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[辞典・用語][漢字林][衣部]

[漢字林] [漢字林(非部首部別)] [付録]

[漢字林 衣部] [部首索引]


衣6+0=総画数6 U+8863
[イ、エ/ころも、きぬ]
◆身に纏(まと)う着物の総称、特に上半身に纏う着物、下半身に纏う着物は「裳」
◆身に纏う
◆包み込む、覆う
◆ころも、部首名
漢字林(非部首部別)
筆順
衣5+0=総画数5 U+8864
[/]
◆ころもへん、部首名、「衣」が偏ヘン(漢字の左部)にあるときの字形
漢字林(非部首部別)
筆順
衣6+2=総画数8 U+461A
卒卆𠥾
[ソツ、ソチ、シュツ/お・わる、お・える、つい・に、にわか・に]
◆下級の兵士、歩兵、上官に付き従い身の回りの世話をする兵
◆終わる、尽きる
◆大夫タイフ(君主を補佐する重臣)の死、高位の人の死、同「𣨛」「【禮記注疏(禮記正義):曲禮下】天子死曰崩諸侯曰薨大夫曰卒士曰不祿庶人曰死」
◆終(つい)に、最後に
◆俄(にわか)に、急に、突然に
漢字林(非部首部別)
衣5+2=総画数7 U+461B
[未詳/]
◆未詳「【五禮通考:卷二百六十:蕙田案以上大斂奠】…君升自阼階西鄉*1祝負墉南面主人中庭(《注》*1祝南面房…《疏》*2䘛相君之禮…)(「*2䘛」は「*1祝」の誤りと思われる)「【秋澗先生大全集:卷第四十六:雜著:周景王大泉說】…春露堂既覺適筆研在*3䘛偶為書…(「*3䘛」は「机」の誤りか?)
刀部
衣5+2=総画数7 U+8865
補䋠𢒏
[ホ、フ/おぎな・う]
◆衣服の綻(ほころ)びを繕(つくろ)う
◆割れ目や欠けたところや足りないところを埋める
◆力を貸し支え助ける
◆数の単位、10兆=1經、10經=1垓、10垓=1補
衣6+2=総画数8 U+8868
[ヒョウ/おもて、あらわ・れる、あらわ・す]
◆重ね着をする際に最も上(外側)に羽織(はお)る衣服、上着(うわぎ)、外衣ガイイ、本「𧘝」、同「𧞧」
◆外側、外側に面した部分
◆人の目に触れる、またその部分
◆人の目に触れるようにする、人にはっきりと示す
◆主君や役所などに意志・意見を伝えるために認(したた)めた文書
◆内容がはっきりと分かるようにしたもの、分かりやすく並べたもの
◆小型の時計、「手表・手錶シュヒョウ(腕時計)」、同繁「錶」
漢字林(非部首部別)
筆順
𠜆刀部
𧘈衣5+2=総画数7 U+27608
[リョウ/]
◆「䘨𧘈コウリョウ」◇股下が二つに分かれた短い袴(はかま)状或いはズボンjupon[仏]状の衣裳「【方言:第四】大𫋾謂之倒頓(今雹𫋾也)小𫋾謂之䘨𧘈(今𧝜袴也皎了)」◇漁師が穿(は)く服「【康熙字典:申集下:衣部:𧘈】《皮日休詩》䘨𧘈漁人服」
𧘉衣6+2=総画数8 U+27609
裔𧘊𧚞𧛨𠆘𧛲𧘯
[エイ/]
◆衣服の裾(すそ、衣服の下の部分)、衣服の下の端
◆(飛地ではなく地続きで)遠く離れた所、辺縁の地
◆血筋が繋がった後代の子孫
𧘊衣6+2=総画数8 U+2760A
裔𧘉𧚞𧛨𠆘𧛲𧘯
[エイ/]
◆衣服の裾(すそ、衣服の下の部分)、衣服の下の端
◆(飛地ではなく地続きで)遠く離れた所、辺縁の地
◆血筋が繋がった後代の子孫
𧘋衣5+2=総画数7 U+2760B
襻䙪𧘒𧘵𧘬𧘙
[ハン、ヘン/]
◆直領チョクリョウ(首元から下の襟えりが体の前で重なり合わない衣服)が開(はだ)けないように留(と)めるための紐(ひも)、釦(ボタンbutton)に掛ける(輪状の)紐、同「䙅」 {服飾(衣服)}
◆紐などで留(と)める
衣5+3=総画数8 U+461C

[キン、コン/はば]
◆ものを拭(ふ)いたりするための長方形の布、「手巾シュキン(手拭てぬぐい)」「佩巾ハイキン(帯に挟んで垂らす手拭)」
◆(整えた髪を包むために)頭に巻く長めの布、「幘巾サクキン(整えた髪を包む頭巾ズキン)」
口部
衣5+3=総画数8 U+8866
𥾍
[カン/]
◆押さえ摩(さす)って衣服や布の折り目や皺(しわ)を伸ばす
衣5+3=総画数8 U+8867
𧘎𧘘𧘚
[ウ/]
◆袖(そで)が大きな婦人用の外衣(ガイイ、重ね着をする場合の最も外側に着る衣服)「【龍龕手鑑:卷一:衣部第十:衧】或作𧘘今音于包衣即大袖衣也」
衣5+3=総画数8 U+8869
[サ、シャ/]
◆裙クン(下半身に穿く袴状・スカートskirt状の衣裳)の両側のスリットslit(切り込み)、同「紁」「袥」「衸」
衣5+3=総画数8 U+886A
𧛖
[イ/]
◆衣裳イショウの裾先(すそさき、裾の下の先の部分)、或いは裾や袖(そで)などの衣服の縁(へり)の部分、同「袘」「【漢書(前漢書):卷五十七上:司馬相如傳第二十七上】…衯衯裶裶揚*衪戍削(張揖曰衯音芬衪衣袖也戍鮮也削衣刻除貌也師古曰揚舉也衪曳也或舉或曳則戌削然見其降殺之美也…)(【史記:卷一百十七:司馬相如列傳第五十七】では「*袘」)
衣5+3=総画数8 U+886B
[サン、セン/]
◆裏地の付いていない薄い上着(うわぎ、上半身に纏う着物)、単衣(ひとえ)の着物
◆「襯衫シンサン」、シャツshirt・ワイシャツY shirt・TシャツT shirt・ブラウスblouseなどの類
筆順
衣5+3=総画数8 U+886C

[シン/]
◆内衣ナイイ(衣服の下に着る衣服、インナーウェアinnerwear)、シャツshirtや肌着のような単衣(ひとえ)の衣服、外衣ガイイ(衣服の上に着る衣服、アウターウェアouterwear)の内側に着る衣服、「衬衫シンサン(シャツshirt)」
◆ぴったりと付く、ぴったりと寄り付く
◆施(ほどこ)す、与え助ける、布施フシ・フセ、同「儭」「嚫」
◆「衬托シンタク」「陪衬バイシン」、絵柄の輪郭をぼかして絵柄を際立(きわだ)たせる、主シュとなるものを引き立たせる、同「渲染センゼン」「烘托コウタク」
漢字林(非部首部別)
衣6+3=総画数9 U+8877
[チュウ/]
◆上着の下(内側)に着る衣服
◆衣服を着る、(体を)包む
◆包まれて外からは見えない内側、内面、中身なかみ
◆心の中、真心シンシン(まごころ)、本心ホンシン
◆偏(かたよ)らない、程良い、中程(なかほど)の、「折衷・折中セッチュウ(程良いところで折り合いをつけること)」
漢字林(非部首部別)
筆順
𡘚大部
𥘖示部
𧘎衣6+3=総画数9 U+2760E
𧘘衧𧘚
[ウ/]
◆袖(そで)が大きな婦人用の外衣(ガイイ、重ね着をする場合の最も外側に着る衣服)「【龍龕手鑑:卷一:衣部第十:衧】或作𧘘今音于包衣即大袖衣也」
𧘏衣5+3=総画数8 U+2760F
[キュウ、ク/]
◆和服の身頃(みごろ)に当たる部分、衣服の袖(そで)や襟などを除いた体を覆う部分、同「裑」「裀」「袾」
𧘐衣5+3=総画数8 U+27610

[タク/]
◆裙クン(下半身に穿く袴状・スカートskirt状の衣服)の前の部分のスリットslit(切り込み)、同「衸」
◆首周りの衿えり(中国では「領リョウ」)が大きく開いているさま「【說文解字通釋(說文解字繫傳):說文解字通釋卷第十六】袥衣衸從衣石聲臣鍇按字書袥張衣令大也他」
𧘑衣5+3=総画数8 U+27611
[シャク/]
◆下半身に穿く股引(ももひき)などのズボン下の類「【康熙字典:申集下:衣部:襢】《揚子方言》𧘑襢謂之褌」
𧘒衣5+3=総画数8 U+27612
襻䙪𧘵𧘋𧘬𧘙
[ハン、ヘン/]
◆直領チョクリョウ(首元から下の襟えりが体の前で重なり合わない衣服)が開(はだ)けないように留(と)めるための紐(ひも)、釦(ボタンbutton)に掛ける(輪状の)紐、同「䙅」 {服飾(衣服)}
◆紐などで留(と)める
𧘔衣5+3=総画数8 U+27614
[/しも]
◆[日]「𧘕𧘔(かみしも)」、肩衣(かたぎぬ、上半身に着る袖がない衣服)と袴(はかま、下半身に穿く衣裳)が一対になった武士の礼服、「上下に別れている衣服」の意、同「裃」
𧘕衣5+3=総画数8 U+27615
[/かみ]
◆[日]「𧘕𧘔(かみしも)」、肩衣(かたぎぬ、上半身に着る袖がない衣服)と袴(はかま、下半身に穿く衣裳)が一対になった武士の礼服、「上下に別れている衣服」の意、同「裃」
𧘘衣6+3=総画数9 U+27618
𧘎衧𧘚
[ウ/]
◆袖(そで)が大きな婦人用の外衣(ガイイ、重ね着をする場合の最も外側に着る衣服)「【龍龕手鑑:卷一:衣部第十:衧】或作𧘘今音于包衣即大袖衣也」
𧘙衣6+3=総画数9 U+27619
襻䙪𧘒𧘵𧘋𧘬
[ハン、ヘン/]
◆直領チョクリョウ(首元から下の襟えりが体の前で重なり合わない衣服)が開(はだ)けないように留(と)めるための紐(ひも)、釦(ボタンbutton)に掛ける(輪状の)紐、同「䙅」 {服飾(衣服)}
◆紐などで留(と)める
𧘚衣5+3=総画数8 U+2761A
𧘎𧘘衧
[ウ/]
◆袖(そで)が大きな婦人用の外衣(ガイイ、重ね着をする場合の最も外側に着る衣服)「【龍龕手鑑:卷一:衣部第十:衧】或作𧘘今音于包衣即大袖衣也」
𧘰衣6+3=総画数9 U+27630
𧘝𧘦
[ヒョウ/おもて、あらわ・す]
◆重ね着をする際に最も上(外側)に羽織(はお)る衣服、上着(うわぎ)、外衣ガイイ、同「表」「𧞧」
衣5+4=総画数9 U+886D

[フ/]
◆衽(おくみ)、襟キン(衣服の胸元を覆う部分)を重ね合わせる、またその部分「【正字通:申集下:衣部:衭】撫孤切音夫衽也六書故衣前裨幅今俗通謂之衭…」
◆上に重ねて穿(は)く股下が二つに分かれた袴(はかま)状或いはズボンjupon[仏]状の衣裳「【玉篇:卷二十八:衣部第四百三十五:衭】方于切襲袴也或作㠸」
◆「衭襓フジョウ」、剣ケン(つるぎ)を入れる袋
衣6+4=総画数10 U+886E
袞𧙰𧚹𧟏䙛𧟗
[コン/]
◆天子や三公サンコウ(最も上位の三つの官職、またその職に就いている人)が公式行事の際に着用する龍(天子は昇竜、三公は降竜)の模様が描かれた衣服「【詩經:豳風:九罭】…我覯之子衮衣繡裳(《音義》…天子畫升龍於衣上公但畫降龍…)」
◆三公、別称「三槐サンカイ」、周代(前11世紀~前256年)・元(1271年~1368年)・明(1368年~1644年)・清(1644年~1912年)では太師タイシ・太傅タイフ・太保タイホ、秦(前221年~前206年)・前漢(西漢、前202年~8年)では丞相ジョウショウ(大司徒)・太尉タイイ(大司馬)・御史大夫ギョシタイフ(大司空)、後漢(東漢、25年~220年)から唐(618年~907年)では司徒シト・司空シクウ・太尉タイイ
漢字林(非部首部別)
衣5+4=総画数9 U+886F
𧘠
[フン/]
◆衣服が長いさま、「衯衯フンプン」
筆順
衣6+4=総画数10 U+8870
𠆂𠌺
[スイ、サイ、セ/おとろ・える]
◆少しずつ小さくなる、大きいものが小さくなる、次第に細る、太いものが細くなる、次第に弱る、強いものが弱くなる
◆蓑(みの)、背中に羽織って雨雪を防ぐ藁などで作った雨具、同「蓑」
◆近しい人が亡くなった際に着用する粗い麻製の喪服の名、父や子などの場合は裾(すそ)の下縁(へり)を縫わない「斬衰・斬縗ザンサイ」、祖父や兄弟などの場合は縁を縫う「齊衰・纃縗シサイ」を着用する、亡くなった人の近遠の順に「斬縗・斬衰」「纃縗・齊衰」「大功タイコウ」「小功ショウコウ」「緦麻シマ」があり「五服ゴフク」と呼ばれる、同「縗」
漢字林(非部首部別)
筆順
衣5+4=総画数9 U+8871
[キョウ、コウ、ゴウ/]
◆衣服の裾(すそ)
◆衣領イリョウ、衣服の首周りの部分の襟(えり)、同「裺」「褗」 {服飾(衣服)}
衣5+4=総画数9 U+8872
[ドウ、ノウ/]
◆繕(つくろ)う、綻(ほころ)びを縫(ぬ)う
◆僧衣、僧侶ソウリョの着る衣服
◆僧、僧侶
筆順
衣5+4=総画数9 U+8873
䘴䙂
[ショウ/]
◆下半身に穿(は)く短い内衣ナイイや肌着、股引(ももひき)などのズボンjupon[仏]下の類
◆「𧘿衳セイショウ」、小児の衣服
衣5+4=総画数9 U+8874
[タン/]
◆衣服(上掛けや上着)の縁(へり)
衣5+4=総画数9 U+8875
[ジツ、ニチ/あこめ]
◆普段着
◆婦人の上着(うわぎ、表着)の下に着る服、「衵服ジツフク」
◆[日]あこめ、上着と下着(したぎ)の間に着る服
筆順
衣5+4=総画数9 U+8876
[チュウ/]
◆股下が二つに分かれたズボンjupon[仏]
衣5+4=総画数9 U+8878
𧘷
[カイ、ケ/]
◆裙クン(下半身に穿く袴状・スカートskirt状の衣裳)の前の部分のスリットslit、同「衩」「袥」
◆衣服の丈が長いさま
◆衣服の幅
衣5+4=総画数9 U+8879
[キ、ギ、シ/]
◆「衹衼キシ」、尼僧ニソウ(女性の僧侶)の法衣ホウエ、袈裟ケサ
◆只(ただ)、ただ~だけ、単に、同簡「只」(「祇」の誤用か?)
衣6+4=総画数10 U+887A
[シャ、ジャ/]
◆正しくない、本来の形やあり方でない、同「邪」「𧘪」
衣5+4=総画数9 U+887B
袇袡
[ゼン、ネン/]
◆衣服の縁(へり)
◆女性が嫁ぐ時に着飾る衣服
◆膝を覆う前垂れ、同「𥾢」
衣5+4=総画数9 U+887C
[シ/]
◆「衹衼キシ」、尼僧ニソウ(女性の僧侶)の法衣ホウエ、袈裟ケサ
衣5+4=総画数9 U+887D
袵𧙨
[ジン、ニン/おくみ]
◆おくみ、交領コウリョウ(体の前で領えりが重なり合う衣服)の場合に、前見頃(まえみごろ、体の前の部分)だけでは前合わせが足りず胸が空いてしまうため、前見頃の先に布を補う、その部分を「衽」という、同「褸」 {服飾(衣服)}
◆衣服の襟キン(体の前を覆う部分、特に胸を覆う部分)
◆衣裳の裾(すそ)、襟キンの帯より下の部分
◆寝る際に体の下に敷く布団(ふとん)
筆順
衣6+4=総画数10 U+887E
𧘭𧙐
[キン、コン/ふすま]
◆寝る時に体を覆(おお)うように掛ける大きなシーツsheet、掛布(かけふ)
◆死者を覆う布
漢字林(非部首部別)
筆順
衣5+4=総画数9 U+887F
[キン、コン/えり]
◆衽(おくみ)の縁(へり)の部分、帯(おび)を使わないような場合に衣服の前がはだけないように(開かないように)するための紐(ひも)や釦(ボタンbutton)を付けるところ、首周りの「えり」は「領リョウ(えり)」、日本では首周りも含めて「襟」を用いるが、中国で「襟」は「胸元を覆う部分」をいう {服飾(衣服)}
◆衣服の前がはだけないように(開かないように)留(と)めるための紐、またその紐を結ぶ、同「袸」
筆順
衣5+4=総画数9 U+8880
[キン/]
◆揃いの軍服
◆(祭事の際に着る)黒い服
衣6+4=総画数10 U+8881
𡋡𡊮
[エン、オン/]
◆衣服が長いさま、衣服がゆったりとしているさま
◆姓用字
漢字林(非部首部別)
筆順
衣5+4=総画数9 U+8882
[ベイ、マイ/たもと]
◆衣服の袖(そで)、また袖のうち袪(キョ、袖口)を除いた部分、また袖の下部のゆとりを持たせた部分 {服飾(衣服)}
◆[日]、山の裾(すそ)、橋の岸に繋がる所、「衣服の見頃(みごろ)に袖が繋がってるような」の意
筆順
衣6+4=総画数10 U+8883
[タイ/]
◆「袃蒯タイカイ」◇細く小さな棘(とげ)や骨と小さな塵(ごみ、ちり)、同「𧀱芥」「蔕芥」「刺鯁シコウ」◇小さな閊(つか)え、閊えて取れないちょっとした引っ掛かり
衣5+4=総画数9 U+8884

[オウ/ふすま]
◆袷(あわせ)、裏地の付いた上着
◆「袍襖ホウオウ」、裏地との間に綿などを詰めた上着、綿入れ
◆[日]ふすま、骨組の表裏に紙や布を張った屋内の間仕切り
◆[日]「素襖(すおう)」、男性用の単衣(ひとえ)の上着、古くは庶民の平服だったが、後に武士の礼服の一つになったという
衣6+4=総画数10 U+8885
裊䙚
[ジョウ、ニョウ/]
◆嫋(たお)やかなさま、しなやかに揺(ゆ)れ動くさま、同「褭」
◆「簪袅・簪褭シンジョウ」、秦・漢代(前221年~220年)の爵制である二十等爵(ニジュウトウシャク)の第三等(下位から三番目)の位名
衣5+4=総画数9 U+8886

[キ/]
◆王后オウコウ(王の正妻)の正装用の衣服、祭礼の際に着用する最上級の服でキジ(雉)などの絵が描かれる、「褘衣キイ」「翟衣テキイ」「褘翟キテキ」
◆腰から下に垂らす膝の下まで届く前垂(まえだ)れ、前掛け、跪拝キハイ(両膝を地に着け膝から上は直立さる拝礼)の際に膝の下に敷く、「蔽膝ヘイシツ」、同「袚」
衣5+4=総画数9 U+8887
衻袡
[ゼン、ネン/]
◆衣服の縁(へり)
◆女性が嫁ぐ時に着飾る衣服
◆膝を覆う前垂れ、同「𥾢」
𤇯火部
𦊬网部
𧘝衣6+4=総画数10 U+2761D
𧘰𧘦
[ヒョウ/おもて、あらわ・す]
◆重ね着をする際に最も上(外側)に羽織(はお)る衣服、上着(うわぎ)、外衣ガイイ、同「表」「𧞧」
注解:「表」の本字
𧘟衣5+4=総画数9 U+2761F
[ハツ、ハチ/]
◆衣服の袂(たもと)
◆夷狄イテキ(周辺の異民族)の衣服、左衽サジン(左前、左を先に体の前に当て、その上に右を当てる着方)の衣服、古く夷狄の着方(衣服)とされた、同「袚」「【集韻:卷七:去聲上:未第八:袚𧙂𧘟襏】蠻夷衣也一曰蔽厀」
注解:旁は「一巾」の「市(U+U+5DFF、4画)」で「亠巾」の「市(U+5E02、5画)」とは別字
𧘠衣6+4=総画数10 U+27620

[フン/]
◆衣服が長いさま、「𧘠𧘠フンプン」
𧘡衣5+4=総画数9 U+27621
[ヒョウ/]
◆衣服の袖(そで)、同「褾」「【玉篇:卷二十八:衣部第四百三十五:褾】必了切衣袂也𧘡同上」
𧘣衣5+4=総画数9 U+27623

[シュ、ス/]
◆朱色の衣服
◆華やかで美しい、同「姝」
◆和服の身頃(みごろ)に当たる部分、衣服の袖(そで)や襟などを除いた体を覆う部分、同「裑」「裀」「𧘏」
𧘥衣5+4=総画数9 U+27625
[ジュウ、ニュウ/]
◆未詳「【集韻:卷六:上聲下:有第四十四:𧘥】衣耎也」
◆未詳「【正字通:申集下:衣部:𧘥】…一曰衣紐叩卽帶交結之處與紐通」
𧘦衣6+4=総画数10 U+27626
𧘝𧘰
[ヒョウ/おもて、あらわ・す]
◆重ね着をする際に最も上(外側)に羽織(はお)る衣服、上着(うわぎ)、外衣ガイイ、同「表」「𧞧」
𧘪衣5+4=総画数9 U+2762A
[シャ、ジャ/]
◆衣服が解(ほつ)れる、破れる「【廣韻:去聲:怪第十六:鎩:𧜁】衣𧘪縫也」
◆本来の姿や形ではない、同「衺」
𧘬衣5+4=総画数9 U+2762C
襻䙪𧘒𧘵𧘋𧘙
[ハン、ヘン/]
◆直領チョクリョウ(首元から下の襟えりが体の前で重なり合わない衣服)が開(はだ)けないように留(と)めるための紐(ひも)、釦(ボタンbutton)に掛ける(輪状の)紐、同「䙅」 {服飾(衣服)}
◆紐などで留(と)める
𧘭衣6+4=総画数10 U+2762D
衾𧙐
[キン、コン/ふすま]
◆寝る時に体を覆(おお)うように掛ける大きなシーツsheet、掛布(かけふ)
◆死者を覆う布
𧘯衣6+4=総画数10 U+2762F
裔𧘉𧘊𧚞𧛨𠆘𧛲
[エイ/]
◆衣服の裾(すそ、衣服の下の部分)、衣服の下の端
◆(飛地ではなく地続きで)遠く離れた所、辺縁の地
◆血筋が繋がった後代の子孫
𧘱衣5+4=総画数9 U+27631
[/ふき]
◆[日]裾(すそ)や袖口(そでぐち)などの縁(へり)の部分の裏地を表地より長くして裏地が見えるようにしたところ、同「䘣」「袘」
筆順
𧘳衣6+4=総画数10 U+27633
[未詳/]
◆未詳
𧘵衣5+4=総画数9 U+27635
襻䙪𧘒𧘋𧘬𧘙
[ハン、ヘン/]
◆直領チョクリョウ(首元から下の襟えりが体の前で重なり合わない衣服)が開(はだ)けないように留(と)めるための紐(ひも)、釦(ボタンbutton)に掛ける(輪状の)紐、同「䙅」 {服飾(衣服)}
◆紐などで留(と)める
𧘶衣5+4=総画数9 U+27636
[未詳/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷一:衣部第十:𧘶】舊藏作救」
𧘷衣5+4=総画数9 U+27637

[カイ、ケ/]
◆裙クン(下半身に穿く袴状・スカートskirt状の衣裳)の前の部分のスリットslit、同「衩」「袥」
◆衣服の丈が長いさま
◆衣服の幅
𧘹衣5+4=総画数9 U+27639
[未詳/]
◆未詳
𧘻衣5+4=総画数9 U+2763B
[未詳/]
◆未詳「【中華大字典:衣部:𧘻】衫也」
衣5+5=総画数10 U+4622
[チョ/]
◆解(ほつ)れたり破れたりした衣服、ぼろぼろになった衣服、「䘢𧛢チョチ」
衣5+5=総画数10 U+4626
[ジ、ニ/]
◆上着(うわぎ、表着)の下に着る服、同「衵」「【龍龕手鑑:卷一:衣部第十:䘦】形質反近身服與衵同」
◆「裿䘦キジ」、衣服が好(よ)いさま
衣6+5=総画数11 U+8888
𧛣
[ケ、カ/]
◆「袈裟ケサ(kāṣāya[梵]の音写)」、僧侶の衣服、一枚の布を左肩に掛け右脇の下から体全体を巻き包むように着る、同「毠㲚」
筆順
衣5+5=総画数10 U+8889
[タ、ダ/]
◆衣裳イショウの裾(すそ)
衣5+5=総画数10 U+888A
[レイ、リョウ/]
◆首、頸(くび)「【說文解字注:巾部:帬】繞領也(方言繞袊謂之帬廣雅本之曰繞領(句)帔(句)帬也袊領今古字領者…)」
◆上衣ジョウイ、内衣の上に着る衣服、女性が初めて嫁(とつ)ぐ際に着るという「【玉篇:卷二十八:衣部第四百三十五:袊】力井切衣衿也宜袊婦人初嫁所著上衣也」「【廣韻:上聲:靜第四十:領:袊】衣袊禮左執領不從衣」
衣6+5=総画数11 U+888B

[タイ、ダイ/ふくろ]
◆開け口が一つの(底がある)もの入れ、入れたものが飛び出ないようにしたもの、同「嚢」
筆順
衣6+5=総画数11 U+888C
袍𧙌𧙘
[ホウ、ボウ/]
◆麻綿などを詰めた防寒用の衣服、綿入れ、同「袌」、絹綿は「襺」
◆外衣ガイイ、上着(うわぎ)、重ね着をする場合の最も外側(最後)に着る衣服
◆体全体を包む長い下着(したぎ、上着の下に着る衣服)「【釋名:釋衣服】袍丈夫著下至跗者也袍苞也苞內衣也」
衣5+5=総画数10 U+888D
袌𧙌𧙘
[ホウ、ボウ/]
◆麻綿などを詰めた防寒用の衣服、綿入れ、同「袌」、絹綿は「襺」
◆外衣ガイイ、上着(うわぎ)、重ね着をする場合の最も外側(最後)に着る衣服
◆体全体を包む長い下着(したぎ、上着の下に着る衣服)「【釋名:釋衣服】袍丈夫著下至跗者也袍苞也苞內衣也」
筆順
衣5+5=総画数10 U+888E
𥿌𢂊𢂅
[ヨウ、オウ/]
◆靴下の足首から上の筒状の部分、同「靿」
衣5+5=総画数10 U+888F
[サ/]
◆麻綿を詰めた防寒用の衣服
◆単衣(ひとえ)、裏地の付いていない衣服
衣5+5=総画数10 U+8890
[ヒツ、ヒチ/]
◆未詳「【康熙字典:申集下:衣部:袐】《篇海》壁吉切音必刺也从衣不从示」
衣5+5=総画数10 U+8891
[ショウ、ジョウ/]
◆股下が二つに分かれた袴(はかま)状或いはズボンjupon[仏]状の衣裳の内股(うちまた)の部分、脚を入れる筒状の部分の縫い合わせの部分、別名「褲襠、絝襠コトウ」
◆衣服の襟キン(和服の前身頃に当たる部分)、衽ジン(おくみ、着物の左右の幅にゆとりをもたせるため前身頃に縫い足した部分) {服飾(衣服)}
衣5+5=総画数10 U+8892
[タン、ダン/]
◆衣服をはだけて肌(肩などの肌の一部)を露(あら)わにする、片肌脱ぐ、同「裼」
◆衣服の縫い目が破れる、綻(ほころ)ぶ
◆「左袒サタン」◇左肩を出すこと◇片方に加担(味方)すること、漢の高祖劉邦(リュウホウ)の没後、皇太后の後ろ盾を得て呂氏が権勢を振るったが、皇太后の死後、劉氏の復権を望む周勃リュウボツが呂氏を平らげようと兵を集め、「呂氏に加担する者は右肩を、劉氏に加担する者は左肩を出せ」と告げたところ、ことごとく左肩を出した(左袒した)という故事による
筆順
衣5+5=総画数10 U+8893
[ショ、ジョ、ソ/]
◆好(よ)い、美しい「【廣韻:上聲:語第八:咀:袓】𡣶也說文曰事好也又子邪切」「【說文解字注:衣部:袓】事好也(事好猶言學好也黹部引詩衣裳𪓐𪓐方言曰珇好也珇美也然則袓與𪓐珇音義略同)」
◆「袓厲ショレイ」、古県名、未詳
衣5+5=総画数10 U+8894
[カ、ガ/]
◆衣服の袖
◆短い単(ひとえ)の衣服
衣5+5=総画数10 U+8895
[ケツ、ゲチ/]
◆死者の顔を覆(おお)う白い布、鬼衣キイ、同「褮」「【玉篇:卷二十八:衣部第四百三十五:袕】胡決切鬼衣也」
◆未詳「【爾雅注疏:釋器】袕謂之褮(《注》衣開孔也)」
衣5+5=総画数10 U+8896
𧙏
[シュウ、ジュ/そで]
◆衣服の肩から手首までの部分、衣服の腕を包む部分、またそこに物を入れる、同「褎」 {服飾(衣服)}
筆順
衣5+5=総画数10 U+8897
[シン/]
◆目が粗(あら)く通気性の良い単衣(ひとえ、裏地がない衣服)「【論語注疏:卷十:鄉黨】…當暑袗絺綌必表而出之(《注》孔日暮則單服絺綌葛也…)」
◆盛服セイフク、美しく装飾ソウショクが施(ほどこ)された衣服「【說文解字注:衣部:袗】…一曰盛服(…孟子被袗衣袗衣亦當謂盛服…)」
◆黒色の服、同「裖」「【玉篇:卷二十八:衣部第四百三十五:袗】之忍之刃二切𤣥服也緣也又單也」
筆順
衣5+5=総画数10 U+8898
[イ/ふき]
◆衣裳イショウの裾先(すそさき、裾の下の先の部分)、或いは裾や袖(そで)などの衣服の縁(へり)の部分、同「衪」「【史記:卷一百十七:司馬相如列傳第五十七】…衯衯裶裶(…)揚*袘䘏削(徐廣曰袘音迤衣袖也駰案漢書音義曰䘏削裁制貌也…)(【漢書(前漢書):卷五十七上:司馬相如傳第二十七上】では「*衪」)
◆[日]ふき、裾(すそ)や袖口(そでぐち)などの縁(へり)の部分の裏地を表地より長くして裏地が見えるようにしたところ、同「𧘱」
衣5+5=総画数10 U+8899
[ハ、ヘ、バク、ミャク/]
◆額から後頭部にかけて巻く鉢巻(はちまき)状の細長い布、帕額ハガク、同「帕」「【後漢書:卷四十:輿服志:輿服下】…秦雄諸侯乃加其武將首飾爲絳袙以表貴賤…」
◆帳チョウ(とばり)、目隠しや仕切りなどのために垂らす布、同「帊」
◆[日]あこめ、公家の装束の内着、但し「衵」の誤用
筆順
衣5+5=総画数10 U+889A
[フツ、フチ、ハツ、ハチ/]
◆腰から下に垂らす膝の下まで届く前垂(まえだ)れ、前掛け、跪拝キハイ(両膝を地に着け膝から上は直立さる拝礼)の際に膝の下に敷く、「蔽膝ヘイシツ」、同「褘」「𧙄」
◆夷狄イテキ(周辺の異民族)の衣服、左衽サジン(左前、左を先に体の前に当て、その上に右を当てる着方)の衣服、古く夷狄の着方(衣服)とされた、同「𧙂」「𧘟」「【說文解字注:衣部:袚】蠻夷衣左衽衣」
衣5+5=総画数10 U+889B
[テイ、タイ/]
◆「袛裯テイトウ」、上半身に着る肌着
衣5+5=総画数10 U+889C
𥿉
[バツ、マツ、マチ、モチ/]
◆体(胸や腰など)を包(くる)む布、「袜肚バツト(腹巻)」
◆足や脚を包(くる)む靴下(くつした、ソックスsocks・ストッキングstockingsなど)や脚絆(きゃはん)の類、同「襪」「帓」、革製は「韈」
衣5+5=総画数10 U+889D
[フ、ブ/]
◆美しく着飾る
衣6+5=総画数11 U+889E
衮𧙰𧚹𧟏䙛𧟗
[コン/]
◆天子や三公サンコウ(最も上位の三つの官職、またその職に就いている人)が公式行事の際に着用する龍(天子は昇竜、三公は降竜)の模様が描かれた衣服「【詩經:豳風:九罭】…我覯之子衮衣繡裳(《音義》…天子畫升龍於衣上公但畫降龍…)」
◆三公、別称「三槐サンカイ」、周代(前11世紀~前256年)・元(1271年~1368年)・明(1368年~1644年)・清(1644年~1912年)では太師タイシ・太傅タイフ・太保タイホ、秦(前221年~前206年)・前漢(西漢、前202年~8年)では丞相ジョウショウ(大司徒)・太尉タイイ(大司馬)・御史大夫ギョシタイフ(大司空)、後漢(東漢、25年~220年)から唐(618年~907年)では司徒シト・司空シクウ・太尉タイイ
漢字林(非部首部別)
筆順
衣5+5=総画数10 U+889F
[チツ、ジチ/]
◆剣を入れる飾りが施(ほどこ)された袋
◆書物などを包む布、同「帙」「袠」
◆一包みにした(一つの箱に入れた)書物などを数える語、同「帙」
◆並びの順序、位(くらい)の順序、同「秩」「豑」
衣6+5=総画数11 U+88A0
𧙍
[チツ、ジチ/]
◆書物などを包む布、同「帙」「袟」
◆口が一つの袋(ふくろ)、囊(ふくろ)
◆年数の単位で一袠は十年、同「秩」
衣5+5=総画数10 U+88A1
衻袇
[ゼン、ネン/]
◆衣服の縁(へり)
◆女性が嫁ぐ時に着飾る衣服
◆膝を覆う前垂れ、同「𥾢」
衣5+5=総画数10 U+88A2
[ハン、ボン/]
◆白無地の内衣ナイイ(内着うちぎ、下着したぎ、上着の下に着る衣服)
◆「袷袢コウハン」、ウイグル族・タジク族などが着用する外衣(ガイイ、コートcoat)
◆「袢暑ハンショ」、(上着を脱いで下着だけにならないと)耐えられないような暑さ
筆順
衣5+5=総画数10 U+88A3
[エイ/]
◆衣服の袖(そで)、同「𧙟」
◆長衣チョウイ(ながぎぬ)、丈の長い衣服、また衣服の丈が長いさま
衣6+5=総画数11 U+88A4
𧝺𧞉
[ボウ、モ、ム/]
◆丈(たけ)が帯までの衣服、上半身に纏(まと)う着物(「衣」という、下半身に纏う着物は「裳」)
◆南北方向の長さ、東西方向は「広」
◆南北方向に広い、東西方向は「広」
筆順
衣5+5=総画数10 U+88A5
𧘐
[タク/]
◆裙クン(下半身に穿く袴状・スカートskirt状の衣服)の前の部分のスリットslit(切り込み)、同「衸」
◆首周りの衿えり(中国では「領リョウ」)が大きく開いているさま「【說文解字通釋(說文解字繫傳):說文解字通釋卷第十六】袥衣衸從衣石聲臣鍇按字書袥張衣令大也他」
衣5+5=総画数10 U+88A6
[ノウ、クツ、ゴチ/]
◆未詳「【廣韻:入聲:鎋第十五:妠:袦】下人帶襦名」「【字彙:申集:衣部:袦】亡人帶襦名」
◆「䘪袦シュウクツ」、襤褸ランル(ぼろ)、綻(ほころ)んだり傷んだりした衣服、粗末な衣服、同「䘪䘿」
衣5+5=総画数10 U+88A7
[コウ、ク/]
◆喪服の一種
衣5+5=総画数10 U+88A8
[ケン、ゲン/]
◆黒色の礼服レイフク
◆美しい衣服、また美しく着飾る、同「䘩」
衣5+5=総画数10 U+88A9
[セン/]
◆衣服の衽ジン(おくみ、着物の左右の幅にゆとりをもたせるため前身頃に縫い足した部分)、同「衽」「䘯」「褸」 {服飾(衣服)}
衣5+5=総画数10 U+88AA
[キョ、コ/]
◆衣服の袖口そでぐち {服飾(衣服)}
◆衣服の袖、袂(たもと)
◆(袂や裾の端を)摘(つま)むようにして持ち挙(あ)げる
◆追い払う、払い除(の)ける、同「祛」
衣5+5=総画数10 U+88AB
[ヒ、ビ/おお・う、かぶ・る、かぶ・せる、こうむ・る]
◆布や衣を上から掛ける、また羽織る
◆掛布団
◆上から掛けて覆う
◆(「被~」の形で受け身を表す語、「~」は動詞)~れる、~られる、~される、「被害ヒガイ(害をこうむる、害を受ける)」「被告ヒコク(告訴される、また告訴された人)」
筆順
衣6+5=総画数11 U+88AC
[イク/]
◆樹木や野菜などを栽培する
◆育てる
衣6+5=総画数11 U+88AD
襲𧟟𧟛𥫄
[シュウ、ジュウ/おそ・う、かさね・る、かさね]
◆かさね、外衣ガイイ、衣服の上に羽織る(重ねて着る)衣服、同「褶」
◆重(かさ)ねる、同じように繰り返す、それまで通りにする、受け継ぐ、引き継ぐ、「襲用シュウヨウ(踏襲トウシュウする)」
◆攻める、「襲撃シュウゲキ」「来襲ライシュウ」
衣5+5=総画数10 U+88AE
[/ね]
◆[日]「袮宜ノ畑温泉(ねぎのはたおんせん)」、同「禰宜ノ畑温泉」、静岡県賀茂郡西伊豆町
筆順
衣6+5=総画数11 U+88B0
[/ほろ]
◆[日]母衣(ほろ)、鎧(よろい)の背に付け、風を受けることで膨らませる大きな布、背後からの矢などを防ぐ防具、「母衣」の合字
筆順
𧘿衣5+5=総画数10 U+2763F
[セイ、ショウ/]
◆「𧘿衳セイショウ」、小児の衣服
𧙀衣5+5=総画数10 U+27640
[ロウ/]
◆「䙣𧙀ソウロウ」、衣服が破(やぶ)れたり擦(す)り切れたり古くなる、またそのような衣服、同「䙣𧞪」「【集韻:卷十:入聲下:洽第三十二:𧙀】力洽切衣敝」
𧙂衣5+5=総画数10 U+27642
[ヒ/]
◆腰から下に垂らす膝の下まで届く前垂(まえだ)れ、前掛け、跪拝キハイ(両膝を地に着け膝から上は直立さる拝礼)の際に膝の下に敷く、「蔽膝ヘイシツ」、同「褘」「袚」
◆夷狄イテキ(周辺の異民族)の衣服、左衽サジン(左前、左を先に体の前に当て、その上に右を当てる着方)の衣服、古く夷狄の着方(衣服)とされた、同「袚」「𧘟」「【集韻:卷七:去聲上:未第八:袚𧙂𧘟襏】蠻夷衣也一曰蔽厀」
𧙃衣6+5=総画数11 U+27643
[カ/]
◆衣服が柔らかくしなやかなさま
漢字林(非部首部別)
𧙄衣5+5=総画数10 U+27644
[ハツ、ハチ/]
◆腰から下に垂らす膝の下まで届く前垂(まえだ)れ、前掛け、跪拝キハイ(両膝を地に着け膝から上は直立さる拝礼)の際に膝の下に敷く、「蔽膝ヘイシツ」、同「袚」「褘」
𧙇衣5+5=総画数10 U+27647
[未詳/]
◆未詳「【集韻:卷七:去聲上:用第三:𧙇】鬼衣(「【玉篇:卷二十八:衣部第四百三十五:袕】胡決切鬼衣也」を引いたものと思われる)「【字彙補:申集:衣部:𧙇】篇韻與衴同被緣也」
𧙊衣5+5=総画数10 U+2764A
裀𧛑
[イン/みごろ]
◆和服の身頃(みごろ)に当たる部分、衣服の袖(そで)や襟などを除いた体を覆う部分、同「裑」「袾」「𧘏」
◆座布団や敷布団など体の下に敷く敷物
𧙌衣6+5=総画数11 U+2764C
袍袌𧙘
[ホウ、ボウ/]
◆麻綿などを詰めた防寒用の衣服、綿入れ、同「袌」、絹綿は「襺」
◆外衣ガイイ、上着(うわぎ)、重ね着をする場合の最も外側(最後)に着る衣服
◆体全体を包む長い下着(したぎ、上着の下に着る衣服)「【釋名:釋衣服】袍丈夫著下至跗者也袍苞也苞內衣也」
𧙍衣6+5=総画数11 U+2764D

[チツ、ジチ/]
◆書物などを包む布、同「帙」「袟」
◆口が一つの袋(ふくろ)、囊(ふくろ)
◆年数の単位で一袠は十年、同「秩」
𧙏衣6+5=総画数11 U+2764F

[シュウ、ジュ/そで]
◆衣服の肩から手首までの部分、衣服の腕を包む部分、またそこに物を入れる、同「褎」 {服飾(衣服)}
漢字林(非部首部別)
𧙐衣6+5=総画数11 U+27650
衾𧘭
[キン、コン/ふすま]
◆寝る時に体を覆(おお)うように掛ける大きなシーツsheet、掛布(かけふ)
◆死者を覆う布
𧙓衣5+5=総画数10 U+27653
[未詳/]
◆未詳
注解:「祚」の譌字か?
𧙕衣5+5=総画数10 U+27655
[未詳/]
◆未詳
注解:「袜」の訛字か?
𧙖衣5+5=総画数10 U+27656
[未詳/]
◆未詳
𧙗衣5+5=総画数10 U+27657
[未詳/]
◆未詳
𧙘衣6+5=総画数11 U+27658
袍袌𧙌
[ホウ、ボウ/]
◆麻綿などを詰めた防寒用の衣服、綿入れ、同「袌」、絹綿は「襺」
◆外衣ガイイ、上着(うわぎ)、重ね着をする場合の最も外側(最後)に着る衣服
◆体全体を包む長い下着(したぎ、上着の下に着る衣服)「【釋名:釋衣服】袍丈夫著下至跗者也袍苞也苞內衣也」
𧙜衣6+5=総画数11 U+2765C
裝装𡞓𧚌𧚒
[ソウ、ショウ/よそお・う]
◆(包んだり覆ったりして)外側を飾る
◆(衣服や装飾品などのような、上辺を繕うための)飾り
◆(飾り付けをしたりして)外見を整える
◆(衣服を纏ったり化粧をしたりして)身形(みなり)を整える、身支度(みじたく)をする、同「妝」
◆~のふりをする、~のように振る舞う
◆中に入れる、詰め込む
𧙰衣6+5=総画数11 U+27670
衮袞𧚹𧟏䙛𧟗
[コン/]
◆天子や三公サンコウ(最も上位の三つの官職、またその職に就いている人)が公式行事の際に着用する龍(天子は昇竜、三公は降竜)の模様が描かれた衣服「【詩經:豳風:九罭】…我覯之子衮衣繡裳(《音義》…天子畫升龍於衣上公但畫降龍…)」
◆三公、別称「三槐サンカイ」、周代(前11世紀~前256年)・元(1271年~1368年)・明(1368年~1644年)・清(1644年~1912年)では太師タイシ・太傅タイフ・太保タイホ、秦(前221年~前206年)・前漢(西漢、前202年~8年)では丞相ジョウショウ(大司徒)・太尉タイイ(大司馬)・御史大夫ギョシタイフ(大司空)、後漢(東漢、25年~220年)から唐(618年~907年)では司徒シト・司空シクウ・太尉タイイ
衣5+6=総画数11 U+4623
[シ/ふき]
◆裏地(うらじ)のない単(ひとえ)の着物、同「䘹」
◆[日]ふき、裾(すそ)や袖口(そでぐち)などの縁(へり)の部分の裏地を表地より長くして裏地が見えるようにしたところ、同「𧘱」「袘」
衣5+6=総画数11 U+4628
[コウ、キョウ/]
◆「䘨𧘈コウリョウ」◇股下が二つに分かれた短い袴(はかま)状或いはズボンjupon[仏]状の衣裳「【方言:第四】大𫋾謂之倒頓(今雹𫋾也)小𫋾謂之䘨𧘈(今𧝜袴也皎了)」◇漁師が穿(は)く服「【康熙字典:申集下:衣部:𧘈】《皮日休詩》䘨𧘈漁人服」
衣5+6=総画数11 U+4629
[シュン、ジュン、ケン、ゲン/]
◆首周りの襟(えり)、同「㡄」
◆美しい衣服、また美しく着飾る、同「袨」
衣5+6=総画数11 U+462A
[シュウ、シュ/]
◆単衣(ひとえ)の衣服
◆「䘪䘿・䘪袦シュウクツ」、襤褸ランル(ぼろ)、綻(ほころ)んだり傷んだりした衣服、粗末な衣服「【方言:第四】襜褕江淮南楚謂之𧝎褣(裳凶反)自關而西謂之襜褕其短者謂之裋褕(音豎)以布而無緣敝而紩之謂之襤褸自關而西謂之䘪䘿(俗名䘿掖音倔)其敝者謂之緻(緻縫納敝故名之也丁履反)」
衣6+6=総画数12 U+462B

[ジョ、ニョ/]
◆破れたりよれよれになった衣服
衣4+6=総画数10 U+462E
喪丧𠷔𠸶𡂧𡂤𡴧𦦦𦦭𡚏
[ソウ/も、うしな・う]
◆(そこにいた人が)いなくなる、人が亡(な)くなる、同「亡」
◆失う、無(な)くす
◆死者を追悼ツイトウするために家に籠(こも)って慎(つつし)む
衣5+6=総画数11 U+88AF

[ハツ、ハチ/]
◆「袯襫ハツセキ」、背中に羽織って雨雪を防ぐ藁(わら)などで作った雨具、蓑(みの)、多く農作業をする際に着るという
衣5+6=総画数11 U+88B1
[フク、ブク/]
◆物や頭を包む一枚物の布、風呂敷(ふろしき)や頭を包むように被る頭巾など
筆順
衣6+6=総画数12 U+88B2
[シ/]
◆衣服がしなやかで長いさま、同「袳」
漢字林(非部首部別)
衣5+6=総画数11 U+88B3
[シ/]
◆衣服がしなやかで長いさま
◆衣服の裾がひらひらと開くさま
衣5+6=総画数11 U+88B4
[コ、ク/はかま]
◆股下が二つに分かれた袴(はかま)状或いはズボンjupon[仏]状の衣裳、同「褲」「絝」「褰」、別名「襠褲トウコ」
◆[日]はかま、下半身に穿(は)く股下が二つに分かれた衣裳
筆順
衣5+6=総画数11 U+88B5
衽𧙨
[ジン、ニン/おくみ]
◆おくみ、交領コウリョウ(体の前で領えりが重なり合う衣服)の場合に、前見頃(まえみごろ、体の前の部分)だけでは前合わせが足りず胸が空いてしまうため、前見頃の先に布を補う、その部分を「衽」という、同「褸」 {服飾(衣服)}
◆衣服の襟キン(体の前を覆う部分、特に胸を覆う部分)
◆衣裳の裾(すそ)、襟キンの帯より下の部分
◆寝る際に体の下に敷く布団(ふとん)
筆順
衣5+6=総画数11 U+88B6
[コウ/]
◆草名、未詳「【爾雅注疏:釋草】困衱袶(《注》未詳)」
衣5+6=総画数11 U+88B7
[コウ、キョウ/あわせ]
◆あわせ、裏地の付いた着物、同「裌」、中に綿などを詰めたものは「袍」
◆衿キン(えり)、首周りの部分のえり(「領」という)から先の部分 {服飾(衣服)}
筆順
衣5+6=総画数11 U+88B8
[ソン、ゾン/]
◆衣服の前がはだけないように(開かないように)留(と)めるための紐(ひも)、同「衿」
衣5+6=総画数11 U+88B9
[バク、ミャク/]
◆「袹腹バクフク」、長方形の布の中央に孔を作りそこに頭を通して胸と背を覆うように着る衣服、同「裲襠リョウトウ」
◆纏(まと)めた髪を包む(覆う)ための布、頭巾ズキン、「袹頭バクトウ」、同「絡頭ラクトウ」、同「帞」「幧」「幓」「𢂺」「㡑」
衣5+6=総画数11 U+88BA
[ケツ、ケチ/]
◆衣服の衽(おくみ)の先を掴(つま)んで持ち上げる
衣5+6=総画数11 U+88BB
[ジ、ニ/]
◆衣服の皺
衣5+6=総画数11 U+88BC
[カク/]
◆衣服の見頃(みごろ、体を覆う部分)と袖(そで)の縫い合わせ部分、同「䘸」 {服飾(衣服)}
◆子供の涎掛(よだれか)け、「𧜤袼エイカク」
◆「袼褙カクハイ」、紙などの台紙に何層にも布を貼り付けたもの、靴底などに用いるという
衣5+6=総画数11 U+88BD

[ジョ、ニョ/]
◆破れたりよれよれになった衣服
衣5+6=総画数11 U+88BE
𧘣
[シュ、ス/]
◆朱色の衣服
◆華やかで美しい、同「姝」
◆和服の身頃(みごろ)に当たる部分、衣服の袖(そで)や襟などを除いた体を覆う部分、同「裑」「裀」「𧘏」
筆順
衣5+6=総画数11 U+88BF
[ケイ、ケ/うちぎ、うちき]
◆婦人用の裾(すそ)を引くような丈(たけ)の長い外衣ガイイ(衣服の上に羽織る衣服)
◆衣服の袖(そで)、「袿襡ケイショク」「【廣雅:卷七:釋器】裪(桃)𧝃(決)袿(圭)襡(大口)䘶(含)𧙤(妬禾)袔(賀)䘸(亦)衪(夷)袼(各)𧛫(胡)䙎(乎佳)袂衽袖也」
◆[日]うちぎ、うちき、上着(うわぎ、表着)の下に着る服
筆順
衣5+6=総画数11 U+88C0
𧙊𧛑
[イン/みごろ]
◆和服の身頃(みごろ)に当たる部分、衣服の袖(そで)や襟などを除いた体を覆う部分、同「裑」「袾」「𧘏」
◆座布団や敷布団など体の下に敷く敷物
筆順
衣6+6=総画数12 U+88C1
𧚝
[サイ、ザイ/た・つ、さば・く]
◆形に合わせて布(ぬの)を断(た)つ、布を断ち衣服に仕立てる、同「製」「𧚶」
◆断(た)つ、切る
◆切って形を整える、同「財」
◆型かた、形式、様式(ヨウシキ)
◆(状態や状況をよく見極め、それに合う)判断・判別・判定をする
漢字林(非部首部別)
筆順
衣6+6=総画数12 U+88C2
𧛵𧚲
[レツ、レチ/きれ、さ・く]
◆きれ、裁断した後に残る布、端切れ(はぎれ)
◆破(やぶ)ける、綻(ほころ)び破れる
◆さ・く、二つに切り割(さ)く、裂け目が平滑ではないもの、同「列」
筆順
衣5+6=総画数11 U+88C3
[/かみしも]
◆[日]肩衣(かたぎぬ、上半身に着る袖がない衣服)と袴(はかま、下半身に穿く衣裳)が一対になった武士の礼服、「上下に別れている衣服」の意、同「𧘕𧘔」
筆順
衣5+6=総画数11 U+88C4
[/ゆき]
◆[日]和服の背縫い(せぬい、背中央の縫い合わせ部)から袖口(そでぐち、袖の先)までの部分、その長さを「裄丈(ゆきたけ)」
筆順
衣6+6=総画数12 U+88C5
裝𡞓𧚌𧚒𧙜
[ソウ、ショウ/よそお・う]
◆(包んだり覆ったりして)外側を飾る
◆(衣服や装飾品などのような、上辺を繕うための)飾り
◆(飾り付けをしたりして)外見を整える
◆(衣服を纏ったり化粧をしたりして)身形(みなり)を整える、身支度(みじたく)をする、同「妝」
◆~のふりをする、~のように振る舞う
◆中に入れる、詰め込む
筆順
衣5+6=総画数11 U+88C6

[トウ/まち]
◆ズボンjupon[仏]の内股(うちまた)の部分
◆「裆裤トウコ」、ズボン
◆「裤裆コトウ」、ズボン状の衣裳の脚(あし)を入れる筒状の部分の縫い合わせの部分
◆「裲裆リョウトウ」、長方形の布の中央の穴に頭を通し胸と背を覆うように着る衣服
◆[日]まち◇衣服にゆとりを持たせるために足す布、またその部分◇袴(はかま)の内股の部分◇封筒や袋の厚みの部分
衣5+6=総画数11 U+88C7
[シュツ/]
◆シャツshirt、上半身に着る衣類で外衣ガイイの内側に着るもの
◆「T裇ティシュツ」、TシャツT-shirt
衣5+6=総画数11 U+88C8
褌裩
[コン/ふんどし]
◆下半身に穿(は)く内衣ナイイや肌着、股引(ももひき)などのズボンjupon[仏]下の類、「犢襣褌、犢鼻褌トクビコン」、同「㡓」「𢃭」「𧛤」「𢃓」
◆[日]ふんどし、腰から股間部を巻いて覆う長い布
衣5+6=総画数11 U+88C9
[コン/]
◆身頃(みごろ)と袖の継ぎ目
𦊶网部
𧙁衣6+6=総画数12 U+27641
[シ/]
◆(下着や)衣服の皺(しわ)
𧙞衣5+6=総画数11 U+2765E
[シャク/]
◆「𧙞𧜝・𧙞膝シャクシツ」、裙クン(下半身に穿く袴状・スカートskirt状の衣裳)の前の部分のスリットslit(切り込み)、同「衩」「袥」「衸」
𧙟衣5+6=総画数11 U+2765F
[エイ/]
◆衣服の袖(そで)、同「袣」
◆「𧙟𧝠エイサン」、未詳、(宮中に参内する際の)礼服の一つと思われる「【明宮史:卷二:都知監】…穿圓領𧙟𧝠者…」「【明朝小史:卷四:永樂紀:小帽𧙟𧝠從觀】帝時禁中凡端午重九時節游賞如剪柳諸樂事翰林儒臣皆小帽𧙟𧝠…」「【龍龕手鑑:卷一:衣部第十:𧝠】音散」
𧙣衣5+6=総画数11 U+27663
[未詳/]
◆衣名、未詳「【類篇:衣部:𧙣】田黎切衣名裲襠」「【五音集韻:卷二:齊第十:𧙣】衣名袮襠也」「【字彙:申集:衣部:𧙣】杜兮切音提袴襠也」
𧙤衣5+6=総画数11 U+27664
[タ/]
◆衣服の袖(そで)「【廣雅:卷七:釋器】裪(桃)𧝃(決)袿(圭)襡(大口)䘶(含)𧙤(妬禾)袔(賀)䘸(亦)衪(夷)袼(各)𧛫(胡)䙎(乎佳)袂衽袖也」
𧙥衣5+6=総画数11 U+27665
[トウ/]
◆袖(そで)の短い衣服
◆股(また)から下が二つに分かれた袴(はかま)状・ズボンjupon[仏]状の衣裳イショウ、同「襱」「𧟎」「【方言:第四】無𧙥之袴謂之襣(袴無踦者即今犢鼻褌也𧙥亦襱字異耳(「犢鼻褌トクビコン」は「猿股さるまた、肌に直接穿く下着、肌袴、脚の部分が短い股引」の類)
◆「襱𧙥ロウトウ」、衣服が大きいさま(「身丈に合っていない」の意か?)「【通雅:卷四十九:諺言:儱侗】直行曰徿㣚未成器曰儱侗身不端正曰䡁𨈹衣寛曰襱𧙥按儱侗字唐禪師甞用之知是唐諺」
𧙨衣6+6=総画数12 U+27668
衽袵
[ジン、ニン/おくみ]
◆おくみ、交領コウリョウ(体の前で領えりが重なり合う衣服)の場合に、前見頃(まえみごろ、体の前の部分)だけでは前合わせが足りず胸が空いてしまうため、前見頃の先に布を補う、その部分を「衽」という、同「褸」 {服飾(衣服)}
◆衣服の襟キン(体の前を覆う部分、特に胸を覆う部分)
◆衣裳の裾(すそ)、襟キンの帯より下の部分
◆寝る際に体の下に敷く布団(ふとん)
𧙩衣6+6=総画数12 U+27669
[レツ、レチ/]
◆裁断した後に残る布、端切れ(はぎれ)、同「𢂥」「裂」
𧙪衣6+6=総画数12 U+2766A

[カイ、エ/]
◆衣服の袖(そで)、袂(たもと)
◆袂や懐(ふところ)に物を入れる、しまい込む
◆胸に抱(だ)く
𧙭衣6+6=総画数12 U+2766D
[セン/]
◆未詳「【字彙補:申集:衣部:𧙭】照彥切音戰衣引也」
𧙯衣6+6=総画数12 U+2766F

[エン、オン、コン/]
◆頭を包んだり頭に巻いたりする布、或いは頭巾、同「幭」
◆天子や三公サンコウ(最も上位の三つの官職、またその職に就いている人)が公式行事の際に着用する龍(天子は昇竜、三公は降竜)の模様が描かれた衣服、同「衮」
𧙳衣6+6=総画数12 U+27673
[未詳/]
◆未詳
𧙷衣5+6=総画数11 U+27677
[レツ、レチ/]
◆布が裂(さ)ける、破(やぶ)ける、同「𢂥」「【字彙補:申集:衣部:𧙷】戰國策車甲羽毛𧙷敝注𧙷即裂字」
𧙿衣5+6=総画数11 U+2767F
[未詳/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷一:衣部第十:𧙿】俗音吕祭名也」
𧚭衣5+6=総画数11 U+276AD
[ヘイ、ヒョウ/]
◆急ぐさま
亠部
衣5+7=総画数12 U+462F
[ソウ、ショウ/]
◆衣服の衽ジン(おくみ、着物の左右の幅にゆとりをもたせるため前身頃に縫い足した部分)、同「衽」「袩」「褸」 {服飾(衣服)}
衣6+7=総画数13 U+4631

[ユ、ユウ/]
◆(衣類も穀類も)あり余るほど多いさま、豊かなさま
◆大きく広くゆったりとしているさま
衣6+7=総画数13 U+88CA
袅䙚
[ジョウ、ニョウ/]
◆嫋(たお)やかなさま、しなやかに揺(ゆ)れ動くさま、同「褭」
◆「簪裊・簪褭シンジョウ」、秦・漢代(前221年~220年)の爵制である二十等爵(ニジュウトウシャク)の第三等(下位から三番目)の位名
漢字林(非部首部別)
衣5+7=総画数12 U+88CB
[シュ、ジュ/]
◆粗末な衣服、「裋褐シュカツ」
◆「裋褕シュユ」、単衣(ひとえ)の上衣(うわぎ、上半身に着る服)「【方言:第四】襜褕江淮南楚謂之𧝎褣(裳凶反)自關而西謂之襜褕其短者謂之裋褕(音豎)」
衣5+7=総画数12 U+88CC
[コウ、キョウ/]
◆裏地の付いた着物、袷(あわせ)、同「夾」「袷」
◆衽(ジン、おくみ)、交領(コウリョウ、襟を重ね合わせて着る衣服)の場合に前見頃だけでは合わせが足りず胸が空いてしまうため、前見頃の先に布を補う、その部分 {服飾(衣服)}
衣5+7=総画数12 U+88CD
[コン/]
◆紐や帯で縛(しば)る、同「綑」「捆」「梱」「𡈳」
◆仕上げる、成し遂げる
衣5+7=総画数12 U+88CE
[テイ、ジョウ/]
◆衣服がはだけて肌が露(あら)わになるさま、裸(はだか)、「裎袒テイタン」
◆佩ハイ(腰帯に掛けて垂らす飾り)の帶
◆単衣・襌衣タンイ(ひとえ)の衣服、「裎衣テイイ」
衣6+7=総画数13 U+88CF

[リ/うら]
◆衣服の内側の布、裏地(うらじ)
◆内側、内部、簡「里」
漢字林(非部首部別)
筆順
衣5+7=総画数12 U+88D0
[ケン/]
◆衣服が小さく窮屈なさま
衣5+7=総画数12 U+88D1
[シン/]
◆和服の身頃(みごろ)に当たる部分、衣服の袖(そで)や襟などを除いた体を覆う部分、同「裀」「袾」「𧘏」
衣6+7=総画数13 U+88D2
[ホウ、ブ/]
◆多くのものが一か所に集まる、寄り集まる、また集める「【爾雅注疏:卷一:釋詁】揫斂屈收戢蒐裒鳩樓聚也(《疏》皆會聚也…)…洋觀裒衆那多也」
◆減る、減らす「【周易:象傳:謙】…君子以裒多益寡稱物平施(「裒多益寡」は「多いところ余ったところを減らし少ないところ足りないところを増やす」)
漢字林(非部首部別)
衣5+7=総画数12 U+88D3
𧛠
[コク/]
◆「衣裓エコク」、未詳「【玉篇:卷二十八:衣部第四百三十五:裓】古得切衣裓也」「【佛說阿彌陀經義疏】…衣裓真諦云外國盛華器也…」「【Web版新纂浄土宗大辞典:衣裓】…盛華器…」(いずれも「衣」の「衣裓{⿰衤戒}」を「盛華器」とするが、「【五燈會元:卷第一:西天祖師:十祖脅尊者】…四衆各以衣*祴盛舍利隨處與塔而供養之…」のいう「衣祴{⿰礻戒}」が正しく、「衣(僧衣)や*祴(鍾・鼓による演奏)が華やかで盛大なさま」の義ではないかと思われる)
◆衣服の襟キン、衣服の体の前(胸元)を覆(おお)う部分「【龍龕手鑑:卷一:衣部第十:{⿰衤或}】俗裓𧛠二正古得反衣前襟也」
◆衣服の名、未詳「【明語林:卷十一:任誕】…精白綾作裓遣諸妓服之使…」
衣6+7=総画数13 U+88D4
𧘉𧘊𧚞𧛨𠆘𧛲𧘯
[エイ/]
◆衣服の裾(すそ、衣服の下の部分)、衣服の下の端
◆(飛地ではなく地続きで)遠く離れた所、辺縁の地
◆血筋が繋がった後代の子孫
漢字林(非部首部別)
筆順
衣5+7=総画数12 U+88D5

[ユ、ユウ/]
◆(衣類も穀類も)あり余るほど多いさま、豊かなさま
◆大きく広くゆったりとしているさま
筆順
衣5+7=総画数12 U+88D6
[シン/]
◆黒色の服、同「袗」
◆重(かさ)ねる、重なる「【漢書(前漢書):卷五十七上:司馬相如傳第二十七上】…磐石裖崖(孟康曰裖䂧致也崖廉也以石致川之廉也…謂重密而累積)」
衣5+7=総画数12 U+88D7
[リュウ、ル/]
◆婦人の衣服の前衿(まええり)の装飾、同「䘽」「【爾雅注疏:釋器】衣裗謂之䘽(《注》衣褸也齊人謂之攣或曰袿衣之飾)」「【輶軒使者絕代語釋別國方言:四】褸謂之袩(即衣衽也)(案爾雅衣裗謂之䘽郭注云衣縷也疏云方言縷謂之衽又謂之袩彼注云即衣衿也縷與褸衿與襟字本通用)」
衣6+7=総画数13 U+88D8
𧚍𣰐
[キュウ、グ/]
◆獣の毛皮で作った服、毛皮のコートcoat
◆「狐裘コキュウ」、キツネ(狐)の柔らかい毛皮を使った外衣ガイイ(衣服の上に着る衣服、外套ガイトウ)
漢字林(非部首部別)
筆順
衣5+7=総画数12 U+88D9
裠帬𢂽𢃆𧛬
[クン、グン/]
◆下半身に身に着ける衣裳、袴(はかま)やズボンjupon[仏]・スカートskirtの類、同「裙」「襬」「帔」
◆「襦裙ジュクン」、上下が分かれた衣服
◆スッポン(鼈)の甲羅の辺縁部
◆[日]衣裳の裾(すそ)
筆順
衣6+7=総画数13 U+88DA
[セイ/]
◆(衣服を)切り破る
衣6+7=総画数13 U+88DB
[ユウ、オウ/]
◆(衣服が)良い香りに包まれる、また纏(まと)わり付く
◆書籍の覆(おお)い、ダスト・ジャケットdust jacket(日本ではブック・カバーbook coverと呼ばれる、但し本来book coverは書籍の表紙をいう)
◆しっとりと濡(ぬれ)れる「【太平廣記:卷五十:神仙:裴航】…露裛瓊英春融雪彩…」
衣5+7=総画数12 U+88DC
补䋠𢒏
[ホ、フ/おぎな・う]
◆衣服の綻(ほころ)びを繕(つくろ)う
◆割れ目や欠けたところや足りないところを埋める
◆力を貸し支え助ける
◆数の単位、10兆=1經、10經=1垓、10垓=1補
漢字林(非部首部別)
筆順
衣6+7=総画数13 U+88DD
装𡞓𧚌𧚒𧙜
[ソウ、ショウ/よそお・う]
◆(包んだり覆ったりして)外側を飾る
◆(衣服や装飾品などのような、上辺を繕うための)飾り
◆(飾り付けをしたりして)外見を整える
◆(衣服を纏ったり化粧をしたりして)身形(みなり)を整える、身支度(みじたく)をする、同「妝」
◆~のふりをする、~のように振る舞う
◆中に入れる、詰め込む
筆順
衣5+7=総画数12 U+88DE
[セイ、セ/]
◆喪礼に際して死者を覆(おお)う掛衾(かけぶすま、掛布や掛布団)を贈る、またその掛衾、同「祱」「襚」
衣6+7=総画数13 U+88DF
[サ、シャ/]
◆「袈裟ケサ(kāṣāya[梵]の音写)」、僧侶の衣服、一枚の布を左肩に掛け右脇の下から体全体を巻き包むように着る、同「毠㲚」
筆順
衣6+7=総画数13 U+88E0
裙帬𢂽𢃆𧛬
[クン、グン/]
◆下半身に身に着ける衣裳、袴(はかま)やズボンjupon[仏]・スカートskirtの類、同「裙」「襬」「帔」
◆「襦裠ジュクン」、上下が分かれた衣服
◆スッポン(鼈)の甲羅の辺縁部
◆[日]衣裳の裾(すそ)
衣5+7=総画数12 U+88E1

[リ/うら]
◆衣服の内側の布、裏地(うらじ)
◆内側、内部、簡「里」
筆順
衣5+7=総画数12 U+88E2

[レン/]
◆「褡裢トウレン」、小物入れ、幅広で長めの布を縦二つ折りにして一部を残して縫い合わせ袋状にしたもの、縫い残した部分から物を出し入れする、大きいものは肩に掛け小さいものは腰に帯びる
衣5+7=総画数12 U+88E3

[レン/]
◆体の前を覆う前掛け、前垂れ、同「襜」
◆「襝衽レンジン」、女性の礼の作法の一つ、衣服の褄(つま、衽の下端角の部分)を持ち上げて礼をする
衣5+7=総画数12 U+88E4

[コ、ク/]
◆股下が二つに分かれた袴(はかま)状或いはズボンjupon[仏]状の衣裳、同「袴」「絝」
◆「裆裤トウコ」、ズボン状の衣裳
◆「裤裆コトウ」、ズボン状の衣裳の脚を入れる筒状の部分の縫い合わせの部分
◆「裤衩コサ」、(肌着や丈の短いズボンを含む)短いパンツpants
衣5+7=総画数12 U+88E5
襉𧟉襇
[カン、ケン/]
◆裙クン(下半身に身に着ける衣類、袴はかまやスカートskirtの類)の襞(ひだ、波状の折り目、プリーツpleats)、同「襵」
𧚃衣5+7=総画数12 U+27683
[ケイ、ゲ/]
◆帯(おび)、同「𦃝」「【集韻:卷六:上聲下:感第四十八:䙎𧚃𦃝】帶也」
𧚄衣5+7=総画数12 U+27684
[ガ/]
◆衣服を美しく飾り立てるさま
𧚅衣5+7=総画数12 U+27685
[ロウ/]
◆「𧚅褬ロウソウ」、衣服がぼろぼろになるさま
𧚇衣5+7=総画数12 U+27687
[ベン、モン、ブン/]
◆略式の喪服の一種、同「絻」
𧚈衣5+7=総画数12 U+27688
帺𢃛褀
[キ/]
◆(婦人が)頭に巻く幅広で長めの布、同「巾」「幗」、「【太平御覽:巻第五百四十八:禮儀部二十七:幗髽】廣雅曰幗謂之帺」
◆未詳、「【廣韻:去聲:志第七:忌:帺】繫也」
𧚊衣5+7=総画数12 U+2768A
㡇𢃣
[チョウ/]
◆首周りの部分の襟(えり)、同「領」「【說文解字:巾部:㡇】領耑也」
𧚋衣5+7=総画数12 U+2768B
[ホウ、ブ/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷一:衣部第十:𧚋】薄紅反爾疋云衱也」「【正字通:申集下:衤部:𧚋】袶字之譌」
𧚌衣6+7=総画数13 U+2768C
裝装𡞓𧚒𧙜
[ソウ、ショウ/よそお・う]
◆(包んだり覆ったりして)外側を飾る
◆(衣服や装飾品などのような、上辺を繕うための)飾り
◆(飾り付けをしたりして)外見を整える
◆(衣服を纏ったり化粧をしたりして)身形(みなり)を整える、身支度(みじたく)をする、同「妝」
◆~のふりをする、~のように振る舞う
◆中に入れる、詰め込む
𧚍衣6+7=総画数13 U+2768D
裘𣰐
[キュウ、グ/]
◆獣の毛皮で作った服、毛皮のコートcoat
◆「狐𧚍コキュウ」、キツネ(狐)の柔らかい毛皮を使った外衣ガイイ(衣服の上に着る衣服、外套ガイトウ)
𧚑衣5+7=総画数12 U+27691
[未詳/]
◆未詳「【字彙補:申集:衣部:𧚑】古得切音格衣前襟(「【龍龕手鑑:卷一:衣部第十:{⿰衤或}】俗裓𧛠二正古得反衣前襟也」を引いたものと思われるが、【龍龕手鑑】は{⿰衤或})
𧚒衣6+7=総画数13 U+27692
裝装𡞓𧚌𧙜
[ソウ、ショウ/よそお・う]
◆(包んだり覆ったりして)外側を飾る
◆(衣服や装飾品などのような、上辺を繕うための)飾り
◆(飾り付けをしたりして)外見を整える
◆(衣服を纏ったり化粧をしたりして)身形(みなり)を整える、身支度(みじたく)をする、同「妝」
◆~のふりをする、~のように振る舞う
◆中に入れる、詰め込む
𧚓衣5+7=総画数12 U+27693
[未詳/]
◆未詳
𧚕衣5+7=総画数12 U+27695
[未詳/]
◆未詳「【中華大字典:衣部:𧚕】移或字見《龍龕手鑑》」
𧚛衣6+7=総画数13 U+2769B

[トク/]
◆衣服に仕立て上がったときに、布の縫い合わせがちょうど背の中心になるようにした衣服、「偏裻ヘントク」、同「繞䋸ジョウシュン」「𧞶裺トクエン」、同「𧝴」「【國語:晉語:第七】…衣之偏裻之衣佩之以金玦(裻在中左右異故曰偏…)…(「左右異」は「体に巻き付けるような形の深衣の場合に左右の合わせの部分の形が違う」ことを指しているものと思われる)
𧚜衣5+7=総画数12 U+2769C
[未詳/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷一:衣部第十:𧚜】他耳反奪衣也」
𧚝衣6+7=総画数13 U+2769D

[サイ、ザイ/た・つ、さば・く]
◆形に合わせて布(ぬの)を断(た)つ、布を断ち衣服に仕立てる、同「製」「𧚶」
◆断(た)つ、切る
◆切って形を整える、同「財」
◆型かた、形式、様式(ヨウシキ)
◆(状態や状況をよく見極め、それに合う)判断・判別・判定をする
𧚞衣6+7=総画数13 U+2769E
裔𧘉𧘊𧛨𠆘𧛲𧘯
[エイ/]
◆衣服の裾(すそ、衣服の下の部分)、衣服の下の端
◆(飛地ではなく地続きで)遠く離れた所、辺縁の地
◆血筋が繋がった後代の子孫
衣5+8=総画数13 U+4633
[キン、コン/]
◆衣服の体の前(胸元)を覆(おお)う部分、和服の前身頃(まえみごろ)に相当する部分の帯よりも上の部分、同「襟」 {服飾(衣服)}
注解:「【康熙字典:申集下:衣部:䘳】…【廣韻】與衿同…」とあるが「【廣韻:下平聲:侵第二十一:金:襟】袍襦前袂䘳上同」は「襟」と同音同義とする
衣5+8=総画数13 U+4634
衳䙂
[ショウ/]
◆下半身に穿(は)く短い内衣ナイイや肌着、股引(ももひき)などのズボンjupon[仏]下の類
◆「𧘿䘴セイショウ」、小児の衣服
衣5+8=総画数13 U+4635
[ロク/]
◆未詳「【集韻:卷九:入聲上:屋第一:䘵】䘵𧜦衣聲」
衣5+8=総画数13 U+4636
[カン、ゴン/]
◆耳を覆(おお)い塞(ふさ)ぐ布、同「𧜄」「𢃗」「【玉篇:卷二十八:巾部第四百三十二:𢃗】乎坎切壅耳也或作䘶」「【龍龕手鑑:卷一:衣部第十:䘶】胡感反壅耳也與𢞊同」
◆衣服の袖(そで)「【廣雅:卷七:釋器】裪(桃)𧝃(決)袿(圭)襡(大口)䘶(含)𧙤(妬禾)袔(賀)䘸(亦)衪(夷)袼(各)𧛫(胡)䙎(乎佳)袂衽袖也」
衣5+8=総画数13 U+4637
[ヘイ/]
◆衣服の袖
◆汚れたり傷んだりした衣服
衣5+8=総画数13 U+4638
[エキ、ヤク/]
◆衣服の腋(わき)の下の部分、衣服の見頃(みごろ、体を覆う部分)と袖(そで)の縫い合わせ部分、同「袼」
◆衣服の袖(そで)
◆「䘿䘸クツエキ」、袖なし或いは袖が短い上衣(うわぎ、上半身に着る服)
衣5+8=総画数13 U+4639
[サイ/]
◆裏地(うらじ)のない単(ひとえ)の着物、襌衣タンイ、同「襌」「䘣」
衣5+8=総画数13 U+463A
[タン、デン/]
◆綻(ほころ)ぶ、衣服が破れる、同「綻」「䋎」
◆衣服の綻びを繕(つくろ)う、同「䋎」
衣5+8=総画数13 U+463D
[ゲイ、ゲ/]
◆婦人の衣服の前衿(まええり)の装飾、同「裗」
衣5+8=総画数13 U+463E
[カン/]
◆股下が二つに分かれた袴(はかま)状或いはズボンjupon[仏]状の衣裳、またその脚を包む筒状の部分
衣5+8=総画数13 U+463F
[クツ、ゴチ/]
◆袖なし或いは袖が短い上衣(うわぎ、上半身に着る服)、「䘿䘸クツエキ」
◆「繡䘿シュウクツ」、婦人用の半袖の上衣(うわぎ、上半身に着る服)、同「繡镼」
◆「䘪䘿シュウクツ」、襤褸ランル(ぼろ)、綻(ほころ)んだり傷んだりした衣服、粗末な衣服、同「䘪袦」「【方言:第四】襜褕江淮南楚謂之𧝎褣(裳凶反)自關而西謂之襜褕其短者謂之裋褕(音豎)以布而無緣敝而紩之謂之襤褸自關而西謂之䘪䘿(俗名䘿掖音倔)其敝者謂之緻(緻縫納敝故名之也丁履反)」
衣5+8=総画数13 U+4640
䙖𧚸
[ホウ、ヒョウ/]
◆小児を背負うための細長い帯、負い紐(おぶいひも)、同「繃」「襁」「【龍龕手鑑:卷一:衣部第十:䙖】正比爭反束兒衣也與繃同」
衣5+8=総画数13 U+4641
[サン、ザン/]
◆嬰児エイジや小児を寝かせたり包(くる)んだりするのに用いる布、小児や嬰児を大切に庇(かば)い守るための衣類、同「帴」「褯」
衣5+8=総画数13 U+4642
衳䘴
[ショウ/]
◆下半身に穿(は)く短い内衣ナイイや肌着、股引(ももひき)などのズボンjupon[仏]下の類
◆「𧘿䙂セイショウ」、小児の衣服
衣5+8=総画数13 U+88E7
[セン/]
◆車の窓などに垂らす帷(とばり、目隠し用の幕)、同「𢃔」
衣5+8=総画数13 U+88E8
𧚽朇禆𥚈
[ヒ、ビ/]
◆足りない分を補(おぎな)う、付け足して大きくする
◆主となるものの傍に寄り添い補佐する
◆副、主となるものの次(つぎ)、二番目
◆小さい
筆順
衣5+8=総画数13 U+88E9
褌裈
[コン/ふんどし]
◆下半身に穿(は)く内衣ナイイや肌着、股引(ももひき)などのズボンjupon[仏]下の類、「犢襣褌、犢鼻褌トクビコン」、同「㡓」「𢃭」「𧛤」「𢃓」
◆[日]ふんどし、腰から股間部を巻いて覆う長い布
衣5+8=総画数13 U+88EA
[トウ、ドウ/]
◆衣服の袖(そで)、「裪𧝃トウケツ」
衣5+8=総画数13 U+88EC
[リョウ/]
◆馬の腹帶
衣5+8=総画数13 U+88ED

[チ、ジ/]
◆衣服などの身に着けているものを脱(ぬ)ぐ
◆剥(は)ぐ、剥ぎ取る、剥奪(ハクダツ)する
衣5+8=総画数13 U+88EE
[ショウ/]
◆衣服を羽織って帯を締めないさま
衣5+8=総画数13 U+88EF
[チュウ、ジュウ、トウ/]
◆上半身に着る単(ひとえ)の衣服
◆寝床の周りに垂らす帳(とばり、布・幕など)、同「幮」
◆「袛裯テイトウ」、上半身に着る肌着
衣5+8=総画数13 U+88F0
[タツ、タチ/]
◆破れた衣服を縫い繕う
衣5+8=総画数13 U+88F1
[ヒョウ/]
◆書画などの表装ヒョウソウ、平らな厚手の布や紙など張ってその上に作品を貼り付ける、「裱装ヒョウソウ」「裱褙ヒョウハイ」「褙裱ハイヒョウ」
◆襖(ふすま)や屏風ビョウブなどの表具ヒョウグ、紙や布を張って襖や屏風に仕立てる
◆婦人用のスカーフscarf
衣5+8=総画数13 U+88F2
[リョウ、ロウ/]
◆「裲襠リョウトウ」、長方形の布の中央に孔を作りそこに頭を通して胸と背を覆うように着る衣服
筆順
衣6+8=総画数14 U+88F3
[ショウ、ジョウ/も]
◆下半身に穿(は)く衣服の総称、袴(はかま)やズボンjupon[仏]・スカートskirtの類、同「裙」「襬」「帔」、上半身は「衣」
筆順
衣6+8=総画数14 U+88F4

[ハイ、ベ/]
◆衣服の丈(たけ)が長いさま
◆「裴回ハイカイ」、長い裾(すそ)が纏(まと)わり付いて思うように進めないさま
筆順
衣6+8=総画数14 U+88F5

[ハイ、ベ/]
◆衣服の丈(たけ)が長いさま
◆「裴回ハイカイ」、長い裾(すそ)が纏(まと)わり付いて思うように進めないさま
筆順
衣5+8=総画数13 U+88F6
[ヒ/]
◆衣裳イショウの裾(すそ)が引き摺(ず)るように長いさま、「裶裶ヒヒ」
衣5+8=総画数13 U+88F7
𧙯
[エン、オン、コン/]
◆頭を包んだり頭に巻いたりする布、或いは頭巾、同「幭」
◆天子や三公サンコウ(最も上位の三つの官職、またその職に就いている人)が公式行事の際に着用する龍(天子は昇竜、三公は降竜)の模様が描かれた衣服、同「衮」
衣5+8=総画数13 U+88F8
[ラ/はだか]
◆肌が露(あら)わになっているさま、衣服をはだけて肌を露(あら)わにする、何も身に着けていない、同「躶」「倮」「𧝹」
◆覆(おお)うものがなく中身が剥(む)き出しであるさま
筆順
衣6+8=総画数14 U+88F9
褁䙨𦆪
[カ/つつ・む]
◆包(つつ)む、包(くる)む、包み込む
漢字林(非部首部別)
筆順
衣5+8=総画数13 U+88FA
[エン、アン、オン/]
◆衣服の縁(へり)
◆衣領イリョウ、衣服の首周りの部分の襟(えり)、同「褗」
◆「裺囊アンノウ」「裺篼アントウ」、馬の飼葉(かいば、飼料)を入れる袋、一説に馬に与える水を入れる袋、同「㡋」「【輶軒使者絕代語釋別國方言:五】飤馬橐自闗而西謂之裺囊(裺音䳺)或謂之裺篼或謂之㡞篼(㡞音樓)燕齊之閒謂之帪」「【方言:第五】飲馬橐自關而西謂之裺囊(音䨄)或謂之裺{⿱竹兠}或謂之㡞{⿱竹兠}(音樓)燕齊之間謂之帪」
衣6+8=総画数14 U+88FB
𧚛
[トク/]
◆衣服に仕立て上がったときに、布の縫い合わせがちょうど背の中心になるようにした衣服、「偏裻ヘントク」、同「繞䋸ジョウシュン」「𧞶裺トクエン」、同「𧝴」「【國語:晉語:第七】…衣之偏裻之衣佩之以金玦(裻在中左右異故曰偏…)…(「左右異」は「体に巻き付けるような形の深衣の場合に左右の合わせの部分の形が違う」ことを指しているものと思われる)
衣5+8=総画数13 U+88FC
[セキ、シャク、テイ、タイ/]
◆上着をはだけて肌を露(あら)わにする、「袒裼タンセキ」、同「袒」
◆赤子を包(くる)む布、同「褓」
筆順
衣6+8=総画数14 U+88FD
𧚳
[セイ、セ/]
◆形に合わせて布(ぬの)を断(た)つ、布を断ち衣服に仕立てる、同「裁」
◆目的とする形に作る、また形を整(ととの)える、同簡「制」
筆順
衣5+8=総画数13 U+88FE
[キョ、コ/すそ]
◆丈の長い衣服の下に垂れる部分、帯よりも下の部分 {服飾(衣服)}
◆(裾のように広がったものの)下の部分、端の部分
◆傲(おご)る、態度が尊大なさま、同「倨」
筆順
衣5+8=総画数13 U+88FF
[キ/]
◆未詳「【廣雅:卷七:釋器】襌襦謂之襜(尺占)裿(居綺)作襦謂之裨(脾卑二音)襦…(「襌襦謂之襜裿」か或いは「襌襦謂之襜」「裿作襦謂之裨襦」か?)
◆「裿䘦キジ」、衣服が好(よ)いさま
衣5+8=総画数13 U+8900
帺𢃛𧚈
[キ/]
◆(婦人が)頭に巻く幅広で長めの布、同「巾」「幗」、「【太平御覽:巻第五百四十八:禮儀部二十七:幗髽】廣雅曰幗謂之帺」
◆未詳、「【廣韻:去聲:志第七:忌:帺】繫也」
衣6+8=総画数14 U+8901
裹䙨𦆪
[カ/つつ・む]
◆包(つつ)む、包(くる)む、包み込む
衣5+8=総画数13 U+8902
[カイ、ケ/]
◆上半身に羽織る衣服、上着(うわぎ、衣服の上に羽織る衣服)
筆順
衣5+8=総画数13 U+8903
[コウ/]
◆身頃(みごろ)と袖の継ぎ目
衣5+8=総画数13 U+8904
[/つま]
◆[日]和服の左右の衽(おくみ)の下端角(かど)の部分、「褄先(つまさき)」
筆順
衣5+8=総画数13 U+8910

[カツ、ガチ/かち]
◆アサ(麻、アサ科アサ属の草)やクズ(葛、マメ科クズ属の草)の繊維などを織(お)った目の粗(あら)い布、またそれを使った粗末ソマツな衣服、同「𧝶」
◆身なりが粗末なさま、身分が低いさま、貧しいさま
◆くすんだ黄色、薄い焦茶(こげちゃ)色、「乾燥させたアサの茎の色」の意
◆[日]かち、濃い紺色(こんいろ)
筆順
𧚥衣5+8=総画数13 U+276A5
襊𧜮𧜱
[スイ、サイ、ザイ/]
◆首周りの衿えり(中国では「領リョウ」) {服飾(衣服)}
◆黒い冠(かんむり)「【類篇:衣部:襊】麤括切緇布冠謂之襊」
◆衣服の襞(ひだ、波状の折り目、プリーツ)
𧚧衣5+8=総画数13 U+276A7
[コウ、キョウ/]
◆士シ(下級の役人、「士」参照)が被(かぶ)る正装用の冠、同「帢」参照、同「㡊」「幍」
𧚨衣5+8=総画数13 U+276A8
[シュウ/]
◆襟(キン、衣服の胸元を覆う部分)の縁(へり)の部分
𧚪衣5+8=総画数13 U+276AA
[ショウ/]
◆衿キン(えり)、衽(ジン、おくみ)の縁(へり)の部分
𧚫衣5+8=総画数13 U+276AB
[セン/]
◆皺(しぼ、しわ)のある織物、またその布を使った衣服、同「縐」
◆美しい衣服
◆竿の先に色鮮やかな鳥の羽を付けた旗や幟(のぼり)、同「旌」「【集韻:卷四:平聲四:清第十四:旌旍𧚫𦑊】說文游車載旌析羽注旄首所以精進士卒又姓或作旍𧚫𦑊」
𧚰衣6+8=総画数14 U+276B0
[未詳/]
◆未詳「【康熙字典:申集下:衣部:𧚰】《正字通》同綴」
𧚱衣6+8=総画数14 U+276B1
[未詳/]
◆未詳「【康熙字典:申集下:衣部:𧚱】《韻會》襃本字《說文》裦本作𧚱从衣{⿱爫呆}聲(【說文解字:衣部:襃】は{⿳亠(⿱爫呆)𧘇}で、少なくとも{⿱巛口}の形ではない)
𧚲衣6+8=総画数14 U+276B2
裂𧛵
[レツ、レチ/きれ、さ・く]
◆きれ、裁断した後に残る布、端切れ(はぎれ)
◆破(やぶ)ける、綻(ほころ)び破れる
◆さ・く、二つに切り割(さ)く、裂け目が平滑ではないもの、同「列」
𧚳衣5+8=総画数13 U+276B3

[セイ、セ/]
◆形に合わせて布(ぬの)を断(た)つ、布を断ち衣服に仕立てる、同「裁」
◆目的とする形に作る、また形を整(ととの)える、同「制」
𧚴衣5+8=総画数13 U+276B4
襁𧟂𧝿
[キョウ、コウ/]
◆小児を背負うための細長い帯、負い紐(おぶいひも)、同「繈」
◆「𧚴褓キョウホウ」、小児や嬰児エイジを背負う紐と包(くる)む布、小児や嬰児を大切に庇(かば)い守るための衣類
𧚵衣6+8=総画数14 U+276B5
[未詳/]
◆未詳「【字彙補:申集:衣部:𧚵】宗知切音資喪服也(「【龍龕手鑑:卷一:衣部第十:{𧟄-吅}{⿱谷衣}】二俗𧞓𧜍二或作𪗋正音資𪗋縗喪服也」の{⿱谷衣}を誤ったものか?)
𧚶衣5+8=総画数13 U+276B6
[サイ、ザイ/]
◆形に合わせて布(ぬの)を断(た)つ、布を断ち衣服に仕立てる、同「裁」
𧚸衣5+8=総画数13 U+276B8
䙖䙀
[ホウ、ヒョウ/]
◆小児を背負うための細長い帯、負い紐(おぶいひも)、同「繃」「襁」「【龍龕手鑑:卷一:衣部第十:䙖】正比爭反束兒衣也與繃同」
𧚹衣6+8=総画数14 U+276B9
衮袞𧙰𧟏䙛𧟗
[コン/]
◆天子や三公サンコウ(最も上位の三つの官職、またその職に就いている人)が公式行事の際に着用する龍(天子は昇竜、三公は降竜)の模様が描かれた衣服「【詩經:豳風:九罭】…我覯之子衮衣繡裳(《音義》…天子畫升龍於衣上公但畫降龍…)」
◆三公、別称「三槐サンカイ」、周代(前11世紀~前256年)・元(1271年~1368年)・明(1368年~1644年)・清(1644年~1912年)では太師タイシ・太傅タイフ・太保タイホ、秦(前221年~前206年)・前漢(西漢、前202年~8年)では丞相ジョウショウ(大司徒)・太尉タイイ(大司馬)・御史大夫ギョシタイフ(大司空)、後漢(東漢、25年~220年)から唐(618年~907年)では司徒シト・司空シクウ・太尉タイイ
𧚺衣5+8=総画数13 U+276BA

[シ/]
◆「䙰𧚺リシ」◇柔らかくふんわりとしたさま◇雛(ひな、生まれて間もない鳥の子)が柔らかい羽毛を纏(まと)い始めるさま
𧚽衣6+8=総画数14 U+276BD
裨朇禆𥚈
[ヒ、ビ/]
◆足りない分を補(おぎな)う、付け足して大きくする
◆主となるものの傍に寄り添い補佐する
◆副、主となるものの次(つぎ)、二番目
◆小さい
𧛀衣6+8=総画数14 U+276C0
[未詳/]
◆未詳
𧛁衣6+8=総画数14 U+276C1
齎𧷔賫赍賷䝴
[セイ、サイ/もたら・す]
◆もたら・す、持って行って相手に与える、持って来たものを相手に渡す
𧛂衣5+8=総画数13 U+276C2
[コ、ク/]
◆未詳「【漢語大字典:衣部:𧛂】同"禍"」
𧛃衣5+8=総画数13 U+276C3
[コン/]
◆縛(しば)る、束ね縛る、同「裍」「綑」「梱」
𧛉衣6+8=総画数14 U+276C9
[未詳/]
◆[喃]未詳
𧛊衣5+8=総画数13 U+276CA
[未詳/]
◆未詳
𧛔衣5+8=総画数13 U+276D4
𧝴
[トク、ドク/]
◆衣服に仕立て上がったときに、布の縫い合わせがちょうど背の中心になるようにした衣服、同「偏裻ヘントク」「繞䋸ジョウシュン」「𧞶裺トクエン」、同「裻」「【廣韻:入聲:沃第二:篤:𧝴】衣背縫也」「【集韻:卷二:平聲:諄第十八:䋸】縫也方言繞䋸謂之𧞶裺郭璞曰謂衣𧝴脊」
𧛘衣5+8=総画数13 U+276D8

[キョク、コク/]
◆衣領イリョウ、衣服の首周りの部分の「えり」
衣5+9=総画数14 U+4645

[ヨウ/]
◆衣服が開(はだ)けないように留(と)めるための紐(ひも)、或いは留め具、同「襻」
衣5+9=総画数14 U+4646
[ケイ、ケ/]
◆衣服の裾に入れた切れ目(スリット)
衣5+9=総画数14 U+4647
[ゼン、ネン/]
◆粗末な衣服
◆上半身に着る丈の短い着物
衣5+9=総画数14 U+4648
[コウ/]
◆袖の短い上半身に着る下着(上着の下に着る衣服)や肌着
衣5+9=総画数14 U+4649

[シュン、ジュン/]
◆(衣服を)縫う、同「𦅑」
◆「繞䋸ジョウシュン」、衣服に仕立て上がったときに、布の縫い合わせがちょうど背の中心になるようにした衣服、同「𧞶裺トクエン」、同「裻」「𧝴」「【方言:卷四】繞䋸(音循)謂之𧞶裺(《注》衣督脊也)(「督」は「𧝴」)「【集韻:卷二:平聲:諄第十八:䋸】縫也方言繞䋸謂之𧞶裺郭璞曰謂衣𧝴脊」「【天中記:卷二十七:勇敢】…負䙉親聞語子緒曰勇可習也…」
衣5+9=総画数14 U+464D
[비ピ/]
◆[韓]擦(こす)る「【朝鮮王朝實錄:宣祖昭敬大王實錄:卷之八】…䙍褙其妻家文書…」
衣6+9=総画数15 U+88E6
褒襃𧛙
[ホウ、ホ/ほ・める]
◆衣服がゆったりしているさま、「褒明ホウメイ(ゆったりとした衣服、ゆったりと寛くつろげる衣服、普段着)」
◆相手から受けた善(よ)い行いに報(むく)いるために相応ソウオウのお返しをする
◆善い行いを称(たた)える、大いに称える
衣5+9=総画数14 U+88EB
[エン/]
◆衣服の襟や袖などの曲がっているところ
衣5+9=総画数14 U+8905
𧝐
[テイ、タイ/]
◆赤子を包む布また衣服、同「裼」
衣5+9=総画数14 U+8906
[シ、ジ/]
◆衣服の着こなしがきちんとしていて乱れがない
衣5+9=総画数14 U+8907
[フク/]
◆布を重ねて縫い上げた(裏地の付いた)衣服、袷(あわせ)、同「𧜰」
◆重(かさ)なる、重ねる、同「𠣾」、同簡「复」
漢字林(非部首部別)
筆順
衣5+9=総画数14 U+8908
𧝎
[ショウ/]
◆「褈褣ショウヨウ」、膝よりも下(或いは足元)まである丈の長い単衣(ひとえ)の服、日本の着物のような衣服、深衣、裾袍、同「襜褕センユ」「【方言:第四】襜褕江淮南楚謂之𧝎褣(裳凶反)」
衣5+9=総画数14 U+8909
[キツ/]
◆丈の短い下着
衣5+9=総画数14 U+890A
[ヘン/]
◆衣服が小さく窮屈キュウクツなさま
◆狭(せま)い、狭く小さい、狭苦しい
◆ゆとりがないさま、「褊急ヘンキュウ(せっかちなさま)」、同「惼」
◆「褊褼ヘンセン」、衣裳が翻(ひるがえ)るさま
筆順
衣5+9=総画数14 U+890B
𧝵
[チョウ、ジョウ/]
◆裏地の付いていない単(ひとえ)の衣服
衣5+9=総画数14 U+890C
裈裩
[コン/ふんどし]
◆下半身に穿(は)く内衣ナイイや肌着、股引(ももひき)などのズボンjupon[仏]下の類、「犢襣褌、犢鼻褌トクビコン」、同「㡓」「𢃭」「𧛤」「𢃓」
◆[日]ふんどし、腰から股間部を巻いて覆う長い布
筆順
衣5+9=総画数14 U+890D
𧞖
[タン/]
◆未詳「【說文解字注:衣部:褍】衣正幅(凡衣及裳不衺殺之幅曰褍左傳端委杜注禮衣端正無殺故曰端周禮士有玄端素端鄭云端者取其正也按褍者正幅之名非衣名巾部㡏下曰正褍裂)」「【廣韻:上平聲:桓第二十六:端:褍】衣長也又衣正幅也」「【漢字源:衣部:褍】衣服で、胴体を包む部分。また、長く垂れた衣」
注解:【說文解字注】の「玄端」「素端」はいずれも礼服で、正方形の布(「端正」)を用いるという、「無殺」は「その布を捨てるところ(余すところ)なく使う」の意で、「褍者正幅之名非衣名」とあることから「褍」は「礼服などに仕立てる正方形の布の名」かと思われる
衣6+9=総画数15 U+890E

[シュウ、ジュ、ユウ、ユ/]
◆袖(そで)、衣服の肩から手首までの部分、腕を包む部分、同「袖」
◆美しく飾るさま、目立つさま
◆苗がすくすくと伸びるさま
衣6+9=総画数15 U+890F

[シュウ、ジュ、ユウ、ユ/]
◆袖(そで)、衣服の肩から手首までの部分、腕を包む部分、同「袖」
◆美しく飾るさま、目立つさま
◆苗がすくすくと伸びるさま
衣5+9=総画数14 U+8911
[エン/]
◆佩ハイ(身に着ける飾り、装身具)を付ける帶「【爾雅注疏:釋宮】佩衿謂之褑(《註》佩玉之帶二屬)…《疏》…佩下之帶名褑…)」「【玉篇:卷二十八:衣部第四百三十五:褑】爲眷切佩䘳也佩絞也」
衣6+9=総画数15 U+8912
襃裦𧛙
[ホウ、ホ/ほ・める]
◆衣服がゆったりしているさま、「褒明ホウメイ(ゆったりとした衣服、ゆったりと寛くつろげる衣服、普段着)」
◆相手から受けた善(よ)い行いに報(むく)いるために相応ソウオウのお返しをする
◆善い行いを称(たた)える、大いに称える
筆順
衣5+9=総画数14 U+8913
[ホウ、ホ/]
◆小児や嬰児エイジを寝かせたり包(くる)んだりするのに用いる布、同「緥」
◆「襁褓キョウホウ」◇小児や嬰児エイジを背負う紐と包(くる)む布、小児や嬰児を大切に庇(かば)い守るための衣類◇[日]むつき、おしめ、おむつ、小児や嬰児の股に当てて排便を受ける細長い布
筆順
衣5+9=総画数14 U+8914
[フク/]
◆組み合わせて一つとなる衣服を数える語
衣5+9=総画数14 U+8915
[ユ、ヨウ/]
◆袖の短い上半身に着る下着(上着の下に着る衣服)、同「㡏」
◆「褕翟ユテキ」、羽飾りのついた衣服
◆「襜褕センユ」、直裾チョクキョ(裾(すそ)がまっすぐなもの)で単衣(ひとえ)の深衣シンイ(上下が一体で体の前で重ね合わせるように着る衣裳) {服飾(衣服)}
衣5+9=総画数14 U+8916
[タン/]
◆赤い縁取りが付いた黒い衣服
衣5+9=総画数14 U+8917
[エン、オン/]
◆衣領イリョウ、衣服の首周りの部分の襟(えり)、同「裺」 {服飾(衣服)}
◆覆い隠す
衣5+9=総画数14 U+8918

[キ/]
◆王后オウコウ(王の正妻)の正装用の衣服、祭礼の際に着用する最上級の服でキジ(雉)などの絵が描かれる、「褘衣キイ」「翟衣テキイ」「褘翟キテキ」
◆腰から下に垂らす膝の下まで届く前垂(まえだ)れ、前掛け、跪拝キハイ(両膝を地に着け膝から上は直立さる拝礼)の際に膝の下に敷く、「蔽膝ヘイシツ」、同「袚」
衣5+9=総画数14 U+8919
[ハイ、ヘ/]
◆(女性用の)袖なしの厚手の上衣(うわぎ、上半身に着る服)、同「䋳」
◆「裱褙ヒョウハイ」、書画などの表装の一つで作品の裏面(背)に平らな厚手の布や紙などを貼り付けたもの、別名「褙裱ハイヒョウ」
◆「袼褙カクハイ」、紙などの台紙に何層にも布を貼り付けたもの、靴底などに用いるという
衣5+9=総画数14 U+891A
[チョ/]
◆綿入れ(わたいれ)、表地と裏地の間に綿を詰めた衣服
◆布製の袋
◆蓄(たくわ)える
◆柩(ひつぎ)を覆(おお)う赤い布、「褚幕チョマク」
◆(兵卒の制服が赤かったことから)下級の兵士
衣5+9=総画数14 U+891B

[ロウ、ル/]
◆衣服の襟キン(和服の前身頃に当たる部分、特に胸を覆う部分)、衽(おくみ、着物の左右の幅にゆとりをもたせるため身頃に縫い足した部分)
◆傷み綻(ほころ)んだ布また衣服、粗末な衣服、「襤褸ランル(ぼろ)」、同「縷」
衣6+9=総画数15 U+891C
[/えな]
◆胞衣(えな)
衣5+9=総画数14 U+891D

[タン/ひとえ]
◆裏地(うらじ)のない単(ひとえ)の着物、同「絅」
筆順
衣5+9=総画数14 U+FA60

[カツ、ガチ/かち]
◆アサ(麻、アサ科アサ属の草)やクズ(葛、マメ科クズ属の草)の繊維などを織(お)った目の粗(あら)い布、またそれを使った粗末ソマツな衣服、同「𧝶」
◆身なりが粗末なさま、身分が低いさま、貧しいさま
◆くすんだ黄色、薄い焦茶(こげちゃ)色、「乾燥させたアサの茎の色」の意
◆[日]かち、濃い紺色(こんいろ)
漢字林(非部首部別)
𧚻衣5+9=総画数14 U+276BB
褶𢄭
[シュウ、ジュウ/]
◆衣類の襞(ひだ、角張った山状や緩やかな波状の折り皺)
◆表地と裏地を重ねた袷(あわせ)
◆外衣ガイイ、襲(かさね)、衣服の上に羽織る(重ねて着る)衣服、同「襲」「【急就篇】襜褕袷複褶袴褌(…褶謂重衣之最在上者也其形若袍短身而廣袖一曰左衽之袍也…)」
𧛐衣5+9=総画数14 U+276D0
[アク/]
◆雨風を防ぐだめに上部と四周を覆い家屋(設営・解体が容易な仮設の家屋)のような形に作る布、テントtent、同「幄」
𧛑衣5+9=総画数14 U+276D1
裀𧙊
[イン/みごろ]
◆和服の身頃(みごろ)に当たる部分、衣服の袖(そで)や襟などを除いた体を覆う部分、同「裑」「袾」「𧘏」
◆座布団や敷布団など体の下に敷く敷物
𧛕衣5+9=総画数14 U+276D5
[ボウ/]
◆子供用の頭巾ズキン、帽子
𧛖衣5+9=総画数14 U+276D6

[イ/]
◆衣裳イショウの裾先(すそさき、裾の下の先の部分)、或いは裾や袖(そで)などの衣服の縁(へり)の部分、同「袘」「【漢書(前漢書):卷五十七上:司馬相如傳第二十七上】…衯衯裶裶揚*衪戍削(張揖曰衯音芬衪衣袖也戍鮮也削衣刻除貌也師古曰揚舉也衪曳也或舉或曳則戌削然見其降殺之美也…)(【史記:卷一百十七:司馬相如列傳第五十七】では「*袘」)
𧛛衣5+9=総画数14 U+276DB
[未詳/]
◆未詳「【集韻:卷四:平聲四:侵第二十一:䘳襟𧛛】說文交衽也」「【五音集韻:卷六:侵第十:襟䘳𧛛】袍襦前袂」
𧛜衣6+9=総画数15 U+276DC
[ホウ/]
◆草履(ぞうり)、藁(わら、植物の茎を乾燥させたもの)を編んで作った履物、同「𦂌」
◆小児用の(革製の、或いは底に革を張った)履物、同「𥀂」
𧛞衣5+9=総画数14 U+276DE
𧛫
[コ、ゴ/]
◆衣服の袖(そで)
𧛠衣5+9=総画数14 U+276E0

[コク/]
◆「衣𧛠エコク」、未詳「【玉篇:卷二十八:衣部第四百三十五:裓】古得切衣裓也」「【佛說阿彌陀經義疏】…衣裓真諦云外國盛華器也…」「【Web版新纂浄土宗大辞典:衣裓】…盛華器…」(いずれも「衣」の「衣裓{⿰衤戒}」を「盛華器」とするが、「【五燈會元:卷第一:西天祖師:十祖脅尊者】…四衆各以衣*祴盛舍利隨處與塔而供養之…」のいう「衣祴{⿰礻戒}」が正しく、「衣(僧衣)や*祴(鍾・鼓による演奏)が華やかで盛大なさま」の義ではないかと思われる)
◆衣服の襟キン、衣服の体の前(胸元)を覆(おお)う部分「【龍龕手鑑:卷一:衣部第十:{⿰衤或}】俗裓𧛠二正古得反衣前襟也」
◆衣服の名、未詳「【明語林:卷十一:任誕】…精白綾作裓遣諸妓服之使…」
𧛡衣5+9=総画数14 U+276E1
[未詳/]
◆未詳「【集韻:卷四:平聲四:銜第二十八:縿幓襳襂𧛡】說文旌旗之游也一曰正幅」
𧛣衣6+9=総画数15 U+276E3

[ケ、カ/]
◆「𧛣裟ケサ(kāṣāya[梵]の音写)」、僧侶の衣服、一枚の布を左肩に掛け右脇の下から体全体を巻き包むように着る、同「毠㲚」
𧛤衣5+9=総画数14 U+276E4
𧜢
[ショウ/]
◆下半身に穿(は)く内衣ナイイや肌着、股引(ももひき)などのズボンjupon[仏]下の類、同「褌」「𢃭」「【玉篇:卷二十八:衣部第四百三十五:𧛤】且勇切褌也或作𢃭」
𧛥衣5+9=総画数14 U+276E5

[コウ、ク/]
◆肩から袖口までほぼ真っ直ぐで袖がない単(ひとえ)の衣服
◆弓籠手(ゆごて)、弾いた弓の弦が当たって傷付かないように腕に着ける防具、同「鞲」「韝」
◆衣服の襞(ひだ)
𧛦衣6+9=総画数15 U+276E6
[未詳/]
◆未詳「【康熙字典:申集下:衣部:𧛦】《直音》同囊」
𧛧衣6+9=総画数15 U+276E7
[シ/]
◆衣服の裾がひらひらと開くさま
𧛨衣6+9=総画数15 U+276E8
裔𧘉𧘊𧚞𠆘𧛲𧘯
[エイ/]
◆衣服の裾(すそ、衣服の下の部分)、衣服の下の端
◆(飛地ではなく地続きで)遠く離れた所、辺縁の地
◆血筋が繋がった後代の子孫
𧛪衣5+9=総画数14 U+276EA
𧜅
[カイ/]
◆外衣ガイイ、上着(うわぎ)、内衣ナイイの上に着る衣服、同「𧞔」
𧛫衣6+9=総画数15 U+276EB
𧛞
[コ、ゴ/]
◆衣服の袖(そで)
𧛬衣6+9=総画数15 U+276EC
裙裠帬𢂽𢃆
[クン、グン/]
◆下半身に身に着ける衣裳、袴(はかま)やズボンjupon[仏]・スカートskirtの類、同「裙」「襬」「帔」
◆「襦𧛬ジュクン」、上下が分かれた衣服
◆スッポン(鼈)の甲羅の辺縁部
◆[日]衣裳の裾(すそ)
𧛯衣6+9=総画数15 U+276EF
[未詳/]
◆未詳
𧛲衣6+9=総画数15 U+276F2
裔𧘉𧘊𧚞𧛨𠆘𧘯
[エイ/]
◆衣服の裾(すそ、衣服の下の部分)、衣服の下の端
◆(飛地ではなく地続きで)遠く離れた所、辺縁の地
◆血筋が繋がった後代の子孫
𧛵衣6+9=総画数15 U+276F5
裂𧚲
[レツ、レチ/きれ、さ・く]
◆きれ、裁断した後に残る布、端切れ(はぎれ)
◆破(やぶ)ける、綻(ほころ)び破れる
◆さ・く、二つに切り割(さ)く、裂け目が平滑ではないもの、同「列」
𧜯衣6+9=総画数15 U+2772F
[未詳/]
◆未詳「【康熙字典:申集下:衣部:𧜯】《直音》同褒〇按卽𧛙字之譌」
𩛚食部
衣5+10=総画数15 U+464E
[ケイ、ゲ/]
◆衣服の袖(そで)「【廣雅:卷七:釋器】裪(桃)𧝃(決)袿(圭)襡(大口)䘶(含)𧙤(妬禾)袔(賀)䘸(亦)衪(夷)袼(各)𧛫(胡)䙎(乎佳)袂衽袖也」
◆帯(おび)、同「𧚃」「【集韻:卷六:上聲下:感第四十八:䙎𧚃𦃝】帶也」
衣5+10=総画数15 U+464F
[ハク、バク/]
◆袖の短い衣服
◆裏地の付いていない単(ひとえ)の衣服、襌衣(たんい、ひとえ)
◆薄い
衣5+10=総画数15 U+4650
𩱘
[カク/]
◆裏地が付いた毛皮のコートcoat
◆打つ、叩(たた)く
衣5+10=総画数15 U+4651
[サイ、セ/]
◆「斬䙑ザンサイ」「纃䙑シサイ」、粗い麻製の喪服の名、同「斬縗・斬衰」「纃縗・齊衰」、五服ゴフクの一つで、亡くなった人の近遠の順に「斬縗・斬衰」「纃縗・齊衰」「大功タイコウ」「小功ショウコウ」「緦麻シマ」、「斬縗」は父や子など、「纃縗」は祖父や兄弟などの近しい人が亡くなった際に着用する、同「縗」「衰」
衣5+10=総画数15 U+4653
襬𧟍
[ハイ、ヘ/]
◆下半身に身に着ける衣裳、袴(はかま)やズボンjupon[仏]・スカートskirtの類、同「裳」「裙」「帔」
衣5+10=総画数15 U+465B
衮袞𧙰𧚹𧟏𧟗
[コン/]
◆天子や三公サンコウ(最も上位の三つの官職、またその職に就いている人)が公式行事の際に着用する龍(天子は昇竜、三公は降竜)の模様が描かれた衣服「【詩經:豳風:九罭】…我覯之子衮衣繡裳(《音義》…天子畫升龍於衣上公但畫降龍…)」
◆三公、別称「三槐サンカイ」、周代(前11世紀~前256年)・元(1271年~1368年)・明(1368年~1644年)・清(1644年~1912年)では太師タイシ・太傅タイフ・太保タイホ、秦(前221年~前206年)・前漢(西漢、前202年~8年)では丞相ジョウショウ(大司徒)・太尉タイイ(大司馬)・御史大夫ギョシタイフ(大司空)、後漢(東漢、25年~220年)から唐(618年~907年)では司徒シト・司空シクウ・太尉タイイ
衣6+10=総画数16 U+4B8D

[ジョウ、ニョウ/]
◆馬に組み紐(ひも)を繋(つな)ぐ、繋いで牽(ひ)く
◆「騕䮍・騕𩦫ヨウジョウ」、馬名、一日に千里万里を駆(か)けるという駿馬シュンメ「【廣韻:上聲:篠第二十九:杳:騕】騕褭神馬日行千里」
◆嫋(たお)やかなさま、しなやかに揺(ゆ)れ動くさま、同「裊」
◆「簪䮍・簪裊シンジョウ」、秦・漢代(前221年~220年)の爵制である二十等爵(ニジュウトウシャク)の第三等(下位から三番目)の位名
漢字林(非部首部別)
衣5+10=総画数15 U+891E
[ウン、オン/]
◆ふんわりとした短い繊維の塊(かたまり)、縺(もつ)れた麻の繊維、同「縕」
◆短い繊維や古い綿などを詰めた綿入れ、「褞袍オンポウ」「褞褐オンカツ」
筆順
衣5+10=総画数15 U+891F
[トウ/]
◆姓用字「【廣東通志:卷三十四:選舉志】褟敏(恭城知縣)…褟以仁(永淳知縣)」
◆「汗褟カントウ」、肌着(はだぎ)
◆衣類の縁(へり)取り、縁飾り
衣5+10=総画数15 U+8920
𧛥
[コウ、ク/]
◆肩から袖口までほぼ真っ直ぐで袖がない単(ひとえ)の衣服
◆弓籠手(ゆごて)、弾いた弓の弦が当たって傷付かないように腕に着ける防具、同「鞲」「韝」
◆衣服の襞(ひだ)
衣5+10=総画数15 U+8921
[トウ/]
◆古びて使いものにならなくなった衣服、襤褸ランル(ぼろ)
◆「褡包トウホウ」、(和装用の帯のような)腰に巻く幅広の帯
◆「褡褳トウレン」、小物入れ、幅広で長めの布を縦二つ折りにして一部を残して縫い合わせ袋状にしたもの、縫い残した部分から物を出し入れする、大きいものは肩に掛け小さいものは腰に帯びる
衣6+10=総画数16 U+8922
𧙪
[カイ、エ/]
◆衣服の袖(そで)、袂(たもと)
◆袂や懐(ふところ)に物を入れる、しまい込む
◆胸に抱(だ)く
漢字林(非部首部別)
衣5+10=総画数15 U+8923
[ヨウ、ユウ/]
◆「𧝎褣ショウヨウ」、膝よりも下(或いは足元)まである丈の長い単衣(ひとえ)の服、日本の着物のような衣服、深衣、裾袍、同「襜褕センユ」「【方言:第四】襜褕江淮南楚謂之𧝎褣(裳凶反)」
衣5+10=総画数15 U+8924
[エン/]
◆衣裳の一種、未詳「【龍龕手鑑:卷一:衣部第十:褤】俗音袁垂衣也」
衣5+10=総画数15 U+8925
[ジョク、ニク、ノク/しとね]
◆しとね、寝たり座ったりする時に下に敷く柔らかい敷物、敷布団や座布団の類、同「縟」「蓐」
筆順
衣5+10=総画数15 U+8926
[ダイ、ナイ/]
◆「褦襶ダイタイ」、不釣り合いなさま、無分別なさま、日傘
衣6+10=総画数16 U+8927
[ケイ、キョウ/]
◆麻製の薄い単(ひとえ)の上着(うわぎ、上半身に纏う着物)
衣5+10=総画数15 U+8928
[サ/]
◆衣の丈が長いさま
衣6+10=総画数16 U+8929
[ハン、バン/]
◆衣服の上から羽織る大きな布「【類篇:衣部:褩】鋪官切衣表也𠤕俗語」「【正字通:申集下:衣部:褩】同幋」
衣5+10=総画数15 U+892A
[トン、タイ/あ・せる、さ・める]
◆衣服を脱いで、そのまま下に下(お)ろす
◆花が散る、花が萎(しぼ)む
◆勢いがなくなる、鮮(あざ)やかさや美しさが少しずつ失われていく、同「退」
筆順
衣5+10=総画数15 U+892B

[チ、ジ/]
◆衣服などの身に着けているものを脱(ぬ)ぐ
◆剥(は)ぐ、剥ぎ取る、剥奪(ハクダツ)する
筆順
衣5+10=総画数15 U+892C
[ソウ/]
◆「𧚅褬ロウソウ」、衣服がぼろぼろになるさま
衣6+10=総画数16 U+892D

[ジョウ、ニョウ/]
◆馬に組み紐(ひも)を繋(つな)ぐ、繋いで牽(ひ)く
◆「騕褭・騕𩦫ヨウジョウ」、馬名、一日に千里万里を駆(か)けるという駿馬シュンメ「【廣韻:上聲:篠第二十九:杳:騕】騕褭神馬日行千里」
◆嫋(たお)やかなさま、しなやかに揺(ゆ)れ動くさま、同「裊」
◆「簪褭・簪裊シンジョウ」、秦・漢代(前221年~220年)の爵制である二十等爵(ニジュウトウシャク)の第三等(下位から三番目)の位名
漢字林(非部首部別)
衣6+10=総画数16 U+892E
[オウ、エイ、ヨウ/]
◆未詳「【爾雅注疏:釋器】袕謂之褮(《注》衣開孔也)」
◆死者の顔を覆(おお)う白い布、鬼衣キイ、同「袕」「【玉篇:卷二十八:衣部第四百三十五:褮】胡坰於營二切衣開孔又鬼衣也」
衣5+10=総画数15 U+892F
𧞝
[セキ、ジャク/]
◆嬰児エイジや小児をを寝かせたり包(くる)んだりするのに用いる布、小児や嬰児を大切に庇(かば)い守るための衣類、「襁褓キョウホウ」
衣6+10=総画数16 U+8930
𧞼𧝱䙭𧛓
[ケン/]
◆股下が二つに分かれた袴(はかま)状或いはズボンjupon[仏]状の衣裳、同「袴」
◆衣服の裾(すそ)を掴(つま)んで持ち上げる、たくし上げる、同「搴」「攐」
漢字林(非部首部別)
衣6+10=総画数16 U+8931
𧞷
[カイ、エ/]
◆懐(ふところ)、着物の前合わせ(体の前で重ね合わさったところ)や上着と下着の間、同「懷」
◆懐に物を挟(はさ)む、懐に物を入れる、しまい込む
漢字林(非部首部別)
筆順
衣5+10=総画数15 U+8932

[コ、ク/]
◆股下が二つに分かれた袴(はかま)状或いはズボンjupon[仏]状の衣裳、同「袴」「絝」
◆「襠褲トウコ」、ズボン状の衣裳
◆「褲襠コトウ」、ズボン状の衣裳の脚を入れる筒状の部分の縫い合わせの部分
◆「褲衩コサ」、(肌着や丈の短いズボンを含む)短いパンツpants
筆順
衣5+10=総画数15 U+8933

[レン/]
◆「褡褳トウレン」、小物入れ、幅広で長めの布を縦二つ折りにして一部を残して縫い合わせ袋状にしたもの、縫い残した部分から物を出し入れする、大きいものは肩に掛け小さいものは腰に帯びる
衣5+10=総画数15 U+8934
襤繿䍀
[ラン/]
◆破(やぶ)れたり解(ほつ)れたりなどした衣服、襤褸ランル(ぼろ)、同「藍」
𧛓衣5+10=総画数15 U+276D3
褰𧞼𧝱䙭
[ケン/]
◆股下が二つに分かれた袴(はかま)状或いはズボンjupon[仏]状の衣裳、同「袴」
◆衣服の裾(すそ)を掴(つま)んで持ち上げる、たくし上げる、同「搴」「攐」
𧛙衣6+10=総画数16 U+276D9
褒襃裦
[ホウ、ホ/ほ・める]
◆衣服がゆったりしているさま、「褒明ホウメイ(ゆったりとした衣服、ゆったりと寛くつろげる衣服、普段着)」
◆相手から受けた善(よ)い行いに報(むく)いるために相応ソウオウのお返しをする
◆善い行いを称(たた)える、大いに称える
𧛢衣5+10=総画数15 U+276E2
[チ/]
◆縫(ぬ)う、衣服を縫う、同「𧝉」「𦁥」「【集韻:卷五:上聲上:旨第五:𧝉𦁥𧛢】說文紩衣也或作𦁥𧛢」
◆「䘢𧛢チョチ」、解(ほつ)れや破れを縫(ぬ)い繕(つくろ)った衣服、継ぎ接ぎ(つきはぎ)した衣服、同「緻」
𧛸衣5+10=総画数15 U+276F8
[スウ、シュ/]
◆皺(しぼ、しわ)のある織物、またその布を使った衣服、同「縐」「𢃸」「【集韻:卷八:去聲下:霰第三十二:𧛸𢃸】衣不伸也或作𢃸」
𧛹衣5+10=総画数15 U+276F9
[オウ、ウ/]
◆衣服の名、未詳「【集韻:卷一:平聲一:鍾第三:𧛹】䙦𧛹衣名」「【弇山堂別集:卷六十六:巡幸考】…給胖襖𧛹鞋…」
𧛺衣5+10=総画数15 U+276FA
𧞽
[チ/]
◆衣、衣服
𧛻衣5+10=総画数15 U+276FB
[サク/]
◆衣擦(きぬず)れの音
𧛽衣6+10=総画数16 U+276FD
褽𧜷
[イ/]
◆体の下に敷く敷物、同「衽」
𧛾衣5+10=総画数15 U+276FE
𧜡
[コウ/]
◆「𧛾襠コウトウ」、長方形の布の中央に孔(あな)を作り、そこに頭を通して胸と背を覆うように着る衣服、同「「裲襠リョウトウ」「【龍龕手鑑:卷一:衣部第十:𧛾】正𧜡今苦盍反𧜡襠前後兩襠衣也」
𧜀衣5+10=総画数15 U+27700
[ベキ、ミャク/]
◆車の覆(おお)い、同「幦」
𧜄衣5+10=総画数15 U+27704
[カン、ゴン/]
◆耳を覆(おお)い塞(ふさ)ぐ布、同「䘶」「【集韻:卷六:上聲下:感第四十八:𢄜𧜄】巾擁耳也」
𧜅衣5+10=総画数15 U+27705
𧛪
[カイ/]
◆外衣ガイイ、上着(うわぎ)、内衣ナイイの上に着る衣服、同「𧞔」
𧜆衣5+10=総画数15 U+27706

[ジョウ、ニュウ/]
◆衣服が分厚いさま
𧜈衣6+10=総画数16 U+27708
𤮪𧝢𧞚𧝻
[シュン/]
◆狩りをする時に穿(は)く韋(イ、鞣革なめしがわ)製の袴(はかま)「【說文解字注:㼱部:𤮪】羽獵韋絝」
𧜉衣6+10=総画数16 U+27709
[未詳/]
◆未詳「【龍龕手鑑:卷一:高部第四十九:{⿱髙衣}{⿱髙(㐮-六)}■】三俗{⿰女人}當反」
𧜍衣6+10=総画数16 U+2770D
[シ、ジ/]
◆「𧜍縗シサイ」、裾(すそ)の縁(へり)を縫った粗い麻製の喪服の名、同「𪗋縗、纃縗・齊衰」、「纃」参照「【龍龕手鑑:卷一:衣部第十:{𧟄-吅}{⿱谷衣}】二俗𧞓𧜍二或作𪗋正音資𪗋縗喪服也」
𧜎衣5+10=総画数15 U+2770E

[/たすき]
◆[日]袖(そで)をたくし上げる紐(ひも)、肩から腋(わき)の下に斜めに掛ける紐
𧜑衣5+10=総画数15 U+27711
[未詳/]
◆未詳
𧜓衣5+10=総画数15 U+27713
[カ、ガ/]
◆俗「禍(𥛔)」
𧜗衣5+10=総画数15 U+27717
[未詳/]
◆未詳「【龍龕手鑑:巻一:平聲:衣部第十:褭】騕𧜗也(「騕褭ヨウジョウ(駿馬の名)」か?)
𧜳衣5+10=総画数15 U+27733
[未詳/]
◆未詳「【康熙字典:申集下:衣部:𧜳】音未詳《梁𥳑文帝詩》納花承襵𧜳」
衣5+11=総画数16 U+4654
𧞨
[オウ、ウ/]
◆子供の涎掛(よだれか)け
◆アサ(麻)などを編んで作った(粗末な)衣服
衣5+11=総画数16 U+4656
䙀𧚸
[ホウ、ヒョウ/]
◆小児を背負うための細長い帯、負い紐(おぶいひも)、同「繃」「襁」「【龍龕手鑑:卷一:衣部第十:䙖】正比爭反束兒衣也與繃同」
衣5+11=総画数16 U+4658
𧞛
[シュク、スク、ソ、ショ/]
◆衣服が好(よ)いさま、鮮(あざ)やかなさま、美しいさま、同「䙯」「【廣雅:卷一:釋詁】…䙘(且六)…好也」「【龍龕手鑑:卷一:衣部第十:𧞛】俗䙘正子六反好衣皃」
衣6+11=総画数17 U+465A
裊袅
[ジョウ、ニョウ/]
◆嫋(たお)やかなさま、しなやかに揺(ゆ)れ動くさま、同「褭」
◆「簪䙚・簪褭シンジョウ」、秦・漢代(前221年~220年)の爵制である二十等爵(ニジュウトウシャク)の第三等(下位から三番目)の位名
衣6+11=総画数17 U+465D
褺𧜼𧝚
[チョウ、ジョウ/]
◆肌着、下着、またそれを重ね着する
衣5+11=総画数16 U+8935
[リ/]
◆嫁入りの際に女性が腰帯から垂らす細長い布、同「縭」「䙰」
衣5+11=総画数16 U+8936
𧚻𢄭
[シュウ、ジュウ/]
◆衣類の襞(ひだ、角張った山状や緩やかな波状の折り皺)
◆表地と裏地を重ねた袷(あわせ)
◆外衣ガイイ、襲(かさね)、衣服の上に羽織る(重ねて着る)衣服、同「襲」「【急就篇】襜褕袷複褶袴褌(…褶謂重衣之最在上者也其形若袍短身而廣袖一曰左衽之袍也…)」
筆順
衣5+11=総画数16 U+8937
𧚺
[シ/]
◆「䙰褷リシ」◇柔らかくふんわりとしたさま◇雛(ひな、生まれて間もない鳥の子)が柔らかい羽毛を纏(まと)い始めるさま
衣5+11=総画数16 U+8938

[ロウ、ル/]
◆衣服の襟キン(和服の前身頃に当たる部分、特に胸を覆う部分)、衽(おくみ、着物の左右の幅にゆとりをもたせるため身頃に縫い足した部分)
◆傷み綻(ほころ)んだ布また衣服、粗末な衣服、「襤褸ランル(ぼろ)」、同「縷」
筆順
衣5+11=総画数16 U+8939
[ゲイ、ゲ/]
◆衣服の袖(そで)、袂(たもと)、同「襼」
◆上着(うわぎ、最も外側に着る服)の下に着る上衣(うわぎ、上半身に着る服)「【方言:第四】複𧝄江湘之間謂之𧞫(音豎)或謂之筩褹(今筩袖之𧝄也褹即袂字耳)」
衣6+11=総画数17 U+893A
䙝𧜼𧝚
[チョウ、ジョウ/]
◆肌着、下着、またそれを重ね着する
漢字林(非部首部別)
衣6+11=総画数17 U+893B

[セツ、セチ/け、な・れ、な・れる]
◆家で普段に着る(よそ行きではない)衣服、普段着
◆肌着、下着、直接肌に触れる衣服
◆(衣服が汗で)汚れる、穢(けが)れる
◆破れる、壊れる
◆気安いさま、馴れ馴れしいさま
筆順
衣5+11=総画数16 U+893C
[セン/]
◆「褊褼ヘンセン」、衣裳が翻(ひるがえ)るさま
衣6+11=総画数17 U+893D
𧛽𧜷
[イ/]
◆体の下に敷く敷物、同「衽」
衣5+11=総画数16 U+893E
𧟈
[ヒョウ/]
◆衣服の袖(そで)、同「褾」「【玉篇:卷二十八:衣部第四百三十五:褾】必了切衣袂也𧘡同上」
◆衣服の縁(へり)に領(えり)・衿(えり)のように帯状の布を縫い足した部分
◆裱装ヒョウソウ、表装ヒョウソウする、同「裱」
褿衣5+11=総画数16 U+893F
𧟔
[ソウ、ゾウ/]
◆小児を寝かせたり包(くる)んだりするのに用いる布、同「㡟」「帴」「褯」
◆ストールstoleやショールshawlなどの肩に掛け体の前で合わせるもの、同「帴」
衣5+11=総画数16 U+8940
[セキ、シャク/]
◆襞(ひだ)、衣服の折り目、プリーツpleats
筆順
衣5+11=総画数16 U+8941
𧚴𧟂𧝿
[キョウ、コウ/]
◆小児を背負うための細長い帯、負い紐(おぶいひも)、同「繈」
◆「襁褓キョウホウ」◇小児や嬰児エイジを背負う紐と包(くる)む布、小児や嬰児を大切に庇(かば)い守るための衣類◇[日]むつき、おしめ、おむつ、小児や嬰児の股に当てて排便を受ける細長い布
筆順
衣5+11=総画数16 U+8942
[①サン、セン②シン/]

◆旌旗セイキの縁(ふち)の房状の飾り、また縁に房状の飾りが付いた旌旗、同「縿」
◆単衣(ひとえ)の衣類

◆「襂襹・𧞬襹シンシ」、衣裳の飾り(羽毛の飾り)が羽毛のようにひらひらと揺れるさま
衣6+11=総画数17 U+8943
褒裦𧛙
[ホウ、ホ/ほ・める]
◆衣服がゆったりしているさま、「褒明ホウメイ(ゆったりとした衣服、ゆったりと寛くつろげる衣服、普段着)」
◆相手から受けた善(よ)い行いに報(むく)いるために相応ソウオウのお返しをする
◆善い行いを称(たた)える、大いに称える
筆順
衣6+11=総画数17 U+8944
㐮𧞻𡣿
[ショウ、ソウ、ジョウ/]
◆上(あ)げる、高くする
◆助ける、手を貸す
◆(手を貸して)成し遂げさせる
◆馬車、また馬車を牽(ひ)く馬
漢字林(非部首部別)
筆順
衣5+11=総画数16 U+8945
[ヒツ、ヒチ/ちはや]
◆婦人が掛ける襷(たすき)
◆巫女の衣裳の一種
衣5+11=総画数16 U+8954
[バン、マン/]
◆上着と肌着の間に着る衣類、中衣チュウイ「【新唐書:列傳第一百四十七下:南蠻下】…衣絳氎衣絳氎朝霞為蔽膝謂之裓襔…」「【墨子閒詁:卷一:辭過第六】以為民衣為衣服之法冬則練帛之中(…裼衣亦通謂之中衣冬或服裘或服袍襔皆有中衣…)」
𧜁衣5+11=総画数16 U+27701
[サイ、セ、サツ、セツ/]
◆衣服の綻(ほころ)びを繕(つくろ)う「【廣韻:去聲:怪第十六:鎩:𧜁】衣𧘪縫也」
◆未詳「【集韻:卷七:去聲上:怪第十六:𧜁】衣削幅也」
◆「襰𧜁・𢅭𢄌ライサイ」、衣服が綻(ほころ)びるさま、同「𦇛䌈ラツトウ」
𧜝衣5+11=総画数16 U+2771D
[シツ、シチ/]
◆「𧙞𧜝シャクシツ」、裙クン(下半身に穿く袴状・スカートskirt状の衣裳)の前の部分のスリットslit(切り込み)、同「𧙞膝」、同「衩」「袥」「衸」「【康熙字典:申集下:衣部:𧜝】《博雅》衸袥𧙞𧜝也」「【玉篇:卷二十八:衣部第四百三十五:𧙞】且席切𧙞膝裙衸也」
𧜞衣5+11=総画数16 U+2771E
[バン、マン/]
◆上半身から足までを覆う長い衣裳「【台海使槎錄:卷五・北路諸羅番一・衣飾】披其襟衣長至足者名𧜞」
𧜟衣6+11=総画数17 U+2771F
[エイ/]
◆同「裔」
◆人名、南北朝時代の宋の元嘉の頃の人「【康熙字典:申集下:衣部:𧜟】又人名征北㕘軍明𧜟之宋元嘉時人見《幽明錄》」
𧜡衣5+11=総画数16 U+27721
𧛾
[コウ/]
◆「𧜡襠コウトウ」、長方形の布の中央に孔(あな)を作り、そこに頭を通して胸と背を覆うように着る衣服、同「「裲襠リョウトウ」「【龍龕手鑑:卷一:衣部第十:𧛾】正𧜡今苦盍反𧜡襠前後兩襠衣也」
𧜢衣5+11=総画数16 U+27722
𧛤
[ショウ/]
◆下半身に穿(は)く内衣ナイイや肌着、股引(ももひき)などのズボンjupon[仏]下の類、同「褌」「𢃭」「【玉篇:卷二十八:衣部第四百三十五:𧛤】且勇切褌也或作𢃭」
𧜣衣5+11=総画数16 U+27723
[チョウ/]
◆丈の短い衣服
𧜤衣6+11=総画数17 U+27724
[エイ、アイ/]
◆「𧜤袼エイカク」、子供の涎掛(よだれか)け
𧜥衣5+11=総画数16 U+27725
[セキ、シャク/]
◆衣服の袖(そで)
𧜦衣5+11=総画数16 U+27726
[ソク/]
◆未詳「【集韻:卷九:入聲上:屋第一:䘵】䘵𧜦衣聲」
𧜩衣5+11=総画数16 U+27729

[ボウ、ム/]
◆衣裳の名、未詳「【集韻:卷一:平聲一:鍾第三:䙦】𧞔襠衣」「【集韻:卷一:平聲一:鍾第三:𧛹】䙦𧛹衣名」
𧜪衣6+11=総画数17 U+2772A
[未詳/]
◆未詳「【康熙字典:申集下:衣部:𧜪】《集韻》同襃(「【集韻:卷三:平聲:𩫞第六:襃褒裒{𧜪-𠂊+(炙-火)}】博毛切說文衣博裾也一曰奬飾又姓」は{𧜪-𠂊+(炙-火)}で字形がやや違っている)
𧜫衣6+11=総画数17 U+2772B
𧞧𧞱𪊬𪊘
[ヒョウ/]
◆重ね着をする際に最も上(外側)に羽織(はお)る衣服、上着(うわぎ)、外衣ガイイ、同「表」
𧜮衣5+11=総画数16 U+2772E
襊𧚥𧜱
[スイ、サイ、ザイ/]
◆首周りの衿えり(中国では「領リョウ」) {服飾(衣服)}
◆黒い冠(かんむり)「【類篇:衣部:襊】麤括切緇布冠謂之襊」
◆衣服の襞(ひだ、波状の折り目、プリーツ)
𧜰衣5+11=総画数16 U+27730
𧟞
[フク/]
◆布を重ねて縫い上げた(裏地の付いた)衣服、袷(あわせ)、同「複」
𧜱衣5+11=総画数16 U+27731
襊𧜮𧚥
[スイ、サイ、ザイ/]
◆首周りの衿えり(中国では「領リョウ」) {服飾(衣服)}
◆黒い冠(かんむり)「【類篇:衣部:襊】麤括切緇布冠謂之襊」
◆衣服の襞(ひだ、波状の折り目、プリーツ)
𧜷衣6+11=総画数17 U+27737
褽𧛽
[イ/]
◆体の下に敷く敷物、同「衽」
𧜸衣6+11=総画数17 U+27738
[未詳/]
◆未詳
𧜼衣6+11=総画数17 U+2773C
䙝褺𧝚
[チョウ、ジョウ/]
◆肌着、下着、またそれを重ね着する
𧝛衣6+11=総画数17 U+2775B
傀𠎺𠐤𠐦
[カイ、ケ/]
◆並外れて大きいさま、大きくて立派なさま
◆「𧝛儡カイライ」◇操人形あやつりにんぎょう◇(操人形は人が操るままに動き話すことから)他に操(あやつ)られている者、また組織
衣5+12=総画数17 U+465F
𧝖𧝕𠆎
[イ/]
◆衣服の上に重ねて着る衣服「【說文解字:衣部:䙟】重衣皃」
衣5+12=総画数17 U+4661
𧝷
[カイ、キ/]
◆衣服の合わせの部分を繋ぎ止める紐、またその彩り鮮やかな紐
衣5+12=総画数17 U+4662
[ソウ/]
◆上半身に着る肌着
衣5+12=総画数17 U+4663
𧞁
[ソウ/]
◆「䙣𧙀、䙣𧞪ソウロウ」、衣服が破(やぶ)れたり擦(す)り切れたり古くなる、またそのような衣服
衣5+12=総画数17 U+8946

[ホク、ボク/]
◆物を包むための一枚物の布
◆「襆頭ボクトウ」、頭を覆う布、一枚物の布で頭を包むものや帽子状に作ったものなどがある、時代によって或いは貴賎によって違いがあるようである、同「幞頭」
◆深衣シンイ(上下が一体で体の前で重ね合わせるように着る衣裳)の腰から下のスカートskirt状の部分、下裳(したも)、同「纀」
衣5+12=総画数17 U+8947
襉𧟉裥
[カン、ケン/]
◆裙クン(下半身に身に着ける衣類、袴はかまやスカートskirtの類)の襞(ひだ、波状の折り目、プリーツpleats)、同「襵」
衣5+12=総画数17 U+8948
[セン、ゼン/]
◆衣服の縁(ふち)飾り
衣5+12=総画数17 U+8949
𧟉襇裥
[カン、ケン/]
◆裙クン(下半身に身に着ける衣類、袴はかまやスカートskirtの類)の襞(ひだ、波状の折り目、プリーツpleats)、同「襵」
衣5+12=総画数17 U+894A
𧜮𧚥𧜱
[スイ、サイ、ザイ/]
◆首周りの衿えり(中国では「領リョウ」) {服飾(衣服)}
◆黒い冠(かんむり)「【類篇:衣部:襊】麤括切緇布冠謂之襊」
◆衣服の襞(ひだ、波状の折り目、プリーツ)
衣5+12=総画数17 U+894B
𧛘
[キョク、コク/]
◆衣領イリョウ、衣服の首周りの部分の「えり」
衣5+12=総画数17 U+894C

[タン/ひとえ]
◆裏地(うらじ)のない単(ひとえ)の着物、同「絅」
筆順
衣5+12=総画数17 U+894D
雜雑杂𣠛𣜫𨿼
[ソウ、ゾウ、ザツ/ま・じる、ま・ざる、ま・ぜる]
◆それぞれの性質は保ったままいろいろな物が寄せ集まる、また入り交る、入り交って元の性質が失われるのは「混」
◆入り交って纏(まと)まりがないさま、きちんと整っていないさま、「雑然ザツゼン」
◆本来の物事以外のさまざまなもの、「雑務ザツム」
◆「襍縣ソウケン」、海鳥の名、鳳(おおとり)に似ているという、同「鶢鶋エンキョ」「【爾雅注疏:釋鳥】爰居雜縣(《注》國語海鳥爰居…《音義》爰本作鶢音𡊮居本或作鶋同李曰爰居海鳥也樊云似鳳雜字亦作𣠛)」
筆順
衣5+12=総画数17 U+894E
[ハ/]
◆長い袂(たもと)「【類篇:衣部:襎】…補過切長袂…」
◆未詳「【廣韻:上平聲:元第二十二:煩:襎】襎裷幭也」等は「襎{⿰衤番}」とするが「【輶軒使者絕代語釋別國方言(《古今逸史》本):第四】【方言(《四部叢刊初編》本):第四】【方言(《漢魏叢書》本):第四】{⿰衤畨}裷謂之幭(即帊幞也…)」では{⿰衤畨}
衣5+12=総画数17 U+894F

[ハツ、ハチ/]
◆「襏襫ハツセキ」、背中に羽織って雨雪を防ぐ藁(わら)などで作った雨具、蓑(みの)、多く農作業をする際に着るという
衣5+12=総画数17 U+8950
𧝌
[ショウ、ゾウ/]
◆衣服の美しい装飾
◆未成年の継嗣の首飾り
衣5+12=総画数17 U+8951
[シン、ジン/]
◆衣服が大きくゆったりしている
衣5+12=総画数17 U+8952
[ヘツ、ベチ/]
◆(君主や賓客などが座る席を)衣服(の裾)でさっと払(はら)う、同「𧝬」
衣5+12=総画数17 U+8953
[ジョウ、ニョウ/]
◆剣ケン(つるぎ)を入れる袋、「衭襓フジョウ」
衣5+12=総画数17 U+8955
襴襽幱𢆄
[ラン/]
◆衣イ(上半身に着る衣服)と裳ショウ(腰から下に穿く衣服)が別れていない単(ひとえ)の衣服、「襴衫ランサン」
◆[日]裳や裾(すそ、丈の長い衣服の帯よりも下の部分)の先に継ぎ足した部分、足の運びを良くするため広がるように大きめに作る
𧜭衣5+12=総画数17 U+2772D

[ショク、ゾク/]
◆上下が繋(つな)がった丈(たけ)の長い衣裳(イショウ、上半身に着る衣イと腰から下に穿く裳ショウを合わせた服の称)
𧜶衣5+12=総画数17 U+27736
[未詳/]
◆粗末な衣服、単衣(ひとえ)の上衣(うわぎ、上半身に着る服)、同「裋」「【龍龕手鑑:卷一:衣部第十:𧜶】或作裋今音樹弊布襦也」
注解:「𧞀(𧞫)」の異体字か?
𧝂衣5+12=総画数17 U+27742
[カ、ガ/]
◆衣服の袖
𧝃衣5+12=総画数17 U+27743
[ケツ、ケチ/]
◆「裪𧝃トウケツ」、衣服の袖(そで)「【方言:第四】裪𧝃謂之袖」
𧝄衣5+12=総画数17 U+27744

[ジュ、ニュウ/]
◆上半身に着る単衣(ひとえ、裏地の付いていない着物)或いは袷(あわせ、裏地の付いた着物)
◆「𧝄裙ジュクン」、襦ジュ(上半身に着る衣服)と裙クン(下半身に穿く衣裳)、上下が分かれた衣服
◆柔らかい衣類、下着、「汗襦カンジュ(裏地の付いていない肌着)」
◆乳児用の涎掛(よだれかけ)
◆目の細かい薄絹、同「繻」
𧝅衣5+12=総画数17 U+27745
毾㲩𣯈𣯚𣰅𣯾
[トウ/]
◆「𧝅㲪トウトウ」、細く柔らかい毛を使った織物、毛布や絨毯の類
◆「𧝅𣯏トウジョウ」◇猥雑ワイザツなさま◇才能がなく低劣な人、愚かな人、同「闒茸」「傝䢇」「【通雅:卷六:釋詁】傝䢇一作闒茸㲩茸㲩𣯏…師古曰下材不肖之人」
𧝉衣5+12=総画数17 U+27749
[チ/]
◆縫(ぬ)う、衣服を縫う、同「𧛢」
𧝌衣5+12=総画数17 U+2774C

[ショウ、ゾウ/]
◆衣服の美しい装飾
◆未成年の継嗣の首飾り
𧝎衣5+12=総画数17 U+2774E

[ショウ/]
◆「𧝎褣ショウヨウ」、膝よりも下(或いは足元)まである丈の長い単衣(ひとえ)の服、日本の着物のような衣服、深衣、裾袍、同「襜褕センユ」「【方言:第四】襜褕江淮南楚謂之𧝎褣(裳凶反)」
𧝐衣5+12=総画数17 U+27750

[テイ、タイ/]
◆赤子を包む布また衣服、同「裼」
𧝑衣6+12=総画数18 U+27751
𧝣
[テン/]
◆赤く美しい絹の衣
◆「𧝑衣テンイ」、王后の礼服の一つで白無地のもの
漢字林(非部首部別)
𧝒衣5+12=総画数17 U+27752
[コウ/]
◆「𧝒褡コウトウ」、未詳「【廣韻:下平聲:庚第十二:橫:𧝒】𧝒褡小被」「【漢字源:衣部:𧝒】寝るとき上にかぶる夜着」
𧝓衣5+12=総画数17 U+27753
禫𥜯𥜸
[タン、ドン/]
◆父或いは母が亡くなって喪に服する期間(一般には三年)が明けて行われる祭礼、除服祭ジョフクサイ、賈公彦カコウゲンに拠れば、一年目(13カ月目)に行われる祭礼を小祥ショウショウ、二年目(25カ月目)を大祥ダイショウといい、それから中一カ月を置いて(実質的には三年ではなく27カ月目)に禫祭が行われるという「【儀禮註疏:卷第十四:士虞禮第十四】…朞而小祥(《註》小祥祭名祥…《疏》…〇釋曰自祔以後至十三月…)…又朞而大祥日薦此祥事(…《疏》…〇釋曰此謂二十五月大祥祭…)中月而禫(《註》中猶間也禫祭名也與大祥間一月自喪至凡二十七月…)」
𧝕衣6+12=総画数18 U+27755
䙟𧝖𠆎
[イ/]
◆衣服の上に重ねて着る衣服「【說文解字:衣部:䙟】重衣皃」
𧝖衣6+12=総画数18 U+27756
䙟𧝕𠆎
[イ/]
◆衣服の上に重ねて着る衣服「【說文解字:衣部:䙟】重衣皃」
𧝘衣5+12=総画数17 U+27758
[ホウ、ボウ/]
◆衣服の前襟(まええり、和服の前身頃まえみごろに当たる部分)、また懐(ふところ、前襟を合わせたところ)、同「𧞯」 {服飾(衣服)}
𧝙衣5+12=総画数17 U+27759
[チョ/]
◆衣服を着る、衣服を纏(まと)い装(よそお)う
𧝚衣6+12=総画数18 U+2775A
䙝褺𧜼
[チョウ、ジョウ/]
◆肌着、下着、またそれを重ね着する
𧝜衣5+12=総画数17 U+2775C
[リョウ/]
◆「𧝜袴リョウコ」、股下が二つに分かれた短い袴(はかま)状或いはズボンjupon[仏]状の衣裳、別名「䘨𧘈コウリョウ」「【康熙字典:衣部:十二:𧝜】音未詳《方言郭註》小袴今𧝜袴也」
𧝞衣5+12=総画数17 U+2775E
[未詳/]
◆未詳
𧝟衣6+12=総画数18 U+2775F
[ショウ/]
◆水鳥の羽毛を使ったゆったりとした外套、同「氅」
𧝠衣5+12=総画数17 U+27760
[サン/]
◆「𧙟𧝠エイサン」、未詳、(宮中に参内する際の)礼服の一つと思われる「【明宮史:卷二:都知監】…穿圓領𧙟𧝠者…」「【明朝小史:卷四:永樂紀:小帽𧙟𧝠從觀】帝時禁中凡端午重九時節游賞如剪柳諸樂事翰林儒臣皆小帽𧙟𧝠…」「【龍龕手鑑:卷一:衣部第十:𧝠】音散」
𧝡衣5+12=総画数17 U+27761
[未詳/]
◆未詳
𧝢衣6+12=総画数18 U+27762
𤮪𧜈𧞚𧝻
[シュン/]
◆狩りをする時に穿(は)く韋(イ、鞣革なめしがわ)製の袴(はかま)「【說文解字注:㼱部:𤮪】羽獵韋絝」
𧝣衣6+12=総画数18 U+27763
𧝑
[テン/]
◆赤く美しい絹の衣
◆「𧝣衣テンイ」、王后の礼服の一つで白無地のもの
𧝪衣5+12=総画数17 U+2776A
[未詳/]
◆未詳「【字彙補:申集:衣部:𧝪】并眇切音表袖端𧝪也〇疑當从𡬽」
𧝬衣6+12=総画数18 U+2776C
[ヘツ、ベチ、ヘイ、ベ/]
◆(君主や賓客などが座る席を)衣服(の裾)でさっと払(はら)う、同「襒」「【廣韻:入聲:屑第十六:蹩:襒】襒衣亦作𧝬」「【集韻:卷九:入聲上:薛第十七:𧝬】衣皃」
◆神前シンゼンに供(そな)える白い絹布、同「幣」「【集韻:卷七:去聲上:祭第十三:幣𧝬𧸁】說文帛也一曰財也」
𧝭衣5+12=総画数17 U+2776D
[未詳/]
◆未詳「【字彙補:申集:衣部:𧝭】子昔切音積襞也」「【漢語大字典:衣部:*𧝭】同"襀"。《龍龕手鑑:衣部》"𧝭"、同"襀"」(但し「【龍龕手鑑:卷一:衣部第十:*{𧝭-𡗜+(𡗭-⺀)}】正襀今音積襞也」は{𧝭-𡗜+(𡗭-⺀)})
𧝯衣5+12=総画数17 U+2776F
[コウ/]
◆未詳「【康熙字典:申集補遺:衣部:𧝯】《五音篇海》古洽切𧞤衣也」
𧝵衣5+12=総画数17 U+27775

[チョウ、ジョウ/]
◆裏地の付いていない単(ひとえ)の衣服
𧝶衣5+12=総画数17 U+27776
[カツ、ガチ/]
◆アサ(麻、アサ科アサ属の草)やクズ(葛、マメ科クズ属の草)の繊維などを織(お)った目の粗(あら)い布、またそれを使った粗末ソマツな衣服、同「褐」「【南華真經(莊子):卷第九:莊子雜篇讓王第二十八】…*甕牖二室褐以為塞上漏下濕匡坐而弦(…褐下葛反郭音葛字或作𧝶…)(「*甕牖オウユウ」は「粗末な家)
𧞂衣6+12=総画数18 U+27782
[未詳/]
◆未詳「【字彙補:申集:衣部:𧞂】與襄同見漢孔宙碑」
衣5+13=総画数18 U+4665
𧟙
[レイ、リョウ/]
◆未詳「【集韻:卷四:平聲四:青第十五:𧟙䙥袊】衣光也」(「【玉篇:卷二十八:衣部第四百三十五:袊】力井切衣衿也宜袊婦人初嫁所著上衣也」がある)
衣5+13=総画数18 U+4666
𧜩
[ボウ、ム/]
◆衣裳の名、未詳「【集韻:卷一:平聲一:鍾第三:䙦】𧞔襠衣」「【集韻:卷一:平聲一:鍾第三:𧛹】䙦𧛹衣名」
衣5+13=総画数18 U+4669
𧞑
[ボウ、ム/]
◆衣、衣服「【玉篇:卷二十七:衣部第四百三十五:𧞑】莫紅切衣」
衣5+13=総画数18 U+8956

[オウ/ふすま]
◆袷(あわせ)、裏地の付いた上着
◆「袍襖ホウオウ」、裏地との間に綿などを詰めた上着、綿入れ
◆[日]ふすま、骨組の表裏に紙や布を張った屋内の間仕切り
◆[日]「素襖(すおう)」、男性用の単衣(ひとえ)の上着、古くは庶民の平服だったが、後に武士の礼服の一つになったという
筆順
衣5+13=総画数18 U+8957
[タク、ダク、エキ、ヤク/]
◆丈の長い下着、肌着、内着(うちぎ)、上着(うわぎ、外側に着る衣服)の下に着る衣類
◆股下が二つに分かれた袴(はかま)状或いはズボンjupon[仏]状の衣裳、同「袴」「絝」「【說文解字:衣部:襗】絝也」「【說文解字注:衣部:襗】脛衣也」
衣5+13=総画数18 U+8958
[カイ、ケ/]
◆体の前で襟を合わせる所
◆帯の結び目を作る所
衣5+13=総画数18 U+8959
[ソウ/]
◆衣、衣服
衣5+13=総画数18 U+895A
[スイ、ズイ/]
◆死者を覆う布などの衣類、またそれを遺族に贈る、財貨を贈るのは「賻」、車や馬などを提供するのは「賵」「【史記:魯仲連鄒陽列傳】死則不得賻襚(正義衣服曰襚貨財曰賻皆助生送死之禮)」「【荀子:大略】貨財曰賻輿馬曰賵衣服曰襚玩好曰贈玉貝曰唅(…)賻賵所以佐生也贈襚所以送死也」
◆佩ハイなどを垂らすために綬ジュ(佩を繋ぐ紐)の片方を挟んでおく帯
◆布の経糸(たていと)の数の単位、1襚=2緵=4紀=8𥿮=16升=32䌰=160絲(160本)「【西京雜記:第五】五絲為䌰倍䌰為升倍升為𥿮倍𥿮為紀倍紀為緵倍緵為襚」
衣5+13=総画数18 U+895B
𧜆
[ジョウ、ニュウ/]
◆衣服が分厚いさま
衣5+13=総画数18 U+895C
䄡𧞟
[セン/]
◆体の前を覆う前掛け、前垂れ
◆車の帷(とばり、目隠し用の幕)
◆垂らした幕や布がひらひらとはためくさま
◆「襜褕センユ」、直裾チョクキョ(裾(すそ)がまっすぐなもの)で単衣(ひとえ)の深衣シンイ(上下が一体で体の前で重ね合わせるように着る衣裳) {服飾(衣服)}
衣5+13=総画数18 U+895D

[レン/]
◆体の前を覆う前掛け、前垂れ、同「襜」
◆「襝衽レンジン」、女性の礼の作法の一つ、衣服の褄(つま、衽の下端角の部分)を持ち上げて礼をする
衣6+13=総画数19 U+895E
𧞃
[ヘキ、ヒャク/ひだ]
◆衣裳の角張った山状や緩(ゆる)やかな波状の折り目、プリーツpleats
筆順
衣5+13=総画数18 U+895F
[キン、コン/えり]
◆衣服の体の前(胸元)を覆(おお)う部分、和服の前身頃(まえみごろ)に相当する部分の帯よりも上の部分、同「䘳」 {服飾(衣服)}
◆[日]えり、首周りまた首周りから胸元に続く衣服の縁(へり)の部分、中国では首周りの「えり」を「領リョウ(えり)」、体の前部分の「えり」を「衿キン(えり)」
◆胸のうち、胸に抱(いだ)く思い
◆「連襟レンキン」、相婿(あいむこ)、姉妹の夫(おっと)同士の関係
筆順
衣5+13=総画数18 U+8960

[トウ/まち]
◆ズボンjupon[仏]の内股(うちまた)の部分
◆「襠褲トウコ」、ズボン
◆「褲襠コトウ」、ズボン状の衣裳の脚(あし)を入れる筒状の部分の縫い合わせの部分
◆「裲襠リョウトウ」、長方形の布の中央の穴に頭を通し胸と背を覆うように着る衣服
◆[日]まち◇衣服にゆとりを持たせるために足す布、またその部分◇袴(はかま)の内股の部分◇封筒や袋の厚みの部分
筆順
衣5+13=総画数18 U+8961
[ショク、ゾク、トク、ドク、トウ、ツ/]
◆衣服の袖(そで)、「袿襡ケイショク」「【廣雅:卷七:釋器】裪(桃)𧝃(決)袿(圭)襡(大口)䘶(含)𧙤(妬禾)袔(賀)䘸(亦)衪(夷)袼(各)𧛫(胡)䙎(乎佳)袂衽袖也」
◆丈(たけ)の短い衣服
◆弓を入れる袋
衣5+13=総画数18 U+8962
[タン、ダン/]
◆衣服をはだけて肌を露(あら)わにする
◆「襢衣タンイ」、王后の礼服の一つで白無地のもの、同「𧝑衣テンイ」
筆順
𧝝衣5+13=総画数18 U+2775D

[ライ/]
◆廃(すた)れる、壊れ傾き崩れ落ちる「【御定全唐詩:卷二百四十:招太靈】祠之襰(音頼墜壞也)兮眇何年」
◆「𧝝𧜁・𢅭𢄌ライサイ」、衣服が綻(ほころ)びるさま、同「𦇛䌈ラツトウ」
𧝱衣5+13=総画数18 U+27771
褰𧞼䙭𧛓
[ケン/]
◆股下が二つに分かれた袴(はかま)状或いはズボンjupon[仏]状の衣裳、同「袴」
◆衣服の裾(すそ)を掴(つま)んで持ち上げる、たくし上げる、同「搴」「攐」
𧝳衣5+13=総画数18 U+27773
[カク、ギャク/]
◆首周りの襟(えり)の中の芯シン
𧝴衣5+13=総画数18 U+27774
𧛔
[トク、ドク/]
◆衣服に仕立て上がったときに、布の縫い合わせがちょうど背の中心になるようにした衣服、同「偏裻ヘントク」「繞䋸ジョウシュン」「𧞶裺トクエン」、同「裻」「【廣韻:入聲:沃第二:篤:𧝴】衣背縫也」「【集韻:卷二:平聲:諄第十八:䋸】縫也方言繞䋸謂之𧞶裺郭璞曰謂衣𧝴脊」
𧝷衣6+13=総画数19 U+27777

[カイ、キ/]
◆衣服の合わせの部分を繋ぎ止める紐、またその彩り鮮やかな紐
𧝹衣6+13=総画数19 U+27779
[ラ/]
◆裸(はだか)、裸になる、衣服をはだけて肌を露(あら)わにする、同「裸」
𧝺衣6+13=総画数19 U+2777A
袤𧞉
[ボウ、モ、ム/]
◆丈(たけ)が帯までの衣服、上半身に纏(まと)う着物(「衣」という、下半身に纏う着物は「裳」)
◆南北方向の長さ、東西方向は「広」
◆南北方向に広い、東西方向は「広」
𧝻衣6+13=総画数19 U+2777B
𤮪𧜈𧝢𧞚
[シュン/]
◆狩りをする時に穿(は)く韋(イ、鞣革なめしがわ)製の袴(はかま)「【說文解字注:㼱部:𤮪】羽獵韋絝」
𧝼衣5+13=総画数18 U+2777C
𢅚
[未詳/]
◆未詳「【康熙字典:申集下:衣部:𧝼】《正字通》同𢅚○按隋書以藻爲領褾無刀旁」
𧝽衣5+13=総画数18 U+2777D
[未詳/]
◆未詳「【集韻:卷九:入聲上:曷第十二:褐𧝽】說文編枲韤也一曰粗衣或从歇」
𧝾衣6+13=総画数19 U+2777E
[未詳/]
◆未詳「【類篇:衣部:襃褒裒𧝾】博毛切說文博裾也一曰奬飾又姓或作褒裒𧝾裒又房尤切聚也」
𧝿衣5+13=総画数18 U+2777F
襁𧚴𧟂
[キョウ、コウ/]
◆小児を背負うための細長い帯、負い紐(おぶいひも)、同「繈」
◆「𧝿褓キョウホウ」、小児や嬰児エイジを背負う紐と包(くる)む布、小児や嬰児を大切に庇(かば)い守るための衣類
𧞁衣5+13=総画数18 U+27781

[ソウ/]
◆「𧞁𧙀、𧞁𧞪ソウロウ」、衣服が破(やぶ)れたり擦(す)り切れたり古くなる、またそのような衣服
𧞃衣5+13=総画数18 U+27783

[ヘキ、ヒャク/ひだ]
◆衣裳の角張った山状や緩(ゆる)やかな波状の折り目、プリーツpleats
𧞉衣6+13=総画数19 U+27789
袤𧝺
[ボウ、モ、ム/]
◆丈(たけ)が帯までの衣服、上半身に纏(まと)う着物(「衣」という、下半身に纏う着物は「裳」)
◆南北方向の長さ、東西方向は「広」
◆南北方向に広い、東西方向は「広」
𧞤衣5+13=総画数18 U+277A4
[未詳/]
◆衣裳の一種、未詳「【康熙字典:申集補遺:衣部:𧝯】《五音篇海》古洽切𧞤衣也」
衣5+14=総画数19 U+4667
纁䌲䵫
[クン/]
◆濃く深みのある赤、真紅シンク、同「絳」、或いは「絳」よりもやや明るい赤、またその色の布や衣服「【爾雅注疏:釋器】一染謂之縓(《注》今之紅也)再染謂之赬(《注》染赤)三染謂之纁(《注》纁絳也)」「【說文解字:糸部:纁】淺絳也」
◆太陽が沈んでまだ明るさが残っている頃の薄暗く赤い光、またその色、同「曛」
衣5+14=総画数19 U+4668
裹褁𦆪
[カ/つつ・む]
◆包(つつ)む、包(くる)む、包み込む
衣5+14=総画数19 U+8963
[ヒ、ビ/]
◆褌(ふんどし、男性の陰部を覆い隠すための帯状の布)や猿股(さるまた、肌に直接穿く下着、肌袴、脚の部分が短い股引)の類、「犢襣褌、犢鼻褌トクビコン」「【玉篇:卷二十八:衣部第四百三十五:襣】毗二切犢襣以全三尺布作形如牛鼻相如所著也」
衣5+14=総画数19 U+8965

[ホク、ボク/]
◆物を包むための一枚物の布
◆「襆頭ボクトウ」、頭を覆う布、一枚物の布で頭を包むものや帽子状に作ったものなどがある、時代によって或いは貴賎によって違いがあるようである、同「幞頭」
◆深衣シンイ(上下が一体で体の前で重ね合わせるように着る衣裳)の腰から下のスカートskirt状の部分、下裳(したも)、同「纀」
衣5+14=総画数19 U+8966
𧝄
[ジュ、ニュウ/]
◆上半身に着る単衣(ひとえ、裏地の付いていない着物)或いは袷(あわせ、裏地の付いた着物)
◆「襦裙ジュクン」、襦ジュ(上半身に着る衣服)と裙クン(下半身に穿く衣裳)、上下が分かれた衣服
◆柔らかい衣類、下着、「汗襦カンジュ(裏地の付いていない肌着)」
◆乳児用の涎掛(よだれかけ)
◆目の細かい薄絹、同「繻」
筆順
衣5+14=総画数19 U+8967
[未詳/]
◆未詳「【龍龕手鑑《欽定四庫全書》本:卷一:衣部第十:{⿰衤薾}襧】陟几反無衣也一曰{⿰糸攵}衣(《續古逸叢書》本では「{⿰糸攵}衣」ではなく「{⿰糸乆}衣」)「【字彙:申集:衣部:襧】陟几切音止無衣也一曰{⿰糸夫}也○按此字疑𧝉字之譌(「{⿰糸夫}」は「紩」かと思われる)
衣5+14=総画数19 U+8968
[대テ/]
◆[韓]音「대テ」
◆[韓]「衣襨(의대ウィデ)」、衣裳イショウ
◆[韓]「胴衣襨(동의대トンウィデ」、上下が繋(つな)がった衣裳
衣5+14=総画数19 U+896A
[バツ、モチ、ベツ/]
◆足や脚を包(くる)む靴下(くつした、ソックスsocks・ストッキングstockingsなど)や脚絆(きゃはん)の類、同「袜」「帓」、革製は「韈」
筆順
𧞀衣5+14=総画数19 U+27780
𧞫
[シュ、ジュ/]
◆単衣(ひとえ)の筒袖(つつそで、袂がない袖)の上衣(うわぎ、上半身に着る服)「【方言:第四】複𧝄江湘之間謂之𧞫(音豎)或謂之筩褹(今筩袖之𧝄也褹即袂字耳)」
𧞍衣5+14=総画数19 U+2778D
[ジツ、ニチ/]
◆未詳「【廣韻:入聲:黠第十四:痆:𧞍】奴人衣」
𧞑衣5+14=総画数19 U+27791

[ボウ、ム/]
◆衣、衣服「【玉篇:卷二十七:衣部第四百三十五:𧞑】莫紅切衣」
𧞓衣5+14=総画数19 U+27793
𪗋
[シ、ジ/]
◆衣裳(イショウ、上下の衣服の総称)の下縁(へり)を縫(ぬ)う、また下縁(へり)が縫ってある衣裳
◆「𧞓縗シサイ」、裾(すそ)の下縁(へり)を縫った粗い麻製の喪服の名、同「纃縗・齊衰」、「纃」参照「【廣韻:上平聲:脂第六:咨:𪗋】𪗋縗經典通用齊」
𧞔衣5+14=総画数19 U+27794
[カイ/]
◆外衣ガイイ、上着(うわぎ)、内衣ナイイの上に着る衣服、同「𧜅」
𧞖衣5+14=総画数19 U+27796

[タン/]
◆未詳「【說文解字注:衣部:褍】衣正幅(凡衣及裳不衺殺之幅曰褍左傳端委杜注禮衣端正無殺故曰端周禮士有玄端素端鄭云端者取其正也按褍者正幅之名非衣名巾部㡏下曰正褍裂)」「【廣韻:上平聲:桓第二十六:端:褍】衣長也又衣正幅也」「【漢字源:衣部:褍】衣服で、胴体を包む部分。また、長く垂れた衣」
注解:【說文解字注】の「玄端」「素端」はいずれも礼服で、正方形の布(「端正」)を用いるという、「無殺」は「その布を捨てるところ(余すところ)なく使う」の意で、「褍者正幅之名非衣名」とあることから「褍」は「礼服などに仕立てる正方形の布の名」かと思われる
𧞚衣6+14=総画数20 U+2779A
𤮪𧜈𧝢𧝻
[シュン/]
◆狩りをする時に穿(は)く韋(イ、鞣革なめしがわ)製の袴(はかま)「【說文解字注:㼱部:𤮪】羽獵韋絝」
𧞛衣5+14=総画数19 U+2779B

[シュク、スク、ソ、ショ/]
◆衣服が好(よ)いさま、鮮(あざ)やかなさま、美しいさま、同「䙯」「【廣雅:卷一:釋詁】…䙘(且六)…好也」「【龍龕手鑑:卷一:衣部第十:𧞛】俗䙘正子六反好衣皃」
𧞜衣6+14=総画数20 U+2779C
[未詳/]
◆未詳「【字彙補:申集:衣部:𧞜】古文裵字」
𧞝衣5+14=総画数19 U+2779D

[セキ、ジャク/]
◆嬰児エイジや小児をを寝かせたり包(くる)んだりするのに用いる布、小児や嬰児を大切に庇(かば)い守るための衣類、「襁褓キョウホウ」
𧞞衣5+14=総画数19 U+2779E
[ユウ/]
◆「𧟍」の同訓異音字か?
𧞟衣5+14=総画数19 U+2779F
襜䄡
[セン/]
◆体の前を覆う前掛け、前垂れ
◆車の帷(とばり、目隠し用の幕)
◆垂らした幕や布がひらひらとはためくさま
◆「襜褕センユ」、直裾チョクキョ(裾(すそ)がまっすぐなもの)で単衣(ひとえ)の深衣シンイ(上下が一体で体の前で重ね合わせるように着る衣裳) {服飾(衣服)}
𧞢衣6+14=総画数20 U+277A2
[未詳/]
◆未詳「【字彙補:申集:衣部:𧞢】同緷」
衣6+15=総画数21 U+466A
襻𧘒𧘵𧘋𧘬𧘙
[ハン、ヘン/]
◆直領チョクリョウ(首元から下の襟えりが体の前で重なり合わない衣服)が開(はだ)けないように留(と)めるための紐(ひも)、釦(ボタンbutton)に掛ける(輪状の)紐、同「䙅」 {服飾(衣服)}
◆紐などで留(と)める
衣5+15=総画数20 U+8964
褴繿䍀
[ラン/]
◆破(やぶ)れたり解(ほつ)れたりなどした衣服、襤褸ランル(ぼろ)、同「藍」
筆順
衣5+15=総画数20 U+8969
𧟎
[ショク/]
◆股(また)から下が二つに分かれた袴(はかま)状・ズボンjupon[仏]状の衣裳(イショウ、上半身に着る衣イと腰から下に穿く裳ショウを合わせた服の称)、同「𧙥」「襱」
衣5+15=総画数20 U+896B
[セキ、シャク/]
◆「襏襫ハツセキ」、背中に羽織り雨雪を防ぐための藁などで作った雨具
衣5+15=総画数20 U+896C
䙓𧟍
[ハイ、ヘ/]
◆下半身に身に着ける衣裳、袴(はかま)やズボンjupon[仏]・スカートskirtの類、同「裳」「裙」「帔」
衣5+15=総画数20 U+896D
[ケツ、ゲチ/]
◆衣服の前裾(まえすそ、帯よりも下の部分)の縁(へり)を(日本で「褄つま」と呼ばれ部分を)摘まみ上げて腰帯に挟み込む、同「擷」
筆順
衣5+15=総画数20 U+896E
𧟊
[ハク、バク/]
◆黼フ(斧の形の模様)を縫い取った襟
◆隠れているものを曝す
𧞧衣5+15=総画数20 U+277A7
𧞱𧜫𪊬𪊘
[ヒョウ/]
◆重ね着をする際に最も上(外側)に羽織(はお)る衣服、上着(うわぎ)、外衣ガイイ、同「表」
𧞨衣5+15=総画数20 U+277A8

[オウ、ウ/]
◆子供の涎掛(よだれか)け
◆アサ(麻)などを編んで作った(粗末な)衣服
𧞩衣5+15=総画数20 U+277A9
[セツ、セチ/]
◆丈の短い上着(うわぎ、上半身に纏う着物)、また衣類
𧞪衣5+15=総画数20 U+277AA
[ロウ/]
◆「䙣𧞪ソウロウ」、衣服が破(やぶ)れたり擦(す)り切れたり古くなる、またそのような衣服、同「䙣𧙀」「【集韻:卷十:入聲下:盇第二十八:𧞪】𧞪䙣衣敝」「【正字通:申集中:衣部:𧞪】同𧙀…」
𧞬衣5+15=総画数20 U+277AC
𧟖
[サン、セン/]
◆丈(たけ)の短い単衣(ひとえ)の上着(うわぎ、上半身に着る衣服)、また下着(したぎ、肌着)「【龍龕手鑑:卷一:衣部第十:𧟖】正{𧞬-韭+非}俗𧞬今音衫小襦也」
𧞯衣6+15=総画数21 U+277AF
[ホウ、ボウ/]
◆衣服の前襟(まええり、和服の前身頃まえみごろに当たる部分)、また懐(ふところ、前襟を合わせたところ)、同「𧝘」 {服飾(衣服)}
𧞰衣5+15=総画数20 U+277B0
[未詳/]
◆未詳「【字彙補:申集:衣部:𧞰】子六切音足好也鮮明也(【字彙補】は「䙯」「䙘」と同義とする)
𧞱衣5+15=総画数20 U+277B1
𧞧𧜫𪊬𪊘
[ヒョウ/]
◆重ね着をする際に最も上(外側)に羽織(はお)る衣服、上着(うわぎ)、外衣ガイイ、同「表」
𧞳衣5+15=総画数20 U+277B3
[未詳/]
◆未詳
注解:「𧝄」の譌字か?
𧞸衣5+15=総画数20 U+277B8
[イ、ユイ、スイ、ズイ/]
◆死者を覆う布などの衣類、またそれを遺族に贈る、同「襚」
衣5+16=総画数21 U+896F

[シン/]
◆内衣ナイイ(衣服の下に着る衣服、インナーウェアinnerwear)、シャツshirtや肌着のような単衣(ひとえ)の衣服、外衣ガイイ(衣服の上に着る衣服、アウターウェアouterwear)の内側に着る衣服、「襯衫シンサン(シャツshirt)」
◆ぴったりと付く、ぴったりと寄り付く
◆施(ほどこ)す、与え助ける、布施フシ・フセ、同「儭」「嚫」
◆「襯托シンタク」「陪襯バイシン」、絵柄の輪郭をぼかして絵柄を際立(きわだ)たせる、主シュとなるものを引き立たせる、同「渲染センゼン」「烘托コウタク」
筆順
衣5+16=総画数21 U+8970
𧝝
[ライ/]
◆廃(すた)れる、壊れ傾き崩れ落ちる「【御定全唐詩:卷二百四十:招太靈】祠之襰(音頼墜壞也)兮眇何年」
◆「襰𧜁・𢅭𢄌ライサイ」、衣服が綻(ほころ)びるさま、同「𦇛䌈ラツトウ」
衣5+16=総画数21 U+8971
[ロウ、ル/]
◆股(また)から下が二つに分かれた袴(はかま)状・ズボンjupon[仏]状の衣裳イショウ、同「𧙥」
◆スボンの内股(うちまた)の部分、またそこに余裕を持たせるために当てる布、襠(まち)、「褲襠コトウ」
◆「襱𧙥ロウトウ」、衣服が大きいさま(「身丈に合っていない」の意か?)「【通雅:卷四十九:諺言:儱侗】直行曰徿㣚未成器曰儱侗身不端正曰䡁𨈹衣寛曰襱𧙥按儱侗字唐禪師甞用之知是唐諺」
衣6+16=総画数22 U+8972
袭𧟟𧟛𥫄
[シュウ、ジュウ/おそ・う、かさね・る、かさね]
◆かさね、外衣ガイイ、衣服の上に羽織る(重ねて着る)衣服、同「褶」
◆重(かさ)ねる、同じように繰り返す、それまで通りにする、受け継ぐ、引き継ぐ、「襲用シュウヨウ(踏襲トウシュウする)」
◆攻める、「襲撃シュウゲキ」「来襲ライシュウ」
筆順
𦇜衣5+16=総画数21 U+261DC
繃綳绷
[ホウ、ヒョウ/]
◆紐や帯や布を解(ほど)けないようにしっかりと(ぴったりと)巻き付ける
◆小児を背負うための細長い帯、負い紐(おぶいひも)、同「䙖」「襁」
𧞫衣5+16=総画数21 U+277AB
𧞀
[シュ、ジュ/]
◆単衣(ひとえ)の筒袖(つつそで、袂がない袖)の上衣(うわぎ、上半身に着る服)「【方言:第四】複𧝄江湘之間謂之𧞫(音豎)或謂之筩褹(今筩袖之𧝄也褹即袂字耳)」
𧞶衣5+16=総画数21 U+277B6
[トク/]
◆「𧞶裺トクエン」、衣服に仕立て上がったときに、布の縫い合わせがちょうど背の中心になるようにした衣服、同「繞䋸ジョウシュン」「偏裻ヘントク」「【方言:卷四】繞䋸(音循)謂之𧞶裺(《注》衣督脊也)(「督」は「𧝴」)
𧞷衣5+16=総画数21 U+277B7

[カイ、エ/]
◆懐(ふところ)、着物の前合わせ(体の前で重ね合わさったところ)や上着と下着の間、同「懷」
◆懐に物を挟(はさ)む、懐に物を入れる、しまい込む
𧞻衣6+16=総画数22 U+277BB
襄㐮𡣿
[ショウ、ソウ、ジョウ/]
◆上(あ)げる、高くする
◆助ける、手を貸す
◆(手を貸して)成し遂げさせる
◆馬車、また馬車を牽(ひ)く馬
漢字林(非部首部別)
𧞼衣5+16=総画数21 U+277BC
褰𧝱䙭𧛓
[ケン/]
◆股下が二つに分かれた袴(はかま)状或いはズボンjupon[仏]状の衣裳、同「袴」
◆衣服の裾(すそ)を掴(つま)んで持ち上げる、たくし上げる、同「搴」「攐」
𧞽衣5+16=総画数21 U+277BD
[未詳/]
◆未詳
𧟂衣5+16=総画数21 U+277C2
襁𧚴𧝿
[キョウ、コウ/]
◆小児を背負うための細長い帯、負い紐(おぶいひも)、同「繈」
◆「𧟂褓キョウホウ」、小児や嬰児エイジを背負う紐と包(くる)む布、小児や嬰児を大切に庇(かば)い守るための衣類
衣5+17=総画数22 U+466C
[エイ、ヨウ/]
◆裙(クン、下半身に穿く衣裳)の襞(ひだ、波状の折り目、プリーツpleats)
◆彩(いろど)り豊かなさま、美しく彩られた模様
衣5+17=総画数22 U+466D
褰𧞼𧝱𧛓
[ケン/]
◆股下が二つに分かれた袴(はかま)状或いはズボンjupon[仏]状の衣裳、同「袴」
◆衣服の裾(すそ)を掴(つま)んで持ち上げる、たくし上げる、同「搴」「攐」
衣5+17=総画数22 U+8973
[①セン②シン/]

◆丈(たけ)の短い単衣(ひとえ)の上着(うわぎ、上半身に着る衣服)、また下着(したぎ、肌着)「【玉篇:卷二十八:衣部第四百三十五:襳】所銜所炎二切圭表飾也小襦也襌襦也又襳纚毛羽皃」
◆丈(たけ)の長い外衣ガイイ(衣服の上に羽織る衣服)の飾り、飾り帯、「襳袿センケイ」

◆「𧞬襹・襂襹シンシ」、衣裳の飾り(羽毛の飾り)が羽毛のようにひらひらと揺れるさま
衣5+17=総画数22 U+8974
襕襽幱𢆄
[ラン/]
◆衣イ(上半身に着る衣服)と裳ショウ(腰から下に穿く衣服)が別れていない単(ひとえ)の衣服、「襴衫ランサン」
◆[日]裳や裾(すそ、丈の長い衣服の帯よりも下の部分)の先に継ぎ足した部分、足の運びを良くするため広がるように大きめに作る
筆順
衣5+17=総画数22 U+8976
[タイ/]
◆「褦襶ダイタイ」、不釣り合いなさま、無分別なさま、日傘
衣5+17=総画数22 U+8977
𧜎
[/たすき]
◆[日]袖(そで)をたくし上げる紐(ひも)、肩から腋(わき)の下に斜めに掛ける紐
筆順
𧟄衣5+17=総画数22 U+277C4
[ジョウ、ニョウ/]
◆未詳「【字彙補:申集:衣部:𧟄】金石錄太公碑引周志曰文王夢天帝服元𧟄以立于令孤之津帝曰賜汝望趙明誠曰𧟄字字書所無葢从衣不从示也」
衣5+18=総画数23 U+466F
[シュク、スク/]
◆衣服が好(よ)いさま、鮮(あざ)やかなさま、同「䙘」
衣5+18=総画数23 U+8975
[ショウ/]
◆裙クン(下半身に身に着ける衣類、袴はかまやスカートskirtの類)の襞(ひだ、波状の折り目、プリーツpleats)、同「襉」
◆折り畳む
◆日除(ひよ)けなどのために翳(かざ)す大きな団扇(うちわ)「【玉篇:卷二十八:衣部第四百三十五:襵】之渉切詘也幕也」
衣5+18=総画数23 U+897A
[ケン/]
◆絹綿を詰めた防寒用の衣服、麻綿は「袍」
𧟈衣5+18=総画数23 U+277C8

[ヒョウ/]
◆衣服の袖(そで)、同「褾」「【玉篇:卷二十八:衣部第四百三十五:褾】必了切衣袂也𧘡同上」
◆衣服の縁(へり)に領(えり)・衿(えり)のように帯状の布を縫い足した部分
◆裱装ヒョウソウ、表装ヒョウソウする、同「裱」
𧟉衣5+18=総画数23 U+277C9
襉襇裥
[カン、ケン/]
◆裙クン(下半身に身に着ける衣類、袴はかまやスカートskirtの類)の襞(ひだ、波状の折り目、プリーツpleats)、同「襵」
𧟊衣5+18=総画数23 U+277CA

[ハク、バク/]
◆黼フ(斧の形の模様)を縫い取った襟
◆隠れているものを曝す
衣5+19=総画数24 U+4670
[リ/]
◆嫁入りの際に女性が腰帯から垂らす細長い布、同「褵」
◆柔らかくふんわりとしたさま「【御定淵鑑類函:卷四百二十七:鳥部十:鷗四】…雪羽䙰褷半惹泥海雲深處…」
◆「䙰褷リシ」◇柔らかくふんわりとしたさま◇雛(ひな、生まれて間もない鳥の子)が柔らかい羽毛を纏(まと)い始めるさま
衣5+19=総画数24 U+8978
[サン/]
◆衣裳が色鮮やかで美しい、色鮮やかな衣装を纏って美しい
衣5+19=総画数24 U+8979
[シ/]
◆「襂襹・𧞬襹シンシ」、衣裳の飾り(羽毛の飾り)が羽毛のようにひらひらと揺れるさま
衣5+19=総画数24 U+897B
䙪𧘒𧘵𧘋𧘬𧘙
[ハン、ヘン/]
◆直領チョクリョウ(首元から下の襟えりが体の前で重なり合わない衣服)が開(はだ)けないように留(と)めるための紐(ひも)、釦(ボタンbutton)に掛ける(輪状の)紐、同「䙅」 {服飾(衣服)}
◆紐などで留(と)める
衣5+19=総画数24 U+897C
[ゲイ、ゲ/]
◆衣服の袖(そで)、袂(たもと)、同「褹」
𧟍衣5+19=総画数24 U+277CD
襬䙓
[ハイ、ヘ/]
◆下半身に身に着ける衣裳、袴(はかま)やズボンjupon[仏]・スカートskirtの類、同「裳」「裙」「帔」
𧟎衣5+19=総画数24 U+277CE

[ショク/]
◆股(また)から下が二つに分かれた袴(はかま)状・ズボンjupon[仏]状の衣裳(イショウ、上半身に着る衣イと腰から下に穿く裳ショウを合わせた服の称)、同「𧙥」「襱」
𧟏衣6+19=総画数25 U+277CF
衮袞𧙰𧚹䙛𧟗
[コン/]
◆天子や三公サンコウ(最も上位の三つの官職、またその職に就いている人)が公式行事の際に着用する龍(天子は昇竜、三公は降竜)の模様が描かれた衣服「【詩經:豳風:九罭】…我覯之子衮衣繡裳(《音義》…天子畫升龍於衣上公但畫降龍…)」
◆三公、別称「三槐サンカイ」、周代(前11世紀~前256年)・元(1271年~1368年)・明(1368年~1644年)・清(1644年~1912年)では太師タイシ・太傅タイフ・太保タイホ、秦(前221年~前206年)・前漢(西漢、前202年~8年)では丞相ジョウショウ(大司徒)・太尉タイイ(大司馬)・御史大夫ギョシタイフ(大司空)、後漢(東漢、25年~220年)から唐(618年~907年)では司徒シト・司空シクウ・太尉タイイ
𧟔衣5+20=総画数25 U+277D4
褿
[ソウ、ゾウ/]
◆小児を寝かせたり包(くる)んだりするのに用いる布、同「㡟」「帴」「褯」
◆ストールstoleやショールshawlなどの肩に掛け体の前で合わせるもの、同「帴」
衣5+21=総画数26 U+4671
𧜭
[ショク、ゾク/]
◆上下が繋(つな)がった丈(たけ)の長い衣裳(イショウ、上半身に着る衣イと腰から下に穿く裳ショウを合わせた服の称)
衣5+21=総画数26 U+897D
襴襕幱𢆄
[ラン/]
◆衣イ(上半身に着る衣服)と裳ショウ(腰から下に穿く衣服)が別れていない単(ひとえ)の衣服、「襴衫ランサン」
◆[日]裳や裾(すそ、丈の長い衣服の帯よりも下の部分)の先に継ぎ足した部分、足の運びを良くするため広がるように大きめに作る
𧟕衣5+21=総画数26 U+277D5
[未詳/]
◆未詳
注解:「【龍龕手鑑:卷一:衣部第十:{⿰衤疊}】徒叶反與㲲同」がある
𧟖衣5+21=総画数26 U+277D6
𧞬
[サン、セン/]
◆丈(たけ)の短い単衣(ひとえ)の上着(うわぎ、上半身に着る衣服)、また下着(したぎ、肌着)「【龍龕手鑑:卷一:衣部第十:𧟖】正{𧞬-韭+非}俗𧞬今音衫小襦也」
𧟗衣5+21=総画数26 U+277D7
衮袞𧙰𧚹𧟏䙛
[コン/]
◆天子や三公サンコウ(最も上位の三つの官職、またその職に就いている人)が公式行事の際に着用する龍(天子は昇竜、三公は降竜)の模様が描かれた衣服「【詩經:豳風:九罭】…我覯之子衮衣繡裳(《音義》…天子畫升龍於衣上公但畫降龍…)」
◆三公、別称「三槐サンカイ」、周代(前11世紀~前256年)・元(1271年~1368年)・明(1368年~1644年)・清(1644年~1912年)では太師タイシ・太傅タイフ・太保タイホ、秦(前221年~前206年)・前漢(西漢、前202年~8年)では丞相ジョウショウ(大司徒)・太尉タイイ(大司馬)・御史大夫ギョシタイフ(大司空)、後漢(東漢、25年~220年)から唐(618年~907年)では司徒シト・司空シクウ・太尉タイイ
𧟘衣5+22=総画数27 U+277D8
[ドウ、ノウ/]
◆衣服がゆったりとしているさま、緩(ゆる)いさま、同「儾」「𦈃」
𧟙衣5+24=総画数29 U+277D9

[レイ、リョウ/]
◆未詳「【集韻:卷四:平聲四:青第十五:𧟙䙥袊】衣光也」(「【玉篇:卷二十八:衣部第四百三十五:袊】力井切衣衿也宜袊婦人初嫁所著上衣也」)
𧟛衣6+24=総画数30 U+277DB
襲袭𧟟𥫄
[シュウ、ジュウ/おそ・う、かさね・る、かさね]
◆かさね、外衣ガイイ、衣服の上に羽織る(重ねて着る)衣服、同「褶」
◆重(かさ)ねる、同じように繰り返す、それまで通りにする、受け継ぐ、引き継ぐ、「襲用シュウヨウ(踏襲トウシュウする)」
◆攻める、「襲撃シュウゲキ」「来襲ライシュウ」
漢字林(非部首部別)
𧟜衣5+28=総画数33 U+277DC
[未詳/]
◆未詳
𧟞衣5+30=総画数35 U+277DE
𧜰
[フク/]
◆布を重ねて縫い上げた(裏地の付いた)衣服、袷(あわせ)、同「複」
𧟟衣6+32=総画数38 U+277DF
襲袭𧟛𥫄
[シュウ、ジュウ/おそ・う、かさね・る、かさね]
◆かさね、外衣ガイイ、衣服の上に羽織る(重ねて着る)衣服、同「褶」
◆重(かさ)ねる、同じように繰り返す、それまで通りにする、受け継ぐ、引き継ぐ、「襲用シュウヨウ(踏襲トウシュウする)」
◆攻める、「襲撃シュウゲキ」「来襲ライシュウ」


[漢字林] [漢字林(非部首部別)] [付録]

[漢字林 衣部] [部首索引]

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