」、鈴、ベルbell

◆酒などを温める三本の足が付いた底が丸い鍋
◆[日]こじり、垂木や鞘の先端の金具

金5+6=総画数11 U+94DC
音読: トウ[漢],ズウ[呉],ドウ[慣]
訓読: あかがね
◆金属の一種、赤金(あかがね、銅の古称)
◆銅(Copper、Cu)、元素名 {銅}

金5+6=総画数11 U+94DD
音読: リョ,ロ
◆金属などを磨(みが)く、またその道具、鑢(やすり)、同「鑢」「䥨」
◆アルミニウムAluminium(Al)、元素名 {アルミニウム}

金5+6=総画数11 U+94DE
音読: チョウ
◆茶や水などを沸かす容器「【紅樓夢:第八十四回:試文字寶玉始提親 探驚風賈環重結怨】沸的一聲銱子倒了火已潑滅了」
◆「釕銱リョウチョウ」、門や窓の戸締り用の掛金(かけがね)

金5+6=総画数11 U+94DF
音読: イン
◆インジウムIndium(In)、元素名 {インジウム}

金5+6=総画数11 U+94E0
音読: カイ[漢呉],ガイ[慣]
訓読: よろい
◆胴体部分(両肩・胴・腰)を守るための金属製の防具、皮製は「甲」

金5+6=総画数11 U+94E1
音読: サツ,セチ
◆押切(おしき)り、刃の先端を固定し、ものを挟(はさ)んで押し切る道具、飼葉(かいば、牛馬の飼料とする草)などを作るための道具、「鍘刀サツトウ」、同「䥷」「【欽定授時通考:卷四十一:功作:䥷】(図あり)
◆(草などを)押し切る

金5+6=総画数11 U+94E2
音読: シュ[漢],ジュ,ズ[呉]
◆重量の単位、1銖=1/24両、時代によって異なるが約0.6~1.7g程 {各種単位}
◆ごく僅か
◆(刃の切れ味が)鈍い

金5+6=総画数11 U+94E3
音読: セン[漢呉]
訓読: ずく
◆光沢のある金属
◆弓の両端の金属製の飾り
◆鍾ショウ(壺の一種)の両側の取っ手
◆[日]ずく、鉄鉱石から取り出した炭素などを多く含む鉄

金5+6=総画数11 U+94E5
音読: チョウ
◆ツリウムThulium(Tm)、元素名、旧「鋵」 {ツリウム}
銛𨨱
金5+6=総画数11 U+94E6
音読: ①セン[漢呉]②テン[漢呉]
訓読: もり

◆鋤(すき)や鍬(くわ)の類、土を掘り起こすなどする農具
◆もり、棒の先に鏃(やじり)のような先の尖(とが)った刃を付けた漁具、魚などにめがけて突く或いは投げるなどして捕(と)る
◆尖る、鋭(するど)い、鋭利エイリな

◆選(えら)び取る
鏵𨫽
金5+6=総画数11 U+94E7
音読: カ[漢],ゲ[呉]
◆田畑を耕(たがや)す農具で鍬(くわ)や鋤(すき)の類、同「鍤」「鋘」「釫」
銓𨩳
金5+6=総画数11 U+94E8
音読: セン[漢呉]
◆軽重・程度・能力などを量(はか)る
◆人品ジンピンや能力を量る、適格者を選ぶ
鎩𨭝𨨽𨦅
金5+6=総画数11 U+94E9
音読: サツ[漢],セチ[呉],サイ[漢],セイ[呉]
◆矛(ほこ、両刃の剣)に柄(え)を取り付けた小形の武器、同「鈒」
◆長柄の先に戈(ほこ)や矛(ほこ、両刃の剣)を取り付けた武器
◆傷つける、傷つく

金5+6=総画数11 U+94EA
音読: コウ[漢],キョウ[呉]
◆堅(かた)いものを穿(うが)つ音、またその音の形容
◆「铪匝・匼匝・𠥕匝コウソウ」、周(まわ)りを巡(めぐ)らす、囲(かこ)む
◆板金(いたがね)、金属の板「【南史:卷四十六:列傳第三十六:周盤龍】…餉二百斛并金鉿等物…」「【太平御覽:卷第八百一十二:珎寶部十一:銀】幽明錄》曰徐琦毎見一女子姿色甚美便解臂上銀鉿贈之」「【廣韻:入聲:合第二十七:閤:鉿】二尺鋌」
◆ハフニウムHafnium(Hf)、元素名 {ハフニウム}
銚𤭈
金5+6=総画数11 U+94EB
音読: ①チョウ[漢],ジョウ[呉]②ヨウ[漢呉]

◆鉄製・金属製(古くは木製・骨製など)の刃を取り付けたシャベルshovel状の農具、雑草などを取り除くために土を薄く削(そ)ぐ、土を掘って掬(すく)う、掘り起こした土を均(なら)す、などに使う、日本で鋤(すき)と呼ばれる農具、同「鍬」

◆注ぎ口と弦(つる)状や柄状の取っ手が付いた小さな鍋、直接火に掛け酒や汁・湯などを温め、そのまま容器に注ぐことができる

金5+6=総画数11 U+94EC
音読: ①カク[漢],キャク[呉]②ラク[漢呉]

◆穂先が鉤(かぎ)形になった武器
◆クロムChromium(Cr)、元素名 {クロム}

◆髪を剃(そ)る、剃り落とす、同「𩮜」

金5+6=総画数11 U+94ED
音読: メイ[漢],ミョウ[呉]
◆器や石碑に名や由来・功績などを彫り込む、またその文章、「銘文メイブン」
◆忘れないように刻み込む、記(しる)して後々まで伝える、またその言葉、「銘記メイキ」
◆[日]上等なものを意味する名、「銘菓メイカ」「銘柄(めいがら)」

金5+6=総画数11 U+94EE
音読: ソウ[漢],ショウ[呉]
◆金属が触れ合ったりぶつかり合ったりした時の音の形容、「錚錚ソウソウ」
◆形は鐃ドウに似るが細長く、柄(え)を握り上に向けて持ち、叩いて鳴らす鐘(かね)、同「鉦」

金5+6=総画数11 U+94EF
音読: ショク,シキ[慣],スァ[中]
◆セシウムCaesium(Cs)、元素名、旧「鏭」 {セシウム}

金5+6=総画数11 U+94F0
音読: コウ[漢],キョウ[呉]
◆二枚の刃を交差させてものを挟(はさ)むようにして切る道具、鋏(はさみ)
◆挟んで切る
◆「钉铰テイコウ」、別々のものを合わせ固定する鋲(びょう)、リベットrivet、別名「铆钉ボウテイ」
◆「铰刀コウトウ」、ドリルdrillなどで空(あ)けた穴を広げたり形を整(ととの)えたりする工具、リーマreamer

金5+6=総画数11 U+94F1
音読: イ
◆イリジウムIridium(Ir)、元素名 {イリジウム}
鏟𨩱𨪑𨲨𩮲
金5+6=総画数11 U+94F2
音読: サン[漢],セン[呉]
◆凸凹した石・土や木を削って平らにする、またその鉄製・金属製の道具
◆鉄製・金属製の刃を取り付けたシャベルshovel状の農具、雑草などを取り除くために土を薄く削(そ)ぐ、土を掘って掬(すく)う、掘り起こした土を均(なら)す、などに使う、日本で鋤(すき)と呼ばれる農具、同「鍬」 {農具(鋤鍬類)}

金5+6=総画数11 U+94F3
音読: シュウ[漢],シュ[呉],ジュウ[慣]
訓読: つつ
◆斧(おの)に設ける柄を差し込むための孔(あな)、同「銎」
◆筒(つつ)に弾丸を込(こ)めこれを発射する装置
◆穴をあける工具、ポンチpunch

金5+6=総画数11 U+94F4
音読: トウ
◆木の枝を斧などで切り落とした跡を平らにする道具
◆「铴锣」、小さな銅鑼(どら)

金5+6=総画数11 U+94F5
音読: アン[漢呉]
◆アンモニウムammonium、窒素Nと水素Hとから成る化合物、NH4、旧「錏」、「铵离子アンリシ(アンモニウムイオン)」
銀𨧏
金5+6=総画数11 U+94F6
音読: ギン[漢],ゴン[呉]
訓読: しろがね
◆金属の一種、白く光沢がある、白金(しろがね、銀の古称)
◆銀(Argentum[羅]、Ag)、元素名 {銀}
◆貨幣、金銭
◆白く光るさま

金5+6=総画数11 U+94F7
音読: ジョ[漢],ニョ[呉]
◆ルビジウムRubidium(Rb)、元素名 {ルビジウム}
𨦃
金8+6=総画数14 U+28983
音読: タ[漢呉]
◆斧や鍬(くわ)などの重い刃物で切る、刃物を振り下ろすようにして切る、同「刴」
◆欠ける
𨦄
金8+6=総画数14 U+28984
音読: カン,ケン
◆頭が曲がった鑿(のみ)
𨦅鎩𨭝𨨽铩
金8+6=総画数14 U+28985
音読: サツ[漢],セチ[呉],サイ[漢],セイ[呉]
◆矛(ほこ、両刃の剣)に柄(え)を取り付けた小形の武器、同「鈒」
◆長柄の先に戈(ほこ)や矛(ほこ、両刃の剣)を取り付けた武器
◆傷つける、傷つく
𨦇鋏铗
金8+6=総画数14 U+28987
音読: キョウ[漢呉]
訓読: はさ・む、はさみ、やっとこ
◆熱した金属や融けた金属が入った容器などを挟(はさ)み持つ道具
◆物を挟み切る道具
◆剣(つるぎ)、両刃の刀、またその柄(つか、取っ手の部分)
𨦈
金8+6=総画数14 U+28988
訓読: いかり、なた
◆[日]姓用字
𨦏
金8+6=総画数14 U+2898F
音読: 未詳
◆未詳
𨦕鉶铏𨦿䤯
金8+6=総画数14 U+28995
音読: ケイ[漢],ギョウ[呉]
◆祭礼の際に羹(あつもの、野菜と肉を煮込んだ吸物)を盛る三本足で蓋付きの器、小形の鼎(かなえ)、同「銒」
𨦘鉄鐵鐡𨬿䥫𨮯𨫓銕铁
金8+6=総画数14 U+28998
音読: テツ[漢],テチ[呉]
訓読: くろがね
◆金属の一種、黒金(くろがね、鉄の古名)
◆黒いさま
◆堅く強いさま
◆金属製の武器
◆鉄(Ferrum[羅]、Fe)、元素名 {鉄}
𨦚
金8+6=総画数14 U+2899A
音読: カ[漢],ゲ[呉]
◆壁土などを塗る鏝(こて)、同「釫」、木製のものは「杇」
◆田畑を耕(たがや)す農具で鍬(くわ)や鋤(すき)の類、同「鏵」
𨦜矛𢦧𥍥𥍤𥎠𢦵𢧟𨥨
金8+6=総画数14 U+2899C
音読: ボウ[漢],ム[呉]
訓読: ほこ
◆筒状の鞘(さや)を付け柄(え)を取り付けられるようにした両刃の剣(つるぎ)、同「鉾」 {武器(刀剣槍)} {武器(矛戈戟)}
◆またそれを長柄の先に付けた槍状の武器
𨦝
金8+6=総画数14 U+2899D
音読: ヘキ,ヒャク
◆木などを切る、またその道具、同「釽」「【龍龕手鑑:卷一:金部第一:{⿰金(㐬-𠫓+𠂊)}𨦝】俗𨦝今普擊反裁木為器也」
𨦟鋒鏠鎽锋
金8+6=総画数14 U+2899F
音読: ホウ[漢],フウ,フ[呉]
訓読: ほこさき、きっさき
◆剣(つるぎ)や矛(ほこ、両刃の短い剣、またそれを長い柄の先に付けた槍のような武器)などの刃物の先端 {武器(刀剣槍)}
◆尖ったものの先端
◆鋭く突き出ているさま
◆軍勢の中で最も先を進む隊、軍の先頭、「先鋒センポウ」
𨦠
金8+6=総画数14 U+289A0
音読: シ[漢呉]
◆「𨦠錍シヘイ」、斧フ(おの)の一種
𨦣鋭銳锐
金8+6=総画数14 U+289A3
音読: ①エイ[漢呉]②タイ[漢],ダイ[呉]
訓読: するど・い

◆先端に近くなるほど細く尖(とが)るさま
◆突き出ているさま、抜きん出ているさま
◆動きが素早いさま、反応が速いさま

◆矛(ほこ)、長柄(ながえ)を差し込めるように筒状の鞘(さや)を付けた両刃の剣(つるぎ)、またそれを取り付けた槍(やり)状の武器 {武器(刀剣槍)}
𨦤
金8+6=総画数14 U+289A4
音読: 줄チュル[韓]
◆[韓]鑢(やすり)
𨦵鋩铓釯
金8+6=総画数14 U+289B5
音読: ボウ[漢],モウ[呉]
◆切っ先(きっさき)、刀や剣の刃の先端
𫟼
金5+6=総画数11 U+2B7FC
音読: タツ[漢],タチ[呉]
◆ダームスタチウムDarmstadtium(Ds)、元素名 {ダームスタチウム}

金8+7=総画数15 U+492B
音読: サン,ゼン
◆中に突き刺し入れる先の尖(とが)ったもの、土を掘り起こす犂(すき、牛などに引かせて土を起す農具)や鋤(すき、日本でいう鍬くわと呼ばれれる農具)の類、同「鑱」
𨪍
金8+7=総画数15 U+492C
音読: サ[漢],シャ[呉]
◆「䤬鑼サラ」◇盆ボンや盂ウなどのような口が開いた容器、同「𨮭鑼シラ」「【摛文堂集:卷九:口宣】就驛賜大遼國賀天寜節使副銀䤬鑼唾盂盂子錦被褥等口宣」「【湛園札記:卷四】䤬鑼吾鄉名銅靣盆為䤬鑼見宋史禮志二十二卷金使辭儀又外國傳數見之」 {水器(盆)} {食器(盂)}◇一説に叩(たた)いて鳴らす小形の銅鑼ドラに似た楽器、同「篩鑼・𨮭鑼シラ」「【正字通:戌集上:金部:䤬】…一說䤬譌作厮𨮭今馬上急遞所擊者似鑼而小俗呼篩鑼卽䤬鑼也俗作𨪍」

金8+7=総画数15 U+492D
音読: ショク,シキ
◆金属製の飾(かざ)り、飾る

金8+7=総画数15 U+492E
音読: ショウ[漢],ジョウ[呉]
◆未詳「【玉篇:卷十八:金部第二百六十九:䤮】時獵切鐵䤮也」「【集韻:卷十:入聲下:葉第二十九:䤮】鐵也」「【古今通韻:卷十二:二十九葉:䤮】金飾」
鉶铏𨦕𨦿
金8+7=総画数15 U+492F
音読: ケイ[漢],ギョウ[呉]
◆祭礼の際に羹(あつもの、野菜と肉を煮込んだ吸物)を盛る三本足で蓋付きの器、小形の鼎(かなえ)、同「銒」

金8+7=総画数15 U+4931
音読: 未詳
◆未詳「【字彙:戌集:金部:䤱】古文誓字盟言也」「【康熙字典:戌集上:金部:䤱】《六書統》古文誓字○按古文無䤱字六書統誤」

金8+7=総画数15 U+4932
音読: 未詳
◆[日]忍術書【萬川集海】にある忍者文字で「ゐ」という音を表す字 {忍者文字}

金8+7=総画数15 U+92B2
音読: カン[漢],ガン[呉]
◆腕に当てる防具、籠手(こて)、弓籠手(ゆごて)
◆半田(はんだ、金属を接合する金属)、半田付けする、同「焊」
鋭锐𨦣
金8+7=総画数15 U+92B3
音読: ①エイ[漢呉]②タイ[漢],ダイ[呉]
訓読: するど・い

◆先端に近くなるほど細く尖(とが)るさま
◆突き出ているさま、抜きん出ているさま
◆動きが素早いさま、反応が速いさま

◆矛(ほこ)、長柄(ながえ)を差し込めるように筒状の鞘(さや)を付けた両刃の剣(つるぎ)、またそれを取り付けた槍(やり)状の武器 {武器(刀剣槍)}
𨦬
金8+7=総画数15 U+92B4
音読: セイ[漢],ゼ[呉],エイ[漢呉]
◆銅の錆(さび)
◆未詳「【說文解字:金部:銴】車樘結也一曰銅生五色也从金折聲讀若誓時制切」
◆未詳「【集韻:卷七:去聲上:祭第十三:銴】小車耳鉤」

金8+7=総画数15 U+92B5
音読: コウ[漢],キョウ[呉]
◆金属や石などの堅(かた)いものが打ち当たる音、「銵鎗コウソウ」、同「鏗」「鍞」「【六書故:卷四:地理一:鏗】口莖切金聲鏗然也(或曰金石之堅者其聲鏗㑹意也別作銵鍞㧶揁誙)」
𨱇
金8+7=総画数15 U+92B6
音読: キュウ[漢],グ[呉]
◆鑿(のみ)の類、一説に独頭斧(ドクトウフ、片刃の斧)「【康熙字典:戌集上:金部:銶】…《釋文》銶音求鑿屬一解云今之獨頭斧…」

金8+7=総画数15 U+92B7
音読: ショウ[漢呉]
◆金属を熱して溶(と)かす、溶ける、同「焇」
◆次第に小さくなる、次第に小さくなって消(き)える、同「消」
◆少しずつ減る
筆順

金8+7=総画数15 U+92B8
音読: チョウ,ジョウ,ニョウ
◆ピンセットpincet[蘭]や毛抜(けぬき)のような"∧"字状をした物を挟(はさ)む金属製の道具、同「鑈」
锈鏥
金8+7=総画数15 U+92B9
音読: シュウ[漢],シュ[呉]
訓読: さび
◆錆(さび)、金属の表面にできる酸化膜、錆びる、同「錆」「鏽」
筆順

金8+7=総画数15 U+92BA
音読: ソウ,ゾウ
◆鈴などの音の形容

金8+7=総画数15 U+92BB
音読: テイ[漢],ダイ[呉]
◆「鎕銻トウテイ」、雲母ウンモ・ウンボに似た鉱石の名、別名「火齊カセイ」「玫瑰マイカイ」「【說文解字注:金部:鎕】鎕銻(…)火齊也(玉部曰玟瑰火齊也然則鎕銻卽玫瑰也廣韵火齊似雲母重沓而開色黃赤似金出日南…)」
◆アンチモンAntimon[独](Stibium[羅]、Sb)、元素名 {アンチモン}

金8+7=総画数15 U+92BC
音読: ①サ[漢],ザ[呉],ソク[漢],ゾク[呉]②サ[漢],ザ[呉]

◆食材を煮炊する底が丸い釜(かま)、同「鍑」
◆「銼𨰠・銼鏍サラ」、小形の釜、同「鈷䥈コボウ」
◆鑢(やすり)、鑢を掛ける

◆挫(くじ)く、折って傷付ける、同「挫」

金8+7=総画数15 U+92BD
音読: カツ,カチ
◆断(た)つ
漢字林(非部首部別)

金8+7=総画数15 U+92BE
音読: コウ[漢],グ[呉]
◆鐘(かね)の音
◆[台]水銀(Hydrargyrum、Hg)、元素名、中国(大陸)では「汞」 {水銀}

金8+7=総画数15 U+92BF
音読: ①ヨウ[漢],ユウ[呉]②ショウ[漢],シュ[呉]

◆古代の楽器の一つで大きな青銅製の鐘(かね)、大きな釣鐘(つりがね)、同「鏞」

◆叩いて鳴らす青銅製の打楽器、鈴レイ(すず)に似た形で更に大きい、同「鐘」
筆順

金8+7=総画数15 U+92C0
音読: ①トウ[漢],ズ[呉]②トウ[漢],ツ[呉]

◆酒などを入れる祭礼用の金属製の容器、同「𨪐」

◆金色の光沢のある鉱石、黄銅鉱、同「鍮」

金8+7=総画数15 U+92C1
音読: リョ,ロ
◆金属などを磨(みが)く、またその道具、鑢(やすり)、同「鑢」「䥨」
◆アルミニウムAluminium(Al)、元素名 {アルミニウム}

金8+7=総画数15 U+92C2
音読: バイ[漢],メ,マイ[呉]
◆大きな環(わ)に小さな(二つの)環を組み合わせた装飾品、子母環(しぼかん)
◆[台]アメリシウムAmericium(Am)、元素名、中国では「鎇」、旧「銤」 {アメリシウム}
𨨄锒
金8+7=総画数15 U+92C3
音読: ロウ[漢呉]
◆「鋃鐺ロウトウ」◇金属製の鎖、罪人を繋ぐ鎖◇鎖を掛ける、鎖に繋ぐ◇金属が触れ合ったりぶつかり合ったりした時の音
錽𨬄𨧴𨪘鎫𨩵
金8+7=総画数15 U+92C4
音読: バン,モン
◆馬の頭部に着ける金属製の飾り、同「𨥧」

金8+7=総画数15 U+92C5
音読: シン
◆堅(かた)く強い、同「剛」「釨」
◆人名用字「【竹葉亭雜記:卷七】…道冲爲余叔高祖名孔鋅…」
◆亜鉛アエン(Zinc、Zn)、元素名 {亜鉛}

金8+7=総画数15 U+92C6
音読: 未詳
◆「郭鋆(音未詳)」、明代(1368年~1644年)の役人、1498年~1563年「【千頃堂書目:卷六:地理類上】郭鋆高平縣志(嘉靖閒修)」
◆「汪鋆(音未詳)」、清代(1644年~1912年)の詩人・画家の名
◆未詳「【五音集韻:卷三:諄第二:鋆】鋆金也」「【正字通:戌集上:金部:鋆】鈞字之譌舊註音雲金名誤」「【康熙字典:戌集上:金部:鋆】《五音集韻》羊倫切音勻金也」
筆順

金8+7=総画数15 U+92C7
音読: ハイ[漢呉]
◆鋳造する前の状態の鉄や銅の塊
◆バリウムBarium(Ba)、元素名 {バリウム}

金8+7=総画数15 U+92C8
音読: オク[漢呉]
◆銀色の光沢のある金属
◆銀色に鍍金(めっき)する

金8+7=総画数15 U+92C9
音読: ソク
◆腕環や足環などの装飾用の環(わ)「【諸蕃志:卷上:南毗國】…足圈金鋉…」

金8+7=総画数15 U+92CA
音読: ヨク[漢呉]
◆銅銭を磨く、また磨いて出た屑
◆鑪(ろ)の炭を取り出す道具

金8+7=総画数15 U+92CB
音読: セン[漢],ゼン[呉],エン[漢呉]
◆矛(ほこ、両刃の剣)に柄(え)を取り付けた小形の武器、同「鈒」

金8+7=総画数15 U+92CC
音読: テイ[漢],ジョウ[呉]
◆金属の延金(のべがね)、金属を溶かして板状にしたもの、或いは一定の形にしたもの、同「䥡」「鍱」「鐷」
◆鋳造チュウゾウ・成形セイケイできる状態にした金属の塊(かたまり)
◆まっすぐなさま、まっすぐに走るさま

金8+7=総画数15 U+92CD
音読: ホツ,ボツ
◆煮え立って釜や鍋などから吹きこぼれる、同「𩱚」
◆ベリリウムBeryllium(Be)の旧称、現在は「鈹」 {ベリリウム}

金8+7=総画数15 U+92CE
音読: カン[漢],ゲン[呉]
◆刀(かたな)
◆人名用字、「朱朗鋎シュロウカン(生没未詳、明代の人、朱謨墷シュボヨウの庶子という「【欽定續文獻通考:卷二百五:韓國宗屬】…謨墷子朗鋎…」)」
铗𨦇
金8+7=総画数15 U+92CF
音読: キョウ[漢呉]
訓読: はさ・む、はさみ、やっとこ
◆熱した金属や融けた金属が入った容器などを挟(はさ)み持つ道具
◆物を挟み切る道具
◆剣(つるぎ)、両刃の刀、またその柄(つか、取っ手の部分)
筆順

金8+7=総画数15 U+92D0
音読: コウ[漢呉]
◆器(うつわ)、未詳、【漢字源:金部:鋐】は「酒などを温める器」とする
◆鐘(かね)や鼓(つづみ)などの音、同「鈜」「【正字通:戌集上:金部:鋐】俗鈜字舊註泥訓器也誤」
◆人名用字、「汪鋐オウコウ(1466年~1536年)「【明史:卷二百十四:列傳第一百二:王廷】…吏部尚書汪鋐…」」「雷鋐ライコウ(1697年~1760年)「【晚晴簃詩匯:卷六十八:雷鋐】字貫一號翠庭甯化人…」」「張鋐チョウコウ(生没未詳)「【顏氏學記:卷十】張鋐張鐘兄弟武城人…」

金8+7=総画数15 U+92D1
音読: セン[漢呉]
◆彫(ほ)る、刻み込む、同「鐫」
◆穴(突き当りのあるあな)や孔(反対側まで突き抜けたあな)を掘る、またそのための錐(きり)や鑿(のみ)、同「鐫」
鏠鎽𨦟锋
金8+7=総画数15 U+92D2
音読: ホウ[漢],フウ,フ[呉]
訓読: ほこさき、きっさき
◆剣(つるぎ)や矛(ほこ、両刃の短い剣、またそれを長い柄の先に付けた槍のような武器)などの刃物の先端 {武器(刀剣槍)}
◆尖ったものの先端
◆鋭く突き出ているさま
◆軍勢の中で最も先を進む隊、軍の先頭、「先鋒センポウ」
筆順

金8+7=総画数15 U+92D3
音読: テン[漢呉]
◆(刃物が)鋭利エイリなさま、鋭(するど)くよく切れるさま
筆順

金8+7=総画数15 U+92D4
音読: バン,モン
◆引く、引っ張る「【龍龕手鑑:卷一:金部第一:鋔】亡返反引也正作挽」

金8+7=総画数15 U+92D5
音読: シ
◆名や由来・功績などを彫(ほ)り込む、また彫り込んだ文章や印(しるし)、同「銘」

金8+7=総画数15 U+92D6
音読: シ[漢呉]
◆斧などで切った後の凸凹を平らに削る道具、手斧(ちょうな)

金8+7=総画数15 U+92D7
音読: ケン[漢呉]
◆小さな盆ボン(底が平らで深みのある丸い容器)、同「梋」
◆弦(つる、吊り下げるための"∩"字状の取っ手)付きの小鍋(なべ)
◆玉ギョク(美しく高貴な石)がぶつかり合う音
筆順
𨦚
金8+7=総画数15 U+92D8
音読: カ[漢],ゲ[呉]
◆壁土などを塗る鏝(こて)、同「釫」、木製のものは「杇」
◆田畑を耕(たがや)す農具で鍬(くわ)や鋤(すき)の類、同「鏵」

金8+7=総画数15 U+92D9
音読: ①ギョ[漢],ゴ[呉]②ゴ[漢],グ[呉]

◆「鉏鋙・齟齬ソゴ」◇鋸(のこぎり)の刃や櫛(くし)の歯のようにぎざぎざしているさま◇(話や意見が)噛(か)み合わないさま、食い違うさま
◆土など掘り起こす農具、鋤ソ(日本で鍬(くわ)と呼ばれれる農具)の類

◆「錕鋙コンゴ」、昆吾コンゴ(古地名、現河南省濮陽市)の山から産出される火のように赤い銅で作った剣(つるぎ)の名、名刀とされる「【山海經:中山經】又西二百里曰昆吾之山其上多赤銅(此山出名銅色赤如火以之作刀切玉如割泥也周穆王時西戎獻之尸子所謂昆吾之劍也…)」 {河南省}
𨦷
金8+7=総画数15 U+92DA
音読: チョウ[漢],ジョウ[呉]
◆轡ヒ(くつわ、手綱たづな)の先(頭部側)に取り付ける金属製の飾り「【說文解字注:金部:𨦷】鐵也一曰𦆕首銅也(…毛傳曰䩦轡也革轡首也按䩦轡也當作䩦轡首飾也…)」
鑛鉱𨥥𨥑𨨭
金8+7=総画数15 U+92DB
音読: コウ[漢],キョウ[呉]
訓読: あらがね
◆掘り出したままで加工されていない有用な物質を含む天然の原石、同「礦」「磺」「𥐫」「卝」

金8+7=総画数15 U+92DC
音読: サク[漢],ザク[呉]
◆足に絡(から)める、足を縛(しば)る
◆足に着ける環状の飾り、足輪、アンクレット(anklet)、腕輪は「釧」
锊鋢𨫏
金8+7=総画数15 U+92DD
音読: レツ[漢],レチ[呉]
◆重さの単位、諸説があり未詳「【說文解字:金部:鋝】十銖二十五分之十三也从金寽聲周禮曰重三鋝北方以二十兩爲鋝」「【康熙字典:戌集上:金部:鋝】古文𨫏(《註》今東萊或以大半兩爲鈞十鈞爲環環重六兩有大半兩鍰與鋝同則三鋝爲一斤四兩)」
𨧑
金8+7=総画数15 U+92DE
音読: ケイ[漢],ギョウ[呉]
◆筒状の保温器、水筒
◆首が細長く胴が膨らみ釣鐘のように下が広がっている酒壺、同「鈃」

金8+7=総画数15 U+92DF
音読: シン[漢呉],セン[漢呉]
◆彫(ほ)る、刻(きざ)み込む

金8+7=総画数15 U+92E0
音読: シン[漢],ジン[呉]
◆未詳「【玉篇:卷十八:金部第二百六十九:鋠】食振切圓鐵」
◆人名用字、「劉鋠(リュウシン、南漢 917年~971年の国主という「【宋論:卷二:太宗】…劉鋠之虐也孟㫤之荒也李煜之靡也…」

金8+7=総画数15 U+92E1
音読: カン[漢],ゴン[呉]
◆中に入れる、受ける、受け入れる
◆「鋡𨬍カンタ」、土を掘り起こす農具、鍬(くわ)や鋤(すき)の類
鋝锊𨫏
金8+7=総画数15 U+92E2
音読: レツ[漢],レチ[呉]
◆重さの単位、諸説があり未詳「【說文解字:金部:鋝】十銖二十五分之十三也从金寽聲周禮曰重三鋝北方以二十兩爲鋝」「【康熙字典:戌集上:金部:鋝】古文𨫏(《註》今東萊或以大半兩爲鈞十鈞爲環環重六兩有大半兩鍰與鋝同則三鋝爲一斤四兩)」

金8+7=総画数15 U+92E4
音読: ソ[漢],ジョ[呉]
訓読: すき、す・く
◆田畑の土を掘り起こす、また掘り起こして雑草を取り除く
◆柄の先に鉄板などを付け振り下ろして土など掘り起こす農具、日本で鍬(くわ)と呼ばれれる農具、日本で鋤(すき)と呼ばれる農具は中国では「鍬」という {農具(鋤鍬類)}
◆取り除く、排除する、同「鉏」
漢字林(非部首部別)
筆順

金8+7=総画数15 U+92E5
音読: トウ[漢],ジョウ[呉]
◆磨(みが)かれて目映(まばゆ)く光る、ぴかぴかに磨く、同「䂻」

金8+7=総画数15 U+92E6
音読: キョク[漢],コク[呉]
◆二つのものを繋(つな)ぎ固定するための"["字形をした釘(くぎ)、鎹(かすがい)、同「𨦴」
◆キュリウムCurium(Cm)、元素名 {キュリウム}

金8+7=総画数15 U+92E7
音読: ケン[漢],ゲン[呉]
◆「銑鋧センケン」、先の尖(とが)った小さな金属製の道具或いは武器、鑿(のみ)や矛(ほこ、柄えの先に取り付けられるようにした短めの両刃の剣つるぎ)の類という「【陳書:卷三十一:列傳第二十五:蕭摩訶】…摩訶遥擲銑鋧正中其額…(「摩訶」は「蕭摩訶ショウマカ(532年~604年、陳チン国557年~589年の人)」)
筆順

金8+7=総画数15 U+92E8
音読: ガ[漢呉]
◆オスミウムOsmium(Os)、元素名、旧「銤」「鐭」 {オスミウム}
◆訛「鐵(鉄)」
铺舖舗
金8+7=総画数15 U+92EA
音読: ホ[漢],フ[呉]
訓読: し・く
◆門扉モンピに取り付ける金属製の飾り、「金鋪キンホ」「銅鋪ドウホ」
◆敷く、敷き広げる、同「敷」
◆広げる、広く行き渡らせる、同「布」「敷」
◆並ぶ、並べる、配置する、同「陳」
◆商品を並べるて売る店、商店、同「肆」
◆駅(えき)、遠くに手紙や荷物などを届けるために乗り継ぎ用の人馬を置いておく所、中継所「【元史:卷一百:急𨔛捕兵】每十里或十五里二十五里則設一鋪」
◆豆トウに似た食物を盛る蓋(ふた)付き脚(あし)付きの器 {食器(豆・鋪)}
筆順
鑗鏫錅
金8+7=総画数15 U+92EB
音読: リ[漢呉]
◆剥ぐ、剥ぎ取る
𨥃
金8+7=総画数15 U+92EC
音読: ハン[漢],ヘン[呉]
◆容器のつる(提げたり吊ったりするための"∩"字状の取っ手)
銳锐𨦣
金8+7=総画数15 U+92ED
音読: ①エイ[漢呉]②タイ[漢],ダイ[呉]
訓読: するど・い

◆先端に近くなるほど細く尖(とが)るさま
◆突き出ているさま、抜きん出ているさま
◆動きが素早いさま、反応が速いさま

◆矛(ほこ)、長柄(ながえ)を差し込めるように筒状の鞘(さや)を付けた両刃の剣(つるぎ)、またそれを取り付けた槍(やり)状の武器 {武器(刀剣槍)}
筆順

金8+7=総画数15 U+92EF
音読: コウ[漢呉]
◆ジルコニウムZirconium(Zr)、元素名 {ジルコニウム}

金8+7=総画数15 U+92F0
音読: リ
◆リチウムLithium(Li)、元素名 {リチウム}

金8+7=総画数15 U+92F1
音読: トク[漢呉]
◆テルビウムTerbium(Tb)、元素名 {テルビウム}

金8+7=総画数15 U+92F2
訓読: びょう
◆[日]頭が大きい釘、「画鋲(がびょう)」
筆順
鑄𨮾𨮩铸
金8+7=総画数15 U+92F3
音読: チュウ[漢呉],シュ[漢],ス[呉]
訓読: い・る
◆金属を溶かし型に流し入れて目的の形に造る、「鋳造チュウゾウ」
◆目的の形に(型通りに)作り上げる
筆順

金8+7=総画数15 U+92F4
音読: 未詳
◆未詳

金8+7=総画数15 U+92F5
音読: トク[漢呉]
◆ツリウムThulium(Tm)の旧名、現「銩」

金8+7=総画数15 U+92F6
音読: リュウ,ル
◆スルホニウムsulfonium、H3S+

金8+7=総画数15 U+9335
音読: カ[漢],ケ[呉]
訓読: にえ
◆ホルミウムHolmium(Ho)の旧称、現在は「鈥」 {ホルミウム}
◆[日]にえ、沸え(にえ)、刀の刃に現れる細かい粒状の模様(もよう)
筆順

金8+7=総画数15 U+933A
訓読: かざり
◆[日]金属製の飾り
筆順
鋣鎁
金5+7=総画数12 U+94D8
音読: ヤ[漢呉]
◆「镆铘バクヤ」、春秋時代(前770年~前5世紀)の呉国の人、干將カンショウの妻、また干將が造ったとされる二つの名剣の一つ、同「鏌釾」「【後漢書:卷八十二:崔駰列傳】…選利器於良材求鏌鋣於明智(吳越春秋曰干將吳人也造二劒一曰干將二曰莫邪莫邪者干將之妻名也…)」

金5+7=総画数12 U+94E4
音読: テイ[漢],ジョウ[呉]
◆金属の延金(のべがね)、金属を溶かして板状にしたもの、或いは一定の形にしたもの、同「䥡」「鍱」「鐷」
◆鋳造チュウゾウ・成形セイケイできる状態にした金属の塊(かたまり)
◆まっすぐなさま、まっすぐに走るさま
鑄𨮾𨮩鋳
金5+7=総画数12 U+94F8
音読: チュウ[漢呉],シュ[漢],ス[呉]
訓読: い・る
◆金属を溶かし型に流し入れて目的の形に造る、「鋳造チュウゾウ」
◆目的の形に(型通りに)作り上げる

金5+7=総画数12 U+94F9
音読: ロウ[漢呉]
◆竈ソウ(かまど)や鑪ロなどで鍋カ(なべ)・釜フ(かま)を載(の)せるための四本脚の鉄製の器具、五徳(ごとく)のようなものか?「【雲笈七籤:卷六十八:金丹部:藥名口訣】…竈令四方四面開口以大鐵鐒鐒施四脚以著竈之中央上下相逺高下…」「【蘭臺軌範:卷六:積聚癥痞】廣濟療髮癥…油(一升)以香澤煎之大𨪊鐒…」
◆ローレンシウムLawrencium(Lr)、元素名 {ローレンシウム}
鋪舖舗
金5+7=総画数12 U+94FA
音読: ホ[漢],フ[呉]
訓読: し・く
◆門扉モンピに取り付ける金属製の飾り、「金鋪キンホ」「銅鋪ドウホ」
◆敷く、敷き広げる、同「敷」
◆広げる、広く行き渡らせる、同「布」「敷」
◆並ぶ、並べる、配置する、同「陳」
◆商品を並べるて売る店、商店、同「肆」
◆駅(えき)、遠くに手紙や荷物などを届けるために乗り継ぎ用の人馬を置いておく所、中継所「【元史:卷一百:急𨔛捕兵】每十里或十五里二十五里則設一鋪」
◆豆トウに似た食物を盛る蓋(ふた)付き脚(あし)付きの器 {食器(豆・鋪)}

金5+7=総画数12 U+94FB
音読: ①ギョ[漢],ゴ[呉]②ゴ[漢],グ[呉]

◆「鉏铻・齟齬ソゴ」◇鋸(のこぎり)の刃や櫛(くし)の歯のようにぎざぎざしているさま◇(話や意見が)噛(か)み合わないさま、食い違うさま
◆土など掘り起こす農具、鋤ソ(日本で鍬(くわ)と呼ばれれる農具)の類

◆「锟铻コンゴ」、昆吾コンゴ(古地名、現河南省濮陽市)の山から産出される火のように赤い銅で作った剣(つるぎ)の名、名刀とされる「【山海經:中山經】又西二百里曰昆吾之山其上多赤銅(此山出名銅色赤如火以之作刀切玉如割泥也周穆王時西戎獻之尸子所謂昆吾之劍也…)」 {河南省}

金5+7=総画数12 U+94FC
音読: ライ
◆人名用字「【隨園詩話:卷十三】…歸安姚汝金字念慈初名世錸…(「歸安キアン」は浙江省湖州市に置かれた県名、「姚汝金ヨウジョキン」は清代(1644年~1911年)の人)
◆レニウムRhenium(Re)、元素名 {レニウム}

金5+7=総画数12 U+94FD
音読: トク[漢呉]
◆テルビウムTerbium(Tb)、元素名 {テルビウム}

金5+7=総画数12 U+94FE
音読: レン[漢呉]
訓読: くさり
◆金属を輪状に作り繋いだ鎖(くさり)、(鎖のように)連なる
◆精錬する前の鉛(なまり)を含む鉱石、同「䃛」

金5+7=総画数12 U+94FF
音読: コウ[漢],キョウ[呉]
◆金属や石などの堅(かた)いものが打ち当たる音、琴キンや瑟ヒツ(いずれも弦楽器)などの高く短い音、「铿铿・铿鍧コウコウ」「铿锵・铿鎗コウソウ」
◆鐘(かね)などを撞(つ)く

金5+7=総画数12 U+9500
音読: ショウ[漢呉]
◆金属を熱して溶(と)かす、溶ける、同「焇」
◆次第に小さくなる、次第に小さくなって消(き)える、同「消」
◆少しずつ減る
鎖鎻鏁𩪑
金5+7=総画数12 U+9501
音読: サ[漢呉]
訓読: くさり、とざ・す
◆金属製の環(わ)を繋(つな)いで紐(ひも)状にしたもの、チェーンchain
◆(鎖で門や扉や戸などを)開かないように閉じる、閉ざす、またその機器(日本では「錠前じょうまえ」と呼ばれる「錠ジョウ」と「鍵かぎ」のセット)
◆閉じ込める、閉じ籠(こも)る

金5+7=総画数12 U+9502
音読: リ
◆リチウムLithium(Li)、元素名 {リチウム}

金5+7=総画数12 U+9503
音読: トウ[漢],ジョウ[呉]
◆磨(みが)かれて目映(まばゆ)く光る、ぴかぴかに磨く、同「䂻」

金5+7=総画数12 U+9504
音読: ソ[漢],ジョ[呉]
訓読: すき、す・く
◆田畑の土を掘り起こす、また掘り起こして雑草を取り除く
◆柄の先に鉄板などを付け振り下ろして土など掘り起こす農具、日本で鍬(くわ)と呼ばれれる農具、日本で鋤(すき)と呼ばれる農具は中国では「鍬」という {農具(鋤鍬類)}
◆取り除く、排除する、同「鉏」

金5+7=総画数12 U+9505
音読: カ[漢呉]
訓読: なべ
◆食材を煮炊きするための円形の器、またそのような形をした容器、同「𩰫」
◆車釭シャコウに潤滑油を供給するための容器、車釭は轂(こしき、車輪中央にある円筒形の部品)と車軸が擦(こす)れて轂が摩耗マモウしないように轂の内側に嵌(は)める筒状の金具「【方言:第九】車釭齊燕海岱之間謂之鍋(音戈)或謂之錕(衮衣)自關而西謂之釭盛膏者乃謂之鍋」「【玉篇:卷十八:金部第二百六十九:鍋】古和公禍二切車釭盛膏器」 {乗物(車輪)}

金5+7=総画数12 U+9506
音読: コウ[漢呉]
◆ジルコニウムZirconium(Zr)、元素名 {ジルコニウム}

金5+7=総画数12 U+9507
音読: ガ[漢呉]
◆オスミウムOsmium(Os)、元素名、旧「銤」「鐭」 {オスミウム}
◆訛「鐵(鉄)」
銹鏥
金5+7=総画数12 U+9508
音読: シュウ[漢],シュ[呉]
訓読: さび
◆錆(さび)、金属の表面にできる酸化膜、錆びる、同「錆」「鏽」

金5+7=総画数12 U+9509
音読: ①サ[漢],ザ[呉],ソク[漢],ゾク[呉]②サ[漢],ザ[呉]

◆食材を煮炊する底が丸い釜(かま)、同「鍑」
◆「锉𨰠・锉镙サラ」、小形の釜、同「鈷䥈コボウ」
◆鑢(やすり)、鑢を掛ける

◆挫(くじ)く、折って傷付ける、同「挫」
鋝鋢𨫏
金5+7=総画数12 U+950A
音読: レツ[漢],レチ[呉]
◆重さの単位、諸説があり未詳「【說文解字:金部:鋝】十銖二十五分之十三也从金寽聲周禮曰重三鋝北方以二十兩爲鋝」「【康熙字典:戌集上:金部:鋝】古文𨫏(《註》今東萊或以大半兩爲鈞十鈞爲環環重六兩有大半兩鍰與鋝同則三鋝爲一斤四兩)」
鋒鏠鎽𨦟
金5+7=総画数12 U+950B
音読: ホウ[漢],フウ,フ[呉]
訓読: ほこさき、きっさき
◆剣(つるぎ)や矛(ほこ、両刃の短い剣、またそれを長い柄の先に付けた槍のような武器)などの刃物の先端 {武器(刀剣槍)}
◆尖ったものの先端
◆鋭く突き出ているさま
◆軍勢の中で最も先を進む隊、軍の先頭、「先鋒センポウ」

金5+7=総画数12 U+950C
音読: シン
◆堅(かた)く強い、同「剛」「釨」
◆人名用字「【竹葉亭雜記:卷七】…道冲爲余叔高祖名孔鋅…」
◆亜鉛アエン(Zinc、Zn)、元素名 {亜鉛}

金5+7=総画数12 U+950D
音読: リュウ,ル
◆スルホニウムsulfonium、H3S+

金5+7=総画数12 U+950E
音読: カイ,ケ
◆人名用字「【湯子遺書:卷七:廣西叅議戴公傳】戴公…子鐦…」「【江西通志:卷五十六:選舉:順治十四年丁酉鄉試】黄鐦(豐城人)」
◆カリホルニウムCalifornium(Cf)、元素名、同「鉲」 {カリホルニウム}

金5+7=総画数12 U+950F
音読: カン[漢],ケン[呉]
◆轂(こしき、車輪中央にある円筒形の部品)と車軸が擦(こす)れて車軸が摩耗マモウしないように車軸に被(かぶ)せる筒状の金具、轂側にもこれに対応する筒状の金具がありこれを「釭」という、同「鐗」「𨎫」「【說文解字注:金部:鐗】車軸鐵也(…車軸之在釭中者以鐵鍱裹之謂之鐗釋名曰𨎫閒也閒釭軸之閒使不相摩也按釭中亦以鐵鍱裹之則鐵與鐵相摩而轂軸之木皆不傷乃名鐵之在軸者曰鐗在轂者曰釭)」 {乗物(車輪)}
◆剣(つるぎ)のような形の武器で、刃の部分が長細い四角柱(断面が四角形)で先端に向かって次第に尖(とが)る、同「𨰝」
鋭銳𨦣
金5+7=総画数12 U+9510
音読: ①エイ[漢呉]②タイ[漢],ダイ[呉]
訓読: するど・い

◆先端に近くなるほど細く尖(とが)るさま
◆突き出ているさま、抜きん出ているさま
◆動きが素早いさま、反応が速いさま

◆矛(ほこ)、長柄(ながえ)を差し込めるように筒状の鞘(さや)を付けた両刃の剣(つるぎ)、またそれを取り付けた槍(やり)状の武器 {武器(刀剣槍)}

金5+7=総画数12 U+9511
音読: テイ[漢],ダイ[呉]
◆「鎕锑トウテイ」、雲母ウンモ・ウンボに似た鉱石の名、別名「火齊カセイ」「玫瑰マイカイ」「【說文解字注:金部:鎕】鎕銻(…)火齊也(玉部曰玟瑰火齊也然則鎕銻卽玫瑰也廣韵火齊似雲母重沓而開色黃赤似金出日南…)」
◆アンチモンAntimon[独](Stibium[羅]、Sb)、元素名 {アンチモン}
鋃𨨄
金5+7=総画数12 U+9512
音読: ロウ[漢呉]
◆「锒铛ロウトウ」◇金属製の鎖、罪人を繋ぐ鎖◇鎖を掛ける、鎖に繋ぐ◇金属が触れ合ったりぶつかり合ったりした時の音

金5+7=総画数12 U+9513
音読: シン[漢呉],セン[漢呉]
◆彫(ほ)る、刻(きざ)み込む

金5+7=総画数12 U+9514
音読: キョク[漢],コク[呉]
◆二つのものを繋(つな)ぎ固定するための"["字形をした釘(くぎ)、鎹(かすがい)、同「𨦴」
◆キュリウムCurium(Cm)、元素名 {キュリウム}
𨦎
金8+7=総画数15 U+2898E
音読: 未詳
◆未詳「【龍龕手鑑:卷一:金部第一:錂】正𨦎今音陵金名」
𨦬
金8+7=総画数15 U+289AC
音読: セイ[漢],ゼ[呉],エイ[漢呉]
◆銅の錆(さび)
◆未詳「【說文解字:金部:銴】車樘結也一曰銅生五色也从金折聲讀若誓時制切」
◆未詳「【集韻:卷七:去聲上:祭第十三:銴】小車耳鉤」
𨦭
金8+7=総画数15 U+289AD
音読: ロウ[漢呉]
◆未詳「【廣雅:卷八:釋器】𨦭(牢)鑪鏃(七木七候子谷三反)砮鏑也」「【玉篇:卷十八:金部第二百六十九:𨦭】力刀切𨦭鑪錍也」「【龍龕手鑑:卷一:金部第一:𨦭】魯刀反鑪鉗也」
◆「𨪊𨦭ソウロウ」、未詳「【蘭臺軌範:卷六:積聚癥痞】廣濟療髮癥…油(一升)以香澤煎之大𨪊鐒…」
𨦯
金8+7=総画数15 U+289AF
音読: エキ[漢],ヤク[呉]
◆小形の矛(ほこ)、両刃の短い剣(つるぎ)、同「鈠」
𨦰鏐镠
金8+7=総画数15 U+289B0
音読: リュウ[漢],ル[呉]
◆純度が高くやや紫色を帯びた美しい金キン、黄金、「紫磨金シマゴン」「【廣韻:下平聲:尤第十八:劉:鏐】美金曰鏐即紫磨金也」
𨦱鏦𨥎
金8+7=総画数15 U+289B1
音読: ショウ[漢],シュ[呉]
◆短い矛(ほこ)、両刃の剣(つるぎ)で、柄(え)を取り付けられるようにしたもの
◆(矛で)突き刺す
◆「鏦鏦ショウショウ」、金属の鳴る音の形容
◆鐘(かね)や鼓(つづみ)を打つ
𨦲
金8+7=総画数15 U+289B2
音読: キョウ[漢],コウ[呉]
◆馬具の(部品の)一つと思われるが未詳、同「鉣」「【集韻:卷十:入聲下:帖第三十一:鉣𨦲】說文組帶鐵也」
𨦳
金8+7=総画数15 U+289B3
音読: ダン,ネン
◆「𨦳鐵ダンテツ」、未詳「【字彙:戌集:金部:𨦳】奴敢切音赧𨦳鐵打銀具」
𨦴
金8+7=総画数15 U+289B4
音読: キョク,コク
◆二つのものを繋(つな)ぎ固定するための"["字形をした釘(くぎ)、鎹(かすがい)、同「鋦」
𨦶
金8+7=総画数15 U+289B6
音読: 未詳
◆未詳「【龍龕手鑑:卷一:金部第一:𨦶】經音義云宜作麩在中阿含經(「フ」などの音オンを表す漢字(音写字)と思われる)
𨦷
金8+7=総画数15 U+289B7
音読: チョウ[漢],ジョウ[呉]
◆轡ヒ(くつわ、手綱たづな)の先(頭部側)に取り付ける金属製の飾り「【說文解字注:金部:𨦷】鐵也一曰𦆕首銅也(…毛傳曰䩦轡也革轡首也按䩦轡也當作䩦轡首飾也…)」
𨦸鎮镇鎭𨥵
金8+7=総画数15 U+289B8
音読: チン[漢呉]
訓読: しず・める、しず・まる
◆重みをかけて抑(おさ)え付ける
◆力で抑え付ける、乱れを静める、安定させる
◆抑えとなる軍隊、その軍隊が駐屯している所
◆県の下の行政単位、比較的大きな町
◆常に、何時も、づっと
𨦺
金8+7=総画数15 U+289BA
訓読: かま
◆[日]姓用字
𨦻
金8+7=総画数15 U+289BB
訓読: なた
◆[日]地名用字
筆順
𨦾
金8+7=総画数15 U+289BE
音読: 未詳
◆未詳
注解:「𨦅」の異体字か?
𨦿鉶铏𨦕䤯
金8+7=総画数15 U+289BF
音読: ケイ[漢],ギョウ[呉]
◆祭礼の際に羹(あつもの、野菜と肉を煮込んだ吸物)を盛る三本足で蓋付きの器、小形の鼎(かなえ)、同「銒」
𨧀
金8+7=総画数15 U+289C0
音読: ト,ズ
◆ドブニウムDubnium(Db)、元素名 {ドブニウム}
𨧎銎𨥲𨩹
金8+7=総画数15 U+289CE
音読: キョウ[漢],ク[呉]
◆斧(おの)に設ける柄を差し込むための孔(あな)、同「銃」「𨥍」
𨧏銀银
金8+7=総画数15 U+289CF
音読: ギン[漢],ゴン[呉]
訓読: しろがね
◆金属の一種、白く光沢がある、白金(しろがね、銀の古称)
◆銀(Argentum[羅]、Ag)、元素名 {銀}
◆貨幣、金銭
◆白く光るさま
𨧐
金8+7=総画数15 U+289D0
音読: トン
◆イットリウムYttrium(Y)旧名、現「釔」
𨧑
金8+7=総画数15 U+289D1
音読: ケイ[漢],ギョウ[呉]
◆筒状の保温器、水筒
◆首が細長く胴が膨らみ釣鐘のように下が広がっている酒壺、同「鈃」
𨧓銍𨫐𨧵铚
金8+7=総画数15 U+289D3
音読: チツ[漢],チチ[呉],シツ[漢],シチ[呉]
◆穀物の穂(或いは穂先)を刈る、またそのための短い鎌(かま)、同「䬹」「㓚」
𨧕
金8+7=総画数15 U+289D5
音読: 未詳
◆未詳「【字彙補:戌集:金部:𨧕】並面切音𧦬見篇韻」
𨧘
金8+7=総画数15 U+289D8
音読: 未詳
◆未詳「【中華字海:金部:𨧘】同"绊"」
𨧙
金8+7=総画数15 U+289D9
音読: 未詳
◆未詳「【字彙補:戌集:金部:𨧙】居玉切音菊以鐵縛物也」
𨧯鍦鉇
金8+7=総画数15 U+289EF
音読: シ[漢],セ[呉]
◆柄(え)の短い矛(ほこ、柄の先に取り付けられるようにした短めの両刃の剣つるぎ)、同「釶」「鉈」「𥍸」
𨱇
金5+7=総画数12 U+28C47
音読: キュウ[漢],グ[呉]
◆鑿(のみ)の類、一説に独頭斧(ドクトウフ、片刃の斧)「【康熙字典:戌集上:金部:銶】…《釋文》銶音求鑿屬一解云今之獨頭斧…」
𫒢
金8+7=総画数15 U+2B4A2
音読: カン
◆ハーニウムHahnium(Ha)、元素番号105の元素名であったが、後にドブニウムDubnium(Db)に改名された、現「𨧀」 {ドブニウム}

金8+8=総画数16 U+4934
音読: カン[漢],ゴン[呉]
◆鎧(よろい)
◆鎧櫃(よろいびつ)、鎧などの収納箱

金8+8=総画数16 U+4935
音読: ヒ
◆治療用の剣(つるぎ)形をした細長い両刃の小刀(こがたな、メスmes[蘭])、「䤵鍼・鈹鍼ヒシン」、同「鈹」
铘鎁
金8+8=総画数16 U+92E3
音読: ヤ[漢呉]
◆「鏌鋣バクヤ」、春秋時代(前770年~前5世紀)の呉国の人、干將カンショウの妻、また干將が造ったとされる二つの名剣の一つ、同「鏌釾」「【後漢書:卷八十二:崔駰列傳】…選利器於良材求鏌鋣於明智(吳越春秋曰干將吳人也造二劒一曰干將二曰莫邪莫邪者干將之妻名也…)」

金8+8=総画数16 U+92F7
音読: ①サイ[漢呉]②ジョウ[漢],ニョウ[呉]

◆錐スイ(きり)の類
◆人名用字「【欽定續文獻通考:卷二百五:帝系考:晉國宗屬】…季㙱子均鋷…均鋷子榮漠…」

◆ピンセットpincet[蘭]や毛抜(けぬき)のような"∧"字状をした物を挟(はさ)む金属製の道具、同「鋷」
筆順

金8+8=総画数16 U+92F8
音読: キョ[漢],コ[呉]
訓読: のこぎり
◆罪人(の足)を挽(ひ)き切るための小さい歯が並んだ道具の名
◆のこぎり、ものを挽き切るための道具、またそれを用いて挽き切る
筆順

金8+8=総画数16 U+92F9
音読: チョウ[漢呉]
◆先が鋭(するど)く尖(とが)るさま、鋭利エイリなさま

金8+8=総画数16 U+92FA
音読: ①エン[漢],オン[呉]②ワン[漢呉]
訓読: かなまり

◆天秤の物や錘(おもり)を載せる皿形の器(うつわ)

◆金椀(かなまり)、食べ物や飲み物を盛るための深めの器、同「盌」、特に金属製のものを指す、木製は「椀」、陶製は「埦」、石製は「碗」 {器}
筆順
鎠钢
金8+8=総画数16 U+92FC
音読: コウ[漢呉]
訓読: はがね
◆焼(やき)を入れて堅く強く鍛(きた)えた鉄、「鋼鉄コウテツ」
◆堅く強いさま
筆順

金8+8=総画数16 U+92FD
音読: チョウ[漢呉]
◆直接火に掛け酒や汁・湯などを温めることができる小さな手鍋、同「銚」
◆精錬されていない鉄また金属

金8+8=総画数16 U+92FE
音読: トウ[漢],ドウ[呉]
◆鈍(にぶ)い

金8+8=総画数16 U+92FF
音読: ショウ[漢],ジョウ[呉]
◆磨(みが)く、同「鑜」
◆車輪の鉄輪
筆順

金8+8=総画数16 U+9300
音読: リン[漢呉]
◆金キン、或いは金属「【玉篇:卷十八:金部第二百六十九:錀】力屯切金」
◆未詳「【廣韻:上平聲:文第二十:芬:錀】埤蒼云兔奄錀」
◆レントゲニウムRoentgenium(Rg)、元素名 {レントゲニウム}
◆[日]りん、金属製の椀・鋺ワン状の仏具

金8+8=総画数16 U+9301
音読: カ[漢呉]
◆銭として用いる金や銀の小さな塊
◆轂(こしき、車輪の中心にあって車輪と車軸を固定するための部品)に注(さ)す潤滑油を入れる容器、同「楇」「輠」
◆帯或いはベルトbeltに付ける装飾品、位階により形や材質が定められていた、同「銙」
◆ガリウムGallium(Ga)の旧称、現在は「鎵」、元素名 {ガリウム}
𨱋
金8+8=総画数16 U+9302
音読: リョウ[漢呉]
◆金キンの名「【玉篇:卷十八:金部第二百六十九:錂】力升切金名」
𨧦
金8+8=総画数16 U+9303
音読: ヒ[漢呉]
◆除草したり耕したりする鋤や鍬の類

金8+8=総画数16 U+9304
音読: リョク[漢],ロク[呉]
◆刻む、刻み込む、彫る、彫り込む、同「彔」
◆(板や金属の表面になどに)文字を刻み込む、文字を彫り込む
◆書き記(しる)す、後々のために(或いは他に伝えるために)書き記す
◆書き記されたもの
◆採用する、選び採(と)る、選んだものを記録することから
◆簡「录」
漢字林(非部首部別)
筆順
鑗鏫鋫
金8+8=総画数16 U+9305
音読: リ[漢呉]
◆剥ぐ、剥ぎ取る
䥊锖
金8+8=総画数16 U+9306
音読: ショウ[漢],ソウ[呉],セイ[慣]
訓読: さび、さ・びる
◆鉱物や金属の表面に浮き出てきたもの、金属の表面にできる酸化膜
筆順

金8+8=総画数16 U+9307
音読: フウ,ブ,ハイ,バイ,ベ
◆「錇鏂・鉜鏂フウオウ」、鋲(びょう)、頭が大きい釘(くぎ)、頭に飾りを施した釘
◆バークリウムBerkelium(Bk)、元素名、同「鉳」 {バークリウム}

金8+8=総画数16 U+9308
音読: ケン,ゴン
◆曲がる、剣(つるぎ)の刃が曲がる「【呂氏春秋:第二十五卷:似順論第五:別類】…又柔則錈堅則折劔折且錈焉得為利劔…」

金8+8=総画数16 U+9309
音読: ビン,ミン
◆未詳、同「鈱」「䝧」「【說文解字注:金部:錉】業也賈人占錉從金昏聲(武巾切…按…漢賈人緡錢字從糸李匪曰緡絲也以貫錢也…緡錢為緡者詩云氓之蚩蚩抱布貿絲故謂之緡也不知何人因二千一算改為錉字正如矢族改為鏃耳以業訓之尤不可通」「【廣韻:上平聲:眞第十七:珉:鍲】筭稅也」

金8+8=総画数16 U+930A
音読: サイ
◆熱を加えて鍛(きた)える

金8+8=総画数16 U+930B
音読: ホウ,ビョウ
◆兵器
◆未詳「【龍龕手鑑:卷一:金部第一:錋】徒口反酒器也或作鍮今作鐙」

金8+8=総画数16 U+930C
音読: ガン[漢呉]
◆柔(やわ)らかい鉄「【集韻:卷七:去聲上:翰第二十八:錌】柔鐵」

金8+8=総画数16 U+930D
音読: ヘイ[漢],ハイ[呉],ヒ[慣]
◆幅広で薄く長い鏃(やじり、矢の先端に取り付ける鋭く尖らせた部品)、同「鈚」「鎞」
◆「鈭錍シヘイ」、斧フ(おの)の一種
◆先が二つに分かれている、簪(サン、かんざし、髪を留める飾り)、同「鎞」「釵」

金8+8=総画数16 U+930E
音読: カン[漢],ゲン[呉]
◆鉄製の環(わ)、またそれを繋いだ鎖(くさり)、チェーンchain「【廣韻:上聲:感第四十八:坎:錎】字書云瑣連環也」

金8+8=総画数16 U+930F
音読: ア[漢],エ[呉]
訓読: しころ
◆「錏鍜アカ」、錏・錣・𩊱(しころ)、首回りを守るために兜(かぶと)から両肩と首筋を覆うように垂らした部分、同「鐚」、別名「鏂銗オウコウ」
◆アンモニウムammoniumの旧称、現「銨」
筆順

金8+8=総画数16 U+9310
音読: スイ[漢呉]
訓読: きり
◆先が鋭く尖(とが)る、またそのような形、またそのような形をしたもの、「円錐エンスイ」「錐矢スイシ(金属製の鏃やじり)」
◆きり、回転させ穴を穿(うが)つための先を鋭く尖らせた道具
漢字林(非部首部別)
筆順

金8+8=総画数16 U+9311
音読: ライ[漢呉]
訓読: もじ、もじり
◆木材などを平らに削る道具、鉋(かんな)
◆[日]もじ、もじり、錐(きり)の一種、「錑錐(もじぎり)」
筆順

金8+8=総画数16 U+9312
音読: ア
◆「錒䥈アボウ」、小さな釜、同「鈳䥈」
◆アクチニウムActinium(Ac)、元素名 {アクチニウム}

金8+8=総画数16 U+9313
音読: コウ[漢],クウ[呉]
◆器の名

金8+8=総画数16 U+9314
音読: トウ[漢呉]
◆ものの先を包むように被(かぶ)せる金属製のキャップcap

金8+8=総画数16 U+9315
音読: コン[漢呉]
◆「錕鋙コンゴ」、昆吾コンゴ(古地名、現河南省濮陽市)の山から産出される火のように赤い銅で作った剣(つるぎ)の名、名刀とされる「【山海經:中山經】又西二百里曰昆吾之山其上多赤銅(此山出名銅色赤如火以之作刀切玉如割泥也周穆王時西戎獻之尸子所謂昆吾之劍也…)」 {河南省}
◆車釭シャコウ、轂(こしき、車輪中央にある円筒形の部品)と車軸が擦(こす)れて轂が摩耗マモウしないように轂の内側に嵌(は)める筒状の金具、車軸側にもこれに対応する筒状の金具がありこれを「鐗」「鐧」「𨎫」という {乗物(車輪)}
筆順

金8+8=総画数16 U+9316
音読: トク[漢呉]
◆觼ケツ(帯や紐などを繋ぎ留める輪状の留具、バックルbuckle状の留具)の内側に向かって作る突起

金8+8=総画数16 U+9317
音読: ジ,ニ
◆未詳「【說文解字注:金部:錗】側意(司部曰䛐者意內而言外也側意猶側䛐錗卽今之歪字…)」「【正字通:戌集上:金部:錗】舊註音墜引玉篇器名又音鋭懸也按說文錗側意从金委聲孫愐女恚切書統仍之篆作■音義未詳不獨舊註誤」(「諉」の誤りか?)
◆「錗鏆ジカン」、環状カンジョウ(輪状)の指輪や腕輪「【太平御覽:卷第七百一十八:服用部二十:釧】…錗鏆者其狀如紐珠大如指屈伸在人」
𨪼𨭇𨪰𨫻
金8+8=総画数16 U+9318
音読: ツイ[漢],ズイ[呉],スイ[慣]
訓読: おもり、つむ
◆おもり、秤に使う重り、分銅フンドウ、同「鎚」
◆金槌(かなづち、鉄鎚)、ものを叩(たた)くための鉄製の頭に柄(え)を付けた道具、ハンマーhammer、同「鎚」
◆重量の単位、1錘=8銖=1/3両、但し異説あり
◆簡「锤」
◆[日]つむ、紡いだ糸を巻き取りながら撚りを掛ける道具
筆順
锱鍿𨪲
金8+8=総画数16 U+9319
音読: シ[漢呉]
◆重さの単位、1錙=6銖(但し異説あり)
◆僅かな、少ない
筆順

金8+8=総画数16 U+931A
音読: ソウ[漢],ショウ[呉]
◆金属が触れ合ったりぶつかり合ったりした時の音の形容、「錚錚ソウソウ」
◆形は鐃ドウに似るが細長く、柄(え)を握り上に向けて持ち、叩いて鳴らす鐘(かね)、同「鉦」
筆順

金8+8=総画数16 U+931B
音読: ホン
◆手斧(ちょうな)、木材の枝や皮などを削ぎ落すための鍬(くわ)のような形をした斧

金8+8=総画数16 U+931C
音読: ジョウ,ニョウ
◆先が二つに分かれた小さな簪(かんざし)
◆小さな釘(くぎ)、物に打ち込んで(差し込んで)固定するもの、細長く先が尖り、平らな頭が付いた"T"字形のもの

金8+8=総画数16 U+931D
音読: ソウ[漢],ソ[呉]
◆金毛、未詳「【廣韻:去聲:宋第二:綜:錝】金毛」「【漢字源:金部:錝】金色の毛」
◆人名用字「【湧幢小品:卷之二十四:大年】國朝親郡王壽考者肅恭王貢錝…」「【明史:卷二百二十四:列傳第一百十二:孫鑨】…錝太僕卿…」
𨯢
金8+8=総画数16 U+931E
音読: ①タイ[漢],ダイ[呉]②シュン[漢],ジュン[呉]

◆石突(いしづき)の一種、戟ゲキや槍(やり)の柄(え)の端に被(かぶ)せる筒形で底が平らなキャップcap、同「鐓」 {武器(刀剣槍)}

◆「錞釪・錞于ジュンウ」、壺を逆さまにしたような形の青銅製の楽器で、上部は膨らみ吊り紐を付ける取っ手を兼ねた飾りが付く、鐘ショウ(かね)のように吊るし叩いて鳴らすが、下部が広がる「鐘」に対し「錞」は上部が膨らんでいる {楽器(打楽器)}

金8+8=総画数16 U+931F
音読: タン[漢],ダン[呉]
◆尖(とが)る、鋭(するど)い、鋭利エイリな、同「銛」
◆長い矛(ほこ)

金8+8=総画数16 U+9320
音読: ①テイ[漢],ジョウ[呉]②テイ[漢],チョウ[呉]

◆一定の形に固めた金属、また薬、地金(じがね)、鋳塊チュウカイ、インゴットingot、またそれらを数える単位
◆紡錘ボウスイ、糸を紡(つむ)ぐための道具、スピンドルspindle、「紗錠サテイ」

◆食物などを盛る脚付きの器、同「豆」
◆[日]扉や戸などが開かないよう留める金具、「錠前(じょうまえ)」「手錠(てじょう)」
筆順
锜𨪆
金8+8=総画数16 U+9321
音読: キ[漢],ギ[呉]
◆ものを削ったり穴を開けたりする鑿(のみ)、ものを挽(ひ)き切る鋸(のこぎり)
◆三本の足が付いた釜「【方言:第五】鍑(釜屬也音富)北燕朝鮮洌水之間或謂之錪(音腆)或謂之鉼(音餅)江淮陳楚之間謂之錡(或曰三脚釜也音技)或謂之鏤吳揚之間謂之鬲(音曆)」
◆弩ド(機械仕掛けの弓)を架ける台
筆順
銭钱
金8+8=総画数16 U+9322
音読: セン[漢],ゼン[呉],セン[漢呉]
訓読: ぜに
◆貨幣、特に銅貨(価値の低い貨幣)、貨幣の総称
◆重量の単位、1両=10銭、1銭=10分 {各種単位}
◆刃を取り付けたシャベルshovel状の農具、同「銚」「【說文解字:金部:錢】銚也古田器」
◆[日]貨幣の単位、1銭=1/100円
漢字林(非部首部別)
筆順

金8+8=総画数16 U+9323
音読: テイ[漢],タイ[呉],テツ[漢],テチ[呉]
訓読: しころ
◆鉄製の針
◆馬の鞭(むち)の先端に付けた鉄製の針、同「𨧨」
◆[日]錏・錣・𩊱(しころ)、首回りを守るために兜(かぶと)から両肩と首筋を覆うように垂らした部分
筆順

金8+8=総画数16 U+9324
音読: キ[漢呉],ゴ,ギ[呉]
◆「鎡錤ジキ・シキ」、田畑の土を掘り起こす鋤ソ(振り下ろして土など掘り起こす農具、日本では鍬(くわ)と呼ばれれる)の類 {農具(鋤鍬類)}

金8+8=総画数16 U+9325
音読: イク[漢呉]
◆「鎢錥ウイク」、小さな釜

金8+8=総画数16 U+9326
音読: キン[漢],コン[呉]
訓読: にしき
◆金糸銀糸やさまざまな色糸で美しく華やかな模様を織り込んだ織物
◆美しく華やかなさま、きらびやかなさま、華々しいさま
筆順

金8+8=総画数16 U+9327
音読: カン[漢呉]
◆轂(こしき、車輪中央にある円筒形の部品)の一部である「軹端シタン(車輪の外側に突き出た部分)」や「賢端ケンタン(内側に突き出た部分)」の円筒状の部品、同「輨」「軑」、円錐状の部品は「軝」、「軹端」の「錧」は軎エイ(車軸の両端部に被かぶせる円筒状の部品)と一体になっていることがある {乗物(車輪)}
◆犂(すき、牛に引かせて土を起すための農具)の刃
锚𨭈
金8+8=総画数16 U+9328
音読: ビョウ[漢],ミョウ[呉]
訓読: いかり
◆船が流されないように鎖などで繋ぎ水底に沈める金属製の重り、石製は「碇」
筆順

金8+8=総画数16 U+9329
音読: ショウ[漢呉]
◆器名

金8+8=総画数16 U+932A
音読: テン[漢呉]
◆食材を煮炊する底が丸い釜
◆秤に使う錘(おもり)

金8+8=総画数16 U+932B
音読: セキ[漢],シャク[呉]
訓読: すず
◆スズ(錫、Stannum[羅]、Sn)、金属名、また元素名 {スズ}
◆「錫杖シャクジョウ」、僧侶などが使う杖(つえ)
◆賜(たま)う、上位の者が下位の者に物や位などを与える、同「賜」
筆順

金8+8=総画数16 U+932C
音読: レン[漢呉]
訓読: ね・る
◆金属を溶かし不純物を取り除く、また不純物を取り除いて質を高める、同「煉」
◆鍛(きた)える、鍛練タンレンする、修練や訓練を重ねて精神や技術を研(みが)く、同「煉」
◆金属を輪状に作り繋いだ鎖(くさり)、同「鏈」
◆「錬𨬍レンタ」、轂(こしき、車輪中央にある円筒形の部品)の一部である「軹端シタン(車輪の外側に突き出た部分)」や「賢端ケンタン(内側に突き出た部分)」の円筒状の部品、同「輨」「軑」 {乗物(車輪)}
筆順

金8+8=総画数16 U+932D
音読: トウ[漢],ドウ[呉],チョウ[漢呉]
◆鈍(にぶ)い
◆彫(ほ)る、模様を彫り込む、同「彫」「雕」

金8+8=総画数16 U+932E
音読: コ[漢],ク[呉]
◆隙間に溶かした金属を流し込んで塞(ふさ)ぐ、鋳掛(いか)ける
◆堅く塞ぎ閉じ込める、「禁錮キンコ」
◆堅固な、凝り固まった
筆順
错䥘
金8+8=総画数16 U+932F
音読: ①サク[漢呉]②ソ[漢],ス[呉]
訓読: こす・る

◆複雑に入り交(まじ)る、交互に入(い)り組む、きちんと揃っていない
◆入れ違う、食い違う、行き違う、間違う
◆砥石(といし)や鑢(やすり)などで磨く、また擦(こす)る、同「𥕉」「厝」
◆鍍金(めっき)する、同「䥄」

◆置く、あるべき場所に置く、あるべき状態にする、同「措」
筆順

金8+8=総画数16 U+9330
音読: シュツ,ジュツ,ズチ
◆長い針、長い縫い針、同「鉥」「秫」

金8+8=総画数16 U+9331
音読: チン
◆「王錱オウチン」、同「王珍」、清代末期の湘軍(湖南省周辺に配備されていた軍)の大将

金8+8=総画数16 U+9332
音読: リョク[漢],ロク[呉]
◆刻む、刻み込む、彫る、彫り込む、同「彔」
◆(板や金属の表面になどに)文字を刻み込む、文字を彫り込む
◆書き記(しる)す、後々のために(或いは他に伝えるために)書き記す
◆書き記されたもの
◆採用する、選び採(と)る、選んだものを記録することから
◆簡「录」
筆順

金8+8=総画数16 U+9333
音読: モウ
◆マンガンManganum[羅](Mn)、元素名 {マンガン}

金8+8=総画数16 U+9334
音読: リク[漢],ロク[呉]
◆ロジウムRhodium(Rh)の旧名、現「銠」

金8+8=総画数16 U+9336
音読: ヒョウ
◆小型の時計、「鐘錶ショウヒョウ(小型の時計)」「手錶シュヒョウ(腕時計)」「懷錶カイヒョウ(懐中時計)」、同簡「表」 {服飾}

金8+8=総画数16 U+9337
音読: ガァ[中]
◆ガドリニウムGadolinium(Gd)の旧名、現「釓」

金8+8=総画数16 U+9338
音読: ライ
◆人名用字「【隨園詩話:卷十三】…歸安姚汝金字念慈初名世錸…(「歸安キアン」は浙江省湖州市に置かれた県名、「姚汝金ヨウジョキン」は清代(1644年~1911年)の人)
◆レニウムRhenium(Re)、元素名 {レニウム}

金8+8=総画数16 U+9339
音読: コウ
◆スカンジウムScandium(Sc)の旧名、現「鈧」

金8+8=総画数16 U+933B
訓読: ぶ
◆[日]「錻力(ぶりき、ブリキblik[蘭])」、鉄板に錫(すず)を鍍金トキン(めっき)したもの
筆順

金8+8=総画数16 U+933C
音読: ナイ
◆未詳「【白孔六帖:卷十四:筆硯】圓如錐錼如鑿(桞公權有筆偈曰圓如錐錼如鑿不得出只得却蓋是毛出則不堪用南部新書)」
◆ネプツニウムNeptunium(Np)の旧名、台湾・マカオなどでは現在も「錼」が使われる、現「鎿」
鋄𨬄𨧴𨪘鎫𨩵
金8+8=総画数16 U+933D
音読: バン,モン
◆馬の頭部に着ける金属製の飾り、同「𨥧」

金8+8=総画数16 U+933E
音読: サン[漢],ザン[呉],セン[漢],ゼン[呉]
訓読: たがね
◆たがね、石や金属に文字などを彫るための小形の鑿(のみ)
◆石や金属に文字などを彫る

金8+8=総画数16 U+933F
音読: コ,ク
◆未詳「【隸釋:卷九:堂邑令費鳳碑】…錿若夫…」

金8+8=総画数16 U+9340
音読: トク
◆テクネチウムTechnetium(Tc)、元素名、台湾・香港などでは「鎝」 {テクネチウム}

金8+8=総画数16 U+9341
音読: ケン[漢呉]
◆鍬シュウ(日本で鋤すきと呼ばれるシャベルshovel状の農具)の類、同「杴」 {農具(鋤鍬類)}

金8+8=総画数16 U+9342
音読: ヘン
◆二つの金属製の円盤を打ち合わせて音を出すシンバルcymbalに似た楽器
漢字林(非部首部別)

金8+8=総画数16 U+9343
音読: コク,カク
◆螺子(ねじ)類の頭を収めるための穴をあける
◆「鍃孔ホウコウ」、皿穴(さらあな、カウンターシンクcountersink)、座繰(ざぐり、スポットフェーシングspot facing)、螺子類の頭を収めるための穴
◆「鍃鑽ホウサン」、皿穴・座繰加工用の工具
𨱉
金8+8=総画数16 U+9344
音読: リョウ[漢],ロウ[呉]
◆人名用字「【山東通志:卷二十八之四:人物四:皇清】孔尚鍄曲阜世職知縣…」「【江西通志:卷五十一:選舉三:咸淳元年乙丑阮登炳榜】趙嗣鍄(瑞州人)」「【龍龕手鑑:卷一:金部第一:鍄】音亮」
筆順

金8+8=総画数16 U+9345
音読: ホウ
◆[台]フランシウムFrancium(Fr)、元素名、中国(大陸)では「鈁」 {フランシウム}

金8+8=総画数16 U+9346
音読: ボン,モン
◆メンデレビウムMendelevium(Md)、元素名 {メンデレビウム}

金8+8=総画数16 U+9348
音読: エイ[漢],ヨウ[呉]
◆鈴(すず)の音、同「鉠」
◆人名用字「【江南通志:卷一百七十六:人物志:才媛】嚴𢌜鍈…」「【明史:卷一百十九:列傳第七:諸王四:仁宗諸子】…子簡王祁鍈嗣祁鍈之爲世子也…」「【清史稿:列傳二百六十二:洪秀全】…丹陽都司劉廷鍈…」

金8+8=総画数16 U+9369
音読: テン,ダク,ニャク
◆未詳「【玉篇:卷十八:金部第二百六十九:鍩】他點切取也」
◆ノーベリウムNobelium(No)、元素名 {ノーベリウム}

金5+8=総画数13 U+9515
音読: ア
◆「锕䥈アボウ」、小さな釜、同「鈳䥈」
◆アクチニウムActinium(Ac)、元素名 {アクチニウム}
錆䥊
金5+8=総画数13 U+9516
音読: ショウ[漢],ソウ[呉],セイ[慣]
訓読: さび、さ・びる
◆鉱物や金属の表面に浮き出てきたもの、金属の表面にできる酸化膜

金5+8=総画数13 U+9517
音読: ①タ[漢呉]②シャ[漢呉]

◆轂(こしき、車輪中央にある円筒形の部品)と車軸の摩耗を減らすために車軸に被(かぶ)せる輪状の金具、同「鐗」

◆ゲルマニウムGermanium(Ge)、元素名 {ゲルマニウム}

金5+8=総画数13 U+9518
音読: テン,ダク,ニャク
◆未詳「【玉篇:卷十八:金部第二百六十九:鍩】他點切取也」
◆ノーベリウムNobelium(No)、元素名 {ノーベリウム}
錯䥘
金5+8=総画数13 U+9519
音読: ①サク[漢呉]②ソ[漢],ス[呉]
訓読: こす・る

◆複雑に入り交(まじ)る、交互に入(い)り組む、きちんと揃っていない
◆入れ違う、食い違う、行き違う、間違う
◆砥石(といし)や鑢(やすり)などで磨く、また擦(こす)る、同「𥕉」「厝」
◆鍍金(めっき)する、同「䥄」

◆置く、あるべき場所に置く、あるべき状態にする、同「措」
錨𨭈
金5+8=総画数13 U+951A
音読: ビョウ[漢],ミョウ[呉]
訓読: いかり
◆船が流されないように鎖などで繋ぎ水底に沈める金属製の重り、石製は「碇」

金5+8=総画数13 U+951B
音読: ホン
◆手斧(ちょうな)、木材の枝や皮などを削ぎ落すための鍬(くわ)のような形をした斧
錡𨪆
金5+8=総画数13 U+951C
音読: キ[漢],ギ[呉]
◆ものを削ったり穴を開けたりする鑿(のみ)、ものを挽(ひ)き切る鋸(のこぎり)
◆三本の足が付いた釜「【方言:第五】鍑(釜屬也音富)北燕朝鮮洌水之間或謂之錪(音腆)或謂之鉼(音餅)江淮陳楚之間謂之錡(或曰三脚釜也音技)或謂之鏤吳揚之間謂之鬲(音曆)」
◆弩ド(機械仕掛けの弓)を架ける台

金5+8=総画数13 U+951D
音読: トク
◆テクネチウムTechnetium(Tc)、元素名、台湾・香港などでは「鎝」 {テクネチウム}

金5+8=総画数13 U+951E
音読: カ[漢呉]
◆銭として用いる金や銀の小さな塊
◆轂(こしき、車輪の中心にあって車輪と車軸を固定するための部品)に注(さ)す潤滑油を入れる容器、同「楇」「輠」
◆帯或いはベルトbeltに付ける装飾品、位階により形や材質が定められていた、同「銙」
◆ガリウムGallium(Ga)の旧称、現在は「鎵」、元素名 {ガリウム}

金5+8=総画数13 U+951F
音読: コン[漢呉]
◆「锟铻コンゴ」、昆吾コンゴ(古地名、現河南省濮陽市)の山から産出される火のように赤い銅で作った剣(つるぎ)の名、名刀とされる「【山海經:中山經】又西二百里曰昆吾之山其上多赤銅(此山出名銅色赤如火以之作刀切玉如割泥也周穆王時西戎獻之尸子所謂昆吾之劍也…)」 {河南省}
◆車釭シャコウ、轂(こしき、車輪中央にある円筒形の部品)と車軸が擦(こす)れて轂が摩耗マモウしないように轂の内側に嵌(は)める筒状の金具、車軸側にもこれに対応する筒状の金具がありこれを「鐗」「鐧」「𨎫」という {乗物(車輪)}

金5+8=総画数13 U+9520
音読: ショウ[漢呉]
◆器名

金5+8=総画数13 U+9521
音読: セキ[漢],シャク[呉]
訓読: すず
◆スズ(錫、Stannum[羅]、Sn)、金属名、また元素名 {スズ}
◆「錫杖シャクジョウ」、僧侶などが使う杖(つえ)
◆賜(たま)う、上位の者が下位の者に物や位などを与える、同「賜」

金5+8=総画数13 U+9522
音読: コ[漢],ク[呉]
◆隙間に溶かした金属を流し込んで塞(ふさ)ぐ、鋳掛(いか)ける
◆堅く塞ぎ閉じ込める、「禁錮キンコ」
◆堅固な、凝り固まった

金5+8=総画数13 U+9523
音読: ラ[漢呉]
◆円形で盆状の銅製の打楽器、「銅鑼ドラ」 {楽器(打楽器)}

金5+8=総画数13 U+9524
音読: スイ,ツイ,ズイ
◆繁「錘」
◆繁「鎚」

金5+8=総画数13 U+9525
音読: スイ[漢呉]
訓読: きり
◆先が鋭く尖(とが)る、またそのような形、またそのような形をしたもの、「円錐エンスイ」「錐矢スイシ(金属製の鏃やじり)」
◆きり、回転させ穴を穿(うが)つための先を鋭く尖らせた道具

金5+8=総画数13 U+9526
音読: キン[漢],コン[呉]
訓読: にしき
◆金糸銀糸やさまざまな色糸で美しく華やかな模様を織り込んだ織物
◆美しく華やかなさま、きらびやかなさま、華々しいさま

金5+8=総画数13 U+9527
音読: シツ[漢],シチ[呉]
◆金属を鍛(きた)えたり金属製のものを加工したりするための台、鉄床・鉄砧(かなとこ)
◆罪人を載せ腰を切るための台
◆「斧鑕フシツ」、罪人の腰を切る刑罰に使う斧と台、腰を切る刑罰

金5+8=総画数13 U+9528
音読: ケン[漢],コン[呉]
◆鍬シュウ(日本で鋤すきと呼ばれるシャベルshovel状の農具)の類、同繁「杴」 {農具(鋤鍬類)}

金5+8=総画数13 U+9529
音読: ケン,ゴン
◆曲がる、剣(つるぎ)の刃が曲がる「【呂氏春秋:第二十五卷:似順論第五:別類】…又柔則錈堅則折劔折且錈焉得為利劔…」

金5+8=総画数13 U+952A
音読: コク,カク
◆螺子(ねじ)類の頭を収めるための穴をあける
◆「锪孔ホウコウ」、皿穴(さらあな、カウンターシンクcountersink)、座繰(ざぐり、スポットフェーシングspot facing)、螺子類の頭を収めるための穴
◆「锪钻ホウサン」、皿穴・座繰加工用の工具

金5+8=総画数13 U+952B
音読: フウ,ブ,ハイ,バイ,ベ
◆「锫鏂・鉜鏂フウオウ」、鋲(びょう)、頭が大きい釘(くぎ)、頭に飾りを施した釘
◆バークリウムBerkelium(Bk)、元素名、同「鉳」 {バークリウム}

金5+8=総画数13 U+952C
音読: タン[漢],ダン[呉]
◆尖(とが)る、鋭(するど)い、鋭利エイリな、同「銛」
◆長い矛(ほこ)

金5+8=総画数13 U+952D
音読: ①テイ[漢],ジョウ[呉]②テイ[漢],チョウ[呉]

◆一定の形に固めた金属、また薬、地金(じがね)、鋳塊チュウカイ、インゴットingot、またそれらを数える単位
◆紡錘ボウスイ、糸を紡(つむ)ぐための道具、スピンドルspindle、「紗錠サテイ」

◆食物などを盛る脚付きの器、同「豆」
◆[日]扉や戸などが開かないよう留める金具、「錠前(じょうまえ)」「手錠(てじょう)」

金5+8=総画数13 U+952F
音読: キョ[漢],コ[呉]
訓読: のこぎり
◆罪人(の足)を挽(ひ)き切るための小さい歯が並んだ道具の名
◆のこぎり、ものを挽き切るための道具、またそれを用いて挽き切る

金5+8=総画数13 U+9530
音読: モウ
◆マンガンManganum[羅](Mn)、元素名 {マンガン}
錙鍿𨪲
金5+8=総画数13 U+9531
音読: シ[漢呉]
◆重さの単位、1錙=6銖(但し異説あり)
◆僅かな、少ない

金5+8=総画数13 U+9533
音読: エイ[漢],ヨウ[呉]
◆鈴(すず)の音、同「鉠」
◆人名用字「【江南通志:卷一百七十六:人物志:才媛】嚴𢌜鍈…」「【明史:卷一百十九:列傳第七:諸王四:仁宗諸子】…子簡王祁鍈嗣祁鍈之爲世子也…」「【清史稿:列傳二百六十二:洪秀全】…丹陽都司劉廷鍈…」
𨧦
金8+8=総画数16 U+289E6
音読: ヒ[漢呉]
◆除草したり耕したりする鋤や鍬の類
𨧧
金8+8=総画数16 U+289E7
音読: チャク,タク
◆叩(たた)く、撃つ
𨧨
金8+8=総画数16 U+289E8
音読: ゼイ,ネイ,テイ,タイ
◆先が尖(とが)る、尖っている、同「鈉」
◆馬の鞭(むち)の先端に付けた鉄の針、同「錣」
𨧩
金8+8=総画数16 U+289E9
音読: トウ[漢],ドウ[呉]
◆木の枝を斧などで切り落とした跡を平らにする道具、同「鐋」
𨧫
金8+8=総画数16 U+289EB
音読: シ,ジ
◆(刃物を)突き刺す、突き立てる、同「剚」「倳」
𨧭𨭻䥭𨪔𨨼
金8+8=総画数16 U+289ED
音読: ショウ[漢呉]
◆訛「𤪉」、「𤪉」は唐の則天武后ソクテンブコウ(武則天ブソクテン、624年~705年)が定めた則天文字の一つで「證」
𨧱𨱊
金8+8=総画数16 U+289F1
音読: クツ,クチ
◆「𨧱銊クツシュツ」、戸や箱などが開かないようにする金具、掛け金(かけがね)を受ける金具、受け壺(うけつぼ)、同「屈戌」
𨧲
金8+8=総画数16 U+289F2
音読: ヨウ[漢呉]
◆金属の延板(のべいた、板状に成形した金属)、同「䥡」「鋌」
𨧳
金8+8=総画数16 U+289F3
音読: セイ[漢],セ[呉]
◆草を刈り取る道具
◆刃物がよく切れる
𨧴錽鋄𨬄𨪘鎫𨩵
金8+8=総画数16 U+289F4
音読: バン,モン
◆馬の頭部に着ける金属製の飾り、同「𨥧」
𨧵銍𨫐𨧓铚
金8+8=総画数16 U+289F5
音読: チツ[漢],チチ[呉],シツ[漢],シチ[呉]
◆穀物の穂(或いは穂先)を刈る、またそのための短い鎌(かま)、同「䬹」「㓚」
𨧶
金8+8=総画数16 U+289F6
音読: 未詳
◆未詳「【類篇:卷十四:金部:鉣*𨧶】訖業切說文組帶鐵也(「【集韻:卷十:入聲下:帖第三十一:鉣*𨦲】說文組帶鐵也」は「*𨧶{⿲金去刃}」ではなく「𨧶{⿲金去力}」)
𨧾
金8+8=総画数16 U+289FE
音読: 未詳
◆未詳
注解:「𨨭」の訛字と思われる
𨨄鋃锒
金8+8=総画数16 U+28A04
音読: ロウ[漢呉]
◆「𨨄鐺ロウトウ」◇金属製の鎖、罪人を繋ぐ鎖◇鎖を掛ける、鎖に繋ぐ◇金属が触れ合ったりぶつかり合ったりした時の音
𨨆
金8+8=総画数16 U+28A06
音読: 未詳
◆未詳
注解:「銙」の異体字か?
𨨏
金8+8=総画数16 U+28A0F
◆ボーリウムBohrium(Bh)、元素名 {ボーリウム}
𨨕
金8+8=総画数16 U+28A15
音読: サン
◆金泥キンデイ・コンデイ(金粉を膠にかわなどに練り込んだもので工芸品の表面に塗布するなどに用いる)、また金泥を塗(ぬ)る、また金泥を塗ったもの「【遵生八牋:卷八:起居安樂牋下:怡養動用事具】佛堂 內供釋伽三身或一佛二菩薩像或供觀音烏思藏鏒金之佛價雖高大其金鏒甚厚…」「【漢語大字典:金部:鏒】用金泥涂抺于器物表面…」
𨨖琴珡琹𤦡䥅䥆𨫹𤫍𤫒𩰔䦦𨪖𤩟
金8+8=総画数16 U+28A16
音読: キン[漢],ゴン[呉]
訓読: こと
◆長い板状の胴に七本(古くは五本)の弦を張った楽器、箏柱(ことじ)がなく徽キという目印を指で押さえて弾く、胴が箱状で箏柱があるものは「箏」「瑟」 {楽器(弦楽器)}
◆広く弦楽器を指す、「胡琴コキン」「提琴テイキン」「風琴フウキン」
𨨙
金8+8=総画数16 U+28A19
音読: ア,エ
◆「𨨙鍜・錏鍜アカ」、錏・錣・𩊱(しころ)、首回りを守るために兜(かぶと)から両肩と首筋を覆うように垂らした部分、同「鐚」、別名「鏂銗オウコウ」
𨨛
金8+8=総画数16 U+28A1B
音読: 未詳
◆楕円形の器、故宮博物院(台湾)の説明によれば、春秋時代(前770年~前5世紀)の墓から出土したもので「𨨛」の銘があり、禮器・酒器に分類する {食器(酒器 斝・𨨛・觥)}
𨨞
金8+8=総画数16 U+28A1E
音読: フ[漢呉]
◆斧(おの)、同「斧」
𨨟鍯鏓𨬃
金8+8=総画数16 U+28A1F
音読: ソウ[漢],ス[呉]
◆孔(あな)をあける、穴をあけ反対側まで貫(つらぬ)き通す、「鍯硐ソウトウ(穴をあける、刳くり抜く)」「【說文解字注:金部:鏓】…一曰大鑿中木也(中木也各本作平木者玉篇廣韵竟作平木器今正鑿非平木之器馬融長笛賦鏓硐隤墜李注云說文曰鏓大鑿中木也然則以木通其中皆曰鏓也…)」
◆「鎗𨨟ソウソウ」、鐘を叩(たた)いた音の形容
𨨠
金8+8=総画数16 U+28A20
音読: 未詳
訓読: さびがね
◆未詳「【天工開物:卷下:佳兵第十五卷:火器】の「流星砲」図中に「鐵𨨠」とあり」
◆未詳「【漢語大字典:金部:𨨠】同"鋦"」
◆[日]さびがね、未詳 {和製漢字の辞典:金部:𨨠}
𨨩
金8+8=総画数16 U+28A29
訓読: ただ、ただし、ちゅう
◆[日]人名用字「【漢字源:金部:𨨩】人名に用いる」
𨨭鑛鉱鋛𨥥𨥑
金8+8=総画数16 U+28A2D
音読: コウ[漢],キョウ[呉]
訓読: あらがね
◆掘り出したままで加工されていない有用な物質を含む天然の原石、同「礦」「磺」「𥐫」「卝」
𨱉
金5+8=総画数13 U+28C49
音読: リョウ[漢],ロウ[呉]
◆人名用字「【山東通志:卷二十八之四:人物四:皇清】孔尚鍄曲阜世職知縣…」「【江西通志:卷五十一:選舉三:咸淳元年乙丑阮登炳榜】趙嗣鍄(瑞州人)」「【龍龕手鑑:卷一:金部第一:鍄】音亮」
𨱊𨧱
金5+8=総画数13 U+28C4A
音読: クツ,クチ
◆「𨱊銊クツシュツ」、戸や箱などが開かないようにする金具、掛け金(かけがね)を受ける金具、受け壺(うけつぼ)、同「屈戌」
𨱋
金5+8=総画数13 U+28C4B
音読: リョウ[漢呉]
◆金キンの名「【玉篇:卷十八:金部第二百六十九:錂】力升切金名」
𨱌
金5+8=総画数13 U+28C4C
音読: カン[漢呉]
◆穿(うが)つ、穴を開ける
◆環状カンジョウ(輪状)の指輪や腕輪、「錗鏆ジカン」「【廣韻:去聲:換第二十九:貫:鏆】臂鐶」「【太平御覽:卷第七百一十八:服用部二十:釧】…錗鏆者其狀如紐珠大如指屈伸在人」
𥍻
金8+9=総画数17 U+4937
音読: エン[漢],オン[呉]
◆三つの刃を取り付けた戟(ゲキ、長い柄の武器)「【集韻:卷五:上聲上:阮第二十:𥍻䤷】戟三刃者謂之𥍻或从金」 {武器(刀剣槍)}

金8+9=総画数17 U+4938
音読: サン
◆柄の短い矛
鎪锼𨫂
金8+9=総画数17 U+4939
音読: ソウ[漢],シュ[呉]
◆細かい模様を彫(ほ)る、同「鏉」
◆馬具の金属製の(垂れ)飾り「【廣韻:下平聲:卷第二:尤第十八:𢯱:𢑶】馬金耳飾」

金8+9=総画数17 U+493A
音読: ギン,ゴン
◆斧(おの、振り下ろして物を切る重い刃の付いた道具)や手斧(ちょうな、切り出した木から不要な枝を切り落としたり皮を削り落としたりする道具)の類、斧である程度の形にまで粗削りする、同「釿」「斤」

金8+9=総画数17 U+493B
音読: タ[漢],ダ[呉]
◆犂(すき)、牛に引かせて土を起すための農具、またその刃、同「𨬍」
◆轄(くさび)、車輪の脱落を防ぐために軎エイ(車軸両端の円筒状の部品)と車軸を固定するための楔(くさび)、同「轄」

金8+9=総画数17 U+92FB
音読: ケン[漢呉]
◆堅(かた)く強い
◆焼き入れをした硬く強い鉄、またそれで作った刃
筆順

金8+9=総画数17 U+9347
音読: カイ[漢],ケ[呉]
◆鉄(てつ)、良質な鉄
◆堅(かた)いさま
筆順

金8+9=総画数17 U+9349
音読: ①テイ[漢],タイ[呉]②シ[漢],ゼ[呉]

◆会盟カイメイの際に血を啜(すす)るための皿
◆刃や鏃(やじり)の先端の尖(とが)った部分

◆扉や戸を閉じて開かないようにするための道具(中国では「鎖」、日本では「錠前」)を開けるための鍵(かぎ)、「鑰匙ヤクシ」
筆順

金8+9=総画数17 U+934A
音読: レン[漢呉]
訓読: ね・る
◆金属を溶かし不純物を取り除く、また不純物を取り除いて質を高める、同「煉」
◆鍛(きた)える、鍛練タンレンする、修練や訓練を重ねて精神や技術を研(みが)く、同「煉」
◆金属を輪状に作り繋いだ鎖(くさり)、同「鏈」
◆「鍊𨬍レンタ」、轂(こしき、車輪中央にある円筒形の部品)の一部である「軹端シタン(車輪の外側に突き出た部分)」や「賢端ケンタン(内側に突き出た部分)」の円筒状の部品、同「輨」「軑」 {乗物(車輪)}

金8+9=総画数17 U+934B
音読: カ[漢呉]
訓読: なべ
◆食材を煮炊きするための円形の器、またそのような形をした容器、同「𩰫」
◆車釭シャコウに潤滑油を供給するための容器、車釭は轂(こしき、車輪中央にある円筒形の部品)と車軸が擦(こす)れて轂が摩耗マモウしないように轂の内側に嵌(は)める筒状の金具「【方言:第九】車釭齊燕海岱之間謂之鍋(音戈)或謂之錕(衮衣)自關而西謂之釭盛膏者乃謂之鍋」「【玉篇:卷十八:金部第二百六十九:鍋】古和公禍二切車釭盛膏器」 {乗物(車輪)}
筆順

金8+9=総画数17 U+934C
音読: セン
◆「竇維鍌トウイセン」、唐代(618年~907年)の人、「吉凶禮要キッキョウレイヨウ」などを著した「【新唐書(唐書):卷五十八:藝文志第四十八】竇維鍌吉凶禮要二十卷」
◆鍾ショウ(壺の一種)の両側の取っ手、同「銑」「【字彙:戌集:金部:鍌】同銑」

金8+9=総画数17 U+934D
音読: ト[漢],ド[呉]
◆金属の表面に別の金属の膜を固着させる
筆順

金8+9=総画数17 U+934E
音読: トツ[漢],ドチ[呉]
◆【集韻】は「槍」とするが未詳「【玉篇:卷十八:金部第二百六十九:鍎】徒骨切覆鍎也」「【唐文粹:卷二十:皇武 方城】…錫鍎彫戈犀甲熊旗…」「【記纂淵海:卷五十六:論議部:人生罔測】…張蒼韓信伏斧鍎終取將相鄒陽獄中以書…(「張蒼チョウソウ」「韓信カンシン」「鄒陽スウヨウ」はいずれも前漢(前202年~9年)代の人)「【集韻:卷九:入聲上:沒第十一:鍎𨨷】槍也」

金8+9=総画数17 U+934F
音読: イ[漢呉]
◆土を掘り起こす農具で鍬(くわ)や鋤(すき)の類、同「鍤」「鏵」

金8+9=総画数17 U+9350
音読: ソウ[漢],ス[呉]
◆馬の額に着ける金属製の飾り、同「鑁」
𨫙鍢
金8+9=総画数17 U+9351
音読: フク[漢呉],フウ[漢],フ[呉]
◆食材を煮炊する底が丸い釜(かま)、比較的大きい釜・口が窄(すぼ)まった釜・丸底で足が付いた釜などさまざまな形がある「【方言:第五】釜自關而西或謂之釜或謂之鍑(鍑亦釜之揔名)」 {食器(炊事器 甑・鍑)}

金8+9=総画数17 U+9352
音読: ジュウ[漢],ニュウ[呉]
◆鍛(きた)えて柔(やわ)らかくした(しなやかだが強靭キョウジンな)鉄

金8+9=総画数17 U+9353
音読: シュウ[漢呉]
◆金属の延板(のべいた、板状に成形した金属)、金属の薄い板、同「鏶」
锷𨫘𨬆
金8+9=総画数17 U+9354
音読: ガク[漢呉]
訓読: つば
◆刀剣の刃、同「㓵」
◆[日]つば、刀の柄(つか、手で握る部分)と刀身の境目に挟み手を防護するための環状の金具
筆順

金8+9=総画数17 U+9355
音読: クン[漢呉],グン[慣]
◆「鍕𨨲・軍持グンジ」、僧尼ソウニが持つ水を入れる容器、注ぎ口のある壺(つぼ)、別名「澡罐ソウカン」

金8+9=総画数17 U+9356
音読: チン[漢呉]
◆ものを叩いたり切ったり砕いたりする際に下に置く金製の台、鉄床(かなとこ、鉄砧)、木製は「枮」「椹」、石製は「砧」
◆「鍖銋チンジン」、話声がゆったりしているさま
筆順
𨪉
金8+9=総画数17 U+9357
音読: テイ[漢],ダイ[呉]
◆釜の類

金8+9=総画数17 U+9358
音読: サツ,セチ
◆押切(おしき)り、刃の先端を固定し、ものを挟(はさ)んで押し切る道具、飼葉(かいば、牛馬の飼料とする草)などを作るための道具、「鍘刀サツトウ」、同「䥷」「【欽定授時通考:卷四十一:功作:䥷】(図あり)
◆(草などを)押し切る

金8+9=総画数17 U+9359
音読: コウ[漢],グ[呉]
◆銀
鐊钖
金8+9=総画数17 U+935A
音読: ヨウ[漢呉]
◆馬の額(ひたい)に着ける金属製の飾り、鈴のような音が鳴る、「鍚鸞・鍚鑾ヨウラン」「【春秋左傳正義(春秋左傳注疏):卷四:桓公二年】鍚鸞和鈴昭其聲也(《注》錫在馬額鸞在鑣和在衡鈴在旂動皆有鳴聲)」「【全唐詩(欽定全唐詩):卷七百六十三:張昭 張昭南漢時人詩一首 漢宗廟樂舞辭】…髣髴鍚鑾下蘂珠…」
◆盾(たて)の背(せ、表側)の金属製の飾り
锻𨪇
金8+9=総画数17 U+935B
音読: タン[漢呉]
訓読: きた・える
◆金属を(熱し)叩いて質を良くする、同「煅」
◆槌(つち)などで打つ、叩いて平らにする
◆修練や訓練を重ねて精神や技術を高める
筆順

金8+9=総画数17 U+935C
音読: カ[漢],ゲ[呉]
◆「錏鍜アカ」、錏・錣・𩊱(しころ)、首回りを守るために兜(かぶと)から両肩と首筋を覆うように垂らした部分、同「錏」「鐚」、同「鏂銗オウコウ」
筆順

金8+9=総画数17 U+935D
音読: グ[漢呉]
◆「鐻鍝」、耳に着ける垂れ飾り
◆鋸

金8+9=総画数17 U+935E
音読: コウ,キョウ
◆金属や石などの堅(かた)いものが打ち当たる音、同「鏗」「銵」「【六書故:卷四:地理一:鏗】口莖切金聲鏗然也(或曰金石之堅者其聲鏗㑹意也別作銵鍞㧶揁誙)」

金8+9=総画数17 U+935F
音読: セイ[漢],ショウ[呉]
◆鉄などの金属の表面にできる錆(さび)、同「鉎」
◆人名用字、「髙鍟コウセイ「【欽定勝朝殉節諸臣錄:卷四:通諡烈愍諸臣上】神機營㕘將髙鍟榆林人…(「神機營シンキエイ」は明代の君主の護衛軍(近衛軍)、「㕘將・參將サンショウ」は分隊の長に当たるようである、「楡林ユリン」は現陝西省楡林市)
𨪽锽
金8+9=総画数17 U+9360
音読: コウ[漢],オウ[呉]
◆鐘ショウ(かね)などの楽器の音、「鍠鍠コウコウ(鐘などの音が鳴り響くさま)」
◆長い柄ヘイ(え)の先に斧フ(おの)のような刃物を付けた儀仗ギジョウ用の武器
筆順

金8+9=総画数17 U+9361
音読: ワイ[漢],エ[呉]
◆「鍡鑸イライ」、平(たい)らでないさま
鍑𨫙
金8+9=総画数17 U+9362
音読: フク[漢呉],フウ[漢],フ[呉]
◆食材を煮炊する底が丸い釜(かま)、比較的大きい釜・口が窄(すぼ)まった釜・丸底で足が付いた釜などさまざまな形がある「【方言:第五】釜自關而西或謂之釜或謂之鍑(鍑亦釜之揔名)」 {食器(炊事器 甑・鍑)}

金8+9=総画数17 U+9363
音読: ショウ
◆先が尖(とが)る、またそのような形、錐スイ(きり)のような形「【說文解字注:艸部:芀】葦華也(…顏注漢書云蒹錐者是也…方言錐謂之鍣音苕…)」

金8+9=総画数17 U+9364
音読: ①ソウ[漢],ショウ[呉]②チョウ[漢呉]

◆田畑を耕(たがや)す農具で鍬(くわ)や鋤(すき)の類、同「臿」

◆(鼓に張った革を縁を縫うような)丈夫ジョウブで長い針
筆順

金8+9=総画数17 U+9365
音読: ケツ[漢],ケチ[呉]
◆草などを刈(か)る鎌(かま)、同「䤿」
◆刃物で刻(きざ)む、また彫(ほ)る、同「契」
筆順
鉇𨧯
金8+9=総画数17 U+9366
音読: シ[漢],セ[呉]
◆柄(え)の短い矛(ほこ、柄の先に取り付けられるようにした短めの両刃の剣つるぎ)、同「釶」「鉈」「𥍸」
𨰌
金8+9=総画数17 U+9367
音読: コウ[漢呉]
◆鐘(かね)や鼓(つづみ)などの大きな音、「鏗鍧コウコウ」

金8+9=総画数17 U+9368
音読: キ[漢],ギ[呉]
◆長い刃と斧が付いた槍のような武器
◆同「戣」
𨩺
金8+9=総画数17 U+936A
音読: ボウ[漢],ム[呉]
◆兜(かぶと)、頭を保護するために被(かぶ)る防具、同「䥐」
◆口が大きめで外に反(そ)り返った釜(かま) {食器(炊事器 鏤・鍪)}
鍬锹
金8+9=総画数17 U+936B
音読: ショウ[漢呉],シュウ[慣]
訓読: くわ
◆鉄製・金属製(古くは木製・骨製など)の刃を取り付けたシャベルshovel状の農具、雑草などを取り除くために土を薄く削(そ)ぐ、土を掘って掬(すく)う、掘り起こした土を均(なら)す、などに使う、日本で鋤(すき)と呼ばれる農具、日本で鍬(くわ)と呼ばれる農具は中国では「鋤」という {農具(鋤鍬類)}
锹鍫
金8+9=総画数17 U+936C
音読: ショウ[漢呉],シュウ[慣]
訓読: くわ
◆鉄製・金属製(古くは木製・骨製など)の刃を取り付けたシャベルshovel状の農具、雑草などを取り除くために土を薄く削(そ)ぐ、土を掘って掬(すく)う、掘り起こした土を均(なら)す、などに使う、日本で鋤(すき)と呼ばれる農具、日本で鍬(くわ)と呼ばれる農具は中国では「鋤」という {農具(鋤鍬類)}
筆順
𨩀
金8+9=総画数17 U+936D
音読: コウ[漢],グ[呉]
◆鉄製の鏃(やじり)、また矢柄やがら(矢の棒状の部分)に鉄製の鏃と矢羽根(やばね)を付けた矢
◆「夏鍭カコウ」、1455年~1537年、「夏赤城先生文集」の著者
𨱎
金8+9=総画数17 U+936E
音読: トウ[漢],ツ[呉],チュウ[慣]
◆自然銅(しぜんどう、じねんどう、天然に産する銅の鉱石)の質の良いもの
◆「鍮鉐、鍮石トウセキ・チュウセキ・チュウジャク」、黄銅オウドウ、真鍮シンチュウ、銅と亜鉛の合金で黄金色をしており装飾品に用いられた
筆順
鏓𨨟𨬃
金8+9=総画数17 U+936F
音読: ソウ[漢],ス[呉]
◆孔(あな)をあける、穴をあけ反対側まで貫(つらぬ)き通す、「鍯硐ソウトウ(穴をあける、刳くり抜く)」「【說文解字注:金部:鏓】…一曰大鑿中木也(中木也各本作平木者玉篇廣韵竟作平木器今正鑿非平木之器馬融長笛賦鏓硐隤墜李注云說文曰鏓大鑿中木也然則以木通其中皆曰鏓也…)」
◆「鎗鏓ソウソウ」、鐘を叩(たた)いた音の形容

金8+9=総画数17 U+9370
音読: カン[漢],ゲン[呉]
◆重さの単位、諸説があり未詳「【說文解字注:金部:鍰】鋝也(…鍰鋝似同矣…古尚書說百鍰鍰者率也一率十一銖二十五分銖之十三也百鍰為三斤…)」
◆銭(ぜに)
◆金額(貨幣の重さ)の単位
◆環カン、中央に孔のあいた輪状の玉ギョク(美しく高貴な石)、玉の部分(肉)と孔の部分(好)の大きさががほぼ同じもの、同「環」 {礼器(円形)}
𨧲
金8+9=総画数17 U+9371
音読: ヨウ[漢呉]
◆金属の延板(のべいた、板状に成形した金属)、同「䥡」「鋌」

金8+9=総画数17 U+9372
音読: ビン[漢],ミン[呉]
◆未詳、同「鈱」「䝧」「【說文解字注:金部:錉】業也賈人占錉從金昏聲(武巾切…按…漢賈人緡錢字從糸李匪曰緡絲也以貫錢也…緡錢為緡者詩云氓之蚩蚩抱布貿絲故謂之緡也不知何人因二千一算改為錉字正如矢族改為鏃耳以業訓之尤不可通」「【廣韻:上平聲:眞第十七:珉:鍲】筭稅也」

金8+9=総画数17 U+9374
音読: タン[漢呉]
◆棒状のものを垂直に立て回転させて穴を穿(うが)つ、錐(きり)などの穴を穿つ道具、同「鑽」
键鑳𨭙𨩼
金8+9=総画数17 U+9375
音読: ケン[漢],ゴン,ゲン[呉]
訓読: かぎ
◆鼎(かなえ)を持ち運ぶために両耳("∩"字状の取っ手)に掛け渡す棒
◆車輪の脱落を防ぐために車軸の両端に打ち込む楔(くさび)、同「轄」
◆扉や戸などの戸締りをするために巻き付けた鎖サ(くさり、環を繋いで紐状にしたもの、チェーンchain)が解(ほど)けないように鎖の環(わ)に通す金棒、戸締り用の金具を固定するための棒、同「鑰」
◆ピアノpianoなどのキーkey、「鍵盤ケンバン」
◆[日]錠ジョウ(錠前)に差し込んで開け閉めするための道具
◆[日]閉じているものを開けて中を明らかにするための要点
筆順

金8+9=総画数17 U+9376
音読: ショウ,シ
◆鉄製の器
◆ストロンチウムStrontium(Sr)、元素名、旧「鎴」 {ストロンチウム}

金8+9=総画数17 U+9377
音読: ケイ[漢],ケ[呉]
◆木や土などを削り取ったりする金属製の道具

金8+9=総画数17 U+9378
音読: コ[漢],グ,ゴ[呉]
◆祭礼の際にキビ(黍)やアワ(粟)などの穀物を盛り供える器、同「鈷」「瑚」「璉」

金8+9=総画数17 U+9379
音読: セン
◆注ぎ口と弦(つる)状や柄状の取っ手が付いた容器、同「銚」

金8+9=総画数17 U+937A
音読: ①タ[漢呉]②シャ[漢呉]

◆轂(こしき、車輪中央にある円筒形の部品)と車軸の摩耗を減らすために車軸に被(かぶ)せる輪状の金具、同「鐗」

◆ゲルマニウムGermanium(Ge)、元素名、旧「鈤」 {ゲルマニウム}

金8+9=総画数17 U+937B
音読: ケツ[漢],コチ[呉]
◆金などの金属製の飾りのついた鼓
䥠𨮼
金8+9=総画数17 U+937C
音読: シン[漢呉]
訓読: はり
◆縫い針、同「針」
◆治療用の道具、針状のものや細長いメス状のものなどがある、同「針」「箴」
注解:中国では「鍼灸」を「針灸」というなど、多く「鍼」に代わって「針」が用いられるようである
筆順

金8+9=総画数17 U+937D
音読: ヘン[漢呉]
◆未詳「【康熙字典:戌集上:金部:鍽】《五音集韻》𤰞連切音鞭金鍽 又方緬切音褊義同」

金8+9=総画数17 U+937E
音読: ショウ[漢],シュ[呉]
◆酒を入れる壺(つぼ)、首が窄(すぼ)まり胴が膨(ふく)らんでいるもの、また酒や茶を飲むための碗ワン、「酒鍾シュショウ(酒碗、酒を飲む碗)」「茶鍾チャショウ(茶碗、茶を飲む碗)」 {食器(鍾)}
◆たくさん集まる、一カ所に集める
◆戦国時代斉国(前386年~前221年)の容量の単位、1鍾=6斛4斗=64斗、同「𦉂」「螤」 {各種単位}
◆鐘ショウ、叩いて鳴らす青銅製の打楽器、同「鐘」 {楽器(打楽器)} {楽器(打楽器)}
注解:「鍾」の以前の簡体字は「锺」だったが現在は簡「钟」が使われる、この「钟」は「鐘」の簡体字でもある
漢字林(非部首部別)
筆順
錙锱𨪲
金8+9=総画数17 U+937F
音読: シ[漢呉]
◆重さの単位、1錙=6銖(但し異説あり)
◆僅かな、少ない
鋣铘
金8+9=総画数17 U+9381
音読: ヤ[漢呉]
◆「鏌鎁バクヤ」、春秋時代(前770年~前5世紀)の呉国の人、干將カンショウの妻、また干將が造ったとされる二つの名剣の一つ、同「鏌釾」「【後漢書:卷八十二:崔駰列傳】…選利器於良材求鏌鋣於明智(吳越春秋曰干將吳人也造二劒一曰干將二曰莫邪莫邪者干將之妻名也…)」

金8+9=総画数17 U+9382
音読: ビ[漢],ミ[呉]
◆マグネシウムMagnesium(Mg)、元素名 {マグネシウム}

金8+9=総画数17 U+9383
音読: ハイ[漢],ヘ[呉]
◆プロトアクチニウムProtactinium(Pa)の旧名、現「鏷」

金8+9=総画数17 U+9384
音読: アイ
◆アインスタイニウムEinsteinium(Es)、元素名、台湾・香港・マカオなどでは「鑀」が使われる、旧「釾」 {アインスタイニウム}

金8+9=総画数17 U+9385
音読: カイ[漢],ケ[呉]
◆鋸で切る

金8+9=総画数17 U+9386
音読: 未詳
◆未詳

金8+9=総画数17 U+9387
音読: ビ[漢],ミ[呉]
◆アメリシウムAmericium(Am)、元素名、台湾などでは「鋂」、旧「銤」「鏋」 {アメリシウム}

金8+9=総画数17 U+93A1
音読: シ[漢],ジ[呉]
◆「鎡錤ジキ・シキ」、田畑の土を掘り起こす鋤ソ(振り下ろして土など掘り起こす農具、日本では鍬(くわ)と呼ばれれる)の類 {農具(鋤鍬類)}
筆順
𨱍
金8+9=総画数17 U+93AF
音読: ロウ[漢呉]
◆未詳「【字彙:戌集:金部:鎯】來可切音裸釣也出異字苑(「【廣韻:上聲:哿第三十三:㰁:𩝢】𩝢釣出異字苑」を引いたものと思われるが【廣韻】は「鎯{⿰金郎}」ではなく「𩝢{⿰飠郎}」)「【正字通:戌集上:金部:鎯】舊註沿篇海音裸釣也出異字苑一曰鋃字之譌…」
◆「𨱍头ロウトウ」、金槌(かなづち、ハンマーhammer)や玄能(ゲンノウ)

金8+9=総画数17 U+93BE
音読: 未詳
◆未詳
鍵鑳𨭙𨩼
金5+9=総画数14 U+952E
音読: ケン[漢],ゴン,ゲン[呉]
訓読: かぎ
◆鼎(かなえ)を持ち運ぶために両耳("∩"字状の取っ手)に掛け渡す棒
◆車輪の脱落を防ぐために車軸の両端に打ち込む楔(くさび)、同「轄」
◆扉や戸などの戸締りをするために巻き付けた鎖サ(くさり、環を繋いで紐状にしたもの、チェーンchain)が解(ほど)けないように鎖の環(わ)に通す金棒、戸締り用の金具を固定するための棒、同「鑰」
◆ピアノpianoなどのキーkey、「鍵盤ケンバン」
◆[日]錠ジョウ(錠前)に差し込んで開け閉めするための道具
◆[日]閉じているものを開けて中を明らかにするための要点

金5+9=総画数14 U+9532
音読: ケツ[漢],ケチ[呉]
◆草などを刈(か)る鎌(かま)、同「䤿」
◆刃物で刻(きざ)む、また彫(ほ)る、同「契」

金5+9=総画数14 U+9534
音読: カイ[漢],ケ[呉]
◆鉄(てつ)、良質な鉄
◆堅(かた)いさま
鏘𨪙𢐓
金5+9=総画数14 U+9535
音読: ショウ[漢],ソウ[呉]
◆金や玉ギョク(美しく高貴な石)などがぶつかり合って鳴る音、高く澄んだ音や声、淀みなく鳴る音や声、またその音や声の形容、「鏘鏘ソウソウ・ショウショウ」

金5+9=総画数14 U+9536
音読: ショウ,シ
◆鉄製の器
◆ストロンチウムStrontium(Sr)、元素名、旧「鎴」 {ストロンチウム}
鍔𨫘𨬆
金5+9=総画数14 U+9537
音読: ガク[漢呉]
訓読: つば
◆刀剣の刃、同「㓵」
◆[日]つば、刀の柄(つか、手で握る部分)と刀身の境目に挟み手を防護するための環状の金具

金5+9=総画数14 U+9538
音読: ①ソウ[漢],ショウ[呉]②チョウ[漢呉]

◆田畑を耕(たがや)す農具で鍬(くわ)や鋤(すき)の類、同「臿」

◆(鼓に張った革を縁を縫うような)丈夫ジョウブで長い針
鍬鍫
金5+9=総画数14 U+9539
音読: ショウ[漢呉],シュウ[慣]
訓読: くわ
◆鉄製・金属製(古くは木製・骨製など)の刃を取り付けたシャベルshovel状の農具、雑草などを取り除くために土を薄く削(そ)ぐ、土を掘って掬(すく)う、掘り起こした土を均(なら)す、などに使う、日本で鋤(すき)と呼ばれる農具、日本で鍬(くわ)と呼ばれる農具は中国では「鋤」という {農具(鋤鍬類)}

金5+9=総画数14 U+953A
音読: ショウ[漢],シュ[呉]
◆酒を入れる壺(つぼ)、首が窄(すぼ)まり胴が膨(ふく)らんでいるもの、また酒や茶を飲むための碗ワン、「酒鍾シュショウ(酒碗、酒を飲む碗)」「茶鍾チャショウ(茶碗、茶を飲む碗)」 {食器(鍾)}
◆たくさん集まる、一カ所に集める
◆戦国時代斉国(前386年~前221年)の容量の単位、1鍾=6斛4斗=64斗、同「𦉂」「螤」 {各種単位}
◆鐘ショウ、叩いて鳴らす青銅製の打楽器、同「鐘」 {楽器(打楽器)} {楽器(打楽器)}
注解:「鍾」の簡体字、現在「鍾」の簡体字は「钟」
鍛𨪇
金5+9=総画数14 U+953B
音読: タン[漢呉]
訓読: きた・える
◆金属を(熱し)叩いて質を良くする、同「煅」
◆槌(つち)などで打つ、叩いて平らにする
◆修練や訓練を重ねて精神や技術を高める
鎪䤹𨫂
金5+9=総画数14 U+953C
音読: ソウ[漢],シュ[呉]
◆細かい模様を彫(ほ)る、同「鏉」
◆馬具の金属製の(垂れ)飾り「【廣韻:下平聲:卷第二:尤第十八:𢯱:𢑶】馬金耳飾」
鍠𨪽
金5+9=総画数14 U+953D
音読: コウ[漢],オウ[呉]
◆鐘ショウ(かね)などの楽器の音、「鍠鍠コウコウ(鐘などの音が鳴り響くさま)」
◆長い柄ヘイ(え)の先に斧フ(おの)のような刃物を付けた儀仗ギジョウ用の武器

金5+9=総画数14 U+953E
音読: カン[漢],ゲン[呉]
◆重さの単位、諸説があり未詳「【說文解字注:金部:鍰】鋝也(…鍰鋝似同矣…古尚書說百鍰鍰者率也一率十一銖二十五分銖之十三也百鍰為三斤…)」
◆銭(ぜに)
◆金額(貨幣の重さ)の単位
◆環カン、中央に孔のあいた輪状の玉ギョク(美しく高貴な石)、玉の部分(肉)と孔の部分(好)の大きさががほぼ同じもの、同「環」 {礼器(円形)}

金5+9=総画数14 U+953F
音読: アイ
◆アインスタイニウムEinsteinium(Es)、元素名、台湾・香港・マカオなどでは「鑀」が使われる、旧「釾」 {アインスタイニウム}

金5+9=総画数14 U+9540
音読: ト[漢],ド[呉]
◆金属の表面に別の金属の膜を固着させる

金5+9=総画数14 U+9541
音読: ビ[漢],ミ[呉]
◆マグネシウムMagnesium(Mg)、元素名 {マグネシウム}
鏤𨩐
金5+9=総画数14 U+9542
音読: ロウ[漢],ル[呉]
訓読: ちりば・める
◆硬(かた)い鉄テツ
◆堅い鉄や玉ギョク(美しく高貴な石)などに模様などを彫(ほ)る、同「䤹(鎪)」
◆食材を煮炊する底が丸い釜(かま)、同「鍑」「鬴」 {食器(炊事器 鏤・鍪)}

金5+9=総画数14 U+9543
音読: シ[漢],ジ[呉]
◆「镃錤ジキ・シキ」、田畑の土を掘り起こす鋤ソ(振り下ろして土など掘り起こす農具、日本では鍬(くわ)と呼ばれれる)の類 {農具(鋤鍬類)}

金5+9=総画数14 U+9544
音読: ヒ[漢呉]
◆フェルミウムFermium(Fm)、元素名 {フェルミウム}

金5+9=総画数14 U+9545
音読: ビ[漢],ミ[呉]
◆アメリシウムAmericium(Am)、元素名、台湾などでは「鋂」、旧「銤」「鏋」 {アメリシウム}
頁部
𨨱銛铦
金8+9=総画数17 U+28A31
音読: ①セン[漢呉]②テン[漢呉]
訓読: もり

◆鋤(すき)や鍬(くわ)の類、土を掘り起こすなどする農具
◆もり、棒の先に鏃(やじり)のような先の尖(とが)った刃を付けた漁具、魚などにめがけて突く或いは投げるなどして捕(と)る
◆尖る、鋭(するど)い、鋭利エイリな

◆選(えら)び取る
𨨲
金8+9=総画数17 U+28A32
音読: チ[漢],ジ[呉]
◆「鍕𨨲・軍持グンジ」、僧尼ソウニが持つ水を入れる容器、注ぎ口のある壺(つぼ)、別名「澡罐ソウカン」
𨨳
金8+9=総画数17 U+28A33
音読: 未詳
◆未詳「【康熙字典:戌集上:金部:𨨳】《五音集韻》作木切音鏃姓也出彭城」
𨨵銒鈃钘
金8+9=総画数17 U+28A35
音読: ケイ[漢],ギョウ[呉]
◆首が細長く胴が膨らみ釣鐘のように下が広がっている酒壺、同「𦈨」
◆祭礼の際に羹(あつもの、野菜などを煮込んだ吸物)を盛る三本足で蓋付きの器、小形の鼎(かなえ)、同「鉶」
𨨶
金8+9=総画数17 U+28A36
音読: ギョ,ゴ
◆虎が伏せた形に作った打楽器の名、背中に鋸(のこぎり)の刃状(或いは櫛の歯状)の突起があり、演奏の最後に、これを「籈ケン」と呼ばれる棒で叩き擦(こす)ることで音を出す、同「敔」 {楽器(打楽器)}
𨨷
金8+9=総画数17 U+28A37
音読: トツ,ドチ
◆槍(やり)
𨨺
金8+9=総画数17 U+28A3A
音読: サク
◆金属製の環(わ)、輪(わ)、同「鐶」
𨨻鏺𨫁䥽
金8+9=総画数17 U+28A3B
音読: ハツ[漢],ハチ[呉]
◆左右に振り払うようにして草を刈る長い柄(え)を付けた両刃の鎌(かま)、またそれで草を刈る、同「㔇」
𨨼𨭻䥭𨪔𨧭
金8+9=総画数17 U+28A3C
音読: ショウ[漢呉]
◆訛「𤪉」、「𤪉」は唐の則天武后ソクテンブコウ(武則天ブソクテン、624年~705年)が定めた則天文字の一つで「證」
𨨽鎩𨭝𨦅铩
金8+9=総画数17 U+28A3D
音読: サツ[漢],セチ[呉],サイ[漢],セイ[呉]
◆矛(ほこ、両刃の剣)に柄(え)を取り付けた小形の武器、同「鈒」
◆長柄の先に戈(ほこ)や矛(ほこ、両刃の剣)を取り付けた武器
◆傷つける、傷つく
𨨾證证䥌𨭧𦷘𦹨𧁅𧁆
金8+9=総画数17 U+28A3E
音読: ショウ[漢呉]
◆正当であること(事実であること)を根拠を示して明らかにする、また上申する、同「証」
◆正当であること(事実であること)を示すための根拠となるもの、証(あかし)、証拠、同「証」
◆[仏]悟(さと)る、はっきりと理解する、同「証」
注解:「證」と「証」は本来別字だが、現在は「證」の意で「証」が使われる、そのため「證」の簡体字は「证」となる
𨩀
金8+9=総画数17 U+28A40
音読: コウ[漢],グ[呉]
◆鉄製の鏃(やじり)、また矢柄やがら(矢の棒状の部分)に鉄製の鏃と矢羽根(やばね)を付けた矢
◆「夏𨩀カコウ」、1455年~1537年、「夏赤城先生文集」の著者
𨩁
金8+9=総画数17 U+28A41
音読: 未詳
◆未詳「【中華字海:金部:𨩁】同"兜"」
𨩂
金8+9=総画数17 U+28A42
音読: 未詳
◆未詳「【中華字海:金部:𨩂】同"犁"」「【漢語大詞典:金部:𨩂】[𨩂冠]犁头的铁刃」
𨩃
金8+9=総画数17 U+28A43
訓読: しゅん、はる
◆[日]人名用字
筆順
𨩇
金8+9=総画数17 U+28A47
音読: 未詳
◆未詳
𨩐鏤镂
金8+9=総画数17 U+28A50
音読: ロウ[漢],ル[呉]
訓読: ちりば・める
◆硬(かた)い鉄テツ
◆堅い鉄や玉ギョク(美しく高貴な石)などに模様などを彫(ほ)る、同「䤹(鎪)」
◆食材を煮炊する底が丸い釜(かま)、同「鍑」「鬴」 {食器(炊事器 鏤・鍪)}
𨩥
金8+9=総画数17 U+28A65
音読: ホウ[漢],フウ[呉]
◆掛ける
𨩧
金8+9=総画数17 U+28A67
音読: 未詳
◆未詳
𨩨
金8+9=総画数17 U+28A68
音読: 未詳
◆未詳「【漢語大字典:金部:𨩨】1.明人创制的一种兵器。周纬《中国兵器史稿》第三章…2.戳;刺…3.同鑔…」
𨩬
金8+9=総画数17 U+28A6C
音読: イク,オウ
◆ものを温める鍋(なべ)や釜(かま)の類、同「䥝」「𨪎」
◆オスミウムOsmium(Os)の旧名、現「鋨」
𨩭
金8+9=総画数17 U+28A6D
音読: 未詳
◆未詳「【漢語大字典:金部:𨩭】"𩛒"的讹字」「【中華字海:金部:𨩭】同"饱"」
𨩮
金8+9=総画数17 U+28A6E
音読: 未詳
◆未詳
𨩰
金8+9=総画数17 U+28A70
音読: 未詳
◆未詳「【漢語大字典:金部:𨩰】《姓觿》作木切。姓。」「【中華字海:金部:𨩰】同"𨨳"」
𨩱鏟铲𨪑𨲨𩮲
金8+9=総画数17 U+28A71
音読: サン[漢],セン[呉]
◆凸凹した石・土や木を削って平らにする、またその鉄製・金属製の道具
◆鉄製・金属製の刃を取り付けたシャベルshovel状の農具、雑草などを取り除くために土を薄く削(そ)ぐ、土を掘って掬(すく)う、掘り起こした土を均(なら)す、などに使う、日本で鋤(すき)と呼ばれる農具、同「鍬」 {農具(鋤鍬類)}
筆順
𨩳銓铨
金8+9=総画数17 U+28A73
音読: セン[漢呉]
◆軽重・程度・能力などを量(はか)る
◆人品ジンピンや能力を量る、適格者を選ぶ
𨩵錽鋄𨬄𨧴𨪘鎫
金8+9=総画数17 U+28A75
音読: バン,モン
◆馬の頭部に着ける金属製の飾り、同「𨥧」
𨩸
金8+9=総画数17 U+28A78
音読: セン[漢呉]
◆枢スウ(扉の開閉時に回転軸となる上下にある突起)を受ける鉄製の輪
𨩹銎𨧎𨥲
金8+9=総画数17 U+28A79
音読: キョウ[漢],ク[呉]
◆斧(おの)に設ける柄を差し込むための孔(あな)、同「銃」「𨥍」
𨩺
金8+9=総画数17 U+28A7A
音読: ボウ[漢],ム[呉]
◆兜(かぶと)、頭を保護するために被(かぶ)る防具、同「䥐」
◆口が大きめで外に反(そ)り返った釜(かま) {食器(炊事器 鏤・鍪)}
注解:「【集韻:卷四:平聲:侯第十九:鍪】說文鍑屬或書作𨩺」
𨩼鍵键鑳𨭙
金8+9=総画数17 U+28A7C
音読: ケン[漢],ゴン,ゲン[呉]
訓読: かぎ
◆鼎(かなえ)を持ち運ぶために両耳("∩"字状の取っ手)に掛け渡す棒
◆車輪の脱落を防ぐために車軸の両端に打ち込む楔(くさび)、同「轄」
◆扉や戸などの戸締りをするために巻き付けた鎖サ(くさり、環を繋いで紐状にしたもの、チェーンchain)が解(ほど)けないように鎖の環(わ)に通す金棒、戸締り用の金具を固定するための棒、同「鑰」
◆ピアノpianoなどのキーkey、「鍵盤ケンバン」
◆[日]錠ジョウ(錠前)に差し込んで開け閉めするための道具
◆[日]閉じているものを開けて中を明らかにするための要点
𨩽
金8+9=総画数17 U+28A7D
音読: カ,ケ
◆裂ける、割れる、罅(ひび)、裂け目、同「罅」「鏬」
𨩾
金8+9=総画数17 U+28A7E
音読: 줄チュル[韓]
◆[韓]未詳
𨩿
金8+9=総画数17 U+28A7F
音読: 후フ[韓]
◆[韓]人名用字
𨪅
金8+9=総画数17 U+28A85
音読: ケン
◆未詳「【元曲選:半夜雷轟薦福𥓓雜劇】金盞兒…一個個拴縛着紙𨪅子…」「【字彙補:戌集:金部:𨪅】古電切音鑑五音集韻踢毛毬」「【漢語大字典:毛部:𨪅】一种脚踢的玩具、即毽子。后作"毽"」
𨪆錡锜
金8+9=総画数17 U+28A86
音読: キ[漢],ギ[呉]
◆ものを削ったり穴を開けたりする鑿(のみ)、ものを挽(ひ)き切る鋸(のこぎり)
◆三本の足が付いた釜「【方言:第五】鍑(釜屬也音富)北燕朝鮮洌水之間或謂之錪(音腆)或謂之鉼(音餅)江淮陳楚之間謂之錡(或曰三脚釜也音技)或謂之鏤吳揚之間謂之鬲(音曆)」
◆弩ド(機械仕掛けの弓)を架ける台
漢字林(非部首部別)
𨪓
金8+9=総画数17 U+28A93
音読: 未詳
◆未詳「【方言:第十三】錐謂之𨪓(廣雅作銘字)」「【康熙字典:戌集上:金部:𨪓】…○按卽鍣字之譌」
𨪸
金8+9=総画数17 U+28AB8
音読: 未詳
◆未詳「【龍龕手鑑:卷一:金部第一:𨪸】直追反秤𨪸也」「【漢語大字典:金部:𨪸】同"鍤"」
𨱍
金5+9=総画数14 U+28C4D
音読: ロウ[漢呉]
◆未詳「【字彙:戌集:金部:鎯】來可切音裸釣也出異字苑(「【廣韻:上聲:哿第三十三:㰁:𩝢】𩝢釣出異字苑」を引いたものと思われるが【廣韻】は「鎯{⿰金郎}」ではなく「𩝢{⿰飠郎}」)「【正字通:戌集上:金部:鎯】舊註沿篇海音裸釣也出異字苑一曰鋃字之譌…」
◆「𨱍头ロウトウ」、金槌(かなづち、ハンマーhammer)や玄能(ゲンノウ)
𨱎
金5+9=総画数14 U+28C4E
音読: トウ[漢],ツ[呉],チュウ[慣]
◆自然銅(しぜんどう、じねんどう、天然に産する銅の鉱石)の質の良いもの
◆「鍮鉐、鍮石トウセキ・チュウセキ・チュウジャク」、黄銅オウドウ、真鍮シンチュウ、銅と亜鉛の合金で黄金色をしており装飾品に用いられた
𩗩風部
䤿
金8+10=総画数18 U+493F
音読: ケツ,ケチ
◆(金属や石などに)刃物で刻(きざ)み込む、また彫(ほ)る
◆草などを刈(か)る鎌(かま)、同「鍥」
◆断ち切る

金8+10=総画数18 U+4941
音読: カン[漢],ゴン[呉]
◆鎧(よろい)
◆鎧櫃(よろいびつ)、鎧などの収納箱

金8+10=総画数18 U+4944
音読: ソ,ス
◆鍍金(めっき)する、同「錯」
琴珡琹𤦡𨨖䥆𨫹𤫍𤫒𩰔䦦𨪖𤩟
金8+10=総画数18 U+4945
音読: キン[漢],ゴン[呉]
訓読: こと
◆長い板状の胴に七本(古くは五本)の弦を張った楽器、箏柱(ことじ)がなく徽キという目印を指で押さえて弾く、胴が箱状で箏柱があるものは「箏」「瑟」 {楽器(弦楽器)}
◆広く弦楽器を指す、「胡琴コキン」「提琴テイキン」「風琴フウキン」
琴珡琹𤦡𨨖䥅𨫹𤫍𤫒𩰔䦦𨪖𤩟
金8+10=総画数18 U+4946
音読: キン[漢],ゴン[呉]
訓読: こと
◆長い板状の胴に七本(古くは五本)の弦を張った楽器、箏柱(ことじ)がなく徽キという目印を指で押さえて弾く、胴が箱状で箏柱があるものは「箏」「瑟」 {楽器(弦楽器)}
◆広く弦楽器を指す、「胡琴コキン」「提琴テイキン」「風琴フウキン」

金8+10=総画数18 U+4947
音読: セン[漢呉]
◆サマリウムSamarium(Sm)の旧名、現在は「釤」

金8+10=総画数18 U+4948
音読: ボウ,モウ,ボ,モ
◆「鈷䥈コボウ」「鈳䥈・錒䥈アボウ」、小さな釜(かま)

金8+10=総画数18 U+4950
音読: ボウ,ム
◆兜(かぶと)、頭を保護するために被(かぶ)る防具、同「鍪」

金5+10=総画数15 U+4982
音読: セン[漢呉]
◆サマリウムSamarium(Sm)の旧名、現在は「釤」
鑑鑬𨰲鑒鉴
金8+10=総画数18 U+9373
音読: カン[漢],ケン[呉]
訓読: かがみ、かんが・みる
◆大きな盆ボン(口が開き底が平らな容器) {水器(鑑・洗)}
◆物を映(うつ)す鏡、古くは盆に水を張り鏡(かがみ)として使ったが、後には石や金属の表面を平らに磨いて鏡とした、同「鏡」 {什器(鏡)}
◆水を張った盆ボンを上から覗(のぞ)き込み、そこに映ったものをよく見る、同「監」
◆光を当てて見る、よく見る、注意して見る
◆見比べる、照らし合わせる
筆順

金8+10=総画数18 U+9380
音読: シュウ[漢],シュ,ス[呉]
◆鉄や銅などの金属を含む鉱石コウセキ

金8+10=総画数18 U+9388
音読: サ[漢],シャ[呉]
◆金属が光るさま
◆錢の別称

金8+10=総画数18 U+9389
音読: トウ[漢呉]
◆引っ掛けるために"L""J"字形などに金属の針や棒の先を曲げたもの、同「鈎」
◆タリウムThallium(Tl)の旧名、現「鉈」

金8+10=総画数18 U+938A
音読: ホウ[漢呉]
◆削(けず)る
◆ポンドpound、英の通貨の単位

金8+10=総画数18 U+938B
音読: カツ[漢],ゲチ[呉]
◆車輪の脱落を防ぐために軎エイ(車軸両端の円筒状の部品)と車軸を固定するための楔(くさび)、同「轄」 {乗物(車輪)}
◆「桎鎋シツカツ」、(国を)しっかりと束ね治める
鐮镰䥥
金8+10=総画数18 U+938C
音読: レン[漢呉]
訓読: かま
◆三日月形の刃に柄が付いた草を刈る道具、一般には"Γ"字形をしており引っ掛けて引き切るもの、またそのような形の武器、「鐮刀レントウ」、同「劆」
◆稜リョウ、二つの面が合わさってできる線状の角(かど)
筆順

金8+10=総画数18 U+938D
音読: サク
◆針金を撚ったり束ねたりした縄、ワイヤー
◆鉄串

金8+10=総画数18 U+938E
音読: キ[漢],ケ[呉]
◆激しい戦(いくさ)、同「𥎃」
◆激しい怒り

金8+10=総画数18 U+938F
音読: リュウ[漢],ル[呉]
◆混じりもののない美しい金キン
◆冕(ベン、冠の一種)に垂らす宝石を連ねた飾り

金8+10=総画数18 U+9390
音読: ソク[漢呉]
◆姓用字

金8+10=総画数18 U+9391
音読: ヨウ,トウ,コウ
◆未詳「【字彙:戌集:金部:鎑】弋渉切音葉鐵器又金堅〇又吐盍切音搨鎑鑪」
◆「鎑䥈コウボウ」、釜(かま)の類「【龍龕手鑑:卷一:金部第一:鎑】他盍筠輒二反經音義音古盍反鎑䥈也」

金8+10=総画数18 U+9392
音読: ドウ[漢],ヌ[呉]
◆土を掘り起こし雑草を取り除く農具、鋤ソ(すき、日本で鍬(くわ)と呼ばれれる農具)、同「耨」「槈」 {農具(鋤鍬類)}

金8+10=総画数18 U+9393
音読: オウ[漢],ウ[呉]
◆鍬

金8+10=総画数18 U+9394
音読: ヨウ[漢],ユウ[呉]
訓読: と・かす、と・ける
◆金属を熱して個体を液状にする、溶(と)かす、同「熔」
◆溶かした金属を型に流し入れて器物を造る、またその鋳型(いがた)
筆順

金8+10=総画数18 U+9395
音読: トウ[漢],ドウ[呉]
◆「鎕銻トウテイ」、雲母ウンモ・ウンボに似た鉱石の名、別名「火齊カセイ」「玫瑰マイカイ」「【說文解字注:金部:鎕】鎕銻(…)火齊也(玉部曰玟瑰火齊也然則鎕銻卽玫瑰也廣韵火齊似雲母重沓而開色黃赤似金出日南…)」
锁鎻鏁𩪑
金8+10=総画数18 U+9396
音読: サ[漢呉]
訓読: くさり、とざ・す
◆金属製の環(わ)を繋(つな)いで紐(ひも)状にしたもの、チェーンchain
◆(鎖で門や扉や戸などを)開かないように閉じる、閉ざす、またその機器(日本では「錠前じょうまえ」と呼ばれる「錠ジョウ」と「鍵かぎ」のセット)
◆閉じ込める、閉じ籠(こも)る
筆順

金8+10=総画数18 U+9397
音読: ソウ[漢],ショウ[呉]
訓読: やり
◆三本足の鼎(かなえ)の類、同「鏿」
◆金属が打ち当たる音、同「鏿」
◆やり、長い棒の先に矛(ほこ、両刃の短い剣)を取り付け突き刺せるようにした武器、同「槍」
◆鉄砲、銃、同「槍」
筆順
镉𨭀
金8+10=総画数18 U+9398
音読: ①レキ[漢],リャク[呉]②ガァ[中]

◆鼎(かなえ、二つの取っ手と三本の足のある青銅器)の一種で足が中空のもの、その足に水を入れこれを沸かして蒸したり炊いたりする、鼎は同じ三本足だが中空ではない、同「鬲」「䰛」「䥶」 「鬲」参照

◆カドミウムCadmium(Cd)、元素名、旧「鉲」 {カドミウム}

金8+10=総画数18 U+9399
音読: サク[漢呉]
◆長い柄(え)の先に矛(ほこ、柄の先に取り付けられるようにした短めの両刃の剣)を取り付けた武器、同「槊」「矟」 {武器(刀剣槍)}
𨮀
金8+10=総画数18 U+939A
音読: ツイ[漢],ズイ[呉]
訓読: つち
◆金槌(かなづち、鉄鎚)、ものを打ちつけるための鉄製の頭に柄(え)を付けた道具、ハンマーhammer、同「錘」、木製の頭のものは「槌」
◆叩(たた)く、叩いて鍛える
◆秤に使う重り、分銅フンドウ、同「錘」
◆簡「锤」
筆順

金8+10=総画数18 U+939B
音読: ハク[漢呉]
◆鐘架ショウカ(鐘を吊るす台)上部の横木の薄い金属製の飾り
◆叩いて鳴らす青銅製の鐘ショウ(かね)の一種で、一般に口が扁平(楕円状)で平らなもの、同「鑮」 {楽器(打楽器)}
◆草を掘り起こして取り除く鋤(そ、日本の鍬に当たる)の類、同「鑮」
筆順

金8+10=総画数18 U+939C
音読: ハン[漢],バン[呉]
◆金属製の浅い盆ボンや皿状の器、同「盤」
𨱏
金8+10=総画数18 U+939D
音読: トウ[漢呉]
◆「鐵鎝テットウ」、鋤(すき)のような何本かの齒のある農具
◆「鏜鎝・鏜鞳・鏜䶀・闛𨶀トウトウ」、鐘(かね)や鼓(つづみ)の音、またその音の形容
◆[台][香]テクネチウムTechnetium(Tc)、元素名、中国(大陸)では「鍀」 {テクネチウム}
𨯥
金8+10=総画数18 U+939E
音読: ヘイ[漢],ハイ[呉]
◆髪を梳(す)く道具、櫛(くし)、同「篦」 {服飾(髪飾)}
◆先が二つに分かれている簪(サン、かんざし、髪を留める飾り)、同「釵」
◆鏃(やじり)、矢の先端に取り付ける鋭く尖らせた部品、同「鈚」「錍」
◆「金鎞コンヘイ」、先の尖(とが)った両刃の小刀(こがたな)、目の手術などに使われるという「【康熙字典:戌集上:金部:鎞】…《涅槃經》有盲人詣良醫醫卽以金鎞刮其眼膜使復明…」
◆犂(すき、土を起こすシャベルshovel状の農具)の刃、同「鈚」
筆順

金8+10=総画数18 U+939F
音読: ソウ[漢呉]
◆鈴の音
鋼钢
金8+10=総画数18 U+93A0
音読: コウ[漢呉]
訓読: はがね
◆焼(やき)を入れて堅く強く鍛(きた)えた鉄、「鋼鉄コウテツ」
◆堅く強いさま

金8+10=総画数18 U+93A2
音読: オ[漢],ウ[呉]
◆「鎢錥ウイク」、小さな釜
◆タングステンTungsten(Wolframium[羅]、W)、元素名 {タングステン}

金8+10=総画数18 U+93A3
音読: エイ[漢],ヨウ[呉]
◆金属製の器を磨く、また磨かれて目映(まばゆ)く光る
◆美しい紋様、美しい紋様のある鉄
◆口は小さく首は細く(或いは細長く)胴は膨らんでいる瓶(かめ)、同「罃」
漢字林(非部首部別)

金8+10=総画数18 U+93A4
音読: コウ[漢],オウ[呉]
◆鐘の音
镏鐂𨪿
金8+10=総画数18 U+93A6
音読: リュウ[漢],ル[呉]
◆金鍍金(きんめっき)の方法の一つ
◆炊事用の釜(かま)
◆指輪

金8+10=総画数18 U+93A7
音読: カイ[漢呉],ガイ[慣]
訓読: よろい
◆胴体部分(両肩・胴・腰)を守るための金属製の防具、皮製は「甲」
筆順

金8+10=総画数18 U+93A8
音読: シュン
◆未詳「【集韻:卷五:上聲上:準第十七:鎨】金之萌生曰鎨」
锼䤹𨫂
金8+10=総画数18 U+93AA
音読: ソウ[漢],シュ[呉]
◆細かい模様を彫(ほ)る、同「鏉」
◆馬具の金属製の(垂れ)飾り「【廣韻:下平聲:卷第二:尤第十八:𢯱:𢑶】馬金耳飾」
錽鋄𨬄𨧴𨪘𨩵
金8+10=総画数18 U+93AB
音読: バン,モン
◆馬の頭部に着ける金属製の飾り、同「𨥧」

金8+10=総画数18 U+93AC
音読: コウ[漢],ゴウ[呉]
訓読: しのぎ
◆食材を煮たり水を沸かしたりする鍋や釜の類
◆周(西周、前11世紀~前771年)の武王(紀元前11世紀頃)の都の名、「鎬京コウケイ」、現陝西省西安市長安区、同「鄗」 {陝西省}
◆鶴嘴(つるはし)の類、振り下ろして堅いものを割ったり削ったり掘ったりするする道具、「鎬頭コウトウ」
◆[日]しのぎ、刀身のほぼ中央(刃と背の間)を走る稜リョウの部分
筆順
鎮镇𨦸𨥵
金8+10=総画数18 U+93AD
音読: チン[漢呉]
訓読: しず・める、しず・まる
◆重みをかけて抑(おさ)え付ける
◆力で抑え付ける、乱れを静める、安定させる
◆抑えとなる軍隊、その軍隊が駐屯している所
◆県の下の行政単位、比較的大きな町
◆常に、何時も、づっと
筆順
镇鎭𨦸𨥵
金8+10=総画数18 U+93AE
音読: チン[漢呉]
訓読: しず・める、しず・まる
◆重みをかけて抑(おさ)え付ける
◆力で抑え付ける、乱れを静める、安定させる
◆抑えとなる軍隊、その軍隊が駐屯している所
◆県の下の行政単位、比較的大きな町
◆常に、何時も、づっと
筆順

金8+10=総画数18 U+93B0
音読: イツ[漢],イチ[呉]
◆魏ギ(中国戦国時代の国名)の(金属の金の)重量の単位、1鎰=10釿=200両、同「賹」 {各種単位}
筆順

金8+10=総画数18 U+93B1
音読: エン,オン
◆人名用字
钂镋
金8+10=総画数18 U+93B2
音読: トウ
◆柄の先にフォーク状の刃が付いた武器

金8+10=総画数18 U+93B3
音読: ゲツ[漢],ゲチ[呉]
◆ニッケルNickel(Ni)、元素名、旧「䥛」 {ニッケル}

金8+10=総画数18 U+93B4
音読: ショク[漢],ソク[呉]
◆ストロンチウムの旧名、現「鍶」

金8+10=総画数18 U+93B5
音読: カ[漢],ケ[呉]
◆ガリウムGallium(Ga)、元素名 {ガリウム}

金8+10=総画数18 U+93B6
音読: カ[漢呉]
◆コペルニシウムCopernicium(Cn)、元素名 {コペルニシウム}

金8+10=総画数18 U+93B7
音読: バ,メ
◆マスリウム、公認されなかった元素名、現在のテクネチウムTechnetium(Tc、「鎝」)
鐫䥴𨭽镌
金8+10=総画数18 U+93B8
音読: セン[漢呉]
◆穿(うが)つ、穴(突き当りのあるあな)や孔(反対側まで突き抜けたあな)を掘る、またそのための鑿(のみ)、同「鋑」
◆彫(ほ)る、刻み込む、同「鋑」
◆「鎸級センキュウ」、降級する、官位を下げる、左遷する

金8+10=総画数18 U+93B9
訓読: かすがい
◆[日]材木などを繋ぎ固定するための"["字形の釘
筆順

金8+10=総画数18 U+93BA
訓読: はばき
◆[日]日本刀で鍔を固定し鞘から刀身が抜けないようにするための金具、同「鈨」
鎖锁鏁𩪑
金8+10=総画数18 U+93BB
音読: サ[漢呉]
訓読: くさり、とざ・す
◆金属製の環(わ)を繋(つな)いで紐(ひも)状にしたもの、チェーンchain
◆(鎖で門や扉や戸などを)開かないように閉じる、閉ざす、またその機器(日本では「錠前じょうまえ」と呼ばれる「錠ジョウ」と「鍵かぎ」のセット)
◆閉じ込める、閉じ籠(こも)る

金8+10=総画数18 U+93BC
音読: カ,ゲ
◆金属製の器などの割れ目
漢字林(非部首部別)
鋒鏠𨦟锋
金8+10=総画数18 U+93BD
音読: ホウ[漢],フウ,フ[呉]
訓読: ほこさき、きっさき
◆剣(つるぎ)や(ほこ、両刃の短い剣、またそれを付けた槍のような武器)などの刃物の先端 {武器(刀剣槍)}
◆尖ったものの先端
◆鋭く突き出ているさま
◆軍勢の中で最も先を進む隊、軍の先頭、「先鋒センポウ」

金8+10=総画数18 U+93BF
音読: ナ
◆ネプツニウムNeptunium(Np)、元素名、台湾・マカオなどでは「錼」が使われる、旧「釢」 {ネプツニウム}

金8+10=総画数18 U+93CC
音読: バク[漢],マク[呉]
◆「鏌鋣・鏌釾バクヤ」、春秋時代(前770年~前5世紀)の呉国の人、干將カンショウの妻、また干將が造ったとされる二つの名剣の一つ「【後漢書:卷八十二:崔駰列傳】…選利器於良材求鏌鋣於明智(吳越春秋曰干將吳人也造二劒一曰干將二曰莫邪莫邪者干將之妻名也…)」
◆モスコビウムMoscovium(Mc)、元素名 {モスコビウム}
鋒鎽𨦟锋
金8+10=総画数18 U+93E0
音読: ホウ[漢],フウ,フ[呉]
訓読: ほこさき、きっさき
◆剣(つるぎ)や(ほこ、両刃の短い剣、またそれを付けた槍のような武器)などの刃物の先端 {武器(刀剣槍)}
◆尖ったものの先端
◆鋭く突き出ているさま
◆軍勢の中で最も先を進む隊、軍の先頭、「先鋒センポウ」
𨫽铧
金8+10=総画数18 U+93F5
音読: カ[漢],ゲ[呉]
◆田畑を耕(たがや)す農具で鍬(くわ)や鋤(すき)の類、同「鍤」「鋘」「釫」

金5+10=総画数15 U+9546
音読: バク[漢],マク[呉]
◆「镆铘・镆䥺バクヤ」、春秋時代(前770年~前5世紀)の呉国の人、干將カンショウの妻、また干將が造ったとされる二つの名剣の一つ「【後漢書:卷八十二:崔駰列傳】…選利器於良材求鏌鋣於明智(吳越春秋曰干將吳人也造二劒一曰干將二曰莫邪莫邪者干將之妻名也…)」
◆モスコビウムMoscovium(Mc)、元素名 {モスコビウム}
鎮鎭𨦸𨥵
金5+10=総画数15 U+9547
音読: チン[漢呉]
訓読: しず・める、しず・まる
◆重みをかけて抑(おさ)え付ける
◆力で抑え付ける、乱れを静める、安定させる
◆抑えとなる軍隊、その軍隊が駐屯している所
◆県の下の行政単位、比較的大きな町
◆常に、何時も、づっと

金5+10=総画数15 U+9548
音読: ハク[漢呉]
◆鐘架ショウカ(鐘を吊るす台)上部の横木の薄い金属製の飾り
◆叩いて鳴らす青銅製の鐘ショウ(かね)の一種で、一般に口が扁平(楕円状)で平らなもの、同「鑮」 {楽器(打楽器)}
◆草を掘り起こして取り除く鋤(そ、日本の鍬に当たる)の類、同「鑮」
鎘𨭀
金5+10=総画数15 U+9549
音読: ①レキ[漢],リャク[呉]②ガァ[中]

◆鼎(かなえ、二つの取っ手と三本の足のある青銅器)の一種で足が中空のもの、その足に水を入れこれを沸かして蒸したり炊いたりする、鼎は同じ三本足だが中空ではない、同「鬲」「䰛」「䥶」 「鬲」参照

◆カドミウムCadmium(Cd)、元素名 {カドミウム}

金5+10=総画数15 U+954A
音読: ジョウ[漢],ニョウ[呉]
◆ピンセットpincet[蘭]や毛抜(けぬき)のような"∧"字状をした物を挟(はさ)む金属製の道具、またそれで挟み取る、同「銸」
◆髪を留める簪(かんざし)、また簪の先に垂れるように付けた飾り
钂鎲
金5+10=総画数15 U+954B
音読: トウ
◆柄の先にフォーク状の刃が付いた武器
鐫鎸䥴𨭽
金5+10=総画数15 U+954C
音読: セン[漢呉]
◆穿(うが)つ、穴(突き当りのあるあな)や孔(反対側まで突き抜けたあな)を掘る、またそのための鑿(のみ)、同「鋑」
◆彫(ほ)る、刻み込む、同「鋑」
◆「镌级センキュウ」、降級する、官位を下げる、左遷する

金5+10=総画数15 U+954D
音読: ゲツ[漢],ゲチ[呉]
◆ニッケルNickel(Ni)、元素名、旧「䥛」 {ニッケル}

金5+10=総画数15 U+954E
音読: ナ
◆ネプツニウムNeptunium(Np)、元素名、台湾・マカオなどでは「錼」が使われる、旧「釢」 {ネプツニウム}
鎦鐂𨪿
金5+10=総画数15 U+954F
音読: リュウ[漢],ル[呉]
◆金鍍金(きんめっき)の方法の一つ
◆炊事用の釜(かま)
◆指輪

金5+10=総画数15 U+9550
音読: コウ[漢],ゴウ[呉]
訓読: しのぎ
◆食材を煮たり水を沸かしたりする鍋や釜の類
◆周(西周、前11世紀~前771年)の武王(紀元前11世紀頃)の都の名、「鎬京コウケイ」、現陝西省西安市長安区、同「鄗」 {陝西省}
◆鶴嘴(つるはし)の類、振り下ろして堅いものを割ったり削ったり掘ったりするする道具、「镐头コウトウ」
◆[日]しのぎ、刀身のほぼ中央(刃と背の間)を走る稜リョウの部分

金5+10=総画数15 U+9551
音読: ホウ[漢呉]
◆削(けず)る
◆ポンドpound、英の通貨の単位

金5+10=総画数15 U+9552
音読: イツ[漢],イチ[呉]
◆魏ギ(中国戦国時代の国名)の(金属の金の)重量の単位、1鎰=10釿=200両、同「賹」 {各種単位}

金5+10=総画数15 U+9553
音読: カ[漢],ケ[呉]
◆ガリウムGallium(Ga)、元素名 {ガリウム}
鑌𨮘
金5+10=総画数15 U+9554
音読: ①ヒン[漢呉]②빈ピン[韓]

◆よく鍛(きた)えられた鉄、刀などに使われる上質な鉄

◆[韓]「火鑌匠(화빈장ファビンジャン)」、鉄(或いは金属)を鍛(きた)える工匠コウショウ「【五洲衍文長箋散稿:詩文篇:論文類:文字:東國土俗字辨證說】鑌。【音賓。《經國大全》有火鑌匠。卽俗名광츠。匠人。卽磨鎔潤光匠也。】」

金5+10=総画数15 U+9555
音読: ヨウ[漢],ユウ[呉]
訓読: と・かす、と・ける
◆金属を熱して個体を液状にする、溶(と)かす、同「熔」
◆溶かした金属を型に流し入れて器物を造る、またその鋳型(いがた)

金8+10=総画数18 U+9FB2
音読: 未詳
◆未詳
𤐻火部
𨪇鍛锻
金8+10=総画数18 U+28A87
音読: タン[漢呉]
訓読: きた・える
◆金属を(熱し)叩いて質を良くする、同「煅」
◆槌(つち)などで打つ、叩いて平らにする
◆修練や訓練を重ねて精神や技術を高める
𨪈
金8+10=総画数18 U+28A88
音読: ガイ
◆未詳「【玉篇:卷十八:金部第二百六十九:𨪈】五罪切金𨪈也」
𨪉
金8+10=総画数18 U+28A89
音読: テイ[漢],ダイ[呉]
◆釜の類
𨪊
金8+10=総画数18 U+28A8A
音読: ソウ
◆「𨪊𨦭ソウロウ」、未詳「【蘭臺軌範:卷六:積聚癥痞】廣濟療髮癥…油(一升)以香澤煎之大𨪊鐒…」
𨪋
金8+10=総画数18 U+28A8B
音読: コウ,ク
◆未詳「【釋名:釋用器】𨪋溝也 既割去壟上草又辟其土以壅苗根使壟下為溝受水潦也」「【西京雜記:卷六】…銅帳𨪋一具或在牀上或在地下似是帳麋朽而銅𨪋墜落…」「【宋書:卷十八:志第八:禮五】帳鉤不得作五花及豎筍形」「【集韻:卷四:平聲四:侯第十九:鉤𨪋】居侯切說文曲也一說鉤縣物者亦劔屬或作𨪋」
𨪍
金8+10=総画数18 U+28A8D
音読: サ[漢],シャ[呉]
◆「𨪍鑼サラ」◇盆ボンや盂ウなどのような口が開いた容器、同「𨮭鑼シラ」「【摛文堂集:卷九:口宣】就驛賜大遼國賀天寜節使副銀䤬鑼唾盂盂子錦被褥等口宣」「【湛園札記:卷四】䤬鑼吾鄉名銅靣盆為䤬鑼見宋史禮志二十二卷金使辭儀又外國傳數見之」 {水器(盆)} {食器(盂)}◇一説に叩(たた)いて鳴らす小形の銅鑼ドラに似た楽器、同「篩鑼・𨮭鑼シラ」「【正字通:戌集上:金部:䤬】…一說䤬譌作厮𨮭今馬上急遞所擊者似鑼而小俗呼篩鑼卽䤬鑼也俗作𨪍」
𨪎
金8+10=総画数18 U+28A8E
音読: イク[漢],オウ[呉]
◆ものを温める鍋(なべ)や釜(かま)の類、同「䥝」「鐭」
𨪑鏟𨩱铲𨲨𩮲
金8+10=総画数18 U+28A91
音読: サン[漢],セン[呉]
◆凸凹した石・土や木を削って平らにする、またその鉄製・金属製の道具
◆鉄製・金属製の刃を取り付けたシャベルshovel状の農具、雑草などを取り除くために土を薄く削(そ)ぐ、土を掘って掬(すく)う、掘り起こした土を均(なら)す、などに使う、日本で鋤(すき)と呼ばれる農具、同「鍬」 {農具(鋤鍬類)}
𨪔𨭻䥭𨨼𨧭
金8+10=総画数18 U+28A94
音読: ショウ[漢呉]
◆訛「𤪉」、「𤪉」は唐の則天武后ソクテンブコウ(武則天ブソクテン、624年~705年)が定めた則天文字の一つで「證」
𨪖琴珡琹𤦡𨨖䥅䥆𨫹𤫍𤫒𩰔䦦𤩟
金8+10=総画数18 U+28A96
音読: キン[漢],ゴン[呉]
訓読: こと
◆長い板状の胴に七本(古くは五本)の弦を張った楽器、箏柱(ことじ)がなく徽キという目印を指で押さえて弾く、胴が箱状で箏柱があるものは「箏」「瑟」 {楽器(弦楽器)}
◆広く弦楽器を指す、「胡琴コキン」「提琴テイキン」「風琴フウキン」
𨪘錽鋄𨬄𨧴鎫𨩵
金8+10=総画数18 U+28A98
音読: バン,モン
◆馬の頭部に着ける金属製の飾り、同「𨥧」
𨪙鏘锵𢐓
金8+10=総画数18 U+28A99
音読: ショウ[漢],ソウ[呉]
◆金や玉ギョク(美しく高貴な石)などがぶつかり合って鳴る音、高く澄んだ音や声、淀みなく鳴る音や声、またその音や声の形容、「鏘鏘ソウソウ・ショウショウ」
筆順
𨪠
金8+10=総画数18 U+28AA0
音読: 未詳
◆未詳
注解:「𨫼」の訛字か?
𨪪
金8+10=総画数18 U+28AAA
音読: 未詳
◆未詳
𨪰錘𨪼𨭇𨫻
金8+10=総画数18 U+28AB0
音読: ツイ[漢],ズイ[呉],スイ[慣]
訓読: おもり、つむ
◆おもり、秤に使う重り、分銅フンドウ、同「鎚」
◆金槌(かなづち、鉄鎚)、ものを叩(たた)くための鉄製の頭に柄(え)を付けた道具、ハンマーhammer、同「鎚」
◆重量の単位、1錘=8銖=1/3両、但し異説あり
◆[日]つむ、紡いだ糸を巻き取りながら撚りを掛ける道具
𨪲錙锱鍿
金8+10=総画数18 U+28AB2
音読: シ[漢呉]
◆重さの単位、1錙=6銖(但し異説あり)
◆僅かな、少ない
𨪴
金8+10=総画数18 U+28AB4
音読: ケイ[漢],ケ[呉]
◆堅(かた)いさま、堅く丈夫ジョウブなさま、同「鑙」「【漢語大字典:金部:𨪴】同"鑙"」
𨪶
金8+10=総画数18 U+28AB6
音読: 未詳
◆未詳「【漢語大字典:金部:𨪶】化学元素"铟"的旧译」
𨪷
金8+10=総画数18 U+28AB7
音読: コツ,コチ
◆「𨪷䤪コツタ」、武器の一種で重い斧や鉞(まさかり)の類
𨪼錘𨭇𨪰𨫻
金8+10=総画数18 U+28ABC
音読: ツイ[漢],ズイ[呉],スイ[慣]
訓読: おもり、つむ
◆おもり、秤に使う重り、分銅フンドウ、同「鎚」
◆金槌(かなづち、鉄鎚)、ものを叩(たた)くための鉄製の頭に柄(え)を付けた道具、ハンマーhammer、同「鎚」
◆重量の単位、1錘=8銖=1/3両、但し異説あり
◆[日]つむ、紡いだ糸を巻き取りながら撚りを掛ける道具
𨪽鍠锽
金8+10=総画数18 U+28ABD
音読: コウ[漢],オウ[呉]
◆鐘ショウ(かね)などの楽器の音、「鍠鍠コウコウ(鐘などの音が鳴り響くさま)」
◆長い柄ヘイ(え)の先に斧フ(おの)のような刃物を付けた儀仗ギジョウ用の武器
𨪿鎦镏鐂
金8+10=総画数18 U+28ABF
音読: リュウ[漢],ル[呉]
◆金鍍金(きんめっき)の方法の一つ
◆炊事用の釜(かま)
◆指輪
𨫁鏺𨨻䥽
金8+10=総画数18 U+28AC1
音読: ハツ[漢],ハチ[呉]
◆左右に振り払うようにして草を刈る長い柄(え)を付けた両刃の鎌(かま)、またそれで草を刈る、同「㔇」
注解:「【龍龕手鑑:卷一:長部第七:鏺】或作𨫁正普活反兩刄刈也又經音義補末反樹名國名上又音廢」
𨫂鎪锼䤹
金8+10=総画数18 U+28AC2
音読: ソウ[漢],シュ[呉]
◆細かい模様を彫(ほ)る、同「鏉」
◆馬具の金属製の(垂れ)飾り「【廣韻:下平聲:卷第二:尤第十八:𢯱:𢑶】馬金耳飾」
𨫍
金8+10=総画数18 U+28ACD
音読: ケイ[漢],エ[呉]
◆稜リョウ(二つの面が合わさってできる線状の角かど)が三つ(断面が三角形)の刃を付けた矛ボウ(ほこ、両刃の短い剣、またそれを長い柄の先に付けた槍のような武器)
◆大きな鼎テイ(かなえ、二つの取っ手と三本の足のある青銅器、主に食材を蒸したり煮たりする) {食器}
◆鋭(するど)い、先(さき)が鋭く尖(とが)る、同「鋭」
𨫎
金8+10=総画数18 U+28ACE
音読: 未詳
◆未詳「【中華字海:金部:𨫎】同"珍"。字见《篇海》。」
𨫽鏵铧
金8+10=総画数18 U+28AFD
音読: カ[漢],ゲ[呉]
◆田畑を耕(たがや)す農具で鍬(くわ)や鋤(すき)の類、同「鍤」「鋘」「釫」
𨱏
金5+10=総画数15 U+28C4F
音読: トウ[漢呉]
◆「铁𨱏テットウ」、鋤(すき)のような何本かの齒のある農具
◆「镗𨱏・鏜鞳・鏜䶀・闛𨶀トウトウ」、鐘(かね)や鼓(つづみ)の音、またその音の形容
◆[台][香]テクネチウムTechnetium(Tc)、元素名、中国(大陸)では「鍀」 {テクネチウム}

金8+11=総画数19 U+4949
音読: エン[漢],オン[呉]
◆鋤ソ(土を掘り起こす農具、日本でいう鍬くわ」)の先の金属製の刃「【廣韻:上平聲:元:鴛:䥉】鋤頭曲鐵。」
錆锖
金8+11=総画数19 U+494A
音読: ショウ[漢],ソウ[呉],セイ[慣]
訓読: さび、さ・びる
◆鉱物や金属の表面に浮き出てきたもの、金属の表面にできる酸化膜
證证𨭧𨨾𦷘𦹨𧁅𧁆
金8+11=総画数19 U+494C
音読: ショウ[漢呉]
◆正当であること(事実であること)を根拠を示して明らかにする、また上申する、同「証」
◆正当であること(事実であること)を示すための根拠となるもの、証(あかし)、証拠、同「証」
◆[仏]悟(さと)る、はっきりと理解する、同「証」
注解:「證」と「証」は本来別字だが、現在は「證」の意で「証」が使われる、そのため「證」の簡体字は「证」となる
𨬝𨫔
金8+11=総画数19 U+494D
音読: シ[漢呉],セツ[漢],セチ[呉]
◆先端に鉄の針が付いた馬の鞭
◆苗を植えたり除草したりする農具

金8+11=総画数19 U+4951
音読: バン,モン
◆馬の頭部に着ける金属製の飾り、同「鋄(錽)」「【字彙補:戌集拾遺:金部:䥑】鋄字之譌見唐書釋音」
◆マイトネリウムMeitnerium(Mt)、元素名 {マイトネリウム}
鐯𨮿
金5+11=総画数16 U+4983
音読: シャク,チャク,ジャク
◆堅い土を掘り起こしたり石や根などを取り除くなど荒れ地を切り拓(ひら)くための大きな鋤ソ(振り下ろして土など掘り起こす農具、日本では鍬(くわ)と呼ばれれる)の類、同「钁」「𥗁」「櫡」
◆叩き付けるようにして(振り下ろすようにして堅いものに)ぐさっと差し込む、ずばっと切る、同「斫」

金8+11=総画数19 U+93A5
音読: チョウ[漢],ジョウ[呉]
◆未詳「【字彙:戌集:金部:鎥】田聊切音條金石」
𨭝𨨽𨦅铩
金8+11=総画数19 U+93A9
音読: サツ[漢],セチ[呉],サイ[漢],セイ[呉]
◆矛(ほこ、両刃の剣)に柄(え)を取り付けた小形の武器、同「鈒」
◆長柄の先に戈(ほこ)や矛(ほこ、両刃の剣)を取り付けた武器
◆傷つける、傷つく

金8+11=総画数19 U+93C0
音読: ロ[漢],ル[呉]
◆動物の皮や角(つの)を煮詰め膠(にかわ)を作るための釜(かま)の類、同「鐪」
◆刀の柄(つか)、同「鐪」
鎖锁鎻𩪑
金8+11=総画数19 U+93C1
音読: サ[漢呉]
訓読: くさり、とざ・す
◆金属製の環(わ)を繋(つな)いで紐(ひも)状にしたもの、チェーンchain
◆(鎖で門や扉や戸などを)開かないように閉じる、閉ざす、またその機器(日本では「錠前じょうまえ」と呼ばれる「錠ジョウ」と「鍵かぎ」のセット)
◆閉じ込める、閉じ籠(こも)る
筆順
𠥺
金8+11=総画数19 U+93C2
音読: オウ[漢],ウ[呉]
◆中国戦国時代の齊国の容量の単位、同「区」 {各種単位}
◆「鏂銗オウコウ」◇門扉モンピに取り付ける金属製の飾り◇錏・錣・𩊱(しころ)、首回りを守るために兜(かぶと)から両肩と首筋を覆うように垂らした部分、同「錏」「鐚」、別名「錏鍜アカ」
◆「鉜鏂・錇鏂フウオウ」、鋲(びょう)、頭が大きい釘(くぎ)、頭に飾りを施した釘
镞𥏀𥎫
金8+11=総画数19 U+93C3
音読: ソク[漢呉],ゾク[慣]
訓読: やじり
◆やじり、矢尻、矢の先端の鋭く尖った部分、矢柄・矢幹(やがら)の先端に取り付ける鋭く尖らせた部品 {武器(弓箭)}
◆鋭く尖っているさま
筆順

金8+11=総画数19 U+93C4
音読: タン,ダン
◆鉄の塊

金8+11=総画数19 U+93C5
音読: シュウ[漢],シュ,ス[呉]
◆金属を溶かして一定の形にしたもの、鋳造チュウゾウ・成形セイケイできる状態にした金属の塊(かたまり)、同「鋌」
𨱌
金8+11=総画数19 U+93C6
音読: カン[漢呉]
◆穿(うが)つ、穴を開ける
◆環状カンジョウ(輪状)の指輪や腕輪、「錗鏆ジカン」「【廣韻:去聲:換第二十九:貫:鏆】臂鐶」「【太平御覽:卷第七百一十八:服用部二十:釧】…錗鏆者其狀如紐珠大如指屈伸在人」
筆順

金8+11=総画数19 U+93C7
音読: セン[漢],ゼン[呉]
◆湯に入れて回しながら酒を温める丸い容器「【六書故:卷四:地理:鏇】似絹切温器也旋之湯中以溫酒與洎者也(說文曰圜盧也)」
◆ものを回転させながら削(けず)る道具、轆轤ロクロ、同「檈」「【玉篇:卷十八:金部第二百六十九:鏇】徐專切圓轆轤也又徐釧切轉軸栽器也」
筆順

金8+11=総画数19 U+93C8
音読: レン[漢呉]
訓読: くさり
◆金属を輪状に作り繋いだ鎖(くさり)、(鎖のように)連なる
◆精錬する前の鉛(なまり)を含む鉱石、同「䃛」
筆順
𨱒𨫾
金8+11=総画数19 U+93C9
音読: ソウ[漢],ス[呉]
◆鋭いさま、鋭くよく切れるさま
◆金属に模様を彫(ほ)る、同「𢑶」「鎪」
◆金属の表面にできる錆(さび)

金8+11=総画数19 U+93CA
音読: ゴウ[漢呉]
◆底が平らな円形の鍋(なべ)、「餠鏊ヘイゴウ(餅を焼く円形の鍋或いは円形の鉄板)」
◆人名用字、「王鏊オウゴウ(1450年~1524年、明朝1368年~1644年の高官・文人)」

金8+11=総画数19 U+93CB
音読: バン[漢],マン[呉]
◆純度の高い金キン「【龍龕手鑑:卷一:金部第一:鏋】音滿精金也」「【漢語大字典:金部:鏋】金精。…《鍊丹藥秘訣》:"金礦有物、形似蛇、黄紫色、有刺、燒鍊成精、其名曰鏋。"」
◆アメリシウムAmericium(Am)の旧称、現「鎇」

金8+11=総画数19 U+93CD
音読: ラ
◆「銼鏍サラ」、小形の釜、同「銼𨰠」「鎢錥ウイク」

金8+11=総画数19 U+93CE
音読: ヒツ[漢],ヒチ[呉]
◆文字(文章)を記すための細長い札(ふだ)「【廣韻:入聲:質第五:必:鏎】𥳑鏎爾雅曰𥳑謂之畢注謂𥳑札也俗從金(「【爾雅注疏:釋器】簡謂之畢(《音義》…李本作篳)」)
◆未詳「【清異錄:卷下:饌羞門】天花鏎鑼(九煉香)」

金8+11=総画数19 U+93CF
音読: エイ[漢],エ[呉],スイ[漢],ズイ[呉]
◆小形の鼎テイ(かなえ、二つの取っ手と三本の足のある青銅器、主に食材を蒸したり煮たりする) {食器}
镠𨦰
金8+11=総画数19 U+93D0
音読: リュウ[漢],ル[呉]
◆純度が高くやや紫色を帯びた美しい金キン、黄金、「紫磨金シマゴン」「【廣韻:下平聲:尤第十八:劉:鏐】美金曰鏐即紫磨金也」
筆順
镝𨫢𨬙
金8+11=総画数19 U+93D1
音読: テキ[漢],チャク[呉]
訓読: かぶら
◆鏃(やじり)、矢柄・矢幹(やがら)の先端の部分、同「鏃」「𨮹」
◆かぶら、音が出るように工夫した鏃、またそれを取り付けた矢
◆ジスプロシウムDysprosium(Dy)、元素名 {ジスプロシウム}
筆順
𨨕
金8+11=総画数19 U+93D2
音読: サン
◆金泥キンデイ・コンデイ(金粉を膠にかわなどに練り込んだもので工芸品の表面に塗布するなどに用いる)、また金泥を塗(ぬ)る、また金泥を塗ったもの「【遵生八牋:卷八:起居安樂牋下:怡養動用事具】佛堂 內供釋伽三身或一佛二菩薩像或供觀音烏思藏鏒金之佛價雖高大其金鏒甚厚…」「【漢語大字典:金部:鏒】用金泥涂抺于器物表面…」
鍯𨨟𨬃
金8+11=総画数19 U+93D3
音読: ソウ[漢],ス[呉]
◆孔(あな)をあける、穴をあけ反対側まで貫(つらぬ)き通す、「鍯硐ソウトウ(穴をあける、刳くり抜く)」「【說文解字注:金部:鏓】…一曰大鑿中木也(中木也各本作平木者玉篇廣韵竟作平木器今正鑿非平木之器馬融長笛賦鏓硐隤墜李注云說文曰鏓大鑿中木也然則以木通其中皆曰鏓也…)」
◆「鎗鏓ソウソウ」、鐘を叩(たた)いた音の形容

金8+11=総画数19 U+93D4
音読: イ[漢呉]
◆長い柄(え)の先に戈カ(ほこ)を取り付けた戟ゲキ(ほこ)、矛ボウ・ム(ほこ)を取り付けていないものを指すという、同「𨥂」「【方言:第九】戟楚謂之𨥂(取名於鈎𨥂也)凡戟而無刃秦晉之間謂之𨥂或謂之鏔(音寅)吳揚之間謂之戈…」 {武器(刀剣槍)} {武器(矛戈戟)}

金8+11=総画数19 U+93D5
音読: ロク[漢呉]
◆未詳「【釋名:釋車】鏕苞也所以在旁苞歛其口也」
◆「鉅鏕キョロク」、古県名、現河北邢台市東部、同「鉅鹿」「巨鹿」
◆人名用字「【北史:卷四十:列傳第二十八:甄琛】…則周孔聯鏕伊顏接衽論其謚也…」「【湧幢小品:卷之五:宗案】…故鎮國將軍鍾鏕封號…」

金8+11=総画数19 U+93D6
音読: オウ[漢呉]
◆ものを温める鍋(なべ)や釜(かま)の類、同「䥝」「鐭」
◆激しく攻(せ)めて多くの兵を殺す、またそのような戦(たたか)い、血戦(ケッセン)、激戦(ゲキセン)
筆順
锵𨪙𢐓
金8+11=総画数19 U+93D8
音読: ショウ[漢],ソウ[呉]
◆金や玉ギョク(美しく高貴な石)などがぶつかり合って鳴る音、高く澄んだ音や声、淀みなく鳴る音や声、またその音や声の形容、「鏘鏘ソウソウ・ショウショウ」
筆順

金8+11=総画数19 U+93D9
音読: サイ[漢呉]
◆「鏙錯サイサク」、(細工や模様が)複雑に入(い)り組んださま
𨭟
金8+11=総画数19 U+93DA
音読: セキ[漢],シャク[呉]
◆鉞エツ、斧(おの)に似た重みのある刃物、また武器、武舞ブブ(舞劇の一つで武具を持って舞うもの)の際に使われることがあるという、同「戚」 {武器(斧鉞)}

金8+11=総画数19 U+93DB
音読: ショウ,ジョウ
◆未詳「【集韻:卷三:平聲三:陽第十:鋿鏛】磨也一曰車輪繞鐵」
◆人名用字「【明諡紀彙編:卷十一:尊諡八:郡王上:荘簡】崑山王朗鏛(萬厯)」「【大清一統志:卷三百三十三】巫國憲妻俞氏(…伍鏛妻巫氏…)」

金8+11=総画数19 U+93DC
音読: トウ[漢],ドウ[呉]
◆鐘(かね)や鼓(つづみ)の音、またその音の形容、「鏜鎝・鏜鞳・鏜䶀・闛𨶀トウトウ」
◆ものを貫く(孔を開ける)金属工具「【廣韻:下平聲:唐第十一:湯:鏜】以鐵貫物」
◆ボール盤drill press、穴をあける工作機械
筆順
𨭜镘
金8+11=総画数19 U+93DD
音読: バン[漢],マン[呉]
訓読: こて
◆こて、壁土を塗る金属製の道具、木製は「杇」「槾」
筆順

金8+11=総画数19 U+93DE
音読: ヨウ[漢],ユウ[呉]
◆古代の楽器の一つで大きな青銅製の鐘(かね)、大きな釣鐘(つりがね)、同「銿」
𨩱铲𨪑𨲨𩮲
金8+11=総画数19 U+93DF
音読: サン[漢],セン[呉]
◆凸凹した石・土や木を削って平らにする、またその鉄製・金属製の道具
◆鉄製・金属製の刃を取り付けたシャベルshovel状の農具、雑草などを取り除くために土を薄く削(そ)ぐ、土を掘って掬(すく)う、掘り起こした土を均(なら)す、などに使う、日本で鋤(すき)と呼ばれる農具、同「鍬」 {農具(鋤鍬類)}
筆順

金8+11=総画数19 U+93E1
音読: ケイ[漢],キョウ[呉]
訓読: かがみ
◆光の反射を利用して像を映(うつ)し出す、またその道具、古くは盆に水を張り鏡として使ったが、後には石や金属の表面を平らに磨いて鏡とした、同「鑑」 {什器(鏡)}
◆(像を、姿を、有様を)映し出す
◆澄み切っているさま、奥まで見通せるさま
◆レンズ(lens)、(ガラスのような)透明な物質を片面或いは両面を球状にして入射した光を屈折させるもの
筆順
镖𨰐𨯺
金8+11=総画数19 U+93E2
音読: ヒョウ[漢呉]
◆刀剣の鞘の先端に付ける銅製の飾り、玉製の飾りは「珌」 {武器(刀剣槍)}
◆刀の刃の先端、切っ先(きっさき)
◆投げつけて人を殺傷する短い剣(つるぎ)状の武器、クナイ(先の尖った鏨のような形状の手裏剣の一種、棒手裏剣)のような武器、同「鑣」
筆順

金8+11=総画数19 U+93E3
音読: ショ[漢呉]
◆器の名
𨩐镂
金8+11=総画数19 U+93E4
音読: ロウ[漢],ル[呉]
訓読: ちりば・める
◆硬(かた)い鉄テツ
◆堅い鉄や玉ギョク(美しく高貴な石)などに模様などを彫(ほ)る、同「䤹(鎪)」
◆食材を煮炊する底が丸い釜(かま)、同「鍑」「鬴」 {食器(炊事器 鏤・鍪)}
筆順
銹锈
金8+11=総画数19 U+93E5
音読: シュウ[漢],シュ[呉]
訓読: さび
◆錆(さび)、金属の表面にできる酸化膜、錆びる、同「錆」「鏽」
筆順
𨦱𨥎
金8+11=総画数19 U+93E6
音読: ショウ[漢],シュ[呉]
◆短い矛(ほこ)、両刃の剣(つるぎ)で、柄(え)を取り付けられるようにしたもの
◆(矛で)突き刺す
◆「鏦鏦ショウショウ」、金属の鳴る音の形容
◆鐘(かね)や鼓(つづみ)を打つ

金8+11=総画数19 U+93E7
音読: リョウ[漢],ル[呉]
◆鼓(つづみ)の音、同「𪔳」

金8+11=総画数19 U+93E8
音読: サン[漢],ザン[呉],セン[漢],ゼン[呉]
訓読: たがね
◆たがね、石や金属に文字などを彫るための小形の鑿(のみ)
◆石や金属に文字などを彫る
筆順

金8+11=総画数19 U+93E9
音読: セン,ゼン
◆「鏩鏩センセン」、未詳「【揚子雲集:卷二:太𤣥經】初一上其純心挫厥鏩鏩測曰上其純心和以悦也」「【字彙:戌集:金部:鏩】秦冉切音漸鏩鏩火炎上貌太玄挫厥鏩鏩」

金8+11=総画数19 U+93EA
音読: ソウ,ゾウ
◆穴を穿つ
鑗錅鋫
金8+11=総画数19 U+93EB
音読: リ[漢呉]
◆剥ぐ、剥ぎ取る

金8+11=総画数19 U+93EC
音読: カ,ゲ
◆(木の実の皮が)裂ける

金8+11=総画数19 U+93ED
音読: シツ,シチ[慣],シィー[中]
◆セシウムCaesium(Cs)の旧名、現「銫」

金8+11=総画数19 U+93EE
音読: コウ[漢呉]
◆スカンジウムScandium(Sc)の旧名、現「鈧」

金8+11=総画数19 U+93EF
音読: 未詳
◆未詳

金8+11=総画数19 U+93F0
音読: ホウ,ヒョウ
◆清シン代の孔のない銅貨、鐚銭(びたせん)
◆硬貨、小銭

金8+11=総画数19 U+93F1
訓読: しょう
◆[日]人名用字

金8+11=総画数19 U+93F2
音読: 未詳
◆未詳

金8+11=総画数19 U+93F9
音読: キョウ[漢],コウ[呉]
◆一定の額の穴あき銭(あなあきせん、中央に穴のあいた銭)に紐を通し結わえたもの、穴あき銭に通す紐を「繈」という
◆金(かね)、金銭、おかね「【西京雜記:第三】藏鏹巨萬」
鏢𨰐𨯺
金5+11=総画数16 U+9556
音読: ヒョウ[漢呉]
◆刀剣の鞘の先端に付ける銅製の飾り、玉製の飾りは「珌」 {武器(刀剣槍)}
◆刀の刃の先端、切っ先(きっさき)
◆投げつけて人を殺傷する短い剣(つるぎ)状の武器、クナイ(先の尖った鏨のような形状の手裏剣の一種、棒手裏剣)のような武器、同「鑣」

金5+11=総画数16 U+9557
音読: トウ[漢],ドウ[呉]
◆鐘(かね)や鼓(つづみ)の音、またその音の形容、「鏜鎝・鏜鞳・鏜䶀・闛𨶀トウトウ」
◆ものを貫く(孔を開ける)金属工具「【廣韻:下平聲:唐第十一:湯:鏜】以鐵貫物」
◆ボール盤drill press、穴をあける工作機械
鏝𨭜
金5+11=総画数16 U+9558
音読: バン[漢],マン[呉]
訓読: こて
◆こて、壁土を塗る金属製の道具、木製は「杇」「槾」

金5+11=総画数16 U+9559
音読: ラ
◆「锉镙サラ」、小形の釜、同「銼𨰠」「鎢錥ウイク」

金5+11=総画数16 U+955A
音読: ホウ,ヒョウ
◆清シン代の孔のない銅貨、鐚銭(びたせん)
◆硬貨、小銭

金5+11=総画数16 U+955B
音読: ヨウ[漢],ユウ[呉]
◆古代の楽器の一つで大きな青銅製の鐘(かね)、大きな釣鐘(つりがね)、同「銿」

金5+11=総画数16 U+955C
音読: ケイ[漢],キョウ[呉]
訓読: かがみ
◆光の反射を利用して像を映(うつ)し出す、またその道具、古くは盆に水を張り鏡として使ったが、後には石や金属の表面を平らに磨いて鏡とした、同「鑑」 {什器(鏡)}
◆(像を、姿を、有様を)映し出す
◆澄み切っているさま、奥まで見通せるさま
◆レンズ(lens)、(ガラスのような)透明な物質を片面或いは両面を球状にして入射した光を屈折させるもの
鏑𨫢𨬙
金5+11=総画数16 U+955D
音読: テキ[漢],チャク[呉]
訓読: かぶら
◆鏃(やじり)、矢柄・矢幹(やがら)の先端の部分、同「鏃」「𨮹」
◆かぶら、音が出るように工夫した鏃、またそれを取り付けた矢
◆ジスプロシウムDysprosium(Dy)、元素名 {ジスプロシウム}
鏃𥏀𥎫
金5+11=総画数16 U+955E
音読: ソク[漢呉],ゾク[慣]
訓読: やじり
◆やじり、矢尻、矢の先端の鋭く尖った部分、矢柄・矢幹(やがら)の先端に取り付ける鋭く尖らせた部品 {武器(弓箭)}
◆鋭く尖っているさま

金5+11=総画数16 U+955F
音読: セン[漢],ゼン[呉]
◆湯に入れて回しながら酒を温める丸い容器「【六書故:卷四:地理:鏇】似絹切温器也旋之湯中以溫酒與洎者也(說文曰圜盧也)」
◆ものを回転させながら削(けず)る道具、轆轤ロクロ、同「檈」「【玉篇:卷十八:金部第二百六十九:鏇】徐專切圓轆轤也又徐釧切轉軸栽器也」
鏐𨦰
金5+11=総画数16 U+9560
音読: リュウ[漢],ル[呉]
◆純度が高くやや紫色を帯びた美しい金キン、黄金、「紫磨金シマゴン」「【廣韻:下平聲:尤第十八:劉:鏐】美金曰鏐即紫磨金也」
鳥部
𨪐𨮃
金8+11=総画数19 U+28A90
音読: トウ[漢],ズ[呉]
◆酒などを入れる祭礼用の金属製の容器、同「鋀」
𨫏鋝锊鋢
金8+11=総画数19 U+28ACF
音読: レツ[漢],レチ[呉]
◆重さの単位、諸説があり未詳「【說文解字:金部:鋝】十銖二十五分之十三也从金寽聲周禮曰重三鋝北方以二十兩爲鋝」「【康熙字典:戌集上:金部:鋝】古文𨫏(《註》今東萊或以大半兩爲鈞十鈞爲環環重六兩有大半兩鍰與鋝同則三鋝爲一斤四兩)」
𨫐銍𨧓𨧵铚
金8+11=総画数19 U+28AD0
音読: チツ[漢],チチ[呉],シツ[漢],シチ[呉]
◆穀物の穂(或いは穂先)を刈る、またそのための短い鎌(かま)、同「䬹」「㓚」
𨫑鐶𨰄镮
金8+11=総画数19 U+28AD1
音読: カン[漢],ゲン[呉]
◆金属製の環(わ)、輪(わ)、リングring状のもの、指輪
𨫒𨱐
金8+11=総画数19 U+28AD2
音読: ロウ[漢],ル[呉]
◆「鏉𨫒ソウロウ」、鉄の表面にできる錆(さび)
◆「𨫒楱ロウソウ」、土を掘り起こすなどする農具の一種、【龍龕手鑑】は「鍬シュウ(日本で鋤(すき)と呼ばれる農具)」とする「【齊民要術:卷三:種苜蓿第二十九】…燒去枯葉地液輙耕壟以鐵齒𨫒楱𨫒楱之更以魯斫斸其科土則滋茂矣(不爾則痩)」「【龍龕手鑑:卷一:金部第一:𨫒】盧候反鍬金也」
𨫓鉄鐵鐡𨬿䥫𨮯銕𨦘铁
金8+11=総画数19 U+28AD3
音読: テツ[漢],テチ[呉]
訓読: くろがね
◆金属の一種、黒金(くろがね、鉄の古名)
◆黒いさま
◆堅く強いさま
◆金属製の武器
◆鉄(Ferrum[羅]、Fe)、元素名 {鉄}
𨫔𨬝䥍
金8+11=総画数19 U+28AD4
音読: シ[漢呉],セツ[漢],セチ[呉]
◆先端に鉄の針が付いた馬の鞭
◆苗を植えたり除草したりする農具
𨫕
金8+11=総画数19 U+28AD5
音読: コウ,ク
◆抉(えぐ)る、穿(うが)つ、同「剾」
𨫘鍔锷𨬆
金8+11=総画数19 U+28AD8
音読: ガク[漢呉]
訓読: つば
◆刀剣の刃、同「㓵」
◆[日]つば、刀の柄(つか、手で握る部分)と刀身の境目に挟み手を防護するための環状の金具
𨫙鍑鍢
金8+11=総画数19 U+28AD9
音読: フク[漢呉],フウ[漢],フ[呉]
◆食材を煮炊する底が丸い釜(かま)、比較的大きい釜・口が窄(すぼ)まった釜・丸底で足が付いた釜などさまざまな形がある「【方言:第五】釜自關而西或謂之釜或謂之鍑(鍑亦釜之揔名)」 {食器(炊事器 甑・鍑)}
𨫚
金8+11=総画数19 U+28ADA
音読: 未詳
◆未詳「【康熙字典:戌集上:金部:𨫚】《博雅》低也《音釋》𨫚是聞反○按此字韻書不載」「【漢語大字典:金部:𨫚】同"錞"」
𨫝
金8+11=総画数19 U+28ADD
音読: 未詳
◆未詳
𨫢鏑镝𨬙
金8+11=総画数19 U+28AE2
音読: テキ[漢],チャク[呉]
訓読: かぶら
◆鏃(やじり)、矢柄・矢幹(やがら)の先端の部分、同「鏃」「𨮹」
◆かぶら、音が出るように工夫した鏃、またそれを取り付けた矢
𨫤𨯁
金8+11=総画数19 U+28AE4
訓読: ひ
◆[日]鉱脈コウミャク「【漢字源:金部:𨯁】鉱脈」
◆[日]「高𨫤(たかひ)」、地名、山形県寒河江市大字幸生字高𨫤、同「高樋」
筆順
𨫺𨮽
金8+11=総画数19 U+28AFA
音読: ゴウ
◆底が平らな円形の鍋(なべ)、同「鏊」「【龍龕手鑑:卷一:金部第一:𨫼】正鏊今五到反餅鏊也三𨫺同上」
𨫻錘𨪼𨭇𨪰
金8+11=総画数19 U+28AFB
音読: ツイ[漢],ズイ[呉],スイ[慣]
訓読: おもり、つむ
◆おもり、秤に使う重り、分銅フンドウ、同「鎚」
◆金槌(かなづち、鉄鎚)、ものを叩(たた)くための鉄製の頭に柄(え)を付けた道具、ハンマーhammer、同「鎚」
◆重量の単位、1錘=8銖=1/3両、但し異説あり
◆[日]つむ、紡いだ糸を巻き取りながら撚りを掛ける道具
𨫼
金8+11=総画数19 U+28AFC
音読: ゴウ[漢呉]
◆底が平らな円形の鍋(なべ)、同「鏊」「【龍龕手鑑:卷一:金部第一:𨫼】正鏊今五到反餅鏊也三𨫺同上」
𨫾鏉𨱒
金8+11=総画数19 U+28AFE
音読: ソウ[漢],ス[呉]
◆鋭いさま、鋭くよく切れるさま
◆金属に模様を彫(ほ)る、同「𢑶」「鎪」
◆金属の表面にできる錆(さび)
𨫿
金8+11=総画数19 U+28AFF
音読: カイ[漢],ケ[呉]
◆金属製の兜(かぶと)、同「盔」「【中華字海:金部:𨫿】同"盔"」
𨬀
金8+11=総画数19 U+28B00
音読: 未詳
◆未詳「【中華字海:金部:𨬀】同"鐻"」
𨬃鍯鏓𨨟
金8+11=総画数19 U+28B03
音読: ソウ[漢],ス[呉]
◆孔(あな)をあける、穴をあけ反対側まで貫(つらぬ)き通す、「鍯硐ソウトウ(穴をあける、刳くり抜く)」「【說文解字注:金部:鏓】…一曰大鑿中木也(中木也各本作平木者玉篇廣韵竟作平木器今正鑿非平木之器馬融長笛賦鏓硐隤墜李注云說文曰鏓大鑿中木也然則以木通其中皆曰鏓也…)」
◆「鎗𨬃ソウソウ」、鐘(かね)を叩(たた)いた音の形容
𨬄錽鋄𨧴𨪘鎫𨩵
金8+11=総画数19 U+28B04
音読: バン,モン
◆馬の頭部に着ける金属製の飾り、同「𨥧」
𨬆鍔锷𨫘
金8+11=総画数19 U+28B06
音読: ガク[漢呉]
訓読: つば
◆刀剣の刃、同「㓵」
◆[日]つば、刀の柄(つか、手で握る部分)と刀身の境目に挟み手を防護するための環状の金具
𨬋
金8+11=総画数19 U+28B0B
音読: 未詳
◆未詳「【康熙字典:戌集上:金部:鋺】《五音集韻》謁言切音蔫鋤頭曲鐵與𨬋同」
𨭈錨锚
金8+11=総画数19 U+28B48
音読: ビョウ[漢],ミョウ[呉]
訓読: いかり
◆船が流されないように鎖などで繋ぎ水底に沈める金属製の重り、石製は「碇」
𨱐𨫒
金5+11=総画数16 U+28C50
音読: ロウ[漢],ル[呉]
◆「𨱒𨱐ソウロウ」、鉄の表面にできる錆(さび)
◆「𨱐楱ロウソウ」、土を掘り起こすなどする農具の一種、【龍龕手鑑】は「鍬シュウ(日本で鋤(すき)と呼ばれる農具)」とする「【齊民要術:卷三:種苜蓿第二十九】…燒去枯葉地液輙耕壟以鐵齒𨫒楱𨫒楱之更以魯斫斸其科土則滋茂矣(不爾則痩)」「【龍龕手鑑:卷一:金部第一:𨫒】盧候反鍬金也」
𨱑
金5+11=総画数16 U+28C51
音読: コウ[漢],オウ[呉]
◆大きな鐘ショウ(かね)、また鐘や金属の音
◆人名用字「【福州府志:卷之四十:選舉五:明:舉人:正綂六年辛酉科】鄭鐄(字孟聲程鄉教諭工詩賦書得鐘王體)」「【晚晴簃詩匯:卷九十四:程晉芳】初名廷鐄字魚門…」
𨱒鏉𨫾
金5+11=総画数16 U+28C52
音読: ソウ[漢],ス[呉]
◆鋭いさま、鋭くよく切れるさま
◆金属に模様を彫(ほ)る、同「𢑶」「鎪」
◆金属の表面にできる錆(さび)
𨯣
金8+12=総画数20 U+494F
音読: ギョ,ゴ
◆「鉏䥏ソゴ」、同「齟齬」◇鋸(のこぎり)の刃のようにぎざぎざしているさま◇(話や意見が)噛(か)み合わないさま、食い違うさま

金8+12=総画数20 U+4955
音読: ヘツ[漢],ヘチ[呉]
◆鍬や鋤などの農具の刃
◆浅く広口の鍋

金8+12=総画数20 U+4956
音読: テン[漢],デン[呉]
◆金属・宝石・貝殻などのきらきらと美しく輝く素材を使った華やかな飾り、同「鈿」「𨰎」

金8+12=総画数20 U+4957
音読: カン[漢呉]
◆焼印(やきいん)を捺(お)す
錯错
金8+12=総画数20 U+4958
音読: ①サク[漢呉]②ソ[漢],ス[呉]
訓読: こす・る

◆複雑に入り交(まじ)る、交互に入(い)り組む、きちんと揃っていない
◆入れ違う、食い違う、行き違う、間違う
◆砥石(といし)や鑢(やすり)などで磨く、また擦(こす)る、同「𥕉」「厝」
◆鍍金(めっき)する、同「䥄」

◆置く、あるべき場所に置く、あるべき状態にする、同「措」

金8+12=総画数20 U+4959
音読: スイ[漢],ズイ[呉]
◆透明な珠ジュ(たま)・レンズlensや鏡キョウ(かがみ)などを用いて太陽の光を集め火を起こす道具、金燧キンスイ、同「鐩」「【說文解字通釋(說文解字繫傳):說文解字通釋卷第二十七】金隊陽䥙也從金隊聲臣鍇按周禮司烜民掌以夫遂取明火于曰以鑒取明水於月注云夫遂陽燧也鍳鏡屬也」

金8+12=総画数20 U+495A
音読: 未詳
◆未詳「【字彙補:戌集:金部:䥚】古文初字」

金8+12=総画数20 U+495B
音読: ケツ[漢],ケチ[呉]
◆鎌(かま)、三日月形の刃に柄を取り付け、引っ掛けて引き切る刃物
◆ニッケルNickel(Ni)の旧名、現「鎳」

金8+12=総画数20 U+495C
音読: 한ハン[韓]
◆[韓]金属を加工する(但し、どのような加工かは未詳、弓箭の加工ということから展延・切断・彫金などの加工と思われる)「【六典條例:卷三:戶典:戶曹:料祿色:放料】內弓房弓箭匠料(春等造弓時…䥜匠二名各一朔二十五日每日米二升解弓時…䥜匠二名各一朔八日每日米二升…)」

金8+12=総画数20 U+495F
音読: エツ,オチ
◆鉄製の板、また札「【齊民要術《欽定四庫全書》本:炙法第八十:炙{⿰䖝*■}】…鐡䥟上炙之汁出…(*■は「丼」に似た字形、《龍溪精舍叢書》本では「蚶」、《四部叢刊初編》本では「{⿰䖝甘}」)「【字彙:戌集:金部:䥟】於歇切音謁以鐵為楬也楬所以表識」
鍼𨮼
金8+12=総画数20 U+4960
音読: シン[漢呉]
訓読: はり
◆縫い針、同「針」
◆治療用の道具、針状のものや細長いメス状のものなどがある、同「針」「箴」
注解:中国では「鍼灸」を「針灸」というなど、多く「鍼」に代わって「針」が用いられるようである
𨬍𨯝
金8+12=総画数20 U+4966
音読: タ,ダ
◆「鈐䥦ケンタ」、大きな犂(すき、牛に引かせて土を起すための農具)
◆「鋡䥦カンタ」、土を掘り起こす農具、鍬(くわ)や鋤(すき)の類
◆「鍊䥦レンタ」、轂(こしき、車輪中央にある円筒形の部品)の一部である「軹端シタン(車輪の外側に突き出た部分)」や「賢端ケンタン(内側に突き出た部分)」の円筒状の部品、同「輨」「軑」

金5+12=総画数17 U+4985
音読: 선ソン,삼サン[韓]
◆[韓]器(うつわ)名、「金鐥(김선キムソン)」「酒鐥(주선チュソン)」「鐥杯(선배ソンベ)」「【高麗史:世家卷第三十四:高麗史三十四:忠宣王二】辛亥三年…二月丁未, 遣左常侍金之兼如元賀皇太子誕日獻金鐥二酒鍾二銀饍二十眞紫羅六匹玳瑁鞘子九」「【雅言覺非:卷之二】鐥者量酒之{⿰⿱吅尤}吾東之造字也今郡縣餽贈以酒五盞謂之一鐥(中国無此字)方言謂之大也…(或曰鐥當作鏇鏇者温{⿰⿱吅㔫}也)」
◆[韓]人名用字、地名用字

金8+12=総画数20 U+93D7
音読: コウ[漢],キョウ[呉]
◆金属や石などの堅(かた)いものが打ち当たる音、琴キンや瑟ヒツ(いずれも弦楽器)などの高く短い音、「鏗鏗・鏗鍧コウコウ」「鏗鏘・鏗鎗コウソウ」
◆鐘(かね)などを撞(つ)く
筆順

金8+12=総画数20 U+93F3
音読: ソウ[漢],ショウ[呉]
◆金属が触(ふ)れ合う音、またぶつかり合う音、同「錚」

金8+12=総画数20 U+93F6
音読: シュウ[漢],ジュウ[呉]
◆金属の延板(のべいた、板状に成形した金属)、金属の薄い板、同「鍓」

金8+12=総画数20 U+93F7
音読: ホク,ボク
◆まだ精錬されていない(不純物が残っている)鉄などの金属
◆「鏷𨬕・𨮓𨬕・僕姑ホクコ」、矢の名「【字彙:戌集:金部:𨬟】攻乎切𠀤音姑鏷𨬟魯矢名○左傳作僕姑」
◆プロトアクチニウムProtactinium(Pa)、元素名、旧「鎃」 {プロトアクチニウム}
𨫍
金8+12=総画数20 U+93F8
音読: ケイ[漢],エ[呉]
◆稜リョウ(二つの面が合わさってできる線状の角かど)が三つ(断面が三角形)の刃を付けた矛ボウ(ほこ、両刃の短い剣、またそれを長い柄の先に付けた槍のような武器)
◆大きな鼎テイ(かなえ、二つの取っ手と三本の足のある青銅器、主に食材を蒸したり煮たりする) {食器}
◆鋭(するど)い、先(さき)が鋭く尖(とが)る、同「鋭」
𨨻𨫁䥽
金8+12=総画数20 U+93FA
音読: ハツ[漢],ハチ[呉]
◆左右に振り払うようにして草を刈る長い柄(え)を付けた両刃の鎌(かま)、またそれで草を刈る、同「㔇」

金8+12=総画数20 U+93FB
音読: リン[漢呉]
◆健(すこ)やかなさま「【玉篇:卷十八:金部第二百六十九:鏻】力丁力仁二切健皃」「【太平廣記:卷一百五十五:定數十:楊收】…收以秋為義其房子以鉅鏻鑑為名…」「【集韻:卷七:去聲上:稕第二十二:鏻】鍵也」
◆ホスホニウムphosphonium、リン燐(Phosphorus、P)を含む有機化合物
筆順

金8+12=総画数20 U+93FC
音読: サク[漢],シャク[呉]
◆鉄製の槍ソウ(やり)
◆人名用字「【欽定續文獻通考:卷二百五:帝系考:晉國宗屬】…孟爚子季垟…季垟子均鏼…」

金8+12=総画数20 U+93FE
音読: サン[漢呉]
◆弩ド、機械仕掛けの弓
◆弩の引き金を弛める

金8+12=総画数20 U+93FF
音読: ショウ
◆金属が打ち当たる音、同「鎗」

金8+12=総画数20 U+9400
音読: キ,ギ
◆物を収納するための蓋付きの金属製の箱、同「鑎」

金8+12=総画数20 U+9401
音読: シ[漢呉]
◆斧などで切った後の凸凹を平らに削る道具、手斧(ちょうな)
鎦镏𨪿
金8+12=総画数20 U+9402
音読: リュウ[漢],ル[呉]
◆金鍍金(きんめっき)の方法の一つ
◆炊事用の釜(かま)
◆指輪

金8+12=総画数20 U+9403
音読: ドウ[漢],ニョウ[呉]
◆軍中で合図などに使う道具の一つ、形は鈴レイ(すず)に似るが舌ゼツがなく、柄(え)を握り上に向けて持ち桴(ばち)で叩いて鳴らす、楽器としても使われるという {楽器(打楽器)}
◆乱す、掻(か)き乱す「【莊子:外篇:天道】聖人之靜也非曰靜也善故靜也(善之乃靜則有時而動也)萬物无足以鐃心者故靜也(斯乃自得也)」
筆順
𨱑
金8+12=総画数20 U+9404
音読: コウ[漢],オウ[呉]
◆大きな鐘ショウ(かね)、また鐘や金属の音
◆人名用字「【福州府志:卷之四十:選舉五:明:舉人:正綂六年辛酉科】鄭鐄(字孟聲程鄉教諭工詩賦書得鐘王體)」「【晚晴簃詩匯:卷九十四:程晉芳】初名廷鐄字魚門…」

金8+12=総画数20 U+9405
音読: ヘツ[漢],ヘチ[呉]
◆鍬や鋤などの農具の刃
◆浅く広口の鍋

金8+12=総画数20 U+9406
音読: スイ[漢],ズイ[呉]
◆透明な珠ジュ(たま)・レンズlensや鏡キョウ(かがみ)などを用いて太陽の光を集め火を起こす道具、金燧キンスイ、同「鐩」「【說文解字通釋(說文解字繫傳):說文解字通釋卷第二十七】金隊陽䥙也從金隊聲臣鍇按周禮司烜民掌以夫遂取明火于曰以鑒取明水於月注云夫遂陽燧也鍳鏡屬也」

金8+12=総画数20 U+9407
音読: ハン[漢],ホン,ボン[呉]
訓読: たつき、たつぎ
◆刃が幅広い斧(おの)
◆槌(つち)、杭などを打ちつける柄(え)の付いた道具、同「椎」
◆切り株を掘り起こし取り除く「【康熙字典:金部:十二:鐇】《註》…𡌨蒼云鐇鏟也謂以鏟钁去林木之株蘖也」
◆バナジウムVanadium( V)の旧名、現「釩」
筆順

金8+12=総画数20 U+9408
音読: キョウ[漢],ギョウ[呉]
◆脚の長い鼎(かなえ)に似た器
◆未詳、轂(こしき、車輪の中心にあって車輪と車軸を固定するための部品)を構成する部品の一つのようである「【急就篇:卷三】釭鐧鍵鉆冶錮鐈(…鐈者以鐵有所輔𦔳若橋梁之形也)(「釭」「鐧」は図版参照、「鍵」は未詳ながら楔(くさび、轄)のことか?、「鉆」は潤滑油を注す器具、「錮」は「隙間を塞ぐもの」というが未詳) {乗物(車輪)}
𨩸
金8+12=総画数20 U+9409
音読: セン[漢呉]
◆枢スウ(扉の開閉時に回転軸となる上下にある突起)を受ける鉄製の輪
鍚钖
金8+12=総画数20 U+940A
音読: ヨウ[漢呉]
◆馬の額(ひたい)に着ける金属製の飾り、鈴のような音が鳴る、「鍚鸞・鍚鑾ヨウラン」「【春秋左傳正義(春秋左傳注疏):卷四:桓公二年】鍚鸞和鈴昭其聲也(《注》錫在馬額鸞在鑣和在衡鈴在旂動皆有鳴聲)」「【全唐詩(欽定全唐詩):卷七百六十三:張昭 張昭南漢時人詩一首 漢宗廟樂舞辭】…髣髴鍚鑾下蘂珠…」
◆盾(たて)の背(せ、表側)の金属製の飾り

金8+12=総画数20 U+940B
音読: トウ
◆木の枝を斧などで切り落とした跡を平らにする道具
◆「鐋鑼」、小さな銅鑼(どら)

金8+12=総画数20 U+940C
音読: ショウ,ゾウ
◆器の両側のつまみ(取っ手)

金8+12=総画数20 U+940D
音読: ケツ[漢],ケチ[呉]
◆帯や紐(ひも)などを繋(つな)ぎ留(と)める金属製の留具(とめぐ)、輪状で内側に向かって突起を作る、バックルbuckle状の留具、同「觼」
𨱓
金8+12=総画数20 U+940E
音読: ショウ[漢呉]
◆炊事や汁・水などを温めるのに用いる手鍋(てなべ) {食器(水器 盉・鐎)}
◆兵が携帯ケイタイする三本の足と柄(え)が付いた手鍋、夜警の際にはこれを叩いて鳴らすことにも使ったという、「鐎斗ショウト」、別名「刁斗チョウト」
𨱔
金8+12=総画数20 U+940F
音読: ソン[漢],ゾン[呉]
◆石突(いしづき)の一種、戟ゲキや槍(やり)の柄(え)の端に被(かぶ)せる筒形で先が細まっているキャップcap、多く装飾が施される、筒形平底のものは「鐓」 {武器(刀剣槍)}
筆順
𨭼镣
金8+12=総画数20 U+9410
音読: リョウ[漢呉]
◆鎖状の足枷(あしかせ)
◆白く美しい銀、同「璙」
筆順

金8+12=総画数20 U+9411
音読: キツ,キチ,ケツ,ケチ
◆草などを刈(か)る鎌(かま)、同「鍥」

金8+12=総画数20 U+9412
音読: ロウ[漢呉]
◆竈ソウ(かまど)や鑪ロなどで鍋カ(なべ)・釜フ(かま)を載(の)せるための四本脚の鉄製の器具、五徳(ごとく)のようなものか?「【雲笈七籤:卷六十八:金丹部:藥名口訣】…竈令四方四面開口以大鐵鐒鐒施四脚以著竈之中央上下相逺高下…」「【蘭臺軌範:卷六:積聚癥痞】廣濟療髮癥…油(一升)以香澤煎之大𨪊鐒…」
◆ローレンシウムLawrencium(Lr)、元素名 {ローレンシウム}
镦𨰮𨰯
金8+12=総画数20 U+9413
音読: タイ[漢],ダイ[呉]
◆石突(いしづき)の一種、戟ゲキや槍(やり)の柄(え)の端に被(かぶ)せる筒形で底が平らなキャップcap、同「錞」、筒形で先が細まっているものは「鐏」 {武器(刀剣槍)}
◆上から落として土(地面)などを突き固める重(おも)し、同「鐜」
◆圧を掛けて金属を成形する、常温での成形を「冷鐓(日本では冷間プレスpress成形)」、高温での成形を「熱鐓(日本では熱間プレスpress成形)」
筆順
镡𨰳
金8+12=総画数20 U+9414
音読: シン[漢],ジン[呉],タン[漢],ドン[呉]
訓読: つば
◆鍔(つば)、剣(つるぎ)の柄(え)と刀身の境目に挟(はさ)む部品、「剣珥ケンジ」ともいう {武器(刀剣槍)} {武器(剣)}
筆順

金8+12=総画数20 U+9415
音読: サン[漢],ソン[呉]
◆もの同士を留める頭のない釘(くぎ)、また釘状のもの(棒状で先が尖ったもの)、同「𨯩」参照
◆食材を蒸したり煮たりする鍋釜の類、同「鐟」

金8+12=総画数20 U+9416
音読: キ[漢],ケ[呉]
◆釣(つ)り針などの「かえし」「もどり」と呼ばれる突起
◆大きな鎌(かま)
◆弩ド(機械仕掛けの弓)の矢を発射する仕掛け
筆順

金8+12=総画数20 U+9417
音読: カン[漢],ケン[呉]
◆轂(こしき、車輪中央にある円筒形の部品)と車軸が擦(こす)れて車軸が摩耗マモウしないように車軸に被(かぶ)せる筒状の金具、轂側にもこれに対応する筒状の金具がありこれを「釭」という、同「鐧」「𨎫」「【說文解字注:金部:鐗】車軸鐵也(…車軸之在釭中者以鐵鍱裹之謂之鐗釋名曰鐗閒也閒釭軸之閒使不相摩也按釭中亦以鐵鍱裹之則鐵與鐵相摩而轂軸之木皆不傷乃名鐵之在軸者曰鐗在轂者曰釭)」 {乗物(車輪)}

金8+12=総画数20 U+9418
音読: ショウ[漢],シュ[呉]
訓読: かね
◆叩いて鳴らす青銅製の打楽器、側面から見た場合に口は弧を成す、音律に合わせて大きさを変え組にしたものを「編鐘ヘンショウ」といい、単独で使う大形のものを「特鐘トクショウ」という、同「鍾」 {楽器(打楽器)} {楽器(打楽器)}
◆時を知らせるために鳴らす音、時計
◆簡「钟」
筆順
镫𨭕
金8+12=総画数20 U+9419
音読: トウ[漢呉]
訓読: あぶみ
◆あぶみ、鞍から両側に吊るし騎手が足を載せるための馬具
◆食物を盛る蓋付き脚付きの素焼きの器、同「豆」 {食器}
◆明かりを灯(とも)すため照明具、同簡「灯」 {什器(照明具)}
筆順

金8+12=総画数20 U+941A
音読: ア[漢],エ[呉]
訓読: びた
◆錏・錣・𩊱(しころ)、首回りを守るために兜(かぶと)から両肩と首筋を覆うように垂らした部分、「鐚鍜・錏鍜アカ」、同「錏」
◆[日]びた、質の悪い銭(ぜに)
筆順

金8+12=総画数20 U+941B
音読: エイ,ヨウ
◆腹いっぱい食べる、同「䭘」
𨰩
金8+12=総画数20 U+941C
音読: タイ,ダイ
◆石突いしづき、戟ゲキや槍(やり)の柄(え)の端に被(かぶ)せるキャップcap、同「鐓」「【龍龕手鑑:卷一:金部第一:鐜】俗鐓正徒對反矛下銅也」
◆上から落として土(地面)を突き固める重(おも)し、胴突き(どうづき)の重し、同「鐓」

金8+12=総画数20 U+941D
音読: ①キャク[漢],カク[呉]②ケツ[漢],ゴチ[呉]

◆堅い土を掘り起こしたり石や根などを取り除くなど荒れ地を切り拓(ひら)くための大きな鋤ソ(振り下ろして土など掘り起こす農具、日本では鍬(くわ)と呼ばれれる)の類、同「钁」

◆未詳、同「鐝」「【龍龕手鑑:卷一:金部第一:鐝(俗)𨬐(正)】其月反磨𨬐之貌」

金8+12=総画数20 U+941E
音読: ドウ[漢],ヌ[呉]
◆土を掘り起こし雑草を取り除く農具、鋤ソ(すき、日本で鍬(くわ)と呼ばれれる農具)、同「耨」「槈」 {農具(鋤鍬類)}

金8+12=総画数20 U+941F
音読: サン,タイ
◆食材を蒸したり煮たりする鍋釜の類、同「鐕」「【墨子:卷十四:備城門】…竈有鐵鐟容石以上者…」
◆元素チタンTitanium(Ti)の旧名、現「鈦」

金8+12=総画数20 U+9420
音読: ホ,フ
◆プラセオジムPraseodymium(Pr)、元素名 {プラセオジム}
鉄鐵𨬿䥫𨮯𨫓銕𨦘铁
金8+12=総画数20 U+9421
音読: テツ[漢],テチ[呉]
訓読: くろがね
◆金属の一種、黒金(くろがね、鉄の古名)
◆黒いさま
◆堅く強いさま
◆金属製の武器
◆鉄(Ferrum[羅]、Fe)、元素名 {鉄}
筆順

金8+12=総画数20 U+9422
音読: ハン,ボン
◆未詳

金8+12=総画数20 U+9423
音読: ショウ
◆鍋の一種

金8+12=総画数20 U+9425
音読: 선ソン,삼サン[韓]
◆[韓]器(うつわ)名、「金鐥(김선キムソン)」「酒鐥(주선チュソン)」「鐥杯(선배ソンベ)」「【高麗史:世家卷第三十四:高麗史三十四:忠宣王二】辛亥三年…二月丁未, 遣左常侍金之兼如元賀皇太子誕日獻金鐥二酒鍾二銀饍二十眞紫羅六匹玳瑁鞘子九」「【雅言覺非:卷之二】鐥者量酒之{⿰⿱吅尤}吾東之造字也今郡縣餽贈以酒五盞謂之一鐥(中国無此字)方言謂之大也…(或曰鐥當作鏇鏇者温{⿰⿱吅㔫}也)」
◆[韓]人名用字、地名用字

金8+12=総画数20 U+9426
音読: カイ,ケ
◆人名用字「【湯子遺書:卷七:廣西叅議戴公傳】戴公…子鐦…」「【江西通志:卷五十六:選舉:順治十四年丁酉鄉試】黄鐦(豐城人)」
◆カリホルニウムCalifornium(Cf)、元素名、同「鉲」 {カリホルニウム}

金8+12=総画数20 U+9427
音読: カン[漢],ケン[呉]
◆轂(こしき、車輪中央にある円筒形の部品)と車軸が擦(こす)れて車軸が摩耗マモウしないように車軸に被(かぶ)せる筒状の金具、轂側にもこれに対応する筒状の金具がありこれを「釭」という、同「鐗」「𨎫」「【說文解字注:金部:鐗】車軸鐵也(…車軸之在釭中者以鐵鍱裹之謂之鐗釋名曰𨎫閒也閒釭軸之閒使不相摩也按釭中亦以鐵鍱裹之則鐵與鐵相摩而轂軸之木皆不傷乃名鐵之在軸者曰鐗在轂者曰釭)」 {乗物(車輪)}
◆剣(つるぎ)のような形の武器で、刃の部分が長細い四角柱(断面が四角形)で先端に向かって次第に尖(とが)る、同「𨰝」

金8+12=総画数20 U+9428
音読: ヒ[漢呉]
◆フェルミウムFermium(Fm)、元素名 {フェルミウム}

金8+12=総画数20 U+9429
音読: スイ[漢],ズイ[呉]
◆透明な珠ジュ(たま)・レンズlensや鏡キョウ(かがみ)などを用いて太陽の光を集め火を起こす道具、金燧キンスイ、同「䥙」
◆人名用字「【繼世紀聞:卷之三:箬陂】劉瑾既誅有…李鐩復爲工部尚書…」「【明史:卷三百六:列傳第一百九十四:閹黨】…大盜趙鐩入泌陽…」

金8+12=総画数20 U+942A
音読: ロ[漢],ル[呉]
◆動物の皮や角(つの)を煮詰め膠(にかわ)を作るための釜(かま)の類、同「鏀」
◆刀の柄(つか)、同「鏀」
◆プルトニウムPlutonium(Pu、元素名)の旧称、中国(大陸)では「鈈」、中国(台湾)などでは「鈽」 {プルトニウム}
𨩬
金8+12=総画数20 U+942D
音読: イク,オウ
◆ものを温める鍋(なべ)や釜(かま)の類、同「䥝」「𨪎」
◆オスミウムOsmium(Os)の旧名、現「鋨」
𨬘
金8+12=総画数20 U+9437
音読: ヨウ
◆金属の延板(のべいた、板状に成形した金属)、同「䥡」「鋌」

金8+12=総画数20 U+943C
音読: ①フン[漢],ブン[呉]②クン[漢呉]

◆木材の枝や皮などを削ぎ落すための斧、同「錛」
◆仏僧が持つ小鉢

◆鉄テツの類、未詳
鐔𨰳
金5+12=総画数17 U+9561
音読: シン[漢],ジン[呉],タン[漢],ドン[呉]
訓読: つば
◆鍔(つば)、剣(つるぎ)の柄(え)と刀身の境目に挟(はさ)む部品、「剣珥ケンジ」ともいう {武器(刀剣槍)} {武器(剣)}

金5+12=総画数17 U+9562
音読: ①キャク[漢],カク[呉]②ケツ[漢],ゴチ[呉]

◆堅い土を掘り起こしたり石や根などを取り除くなど荒れ地を切り拓(ひら)くための大きな鋤ソ(振り下ろして土など掘り起こす農具、日本では鍬(くわ)と呼ばれれる)の類、同「钁」

◆未詳、同「鐝」「【龍龕手鑑:卷一:金部第一:鐝(俗)𨬐(正)】其月反磨𨬐之貌」
鐐𨭼
金5+12=総画数17 U+9563
音読: リョウ[漢呉]
◆鎖状の足枷(あしかせ)
◆白く美しい銀、同「璙」

金5+12=総画数17 U+9564
音読: ホク,ボク
◆まだ精錬されていない(不純物が残っている)鉄などの金属
◆「镤𨬕・𨮓𨬕・僕姑ホクコ」、矢の名「【字彙:戌集:金部:𨬟】攻乎切𠀤音姑鏷𨬟魯矢名○左傳作僕姑」
◆プロトアクチニウムProtactinium(Pa)、元素名、旧「鎃」 {プロトアクチニウム}

金5+12=総画数17 U+9565
音読: ロ[漢],ル[呉]
◆ルテチウムLutetium(Lu)、元素名、旧称「鏴」 {ルテチウム}
鐓𨰮𨰯
金5+12=総画数17 U+9566
音読: タイ[漢],ダイ[呉]
◆石突(いしづき)の一種、戟ゲキや槍(やり)の柄(え)の端に被(かぶ)せる筒形で底が平らなキャップcap、同「錞」、筒形で先が細まっているものは「鐏」 {武器(刀剣槍)}
◆上から落として土(地面)などを突き固める重(おも)し、同「鐜」
◆圧を掛けて金属を成形する、常温での成形を「冷鐓(日本では冷間プレスpress成形)」、高温での成形を「熱鐓(日本では熱間プレスpress成形)」
鑭钄
金5+12=総画数17 U+9567
音読: ラン[漢呉]
◆(金が、金属が)光り輝(かがや)くさま
◆ランタンLanthanum(La)、元素名 {ランタン}

金5+12=総画数17 U+9568
音読: ホ,フ
◆プラセオジムPraseodymium(Pr)、元素名 {プラセオジム}
鑹𨭿
金5+12=総画数17 U+9569
音読: サン[漢呉]
◆短い矛(ほこ、柄えの先に取り付けられるようにした短めの両刃の剣つるぎ)、同「䂎」
◆穴をあけるなどに用いる鏨(たがね、のみ)や鑿(のみ)などの類

金5+12=総画数17 U+956A
音読: キョウ[漢],コウ[呉]
◆一定の額の穴あき銭(あなあきせん、中央に穴のあいた銭)に紐を通し結わえたもの、穴あき銭に通す紐を「繈」という
◆金(かね)、金銭、おかね「【西京雜記:第三】藏鏹巨萬」
鐙𨭕
金5+12=総画数17 U+956B
音読: トウ[漢呉]
訓読: あぶみ
◆あぶみ、鞍から両側に吊るし騎手が足を載せるための馬具
◆食物を盛る蓋付き脚付きの素焼きの器、同「豆」 {食器}
◆明かりを灯(とも)すため照明具、同簡「灯」 {什器(照明具)}
𨫹琴珡琹𤦡𨨖䥅䥆𤫍𤫒𩰔䦦𨪖𤩟
金8+12=総画数20 U+28AF9
音読: キン[漢],ゴン[呉]
訓読: こと
◆長い板状の胴に七本(古くは五本)の弦を張った楽器、箏柱(ことじ)がなく徽キという目印を指で押さえて弾く、胴が箱状で箏柱があるものは「箏」「瑟」 {楽器(弦楽器)}
◆広く弦楽器を指す、「胡琴コキン」「提琴テイキン」「風琴フウキン」
𨬍𨯝䥦
金8+12=総画数20 U+28B0D
音読: タ,ダ
◆「鈐𨬍ケンタ」、大きな犂(すき、牛に引かせて土を起すための農具)
◆「鋡𨬍カンタ」、土を掘り起こす農具、鍬(くわ)や鋤(すき)の類
◆「鍊𨬍レンタ」、轂(こしき、車輪中央にある円筒形の部品)の一部である「軹端シタン(車輪の外側に突き出た部分)」や「賢端ケンタン(内側に突き出た部分)」の円筒状の部品、同「輨」「軑」
𨬐
金8+12=総画数20 U+28B10
音読: ケツ[漢],ゴチ[呉]
◆未詳、同「鐝」「【龍龕手鑑:卷一:金部第一:鐝(俗)𨬐(正)】其月反磨𨬐之貌」
𨬑䥶𨯱
金8+12=総画数20 U+28B11
音読: レキ[漢],リャク[呉]
◆鼎(かなえ、二つの取っ手と三本の足のある青銅器)の一種で足が中空のもの、その足に水を入れこれを沸かして蒸したり炊いたりする、鼎は同じ三本足だが中空ではない、同「鬲」「䰛」「鎘」 「鬲」参照
𨬓鉞䤦钺𨱆
金8+12=総画数20 U+28B13
音読: エツ[漢],オチ[呉]
訓読: まさかり
◆大きな斧(おの)、刃渡りが半月形をした重みのある刃物、また武器、また装飾を施し礼器としても用いられる、同「戉」 {武器(刀剣槍)} {武器(斧鉞)}
◆(車の)鈴が鳴る音、「鉞鉞」、同「鉞」
𨬗
金8+12=総画数20 U+28B17
音読: シュ,ス
◆錠ジョウ(戸締り用の金具、中国では「鎖」)内部の施錠シジョウした状態を固定するための突起した金具(錠のデッドボルトdeadboltに相当するものであろうと思われる)、同「鑐」
𨬘
金8+12=総画数20 U+28B18
音読: ヨウ
◆金属の延板(のべいた、板状に成形した金属)、同「䥡」「鋌」
𨬙鏑镝𨫢
金8+12=総画数20 U+28B19
音読: テキ[漢],チャク[呉]
訓読: かぶら
◆鏃(やじり)、矢柄・矢幹(やがら)の先端の部分、同「鏃」「𨮹」
◆かぶら、音が出るように工夫した鏃、またそれを取り付けた矢
𨬛
金8+12=総画数20 U+28B1B
音読: 未詳
◆未詳「【龍龕手鑑:卷二:草部第八:𨬛】古文音挍」「【字彙補:戌集:金部:𨬛】古文校字見金鏡」
𨬝𨫔䥍
金8+12=総画数20 U+28B1D
音読: シ[漢呉],セツ[漢],セチ[呉]
◆先端に鉄の針が付いた馬の鞭
◆苗を植えたり除草したりする農具
𨬞
金8+12=総画数20 U+28B1E
音読: 未詳
◆未詳「【淮南鴻烈解《重刊道藏輯要》本:卷第十二:精神訓】死之與生一體也今夫{⿰(⿱爫𠙻)系}者揭钁臿*1魚籠土(繇{⿰(⿱爫𠙻)系}役也今河東謂治道為{⿰(⿱爫𠙻)系}道揭舉也钁斫也臿鏵也*2靑州謂之鏵有刃也三輔謂之𨬞也籠受土籠也)(他本では「*1魚」が「負」となるもの、また「*2靑州謂之鏵有刃也三輔謂之𨬞也」がないものがある)
𨬟𨬕
金8+12=総画数20 U+28B1F
音読: コ[漢],ク[呉]
◆「𨮓𨬕・鏷𨬕ホクコ」、矢の名、同「僕姑」「【字彙:戌集:金部:𨬟】攻乎切𠀤音姑鏷𨬟魯矢名○左傳作僕姑」
𨬿鉄鐵鐡䥫𨮯𨫓銕𨦘铁
金8+12=総画数20 U+28B3F
音読: テツ[漢],テチ[呉]
訓読: くろがね
◆金属の一種、黒金(くろがね、鉄の古名)
◆黒いさま
◆堅く強いさま
◆金属製の武器
◆鉄(Ferrum[羅]、Fe)、元素名 {鉄}
𨭀鎘镉
金8+12=総画数20 U+28B40
音読: ①レキ[漢],リャク[呉]②ガァ[中]

◆鼎(かなえ、二つの取っ手と三本の足のある青銅器)の一種で足が中空のもの、その足に水を入れこれを沸かして蒸したり炊いたりする、鼎は同じ三本足だが中空ではない、同「鬲」「䰛」「䥶」 「鬲」参照

◆カドミウムCadmium(Cd)、元素名 {カドミウム}
𨭄
金8+12=総画数20 U+28B44
音読: 未詳
◆未詳「【漢語大字典:金部:𨭄】同"飴"」
𨭆
金8+12=総画数20 U+28B46
音読: コク
◆ハッシウムHassium(Hs)、元素名 {ハッシウム}
𨭇錘𨪼𨪰𨫻
金8+12=総画数20 U+28B47
音読: ツイ[漢],ズイ[呉],スイ[慣]
訓読: おもり、つむ
◆おもり、秤に使う重り、分銅フンドウ、同「鎚」
◆金槌(かなづち、鉄鎚)、ものを叩(たた)くための鉄製の頭に柄(え)を付けた道具、ハンマーhammer、同「鎚」
◆重量の単位、1錘=8銖=1/3両、但し異説あり
◆[日]つむ、紡いだ糸を巻き取りながら撚りを掛ける道具
𨭉
金8+12=総画数20 U+28B49
音読: 未詳
◆未詳「【弇山堂別集:卷七十九:賞功考中】…紵絲三表裏總旗髙𨭉陞千戶衣一襲給事…」
◆未詳「【中華字海:金部:𨭉】文武全才。见清道光年間修《楡林府志・方言》」
𨭋
金8+12=総画数20 U+28B4B
音読: ネイ[漢],ニョウ[呉]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷一:金部第一:𨭋】俗鑏正女耕反鑏鑏金聲也」「【廣韻:下平聲:耕第十三:儜:鑏】鐵鑏」「【集韻:卷六:上聲下:迥第四十一:鑏】呉俗謂刀柄入處為鑏」
𨭎
金8+12=総画数20 U+28B4E
◆シーボーギウムSeaborgium(Sg)、元素名 {シーボーギウム}
𨭛鑞镴
金8+12=総画数20 U+28B5B
音読: ロウ[漢呉]
◆錫(すず)と鉛の合金、金属の溶接に使われるはんだ
𨱓
金5+12=総画数17 U+28C53
音読: ショウ[漢呉]
◆炊事や汁・水などを温めるのに用いる手鍋(てなべ) {食器(水器 盉・鐎)}
◆兵が携帯ケイタイする三本の足と柄(え)が付いた手鍋、夜警の際にはこれを叩いて鳴らすことにも使ったという、「鐎斗ショウト」、別名「刁斗チョウト」
𨱔
金5+12=総画数17 U+28C54
音読: ソン[漢],ゾン[呉]
◆石突(いしづき)の一種、戟ゲキや槍(やり)の柄(え)の端に被(かぶ)せる筒形で先が細まっているキャップcap、多く装飾が施される、筒形平底のものは「鐓」 {武器(刀剣槍)}
𫓈
金8+12=総画数20 U+2B4C8
音読: 未詳
◆未詳
𨰅
金8+13=総画数21 U+495D
音読: オウ[漢呉]
◆ものを温める鍋(なべ)や釜(かま)の類、同「鏖」「𨪎」「鐭」
◆肉などを弱火でじっくりと煮(に)る、またその鍋や釜

金8+13=総画数21 U+495E
音読: キョウ[漢呉]
◆未詳「【字彙:戌集:金部:䥞】吉了切音皎䥞耳也」

金8+13=総画数21 U+4961
音読: チョウ[漢],ジョウ[呉]
◆金属の延板(のべいた、板状に成形した金属)、同「鋌」「鍱」「鐷」

金8+13=総画数21 U+4962
音読: リョウ[漢],ル[呉]
◆鼓(つづみ)の音、同「𪔳」

金8+13=総画数21 U+4964
音読: ホウ,ビョウ
◆杵(きね)の首(手で握る部分)、同「鉋」
鎌鐮镰
金8+13=総画数21 U+4965
音読: レン[漢呉]
訓読: かま
◆三日月形の刃に柄が付いた草を刈る道具、一般には"Γ"字形をしており引っ掛けて引き切るもの、またそのような形の武器、「鐮刀レントウ」、同「劆」
◆稜リョウ、二つの面が合わさってできる線状の角(かど)

金8+13=総画数21 U+496C
音読: ハク[漢呉]
◆大きな鐘ショウ(かね、金属製の打楽器) {楽器(打楽器)}
◆時を知らせるために鳴らす鐘(かね)、同「鎛」「【集韻:卷十:入聲下:鐸第十九:鑮䥬】十二辰頭鈴鐘也」
◆草を掘り起こして取り除く鋤(そ、日本でいう「鍬」)の類、同「鎛」

金8+13=総画数21 U+93F4
音読: ロ[漢],ル[呉]
◆未詳「【字彙:戌集:金部:鏴】魯故切音路金輅」
◆人名用字「【明諡紀彙編:卷十二:尊謚九:郡王下:榮僖】瀋府清源王詮鏴(正徳)」「【明史:卷一百十八:列傳第六:諸王三】…洛川王翊鏴…」
◆ルテチウムLutetium(Lu)の旧称、現「鑥」

金8+13=総画数21 U+93FD
音読: シュウ[漢],シュ[呉],シュク[漢],スク[呉]
訓読: さび
◆錆(さび)、金属の表面にできる酸化膜、錆びる、同「錆」「銹」
◆簡「锈」

金8+13=総画数21 U+9424
音読: テイ,チョウ
◆鼎(かなえ)、二つの耳(吊るしたり棒を差し込んで二人で持ったりするための"∩"字状の取っ手)と三本の足のある金属(青銅)製の器、同「鼎」 {食器}
鎸䥴𨭽镌
金8+13=総画数21 U+942B
音読: セン[漢呉]
◆穿(うが)つ、穴(突き当りのあるあな)や孔(反対側まで突き抜けたあな)を掘る、またそのための鑿(のみ)、同「鋑」
◆彫(ほ)る、刻み込む、同「鋑」
◆「鐫級センキュウ」、降級する、官位を下げる、左遷する
筆順

金8+13=総画数21 U+942C
音読: カイ[漢],ケ[呉]
◆人名用字「【資治通鑑:卷二百六十七:後梁紀二:太祖神武元聖孝皇帝中】…蜀主尤多惟宗懿等九人及…宗鐬宗壽皆其族人…(唐代(618年~907年)末の蜀ショクの人という)「【歷代兵制:卷六:唐】至昭宗以藩臣跋扈…(…神策諸都指揮使李鐬副之…)(唐朝末の人という)
◆(車の)鈴が鳴る音、同「鉞」「噦」
鎌镰䥥
金8+13=総画数21 U+942E
音読: レン[漢呉]
訓読: かま
◆三日月形の刃に柄が付いた草を刈る道具、一般には"Γ"字形をしており引っ掛けて引き切るもの、またそのような形の武器、「鐮刀レントウ」、同「劆」
◆稜リョウ、二つの面が合わさってできる線状の角(かど)
䦃𨮿
金8+13=総画数21 U+942F
音読: シャク,チャク,ジャク
◆堅い土を掘り起こしたり石や根などを取り除くなど荒れ地を切り拓(ひら)くための大きな鋤ソ(振り下ろして土など掘り起こす農具、日本では鍬(くわ)と呼ばれれる)の類、同「钁」「𥗁」「櫡」
◆叩き付けるようにして(振り下ろすようにして堅いものに)ぐさっと差し込む、ずばっと切る、同「斫」

金8+13=総画数21 U+9430
音読: ショウ[漢呉]
◆土に差し込んで掘り起こしたり掬(すく)い取ったりする農具、日本で鋤(すき)と呼ばれる農具、同「鍬」
◆未詳「【廣韻:下平聲:豪第六:曹:鐰】鐵剛折也」「【集韻:卷八:去聲下:号第三十七:鐰】金鐡大剛曰鐰」

金8+13=総画数21 U+9431
音読: ケン[漢呉],セン[漢呉]
◆剣(つるぎ)、両刃(もろは)のまっすぐな刀「【玉篇:卷十八:金部第二百六十九:鐱】渠驗切金」「【集韻:卷四:平聲四:鹽第二十四:鐱】臿也」
◆人名用字、「朱朗鐱(音未詳、?~1579?年、明代の人「【弇山堂別集:卷三十五:郡王】慶陽莊懿王謨墊定第四子薨壽二十五子今王朗鐱嗣」)」

金8+13=総画数21 U+9432
音読: タク[漢],ダク[呉]
◆行軍中に叩いて鳴らす携帯用の鉦(かね)
◆装飾用の腕輪 {服飾(腕輪)}
筆順

金8+13=総画数21 U+9433
音読: ライ[漢呉]
◆首が細長く胴が膨らんでいる瓶・壺の類
◆ラジウムRadium(Ra)、元素名、旧「鈤」「銧」 {ラジウム}

金8+13=総画数21 U+9434
音読: ヘキ[漢],ヒャク[呉]
◆犁レイ(シャベルshovel状の刃を取り付けた農具)の刃(犂鏟レイサンという)の手前に取り付ける鉄板、別名「犂耳レイジ」「犂壁レイヘキ」、犂鏟が掘り起こした土を左右に払い分けるためのもの、同「鐾」「【欽定授時通考:卷三十二:功作:鐴(図あり)】鐴犂耳也其形不一耕水田曰瓦繳曰髙脚耕陸田曰鏡面曰碗口…」 {農具(犂耙)}
筆順
鉄鐡𨬿䥫𨮯𨫓銕𨦘铁
金8+13=総画数21 U+9435
音読: テツ[漢],テチ[呉]
訓読: くろがね
◆金属の一種、黒金(くろがね、鉄の古名)
◆黒いさま
◆堅く強いさま
◆金属製の武器
◆鉄(Ferrum[羅]、Fe)、元素名 {鉄}
筆順
𨰄𨫑镮
金8+13=総画数21 U+9436
音読: カン[漢],ゲン[呉]
◆金属製の環(わ)、輪(わ)、リングring状のもの、指輪
筆順
铎鈬
金8+13=総画数21 U+9438
音読: タク[漢],ダク[呉]
◆下向きにして揺らして鳴らす大きな鈴(すず)、揺らすことで内部に吊るした舌ゼツ(した)が内壁にぶつかり音が出る、金属製の舌のものは「金鐸」といい軍事に関する通知・通達の際に用い、木製のものを「木鐸」といい文事ブンジ(軍事以外のこと)に関する通知・通達の際に用いるという「【說文解字注:金部:鐸】大鈴也(𡔷人以金鐸通𡔷注鐸大鈴也謂鈴之大者說者謂軍法所用金鈴金舌謂之金鐸施令時所用金鈴木舌則謂之木鐸…)」 {楽器(打楽器)}
◆牛などの首に掛ける鈴
筆順

金8+13=総画数21 U+9439
音読: カ[漢呉]
◆草などを刈る鎌(かま)

金8+13=総画数21 U+943A
音読: ①トウ[漢呉]②ソウ[漢],ショウ[呉]
訓読: こじり

◆金属が触れ合ったりぶつかり合ったりした時の音
◆「鋃鐺ロウトウ」◇金属製の鎖、罪人を繋ぐ鎖◇鎖を掛ける、鎖に繋ぐ◇金属が触れ合ったりぶつかり合ったりした時の音
◆「鈴鐺レイトウ」、鈴、ベルbell

◆酒などを温める三本の足が付いた底が丸い鍋
◆[日]こじり、垂木や鞘の先端の金具
筆順
𨯼𨮗
金8+13=総画数21 U+943B
音読: キョ[漢],コ,ゴ[呉]
◆鐘ショウ(かね)や磬ケイなどの楽器を吊り下げる横木(「簨・𥯗・筍シュン」という)を支える金属製の支柱、支柱や台(足)の部分は人や獣などが刻み込まれた、同「簴」「虡」
◆金銀器の名、未詳「【山海經:中山經】䰠武羅司之(武羅神名䰠即神字)其狀人面而豹文小腰而白齒(或作首)而穿耳以鐻(鐻金銀器之名未詳也音渠)其鳴如鳴玉…」
筆順
𫟼
金8+13=総画数21 U+943D
音読: タツ[漢],タチ[呉]
◆ダームスタチウムDarmstadtium(Ds)、元素名 {ダームスタチウム}

金8+13=総画数21 U+943E
音読: ①ヘキ,ヒャク②未詳

◆犁レイ(シャベルshovel状の刃を取り付けた農具)の刃(犂鏟レイサンという)の手前に取り付ける鉄板、別名「犂耳レイジ」「犂壁レイヘキ」、犂鏟が掘り起こした土を左右に払い分けるためのもの、同「鐴」「【龍龕手鑑:卷一:金部第一:鐾】或作鐴今必蓋反鐴土犁耳也」 {農具(犂耙)}

◆刀の刃を研(と)ぐ「【集韻:卷七:去聲上:霽第十二:鐾】治刀使利」

金8+13=総画数21 U+943F
音読: イ[漢呉]
◆イッテルビウムYtterbium(Yb)、元素名 {イッテルビウム}

金8+13=総画数21 U+9440
音読: アイ[漢呉]
◆アインスタイニウムの旧名、現「鎄」、台湾・香港・マカオなどでは「鑀」が使われる {アインスタイニウム}

金8+13=総画数21 U+9441
音読: ソウ[漢],ス[呉]
訓読: ばん
◆馬の額に着ける金属製の飾り、同「鍐」「錽」
◆[日]「鑁阿寺(ばんなじ、ばんあじ)」、栃木県足利市家富町にある真言宗大日派の本山、「鑁阿」は寺を創建した僧名という
筆順

金8+13=総画数21 U+944A
音読: カク[漢],ワク[呉]
◆煮炊き用の大きな鍋(なべ)、罪人を釜茹で(かまゆで)にするための大きな鍋
筆順

金5+13=総画数18 U+956C
音読: カク[漢],ワク[呉]
◆煮炊き用の大きな鍋(なべ)、罪人を釜茹で(かまゆで)にするための大きな鍋

金5+13=総画数18 U+956D
音読: ライ[漢呉]
◆首が細長く胴が膨らんでいる瓶・壺の類
◆ラジウムRadium(Ra)、元素名、旧「鈤」「銧」 {ラジウム}
鐶𨰄𨫑
金5+13=総画数18 U+956E
音読: カン[漢],ゲン[呉]
◆金属製の環(わ)、輪(わ)、リングring状のもの、指輪

金5+13=総画数18 U+956F
音読: タク[漢],ダク[呉]
◆行軍中に叩いて鳴らす携帯用の鉦(かね)
◆装飾用の腕輪 {服飾(腕輪)}
鎌鐮䥥
金5+13=総画数18 U+9570
音読: レン[漢呉]
訓読: かま
◆三日月形の刃に柄が付いた草を刈る道具、一般には"Γ"字形をしており引っ掛けて引き切るもの、またそのような形の武器、「鐮刀レントウ」、同「劆」
◆稜リョウ、二つの面が合わさってできる線状の角(かど)

金5+13=総画数18 U+9571
音読: イ[漢呉]
◆イッテルビウムYtterbium(Yb)、元素名 {イッテルビウム}
𨬕𨬟
金8+13=総画数21 U+28B15
音読: コ[漢],ク[呉]
◆「𨮓𨬕・鏷𨬕・僕姑ホクコ」、矢の名「【字彙:戌集:金部:𨬟】攻乎切𠀤音姑鏷𨬟魯矢名○左傳作僕姑」
𨭕鐙镫
金8+13=総画数21 U+28B55
音読: トウ[漢呉]
訓読: あぶみ
◆あぶみ、鞍から両側に吊るし騎手が足を載せるための馬具
◆食物を盛る蓋付き脚付きの素焼きの器、同「豆」 {食器}
◆明かりを灯(とも)すため照明具、同簡「灯」 {什器(照明具)}
𨭖𨮮
金8+13=総画数21 U+28B56
音読: セン[漢呉]
◆撃(う)つ、同「㔊」「【集韻:卷八:去聲下:綫第三十三:𨭖㔊】齊謂相𥬸曰𨭖」
◆叩(たた)き切る、割(さ)く、同「㔊」
◆人名用字「【弇山堂別集:卷七十四:謚法五:二字謚:榮莊】(郡王)周府鎮平王子堠(成化)周府潁川王同𨭖…」「【名山藏:卷之三十八:分藩記三:瀋王】雲和王詮𨭖亡子除」
𨭙鍵键鑳𨩼
金8+13=総画数21 U+28B59
音読: ケン[漢],ゴン,ゲン[呉]
訓読: かぎ
◆鼎(かなえ)を持ち運ぶために両耳("∩"字状の取っ手)に掛け渡す棒
◆車輪の脱落を防ぐために車軸の両端に打ち込む楔(くさび)、同「轄」
◆扉や戸などの戸締りをするために巻き付けた鎖サ(くさり、環を繋いで紐状にしたもの、チェーンchain)が解(ほど)けないように鎖の環(わ)に通す金棒、戸締り用の金具を固定するための棒、同「鑰」
◆ピアノpianoなどのキーkey、「鍵盤ケンバン」
◆[日]錠ジョウ(錠前)に差し込んで開け閉めするための道具
◆[日]閉じているものを開けて中を明らかにするための要点
𨭚
金8+13=総画数21 U+28B5A
音読: ヒョウ[漢呉]
◆刀の刃の先端、切っ先(きっさき)
𨭜鏝镘
金8+13=総画数21 U+28B5C
音読: バン[漢],マン[呉]
訓読: こて
◆こて、壁土を塗る金属製の道具、木製は「杇」「槾」
𨭝鎩𨨽𨦅铩
金8+13=総画数21 U+28B5D
音読: サツ[漢],セチ[呉],サイ[漢],セイ[呉]
◆矛(ほこ、両刃の剣)に柄(え)を取り付けた小形の武器、同「鈒」
◆長柄の先に戈(ほこ)や矛(ほこ、両刃の剣)を取り付けた武器
◆傷つける、傷つく
𨭞𨰠𨰊
金8+13=総画数21 U+28B5E
音読: ラ[漢呉]
◆「銼𨭞サラ」、小形の釜、同「銼鏍」
𨭟
金8+13=総画数21 U+28B5F
音読: セキ[漢],シャク[呉]
◆鉞エツ、斧(おの)に似た重みのある刃物、また武器、武舞ブブ(舞劇の一つで武具を持って舞うもの)の際に使われることがあるという、同「戚」 {武器(斧鉞)}
𨭧證证䥌𨨾𦷘𦹨𧁅𧁆
金8+13=総画数21 U+28B67
音読: ショウ[漢呉]
◆正当であること(事実であること)を根拠を示して明らかにする、また上申する、同「証」
◆正当であること(事実であること)を示すための根拠となるもの、証(あかし)、証拠、同「証」
◆[仏]悟(さと)る、はっきりと理解する、同「証」
注解:「證」と「証」は本来別字だが、現在は「證」の意で「証」が使われる、そのため「證」の簡体字は「证」となる
𨭩
金8+13=総画数21 U+28B69
音読: 未詳
◆未詳
𨭹
金8+13=総画数21 U+28B79
音読: ゲツ,ゲチ
◆馬銜(はみ、牛馬の口に咥えさせる木製また金属製の棒)が外れないように馬銜の両端に取り付ける金具、同「鑣」
◆手綱(たづな)を通すために軛(くびき、牛馬の首に掛ける"へ"字状の馬具)に取り付ける輪状の金具、同「轙」 {乗物(馬車)}
𨭻䥭𨪔𨨼𨧭
金8+13=総画数21 U+28B7B
音読: ショウ[漢呉]
◆訛「𤪉」、「𤪉」は唐の則天武后ソクテンブコウ(武則天ブソクテン、624年~705年)が定めた則天文字の一つで「證」
𨭼鐐镣
金8+13=総画数21 U+28B7C
音読: リョウ[漢呉]
◆鎖状の足枷(あしかせ)
◆白く美しい銀、同「璙」
𨭽鐫鎸䥴镌
金8+13=総画数21 U+28B7D
音読: セン[漢呉]
◆穿(うが)つ、穴(突き当りのあるあな)や孔(反対側まで突き抜けたあな)を掘る、またそのための鑿(のみ)、同「鋑」
◆彫(ほ)る、刻み込む、同「鋑」
◆「𨭽級センキュウ」、降級する、官位を下げる、左遷する
𨭾
金8+13=総画数21 U+28B7E
音読: 未詳
◆未詳「【字彙補:午集:矛部:𨭾】鑹字之譌見篇韻」
𨭿鑹镩
金8+13=総画数21 U+28B7F
音読: サン[漢呉]
◆短い矛(ほこ、柄えの先に取り付けられるようにした短めの両刃の剣つるぎ)、同「䂎」
◆穴をあけるなどに用いる鏨(たがね、のみ)や鑿(のみ)などの類
注解:「【龍龕手鑑:卷一:金部第一:{⿰金(⿳穴旧■}】今{⿰金(⿳𦥑𠂡}通鑹正七亂反短矛也」
𨮀
金8+13=総画数21 U+28B80
音読: ツイ[漢],ズイ[呉]
訓読: つち
◆金槌(かなづち、鉄鎚)、ものを打ちつけるための鉄製の頭に柄(え)を付けた道具、ハンマーhammer、同「錘」、木製の頭のものは「槌」
◆叩(たた)く、叩いて鍛える
◆秤に使う重り、分銅フンドウ、同「錘」
𨮃𨪐
金8+13=総画数21 U+28B83
音読: トウ[漢],ズ[呉]
◆酒などを入れる祭礼用の金属製の容器、同「鋀」
𨮄鑣镳𨯄
金8+13=総画数21 U+28B84
音読: ヒョウ[漢呉]
◆馬銜(はみ、牛馬の口に咥えさせる木製また金属製の棒)が外れないように馬銜の両端に取り付ける金具、同「钀」「䮽」「𧥍」「𩍶」
◆投げつけて人を殺傷する短い剣(つるぎ)状の武器、クナイ(先の尖った鏨のような形状の手裏剣の一種、棒手裏剣)のような武器、同「鏢」
𨮔𨮖
金8+13=総画数21 U+28B94
音読: ヨ
◆きらきらと輝く華やかな金属製の飾り、同「鈿」
𨮖𨮔
金8+13=総画数21 U+28B96
音読: ヨ
◆きらきらと輝く華やかな金属製の飾り、同「鈿」

金8+14=総画数22 U+4967
音読: セン,ゼン,カン,ゲン
◆「丁䥧(音未詳)」、人名「【大清一統志:卷一百三十六:青州府:人物】丁䥧(諸城人㓜聰慧人目為神童長而博學能文性慷慨好施予鄉里重其行義以明經終)」
鉄鐵鐡𨬿𨮯𨫓銕𨦘铁
金8+14=総画数22 U+496B
音読: テツ[漢],テチ[呉]
訓読: くろがね
◆金属の一種、黒金(くろがね、鉄の古名)
◆黒いさま
◆堅く強いさま
◆金属製の武器
◆鉄(Ferrum[羅]、Fe)、元素名 {鉄}
𨭻𨪔𨨼𨧭
金8+14=総画数22 U+496D
音読: ショウ[漢呉]
◆訛「𤪉」、「𤪉」は唐の則天武后ソクテンブコウ(武則天ブソクテン、624年~705年)が定めた則天文字の一つで「證」

金8+14=総画数22 U+9442
音読: クン[漢呉]
◆金キンが変色する

金8+14=総画数22 U+9443
音読: チョウ,ジョウ
◆注(そそ)ぎ口が付いた手鍋(てなべ)、同「銚」
◆「句鑃クチョウ」、鐘ショウ(かね)に取っ手が付いた小形の打楽器、鐃(ドウ)に似る {楽器(打楽器)}
𨮾𨮩鋳铸
金8+14=総画数22 U+9444
音読: チュウ[漢呉],シュ[漢],ス[呉]
訓読: い・る
◆金属を溶かし型に流し入れて目的の形に造る、「鋳造チュウゾウ」
◆目的の形に(型通りに)作り上げる
筆順

金8+14=総画数22 U+9445
音読: コウ[漢],オウ[呉]
◆鐘ショウ(かね)の音

金8+14=総画数22 U+9446
音読: ツイ,ズイ
◆未詳「【康熙字典:戌集上:金部:鑆】《五音集韻》直類切音墜銅半熟」

金8+14=総画数22 U+9447
音読: セイ,ザイ
◆人名、未詳「【明實錄英宗實錄(テキスト版):明英宗睿皇帝實錄:卷之二百九十一】東阿王第三子曰陽鑇第四子曰陽鋑第五子曰陽鑶」
◆切る、切り揃える「【集韻:卷二:平聲:齊第十二:鑇】切也」
𨯡𨯖
金8+14=総画数22 U+9448
音読: ①ジョウ[漢],ニョウ[呉]②デイ[漢],ネ,ナイ[呉]

◆ピンセットpincet[蘭]やトングtongsのような"∧"字状をした物を挟(はさ)む金属製の道具、同「籋」「鑷」

◆糸巻き、糸車、機織で糸を巻き取る道具、同「檷」「篗」
◆車輪の下に当てて車が動き出さないようにするための金属製の車止め、同「柅」

金8+14=総画数22 U+9449
音読: コウ,ゴウ
◆「鑉鑪コウロ」、矢柄・矢幹(やがら、矢の棒)の名、小さく(細く)長い矢柄で途中に二つの孔を穿(うが)ったものという、同「鉀鑪」「【方言:第九】箭其小而長中穿二謂之鉀鑪(今箭錍鑿空兩邊者也…)」
◆ベリリウムBeryllium(Be)の旧名、現「鈹」

金8+14=総画数22 U+944B
音読: ケイ[漢],キョウ[呉]
◆金(キン、金属)の音
◆未詳「【春秋左傳正義(春秋左傳注疏):卷五十二:昭公二十六年】…苑子刜林雍斷其足鑋而乘於他車以歸(《注》正義曰旣斷其足而云鑋知鑋是一足行也說文鑋金聲也蓋擊金爲聲亦名鑋)」「【正字通:戌集上:金部:鑋】…鑋𨆪同音故云讀若非鑋卽𨆪也俗本左傳杜預註𨆪譌作鑋…諸家謬説移訓附鑋註足部𨆪與鑋不知从金與从足音通義別也…」
𨮘镔
金8+14=総画数22 U+944C
音読: ①ヒン[漢呉]②빈ピン[韓]

◆よく鍛(きた)えられた鉄、刀などに使われる上質な鉄

◆[韓]「火鑌匠(화빈장ファビンジャン)」、鉄(或いは金属)を鍛(きた)える工匠コウショウ「【五洲衍文長箋散稿:詩文篇:論文類:文字:東國土俗字辨證說】鑌。【音賓。《經國大全》有火鑌匠。卽俗名광츠■。匠人。卽磨鎔潤光匠也。】」

金8+14=総画数22 U+944D
音読: エイ,ヨウ
◆酒などを入れるための胴が膨らんだ方形の壺、同「鈁」 {食器(酒器 爵・鈁)}

金8+14=総画数22 U+944E
音読: キ[漢],ギ[呉]
◆物を収納するための蓋付きの金属製の箱、同「鐀」
𨭋
金8+14=総画数22 U+944F
音読: ネイ[漢],ニョウ[呉]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷一:金部第一:𨭋】俗鑏正女耕反鑏鑏金聲也」「【廣韻:下平聲:耕第十三:儜:鑏】鐵鑏」「【集韻:卷六:上聲下:迥第四十一:鑏】呉俗謂刀柄入處為鑏」

金8+14=総画数22 U+9450
音読: シュ[漢],ス[呉]
◆錠ジョウ(戸締り用の金具、中国では「鎖」)内部の施錠シジョウした状態を固定するための突起した金具(錠のデッドボルトdeadboltに相当するものであろうと思われる)、同「𨬗」「【五燈會元:卷第十二】…無鑐鏁子不厭動搖…」「【廣韻:上平聲:虞第十:須:鑐】鎖中鑐也」
◆未詳「【集韻:卷二:平聲二:虞第十:鑐】金鐡銷而可流者通作濡」

金8+14=総画数22 U+9453
訓読: やり
◆[日]やり、槍(やり)、鎗(やり)、長い棒の先に矛(ほこ、両刃の剣)を取り付け突き刺せるようにした武器
◆[日]鑓合内(やりごううち)、地名、福島県福島市
筆順

金8+14=総画数22 U+9454
音読: サツ
◆二つの金属製の円盤を打ち合わせて音を出すシンバルcymbalに似た楽器、「鈸ハツ」に似てやや小形のものを指すようである

金8+14=総画数22 U+9467
音読: 未詳
◆未詳「【漢語大字典:金部:鑧】同"鋧"」

金5+14=総画数19 U+9572
音読: サツ
◆二つの金属製の円盤を打ち合わせて音を出すシンバルcymbalに似た楽器、「鈸ハツ」に似てやや小形のものを指すようである
𨮆
金8+14=総画数22 U+28B86
音読: 未詳
◆未詳「【中華字海:金部:𨯜】同"㼂"」
𨮓
金8+14=総画数22 U+28B93
音読: ホク,ボク
◆「𨮓𨬕・鏷𨬕・僕姑ホクコ」、矢の名「「【字彙:戌集:金部:𨬟】攻乎切𠀤音姑鏷𨬟魯矢名○左傳作僕姑」
𨮕𨯴
金8+14=総画数22 U+28B95
音読: タク[漢呉]
◆(斧などの刃物などを)ぐさっと刺し入れる、刺し入れて掘る、彫(ほ)る、刻(きざ)む、削(そ)ぎ取る、同「斲」「【龍龕手鑑:卷一:金部第一:𨮕】正竹角反𨮕斧也」
𨮗鐻𨯼
金8+14=総画数22 U+28B97
音読: キョ[漢],コ,ゴ[呉]
◆鐘ショウ(かね)や磬ケイなどの楽器を吊り下げる横木(「簨・𥯗・筍シュン」という)を支える金属製の支柱、支柱や台(足)の部分は人や獣などが刻み込まれた、同「簴」「虡」
◆金銀器の名、未詳「【山海經:中山經】䰠武羅司之(武羅神名䰠即神字)其狀人面而豹文小腰而白齒(或作首)而穿耳以鐻(鐻金銀器之名未詳也音渠)其鳴如鳴玉…」
𨮘鑌镔
金8+14=総画数22 U+28B98
音読: ①ヒン[漢呉]②빈ピン[韓]

◆よく鍛(きた)えられた鉄、刀などに使われる上質な鉄

◆[韓]「火鑌匠(화빈장ファビンジャン)」、鉄(或いは金属)を鍛(きた)える工匠コウショウ「【五洲衍文長箋散稿:詩文篇:論文類:文字:東國土俗字辨證說】鑌。【音賓。《經國大全》有火鑌匠。卽俗名광츠。匠人。卽磨鎔潤光匠也。】」
𨮚
金8+14=総画数22 U+28B9A
音読: 未詳
◆未詳
𨮩鑄𨮾鋳铸
金8+14=総画数22 U+28BA9
音読: チュウ[漢呉],シュ[漢],ス[呉]
訓読: い・る
◆金属を溶かし型に流し入れて目的の形に造る、「鋳造チュウゾウ」
◆目的の形に(型通りに)作り上げる
𨮫
金8+14=総画数22 U+28BAB
音読: 未詳
◆未詳「【集韻:卷八:去聲下:徑第四十六:鑋】說文金聲也或書作𨮫」
◆人名用字「【小腆紀年:卷第一:甲申】…萬安王采𨮫…(明代の人、姓は朱シュ、名は采𨮫(音未詳))
𨮭
金8+14=総画数22 U+28BAD
音読: シ
◆「𨮭鑼シラ」、一説に叩(たた)いて鳴らす小形の銅鑼ドラに似た楽器、同「篩鑼」「䤬鑼サラ」「【正字通:戌集上:金部:䤬】…一說䤬譌作厮𨮭今馬上急遞所擊者似鑼而小俗呼篩鑼卽䤬鑼也俗作𨪍」
𨮮𨭖
金8+14=総画数22 U+28BAE
音読: セン[漢呉]
◆撃(う)つ、同「㔊」「【集韻:卷八:去聲下:綫第三十三:𨭖㔊】齊謂相𥬸曰𨭖」
◆叩(たた)き切る、割(さ)く、同「㔊」
◆人名用字「【弇山堂別集:卷七十四:謚法五:二字謚:榮莊】(郡王)周府鎮平王子堠(成化)周府潁川王同𨭖…」「【名山藏:卷之三十八:分藩記三:瀋王】雲和王詮𨭖亡子除」
注解:「【龍龕手鑑:卷一:金部第一:𨭖】正𨮮俗之展反擊也」
𨮯鉄鐵鐡𨬿䥫𨫓銕𨦘铁
金8+14=総画数22 U+28BAF
音読: テツ[漢],テチ[呉]
訓読: くろがね
◆金属の一種、黒金(くろがね、鉄の古名)
◆黒いさま
◆堅く強いさま
◆金属製の武器
◆鉄(Ferrum[羅]、Fe)、元素名 {鉄}
𨮱
金8+14=総画数22 U+28BB1
音読: 未詳
◆未詳「【廣韻:去聲:祭第十三:𨮱:𨮱】曲刀也削竹也」「【漢語大字典:金部:𨮱】【中華字海:金部:𨮱】"𨧨"的讹字」
𨮴
金8+14=総画数22 U+28BB4
音読: トウ
◆鐙(あぶみ)、鞍から両側に吊るし騎手が足を載せるための馬具、同「鐙」
𨮷
金8+14=総画数22 U+28BB7
音読: ショク,サク
◆金属の延板(のべいた)また延棒(のべぼう)「【龍龕手鑑:卷一:金部第一:𨮷鑡】初角反餅鑡」「【字彙補:戌集:金部:𨮷】■角切音㪬鉼𨮷也」
𨮹
金8+14=総画数22 U+28BB9
音読: テキ[漢],チャク[呉]
◆鏃(やじり)、矢柄・矢幹(やがら)の先端の部分、同「鏑」「【龍龕手鑑:卷一:金部第一:𨫢】𨫢(俗)𨮹(正)鏑(今都歴反箭鏃也)」
◆未詳「【宋書:卷十八:志第八:禮五】…奴婢衣食客加不得服白幘蒨絳金黃銀义鐶鈴𨮹鉗履色無過純青…」「【字彙:戌集:金部:𨮹】丁歷切音的龍鎖」
𨯓
金8+14=総画数22 U+28BD3
音読: 未詳
◆未詳「【龍龕手鑑:卷一:金部第一:𨯓】倉葛反又七大反」「【字彙補:戌集:金部:𨯓】倉葛切音擦與𥻦同義」

金8+15=総画数23 U+4968
音読: リョ[漢],ロ[呉]
◆金属などを磨(みが)く、またその道具、鑢(やすり)、同「䥨」「鋁」
◆槍状の武器の長い柄(え)の先の矛(ほこ、両刃の剣)や戈(ほこ)を取り付けるところ
𨰟
金8+15=総画数23 U+496F
音読: ヒ[漢呉]
◆土を掘り返して土を砕(くだ)き平らにする櫛(くし)状の歯を取り付けた農具、同「䎱」「𣞻」「耙」「【康熙字典:戌集上:金部:䥯】…《集韻》或作𨰟今耕者先以耜起土次瀦水用䥯平之柄似耒平底有齒或作䎱…」 {農具(犂耙)}

金8+15=総画数23 U+4971
音読: シャ
◆鋳型(いがた)を使って器物などを作る、鋳造チュウゾウする
鑬𨰲鑒鍳鉴
金8+15=総画数23 U+9451
音読: カン[漢],ケン[呉]
訓読: かがみ、かんが・みる
◆大きな盆ボン(口が開き底が平らな容器) {水器(鑑・洗)}
◆物を映(うつ)す鏡、古くは盆に水を張り鏡(かがみ)として使ったが、後には石や金属の表面を平らに磨いて鏡とした、同「鏡」 {什器(鏡)}
◆水を張った盆ボンを上から覗(のぞ)き込み、そこに映ったものをよく見る、同「監」
◆光を当てて見る、よく見る、注意して見る
◆見比べる、照らし合わせる
筆順
鑑鑬𨰲鍳鉴
金8+15=総画数23 U+9452
音読: カン[漢],ケン[呉]
訓読: かがみ、かんが・みる
◆大きな盆ボン(口が開き底が平らな容器) {水器(鑑・洗)}
◆物を映(うつ)す鏡、古くは盆に水を張り鏡(かがみ)として使ったが、後には石や金属の表面を平らに磨いて鏡とした、同「鏡」 {什器(鏡)}
◆水を張った盆ボンを上から覗(のぞ)き込み、そこに映ったものをよく見る、同「監」
◆光を当てて見る、よく見る、注意して見る
◆見比べる、照らし合わせる
筆順

金8+15=総画数23 U+9455
音読: シツ[漢],シチ[呉]
◆金属を鍛(きた)えたり金属製のものを加工したりするための台、鉄床・鉄砧(かなとこ)
◆罪人を載せ腰を切るための台
◆「斧鑕フシツ」、罪人の腰を切る刑罰に使う斧と台、腰を切る刑罰

金8+15=総画数23 U+9456
音読: ベツ[漢],メチ[呉]
◆金属の小形の延金のべがね(溶かして板状にしたもの)、同「鋌」「【玉篇:卷十八:金部第二百六十九:鑖】亡結切小鋌也」
◆小形の錐きり「【龍龕手鑑:卷一:金部第一:鑖】莫結反小錐也」
◆人名用字「【魏書:卷二十七:列傳第十五:穆崇】純弟鑖歷東宮庶子汲郡太守…」「【明史:卷一百十八:列傳第六:諸王三】…王孫徴鑖病卒…」
鏫錅鋫
金8+15=総画数23 U+9457
音読: リ[漢呉]
◆剥ぐ、剥ぎ取る
𨯔
金8+15=総画数23 U+9458
音読: ライ[漢呉]
◆ハス(蓮)の蕾(つぼみ)のような形をした剣首(ケンシュ、日本刀でいう柄頭つかがしら)の飾り {武器(刀剣槍)}
◆雷雲を象(かたど)った幾何学模様(雷紋ライモン)を施した金属製の酒樽、「雷樽ライソン」、同「櫑」
𨮺
金8+15=総画数23 U+9459
音読: ケイ[漢],ケ[呉]
◆堅(かた)いさま、堅く丈夫ジョウブなさま
鑽钻
金8+15=総画数23 U+945A
音読: サン[漢呉]
訓読: き・る
◆棒状のものを垂直に立て回転させて穴を穿(うが)つ、錐(きり)などの穴を穿つ道具、「鑽木取火サンボクシュカ(木片を擦り合わせて火を起こすこと)」
◆穴に深く入り込む、潜(もぐ)り込む
◆物事を深く穿って究(きわ)める
◆人の懐(ふところ)に深く入り込む、取り入る、「鑽營サンエイ(取り入って利を得る、利を得るために人に取り入る)」
筆順
鉱鋛𨥥𨥑𨨭
金8+15=総画数23 U+945B
音読: コウ[漢],キョウ[呉]
訓読: あらがね
◆掘り出したままで加工されていない有用な物質を含む天然の原石、同「礦」「磺」「𥐫」「卝」
筆順

金8+15=総画数23 U+945C
音読: ショウ[漢],ジョウ[呉]
◆磨(みが)く、同「鋿」「【玉篇:卷十八:金部第二百六十九:鑜】舒養切或作鋿」
◆人名用字「【荊川先生文集:卷之十二:重修涇縣儒學記:朱】…維揚與諸生張鑜來…」「【皇清書史:卷四:○】朱鑜字錫章嘉慶九年副貢工書法(涇縣志)」

金8+15=総画数23 U+945D
音読: ホウ[漢],ブ[呉]
◆兜(かぶと)、戦闘の際に頭を保護するために被(かぶ)る防具「【集韻:卷一:平聲:東第一:鑝】首著兜鉾也莊子鑝頭」
镴𨭛
金8+15=総画数23 U+945E
音読: ロウ[漢呉]
◆錫(すず)と鉛の合金、金属の溶接に使われるはんだ
筆順

金8+15=総画数23 U+945F
音読: トク,ドク
◆印鑑を入れる蓋付きの箱
𨰤铄
金8+15=総画数23 U+9460
音読: シャク[漢呉]
◆金属などを熱して溶(と)かす
◆明るく輝(かがや)くさま、いきいきと輝くさま、美しいさま、同「𡤤」
筆順
𨮷
金8+15=総画数23 U+9461
音読: ①ショク,サク②착チャク[韓]

◆金属の延板(のべいた)また延棒(のべぼう)「【龍龕手鑑:卷一:金部第一:𨮷鑡】初角反餅鑡」「【字彙補:戌集:金部:𨮷】■角切音㪬鉼𨮷也」

◆[韓]朝鮮語の音オンを表すために作られた漢字、人名などに使われる

金8+15=総画数23 U+9462
音読: リョ[漢],ロ[呉]
訓読: やすり
◆金属などを磨(みが)く、またその道具、同「䥨」「鋁」
◆磨きを掛ける
筆順
镳𨯄𨮄
金8+15=総画数23 U+9463
音読: ヒョウ[漢呉]
◆馬銜(はみ、牛馬の口に咥えさせる木製また金属製の棒)が外れないように馬銜の両端に取り付ける金具、同「钀」「䮽」「𧥍」「𩍶」
◆投げつけて人を殺傷する短い剣(つるぎ)状の武器、クナイ(先の尖った鏨のような形状の手裏剣の一種、棒手裏剣)のような武器、同「鏢」
筆順

金8+15=総画数23 U+9464
音読: ホウ,ビョウ
◆木材などを平らに削る道具、鉋(かんな)

金8+15=総画数23 U+9465
音読: ロ[漢],ル[呉]
◆ルテチウムLutetium(Lu)、元素名、旧称「鏴」 {ルテチウム}
鑣𨯄𨮄
金5+15=総画数20 U+9573
音読: ヒョウ[漢呉]
◆馬銜(はみ、牛馬の口に咥えさせる木製また金属製の棒)が外れないように馬銜の両端に取り付ける金具、同「钀」「䮽」「𧥍」「𩍶」
◆投げつけて人を殺傷する短い剣(つるぎ)状の武器、クナイ(先の尖った鏨のような形状の手裏剣の一種、棒手裏剣)のような武器、同「鏢」
鑞𨭛
金5+15=総画数20 U+9574
音読: ロウ[漢呉]
◆錫(すず)と鉛の合金、金属の溶接に使われるはんだ
𨮺
金8+15=総画数23 U+28BBA
音読: ケイ[漢],ケ[呉]
◆堅(かた)いさま、堅く丈夫ジョウブなさま
𨮼鍼䥠
金8+15=総画数23 U+28BBC
音読: シン[漢呉]
訓読: はり
◆縫い針、同「針」
◆治療用の道具、針状のものや細長いメス状のものなどがある、同「針」「箴」
注解:中国では「鍼灸」を「針灸」というなど、多く「鍼」に代わって「針」が用いられるようである
𨮽𨫺
金8+15=総画数23 U+28BBD
音読: ゴウ
◆底が平らな円形の鍋(なべ)、同「鏊」「【龍龕手鑑:卷一:金部第一:𨫼】正鏊今五到反餅鏊也三𨫺同上」
𨮾鑄𨮩鋳铸
金8+15=総画数23 U+28BBE
音読: チュウ[漢呉],シュ[漢],ス[呉]
訓読: い・る
◆金属を溶かし型に流し入れて目的の形に造る、「鋳造チュウゾウ」
◆目的の形に(型通りに)作り上げる
𨮿鐯䦃
金8+15=総画数23 U+28BBF
音読: シャク,チャク,ジャク
◆堅い土を掘り起こしたり石や根などを取り除くなど荒れ地を切り拓(ひら)くための大きな鋤ソ(振り下ろして土など掘り起こす農具、日本では鍬(くわ)と呼ばれれる)の類、同「钁」「𥗁」「櫡」
◆叩き付けるようにして(振り下ろすようにして)ぐさっと差し込む、ずばっと切る、同「斫」
𨯁𨫤
金8+15=総画数23 U+28BC1
訓読: ひ
◆[日]鉱脈コウミャク「【漢字源:金部:𨯁】鉱脈」
◆[日]「高𨯁(たかひ)」、地名、山形県寒河江市大字幸生字高𨫤、同「高樋」
筆順
𨯄鑣镳𨮄
金8+15=総画数23 U+28BC4
音読: ヒョウ[漢呉]
◆馬銜(はみ、牛馬の口に咥えさせる木製また金属製の棒)が外れないように馬銜の両端に取り付ける金具、同「钀」「䮽」「𧥍」「𩍶」
◆投げつけて人を殺傷する短い剣(つるぎ)状の武器、クナイ(先の尖った鏨のような形状の手裏剣の一種、棒手裏剣)のような武器、同「鏢」
𨯒
金8+15=総画数23 U+28BD2
音読: セン[漢呉]
◆先端に近くなるほど細く尖(とが)る、鋭(するど)い
◆彫(ほ)る、刻(きざ)み込む、またそのための鑿(のみ)
𨯔
金8+15=総画数23 U+28BD4
音読: ライ[漢呉]
◆ハス(蓮)の蕾(つぼみ)のような形をした剣首(ケンシュ、日本刀でいう柄頭つかがしら)の飾り {武器(刀剣槍)}
◆雷雲を象(かたど)った幾何学模様(雷紋ライモン)を施した金属製の酒樽、「雷樽ライソン」、同「櫑」
𨯖鑈𨯡
金8+15=総画数23 U+28BD6
音読: ①ジョウ[漢],ニョウ[呉]②デイ[漢],ネ,ナイ[呉]

◆ピンセットpincet[蘭]やトングtongsのような"∧"字状をした物を挟(はさ)む金属製の道具、同「籋」「鑷」

◆糸巻き、糸車、機織で糸を巻き取る道具、同「檷」「篗」
◆車輪の下に当てて車が動き出さないようにするための金属製の車止め、同「柅」
𨯚
金8+15=総画数23 U+28BDA
音読: 未詳
◆未詳
𨯜
金8+15=総画数23 U+28BDC
音読: 未詳
◆未詳「【中華字海:金部:𨯜】同"㼂"」
𨯝𨬍䥦
金8+15=総画数23 U+28BDD
音読: タ,ダ
◆「鈐𨯝ケンタ」、大きな犂(すき、牛に引かせて土を起すための農具)
◆「鋡𨯝カンタ」、土を掘り起こす農具、鍬(くわ)や鋤(すき)の類
◆「鍊𨯝レンタ」、轂(こしき、車輪中央にある円筒形の部品)の一部である「軹端シタン(車輪の外側に突き出た部分)」や「賢端ケンタン(内側に突き出た部分)」の円筒状の部品、同「輨」「軑」
𨯯
金8+15=総画数23 U+28BEF
訓読: やり
◆[日]姓用字、「𨯯水(やりみず)」
◆[日]地名用字、「鑓合内(やりごうち、福島市土船)」
注解:「【漢字源:金部:𨯯】…「鑓」の誤読か」とあり、「鑓{⿰金(⿺辶𠳋)}」を「𨯯{⿰金(⿺辶貴)}」に誤ったものか?
筆順
鐫鎸𨭽镌
金8+16=総画数24 U+4974
音読: セン[漢呉]
◆穿(うが)つ、穴(突き当りのあるあな)や孔(反対側まで突き抜けたあな)を掘る、またそのための鑿(のみ)、同「鋑」
◆彫(ほ)る、刻み込む、同「鋑」
◆「䥴級センキュウ」、降級する、官位を下げる、左遷する

金8+16=総画数24 U+4975
音読: コウ[漢],キョウ[呉]
◆未詳「【廣韻:上聲:篠第二十九:皎:䥵】鐵文」
◆人名用字「【明諡紀彙編:卷十二:尊謚九:郡王下:溫穆】慶府真寧王寘䥵」
𨬑𨯱
金8+16=総画数24 U+4976
音読: レキ[漢],リャク[呉]
◆鼎(かなえ、二つの取っ手と三本の足のある青銅器)の一種で足が中空のもの、その足に水を入れこれを沸かして蒸したり炊いたりする、鼎は同じ三本足だが中空ではない、同「鬲」「䰛」「鎘」 「鬲」参照
𨰉
金8+16=総画数24 U+4977
音読: サツ[漢],サチ[呉]
◆押切(おしき)り、刃の先端を固定し、ものを挟(はさ)んで押し切る道具、飼葉(かいば、牛馬の飼料とする草)などを作るための道具、同「鍘」「【欽定授時通考:卷四十一:功作:䥷】(図)䥷(切草也又作㔍)凡造䥷先鍛鐵為背厚可指許內㠌䥷刃如半月而長下帶鐵桍以插木為柄截木作碪長可三尺有餘廣可四五寸碪首置木簨高可三五寸穿其中以受䥷首剉草飼牛用之」

金8+16=総画数24 U+9466
音読: 未詳
◆未詳

金8+16=総画数24 U+9468
音読: ロウ,ル
◆器

金8+16=総画数24 U+9469
音読: ガク
◆鉄の棒や針金の先を曲げて鉤を作る

金8+16=総画数24 U+946A
音読: ロ[漢],ル[呉]
◆火を焚き物を温めたり焼いたりする設(しつら)え、囲炉裏(いろり)、同「爐(炉)」
◆炭や火種を入れる金属製の器
◆酒を温める土製の竈(かまど)、酒屋、同「壚」
◆「鑉鑪、鉀鑪コウロ」、矢柄・矢幹(やがら、矢の棒)の名、小さく(細く)長い矢柄で途中に二つの孔を穿(うが)ったものという、同「鉀鑪コウロ」「【方言:第九】箭其小而長中穿二謂之鉀鑪(今箭錍鑿空兩邊者也…)」
◆ラザホージウムRutherfordium(Rf)、元素名 {ラザホージウム}
筆順

金8+16=総画数24 U+946B
音読: キン[漢],コン[呉]
◆金(かね)や財産がたくさんあるさま、多く姓名や屋号などに用いられるという
漢字林(非部首部別)
鑑𨰲鑒鍳鉴
金8+16=総画数24 U+946C
音読: カン[漢],ケン[呉]
訓読: かがみ、かんが・みる
◆大きな盆ボン(口が開き底が平らな容器) {水器(鑑・洗)}
◆物を映(うつ)す鏡、古くは盆に水を張り鏡(かがみ)として使ったが、後には石や金属の表面を平らに磨いて鏡とした、同「鏡」 {什器(鏡)}
◆水を張った盆ボンを上から覗(のぞ)き込み、そこに映ったものをよく見る、同「監」
◆光を当てて見る、よく見る、注意して見る
◆見比べる、照らし合わせる

金8+16=総画数24 U+946E
音読: ハク[漢呉]
◆大きな鐘ショウ(かね、金属製の打楽器) {楽器(打楽器)}
◆時を知らせるために鳴らす鐘(かね)、同「鎛」「【集韻:卷十:入聲下:鐸第十九:鑮䥬】十二辰頭鈴鐘也」
◆草を掘り起こして取り除く鋤(そ、日本でいう「鍬」)の類、同「鎛」
𨯡鑈𨯖
金8+16=総画数24 U+28BE1
音読: ①ジョウ[漢],ニョウ[呉]②デイ[漢],ネ,ナイ[呉]

◆ピンセットpincet[蘭]やトングtongsのような"∧"字状をした物を挟(はさ)む金属製の道具、同「籋」「鑷」

◆糸巻き、糸車、機織で糸を巻き取る道具、同「檷」「篗」
◆車輪の下に当てて車が動き出さないようにするための金属製の車止め、同「柅」
𨯢
金8+16=総画数24 U+28BE2
音読: ①タイ[漢],ダイ[呉]②シュン[漢],ジュン[呉]

◆石突(いしづき)の一種、戟ゲキや槍(やり)の柄(え)の端に被(かぶ)せる筒形で底が平らなキャップcap、同「鐓」 {武器(刀剣槍)}

◆「錞釪・錞于ジュンウ」、壺を逆さまにしたような形の青銅製の楽器で、上部は膨らみ吊り紐を付ける取っ手を兼ねた飾りが付く、鐘ショウ(かね)のように吊るし叩いて鳴らすが、下部が広がる「鐘」に対し「錞」は上部が膨らんでいる {楽器(打楽器)}
𨯥
金8+16=総画数24 U+28BE5
音読: ヘイ[漢],ハイ[呉]
◆髪を梳(す)く道具、櫛(くし)、同「篦」 {服飾(髪飾)}
◆先が二つに分かれている簪(サン、かんざし、髪を留める飾り)、同「釵」
◆鏃(やじり)、矢の先端に取り付ける鋭く尖らせた部品、同「鈚」「錍」
◆「金𨯥コンヘイ」、先の尖(とが)った両刃の小刀(こがたな)、目の手術などに使われるという「【康熙字典:戌集上:金部:鎞】…《涅槃經》有盲人詣良醫醫卽以金鎞刮其眼膜使復明…」
◆犂(すき、土を起こすシャベルshovel状の農具)の刃、同「鈚」
𨯩
金8+16=総画数24 U+28BE9
音読: サン,ソン
◆もの同士を留める頭のない釘(くぎ)、また釘状のもの(棒状で先が尖ったもの)、棺の内側に貼る絹布を留める釘など「【禮記注疏(禮記正義):卷四十五:喪大記】君裏棺用朱緑用雜金𨯩大夫裏棺用玄緑用牛骨𨯩士不緑(…《疏》正義曰此一經明裏棺之制裏棺謂以繒貼棺裏也朱繒貼四方以緑繒貼四角定本經中緑字皆作琢琢謂𨯩琢朱繒貼著於棺也用雜金𨯩者𨯩釘也舊説云用金釘又用象牙釘雜之以琢朱緑著棺也隱義云朱緑皆繒也雜金𨯩尚書曰貢金三品黄白青黄色大夫裏棺用玄緑者四靣玄四角緑用牛角𨯩者不用牙金也士不緑者悉用玄也亦同大夫用牛骨𨯩不言從可知也)」
𨯱䥶𨬑
金8+16=総画数24 U+28BF1
音読: レキ[漢],リャク[呉]
◆鼎(かなえ、二つの取っ手と三本の足のある青銅器)の一種で足が中空のもの、その足に水を入れこれを沸かして蒸したり炊いたりする、鼎は同じ三本足だが中空ではない、同「鬲」「䰛」「鎘」 「鬲」参照
注解:「【龍龕手鑑:卷一:金部第一:{⿱麻金}】俗𨯱或作𨬑正音律玉篇釡也」
𨯳鑿𨰢𣫫𨰒𪚆𣫞𣫩𣪲𣪻凿
金8+16=総画数24 U+28BF3
音読: サク[漢],ザク[呉]
訓読: のみ
◆木や石・岩などに孔(あな)を穿(うが)つ、穴を掘り向こう側まで貫き通す
◆孔(あな)
◆のみ、木や石などに孔(あな)を穿(うが)ったりする道具
◆明らかなさま、確かなさま、「奥深くまで掘り探って内部や細部を明らかにする」の意
𨯴𨮕
金8+16=総画数24 U+28BF4
音読: タク[漢呉]
◆(斧などの刃物などを)ぐさっと刺し入れる、刺し入れて掘る、彫(ほ)る、刻(きざ)む、削(そ)ぎ取る、同「斲」「【龍龕手鑑:卷一:金部第一:𨮕】正竹角反𨮕斧也」
𨯶
金8+16=総画数24 U+28BF6
音読: 헌ホン[韓]
◆[韓]人名用字
𨯼鐻𨮗
金8+16=総画数24 U+28BFC
音読: キョ[漢],コ,ゴ[呉]
◆鐘ショウ(かね)や磬ケイなどの楽器を吊り下げる横木(「簨・𥯗・筍シュン」という)を支える金属製の支柱、支柱や台(足)の部分は人や獣などが刻み込まれた、同「簴」「虡」
◆金銀器の名、未詳「【山海經:中山經】䰠武羅司之(武羅神名䰠即神字)其狀人面而豹文小腰而白齒(或作首)而穿耳以鐻(鐻金銀器之名未詳也音渠)其鳴如鳴玉…」
𨰄鐶𨫑镮
金8+16=総画数24 U+28C04
音読: カン[漢],ゲン[呉]
◆金属製の環(わ)、輪(わ)、リングring状のもの、指輪
𪆷鳥部
𫓖
金8+16=総画数24 U+2B4D6
音読: セキ,シャク
◆鼓(つづみ)の音、同「𪔯」「䥢」「【龍龕手鑑:卷二:鼓部第四十三:鼜】俗𪔯正𥀻𫓖二今蒼厯反鼓聲又守夜鼓也」
镧钄
金8+17=総画数25 U+946D
音読: ラン[漢呉]
◆(金が、金属が)光り輝(かがや)くさま
◆ランタンLanthanum(La)、元素名 {ランタン}
𨯒
金8+17=総画数25 U+946F
音読: セン[漢呉]
◆先端に近くなるほど細く尖(とが)る、鋭(するど)い
◆彫(ほ)る、刻(きざ)み込む、またそのための鑿(のみ)
筆順

金8+17=総画数25 U+9470
音読: ヤク[漢呉]
訓読: かぎ
◆扉や戸を閉じて開かないようにするための道具(中国では「鎖」、日本では「錠前」)
◆扉や戸を閉じて開かないようにする、錠ジョウ(中国では「鎖」)をおろす
◆閂(かんぬき、閉じた門扉が開かないようにするために扉の内側に渡す横棒)に設けた穴と地上部に設けた穴に渡す縦棒、閂を固定するための縦棒、同「𨷲」
◆「鑰匙ヤクシ」、錠前(じょうまえ、扉や戸を閉じて開かないようにするための道具、中国では「鎖」)を開けるための鍵(かぎ)、同「籥」
◆鍵となるところ、枢要スウヨウなところ、重要なところ
筆順

金8+17=総画数25 U+9471
音読: サン[漢],ゼン[呉]
◆鋭(するど)い、先が尖(とが)る、またそのようなもの、治療用の鍼(はり)、錐(きり)、土を掘り起こす犂(すき、牛などに引かせて土を起す農具)や鋤(すき、日本でいう鍬くわと呼ばれれる農具)の類、同「䤫」「𠠤」
◆刺す、突き刺す、刺し入れる
◆穿(うが)つ、彫(ほ)る
筆順

金8+17=総画数25 U+9472
音読: ①ショウ[漢],ソウ[呉]②ジョウ[漢],ニョウ[呉]

◆金属を嵌(は)め込む、象嵌・象眼ゾウガンする

◆器などの鋳型(いがた)
◆「鉤鑲コウジョウ」、先が鉤状(かぎじょう)に曲がった武器の一種
筆順
鍵键𨭙𨩼
金8+17=総画数25 U+9473
音読: ケン[漢],ゴン,ゲン[呉]
訓読: かぎ
◆鼎(かなえ)を持ち運ぶために両耳("∩"字状の取っ手)に掛け渡す棒
◆車輪の脱落を防ぐために車軸の両端に打ち込む楔(くさび)、同「轄」
◆扉や戸などの戸締りをするために巻き付けた鎖サ(くさり、環を繋いで紐状にしたもの、チェーンchain)が解(ほど)けないように鎖の環(わ)に通す金棒、戸締り用の金具を固定するための棒、同「鑰」
◆ピアノpianoなどのキーkey、「鍵盤ケンバン」
◆[日]錠ジョウ(錠前)に差し込んで開け閉めするための道具
◆[日]閉じているものを開けて中を明らかにするための要点

金8+17=総画数25 U+9475
音読: カン[漢呉]
◆口はやや大きく腹が膨(ふく)らんだ容器、同「罐」
筆順

金5+17=総画数22 U+9575
音読: サン[漢],ゼン[呉]
◆鋭(するど)い、先が尖(とが)る、またそのようなもの、治療用の鍼(はり)、錐(きり)、土を掘り起こす犂(すき、牛などに引かせて土を起す農具)や鋤(すき、日本でいう鍬くわと呼ばれれる農具)の類、同「䤫」「𠠤」
◆刺す、突き刺す、刺し入れる
◆穿(うが)つ、彫(ほ)る

金5+17=総画数22 U+9576
音読: ①ショウ[漢],ソウ[呉]②ジョウ[漢],ニョウ[呉]

◆金属を嵌(は)め込む、象嵌・象眼ゾウガンする

◆器などの鋳型(いがた)
◆「钩镶コウジョウ」、先が鉤状(かぎじょう)に曲がった武器の一種
𤫍琴珡琹𤦡𨨖䥅䥆𨫹𤫒𩰔䦦𨪖𤩟
金4+17=総画数21 U+24ACD
音読: キン[漢],ゴン[呉]
訓読: こと
◆長い板状の胴に七本(古くは五本)の弦を張った楽器、箏柱(ことじ)がなく徽キという目印を指で押さえて弾く、胴が箱状で箏柱があるものは「箏」「瑟」 {楽器(弦楽器)}
◆広く弦楽器を指す、「胡琴コキン」「提琴テイキン」「風琴フウキン」
𨯣
金8+17=総画数25 U+28BE3
音読: ギョ,ゴ
◆「鉏𨯣ソゴ」、同「齟齬」◇鋸(のこぎり)の刃のようにぎざぎざしているさま◇(話や意見が)噛(か)み合わないさま、食い違うさま
𨯺鏢镖𨰐
金8+17=総画数25 U+28BFA
音読: ヒョウ[漢呉]
◆刀剣の鞘の先端に付ける銅製の飾り、玉製の飾りは「珌」 {武器(刀剣槍)}
◆刀の刃の先端、切っ先(きっさき)
◆投げつけて人を殺傷する短い剣(つるぎ)状の武器、クナイ(先の尖った鏨のような形状の手裏剣の一種、棒手裏剣)のような武器、同「鑣」
𨯻
金8+17=総画数25 U+28BFB
音読: レイ,リョウ
◆両側に耳の形をした取手が付いている瓶(かめ、口が小さく胴が膨らんでいる容器)に似た容器、同「𦉢」「【廣雅:卷七:釋器】𨯻(霝)㼤苦計瓶也」
𨰅
金8+17=総画数25 U+28C05
音読: オウ[漢呉]
◆ものを温める鍋(なべ)や釜(かま)の類、同「鏖」「𨪎」「鐭」
◆肉などを弱火でじっくりと煮(に)る、またその鍋や釜
𨰑
金8+17=総画数25 U+28C11
音読: チョウ,ジョウ
◆注ぎ口が付いた手鍋、同「銚」
◆「句鑃クチョウ」、鐘ショウに似た小形の打楽器

金8+18=総画数26 U+9474
音読: ケイ[漢],エ[呉],キ[漢呉]
◆大きな盆ボン、同「瓽」
◆鼎(かなえ、吊るしたり棒を差し込んで二人で持ったりするための二つの"∩"字状の取っ手と三本の足のある器、大きな鍋釜の類)の一種
◆太陽の周りの雲気、その色や形で吉凶を占う

金8+18=総画数26 U+9477
音読: ジョウ[漢],ニョウ[呉]
◆ピンセットpincet[蘭]や毛抜(けぬき)のような"∧"字状をした物を挟(はさ)む金属製の道具、またそれで挟み取る、同「銸」
◆髪を留める簪(かんざし)、また簪の先に垂れるように付けた飾り
筆順

金8+18=総画数26 U+9478
音読: ライ[漢呉]
◆「鍡鑸イライ」、平(たい)らでないさま
𨭿镩
金8+18=総画数26 U+9479
音読: サン[漢呉]
◆短い矛(ほこ、柄えの先に取り付けられるようにした短めの両刃の剣つるぎ)、同「䂎」
◆穴をあけるなどに用いる鏨(たがね、のみ)や鑿(のみ)などの類

金8+18=総画数26 U+947A
音読: ク[漢],グ[呉]
◆戟ゲキ(槍に似た武器)の一種
𨰉
金8+18=総画数26 U+28C09
音読: サツ[漢],サチ[呉]
◆押切(おしき)り、刃の先端を固定し、ものを挟(はさ)んで押し切る道具、飼葉(かいば、牛馬の飼料とする草)などを作るための道具、同「鍘」「【欽定授時通考:卷四十一:功作:䥷】(図)䥷(切草也又作㔍)凡造䥷先鍛鐵為背厚可指許內㠌䥷刃如半月而長下帶鐵桍以插木為柄截木作碪長可三尺有餘廣可四五寸碪首置木簨高可三五寸穿其中以受䥷首剉草飼牛用之」
𨰊𨰠𨭞
金8+18=総画数26 U+28C0A
音読: ラ[漢呉]
◆「銼𨰊サラ」、小形の釜、同「銼鏍」
𨰋𨦂
金8+18=総画数26 U+28C0B
音読: ライ
◆未詳「【廣韻:上聲:海第十五:𨦂:𨦂】連絲釣曰𨦂出字苑來改切」「【集韻:卷五:上聲上:海第十五:𨦂𨰋】里亥切連鉤釣曰𨦂」
𨰌
金8+18=総画数26 U+28C0C
音読: コウ[漢呉]
◆鐘(かね)や鼓(つづみ)などの大きな音、「鏗鍧コウコウ」
𨰍
金8+18=総画数26 U+28C0D
音読: トウ[漢],ドウ[呉]
◆土を掘り起こす農具、鍬(くわ)や鋤(すき)の類
𨰎
金8+18=総画数26 U+28C0E
音読: テン[漢],デン[呉]
◆金属・宝石・貝殻などのきらきらと美しく輝く素材を使った華やかな飾り、同「鈿」「䥖」
𨰏
金8+18=総画数26 U+28C0F
音読: トウ[漢呉]
◆物が落ちる音、同「𡌩」
𨰐鏢镖𨯺
金8+18=総画数26 U+28C10
音読: ヒョウ[漢呉]
◆刀剣の鞘の先端に付ける銅製の飾り、玉製の飾りは「珌」 {武器(刀剣槍)}
◆刀の刃の先端、切っ先(きっさき)
◆投げつけて人を殺傷する短い剣(つるぎ)状の武器、クナイ(先の尖った鏨のような形状の手裏剣の一種、棒手裏剣)のような武器、同「鑣」
𨰒鑿𨯳𨰢𣫫𪚆𣫞𣫩𣪲𣪻凿
金8+18=総画数26 U+28C12
音読: サク[漢],ザク[呉]
訓読: のみ
◆木や石・岩などに孔(あな)を穿(うが)つ、穴を掘り向こう側まで貫き通す
◆孔(あな)
◆のみ、木や石などに孔(あな)を穿(うが)ったりする道具
◆明らかなさま、確かなさま、「奥深くまで掘り探って内部や細部を明らかにする」の意
𨰓𨰝
金8+18=総画数26 U+28C13
音読: カン,ケン
◆剣(つるぎ)のような形の武器で、刃の部分が長細い四角柱(断面が四角形)で先端に向かって次第に尖(とが)る、同「鐧」「【字彙補:戌集:金部:𨰝】古典切音簡兵器○俗用字」
𨰝𨰓
金8+18=総画数26 U+28C1D
音読: カン,ケン
◆剣(つるぎ)のような形の武器で、刃の部分が長細い四角柱(断面が四角形)で先端に向かって次第に尖(とが)る、同「鐧」「【字彙補:戌集:金部:𨰝】古典切音簡兵器○俗用字」
𨰤鑠铄
金8+18=総画数26 U+28C24
音読: シャク[漢呉]
◆金属などを熱して溶(と)かす
◆明るく輝(かがや)くさま、いきいきと輝くさま、美しいさま、同「𡤤」

金8+19=総画数27 U+9476
音読: ソウ[漢],ゾウ[呉]
◆鈴の音

金8+19=総画数27 U+947B
音読: ハン,ヘン
◆帯などを外れないようにするための留具(とめぐ)、バックルbuckleのようなものか「【字彙:戌集:金部:鑻】普諫切攀厺聲腰帶鑻面」「【正字通:戌集上:金部:鑻】舊註普諫切攀厺聲腰帶鑻面篇海別作鋬音盼器系也按六書通作襻俗加金㫄非」

金8+19=総画数27 U+947C
音読: ラ[漢呉]
◆円形で盆状の銅製の打楽器、「銅鑼ドラ」 {楽器(打楽器)}
筆順
鑚钻
金8+19=総画数27 U+947D
音読: サン[漢呉]
訓読: き・る
◆棒状のものを垂直に立て回転させて穴を穿(うが)つ、錐(きり)などの穴を穿つ道具、「鑽木取火サンボクシュカ(木片を擦り合わせて火を起こすこと)」
◆穴に深く入り込む、潜(もぐ)り込む
◆物事を深く穿って究(きわ)める
◆人の懐(ふところ)に深く入り込む、取り入る、「鑽營サンエイ(取り入って利を得る、利を得るために人に取り入る)」
筆順

金8+19=総画数27 U+947E
音読: ラン[漢呉]
◆天子の馬車の軛(くびき、牛馬の首に掛ける"へ"字状の馬具)に立てるように取り付ける金属製の飾り、鈴のようにな音が出るように作る、同「鸞」 {楽器(鈴)}
◆天子、天子の乗る馬車
筆順
𨰟
金8+19=総画数27 U+28C1F
音読: ヒ[漢呉]
◆土を掘り返して土を砕(くだ)き平らにする櫛(くし)状の歯を取り付けた農具、同「䎱」「𣞻」「耙」「【康熙字典:戌集上:金部:䥯】…《集韻》或作𨰟今耕者先以耜起土次瀦水用䥯平之柄似耒平底有齒或作䎱…」 {農具(犂耙)}
𨰠𨰊𨭞
金8+19=総画数27 U+28C20
音読: ラ[漢呉]
◆「銼𨰠サラ」、小形の釜、同「銼鏍」
𨰢鑿𨯳𣫫𨰒𪚆𣫞𣫩𣪲𣪻凿
金8+19=総画数27 U+28C22
音読: サク[漢],ザク[呉]
訓読: のみ
◆木や石・岩などに孔(あな)を穿(うが)つ、穴を掘り向こう側まで貫き通す
◆孔(あな)
◆のみ、木や石などに孔(あな)を穿(うが)ったりする道具
◆明らかなさま、確かなさま、「奥深くまで掘り探って内部や細部を明らかにする」の意

金5+20=総画数25 U+4986
音読: キャク[漢],カク[呉]
◆堅い土を掘り起こしたり石や根などを取り除くなど荒れ地を切り拓(ひら)くための大きな鋤ソ(振り下ろして土など掘り起こす農具、日本では鍬(くわ)と呼ばれれる)の類、同「鐯」「鐝」「欘」「【農政全書:卷二十一:農器:钁】(図)斸田器也爾雅謂之鐯斫也又云魯斫說文云欘主以株除物根株也蓋農家開闢地土用以斸荒凡田園山野之間用之者又有闊狹大小之分然總名曰钁」
◆叩き付けるようにして(振り下ろすようにして堅いものに)ぐさっと差し込む、ずばっと切る、同「斫」
𨯳𨰢𣫫𨰒𪚆𣫞𣫩𣪲𣪻凿
金8+20=総画数28 U+947F
音読: サク[漢],ザク[呉]
訓読: のみ
◆木や石・岩などに孔(あな)を穿(うが)つ、穴を掘り向こう側まで貫き通す
◆孔(あな)
◆のみ、木や石などに孔(あな)を穿(うが)ったりする道具
◆明らかなさま、確かなさま、「奥深くまで掘り探って内部や細部を明らかにする」の意
筆順
𨭹
金8+20=総画数28 U+9480
音読: ゲツ,ゲチ
◆馬銜(はみ、牛馬の口に咥えさせる木製また金属製の棒)が外れないように馬銜の両端に取り付ける金具、同「鑣」
◆手綱(たづな)を通すために軛(くびき、牛馬の首に掛ける"へ"字状の馬具)に取り付ける輪状の金具、同「轙」 {乗物(馬車)}

金8+20=総画数28 U+9481
音読: キャク[漢],カク[呉]
◆堅い土を掘り起こしたり石や根などを取り除くなど荒れ地を切り拓(ひら)くための大きな鋤ソ(振り下ろして土など掘り起こす農具、日本では鍬(くわ)と呼ばれれる)の類、同「鐯」「鐝」「欘」「【農政全書:卷二十一:農器:钁】(図)斸田器也爾雅謂之鐯斫也又云魯斫說文云欘主以株除物根株也蓋農家開闢地土用以斸荒凡田園山野之間用之者又有闊狹大小之分然總名曰钁」
◆叩き付けるようにして(振り下ろすようにして堅いものに)ぐさっと差し込む、ずばっと切る、同「斫」
筆順
鎲镋
金8+20=総画数28 U+9482
音読: トウ
◆柄の先にフォーク状の刃が付いた武器
𨰩
金8+20=総画数28 U+28C29
音読: タイ,ダイ
◆石突いしづき、戟ゲキや槍(やり)の柄(え)の端に被(かぶ)せるキャップcap、同「鐓」「【龍龕手鑑:卷一:金部第一:鐜】俗鐓正徒對反矛下銅也」
◆上から落として土(地面)を突き固める重(おも)し、胴突き(どうづき)の重し、同「鐓」
𨰮鐓镦𨰯
金8+20=総画数28 U+28C2E
音読: タイ[漢],ダイ[呉]
◆石突(いしづき)の一種、戟ゲキや槍(やり)の柄(え)の端に被(かぶ)せる筒形で底が平らなキャップcap、同「錞」、筒形で先が細まっているものは「鐏」 {武器(刀剣槍)}
◆上から落として土(地面)などを突き固める重(おも)し、同「鐜」
◆圧を掛けて金属を成形する、常温での成形を「冷鐓(日本では冷間プレスpress成形)」、高温での成形を「熱鐓(日本では熱間プレスpress成形)」
𨰯鐓镦𨰮
金8+20=総画数28 U+28C2F
音読: タイ[漢],ダイ[呉]
◆石突(いしづき)の一種、戟ゲキや槍(やり)の柄(え)の端に被(かぶ)せる筒形で底が平らなキャップcap、同「錞」、筒形で先が細まっているものは「鐏」 {武器(刀剣槍)}
◆上から落として土(地面)などを突き固める重(おも)し、同「鐜」
◆圧を掛けて金属を成形する、常温での成形を「冷鐓(日本では冷間プレスpress成形)」、高温での成形を「熱鐓(日本では熱間プレスpress成形)」

金8+21=総画数29 U+4979
音読: 설ソル[韓]
◆[韓]未詳

金8+21=総画数29 U+9483
音読: チョク[漢],トク[呉],ショク[慣]
◆土を掘り起こしたり石や根などを取り除くなどする鋤ソ(振り下ろして土など掘り起こす農具、日本では鍬(くわ)と呼ばれれる)の類、またそれで土を掘り起こす、同「鉏」「斸」「斪」
鑭镧
金8+21=総画数29 U+9484
音読: ラン[漢呉]
◆(金が、金属が)光り輝(かがや)くさま
◆ランタンLanthanum(La)、元素名 {ランタン}
𨰲鑑鑬鑒鍳鉴
金8+21=総画数29 U+28C32
音読: カン[漢],ケン[呉]
訓読: かがみ、かんが・みる
◆大きな盆ボン(口が開き底が平らな容器) {水器(鑑・洗)}
◆物を映(うつ)す鏡、古くは盆に水を張り鏡(かがみ)として使ったが、後には石や金属の表面を平らに磨いて鏡とした、同「鏡」 {什器(鏡)}
◆水を張った盆ボンを上から覗(のぞ)き込み、そこに映ったものをよく見る、同「監」
◆光を当てて見る、よく見る、注意して見る
◆見比べる、照らし合わせる
𨰳鐔镡
金8+21=総画数29 U+28C33
音読: シン[漢],ジン[呉],タン[漢],ドン[呉]
訓読: つば
◆鍔(つば)、剣(つるぎ)の柄(え)と刀身の境目に挟(はさ)む部品、「剣珥ケンジ」ともいう {武器(刀剣槍)} {武器(剣)}
𨰻
金8+24=総画数32 U+28C3B
音読: 未詳
◆未詳「【字彙補:戌集:金部:𨰻】邦卯切音寳義闕〇又五局切音玉見篇韻」


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