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[辞典・用語][新漢字辞典][八画]

「総画数索引」

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番外 付録


一1+7=総画数8 U+4E26
[ヘイ、ビョウ/なら・ぶ、な・み]
◆二つの同じものが隣り合って同じ方向を向く、また同じ方向を向いて立つ
◆~と同様に、~と同時に
◆皆と同じ、程度が普通
日4+8=総画数12 U+666E
[ホ、フ/あまね・く]
◆太陽の光がどこにも一様に偏(かたよ)りなく降り注ぐさま
◆偏りがないさま、一様にどこまでも行き渡るさま
注解:別「𤽽」
木4+8=総画数12 U+692A
[ポン/はえ]
◆ポンカン(椪柑)、ミカン科ミカン属の木、またその実
◆[日]地名用字、「三椪(みはえ、宮崎県延岡市)」
丿1+7=総画数8 U+4E56
[カイ、ケ/そむ・く]
◆反対方向に離れて行く、「背骨のように中央を境にしてそれぞれ反対方向に向かう、離れて行く」の意
◆背を向ける、背(そむ)く
◆あるべき姿や道に(人の忠告に)背を向け従わない、また反ハンする、「乖戻カイレイ」
◆[俗](特に子供に対して)お利口な、賢(かしこ)い
土3+7=総画数10 U+57C0
[スイ、ズイ/た・れる、なんなん・とする、し・ずる、しだ・れる]
◆(紐・糸などの線状のものや布・紙などの平面状のものの)片方がぶら下がる、繋(つな)がっているものの片方がだらりと下がる
◆連(つら)なりながら下に落ちる、伝わり落ちる
◆上の者(上位者・上級者・年長者など)が下の者に与える、また伝える、また継(つ)ぐ
◆なんなん・とする、今にも~になりそうである
◆辺境ヘンキョウ、辺遠ヘンエンの地、同「陲」
二2+6=総画数8 U+4E9E
[ア、エ/]
◆次ぐ、準ずる
◆ほぼ同じだがやや劣る、また少ない
土3+8=総画数11 U+580A
[アク、ア/]
◆壁の上塗りなどに用いる粘土ネンド(ねばつち)状の土、またそれを塗る、「亞」は「次」の意で「下地を塗り次いでその上に塗る、その壁土」の意
心4+8=総画数12 U+60E1
[アク、オ、ウ/わる・い、あし]
◆良くない、劣る、好ましくない
◆憎む、好ましくない(良くない)感情を抱く
◆不快な、不吉な
◆忌(いま)まわしい、醜(みにく)い、またそのように行い
◆道を誤る、道義に反する、またそのように行い
木4+8=総画数12 U+690F
[ア、エ/また]
◆"Y"字形に枝分かれした枝、「椏杈アサ」
金8+8=総画数16 U+930F
[ア、エ/しころ]
◆「錏鍜アカ」、錏・錣・𩊱(しころ)、首回りを守るために兜(かぶと)から両肩と首筋を覆うように垂らした部分、同「鐚」、別名「鏂銗オウコウ」
◆アンモニウムammoniumの旧称、現「銨」
二2+6=総画数8 U+4E9F
[キョク、コク、キ、コ/]
◆急いで、すみやかに
◆間をおかずに、屡々(しばしば)、度々(たびたび)
木4+8=総画数12 U+6975
[キョク、ゴク/きわ・み、きわ・まる、きわ・める、きわ・めて]
◆屋根の棟(むね)、最も高いところ、またそこに渡した木、棟木(むなぎ)
◆頂点、先端
◆これ以上はない、それより先はない、またそこに達する
◆究(きわ)まる、尽(つ)きる
◆最高の、最上の
◆10の48乗
◆簡「极」
亠2+6=総画数8 U+4EAB
[キョウ、コウ/う・ける]
◆(神や目上の人から)授かる、受ける、素直に受け入れる
◆(神に供物を)奉(ささ)げる、(目上の人に馳走を)差し上げる、心からもてなす
心3+8=総画数11 U+60C7
[トン、シュン、ジュン/]
◆誠実で心がこもっているさま、手厚いさま
攴4+8=総画数12 U+6566
[トン、タイ/]
◆手厚い、誠実で心がこもっている、同「㪟」
◆強く促(うなが)す、急き立てる
◆食物を盛る半球状の器、半球状の蓋(ふた)と合わせるとほぼ球形になる、主に祭礼の際に収穫したキビ(黍、イネ科キビ属の草)などの穀物を盛る容器として使われた
◆「敦煌トンコウ」、西漢代(前202年~8年)に置かれた郡名、現甘粛省敦煌市付近
木4+8=総画数12 U+6901
[カク/]
◆棺(ひつぎ)を納めるための木製の外箱、外棺、石製は「𥕖」
水3+8=総画数11 U+6DF3
[シュン、ジュン/]
◆(濾されて滲み出てきた水のように)雑(まじ)り気がないさま、豊かで深みがあるさま、同「醇」
◆自然のままで飾り気がないさま、純朴なさま
◆純真で誠実なさま、篤実(とくじつ)なさま
言7+8=総画数15 U+8AC4
[シュン、ジュン/]
◆丁寧テイネイに詳しく教え諭(さと)す
◆丁寧なさま、懇(ねんご)ろなさま、懇切なさま
邑3+8=総画数11 U+90ED
[カク/くるわ]
◆(日本の城下町に当たる)都市を二重に囲む高い壁のうちの外側の壁、外城ガイジョウ、またその壁で囲まれた市街、同「廓」「郛」、内側の壁を「城」という
◆壁や塀などで周りが囲まれているところ、同「廓」
◆中心から外方向に広げる、同「拡」
◆「郭公カッコウ」、カッコウ科の鳥、別名「大杜鵑タイトケン」「布穀鳥フコクチョウ(ふふどり)」「鳲鳩シキュウ」「鴶鵴カツキク」「擊穀ゲキコク」「桑鳩ソウキュウ」
酉7+8=総画数15 U+9187
[シュン、ジュン/]
◆水で薄めていない酒、濃厚な酒
◆雑(まじ)り気がなく豊かで深みがあるさま、またその酒
鳥11+8=総画数19 U+9D89
[シュン、ジュン/うずら]
◆ウズラ(鶉)、キジ科のウズラ属・ヤマウズラ属など、またミフウズラ科・ナンベイウズラ科などに属する鳥、雄を「鶛カイ」、雌を「痺ヒ」
◆「鶉火ジュンカ」、獅子宮シシキュウ、黄道十二宮の第五
亠2+6=総画数8 U+4EAC
[ケイ、キョウ/みやこ]
◆高台(たかだい)、小高い丘
◆(多く高台に宮城があったことから)首都、王宮や中央政府の所在地、都みやこ、同「亰」
◆一兆の一万倍 、古くは千万(一万の千倍で「下数」と呼ばれる十進法での数)
冫2+8=総画数10 U+51C9
[リョウ/すず・しい、すず・む]
◆ひんやりする、気温が低い、やや冷たい、やや寒い
◆もの寂(さび)しい
◆対応が冷たい、情ジョウが薄い、思い遣(や)りが欠ける
◆五胡十六国時代に中国西北部を領した古国名、「前涼(320年~376年)」 、「後涼(386年~403年)」 、「西涼(400年~421年)」「北涼(397年~439年)」「南涼(397年~414年)」
力2+8=総画数10 U+52CD
[ケイ、ギョウ/]
◆強い、力が強い、屈強な、同「倞」「彊」
尢3+9=総画数12 U+5C31
[シュウ、ジュ/つ・く、つ・いて]
◆つ・く、近くまで行く、近くに付いて従う
◆物事に取り掛かるための位置につく、「就任」「就職」「就寝」など
◆成る、成し遂げる
◆[日]つ・いて、~に関して、即ち
手3+8=総画数11 U+63A0
[リャク、ラク/かす・める、かす・れる]
◆さっと触れて一瞬に通り過ぎる
◆さっと払(はら)う、さっと撫(な)でる
◆鞭(むち)打つ、鞭で叩(たた)く、同「拷」
◆さっと奪い取る、同「略」
◆永字八法の一つ、右上から左下にはらう書き方、現代中国では「彎」
日4+8=総画数12 U+666F
[ケイ、キョウ、エイ、ヨウ/かげ]
◆光(ひかり)、光が当たることでできる影、光と影
◆光と影があることで見える姿形(すがたかたち)や様子(ようす)・状態、「景色ケイショク(けしき)」「風景フウケイ」
◆大きいさま、立派なさま、尊(とうと)いさま、「景福ケイフク(大きな幸い)」「景行ケイコウ(◇立派な行為◇尊び仰あおぐ)」「景仰ケイギョウ(尊び仰あおぐ)」
木4+8=総画数12 U+690B
[リョウ、ロウ/むく]
◆ミズキ(水木、ミズキ科ミズキ属の木)の類、未詳「【玉篇:卷十二:木部第一百五十七:棶】力才切椋也」「【農政全書:卷五十四:木部:椋子樹】本草有椋子木舊不載所出州土今密縣山野中亦有之其樹有大者木則堅重材堪爲車輞初生作科條狀類荊條對生枝叉葉似柿葉而薄小兩葉相當對生開白花結子細圓如牛李子大如豌豆生青熟黒味甘鹹性平無毒葉味苦」
◆「椋鳥リョウチョウ」、ムクドリム(椋鳥)、クドリ科の鳥
◆[日]ムク(椋)、ムクノキ(椋木)、アサ科ムクノキ属の木
水3+8=総画数11 U+6DBC
[リョウ/すず・しい、すず・む]
◆ひんやりする、気温が低い、やや冷たい、やや寒い
◆もの寂(さび)しい
◆対応が冷たい、情ジョウが薄い、思い遣(や)りが欠ける
◆五胡十六国時代に中国西北部を領した古国名、「前涼(320年~376年)」 、「後涼(386年~403年)」 、「西涼(400年~421年)」「北涼(397年~439年)」「南涼(397年~414年)」
言7+8=総画数15 U+8AD2
[リョウ、ロウ/まこと]
◆真実シンジツ、誠(まこと)
◆確かなさま、嘘偽り(うそいつわり)がないさま
◆信じる、確かであるとして受け入れる
◆「諒闇・諒陰リョウアン」、喪中モチュウに起居キキョする部屋、また喪に服(ふく)すこと
金8+8=総画数16 U+9344
[リョウ/]
◆打楽器の一種、未詳
魚11+8=総画数19 U+9BE8
[ケイ、ギョウ、ゲイ/くじら]
◆クジラ(鯨)、クジラ目の水棲哺乳動物、特に雄を指す、雌は「鯢」
黑12+8=総画数20 U+9EE5
[ケイ、ギョウ、ゲイ/]
◆墨刑ボッケイ、罪人の顔に罰を受けたことを示す印を彫り込む刑、同「剠」
人2+6=総画数8 U+4F70
[ヒャク、ハク、ビャク/]
◆百人を単位とした組(集団や組織)、その組の長、五人は「伍」、十人は「什」、千人は「仟」
◆百、「百」の大写字(「一」は「壹」・「二」は「貳」のような大文字のこと)
宿宀3+8=総画数11 U+5BBF
[シュク、スク、シュウ、シュ/やど・る、やど・す、やど]
◆屋根の下(家屋の中)で一夜を過ごす、また止(とど)まって休息する「【春秋左傳:莊公:莊公三年】凡師一宿為舍再宿爲信過信爲次(《疏》注正義曰舍者君行一日止而舍息也信者住經再宿得相信問也穀梁傳曰次止也則次亦止舍之名…)」
◆休息したり泊まったり(宿泊したり)するところ、「旅宿リョシュク(宿場)」「宿舍シュクシャ(旅館、寄宿舎)
◆止(とど)まる、留(とど)まる、「宿怨シュクエン(心に留まって去らない恨み)」「星宿セイシュク(同じ位置関係を保つ星座)」
◆日や年を跨(また)ぐ、「宿醉シュクスイ(酒が次の日まで残る、二日酔い)」「宿根シュッコン(植物の葉や茎が枯れても根は残り次の年に再び芽を出す)」
◆年(や経験)を重ねる、またそのような人
人2+6=総画数8 U+4F96
[リン/]
◆きちんと筋(すじ)が通っているさま
注解:「文章が記された木簡や竹簡(冊サク)を集め(亼シュウ)、文章の筋が通るように順序正しく並べる、また並べたもの」を意味する会意文字
人2+8=総画数10 U+502B
[リン/]
◆輩ハイ(ともがら、やから)、同等・同類・同属・同世代などの同じグループgroupに属する人
◆きちんとした並び順、「倫序リンジョ」「倫次リンジ」
◆人と人との理(リ、道理・道徳や規範など)に適(かな)った関係、「倫理リンリ」
山3+8=総画数11 U+5D18
[ロン/]
◆「崐崘コンロン」◇中国西方域にあり仙女西王母セイオウボ・サイオウボが住んでいたとされる山名「【山海經:西山經】西王母其狀如人豹尾虎齒而善嘯蓬髮戴勝(蓬頭亂髪勝玉勝也音龐)是司天之厲及五殘」◇中国西方域のタクラマカンTaklamakan砂漠とチベットTibet高原の間をほぼ東西に延びる山脈の名
山3+8=総画数11 U+5D19
[ロン/]
◆「崑崙コンロン」◇中国西方域にあり仙女西王母セイオウボ・サイオウボが住んでいたとされる山名「【山海經:西山經】西王母其狀如人豹尾虎齒而善嘯蓬髮戴勝(蓬頭亂髪勝玉勝也音龐)是司天之厲及五殘」◇中国西方域のタクラマカンTaklamakan砂漠とチベットTibet高原の間をほぼ東西に延びる山脈の名
木4+8=総画数12 U+68C6
[リン/]
◆木名、未詳「【說文解字:木部:棆】毋杶也」「【爾雅注疏:釋木】棆無疵(《注》棆木也無疵病因名之郭云棆楩屬似豫章案楩及豫章皆南方大木之名也)」
水3+8=総画数11 U+6DEA
[リン/]
◆漣(さざなみ)、風が水面に作る小さな波「【爾雅注疏:釋地】河水清且瀾漪大波為瀾…小波為淪…」
◆沈む、没ボッする、水中に沈んで姿が見えなくなる、「淪沒リンボツ」
◆零落(おちぶ)れる、滅(ほろ)びる、「淪亡リンボウ」
糸6+8=総画数14 U+7DB8
[リン、カン、ケン/]
◆青い印綬インジュ(色によって官位を表す組紐)
◆糸、糸を撚(よ)り合わせた紐(ひも)
◆糸をきちんと(太さや色糸の柄などが不揃いにならないように)撚る
◆「経綸ケイリン」、国家をきちんと整え治めること
◆「綸巾カンキン」、帽子ボウシの一種、諸葛亮孔明ショカツリョウコウメイ(181年~234年)が被(かぶ)っていたことで知られる
◆天子の行為や言葉に冠する語、「綸言リンゲン(王の言葉)」「【禮記注疏(禮記正義):卷五十五:緇衣】子曰王言如絲其出如綸王言如綸其出如綍」に依る
◆[日]「綸子リンズ」、光沢がある紋織物(もんおりもの)の一つ
言7+8=総画数15 U+8AD6
[ロン/あげつら・う]
◆理リ(道理ドウリ、筋目すじめ)に沿って考える、理に適(かな)った考え
◆きちんと筋道(すじみち、道理)に沿って(順序立てて)述べる
◆道理(筋や理)に照らして物事(罪の軽重や功績の大小など)を判定する
◆「論語ロンゴ(孔子コウシの言行や高弟との問答などを記した書物)」の略
車7+8=総画数15 U+8F2A
[リン/わ]
◆回りながら車の移動を容易にするための円形で中央部が空いている部品、丸太を輪切りにしたようなものは「輇」
◆円形で中央部が空いている形、またそのような形のもの
◆くるくると回る、同じことを繰り返す、循環する、またそのようなもの
◆南北の広がり、東西は「広」
◆[日]花を数える語、中央から輪状に広がることから
人2+6=総画数8 U+820E
[シャ/]
◆身体を休めるところ、家、休息や宿泊するための宿
◆休息する、身体を休める
◆軍隊の一日の行軍距離の単位、1舎=30里(約15km)、「一舎ごとに一宿する」ことから
◆自分の住む家や身内の謙称
◆捨(す)てる、手放(てばな)す、同「捨」
◆財物などを他に与える、施(ほどこ)す、同「捨」
手3+8=総画数11 U+6368
[シャ/す・てる]
◆手放(てばな)す、棄(す)てる、握った手を解(と)いて手の中のものを放(ほう)る、同簡「舍」
◆財物などを他に与える、施(ほどこ)す、「喜捨キシャ」「施捨シシャ」、同「舍」
注解:{⿰扌舍}が正字
儿2+6=総画数8 U+514D
[ベン、メン/まぬか・れる]
◆取り除く、取り去る
◆身に着けているものを脱(ぬ)ぐ
◆逃(のが)れる、負うべき役目や義務などを負わずに済む、災いなどに遇わず済む
◆許(ゆる)す、赦(ゆる)す、見逃(みのが)す、負うべき役目・義務・罪などを負わなくてよいと許す
◆位階や役目を解(と)く
人2+7=総画数9 U+4FDB
[フ、ベン、メン/]
◆体を前に屈(かが)め姿勢を低くする、伏(ふ)せる、顔を下に向ける、俯(うつむ)く、同「俯」
◆勤勉なさま
力2+8=総画数10 U+52C9
[ベン、メン/つと・める]
◆強(し)いる、他に強いる、強く励(はげ)ます、自らに強いる、力を尽くして励む
◆「勉強ベンキョウ」◇足りないところ(足りないもの)を補(おぎ)おうと励む◇他に強いて~させる◇[日]学術や技術を習得しようと励む◇[日]商品を割安にして売る
女3+7=総画数10 U+5A29
[ベン、メン、バン、モン/]
◆物静(ものしず)かで美しいさま「【玉篇:卷三:女部第三十五:娩】無遠亡辯二切婉娩也媚好也」
◆子を産(う)む、出産する、同「婏」「㝃」
注解:別「婏」
心3+7=総画数10 U+6097
[バン、マン、モン/]
◆どうしてよいか分からず迷う
◆ぼんやりして忘れる
手3+7=総画数10 U+633D
[バン、モン/ひ・く]
◆曳(ひ)く、引っ張る、同繁「輓」
◆柩キュウ(ひつぎ、死者が納められた棺)を乗せた車を曳く、同「輓」
◆「挽歌バンカ」、柩を乗せた車を曳く時に歌う歌、人の死を悼(いた)む歌、同「輓歌」
◆[日]ひ・く、鋸(のこぎり)などで手前に引くようにして切る
日4+8=総画数12 U+6669
[バン、モン/おそ・い、おく・れる]
◆陽が沈み切って暗くなる、日がすっかりと暮れる、またその時刻、陽が沈み始める頃を「夕」、「傍晚ボウバン(晚が間近の頃)」「夜晚ヤバン(夜、すっかり暗くなった頃)」
◆おそ・い、遅(おそ)い、時刻・時期・季節などが遅い、遅(おく)れる
◆一年・一生イッショウ・時代などの終わりに近い、またその頃
車7+7=総画数14 U+8F13
[バン、モン/ひ・く]
◆車や舟を(前に進めようと)曳(ひ)く、引っ張る、同簡「挽」
◆柩キュウ(ひつぎ、死者が納められた棺)を乗せた車を曳く、同「挽」
◆「輓歌バンカ」、柩を乗せた車を曳く時に歌う歌、人の死を悼(いた)む歌、同「挽歌」
辵3+8=総画数11 U+9038
[イツ、イチ/そ・れる、そ・らす、はや・る]
◆逃(のが)れる、(指や網の隙間から、するりと)抜ける
◆(収まっているべきところから、うっかり)外に出る、外(はず)れる
◆枠を一段と超えている、抜きん出ている
◆(枠に囚われずに)思いのままに振る舞うさま、気儘(きまま)なさま、同「劮」「𠡓」「妷」
◆[日]はや・る、気持ちが急(せ)く
注解:「ウサギ(兎・兔)が走って逃げる」の意
儿2+6=総画数8 U+5152
[ジ、ニ、ゲイ、ゲ/こ]
◆生まれたばかりの(男の)子、乳飲み子、囟シン(頭蓋の左右の骨の額から後頭部にかけての接合部分)が骨化していない2歳くらいまでの幼い子
◆小さく弱々しいさま、初々しいさま、小さく可愛らしいさま
◆若々しいさま、(男の)若者
◆息子
◆簡「儿」
人2+8=総画数10 U+502A
[ゲイ、ゲ/]
◆小児ショウニ、幼い子
◆か弱いさま、初々しいさま
◆際(きわ、他のものと接するところ)、端(タン、始まりや終わり)
◆「端倪タンゲイ」、物事の始まりや終わり、また始まりや終わりのきっかけ・端緒タンショ「【莊子注:卷三:大宗師】…反覆終始不知端倪(…反覆之波而不知終始之所極也)」
◆(目をしっかり見開かずに)目を細めて見る、同「睨」
◆「俾倪ヘイゲイ」◇姫垣(ひめがき)、女牆ジョショウ、胸墻キョウショウ、城壁の上の見張ったり攻撃したりするための窓や"凹凹凹"状の狭間(はざま)を設けた低い壁◇(城壁の狭間から下を)見下(みお)ろす、見下(みくだ)す、睨(にら)み見る、同「睥𥆩」
犬3+8=総画数11 U+730A
[ゲイ、ゲ/]
◆「狻猊サンゲイ」◇獅子シシ(ライオンlion、ネコ科ヒョウ属の哺乳類)の別名、同「𪊴麑」◇獅子に似た想像上の動物、龍生九子リュウセイキュウシ(龍が生んだ九頭の子)のうちの一頭、煙を好み座位を好むとされる
◆「猊座ゲイザ」、仏の座る座席、高僧の座る座席、獅子座(仏や高僧などが説法するときに座る座席)
目5+8=総画数13 U+7768
[ゲイ、ゲ/にら・む]
◆(顔を正面に向けずに)横目・下目・上目など(目をしっかり見開かずに)目を細めて見る
◆光が斜めから差す
◆「睥睨ヘイゲイ」、見下(みくだ)す、睨(にら)み見る、同「俾倪」
豸7+8=総画数15 U+8C8E
[ゲイ、ゲ/]
◆「䝜貎サンゲイ」◇獅子シシ(ライオンlion、ネコ科ヒョウ属の哺乳類)の別名、同「𪊴麑」◇獅子に似た想像上の動物、龍生九子リュウセイキュウシ(龍が生んだ九頭の子)のうちの一頭、煙を好み座位を好むとされる
◆「猊座ゲイザ」、仏の座る座席、高僧の座る座席、獅子座(仏や高僧などが説法するときに座る座席)
雨8+8=総画数16 U+9713
[ゲイ、ゲ/]
◆虹(にじ)の外側にできる薄い虹、副虹フクコウ、色の並びは虹と逆になる、同「蜺」、古く虹は天空を横切る大蛇に見立てたもので、虹にも雄雌があると考えられ、色が鮮やかなものを雄で「虹」「主虹シュコウ」、薄いものを雌で「霓ゲイ」「副虹フクコウ」といった
鬥10+8=総画数18 U+9B29
[ケキ、キャク、ゲキ/せめ・ぐ]
◆子供(兒)のように互いに言い争う(鬥)、仲違(なかたが)いする、内輪揉(うちわも)めする
魚11+8=総画数19 U+9BE2
[ゲイ、ゲ/]
◆サンショウウオ(山椒魚)、サンショウウオ上科の両生類
◆雌のクジラ(鯨)、雄は「鯨」
鹿11+8=総画数19 U+9E91
[ゲイ、ゲ/]
◆シカ(鹿)の子、鹿の子(かのこ)、子鹿、同「麛」
◆「𪊴麑・狻麑・狻猊サンゲイ」、獅子シシ(ライオンlion、ネコ科ヒョウ属の哺乳類)の別名
儿2+6=総画数8 U+5154
[ト、ツ/うさぎ]
◆ウサギ(兎・兔)、ウサギ目の哺乳類
◆「玉兔ギョクト」、月(つき、地球の衛星)、月にウサギが住むと考えられたことから
◆「伏兔フクト」、車軸に被(かぶ)せるように載(の)せ車台を支える部品、同「𨋩」
冖2+8=総画数10 U+51A4
[エン、オン/]
◆謂(いわ)れなく網(あみ)を被(かぶ)せられる、不当に罪を着せられる
◆(不当な仕打ちを)怨(うら)む、恨(うら)む
注解:「網や籠(かご)を被せられたウサギ(兎)が自由に走れないさま」を象った字
宀3+8=総画数11 U+5BC3
[エン、オン/]
◆謂(いわ)れなく網(あみ)を被(かぶ)せられる、不当に罪を着せられる
◆(不当な仕打ちを)怨(うら)む、恨(うら)む
艸3+9=総画数12 U+83DF
[ト、ツ/]
◆「菟絲トシ」「菟蘆トロ」「菟縷トロウ」、ハマネナシカズラ(浜根無葛)、ネナシカズラ科の蔓性の草、別名「蓎蒙トウモウ」「赤網セキモウ」
◆「菟瓜トカ」、カラスウリ(烏瓜)、ウリ科カラスウリ属の草、同「王瓜オウカ」
◆「菟蒵トケイ」、フキタンポポ(蕗蒲公英)、キク科フキタンポポ属の草、同「款冬カントウ」「【爾雅注疏:釋草】菟奚(蒵)顆涷(《註》款冬也…《疏》)藥草也一名菟奚一名顆涷郭云款涷也紫赤莖生水中案本草款冬一名橐吾一名顆涷一名虎鬚一名菟奚陶註云形如宿蒪未舒其腹裏有絲其花乃似大菊花…」
◆「於菟オト」、トラ(虎)の別称
儿2+6=総画数8 U+5C2D
[ギョウ/]
◆高いさま、高く聳(そび)えるさま
◆名君との誉(ほま)れ高い伝説上の人物の名
日4+8=総画数12 U+6681
[キョウ、ギョウ/あかつき]
◆あかつき、曙ショ(あけぼの)、夜明け、陽の光が差し始め辺りが明(あか)るくなり始める、またその頃、同「皢」
◆明(あ)ける、明るくなる
◆明(あき)らかになる、はっきりと分かる、悟(さと)る
◆[日](~した、~になった)時、「実現した暁には」「達成した暁には」
火4+8=総画数12 U+713C
[ショウ/や・く、や・き、く・べる]
◆火をつける、火つけて燃やす、火の中にものを入れて燃やす、ものが熱せられて炎や煙が立ち昇る
◆[日]あれこれと進んで人に尽くす
入2+6=総画数8 U+5169
[リョウ/ふた、ふた・つ、もろ]
◆(対になる)二つ、またその双方、双方共に
◆重量の単位、1斤=16両
◆車の台数を表す語、同「輛」
◆[日]貨幣の単位、金1両=銀60匁(江戸時代元禄期)
人2+8=総画数10 U+5006
[リョウ、ロウ/]
◆巧(たく)みなさま、巧みな技(わざ)、「伎倆・技量ギリョウ」
◆(対になる)二つ、二人、またその両方、同「兩(両两)」
衣5+8=総画数13 U+88F2
[リョウ、ロウ/]
◆「裲襠リョウトウ」、長方形の布の中央に孔を作りそこに頭を通して胸と背を覆うように着る衣服
車7+8=総画数15 U+8F1B
[リョウ、ロウ/]
◆二輪の(二輪以上の)車
◆車の台数を表す語、同「兩」
鬼10+8=総画数18 U+9B4E
[リョウ、ロウ/]
◆「魍魎モウリョウ」、山川の精気から生じるという妖怪ヨウカイ、物の怪(もののけ)、お化(ば)け、同「蝄蜽」
八2+6=総画数8 U+5176
[キ、ゴ、ギ/そ・れ、そ・の]
◆人(その人)や事柄(そのこと、それ)や物(それ)などを指す語、that、it
土3+8=総画数11 U+57FA
[キ、コ/もと、もと・づく、もとい]
◆構築物を建てる時に最初に築く部分、構築物を支える土台
◆物事の始まりとなるところ、物事の拠(よ)りどころとなるもの、物事の根本のところ
斤4+8=総画数12 U+65AF
[シ/か、か・く、こ、こ・の]
◆断ち切る、切り割(さ)く
◆これ、この、ここ、this
◆か・く、このように、thus、such
◆か・くて、か・くして、このようにして、それが元(原因・理由)で
月4+8=総画数12 U+671E
[キ、コ/]
◆一年、年が一巡すること、同「稘」「期」
◆一カ月、月日が一巡すること
月4+8=総画数12 U+671F
[キ、ゴ、コ/]
◆予定されている(約束されている)時(とき、時期、時間)、「時期ジキ」「期間キカン(二つの時・時期の間、始めの時から終わりの時までの間)」
◆決められた時(時期、時間)に会う
◆時(時期、時間)が一巡すること、一年(例えば収穫から次の収穫まで)、また一カ月(朔日から次の朔日まで)、同「稘」「朞」
木4+8=総画数12 U+68CA
[キ、ゴ、ギ/]
◆圍碁・囲碁イゴや将棋(しょうぎ)などの方形の盤バン(ボードboard)を使うゲームgame、またそれに使う石や駒、「囲棋イキ(囲碁)」「棋子キシ(碁石や将棋・チェスchessなどの駒)」
◆囲碁を打つ、将棋を指す
木4+8=総画数12 U+68CB
[キ、ゴ、ギ/]
◆圍碁・囲碁イゴや将棋(しょうぎ)などの方形の盤バン(ボードboard)を使うゲームgame、またそれに使う石や駒、「囲棋イキ(囲碁)」「棋子キシ(碁石や将棋・チェスchessなどの駒)」
◆囲碁を打つ、将棋を指す
欠4+8=総画数12 U+6B3A
[キ、コ、ギ/あざむ・く]
◆偽(いつわ)る、騙(だま)す
◆相手を軽(かろ)んじる、馬鹿にする
水3+8=総画数11 U+6DC7
[キ、ギ/]
◆「淇水キスイ」、川名、河內隆慮縣(現河南省安陽市)西大號山を源とし衛河エイガに合流する
石5+8=総画数13 U+7881
[キ、ゴ、ギ/]
◆方形の盤バン(ボードboard)を使うゲームgameの一つ、「囲碁イキ・イゴ」「囲棋イキ」
示5+8=総画数13 U+797A
[キ、ギ/]
◆幸いであるさま、喜ばしいさま、安らかで思い悩むこともないさま
禾5+8=総画数13 U+7A18
[キ/]
◆周年、収穫から次の収穫までの期間、年が一巡すること、同「朞」「期」
◆実を取った後の穀物の茎、藁(わら)や豆幹(まめがら)、同「萁」
竹6+8=総画数14 U+7B95
[キ/み]
◆穀類を入れ上下に揺すりながら、軽い糠(ぬか)や殻(から)や塵(ごみ)などを取り除くための籠(かご)
◆二十八宿東方青龍セイリュウの第七宿
◆「箕踞キキョ」、腰を下ろし両足を前へ投げ出すようにして座る、膝を曲げることはあっても足は組まない座り方、同「踑踞」
馬10+8=総画数18 U+9A0F
[キ、ゴ/]
◆碁盤目のような青黒い紋様のある馬
◆駿馬シュンメ、「騏驥キキ」
鹿11+8=総画数19 U+9E92
[キ、ゴ、ギ/]
◆「麒麟キリン」◇想像上の動物の名、「仁獣ジンジュウ」とも呼ばれる、姿はキバノロ(牙獐、シカ科キバノロ属のシカ鹿)或いはシフゾウ(四不像、シカ科シフゾウ属のシカ鹿)に似てウシ(牛)のような尾があり頭頂に一本の角(つの)があるという、また一説に、牡(おす、雄)を「麒」、牝(めす、雌)を「麟」「【爾雅注疏:釋獸】麐麕身牛尾一角(《疏》李巡曰麐瑞應獸名孫炎曰靈獸也京房易傳曰麐麕身牛尾狼額馬蹄有五彩腹下黃高丈二詩周南云麟之…行中規矩遊必擇地詳而後處不履生蟲不踐生草不羣居不侶行不入陷阱不罹羅網…)」「【說苑:卷十八:辨物】…麒麟麕身牛尾圎頂一角…」◇キリン(麒麟)、キリン科の偶蹄類グウテイルイ
八2+6=総画数8 U+5177
[ク、グ/そな・わる、そな・える、つぶさ・に]
◆そな・わる、そな・える、必要なものが揃っている、必要なものを揃える
◆必要なものが身に付いている
◆(食事のための器具、戦うための武具、作業するための道具などの)揃えておく必要があるもの
◆つぶさ・に、漏れなく詳しく
人2+8=総画数10 U+5036
[ク、グ/とも・に]
◆皆(みな)揃って、一緒に、同「皆」「偕」
◆一緒に~する、行動を同じにする、同「偕」
心3+8=総画数11 U+60E7
[ク、グ/おそ・れる]
◆不安や恐れでびくびくする、おどおどする
◆恐れる、心配する、同「恐」「怕」
風9+8=総画数17 U+98B6
[ク、グ/]
◆中国南東方海上で発生する大風(おおかぜ)、暴風ボウフウ、台風タイフウ(颱風、typhoon)
八2+6=総画数8 U+5178
[テン/のり]
◆古来から尊(とうと)ばれ続けている書物、行動や祭祀・儀式の規範・基準となる書物、「典籍テンセキ(古い貴重な書物)」
◆守り則(のっと)るべき手順や作法、規範、原則、「典礼テンレイ(儀礼の作法)」「典範テンパン(規範)」
◆司(つかさど)る、管理・監督する、またその人、またその職、「典衣テンイ(君主の衣類を司る人、またその職)」、同「敟」「䓦」
◆質(シチ)に入れる
月(肉)4+8=総画数12 U+8146
[テン/]
◆手厚い、行き届いている、至れり尽せりである、同「倎」「㙉」
◆多いさま、たくさんなさま、「腆腆テンテン」
◆善(よ)い
◆「腼腆ベンテン」、恥じらうさま、同「靦覥」、同「婖」「【康熙字典:丑集下:女部:婖】…又他點切音忝女靦覥貌」
木4+8=総画数12 U+6923
[/しで]
◆[日]シデ(四手・椣)、カバノキ科クマシデ属の木、また、カバノキ属などの一部にも用いられる
◆[日]地名用字、「椣原(しではら、奈良県生駒郡)」
凵2+6=総画数8 U+51FD
[カン、ゴン/はこ]
◆文書などを入れる蓋付きの小形の箱、鎧などを入れる箱、収納箱
◆中に入れる、しまい込む
◆中に入れて閉じる、また蓋をする、また封をする
水3+8=総画数11 U+6DB5
[カン、ゴン/]
◆水に浸(つ)ける、たっぷりの水で潤(うるお)す
◆中が(内容が)たっぷりと潤っている、また豊かである
刀2+6=総画数8 U+5230
[トウ/いた・る]
◆目指すところに行き着く(達する、届く)、ある時間・状態になる(達する、届く)、同「至」
◆それより先がない(これ以上はない)ところまで行き着く、極まる、同「至」
人2+8=総画数10 U+5012
[トウ/たお・す、たお・れる]
◆立っているものが横になる(横にする)
◆(上下や前後左右の位置関係や順序が、また意図・予想していたことと)逆(ぎゃく)になる、逆にする、逆(さか)さまになる
◆器を傾けて中のものを出す、注(つ)ぐ
木4+8=総画数12 U+6921
[/くぬぎ]
◆[日]「三ツ椡(みつくぬぎ)」、地名、新潟県新発田市
刀2+6=総画数8 U+5236
[セイ、セ/]
◆断(た)つ、切る
◆断って目的とする形にする、また形を整(ととの)える、同繁「製」、同「剬」
◆決まり、規則、法ホウ
◆枠(わく)をはみ出さないように押さえる、勝手に動かないように抑(おさ)える
手4+8=総画数12 U+63A3
[セイ、セ/]
◆引く、引っ張る、同「摰」
◆引っ張って動きを押さえる、制御セイギョする
◆引き上げる、引き抜く
衣6+8=総画数14 U+88FD
[セイ、セ/]
◆形に合わせて布(ぬの)を断(た)つ、布を断ち衣服に仕立てる、同「裁」
◆目的とする形に作る、また形を整(ととの)える、同簡「制」
力2+6=総画数8 U+52B5
[ケン、ゲン/]
◆疲れる、疲れて力が出ない、同「倦」「勌」
注解:別「券」
木4+8=総画数12 U+6926
[ケン/]
◆木を曲げて作った円形の器、同「𥁠」「桊」
◆牛の鼻に通す木製また鉄製の輪、同「桊」
十2+6=総画数8 U+5352
[ソツ、ソチ、シュツ/お・わる、お・える、つい・に、にわか・に]
◆下級の兵士、歩兵、上官に付き従い身の回りの世話をする兵
◆終わる、尽きる
◆大夫タイフ(君主を補佐する重臣)の死、高位の人の死、同「𣨛」「【禮記注疏(禮記正義):曲禮下】天子死曰崩諸侯曰薨大夫曰卒士曰不祿庶人曰死」
◆終(つい)に、最後に
◆俄(にわか)に、急に、突然に
人2+8=総画数10 U+5005
[サイ、ソツ、ソチ/せがれ]
◆付き添う、付き従う、同「卒」
◆予備や補助を目的に主となるものに副(そ)う、同「副」
◆[日]せがれ、自分の息子
土3+8=総画数11 U+57E3
[サイ、スイ、ソツ、ソチ/そね]
◆粘り気のない土
◆土がばらばらと落ちる、剥(は)げ落ちる
◆[日]そね、地名用字、姓用字、「大埣(おおそね、宮城県登米市南方町)」「倉埣(くらぞね、宮城県石巻市桃生町)」
心3+8=総画数11 U+60B4
[スイ、ズイ/せがれ]
◆苦労や心痛などで痩(や)せ衰(おとろ)える、「憔悴・癄瘁・顦顇ショウスイ」
◆[日]せがれ、自分の息子の謙称、但し「倅(伜)」の誤用
水3+8=総画数11 U+6DEC
[サイ/]
◆焼いて高温にした金属を水などに浸(つ)けて一挙に冷やす、焼入れする、金属を鍛えるための熱処理法、同「焠」
◆水などに浸(ひた)す
◆鍛(きた)える
犬3+8=総画数11 U+731D
[ソツ、ソチ/]
◆犬が草叢から突然飛び出す
◆突然に、不意に
◆「倉猝ソウソツ」、慌(あわただ)しいさま、忙(せわ)しいさま
疒5+8=総画数13 U+7601
[スイ、ズイ/]
◆病(や)む、病んで窶(やつ)れる、同「顇」
◆疲れる、疲れて痩(や)衰(おとろ)える
◆「癄瘁・憔悴・顦顇ショウスイ」、苦労や心痛などで痩せ衰える
石5+8=総画数13 U+788E
[サイ/くだ・く、くだ・ける]
◆塊(かたまり)や形を成しているものが粉々に(ばらばらに)なる、また粉々にする、細かく(小さく)割る、壊して細かくする、「粉砕フンサイ」
◆細々(こまごま)している、纏(まと)まりがない
◆細かくて煩(わずら)わしい、くどい、くだくだしい
米6+8=総画数14 U+7CB9
[スイ/いき]
◆他のものが全く混じっていないさま、「純粋ジュンスイ」
◆[日]いき、身形(みなり)や立ち振る舞いが垢抜けしているさま
羽6+8=総画数14 U+7FE0
[スイ/みどり]
◆青みを帯びた緑色
◆「翡翠ヒスイ」◇カワセミ(川蝉・翡翠)、カワセミ科の鳥、頭から背にかけて美しい青色をしている、雄を「翡」、雌を「翠」◇美しく光沢のある青緑色、またそのような色をしたもの◇光沢のある青緑色をした「玉ギョク(美しく高貴な石)」と呼ばれる宝石、「硬玉コウギョク」
艸3+8=総画数11 U+8403
[スイ、ズイ/]
◆草が叢(むら)がり生えるさま
◆群がる、多くのものが集まる、また集める
◆(多くのものの中からそこだけが、それだけが)抜き出る、抜きん出ている
◆「拔萃バッスイ」、抜きん出ている、多くの中から一部を抜き出す、同「抜粋」
酉7+8=総画数15 U+9189
[スイ/よ・う、え・い]
◆酒を適度に(心地よく酔う程度に)飲み楽しむ「【說文解字注:酉部:醉】卒也卒其度量不至於亂也(…)一曰酒潰也(此別一義…)」
◆飲み潰れる、(酒を飲んで)正常な認識や判断ができなくなる
◆物事に夢中になる、のめり込む
◆酒に漬ける、また酒漬けにしたもの、同「酻」「【說文解字注:酉部:醉】…若今醉蠏醉鰕之類」
十2+6=総画数8 U+5353
[タク/]
◆ひときわ大きいさま、ひときわ高いさま、抜きん出ているさま
◆[日]机、テーブルtable、中国では「桌」
人2+8=総画数10 U+502C
[タク/]
◆抜きん出ている人、同「卓」
◆ひときわ優れている人
口3+8=総画数11 U+5545
[タク、トウ、チョウ/]
◆啄(つい)ばむ
◆「啅啅トウトウ」、多くの鳥の鳴き声の形容
心3+8=総画数11 U+60BC
[トウ、ドウ/いた・む]
◆死者を偲び心から悲しむ、死者に思いを致して心を痛める
手3+8=総画数11 U+6389
[チョウ、ジョウ、トウ/]
◆(「揺」よりも)大きく揺り動かす、振る、振り回す
◆回る、向きを変える
◆落とす、振り落とす
◆減る、なくなる
木4+8=総画数12 U+68F9
[トウ、ジョウ、タク/さお、さお・さす]
◆船を漕(こ)ぐ、漕いで舟を進める、同「䑲」
◆船を漕ぐ櫂トウ(かい、オールoar)や槳ショウ(パドルpaddle)のような道具、同「䑲」
◆机、テーブルtable、同「槕(桌)」
◆[日]長い棒、水底を突いて舟を動かす長い棒、三味線の柄(え)
◆[日]箪笥(たんす)や三味線などを数える語
糸6+8=総画数14 U+7DBD
[シャク/]
◆ゆったりとしたさま、ゆとりがあるさま
网5+8=総画数13 U+7F69
[トウ、チョウ/]
◆魚を掬(すく)い捕(と)る笊(ざる、浅めの竹製の籠かご)状の漁具、同「䈇」「篧」「【淮南鴻烈解:卷第十七:說林訓】釣者靜之𦋯者扣舟𦋐者抑之{⿳㓁八⿱田日}者舉之爲之異得魚一也」
◆上から覆(おお)い被(かぶ)せる、上から覆って包み込む
卜2+6=総画数8 U+5366
[カイ、ケ、カ/]
◆占卜(センボク、占い)の符号(形や組み合わせ)、それによって占う、またその結果、周易シュウエキ(周代に成ったとされる占い法)では算木(サンボク、さんぎ)を用いる
◆「八卦ハッカ・ハッケ」、周易で三つの爻(コウ、陽⚊と陰⚋の二種がある)による八種(乾☰・兌☱・離☲・震☳・巽☴・坎☵・艮☶・坤☷)の組み合わせ、伏羲(フクギ)八卦(先天八卦)と文王ブンオウ八卦(後天八卦)がある
手3+8=総画数11 U+639B
[カイ、ケ、カ/か・ける]
◆引っ懸(か)ける、ものの上に置いて両方また片方を垂らす、ぶら下げる、同「挂」
◆引っ懸かる、気になって心に(目に)止まる
◆簡「挂」
◆[日]体や物を斜めにしてその一方また一部を他の物に預(あず)ける
◆[日]仕事を受け持つ
◆[日]ものの上に被(かぶ)せて周りを垂らす
◆[日]費用や時間を費(つい)やす
◆[日]乗算
网5+8=総画数13 U+7F6B
[カイ、ケイ、ケ、エ/]
◆(網などの障害となるものに)引っ掛かる、引っ掛かって動けない、同「絓」「𦁊」
◆碁盤の目のような(縦横に規則正しく区切られた)方形の枡目(ますめ)、碁盤の目状や格子状に区切られているもの、同「𥦛」
◆[日]区切り、「罫線ケイセン(区切りを示す線)」
衣5+8=総画数13 U+8902
[カイ、ケ/]
◆上半身に羽織る衣服、上着(うわぎ、衣服の上に羽織る衣服)
厶2+6=総画数8 U+53C2
[サン、ソン、シン/まい・る]
◆行く、行って加わる
◆行って目見(まみ)える、拝謁ハイエツする、拝謁するために行く
◆幾つものものを引き合わせて比べる
◆三、「三」の大写字(「一」は「壹」・「二」は「貳」のような大文字のこと)
◆二十八宿西方白虎ビャッコの一つ
心3+8=総画数11 U+60E8
[サン、ソン、ザン/みじ・め、むご・い、むご・たらしい]
◆心が痛(いた)む、心を痛める
◆痛ましい、哀(あわ)れで痛々しい
◆(程度が)激しい、甚(はなは)だしい、酷(ひど)い
魚11+8=総画数19 U+9BF5
[ソウ、サン、シン/あじ]
◆魚の生臭(なまぐさ)い匂(にお)い、嫌(いや)な臭(にお)い、同「鱢」
◆魚名、未詳「【常言道:第十三回】…鰺魚弔白魚…」
◆[日]アジ(鯵)、アジ科の海水魚
又2+6=総画数8 U+53D4
[シュク、スク/]
◆兄弟の上から三番目、兄弟は年長者から順に「伯・仲・叔・季」といい、「叔」は上から三番目に当たる
◆(妻の立場から)夫の弟
◆父親の弟、兄は「伯」
◆「叔父シュクフ(おじ)」◇父親の弟◇[日]父母の弟、父母の妹の夫
◆「叔母シュクボ(おば)」◇父親の弟の妻◇[日]父母の妹、父母の弟の妻
◆若い、年少の
◆末(すえ)、「叔世シュクセイ(末世、衰退して滅びる寸前の世)」
◆拾い上げる、同「掓」
人2+8=総画数10 U+4FF6
[シュク、テキ、チャク/]
◆始まり、最初、同「埱」
◆善(よ)い、良い、好ましい、同「淑」
◆整える、整備する、「俶装シュクソウ(出掛ける準備をする、身なりを整える)」
◆際立(きわだ)っている、抜きん出ている、非常に、同「倜」
◆「俶儻・倜儻テキトウ」、(才気サイキや度量ドリョウが)際立(きわだ)っているさま、傑出ケッシュツしているさま
宀3+8=総画数11 U+5BC2
[セキ、ジャク/さび、さび・しい、さび・れる]
◆声や音がすることもなくひっそりとしているさま、同「諔」
◆「寂寥セキリョウ」◇何もなく空虚なさま◇声や音がすることもなくひっそりとしているさま
◆「寂寞・寂漠セキバク」、人の姿も声や音もなくひっそりとしているさま
◆[仏]悟(さと)りの境地
◆[仏]「円寂エンジャク」「寂滅ジャクメツ」、同「涅槃ネハン(Nirvāṇa[梵])」◇悟りの境地に至ること◇釈迦シャカや仏陀ブッダbuddha[梵]の死
木4+8=総画数12 U+6912
[ショウ/はじかみ]
◆「山椒サンショウ」「花椒カショウ」「蓁椒シンショウ」、はじかみ(山椒の古名)、ミカン科サンショウ属の木、またその実
◆「胡椒コショウ」、コショウ科の植物
水3+8=総画数11 U+6DD1
[シュク、ジュク/しと・やか]
◆善(よ)い、良い、好ましい、同「俶」
◆穢(けが)れがなく透き通っているさま、慎(つつし)み深く清らかなさま、同「𣻪」
目5+8=総画数13 U+7763
[トク/]
◆見張る、取り締まる、不正を正(ただ)す、「監督カントク」
◆集団を率(ひき)いる、統率・指揮する
◆中心となって統率・指揮する、またその人、その官職名
艸3+8=総画数11 U+83FD
[シュク/まめ]
◆豆、豆類の総称、同「尗」
◆「菽粟シュクゾク」◇豆類と穀類◇食糧
又2+6=総画数8 U+53D6
[シュ、ス/と・る]
◆捕(つか)まえる、捕(と)らえる、縄(なわ)を掛ける
◆手に入れる、手の中に収(おさ)める、手で受ける
◆(多くの中から一部を、或いは一つを)選ぶ、選択する
◆娶(めと)る、嫁(よめ)を貰(もら)う、同「娶」
注解:「耳」と「又(右手)」から成り、「敵を倒した証(あかし)である耳をしっかり手に持つさま」を象った字
女3+8=総画数11 U+5A35
[シュ、ス/よめ]
◆「娵訾・娵觜シュシ」、十二次ジュウニジ(天体の運行軌道を12等分したもの)の一つ、凡(おおよ)そ二十八宿の「室」「壁」を中心とした位置に相当する
◆「娵隅シュグウ」、魚(さかな)「【太平御覽:卷第二百四十九:職官部四十七:府叅軍】又曰郝隆爲桓公南蠻叅軍…隆初以不能受罰旣飲覽筆便作其一句云娵(子瑜反)隅躍清池桓問娵隅是何語荅云蠻名魚爲娵隅…」
◆[日]嫁(よめ)、息子の妻
女3+8=総画数11 U+5A36
[シュ、ス/めと・る]
◆妻とするために他家の女性を自分の家に迎える、嫁(よめ)を貰(もら)う、同「取」
手3+8=総画数11 U+63AB
[シュ、ス/]
◆警戒のために夜回りをする
◆多く集まる
◆麻幹(あさがら)、アサ(麻、アサ科アサ属の草)の茎の皮を剥いで乾燥させたもの、同「黀」
曰4+8=総画数12 U+6700
[サイ/もっと・も]
◆もっと・も、比べるものの中で一番の、第一の、極めて
◆多くの(幾つかの)ものの中で先頭であるさま、一番優れているさま
◆多くのものが同じところに集まる、また集める、同「冣」「撮」
注解:「最」の「曰」は本来「冃」、そのため「曰部」ではなく本来は「冂部」
言7+8=総画数15 U+8ACF
[シュ、ス/]
◆人が集まって(人に)相談する、政(まつりごと)などについての意見や助言を求める
走7+8=総画数15 U+8DA3
[シュ、ス、ショク、ソク/おもむ・く、おもむき]
◆おもむ・く、足早(あしばや、「歩」よりは速く「走」よりは遅い速さ)に行く、さっさっと(すたすたと)行く、急いで行く、同「趨」「趍」
◆急がせる、促(うなが)す
◆おもむき、目指す方向、目指すところ、意図するところ
◆目を向ける、関心を向ける
◆(人に目や関心を向けさせる)面白さ、面白み
車7+8=総画数15 U+8F19
[チョウ/]
◆車台(車の人が乗る部分)の左右両側の板、同「輢」
◆すなわち、~する時は何時(いつ)も~、何時でも~
阜3+8=総画数11 U+966C
[スウ、シュ/]
◆町や集落などの区域の中心から離れた隅(すみ)、角(かど)
◆中心地から離れた田舎(いなか)の集落
又2+6=総画数8 U+53D7
[シュウ、ジュ/う・ける、う・かる]
◆他から渡されたものを掌(てのひら)に載(の)せる、また手に納(おさ)める
◆授(さず)かる、手渡しで与えられる
◆蒙(こうむ)る
◆容認する
手3+8=総画数11 U+6388
[シュウ、ジュ/さず・ける、さず・かる]
◆上位者が下位者に直接(手渡しで)与える、また教える、下位者が上位者から直接(手渡しで)賜(たまわ)る、また給(たま)わる
糸6+8=総画数14 U+7DAC
[シュウ、ジュ/]
◆色糸で編んだ組紐(くみひも)、「組綬ソジュ」、位階イカイによって糸の色や本数が決められており、佩ハイ(身に着ける装飾品)や印イン(印鑑)などに用いた「【後漢書:卷四十:輿服志第三十:輿服下】*乘輿黃赤綬四采黃赤縹紺五百首…諸侯王赤綬四采赤黃縹紺三百首…諸國貴人相國皆綠綬三采綠紫紺二百四十首…公侯將軍紫綬二采紫白百八十首…九卿中二千石二千石靑綬三采靑白紅百二十首…千石六百石黑綬三采靑赤紺八十首…四百石三百石二百石黃綬一采六十首…凡先合單紡為一系四系為一扶五扶為一首五首成一文文采淳為一圭首多者系細少者系麤皆廣尺六寸 (注:「*乘輿」は天子)」
◆「綬草ジュソウ」、ネジバナ(捩花)、ラン科ネジバナ属の草
口3+5=総画数8 U+5468
[シュウ、シュ、ス/まわ・り]
◆囲いの境目、一回り、一回りする、一巡する
◆隅々まで漏れなく行き渡る
◆漏れがないさま、緻密な
◆前11世紀頃から八百年以上続いた王朝、別名「西周」
◆南北朝時代の王朝、別名「北周」
冫2+8=総画数10 U+51CB
[チョウ/しぼ・む]
◆草木が寒さで萎(しお)れる
◆萎(な)える、衰える
彡3+8=総画数11 U+5F6B
[チョウ/ほ・る]
◆模様や文字を刻み込む、同「雕」
◆模様を刻み込んで飾り立てる
◆萎(な)える、衰える、零落(おちぶ)れる、同「凋」
心3+8=総画数11 U+60C6
[チュウ/]
◆意に叶(かな)わず気を落とす
◆「惆悵チュウチョウ」、がっかりするさま、がっかりして気が抜けるさま
禾5+8=総画数13 U+7A20
[チュウ、ジュウ/]
◆びっしりと詰(つ)まっているさま、隙間(すきま)がないさま
◆濃(こ)いさま、どろっとしているさま
糸6+8=総画数14 U+7DA2
[チュウ、ジュウ、トウ/]
◆纏(まと)う、しっかり巻き付ける、束ね縛(しば)る
◆細かいさま、細やかなさま、びっしりと詰まっているさま
◆目が細かく柔らかな絹織物
◆「綢繆チュウビュウ」◇纏わり付く、しっかりと隙間ができないように纏める◇隙(すき)がないさま◇途切れることなく続くさま◇奥が深いさま
虫6+8=総画数14 U+8729
[チョウ、ジョウ/ひぐらし]
◆セミ(蝉)、セミ科の昆虫、同「蝉」
◆「馬蜩バチョウ」、大形のセミ(蝉、セミ科の昆虫)、クマゼミ(熊蝉、セミ科クマゼミ属)、同「蟧」「蝒」「【方言:第十一】蟬楚謂之蜩(音調)…其大者謂之蟧或謂之蝒馬(按爾雅蝒者馬蜩…)」
◆「寒蜩カンチョウ」、晩夏から初秋にかけて鳴く小形のセミ(蝉)、別名「寒蝉カンセン」「【方言:第十一】蟬楚謂之蜩(音調)…黑而赤者謂之蜺(…月令孟秋之月寒蟬鳴鄭注云寒蟬寒蜩謂蜺也…)」
◆「螗蜩トウチョウ」、小形のセミ(蝉)の一種、別名「螗蛦トウイ」
◆「蜩蟧チョウロウ」「𧓿蜩ボウチョウ」、小形のセミ(蝉、セミ科の昆虫)の一種で体は青いという、別名「𧓿蠽ボウセツ」「【方言:第十一】…蜩蟧謂之𧓿蜩(江東呼爲𧓿蠽也…)」
◆[日]ヒグラシ(蜩・茅蜩)、セミ科ヒグラシ属のセミ(蝉)
調言7+8=総画数15 U+8ABF
[チョウ、ジョウ/ととの・える、ととの・う、しら・べる]
◆整える、釣り合いを取る、バランスbalanceを取る、不均衡・不公平などでない状態にする、不快感・違和感などを感じない状態に整える、「調和チョウワ」
◆音律・音階の具合、音や声の抑揚ヨクヨウの具合、またそれを合わせる
◆揃える、取り揃える
◆古代の税「租・庸・調」の一つ、租ソ(穀物)・庸ヨウ(労役)以外の布などの現物
辵3+8=総画数11 U+9031
[シュウ、シュ、ス/]
◆ぐるりと廻(まわ)る
◆一定の周期で廻(めぐ)って来る、またその期間
隹8+8=総画数16 U+96D5
[チョウ/]
◆ワシ(鷲)、タカ科の鳥のうちの大形の鳥を指す、小形の鳥はタカ(鷹)、同「鵰」
◆彫(ほ)る、模様を彫り込む、同「彫」「琱」
◆凋(しぼ)む、衰える、同「凋」
魚11+8=総画数19 U+9BDB
[チョウ/たい]
◆タイ(鯛)、タイ科の海水魚
◆未詳「【正字通:亥集中:魚部:鯛】…引說文骨耑脃也按長箋它魚不肰疑為鱏魚宐訓鱏鼻端脃骨…」
口3+5=総画数8 U+547D
[メイ、ミョウ/いのち、みこと]
◆天や神から差し遣(さしつ)わされるもの、また授(さず)かるもの、「生命セイメイ」「寿命ジュミョウ」「運命ウンメイ」
◆身分・地位が高い人や敬うべき人からの指示や教え、「命令メイレイ」
◆名前を授かる、名付(なづ)ける、「命名メイメイ」
◆[日]神、神の称号
手3+8=総画数11 U+63B5
[/はば]
◆[日]「掵(はば)」「掵下(はばした)」、地名、秋田県横手市
◆[日]「上掵(かみはば)」「下掵(しもはば)」、地名、秋田県横手市
口3+5=総画数8 U+548C
[カ、ワ、オ/やわ・らぐ、なご・む、なご・やか、あ・える]
◆大き過ぎず小さ過ぎない、硬過ぎず柔らか過ぎない、暑過ぎず寒過ぎない、釣り合いが取れてちょうどよいさま、程好(ほどよ)いさま、適度なさま
◆気に掛ることも気に障ることもなく心穏やかなさま、(調和が取れて)平穏なさま、心地よいさま
◆~と~、~と一緒に
◆(他のものと調和するように)合わせる
◆足し算の答え
◆動いた時に音がするようにした飾り、軾ショク(車の前部の手摺)に付ける鈴(すず)、同「鉌」、軛(くびき、牛馬の首に掛ける"へ"字状の馬具)に立てるように付けた飾りを「鸞」「鑾」
◆日本
口3+8=総画数11 U+555D
[カ、ワ/]
◆子供が(わあわあと)泣くさま、また叫ぶさま
◆未詳「【字彙:口部:啝】順也見《釋典》」
囗3+5=総画数8 U+56FA
[コ、ク/かた・い、かた・まる、もと・より]
◆(周りを囲まれていて)形・位置・状態が変わらない(変えない)、同じ形・位置・状態が枠内に収まっている(収める)、「固定コテイ」
◆もと・より、元来ガンライ、本来ホンライ、元々(もともと)、ことの起こりから、初めから、「同じ状態が変化せずに継続している」の意
注解:「堅」「硬」
人2+8=総画数10 U+500B
[カ、コ/]
◆形のあるものを数える語、またその一つ一つを指す語、同「个」「箇」
◆簡「个」
冫2+8=総画数10 U+51C5
[コ、ク/]
◆凍(こお)る、凍結トウケツする、同「凝」
水3+8=総画数11 U+6DB8
[カク、ガク、コ/か・れる]
◆水(水分)がなくなる、干上(ひあ)がる、同「𤃯」
疒5+8=総画数13 U+75FC
[コ、ク/しこり]
◆長い時間がかかってできた固まり、凝(こ)り固まる
◆長期間に亘(わた)って治らない病気、慢性的な病気、「癖痼ヘキコ」、同「㽽」
◆「痼癖コヘキ」、長い間に染み付いた癖(くせ)
竹6+8=総画数14 U+7B87
[カ、コ/]
◆形のあるものや一塊(ひとかたまり)になっているものの数を数える語、「一箇(個)」「二箇条」「三箇月」など、同「個」「个」
金8+8=総画数16 U+932E
[コ、ク/]
◆隙間に溶かした金属を流し込んで塞(ふさ)ぐ、鋳掛(いか)ける
◆堅く塞ぎ閉じ込める、「禁錮キンコ」
◆堅固な、凝り固まった
囗3+5=総画数8 U+56FD
[コク/くに]
◆主権者の支配が及ぶ範囲、土地や人や政治体制などを含む概念で古くは君主から与えられた領地、「王(権力者)の勢力が及ぶ範囲(囗)」の意
手3+8=総画数11 U+63B4
[カク、キャク/つか・む]
◆(耳や頬の辺りを)平手で殴る、びんたを食らわす
◆[日]つか・む、手の中に包み入れて握る、掌と指全体を使って握る
木4+8=総画数12 U+6922
[カイ、ケ/くぬぎ]
◆竹製の四角い箱状の容器、籠(かご)、またその底箱(そこばこ)
◆婦人が頭を包む頭巾、その上に冠などを被(かぶ)り簪(かんざし)などで留めるという、同「幗」
◆[日]クヌギ(櫟・椚・橡・櫪)、ブナ科コナラ属の木
土3+5=総画数8 U+5782
[スイ、ズイ/た・れる、なんなん・とする、し・ずる、しだ・れる]
◆(紐・糸などの線状のものや布・紙などの平面状のものの)片方がぶら下がる、繋(つな)がっているものの片方がだらりと下がる
◆連(つら)なりながら下に落ちる、伝わり落ちる
◆上の者(上位者・上級者・年長者など)が下の者に与える、また伝える、また継(つ)ぐ
◆なんなん・とする、今にも~になりそうである
◆辺境ヘンキョウ、辺遠ヘンエンの地、同「陲」
口3+8=総画数11 U+553E
[タ、ダ/つばき、つば]
◆口の中の消化液、またそれを吐く、「唾液ダエキ」、同「涶」
◆つばき・する、つば・する、とても飲み込めるようなものではない(受け入れられない)という気持ちを表す、「唾棄ダキ」「【御定全唐詩:卷五百四十一:行次西郊作一百韻】…公卿辱嘲叱唾棄如糞丸…」
手3+8=総画数11 U+6376
[スイ/]
◆鞭(むち)
◆鞭・棒・手などで叩(たた)く、打つ、打ちつける
目5+8=総画数13 U+7761
[スイ、ズイ/ねむ・る]
◆目を閉じて休む、目を閉じて横になる、「瞼が垂れ下がる」の意
◆転寝(うたたね、座ったり横になっているうちに眠てしまうこと)する
邑3+8=総画数11 U+90F5
[ユウ、ウ/]
◆手紙や荷物などを中継しながら運ぶ、またそのための中継所
◆過ち
◆役人が農作業を監視するために建てた小屋
◆簡「邮」
金8+8=総画数16 U+9318
[ツイ、ズイ、スイ/おもり、つむ]
◆おもり、秤に使う重り、分銅フンドウ、同「鎚」
◆金槌(かなづち、鉄鎚)、ものを叩(たた)くための鉄製の頭に柄(え)を付けた道具、ハンマーhammer、同「鎚」
◆重量の単位、1錘=8銖=1/3両、但し異説あり
◆簡「锤」
◆[日]つむ、紡いだ糸を巻き取りながら撚りを掛ける道具
阜3+8=総画数11 U+9672
[スイ、ズイ/]
◆辺境ヘンキョウ、辺遠ヘンエンの地、同「垂」
夕3+5=総画数8 U+591C
[ヤ/よ、よる]
◆日没から日の出までの間、陽が沈んで暗い時間帯、日中は「昼」
手3+8=総画数11 U+6396
[エキ、ヤク/]
◆腋エキ(わき)、腕の付け根の窪(くぼ)んだところ、同「腋」「亦」
◆腕を相手の腋に入れて支え助ける、同「腋」
◆脇(わき)、向かって左右の傍そば、傍(かたわ)ら、「掖門エキモン(正門の両側にある小さな門)」
月(肉)4+8=総画数12 U+814B
[エキ、ヤク/わき]
◆腕の付け根の窪(くぼ)んだところ、枝分かれして"Λ"字状に窪んだ部分、同「掖」「亦」
◆腕を相手の腋(わき、腕の付け根の部分)に入れて支え助ける、同「掖」
水3+8=総画数11 U+6DB2
[エキ、ヤク/]
◆流れ動いて一定の形をしないもの
◆体などから分泌ブンピツされる汁
◆(液体に)漬(つ)かる、漬ける
◆融(と)ける
鳥11+8=総画数19 U+9D7A
[ヤ/ぬえ]
◆鳥名、姿はキジ(雉)に似て翼は白く足が黄色い鳥「【山海經:北山經】又北百八十里曰單張之山…善吒行則衘其尾居則蟠其尾有鳥焉其狀如雉而文首白翼黃足名曰白鵺…」
◆[日]ぬえ、伝説上の怪獣、同「鵼」「【広辞苑:ぬえ】源頼政が紫宸殿上で射取ったという伝説上の怪獣。頭は猿、胴は狸、尾は蛇、手足は虎に、声はトラツグミに似ていたという。」
◆[日]得体が知れないさま
大3+5=総画数8 U+5944
[エン/]
◆覆(おお)う、大きく広げて上から被(かぶ)せる、覆い隠す
◆「奄忽エンコツ」◇今にも絶(た)えそうなさま、(息が)弱々しいさま◇忽(たちま)ち、俄(にわ)かに、同「𩗷𩗛」
◆「奄奄エンエン」、息が絶え絶えなさま
◆周代(前11世紀~前256年)の魯国(前11世紀~前256年)にあった国名、現山東省済寧市曲阜市、同「䣍」「【說文解字注:邑部:䣍】周公所誅䣍國在魯(…奄䣍二字周時竝行今則奄行而䣍廢矣單呼曰奄…)」
◆[日]「奄美(あまみ)」、市名、地名(島名)、鹿児島県、「奄美市」「奄美大島」「奄美群島」
人2+8=総画数10 U+4FFA
[エン/おれ]
◆我(われ)、俺(おれ)、自分を指す俗語、「俺們エンモン・アンマン(我ら、俺たち)」、同「偺」「咱」
广3+8=総画数11 U+5EB5
[アン、オン/いおり]
◆小さく質素な家、(円形の)草葺(くさぶき)屋根の家「【釋名:釋宮室】草圓屋曰蒲蒲敷也總其上而敷下也又謂之庵庵奄也所以自覆奄也」
◆尼僧が住む家
手3+8=総画数11 U+63A9
[エン/おお・う]
◆上から覆(おお)う、被(かぶ)せる
◆他から見えないようにする、また閉める、また遮(さえぎ)る
◆中に(内に)入れる、しまい込む、隠す
水3+8=総画数11 U+6DF9
[エン、オン/い・れる]
◆水(液体)の中に沈める、水に漬ける、水で満たす
◆久しく留(とど)まる、「淹留エンリュウ」
◆広い、広範囲に
◆[日]い・れる、湯に茶葉などを入れて飲み物にする
网5+8=総画数13 U+7F68
[エン、アン/]
◆覆(おお)い被(かぶ)せる
◆上から覆い被せるようにして魚や鳥を捕(と)る網
艸3+8=総画数11 U+83F4
[アン、オン/]
◆円形の草葺屋根の家、小さく質素な家、同「庵」「蓭」
◆「菴藹アンアイ」◇草が盛んに生い茂るさま◇(雲などが)一面に広がり覆うさま
◆「菴閭アンリョ」、イヌヨモギ(犬蓬)、キク科ヨモギ属の草
◆「菴羅アンラ」「菴摩羅アンマラ」、マンゴーmango、ウルシ科マンゴー属の果樹、別名「芒果・杧果ボウカ」
門8+8=総画数16 U+95B9
[エン/]
◆去勢された男子
◆君主やその妻妾の傍に仕える去勢された男の召使い、宦官カンガン
◆王宮の門番、主に去勢された男子が任命されたことから
大3+5=総画数8 U+5947
[キ、ギ/く・し]
◆普通(平常、一般)とは違うさま、珍しいさま、思い掛けないさま、想像或いは予想できないさま、「奇異キイ」
◆2で割り切れない数、割り切れるものは「偶」
◆「數奇・数奇スウキ」、割り切れない運命ウンメイ、幸・不幸の巡り合わせが悪いこと
人2+8=総画数10 U+501A
[イ/]
◆寄り掛かる、凭(もた)れ掛かる
◆依(よ)る、拠(よ)りどころにする、他のものに依存する
◆片方に傾く、偏(かたよ)る
◆「徙倚シイ」、あてもなく歩き回る、同「彷徉ホウヨウ」
刀2+8=総画数10 U+525E
[キ/]
◆彫刻刀チョウコクトウ、刃の部分を目的に合わせた形に作った彫刻用の小刀(こがたな)、「剞劂キケツ(彫刻用の小刀と鑿のみ)」
土3+8=総画数11 U+57FC
[キ、ギ/さき]
◆陸地が入り組んで崖状に切り立ったところ、同「崎」「碕」
宀3+8=総画数11 U+5BC4
[キ/よ・る、よ・せる]
◆他のものを頼りにする、他のものに凭(もた)れ掛かる
◆託(たく)する、他人(ひと)に預(あず)ける、委(ゆだ)ねる、「寄託キタク」「寄命キメイ(命を託す、命を預ける)」
◆他家に身を預ける、住まわせてもらう、「寄居キキョ」「寄宿キシュク」
◆送る、送り届ける、「寄書キショ(手紙を送る)」
◆[日]近付く、近付ける、「近寄る」
◆[日]集める、「寄せ算」
◆[日]途中で別のところを訪(おとず)れる、「寄り道」
山3+8=総画数11 U+5D0E
[キ/さき]
◆(山や山道が)起伏・凸凹・傾斜・蛇行して、なだらかでないさま、険しいさま、思うように進めないさま、思うようにならないさま、「崎嶇・陭䧢キク」
◆[日]陸地が入り組んで崖状に切り立ったところ、同「埼」「碕」
手3+8=総画数11 U+638E
[キ/]
◆片方の足を後ろに引く
◆引く、引き止める
◆傾ける、傾く
木4+8=総画数12 U+6905
[イ/]
◆イイギリ(飯桐)、ヤナギ科イイギリ属の木
◆背凭(せもた)れがある腰掛(こしかけ)
欠4+8=総画数12 U+6B39
[キ、イ/そばだ・てる]
◆本来の正しい位置や在り方と違う、ずれる、同「𥀴」「㿲」「𤿯」
◆傾(かたむ)く、偏(かたよ)る、同「攲」
◆「ああ」という感嘆の声
犬3+8=総画数11 U+7317
[イ/]
◆「おう」などの称賛などの声
◆たおやかで美しいさま、姿形がほっそりとして動きがしなやかなさま
◆凭(もた)れ掛る、同「倚」
◆犬を去勢する、去勢した犬、同「䝝」
田5+8=総画数13 U+7578
[キ/]
◆"田"字状に(同じ形に)区画するときに残ってしまう田、同じ形に区画できない田
◆(等しく分けたときに出る)余り、残り、端数、「畸零キレイ」
◆形が整っていないさま、普通(平常、一般)とは違っているさま、風変りなさま、「畸人キジン(風変りな人)」
石5+8=総画数13 U+7895
[キ/]
◆陸地が入り組んで崖状に切り立ったところ、同「崎」「埼」
◆高く切り立つさま、「碕岸キガン」「碕嶺キレイ」
◆「碕礒キギ」、ごつごつとした石や岩が高く折り重なるさま
糸6+8=総画数14 U+7DBA
[キ/]
◆細糸で模様を織り出した絹織物
◆美しい、優美な
馬10+8=総画数18 U+9A0E
[キ、ギ/]
◆(馬などの背に)両足を開き跨(またが)るようにして乗る
◆兵士が(人が)跨り乗っている馬、またその頭数を表す語
大3+5=総画数8 U+5948
[ダイ、ナイ、ナ/]
◆如何(いかん)、どうして、どのように、どのような、同本「柰」
手3+8=総画数11 U+637A
[ダツ、ナツ、ナチ/お・す]
◆手や指で押さえる、押し付ける、同「𢮊」
◆筆画の一つ、左上から右下にはらう書き方、古くは「磔タク」といったが、現代(遅くとも清代以降)の中国では「捺ナツ」が用いられる
大3+5=総画数8 U+5949
[ホウ、ブ/たてまつ・る]
◆恭(うやうや)しく両手で捧(ささ)げ持つ、両手で捧げ持ち差し上げる、献上する、同「捧」
◆身を捧げ仕える、献身的に仕える
◆上位者からの授(さず)かりものや命令・意向を下位者が(ありがたく)受ける、承(うけたまわ)る、賜(たまわ)る、同「承」
◆「奉承ホウショウ」、相手を持ち上げる、煽(おだ)てる
◆「奉行ホウコウ・ブギョウ」、主君からの指示・命令に従う、また執(と)り行う
人2+8=総画数10 U+4FF8
[ホウ、ブ/]
◆扶持(ふち)、(特に役人の)給料
注解:「奉」は「恭(うやうや)しく両手で捧げ持つ」の意で「ありがたく頂戴する報酬」の意
手3+8=総画数11 U+6367
[ホウ、フ/ささ・げる]
◆両手で持つ、両掌(てのひら)に載(の)せて持つ、同「奉」
◆[日](神仏や大切な人などに)謹(つつし)んで差し上げる
木4+8=総画数12 U+68D2
[ホウ、ボウ/]
◆(太さを問わず)まっすぐで丸く長い木、「棍棒コンボウ」「棒杖ボウジョウ」、同「㭋」「棓」
◆(棒で)打つ
◆[日](ある程度の太さのある)まっすぐな線
女3+5=総画数8 U+59BB
[セイ、サイ/つま、めあ・わせる、めあ・わす]
◆男子の配偶者、夫が自分の配偶者を呼ぶ語
◆娘を他家に嫁(とつ)がせる、他家から娶(めと)り配偶者とする
冫2+8=総画数10 U+51C4
[セイ、サイ/すさ・まじい、すご・い]
◆冷たく寒いさま、冷たさ寒さが甚(はなは)だしいさま、骨身にこたえるさま、同「淒」
心3+8=総画数11 U+60BD
[セイ、サイ/]
◆悲しむ、心が痛む
◆「悽愴セイソウ」、寒さが(悲しみや辛さが)体に突き刺さるさま、また身に沁(し)みるさま、同「凄愴」
木4+8=総画数12 U+68F2
[セイ、サイ/す・む、す]
◆鳥の住処(すみか)、塒(ねぐら)、同「栖」
◆住処、住(す)まい、同「栖」
◆休む、休息する、同「栖」
◆「棲棲セイセイ」、忙(せわ)しいさま、忙しく片時もじっとしていないさま、同「栖栖」
水3+8=総画数11 U+6DD2
[セイ、サイ/すさ・まじい、すご・い]
◆今にも雨が降り出しそうな雲が空を覆(おお)うさま
◆冷たく寒いさま、冷たさ寒さが甚(はなは)だしいさま、骨身にこたえるさま、「淒慘セイサン」、同「凄」
艸3+8=総画数11 U+840B
[セイ、サイ/]
◆草が盛んに群れ生い茂るさま
◆「萋萋セイセイ」◇草が盛んに生い茂るさま◇美しく華やかなさま
◆「萋斐セイヒ」、文章が美しいさま
衣5+8=総画数13 U+8904
[/つま]
◆[日]和服の左右の衽(おくみ)の下端角(かど)の部分、「褄先(つまさき)」
女3+5=総画数8 U+59BE
[ショウ/めかけ、わらわ]
◆(身分の高い人の)身の回りの世話をする女、女の給仕、本来は「䇂女」で「罪に問われ罰を受けた女や奴隷の女」の意で、これらの女を召使や側女などとした
◆正妻以外の妻
◆わらわ、女性の自分を謙(へりくだ)った自称
手3+8=総画数11 U+63A5
[ショウ、セツ/つ・ぐ、は・ぐ]
◆二つのものが間近(まぢか)まで近づく、ぴったりと寄る
◆交(まじ)える、触れ合わせる
◆(人と)触れ合う、親しく交わる
◆近くまで寄ってくるもの(寄ってきたもの)を受け入れる
木4+8=総画数12 U+6904
[ショウ、セツ/]
◆切った枝を他の木に接(つ)ぐ、接ぎ木
◆「椄槢ショウシュウ」、木材を接ぎ組む、(しっかりと)組み合わせる、またその部品「【莊子注:外篇:在宥】吾未知聖知之不為桁楊椄槢也仁義之不為桎梏鑿枘也」
雨8+8=総画数16 U+970E
[ソウ、ショウ/]
◆俄雨(にわかあめ)、さっと通り過ぎる雨、「𩂻霎チョウソウ」「【集韻:卷十:入聲下:葉第二十九:霎】𩂻霎疾雨」「【集韻:卷十:入聲下:葉第二十九:𩂻】𩂻霎小雨」
◆さっと、僅(わず)かの間に「【西游記:第三回:四海千山皆拱伏 九幽十類盡除名】…急縱觔斗雲霎時間過了…」
女3+5=総画数8 U+59D4
[イ/ゆだ・ねる、まか・せる、くわ・しい]
◆まか・せる、人に任(まか)せる、任せて成すがままにさせる
◆ゆだ・ねる、他に任せたままにする、他に任せて自らは何もしない
◆曲がる、曲がったまま、きちんとしていない、「穂(禾)が弱々しく(女)垂れる、垂れたまま」の意
◆曲がったものの先(さき)、「垂れた穂先」の意「【禮記:學記】三王之祭川也皆先河而後海或源也或委也此之謂務本」
◆ものの末端まで詳しく、細部まで確かに、「委曲イキョク」
人2+8=総画数10 U+502D
[ワ、イ/やまと]
◆古代中国や朝鮮での日本の呼称、唐代(618年~907年)の頃までこの呼称が用いられた
◆小さい、背が低い
疒5+8=総画数13 U+75FF
[イ/]
◆萎(な)える、弱って体に力が入らない、またそのような症状や病気、同「萎」「𤸆」
◆痺(しび)れる、麻痺マヒする、またそのような症状や病気
矢5+8=総画数13 U+77EE
[アイ、イ、ワイ/]
◆姿勢が低い(姿勢を低くする)さま、高さが低いさま、丈(たけ)が短いさま、同「㾨」「𥏜」「矬」「躷」
◆背丈(せたけ)が低い人、同「躷」
艸3+8=総画数11 U+840E
[イ/な・える、しお・れる、しぼ・む]
◆草木が水分を失って弱る、弱って張(は)りが失われる
◆病(やまい)などで弱る、活力が失われる、同「痿」
◆「萎蕤イズイ」、アマドコロ(甘野老)、キジカクシ科アマドコロ属の草、別名「玉竹ギョクチク」
辵4+8=総画数12 U+9036
[イ/]
◆「逶迤イイ」「逶迱イイ・イタ」、(まっすぐではなく)高く低く或いは右に左に緩(ゆる)やかに起伏・蛇行しながら延々エンエンと続くさま、また長々と延(の)びているさま、同「委蛇、㣦彵」「迤邐イリ」「邐迤・邐迆リイ」
鬼10+8=総画数18 U+9B4F
[ギ、ゲ/]
◆高く聳(そび)え立つさま、高く大きいさま、同「巍」
◆戦国時代の国名、紀元前403年~紀元前225年、戦国七雄(秦・楚・斉・燕・趙・魏・韓)の一つ
◆三国時代の国名、別名「曹魏ソウギ(220年~265年)」、国名としては「魏」だが同名の国があるため三国時代以降は多く別名で呼ばれる
◆晋代後期から南北朝時代にかけての国名、別名「北魏(386年~534年)」、後に「東魏(534年~550年)」「西魏(535年~556年)」に分裂
子3+5=総画数8 U+5B5F
[モウ、ミョウ/]
◆兄弟の中の最年長者、最年少者は「季」、年長から順に「孟・仲・季」
◆四季(春夏秋冬)の最初の月、最後は「季」、「孟春モウシュン(春の最初の月、陰暦で正月)」
◆時・季節・年・時代などのはじめ
◆勉(つと)める、ひたすら励(はげ)む、「孟晋モウシン(ひたすら前に向かって進む、邁進マイシンする)」
◆「孟浪モウロウ」、同「𥁃浪ボウロウ」◇はっきりしないさま、あやふやなさま◇当てがないさま、当てもなく行動するさま
犬3+8=総画数11 U+731B
[モウ、ミョウ/たけ・る]
◆体力・気力が漲(みなぎ)っているさま、「勇猛ユウモウ」
◆気性キショウや勢いが激しい、脅(おび)えや恐れを覚える程に荒々しい、「猛烈モウレツ」
子3+5=総画数8 U+5B63
[キ/すえ]
◆三カ月、一年を四分した春夏秋冬のそれぞれの期間(四季)、その最後の月、最初は「孟」
◆時・季節・年・時代や順序の末(すえ)、また末期
◆兄弟の中の最年少者、年長から順に「伯・仲・叔・季」
心3+8=総画数11 U+60B8
[キ、ギ/]
◆恐怖・不安・緊張・興奮・病気などによって拍動ハクドウ(心臓の脈動運動)が乱れる(速くなる、大きくなる、不規則になるなど)、胸がどきどきする、同「𢜽」「痵」、「動悸ドウキ」
◆(帯が垂れて)揺れ動く「【群經平議:卷七:毛詩一】垂帶悸兮(…悸之本義爲心動引申之則凡物之動者皆可…)」
子3+5=総画数8 U+5B64
[コ、ク/]
◆幼くして父または両親を亡くした子
◆独(ひと)りぼっち
◆それ(そこ)だけ抜きん出ているさま
◆わたし(私)、われ(我)、君主や諸侯が自分を謙遜して言う言葉
◆恩義などに背く、また無にする「【後漢書:卷七十五:袁張韓周列傳】…臣孤恩負義自陷重刑…」
◆周代(前11世紀~前256年)に設けられた官職名、三公サンコウ(太師・太傅・太保)に次ぐ官職で、少師・少傅・少保を総称して「三孤サンコ」といった
艸3+8=総画数11 U+83F0
[コ、ク/こも]
◆マコモ(真菰)、イネ科マコモ属の草、実はワイルドライスwild rice、肥大化した茎元(株元)は真菰筍(まこもたけ)と呼ばれ、いずれも食用とする他、葉は筵(むしろ)などに用いる、別名「茭白コウハク」、同「苽」
◆マコモ(真菰)の葉を編んで作った敷物
宀3+5=総画数8 U+5B97
[ソウ、ソ、シュウ/むね]
◆祖先を祭(まつ)るところ、「宗廟(ソウビョウ、祖先を祭る建物)」
◆始祖の姓を名乗る一族、「宗族ソウゾク」、中でも「宗廟」を管理し祭祀サイシを執(と)り行う家を「宗家ソウカ(本家ホンケ)」
◆尊(とうと)ぶ、大切にする
◆むね、主旨シュシ、要旨ヨウシ
◆教義の主旨、同じ教義を信奉する一団
山3+8=総画数11 U+5D07
[シュウ、ズウ、スウ/あが・める]
◆山が高く大きいさま
◆気高(けだか)いさま、高貴コウキなさま
◆あが・める、貴(たっと)ぶ、敬(うやま)い重んずる
◆終える、終わる
木4+8=総画数12 U+68D5
[ソウ、ス、シュ/]
◆「棕櫚シュロ」、ヤシ科シュロ属の木、樹皮は縄や敷物などに使われる他、葉や実などは漢方薬としても利用される
水3+8=総画数11 U+6DD9
[ソウ、ゾウ、ズ/]
◆水の音、水の流れる音、水の流れ落ちる音
◆水が流れるさま
米6+8=総画数14 U+7CBD
[ソウ、ス/ちまき]
◆糯米(もちごめ)をタケノコ(筍)やアシ(葦)などの葉で三角形に包み蒸した食べ物
糸6+8=総画数14 U+7D9C
[ソウ、ソ/へ]
◆(糸を)一つに纏(まと)める、纏めて一つにする、同「総」
◆へ、機織機(はたおりき)で経糸(たていと)を上下に開き杼(ひ、緯糸よこいとを通すための道具)を通す道を作る道具、日本では「綜絖ソウコウ」と呼ばれる
足7+8=総画数15 U+8E2A
[ソウ、ソ/]
◆人などが通った跡(あと)、足跡ソクセキ(あしあと)、物事の痕跡コンセキ、同「蹤」
宀3+5=総画数8 U+5B98
[カン/つかさ]
◆つかさ、役人、役所、またその役目や役職
◆政府、朝廷、国家
◆役人になる、公(おおやけ、政府、朝廷、国家)の職に就(つ)く
◆生物体の独立した機能を持つ(耳・目・口・鼻などの)部分
木4+8=総画数12 U+68FA
[カン/ひつぎ]
◆遺体を納(おさ)める箱、「棺」は箱やそれに付随するものを指し「柩」は「遺体が収められた棺」を指す
竹6+8=総画数14 U+7BA1
[カン/くだ]
◆息を吹き込んで音を出す笛(ふえ)などの細長い筒(つつ)状の楽器
◆細長い円柱状で内部が空洞になっているもの、またそのような形のもの
◆「管鍵カンケン」、鍵穴(かぎあな)
◆中心となってことに当たる、また受け持つ、「管理カンリ」
◆同「筦」
糸6+8=総画数14 U+7DB0
[ワン、エン/]
◆縄・紐などで繋(つな)ぐ
◆纏(まと)めて括(くく)る、束ねて結(ゆ)う、同「綄」
◆束ねる、一つに纏める、統(す)べる
◆色が悪い絳コウ(濃く深みのある赤、この色に染めるのは難しいといわれる)、またそのような色の絹織物「【說文解字:糸部:綰】惡也絳也…」「【說文解字注:糸部:綰】惡絳也(…謂絳色之惡者也)」
艸3+8=総画数11 U+83C5
[カン、ケン/すげ、すが]
◆オオナンヨウカルカヤ(オオナンヨウ刈萱)、イネ科メガルカヤ属の草
◆メガルカヤ(雌刈萱)、イネ科メガルカヤ属の草
◆チガヤ(茅)・カルカヤ(刈萱)などの屋根葺きに用いたり筵(むしろ)を編むなどに用いるイネ科の草
◆[日]スゲ(菅)、カヤツリグサ科スゲ属の草
食8+8=総画数16 U+9928
[カン/たち、たて、やかた]
◆公用に使う大きな建物、公衆が利用する大きな建物
◆公用の人や賓客を泊めるための建物、宿
◆貴人の邸宅
宀3+5=総画数8 U+5B9A
[テイ、ジョウ/さだ・まる、さだ・める、さだ・めて、さだ・か]
◆さだ・まる、動きや乱れが鎮(しず)まって変化・変動しない状態になる、平静になる、落ち着く、「鎮定チンテイ」
◆さだ・める、動いたり揺らいだりしない状態にする、はっきりと決める、「制定セイテイ」「決定ケッテイ」
◆決まり、決めたこと、決まっていること(もの)、「定型テイケイ」「定式テイシキ・ジョウシキ」
◆さだ・めて、必ず、きっと
◆さだ・か、はっきりしているさま、確かなさま
手3+8=総画数11 U+639F
[テイ、ジョウ/おきて]
◆守るべき定(さだ)め、決まり、同「定」
◆定める、動いたり揺らいだりしない状態にする、同「定」
水3+8=総画数11 U+6DC0
[テン、デン/よど・む、よど、よどみ]
◆水が浅い、浅い沼や池や湖、同「𣵦」
◆水の流れが滞(とどこお)る、水が流れずに浅く溜(たま)まる、同「澱」
◆澱(おり)、水底に沈み溜まった泥土、同「澱」
◆繁「澱」
石5+8=総画数13 U+7887
[テイ、チョウ/いかり]
◆船が流されないように綱で繋ぎ水底に沈める石製の重り、同「碠」、金属製は「錨」
◆重りを沈めて船を停める
糸6+8=総画数14 U+7DBB
[タン、デン/ほころ・ぶ、ほころ・びる]
◆衣服が破れる、解(ほど)けて中が見える、裂けて中が露(あらわ)になる
◆蕾が開く
耳6+8=総画数14 U+8062
[/しか・と]
◆[日]しかと、確かに、はっきりと、間違いなく
言7+8=総画数15 U+8ADA
[ヘン、ベン/じょう]
◆[日]主君や貴人の仰せ(おおせ、言い付け、命令)
金8+8=総画数16 U+9320
[テイ、ジョウ/]
◆一定の形に固めた金属、また薬、地金(じがね)、鋳塊チュウカイ、インゴットingot、またそれらを数える単位
◆食物などを盛る脚付きの器、同「豆」
◆紡錘ボウスイ、糸を紡(つむ)ぐための道具、スピンドルspindle、「紗錠サテイ」
◆[日]扉や戸などが開かないよう留める金具、「錠前(じょうまえ)」「手錠(てじょう)」
宀3+5=総画数8 U+5B9B
[エン、オン/あて・る、あたか・も、さなが・ら、あて・がう、あて]
◆曲がる、くねる、緩(ゆる)やかに曲がる、同「惌」
◆あたか・も、まるで、まるで~のよう、「宛然エンゼン」
◆「大宛ダイエン」、古国名、漢代(前202年~220年)、中国西方の現ウズベキスタン共和国フェルガナFergana周辺にあった
◆[日]あて・る、あて、当てる、当て嵌(は)める
女3+8=総画数11 U+5A49
[エン、オン/]
◆穏(おだ)やかで角々(かどかど)しくないさま、同「䛷」
◆(性格や言動が)穏やかで美しいさま
◆「婉婉エンエン」◇緩(ゆる)やかに曲がりくねっているさま◇物柔(ものやわ)らかなさま、柔和ニュウワなさま、大人(おとな)しいさま◇穏和オンワで美しいさま
◆「婉轉エンテン」◇穏やかなさま◇話が(話し方が、話の内容が)遠回しで物柔らかなさま◇言い回しや節回しが柔らかく美しいさま
月(肉)4+8=総画数12 U+8155
[ワン/うで]
◆手首、「臂ヒ(日本でいう「腕」)」と「手」を繋ぐ関節部分、同「𢮘」
◆技量、力量
◆「手腕シュワン」◇手首◇技量、力量、能力
◆[日]肩口から手首までの部分(「臂」という)
木4+8=総画数12 U+6900
[ワン/まり]
◆食べ物や飲み物を盛るための深めの器、同「盌」、特に木製のものを指す、陶製は「埦」、石製は「碗」、金属製は「鋺」
石5+8=総画数13 U+7897
[ワン/]
◆食べ物や飲み物を盛るための深めの器、同「盌」、特に石製のものを指す、陶製は「埦」、木製は「椀」、金属製は「鋺」
虫6+8=総画数14 U+873F
[エン、オン/]
◆龍や蛇のようにくねくねと長いさま、また長い体をくねらせて進むさま
◆「蜿蟺エンセン」、ミミズ(蚯蚓)、環形動物門貧毛綱の動物
豆7+8=総画数15 U+8C4C
[ワン、エン/]
◆エンドウ(豌豆)、マメ科エンドウ属の草
金8+8=総画数16 U+92FA
[エン、オン、ワン/かなまり]
◆天秤の物や錘(おもり)を載せる皿形の器(うつわ)
◆金椀(かなまり)、食べ物や飲み物を盛るための深めの器、同「盌」、特に金属製のものを指す、木製は「椀」、陶製は「埦」、石製は「碗」
宀3+5=総画数8 U+5B9C
[ギ/よろ・しい、よろ・しく、むべ]
◆理リに適(かな)う、適テキする、ちょうど良い、「事宜ジギ(事をするのにちょうど良い頃合い)」
◆むべ、当然な、尤(もっと)もな
◆~するのがよい、~した方がよい
艸3+8=総画数11 U+8413
[ギ/]
◆「萓莮ギダン」、カンゾウ(萱草)、ススキノキ科ワスレグサ属の草、別名「萱草・諼草ケンソウ」「ワスレグサ(忘れ草)」「忘憂草ボウユウソウ」「鹿葱・蔍葱ロクソウ」「【本草綱目:草之五:隰草類下:萱草】釋名心憂(說文)療愁(綱目)丹棘(古今注)鹿葱(嘉祐)鹿劍(土宿)妓女(吳普)宜男(…周處風土記云懐妊婦人佩其花則生男故名宜男…」
言7+8=総画数15 U+8ABC
[ギ/よしみ]
◆宜(よろ)しい、良い、理に適(かな)っている、適切な、同「竩」「【漢書(前漢書):卷五十六:董仲舒傳】…論誼考問將欲興仁誼之休德…」
◆よしみ、親しい関係、「交誼コウギ(親しい交わり)」
小3+5=総画数8 U+5C1A
[ショウ、ジョウ/なお]
◆(価値・品質・地位などが)上である、上にある、高い、優(すぐ)れている
◆上げる、高くする
◆尊(とうと)ぶ、貴(たっと)ぶ、崇(あが)める、重んじる、大切にする
◆希(こいねが)う、「分より上のことを過分なことを願う」の意
◆猶(なお)、~と同じよう、~と同じように~
◆これまでと同じように~、「今尚コンショウ(いまなお)」、同「今猶コンユウ(いまなお)」
◆更に加えて~、その上~、「尚且ショウシャ(なおかつ)」、同「猶且ユウシャ(なおかつ)」
儿2+8=総画数10 U+515A
[トウ/]
◆同じ目的を持った人の集まり、志を同じくする仲間
◆同じ村里に居住する人々、古代中国の行政単位で五百戸を一党とした
◆同じ親族の人々
土3+8=総画数11 U+5802
[トウ、ドウ/]
◆賓客の接待や重要な行事などに使われる最も正式な建物、高く大きな建物、重要な建物、どちらも南向きで前が大きく開けているものをいう
◆政(まつりごと)や祭礼を行うための高く大きな建物、また広い部屋
◆大きく立派で威厳のあるさま
◆「北堂ホクドウ」◇母、母親、主(あるじ)は主殿(南に大きく開けた建物)に住み、母(主婦)はその北側の建物に住んだことから◇他人の母(はは)を指す尊敬語
◆「堂上ドウジョウ」◇目上の人が住むところ、またそこに住む人◇父母が住むところ、父母◇[日]宮中で昇殿を許された人
巾3+8=総画数11 U+5E38
[ショウ、ジョウ/つね、つね・に、とこ]
◆何時も、何時もと変わらない
◆変わることなく一定の、長い間変わることがない
◆普通の、一般的な
◆長さの単位、1常=2尋、1尋=8尺、「尋常」は「普通の、一般的な」の意
◆「五常ゴジョウ」、人が常に重んずべき五つの徳目(仁・義・礼・智・信)
手4+8=総画数12 U+638C
[ショウ/たなごころ、てのひら、つかさど・る]
◆たなごころ、てのひら、手のひら、手の指を除いた部分、動物などの場合は(前)足の裏、「手心シュシン」
◆つかさど・る、役目として受け持つ、受け持つ仕事の全体を主導・統括する、「役目や仕事を掌で受け持つ、制御する」の意
攴4+8=総画数12 U+655E
[ショウ/]
◆周りに遮(さえぎ)るものがなく大きく開(ひら)けている、広々としていている
◆遮(さえぎ)るものがなく周りを見渡せる高台
木4+8=総画数12 U+68E0
[トウ、ドウ/]
◆「棠梨トウリ」「甘棠カントウ」、マメナシ(豆梨、バラ科ナシ属)の類、或いは野生のナシ(梨)
◆「海棠カイドウ」、バラ科リンゴ属の木
◆「棣棠テイトウ」、ヤマブキ(山吹・款冬)、バラ科ヤマブキ属の木
◆「沙棠サトウ」、果樹名、未詳、材木は舟を造るのに用いられる
水3+8=総画数11 U+6DCC
[トウ、ショウ/]
◆ぽたぽたと流れ落ちる
◆水面に波が立つ
甘5+8=総画数13 U+751E
[ショウ、ジョウ/な・める、かつ・て]
◆舌で舐(な)める、舐めて味見する
◆試(ため)す、試しに
◆その年の収穫物を供え祖先を祭(まつ)るために秋に行われる祭礼の名、春は「礿・禴ヤク(夏代・商代)」「祠シ(周代)」、夏は「禘テイ(夏代・商代)」「礿・禴ヤク(周代)」、冬は「烝ジョウ」
◆以前、以前に
田5+8=総画数13 U+7576
[トウ/あ・たる、あ・てる]
◆互いの値打ち(ねうち、値段・価値・品質・数など)が合う、互いに釣り合いが取れる、相応(ふさわ)しい、「相当ソウトウ」
◆あることに(あるものに)ぴったりと合う、「該当ガイトウ」
◆あることに(あるものに)ぴったりと合わせる、また合う、適合テキゴウする
◆あることに(あるものに)向き合う、また向かい合う
◆あることを(あるものを)引き受ける
◆そうするべき、そうであるべき
◆これ(this)、この(this)、それ(it)、その(its)
◆当たる、ぶつかる、同繁「噹」
衣6+8=総画数14 U+88F3
[ショウ、ジョウ/も]
◆下半身に穿(は)く衣服の総称、袴(はかま)やズボンjupon[仏]・スカートskirtの類、同「裙」「襬」「帔」、上半身は「衣」
貝7+8=総画数15 U+8CDE
[ショウ/]
◆優れた働きをした者を褒め称える、またその者に金品を与える
◆愛(め)でる、愛(め)で楽しむ
黑12+8=総画数20 U+9EE8
[トウ/]
◆同じ目的を持った人の集まり、志を同じくする仲間
◆同じ村里に居住する人々、古代中国の行政単位で五百戸を一党とした
◆同じ親族の人々
尸3+5=総画数8 U+5C45
[キョ、コ/い・る、お・る]
◆座る、腰を据(す)える、腰を落ち着ける、またその場所
◆長く腰を落ち着けて住む、住まい
◆一定の場所を占める、存在する
◆貯(たくわ)える、得たものを置いておく
人2+8=総画数10 U+5028
[キョ、コ/]
◆軽く曲げる、"く"字状に折る
◆胡坐(あぐら)を組んで座る、「胡坐は膝を"く"字状に曲げて座る」ことから
◆態度が尊大なさま、傲慢ゴウマンなさま、「胡坐を組んで座るさまが尊大に見える」ことから
手3+8=総画数11 U+636E
[キョ、コ/す・える、す・わる]
◆拠(よ)る、他のものを拠りどころにする、依拠(イキョ)する、同繁「據」
◆「拮据キッキョ」◇ぐっと掴(つか)む、ぐっと摘(つ)まむ◇遣り繰り(やりくり)する、(生活するのに)苦労する「【毛詩正義(毛詩註疏):卷十四:鴟鴞】予手拮据予所捋荼予所蓄租予口卒瘏(…《疏》正義曰毛以爲鴟鴞言已作巢之苦予手撠挶其草予所捋者是荼之草其室巢所用者皆是予之所蓄爲予手口盡病乃得成此室巢…)」
◆[日]す・える、動かないようにしっかりと置く、あるべき所に置く
◆[日]す・わる、座る、どっしりと腰を下ろす
衣5+8=総画数13 U+88FE
[キョ、コ/すそ]
◆丈の長い衣服の下に垂れる部分、帯よりも下の部分
◆(裾のように広がったものの)下の部分、端の部分
◆傲(おご)る、態度が尊大なさま、同「倨」
足7+8=総画数15 U+8E1E
[キョ、コ/うずくま・る]
◆蹲(うずくま)る、膝(ひざ)を折り姿勢を低くする、膝を折り尻を踵(かかと)に載せる姿勢
◆脚を広げてどっしりと腰を据(す)える、ものを据える
◆態度が尊大である、思い上がる、驕(おご)る、同「倨」
金8+8=総画数16 U+92F8
[キョ、コ/のこぎり]
◆罪人(の足)を挽(ひ)き切るための小さい歯が並んだ道具の名
◆のこぎり、ものを挽き切るための道具、またそれを用いて挽き切る
尸3+5=総画数8 U+5C48
[クツ、クチ/かが・む、こご・む、かが・める]
◆(身体を)曲げる、折り曲げる、「屈伸クッシン(曲げ或いは伸ばす)」「屈伏クップク(体を折って伏せる、ひれ伏す)」
◆主張や信念などを曲げる、強く迫られて折れる、挫(くじ)ける、「屈服クップク」
人2+8=総画数10 U+5014
[クツ、ゴチ/]
◆何ものにも屈することがないさま、頑健なさま、強情なさま、「倔強・屈強クッキョウ」
◆ひときわ高く頭抜(ずぬ)けるさま「【群書治要:卷十一:史記上:本紀】倔起什佰之中(首出十長佰長中也)」
土3+8=総画数11 U+5800
[コツ、コチ、クツ/ほり]
◆土や岩などを"⊂"字状(水平方向)・"U"字状(垂直方向)に掘って造(つく)った穴、地中に掘った土室(つちむろ)や岩などに穴を掘って岩屋(いわや)など、同「窟」、またそのような穴を掘る、同「掘」
◆[日]地面を掘って作った筋状の窪(くぼ)み(丸い穴ではなく長さがあるもの)
山3+8=総画数11 U+5D1B
[クツ、ゴチ/]
◆ぐっと高く突き出ている山、またそこだけが(それだけが)高く突き出ているさま、「崛崎クツキ」、同「崫」「𥪊」
手3+8=総画数11 U+6398
[クツ、グチ/ほ・る]
◆穴を穿(うが)って土や岩を取り出す
◆土や岩などを"U"字状(垂直方向)・"⊂"字状(水平方向)に穿つ、また抉(えぐ)る、同「堀」、そのようにしてできた穴、同「窟」
穴5+8=総画数13 U+7A9F
[コツ、コチ、クツ/いわや]
◆土や岩などに掘られた穴、地中を掘り造られた土室(つちむろ)、岩などに穴を掘って造った岩屋(いわや)、同「𥧊」「堀」
山3+5=総画数8 U+5CA1
[コウ/おか]
◆土地が小高くなっている所
◆山の尾根、高みが連なっているところ、同「堽」
刀2+8=総画数10 U+525B
[コウ、ゴウ/]
◆堅(かた)く強いさま、固く揺らがないさま、同「𠇙」
◆しっかりしているさま、確かなさま
◆丁度チョウド、丁度良い、たった今、~したばかり
◆「剛卯ゴウウ」、腰に帯びる飾り、石製や木製で四角柱に作り各面に魔除けの文字を刻み紐(ひも)を通して帯飾りにする「【漢書(前漢書):卷九十九中:王莽傳第六十九中】…正月剛卯金刀之利皆不得行(服虔日剛卯以正月卯日作佩之長三寸廣一寸四方或用玉或用金或用桃著革帶佩之…)」
山3+8=総画数11 U+5D17
[コウ/おか]
◆土地が小高くなっている所
◆山の尾根、高みが連なっているところ、同「堽」
木4+8=総画数12 U+68E1
[コウ/ゆずり]
◆「青棡セイコウ」、アラカシ(粗樫)、ブナ科コナラ属の木、同「青岡セイコウ」、別名「青岡櫟・青剛櫟セイコウレキ」
◆未詳「【通典:卷七十六:禮三十六:軍一】…隋大業七年征遼東…(…棡鼓金鉦各二具…)」 (注:「【字彙:辰集:木部:棡】居郎切音綱橫牆木…」「【正字通:辰集中:木部:棡】居康切音岡高木又橫牆木」「【康熙字典:辰集中:木部:棡】《集韻》居郞切音岡本作{⿰木𡶬}《玉篇》橫牆木…」とある、但し【康熙字典】の引く「【玉篇:卷十二:木部第一百五十七:棡】古郎切」には「橫牆木」の義はない)
◆[日]ゆずり、地名用字、姓用字
糸6+8=総画数14 U+7DB1
[コウ/つな]
◆網(あみ)が解(ほつ)れたり絡(から)まったりしないように網の周りを留める太く強い縄(なわ)、広げた網の口を締める役目も果たす
◆ものを繋(つな)ぎ止めたり引いたりするための太い縄、またそれで繋ぎ止める
◆全体を網羅し(口を閉じ)纏(まと)めたもの、物事の輪郭・概要・要旨・骨子、「綱領コウリョウ」「大綱タイコウ」
◆生物学上の分類の一つ、「門モン」よりも小分類で「目モク」よりも大分類
金8+8=総画数16 U+92FC
[コウ/はがね]
◆焼(やき)を入れて堅く強く鍛(きた)えた鉄、「鋼鉄コウテツ」
◆堅く強いさま
巾3+5=総画数8 U+5E1A
[シュウ、ス、ソウ/ほうき]
◆箒(ほうき)、またそれで掃(は)く、同「菷」「箒」
女3+8=総画数11 U+5A66
[フウ、ブ、フ/]
◆成人した女性、既婚の女性
◆自分の妻
◆息子の妻、同「媳」
◆女子が自分の弟の妻を呼ぶ語「【爾雅注疏:釋親】女子謂兄之妻為嫂弟之妻為婦」
注解:「帚」は「箒(ほうき)」で「掃除や身の回りの仕事をする女性」の意
手3+8=総画数11 U+6383
[ソウ/は・く、はら・う]
◆箒(ほうき)などで埃(ほこり)や塵(ちり)などを払(はら)う、また払ってきれいにする、同「埽」
◆払い除(の)ける
竹6+8=総画数14 U+7B92
[シュウ、ス、ソウ/ほうき]
◆埃(ほこり)や塵(ちり)などを掃(は)く用具、またそれで掃く、同「帚」
艸3+8=総画数11 U+83F7
[シュウ、ス、ソウ/ほうき]
◆箒(ほうき)、またそれで掃(は)く、「苕菷チョウシュウ(アシ(葦)やオギ(荻)などの穂で作った箒)」、同「帚」「箒」
巾3+5=総画数8 U+5E1B
[ハク、ビャク/]
◆(厚手の)絹布、絹織物の総称
◆白い、白い布、「布帛フハク(白い布の総称)」
木4+8=総画数12 U+68C9
[ベン、メン/わた]
◆キワタ(木棉)、アオイ科キワタ属の木、同「㮌」「𣏜」
◆ワタ(綿、アオイ科ワタ属の草)やキワタ(木棉、アオイ科キワタ属の木)の総称、またそれらから採った繊維を「綿」、日本では繭(まゆ)から採った繊維を「真綿(まわた)」と呼ぶのに対して、植物から採った繊維を「木綿・木棉(もめん)」と呼ぶ
綿糸6+8=総画数14 U+7DBF
[ベン、メン/わた]
◆ワタ(綿、アオイ科ワタ属の草)やキワタ(木棉、アオイ科キワタ属の木)などの植物から採った繊維の総称、植物名のワタは中国では「棉」、日本では繭(まゆ)から採った繊維を「真綿(まわた)」と呼ぶのに対して、植物から採った繊維を「木綿・木棉(もめん)」と呼ぶ、また長い繊維を「綿」といい短いものを「絮」という
◆(ワタの繊維のように)細く長い
◆(ワタの繊維のように)細く長く(途切れずに)続く、「綿綿メンメン」
◆細い、小さい
◆(ワタのように)柔らかい、弱々しい
金8+8=総画数16 U+9326
[キン、コン/にしき]
◆金糸銀糸やさまざまな色糸で美しく華やかな模様を織り込んだ織物
◆美しく華やかなさま、きらびやかなさま、華々しいさま
干3+5=総画数8 U+5E78
[コウ、ギョウ/さいわ・い、しあわ・せ、さち]
◆凶事を免れて運が良いさま、同「倖」
◆(思い掛けない)喜ばしいことや良いこと、またそれが起きること、またその状態
◆願う、希望する
◆天子の寵愛を受ける、「寵愛を受けられるのは幸い」の意
◆天子が他の地を訪れること、「天子にのお出ましいただくのは幸い」の意
人2+8=総画数10 U+5016
[コウ、ギョウ/]
◆思い掛けない幸せ、幸運、同「幸」
◆「僥倖ギョウコウ」◇思い掛けない幸せ、分不相応な幸運◇飽くことなく利益や幸せを求めること
◆「佞倖ネイコウ」、主君に諂(へつら)い阿(おもね)ること、主君の機嫌を取って気に入られようとすること、またそのような人、「飽くことなく自分の幸いを得ようとする」の意
囗3+8=総画数11 U+5709
[ギョ、ゴ/]
◆罪人を閉じ込める(周りを囲った)ところ、牢獄、同「圄」
◆(国境などの周りを囲ったところで外敵の侵入を)防ぎ止める、防ぎ守る、同「圄」「禦」
◆(周りを囲って)馬を飼育する、調教する
辵4+8=総画数12 U+9039
[タツ、ダチ、タチ/]
◆道が滞(とどこお)ることなく通じる
◆目的とするところまで行き着く、また届く
◆目標としたことを成し遂げる
◆物事の奥深くまで通じる、また理解する
广3+5=総画数8 U+5E9C
[フ/]
◆財物や文書を収蔵するところ、倉庫、「府庫フコ」
◆政務を行う役所、役所があるところ
◆多くの人や物が集まるところ
◆高級役人の邸宅、後に一般の住宅
◆人間や動物の内臓、臓器、「六府・六腑ロップ(胆・胃・大腸・小腸・膀胱ボウコウ・三焦サンショウ)」、同「腑」
人2+8=総画数10 U+4FEF
[フ/うつむ・く、ふ・せる]
◆体を前に屈(かが)め姿勢を低くする、伏(ふ)せる、顔を下に向ける、同「俛」
月(肉)4+8=総画数12 U+8151
[フ/]
◆人間や動物の内臓、「臓腑ゾウフ」
◆「六腑ロップ」、胆・胃・大腸・小腸・膀胱・三焦サンショウ(上焦・中焦・下焦から成る器官、熱・養分・水分などの臓器間の移送・連携機能に関わる器官の総称のようである)の総称
木4+8=総画数12 U+6928
[フ/たぶ、たぶのき]
◆未詳「【尚史:卷九十三:天文志】太白散為天杵天俯伏靈大敗…」
◆[日]タブ(椨)、タブノキ(椨の木)、クスノキ科タブノキ属の木
肉6+8=総画数14 U+8150
[フ、ブ/くさ・る]
◆(肉が)柔らかくなったり形が崩れたりする、また元の形でなくなる、朽(く)ちる
◆食べられなくなる、用をなさなくなる
◆古臭い
◆男性の性器を切り落とす刑罰、「宮刑キュウケイ」
◆[日]思うようにならず嫌になる
廴3+5=総画数8 U+5EF6
[エン/の・びる、の・ばす、の・べる]
◆時間や道などが途切れずに遠くまで伸びている、また続いている
◆長く(広く)引き伸ばす、また伸びる
◆人を招(まね)く
注解:別「𢌛」
水3+8=総画数11 U+6D8E
[セン、ゼン/よだれ]
◆口から出て垂(た)れる唾液ダエキ、同「㳄」「㵪」「𠿢」「𣵿」
◆物欲しそうなさま、「垂涎スイゼン」
◆水(液体)がなすがままに流れるさま「【集韻:卷八:去聲下:綫第三十二:涎】沔涎水流皃」
竹6+7=総画数13 U+7B75
[エン/むしろ]
◆竹を並べ紐(ひも)で編んだ敷物、またそれを敷く、またそれが敷いてあるところ、人が座ったり横になったりするところに敷くもの
艸3+8=総画数11 U+839A
[エン/むしろ]
◆草が一面に生え広がる、蔓延(はびこ)る、「蔓莚マンエン」、同「葕」
◆[日]むしろ、藁(わら、乾燥させた草の茎)を並べ紐(ひも)で編んだ敷物、またそれを敷く、人が座ったり横になったりするところに敷くもの、竹製は「筵」
虫6+8=総画数14 U+8711
[タン、ダン/あま]
◆中国南方の福建省・広東省・広西チワン族自治区・海南省などの沿海で水上(船上)生活をする人達、疍民タンミン、同「疍」「蛋」
◆[日]海人(あま)、海に潜って魚介や海藻などを採ることを生業としている人
虫6+7=総画数13 U+8712
[エン/]
◆「蜒蚰エンユウ」、ナメクジ(蛞蝓)、陸棲の貝類のうち貝が退化しているものの総称、巻貝を背負うものはカタツムリ(蝸牛)
◆「蜿蜒エンエン」、龍や蛇のようにくねくねと長いさま、また長い体をくねらせて進むさま
◆「蚰蜒(ユウエン)」、ゲジ(蚰蜒)、ゲジ科の虫、通称「ゲジゲジ」
言7+8=総画数15 U+8A95
[タン、ダン/]
◆話が大袈裟(おおげさ)なさま、大きいばかりで中身がないさま、同「唌」
◆大きなさま、また広がりがあるさま
◆生(う)まれる、生れ出る
心4+4=総画数8 U+5FDD
[テン/かたじけな・い]
◆辱(はずかし)める
◆(謙遜して)光栄なことだが自分には分不相応である、自分にはもったいない
◆(謙遜して)小身の自分には過分なことで大変有難い
水3+8=総画数11 U+6DFB
[テン/そ・える]
◆付け加える、付け足す
心4+4=総画数8 U+5FF5
[デン、ネン/おも・う]
◆常に心に留めて思い考える、心の中に留まり去らない思いや考え
◆口をほとんど閉じた状態で低い声を長く伸ばして読む
◆二十、「廿」の大写字(「二」は「貳」、「三」は「參」のような大文字のこと)
口3+8=総画数11 U+5538
[ネン、テン/うな・る]
◆口を閉じたままで声を出す、またその声
◆口を(ほとんど)閉じ低い声で唱える、また吼える
手3+8=総画数11 U+637B
[デン、ネン、ジョウ、ニョウ/ひね・る、ね・じる、ねじ・る]
◆指で摘まんで回す、撚(よ)る
◆「捻子ネンシ」、指で撚(よ)って糸状にしたもの、紙を撚(よ)ったものを「紙捻子」、日本ではこより(紙縒・紙捻・紙撚)
木4+8=総画数12 U+68EF
[ジン、ニン/]
◆「棯棗ジンソウ」、ナツメ(棗、クロウメモドキ科ナツメ属)の一種「【齊民要術:卷四:種棗第三十三】爾雅曰…還味*棯棗 (注:【齊民要術】【農政全書】【說文解字注】他は「*棯{⿰木念}」とするが「【爾雅:釋木】還味捻棗」は「*捻{⿰扌念}」)」
禾5+8=総画数13 U+7A14
[ジン、ニン、ネン/みの・る]
◆みの・る、穀物が実(みの)る、実(み)が熟ジュクす、同「稔」
◆時間を掛けて中身がいっぱいになる、年(とし)を重ねて物事が成熟セイジュクする
◆年、一年、穀物を植えそれが成長し成熟するサイクルcycleが一年であることから、「五稔ゴネン(五年)」
魚11+8=総画数19 U+9BF0
[ネン/なまず]
◆ナマズ(鯰)、ナマズ科の淡水魚
◆簡「鲇」
心4+4=総画数8 U+5FFD
[コツ、コチ/たちま・ち、ゆるがせ]
◆すぐに、急に、あっという間に
◆軽(かろ)んじる、疎(おろそ)かにする、うっかり忘れる
◆蚕(かいこ)の繭(まゆ)から取り出した繊維の一本、五本を縒(よ)ったものが「糸」、十本を縒ったものが「絲」「【說文解字通釋(說文解字繫傳):糸部:糸】細絲也象束絲之形凡糸之屬皆从糸讀若覛徐鍇曰一蠶所吐為忽十忽為絲糸五忽也」
◆数の単位、1糸(絲)=10忽、1忽=10微=10-5
心3+8=総画数11 U+60DA
[コツ、コチ/ぼ・ける、ほ・れる]
◆ぼうっとして思考や行動が鈍くなる、ぼんやりするさま
◆微(かす)かで見分けがつかないさま
◆「恍惚コウコツ」◇頭が空っぽになって何も考えられないさま、ぼうっとするさま◇[日]心を奪われてうっとりするさま
◆[日]ほ・れる、人に(特に異性に)好意を寄せる、好意を寄せて夢中になる
戈4+4=総画数8 U+6214
[セン、サン、ザン/]
◆少ないさま、僅(わず)かなさま、小さいさま、「戔戔センセン」
木4+8=総画数12 U+68E7
[サン、セン/かけはし、さ]
◆木や板を横に並べて架け渡した道、また橋、同「閣」、「桟道サンドウ」「桟橋(さんばし)」
◆板を並べて作ったもの、板張りの床や簀子サクシ(すのこ)
◆倉庫、宿屋、いずれも床が板敷であったことから
◆(家畜を飼育するための)木や板を渡した囲い
◆[日]屋根や床の下に張り渡す木、障子戸などの骨木、梯子の踏板、下支えしたり補強したりするための木
◆[日]「桟敷(さじき)」、板敷の見物席
歹4+8=総画数12 U+6B98
[サン、ザン/のこ・る、のこ・り、のこ・す]
◆傷付ける、害ガイする、壊(こわ)す
◆踏(ふ)み付けにする、平気で人に危害を加える
◆酷(むご)い
◆必要なものを取り除いた余り、必要なものを満たすために不足している分量
水3+8=総画数11 U+6DFA
[セン/あさ・い]
◆水面から底までの距離が小さい、深くない
◆薄っぺらな、厚みがない、奥行きがない
◆色などが薄い、或いは淡い、深みがない
◆時間的に短い、あまり時間が経(た)っていない
片4+8=総画数12 U+724B
[セン/]
◆手紙や詩文・書画などを書くために使われる札や用紙、同「箋」「椾」
◆天子に上奏(ジョウソウ、意見などを具申すること)する際に使われる用紙、またその文章様式
◆手紙
皿5+8=総画数13 U+76DE
[サン、セン/]
◆酒や茶などを飲むための浅く小さな器
竹6+8=総画数14 U+7B8B
[セン/]
◆書物の表題や注記・覚書(おぼえがき、メモmemo)などを記すために使う小さい札や紙片
◆手紙や詩文・書画などを書くために使われる札や用紙、同「牋」
◆手紙
糸6+8=総画数14 U+7DAB
[セン/]
◆糸や紐(ひも)、糸や紐のように細く長いもの、またその形状や状態、同「線」「𦇫」
貝7+8=総画数15 U+8CE4
[セン、ゼン/いや・しい、しず]
◆値段が安い、価値が低い
◆身分や地位が低い、品格などが劣る
◆卑(いや)しい、品がない
足7+8=総画数15 U+8E10
[セン、ゼン/ふ・む]
◆踏(ふ)む、足を地に着ける、足で押える、同「踏」
◆(道を、前人が通った後を)踏んで行く、同「履」「㣤」「𧗸」
◆決めた通りに(言った通りに)行う、履行リコウする
金8+8=総画数16 U+9322
[セン、ゼン/ぜに]
◆貨幣、特に銅貨(価値の低い貨幣)、貨幣の総称
◆重量の単位、1両=10銭、1銭=10分
◆刃を取り付けたシャベルshovel状の農具、同「銚」「【說文解字:金部:錢】銚也古田器」
◆[日]貨幣の単位、1銭=1/100円
食9+8=総画数17 U+991E
[セン、ゼン/はなむけ]
◆送別の際に催す酒宴、旅立つ人への品物・金銭などの贈り物は「贐」、「餞別センベツ」は「酒宴を催し見送る」の意だが、日本では「金品などを贈る」の意でも使われる
◆旅立つ人を見送る
◆果物のシロップsiroop[蘭]漬け、砂糖漬け
戈4+4=総画数8 U+6216
[コク、ワク/あ・る、あるい・は]
◆あ・る、不特定の人や物事、「ある時」「ある人」「ある事」
◆あるい・は、もしかしたら~、また~、他の例を挙げれば~
◆惑(まど)う
◆国、邦、同「國(国)」、「戈(ほこ)を持って外敵から守るところ」の意「【說文解字注:戈部:或】邦也(邑部曰邦者國也…)」
囗3+8=総画数11 U+570B
[コク/くに]
◆主権者の支配が及ぶ範囲、土地や人や政治体制などを含む概念で古くは君主から与えられた領地、「王(権力者)の勢力が及ぶ範囲(囗)」の意
土3+8=総画数11 U+57DF
[ヨク、イキ/]
◆境界、区切り
◆境界の内側、周りを囲った内側、範囲
◆邦(くに)、領土、国土
心4+8=総画数12 U+60D1
[コク、ワク/まど・う]
◆あれこれと心が乱れる、どうしてよいか分からずに迷う、判断や区別が定まらない
◆人を迷わせる
門8+8=総画数16 U+95BE
[ヨク、イキ/しきみ]
◆しきみ、門の地上部に渡した横木、敷居(しきい)
◆(門の)内と外の境界、区切り
首9+8=総画数17 U+9998
[カク、キャク/]
◆戦(いくさ)で敵を倒した証(あかし)として持ち帰るために、倒した敵の左耳を切り落とす、またその耳
◆[日]首を切る、解雇する
手3+5=総画数8 U+62D1
[ケン、ゲン、カン/]
◆両側から押さえて挟(はさ)む、同「鉗」
◆(口などを)閉じる
竹6+8=総画数14 U+7B9D
[ケン、ゲン、カン/]
◆首枷(くびかせ)、罪人の首に嵌(は)めて自由を奪う刑具
◆ピンセットpincet[蘭]の類、"<"字状に開いた先端で物を挟(はさ)む道具、またそれで挟む、挟み取る
◆("<"字状に開いたものの先を)閉じる、ぐっと挟む、同「鉗」
攴4+4=総画数8 U+653E
[ホウ/はな・す、はな・つ、はな・れる、ほう・る]
◆制限セイゲン・束縛ソクバク・拘束コウソクされ自由に動けない状態であったものを自由に動ける状態にする、制限・束縛・拘束を解(と)く、「開放カイホウ(閉じていたものを開け放つ、また広げる)」「放免ホウメン(罰を解き釈放すること)」
◆制限・束縛・拘束されることなく気儘(きまま)なさま、「放縦ホウジュウ(気ままなさま)」「放言ホウゲン(気兼ねすることなく言いたいことを言う)」
◆(制限・束縛・拘束が解かれ)四方に散る、散らす
◆置(お)く、置いておく
人2+8=総画数10 U+5023
[ホウ/なら・う]
◆姿形(すがたかたち)や方法などの手本となるものを見て学び、それに似(に)せる、似せた形に作る、似せた方法でする、同「傚」
方4+4=総画数8 U+65BC
[オ、ウ、ヨ/お・いて、お・ける]
◆~(場所)で(at)、~(場合)に(on、in)、同「于」
◆「ああ」「おう」などの感嘆の声、同「烏」「𥾪」「𤚶」「𣱏」「𤕘」「【集韻:卷二:平聲:模第十一:烏於𡗃𥾪】汪胡切說文孝鳥也孔子曰鳥𥃳呼也取其助氣故以為烏呼古作於𡗃𥾪亦姓」
◆簡「于」
口3+8=総画数11 U+5539
[ヨ、オ/]
◆笑うさま
水3+8=総画数11 U+6DE4
[ヨ、オ/]
◆水の底に沈殿チンデンして溜(た)まった泥・砂・小石など、浅くなって流れや船の行き来を妨(さまた)げるもの、同「𡌧」
門8+8=総画数16 U+95BC
[アツ、アチ、エン/]
◆遮(さえぎ)る、塞(ふさ)いで止める
魚11+8=総画数19 U+9BF2
[ヨ、オ/どじょう]
◆[日]ドジョウ(泥鰌、鰌)、ドジョウ科の淡水魚
日4+4=総画数8 U+6606
[コン/]
◆兄、「昆弟コンテイ(兄弟)」、同「晜」
◆同じところに集まる、同「同」
◆「昆虫コンチュウ」、節足動物のうち汎甲殻類ハンコウカクルイ六脚亜門ロッキャクアモン(三対六本の脚がある種)昆虫綱に属する虫の総称、よく群れ集まることから
◆「昆吾コンゴ」、古地名、山名、現河南省濮陽市、この山からは火のように赤い銅が産出されるといい、この銅で作った剣(つるぎ)は名刀とされ「錕鋙コンゴの剣」と呼ばれる「【山海經:中山經】又西二百里曰昆吾之山其上多赤銅(此山出名銅色赤如火以之作刀切玉如割泥也周穆王時西戎獻之尸子所謂昆吾之劍也…)」
山3+8=総画数11 U+5D11
[コン/]
◆「崑崙コンロン」◇中国西方域にあり仙女西王母セイオウボ・サイオウボが住んでいたとされる山名「【山海經:西山經】西王母其狀如人豹尾虎齒而善嘯蓬髮戴勝(蓬頭亂髪勝玉勝也音龐)是司天之厲及五殘」◇中国西方域のタクラマカンTaklamakan砂漠とチベットTibet高原の間をほぼ東西に延びる山脈の名
木4+8=総画数12 U+68CD
[コン、ゴン/]
◆丸い木の棒、「棍棒コンボウ(丸い木の棒)」
◆同じところに集まる、群がる、同「昆」
◆「棍徒コント」、無頼ブライの徒、ならず者
水3+8=総画数11 U+6DF7
[コン、ゴン/ま・じる、ま・ぜる、こ・む]
◆水が滾滾コンコン(「渾渾」「混混」)と湧き出る
◆たくさんのもの(流れ出た水)が集まり一つになる、様々なもの或いは多くのものが寄せ集まり同化する、同化してそれぞれの見分けがつかなくなる、もとの形や性質を保ったまま入り交じるのは「雑」
◆見分けがつかない、はっきりしない
火4+8=総画数12 U+711C
[コン、ゴン/]
◆明々と光り輝(かがや)く
◆[日]「焜炉(こんろ)」、土製や金属製で持ち運びができる煮炊きするための小形の炉
竹6+8=総画数14 U+7B9F
[キン、コン/]
◆細いが堅く強い篠竹(しのだけ)の類で、箭杆センカン(矢柄・矢幹(やがら))に用いられるタケ(竹)の名、同「箘」
艸3+8=総画数11 U+83CE
[コン/]
◆香草名、未詳
◆[日]「菎蒻・蒟蒻コンニャク」、サトイモ科コンニャク属の草
魚11+8=総画数19 U+9BE4
[コン/]
◆魚の卵、魚卵ギョラン「【國語:魯語上】魚禁鯤鮞(鯤魚子也未成魚也)」
◆北方の大海に棲むという伝説上の大魚「【 莊子:內篇:逍遙遊】北冥有魚其名為鯤鯤之大不知其幾千里也化而為鳥其名為鵬(鵬鯤之實吾所未詳也…)」
日4+4=総画数8 U+660C
[ショウ/]
◆明るい、明るく輝く
◆明るく盛んなさま、栄えるさま
◆「昌言ショウゲン」、的(まと)を得た言葉、理リに適(かな)った言葉、立派な言葉
人2+8=総画数10 U+5021
[ショウ/]
◆歌や舞を演じる芸人、楽師ガクシや俳優ハイユウ、「倡伎ショウギ(娼妓)」「俳倡ハイショウ(俳優)」、同「娼」
◆唱(とな)える、(多人数で声を合わせる際に)まず一人が最初に発声する、音頭(おんど)を取る、「倡和・唱和ショウワ(まず一人が発声し残りの者がそれに続いて声を合わせること)」、同「唱」
◆「倡狂ショウキョウ」、狂ったように喚(わめ)き散らす、同「猖狂」
口3+8=総画数11 U+5531
[ショウ/とな・える]
◆(多人数で声を合わせる際に)まず一人が最初に発声する、音頭(おんど)を取る、「唱和・倡和ショウワ(まず一人が発声し残りの者がそれに続いて声を合わせること)」、同「誯」「倡」「𪛋」
◆歌う
女3+8=総画数11 U+5A3C
[ショウ/]
◆歌や舞を演じる女芸人、楽師ガクシや俳優ハイユウ、「娼妓・倡伎ショウギ」、同「倡」
◆遊女ユウジョ(あそびめ)、「娼婦ショウフ」「娼妓ショウギ」
木4+8=総画数12 U+6919
[/すぎ]
◆[日]スギ(杉)、スギ科の木
犬3+8=総画数11 U+7316
[ショウ/]
◆狂(くる)ったように暴(あば)れる、猛(たけ)り狂う、「猖狂ショウキョウ」、同「倡狂」
◆「猖獗ショウケツ」、猛(たけ)り狂うさま、猛威モウイを振(ふ)るうさま
艸3+8=総画数11 U+83D6
[ショウ/]
◆「菖蒲ショウブ」、簡称「菖ショウ」、ショウブ科の草 (注:日本ではアヤメ(アヤメ科アヤメ属)に「菖蒲」を当てるが、中国でアヤメは「溪蓀ケイソン」、ショウブとアヤメはよく似るが、ショウブの葉にははっきりとした主脈が認められるのに対して、アヤメの葉にははっきりとした主脈がない)
◆「庭菖蒲テイショウブ」、ニワゼキショウ(庭石菖)、アヤメ科ニワゼキショウ属の草
日4+4=総画数8 U+660E
[メイ、ミョウ、ミン/あか・るい、あ・ける、あか・るむ、あ・かす、あ・かり、あか、あき・らか]
◆(太陽や月の)光が差す、光が当たる、光を当てる
◆光が当たってはっきりと見える(分かる)、誰の目にもはっきりとしている、はっきりとさせる
◆隠されたところ(陰になるところ)がない、濁りや汚(けが)れがない、隠すところ(人の目に触れさせたくないところ)がない
◆新しく(次の)一日・一月・一年が始まる
◆王朝名、1368年~1644年
皿5+8=総画数13 U+76DF
[メイ、ミョウ/ちか・う、ちか・い]
◆はっきりと誓う、堅く約束する、古く犠牲ギセイ(いけにえ)の血を皿に注いで互いにそれを啜(すす)ることで約束を違えないことの証(あかし)とした
艸3+8=総画数11 U+840C
[モウ、ミョウ、ホウ、ボウ/も・える、も・ゆ、きざ・し、きざ・す]
◆植物の芽(め)
◆植物の芽が出る、芽生(めば)える、それまで何もなかったところが膨らみ、やがて枝や葉などになるものが生れ出る
◆きざ・し、兆(きざ)し、物事が起こる兆し
◆民(たみ)、庶民、平民、同「氓」
日4+4=総画数8 U+660F
[コン/くら・い]
◆太陽が沈んで薄暗くなる、日が暮れる、同「𣄼」「𣇲」
◆辺りが暗くなって見えなくなる、また正しい道が分からない
◆頭がぼんやりして意識がなくなる
◆娶る(めとる、他家の女性を妻として迎える)、嫁ぐ(とつぐ、他家の男性のところに妻として入る)、夫婦になる、同「婚」、{⿰女昏}は黄昏(たそがれ)時に嫁を迎えて婚礼を行ったことから「【白虎通:卷四上:嫁娶】婚者昏時行禮故日婚」
女3+8=総画数11 U+5A5A
[コン/]
◆娶る(めとる、他家の女性を妻として迎える)、嫁ぐ(とつぐ、他家の男性のところに妻として入る)、夫婦になる、同「昏」、{⿰女昏}は黄昏(たそがれ)時に嫁を迎えて婚礼を行ったことから「【白虎通:卷四上:嫁娶】婚者昏時行禮故日婚」
◆嫁(よめ、息子の結婚相手の女性)の実家、婿(むこ)の実家は「姻」
木4+8=総画数12 U+68D4
[コン/]
◆「㭘棔ゴウコン」、ネムノキ(合歓木)、マメ科ネムノキ属の木
日4+4=総画数8 U+6613
[エキ、ヤク、イ/やさ・しい、やす・い]
◆換(か)える、替(か)える、代(か)える、交換する
◆占いの書、また占いの法、「爻コウ」と呼ばれる「陽と「陰」の並びを換えながら組み合わせた「八卦」「六十四卦」で事象を占うことから「【說文解字:易部:易】…祕書說曰日月為易(…)象侌易也(謂上从日象陽下从月陰…)」
◆平らな、平穏で和(なご)やかな
◆平らで障害も抵抗もない、簡単な、難(むずか)しくない
◆軽(かろ)んずる
刀2+8=総画数10 U+5254
[テキ、チャク/えぐ・る]
◆薄く削(そ)ぐ、削ぎ取る
◆よくない部分や不要な部分を削ぎ取る
虫6+8=総画数14 U+8734
[エキ、ヤク/]
◆「蜥蜴セキエキ」、トカゲ(蜥蜴)やヤモリ(守宮)などのトカゲ亜目の爬虫類、またトカゲに似た両生類の称
衣5+8=総画数13 U+88FC
[セキ、シャク、テイ、タイ/]
◆上着をはだけて肌を露(あら)わにする、「袒裼タンセキ」、同「袒」
◆赤子を包(くる)む布、同「褓」
貝7+8=総画数15 U+8CDC
[シ/たま・う、たまわ・る、たまもの]
◆上位の者が下位の者に物や位などを与える、恵(めぐ)む
◆下位の者が上位の者から物や位などを頂戴する、授(さず)かりもの
金8+8=総画数16 U+932B
[セキ、シャク/すず]
◆スズ(錫、Stannum[羅]、Sn)、金属名、また元素名
◆「錫杖シャクジョウ」、僧侶などが使う杖(つえ)
◆賜(たま)う、上位の者が下位の者に物や位などを与える、同「賜」
魚11+8=総画数19 U+9BE3
[エキ、ヤク/するめ]
◆魚名、未詳「【龍龕手鑑:卷一:魚部第三十五:鯣】羊易反鯣鱺也」
◆[日]スルメ(鯣)、イカ(烏賊、ウゾク)を開き内臓を除いて干したもの
日4+4=総画数8 U+6614
[セキ、シャク/むかし]
◆過ぎ去った日、現在よりも前、以前
◆久しく時(月日)を経(へ)ているさま
◆夜、同「夕」
◆干し肉、或いは肉を薄く切った後に残る肉(切り落とし肉)を干したもの、同「腊」「【說文解字:日部:昔】乾肉也从殘肉日以晞之與俎同意」
人2+8=総画数10 U+501F
[セキ、シャク、シャ/か・りる]
◆後で返すことを条件に人の所有物を預かり用いる、同「貣」
◆後で返すことを条件に人の所有物を別人に預け用いさせる、貸す、同「貸」
◆他のものや別のものを仮に用いる、「仮借カシャク」
心3+8=総画数11 U+60DC
[セキ、シャク/お・しい、お・しむ]
◆残念に思う、心が痛む
◆お・しむ、手放しがたい、手の内から離れてしまわないように大切にする
手3+8=総画数11 U+63AA
[ソ、ス/お・く、お・いて]
◆置く、そのままにして置く
◆「刑措ケイソ」、刑罰法は扨置(さてお)いて、それを用いないこと
◆あるべき場所に置く、あるべき状態にする、「安措アンソ」
◆「挙措キョソ」、立ち振る舞い、動きや行い
◆[日]お・いて、(「~をおいて~ない」の用法で)~以外に~ない
酉7+8=総画数15 U+918B
[サク、ザク、ソ、ス/す]
◆酸(す)っぱい、酸っぱい味、酸っぱい味の飲み物、同「酢」「酸」
◆接待に対する礼として客が主人に杯を返す、同「酢」、主人が客に勧めるのは「酬」
金8+8=総画数16 U+932F
[サク、ソ、ス/こす・る]
◆複雑に入り交(まじ)る、交互に入(い)り組む、きちんと揃っていない
◆入れ違う、食い違う、行き違う、間違う
◆砥石(といし)や鑢(やすり)などで磨く、また擦(こす)る、同「𥕉」「厝」
◆鍍金(めっき)する、同「䥄」
◆置く、あるべき場所に置く、あるべき状態にする、同「措」
鳥11+8=総画数19 U+9D72
[シャク、サク、ジャク/かささぎ]
◆カササギ(鵲)、カラス科カササギ属の鳥、別名「喜鵲キシャク・キジャク」「鳱鵲カンシャク・カンジャク」
◆「山鵲サンジャク」、カラス科サンジャク属の鳥
◆「鵲豆シャクトウ」、フジマメ(藤豆)、マメ科フジマメ属の蔓性の草
月4+4=総画数8 U+670B
[ホウ、ボウ/とも]
◆同じ道を志(こころざ)す、同じ師に学ぶ、同じ目的を持って集まる、またそのような人、同門の人、「友」は同じ思いや考えを持つ人「【論語注疏:卷一】正義曰鄭𤣥注大司徒云同師曰朋同志曰友」
土3+8=総画数11 U+580B
[ホウ/あずち]
◆死者を土中に葬(ほうむ)る、土葬する、同「塴」「𥦜」「窆」
◆水の量や流れを調整するための堰(せき、土盛り)
◆あずち、弓の的(まと)を置くための盛り土もりつち、安土(あずち)、同「垜」
山3+8=総画数11 U+5D29
[ホウ/くず・れる]
◆山が裂け土石が落下する、壊れて倒れる
◆破れる、ばらばらになる、決裂する
◆天子の死「【禮記注疏(禮記正義):曲禮下】天子死曰崩諸侯曰薨大夫曰卒士曰不祿庶人曰死」
弓3+8=総画数11 U+5F38
[ホウ、ビョウ/]
◆弓が強靱キョウジンなさま
◆弓が一杯に引き絞られたさま、張り詰める、漲る、満ちる
◆弓の弦
◆「弸彋ホウコウ」◇弓を一杯に引き絞る音「【廣韻:下平聲:耕第十三:宏:彋】弸彋開張也」◇帷帳イチョウ(目隠しや仕切りなどのために周りを囲うように垂らす幕)が翻(ひるがえ)るさま、またその音「【廣韻:下平聲:庚第十二:橫:彋】弸彋帷帳起皃」
木4+8=総画数12 U+68DA
[ホウ、ビョウ、ボウ/たな]
◆竹や木を組んで上を覆った建物
◆粗末な小屋、掘建て(ほったて)小屋
◆棒や板を横に並べて架け渡した橋や道、同「桟」「閣」
◆[日]物を載せるために横に渡した板、またそのような形のもの
石5+8=総画数13 U+787C
[ホウ、ヒョウ/]
◆ホウ素(硼素、Boron、B)、元素名
艸3+8=総画数11 U+8420
[ハン、モウ、ミョウ、ホウ、ボウ/も・える、も・ゆ、きざ・し、きざ・す]
◆姓用字「【中華字海:艹部:萠】音攀〗姓」
◆[日]同「萌」
鳥11+8=総画数19 U+9D6C
[ホウ、ボウ/おおとり]
◆並外れて大きな鳥、鯤コン(北方の大海に棲むという伝説上の大魚)が姿を変えたとされる「【莊子:内篇:逍遙遊】北冥有魚其名爲鯤鯤之大不知其幾千里也化而為鳥其名爲鵬」
月(舟)4+4=総画数8 U+670D
[フク、ブク/]
◆命令や指示に沿い合わせる、命令や指示に従う
◆自分の考えにぴったりと収まる、納得する、納得して従う
◆仕事や道具などが手に合う、馴染む、慣れる
◆何時もと同じようにする、また用いる
◆体や用途に合わせて作った衣裳、衣裳を着る、ただ羽織るだけのものや体に巻き付けるものは「服」とはいわない
◆三頭立ての馬車の中央の一頭、四頭立ての馬車の中央の二頭、「両外側からぴったりと挟まれている」の意、両外側の二頭を「騑馬」という
注解:いずれも「合う、嵌まる、収まるさま(𠬝)」の意
竹6+8=総画数14 U+7B99
[フク、ブク/えびら]
◆矢を入れて背負う筒状(箱型・籠型・袋型など、竹製・革製など)の容器
月(肉)4+4=総画数8 U+80B4
[コウ、ギョウ/さかな]
◆魚肉などを調理した食べ物、穀類以外の食べ物
◆[日]飲酒の時に供される食べ物
水3+8=総画数11 U+6DC6
[コウ、ギョウ/]
◆混じり合わさる、入り混じる、「混淆コンコウ」
木4+4=総画数8 U+4F86
[ライ/く・る、きた・る、きた・す]
◆(人や時間や物事が)向こうからこちらに近づく、「到来トウライ」、同「倈」「徠」「逨」「𧼛」
◆招き寄せる、「こちらに来させる」の意
◆ある時点から今まで、今に至る、「以来イライ」
◆きた・す、(~が原因・発端・理由で)~になる、「由来ユライ」
◆きた・る、これから先の
注解:「來」は、古くムギ(麥・麦)の芒(のぎ、毛のように細く尖ったもの)を象った字で「ムギ(小麦)」の意であったが、後にコムギ(小麦)は「麳{⿰麥來}」を用い、「來」は専ら「来る、来る」の意で用いられるようになった「【字源:來部:來】象形字。像麦子长有麦穗芒朿之形。…來的本义指小麦。…商代甲骨文常见"𣥌(往)來亡■"…往是前往、來是返回。…」
彳3+8=総画数11 U+5FA0
[ライ/]
◆同「来」
◆「招徕ショウライ」、招(まね)く、招き寄せる
◆感謝の気持ちを伝え労(ねぎら)う、同「勑」「【隋書:卷十七志第十二:律歷中】…於是高祖引孝孫胄玄等親自勞徠…」
◆「徂徠ソライ」◇行き来、往来◇山名、山東省泰安市南東 ◇[日]人名、荻生徂徠(おぎゅうそらい)、江戸中期の儒学者
貝7+8=総画数15 U+8CDA
[ライ/]
◆賜(たま)う、上位の者が下位の者に物や位などを与える、同「賜」
◆賜(たまわ)りもの、授(さず)かりもの、同「賜」
木4+4=総画数8 U+6771
[トウ、ツウ/ひがし、あずま]
◆太陽が昇る方角、沈む方角を「西」
注解:木に昇り始めた太陽(日)が重なるの意、太陽が木の上に昇ることを「杲」、太陽が木の下に沈むことを「杳」「【說文解字注:木部:東】(日在木中曰東在木上曰杲在木下曰杳)」
冫2+8=総画数10 U+51CD
[トウ、ツウ/こお・る、こご・える、い・つ]
◆液体が個体になる、氷が張る
◆寒さで体がきかなくなる、また感覚がなくなる
木4+8=総画数12 U+68DF
[トウ、ツウ/むね]
◆建物の屋根の面が交わる最も高いところ
◆桁コウ(けた、建物正面に向かって左右方向に渡す木)で最も高い位置にある木、「棟木むなぎ」
◆建物の数を数える語
◆「棟梁トウリョウ」◇屋根の棟木とそれを支える梁(はり)◇重要な人、主要な人◇[日]大工の頭かしら
糸6+8=総画数14 U+7DF4
[レン/ね・る]
◆生糸や絹布を灰汁(あく、草木などの灰を溶かしたアルカリ性の水)で煮て柔らかく白くする、同「湅」
◆熟(こな)れていないものを繰り返し鍛(きた)える、鍛えて良いものにする
◆習熟(シュウジュク)する、繰り返して(経験を積んで)上達する
注解:フォントによっては{⿰糸東}の字形になるが、本来は{⿰糸柬}
言7+8=総画数15 U+8ACC
[トウ、ツウ、カン、ケン/いさ・める]
◆多弁なさま、言葉数が多いさま、同「㖦」
◆諫(いさ)める、(目上の人に)非ヒ(正しくないこと)や過(あやま)ちを正すよう意見する、同「諫」 (注:「【字彙:酉集:言部:諌】多動切音董多言〇與諫不同俗誤以爲諌」は俗用・誤用とする)
金8+8=総画数16 U+932C
[レン/ね・る]
◆金属を溶かし不純物を取り除く、また不純物を取り除いて質を高める、同「煉」
◆鍛(きた)える、鍛練タンレンする、修練や訓練を重ねて精神や技術を研(みが)く、同「煉」
◆金属を輪状に作り繋いだ鎖(くさり)、同「鏈」
◆「錬𨬍レンタ」、轂(こしき、車輪中央にある円筒形の部品)の一部である「軹端シタン(車輪の外側に突き出た部分)」や「賢端ケンタン(内側に突き出た部分)」の円筒状の部品、同「輨」「軑」
阜3+8=総画数11 U+9673
[チン、ジン/の・べる]
◆順に並べる、一列に並べる、広げ並べる、また並ぶ、同「敶」「𨸬」「𢽬」
◆順を追って述べる、よく分かるように述べる、同「𨸬」「𢽬」
◆古い、旧式な、長い時が経っている
◆周代(西周)から春秋時代にかけての古国名、前1046年~前478年、現河南省周口市淮陽ジュンヨウ区一帯
◆南北朝時代の南朝最後の王朝、557年~589年、別名「南陳」
鳥11+8=総画数19 U+9D87
[トウ、ツウ/つぐみ]
◆ツグミ(鶇・鶫)、ツグミ科の鳥
木4+4=総画数8 U+677E
[ショウ、シュ/まつ]
◆マツ(松)、マツ科の植物、同「㮤」「枩」
◆緩(ゆる)い、緩やか、きつくない、ゆとりがある、詰まっていない、間(あいだ)が空(あ)いている、緩む、弛(ゆる)める、同繁「鬆」
水3+8=総画数11 U+6DDE
[ショウ、シュ/]
◆「淞江ショウコウ」、太タイ湖から流れ出る川、現名「呉淞江ゴショウコウ」、東流し上海市で黄浦江コウホコウ・長江チョウコウに合流し東海トウカイ(東シナ海)に注ぐ
艸3+8=総画数11 U+83D8
[シュウ、スウ/]
◆タイサイ(体菜、別名チンゲンサイ、漢名「小白菜」)或いはハクサイ(白菜、漢名「大白菜」)、アブラナ科アブラナ属の野菜、「菘菜シュウサイ」
◆「菘藍シュウラン」、タイセイ(大青)或いはホソバタイセイ(細葉大青)、アブラナ科タイセイ属の草
髟10+8=総画数18 U+9B06
[ショウ、シュ、ソウ/す]
◆「髼鬆・鬅鬆ホウショウ」「𩬰鬆キョウショウ」「𩭩鬆トウショウ」、髪がばらばらと乱れるさま
◆(髪が)疎(まば)らなさま
◆緩(ゆる)い、緩やか、きつくない、ゆとりがある、詰まっていない、間(あいだ)が空(あ)いている、緩む、弛(ゆる)める、同簡「松」
◆[日]す、大根などの芯(しん)にできる細孔(サイコウ、細い穴、小さい空間)
木4+4=総画数8 U+6790
[セキ、シャク/]
◆裂(さ)く、切り割(さ)く
◆分ける、別ける、切り分ける
◆ものの本質・性質を知るためにばらばらに分ける
日4+8=総画数12 U+6670
[セキ、シャク/]
◆明らかなさま、明白なさま、はっきりしているさま、同「晳」
水3+8=総画数11 U+6DC5
[セキ、シャク/]
◆水で米を濯(すす)ぐ、揺り動かすようにして塵(ごみ)などを取り去る、同「𥺚」
◆「淅川セキセン」「淅水セキスイ」、河南省洛陽市欒川県を源とする川
白5+8=総画数13 U+7699
[セキ、シャク/]
◆肌の色が白い、白い
注解:別「晳」
虫6+8=総画数14 U+8725
[セキ、シャク/]
◆「蜥蜴セキエキ」、トカゲ(蜥蜴)やヤモリ(守宮)などのトカゲ亜目の爬虫類、またトカゲに似た両生類の称、別名「蜤蜴シエキ」
木4+4=総画数8 U+6797
[リン/はやし]
◆木や竹が叢(むら)がり生えている平地ヘイチ、また土地
◆同様のものがたくさん集まっているさま、またそのようなところ
◆野外ヤガイ(「野」の外側の地)、都(みやこ)を囲む城壁の外に広がる地で都から百里以内の地を「郊コウ」、その外を「野ヤ」、その外を「林リン」、その外を「冂ケイ」といった「【說文解字: 冂部:冂】邑外謂之郊郊外謂之野野外謂之林林外謂之冂」
◆「林鐘リンショウ」、1オクターブoctaveを12音階に分けた十二律ジュウニリツの一つ、「黃鐘コウショウ」よりも7律(7音)高い音階
土3+8=総画数11 U+57DC
[ヤ/の]
◆郊外コウガイ、都(みやこ)を囲む城壁の外に広がる地で都から百里以内の地を「郊コウ」、その外を「野ヤ」、その外を「林リン」、その外を「冂ケイ」といった「【說文解字: 冂部:冂】邑外謂之郊郊外謂之野野外謂之林林外謂之冂」
◆都から離れているところ、(周りに遮(さえぎ)るものがない)広々としたところ、またその区域・範囲
◆民間ミンカン、「都(朝廷)の外にある」の意
◆自然のままであるさま、田舎びたさま、洗練されていないさま
女3+8=総画数11 U+5A6A
[ラン/]
◆貪(むさぼ)る、必要以上に欲しがる
◆「婪尾ランビ」◇宴の席で首席の者から末席の者へ順に杯を回して一巡する(末席まで至る)、同「啉」「【論語注疏:卷下】今人以酒巡匝為婪尾…」◇最後、末尾
彡3+8=総画数11 U+5F6C
[ヒン/]
◆文ブン(紋様や文章など表面に現れ目に見えるもの)と質シツ(外からは見えない中身、内容)が共に優れているさま、文と質が調和しているさま、同「斌」「份」、「文質彬彬ブンシツヒンピン」
木4+8=総画数12 U+68EE
[シン/もり]
◆たくさんの木が立ち並ぶさま、木がびっしりと生えているさま、またそのようなところ
◆木が茂(しげ)って薄暗いさま
水3+8=総画数11 U+6DCB
[リン/さび・しい]
◆雨や涙などが絶え間なく滴(したた)る
◆長雨、長く降り続く雨、同「霖」
◆水を掛ける、水を注ぐ
◆「淋病・痳病リンビョウ」、淋菌リンキンの感染による尿道の炎症を伴う病気
◆「淋巴リンバ」、リンパlymph、リンパ管を流れる液、「淋巴」は「lymph」の音写
◆「淋鐘リンショウ」、十二律の一つ「林鐘リンショウ」の1オクターブoctave高い音階、【維基詞典(https://zh.wiktionary.org/wiki/):十二律】参照
◆[日]さび・しい、寂しい
火4+8=総画数12 U+711A
[フン、ブン/た・く]
◆焼(や)く、燃(も)やす
◆山や田畑の雑草や雑木を焼く
玉4+8=総画数12 U+7433
[リン/]
◆ひときわ美しい玉ギョク(美しく高貴な石)
◆「琳琅リンロウ」◇ひときわ美しい玉◇美しいさま、貴重なさま◇玉の触れ合う澄んだ音
疒5+8=総画数13 U+75F3
[リン/]
◆淋菌リンキンの感染による尿道ニョウドウの炎症を伴う病気、同「痳病・淋病リンビョウ」
示5+8=総画数13 U+7981
[キン、コン/]
◆吉凶キッキョウの忌キ、忌(い)み避ける
◆止(と)める、押し止(とど)める、制セイする
◆戒(いまし)める、慎(つつし)む、「軽々とした行いを禁じる」の意
◆天子の住むところ、「禁中キンチュウ」、「みだりに出入りすることが禁じられているところ」の意
网5+8=総画数13 U+7F67
[シン/ふしづけ]
◆水中に柴(しば)などを沈め、そこに入り込んだ魚を捕(と)る仕掛け、同「筌」「荃」
艸3+8=総画数11 U+83FB
[リン/]
◆ヨモギ(蓬・艾、キク科ヨモギ属の草)の類
◆「拂菻フツリン」、東ローマ帝国(別称ビザンツ帝国、凡そギリシア以東、最盛期にはトルコ・シリア・エジプトなど地中海東部沿岸一帯を支配した)を指すといわれる、ただ「【北史:卷三十八:列傳第二十六】…發自燉煌至于西海…北道從伊吾經蒲類海鐵勒部突厥可汗庭度北流河水至拂菻國達于西海…」とある、「燉煌・敦煌トンコウ」「蒲類海(バルクル湖)」「鐵勒テツロク」「突厥トッケツ」「可汗カカン(可汗庭は首都)」は、いずれも6~7世紀にかけて現モンゴル西部・カザフスタン南部・中国新疆ウイグル自治区・キルギス・タジキスタン一帯の遊牧民族の名で、「拂菻」は「西海(カスピ海か?)」以東ということになる、東ローマ帝国の支配は最盛期でも黒海南部までであった
酉7+8=総画数15 U+9182
[ラン、リン/さわ・す]
◆熟す前に収穫した(渋い・堅いなどで食べるのには適さない)果実を熟させる(食べられるようにする)、水(温水)に漬けるなどする、「醂柿リンシ(熟していない硬いカキ(柿)を温水に数日漬けて熟させること)」「【救荒本草:卷七:柿樹】…柿未軟者摘取以温水醂(音攬)熟食之…」「【救荒本草:卷七:軟棗】…救飢採取軟棗成熟者食之其未熟結硬時摘取以温水漬養醂(盧感切)去澁味另以水煮熟食之」
◆[日]カキ(柿)などの果実の渋みを取る
◆[日]「味醂ミリン」、糯米(もちごめ)に米麹(こめこうじ)とアルコールを加え醸造したもの、主として調味料として利用される
雨8+8=総画数16 U+9716
[リン/]
◆長く(三日以上)降り続く雨、同「淋」、十日以上も続く雨は「霪」
鹿11+8=総画数19 U+9E93
[ロク/ふもと]
◆(木が生えている)山裾(やますそ)
◆山林を管理する役人
木4+4=総画数8 U+679C
[カ/は・たす、は・てる、は・たして]
◆木の実、同「菓」
◆は・たす、最後まで成し遂げる
◆(芽を出し生長し花を咲かせ最終的には実が成ることから)物事の結末、最後まで成し遂げることによって得るもの、「結果ケッカ」「成果セイカ」
◆は・てる、それ以上は何もなくなる
◆は・たして、当然そう成ることは分かっていたが案の定、(疑問の表現を伴って)一体~だろうか
◆思い切って、「果敢カカン」
巛3+8=総画数11 U+5DE3
[ソウ、ジョウ/す]
◆木の上に作られた栖(す、鳥の巣)、動物の凹状・穴状の住処(すみか)、またそれを造る
◆(他からは見えにくい、探しにくい)特に悪人などの住処、隠れ家(が)
◆「巣菜ソウサイ」、スズメノエンドウ(雀野豌豆)、マメ科ソラマメ属の草、別名「苕菜チョウサイ」
艸3+8=総画数11 U+83D3
[カ/]
◆食用となる草木の実や果実、同「果」
◆[日]食事以外に食ショクする食べ物、「菓子(かし)」
衣5+8=総画数13 U+88F8
[ラ/はだか]
◆肌が露(あら)わになっているさま、衣服をはだけて肌を露(あら)わにする、何も身に着けていない、同「躶」「倮」「𧝹」
◆覆(おお)うものがなく中身が剥(む)き出しであるさま
衣6+8=総画数14 U+88F9
[カ/つつ・む]
◆包(つつ)む、包(くる)む、包み込む
言7+8=総画数15 U+8AB2
[カ/]
◆成果セイカ・結果ケッカがどうか(どうなるか)を調べる、試(ため)す
◆官吏カンリ登用の試験シケン
◆税ゼイ、国や領主に納(おさ)める金銭・収穫物・労役ロウエキなど、またそれを割り当てる
◆為(な)すべきこと、すべきこと
◆同じ仕事・役割を単位とする組織
足7+8=総画数15 U+8E1D
[カ、エ/くるぶし]
◆足首の両側にある骨が丸く突起している部分、同「腂」
頁9+8=総画数17 U+9846
[カ/]
◆頭が小さいさま
◆丸く小さいもの、丸く小さい粒状のもの、またそれを数える語
欠4+4=総画数8 U+6B23
[キン、コン、ゴン/]
◆(口を大きく開けて、何の悩みも気掛かりもなく)顔を大きく綻(ほころ)ばせて喜ぶ、同「俽」「忻」「訢」「【說文解字:欠部:欣】笑喜也」
◆喜ばしい、素晴らしい
注解:「欠」は「あくび」の意で「口を大きく開けて息をすること」
手3+8=総画数11 U+6380
[ケン、コン、キン/]
◆ぐっと上げる、下から上に向かって押し上げる
止4+4=総画数8 U+6B66
[ブ、ム/たけ]
◆勇ましく猛々(たけだけ)しいさま、穏やかで洗練されているのは「文」
◆戦い、戦いに長(た)けているさま
◆戦闘や軍事などに関わることに使われる語
◆半歩ハンポ、片足を前に踏み出して進む距離、1武=3尺、1歩=2武=6尺、同「跬」
◆先に行った人が残した足跡ソクセキ(あしあと)、同「䟼」
文4+8=総画数12 U+658C
[ヒン/]
◆文ブン(紋様や文章など表面に現れ目に見えるもの)と質シツ(外からは見えない中身、内容)が共に優れているさま、文と質が調和しているさま、同「彬」「份」、「文質斌斌ブンシツヒンピン」
貝7+8=総画数15 U+8CE6
[フ/]
◆公(おおやけ、政府)が人民に割り当てた財物や労力を徴収・徴用する、人民が公に財物や労力を差し出す、「賦税フゼイ(税、租税)」「賦役フエキ(税と労役)」
◆それぞれに割り当てる
◆広くそれぞれに(一人一人に)分け与える、それぞれに授(さず)ける、「賦与フヨ」
◆詩を詠(よ)む
◆詩経の六義リクギ(詩の内容と表現法を「風・雅・頌」と「賦・比・興」の六つに分類したもの)の一つ
金8+8=総画数16 U+933B
[/ぶ]
◆[日]「錻力(ぶりき、ブリキblik[蘭])」、鉄板に錫(すず)を鍍金トキン(めっき)したもの
鳥11+8=総画数19 U+9D61
[ブ、ム/]
◆「鸚鵡オウム」、オウム科の鳥
止4+4=総画数8 U+6B69
[ホ、ブ、フ/ある・く、あゆ・む]
◆片足を地に着け止め、残る片足を前に運んで止める、という動作を左右の足で交互に繰り返す、この動作を速く繰り返すことを「走」
◆物事が前に進む、またその進み具合
◆左右の足を交互に前に踏み出して進む距離、1歩=2跬(2武)=6尺、半歩ハンポは「跬」「武」
◆[日]六尺を一辺とする面積の単位、30歩(坪)=1畝、同「坪」
◆[日](特に儲けの)割合
手3+7=総画数10 U+6357
[ホ、ブ、チョク、チキ/はかど・る]
◆打つ
◆「捗攎ホロ」、未詳、「散らばった草を拾い集める」の意か?「【集韻:卷二:平聲:模第十一:荹捗】荹攎收亂艸或从手」
◆[日]はかど・る、仕事が順調に進む
水3+8=総画数11 U+6E09
[ショウ、ジョウ/わた・る]
◆川・沼・湖・海などの水のあるところを歩いて渡る
◆渡り歩く、経(へ)る、体験・経験する
◆関(かか)わる、関係する
阜3+7=総画数10 U+965F
[チョク、チキ、チ/]
◆高いところに登(のぼ)る、高い方に(向かって)進む、上に向かう、同「陞」「徝」
頁9+8=総画数17 U+983B
[ヒン、ビン/しき・り、しき・る]
◆水際(みずぎわ、みぎわ)、水辺(みずべ)、水が打ち寄せるぎりぎりのところ、水際の陸地側、水際の近くの陸地、同「瀕」「濱」
◆ぎりぎりのところまで歩(あゆ)み寄る、近寄る、すぐ近くまで迫(せま)る、同「瀕」「濱」
◆ぎりぎりまで近寄って並ぶ
◆しき・り、間を置かずに繰り返すこと、「頻頻ヒンピン」
◆顰(しか)める、顰(ひそ)める、(不満・不快・愁嘆シュウタン・心痛などで)眉間ミケンや額(ひたい)や鼻などに皺(しわ)を寄せる、同「顰」
水4+4=総画数8 U+6C93
[トウ、ドウ/くつ]
◆水が次から次へと湧(わ)き出る、また溢(あふ)れ出る
◆(水が溢れ出るように)次から次へと口から言葉が出てくる
◆(次々に)重なり合う
◆[日]靴(くつ)、履物
足7+8=総画数15 U+8E0F
[トウ、ドウ/ふ・む]
◆足を地に着ける、足で押える、同「踐」
革9+8=総画数17 U+979C
[トウ/くつ]
◆革製の履物、同「鞈」
水3+5=総画数8 U+6CBE
[テン、チョウ/]
◆湿(しめ)る、濡(ぬ)れる
◆(水や汚れなどが)付く、染(し)み付く
◆触(ふ)れる、触(さわ)る
◆付ける、付け加える
◆与(あずか)る、他から益(エキ、利益になること、プラスplusになること)を受ける
◆「沾沾チョウチョウ」、表面を取り繕(つくろ)うさま、軽薄ケイハクなさま
雨8+8=総画数16 U+9711
[テン/うるお・う、うるお・す]
◆雨に濡れる、湿る
◆潤(うるお)う
水3+5=総画数8 U+6CCA
[ハク、バク、ヒャク/と・まる]
◆舟を岸に寄せて停まる、「停泊テイハク」
◆宿などで休む、留(とど)まる
◆湖(みずうみ)、水が打ち寄せる湖などの辺(ほとり)
◆水が浅いさま、水の浅いところ、浅瀬(あさせ)、同「洦」
◆薄いさま、淡白なさま、穏やかなさま
竹6+8=総画数14 U+7B94
[ハク、バク/]
◆竹を平行に並べて紐などで編んだ簾(すだれ)
◆蚕(かいこ)を飼(か)うために竹などを網状に編んだもの、「蚕箔サンパク」、同「簿」
◆金属を叩(たた)いて薄く延(の)ばしたもの
水3+5=総画数8 U+6CD5
[ホウ/のり、のっと・る]
◆規律を維持するための決まり、守り従うべき制度や規則、私的なものではなく公(おおやけ)のものを指す
◆標準的な或いは慣例となっているやり方、またそれらに従う
◆基準・規準・標準・手本となるもの
◆仏(ほとけ)の教え
玉4+8=総画数12 U+743A
[ホウ/]
◆「琺瑯ホウロウ」、長石や硼砂などを含む釉薬ユウヤクを高温で熱してできるガラスglass質の物質
水3+5=総画数8 U+6CD9
[ヘイ、ビョウ/]
◆水の音、同「洴」
◆谷、谷川
艸3+8=総画数11 U+840D
[ヘイ、ビョウ/]
◆ウキクサ(浮草)、ウキクサ科の草、また水面に浮かぶ草の総称、同「苹」「蓱」
水3+5=総画数8 U+6CE1
[ホウ、ヒョウ/あわ]
◆ぶくぶくと湧(わ)き上がる球状の気体
◆(泡のように)ふっくらと膨(ふく)らんだもの
艸3+8=総画数11 U+8422
[/やち、やつ]
◆[日]姓用字、地名用字 {和製漢字の辞典:艸部:萢}
水3+5=総画数8 U+6CE2
[ハ/なみ]
◆(水が撹拌されることによって)水面が上下に揺れ動きながら(うねりながら)流れるさま、またその動き、またその形「【爾雅注疏:釋地】河水清且瀾漪大波為瀾…小波為淪…」
◆(波のように)起伏・強弱を繰り返しながら進むさま、また押し寄せて来るさま、またそのような事柄
◆(波のように)起伏・強弱を繰り返しながら次々に伝わり広がるさま、「波及ハキュウ」
女3+8=総画数11 U+5A46
[ハ、バ/ばば]
◆年老いた女性
◆夫の母、また祖母(ソボ)
◆「娑婆サバ・シャバ」◇耐え忍ぶべき世界、現世、梵語のsahāの音写◇[日]軍隊や牢獄などの束縛されている世界から見た自由な世界
◆「婆娑バサ」、ひらひらと揺れ動くさま、また舞うさま
石5+8=総画数13 U+7886
[ハ/]
◆飛ぶ鳥を捕(と)るための長い紐(ひも、繳シャクという)を結(ゆ)わえた石、鳥がこの紐に触れると絡(から)むように工夫したもの、同「磻」「𥮯」、石の代わりに結わえる鏃(やじり)を「矰ソウ」という
艸3+8=総画数11 U+83E0
[ハ、ホ/]
◆「菠薐ハリョウ」、ホウレンソウ(菠薐草)、ヒユ科ホウレンソウ属の草、同「菠菜ハサイ」
◆「菠蘿ハラ」、パイナップルpineapple、パイナップル科アナナス属の植物、同「鳳梨ホウリ」
火4+4=総画数8 U+708E
[エン/ほのお]
◆ものが燃(も)えて明るく赤く立ち昇る部分、「火」は「ものが燃えた時に発生する光や色や炎や熱など」を総じたもの
◆火が激しく燃え上がる、(炎のように)勢いよく盛んなさま
◆熱い、火で焼かれているかのように熱い
◆熱や激しい痛みなどを伴う病気
口3+8=総画数11 U+5556
[タン、ダン/]
◆口を大きく開き(大きいものを丸のまま口に入れ)もりもりとよく食べる
毛4+8=総画数12 U+6BEF
[タン/]
◆獣毛やワタ(綿、アオイ科ワタ属やキワタ属の植物)を使った毛織の敷物、「絨毯ジュウタン」
水3+8=総画数11 U+6DE1
[タン、ダン/あわ・い]
◆味や色などが薄い、殆ど味や色などがない
◆(とろみがなく、こだわりがなく)さらっとしている、(濃厚でなく、粘り付くようなこともなく)あっさりしている
疒5+8=総画数13 U+75F0
[タン、ダン/]
◆気管などから分泌され口から出て来る粘液
言7+8=総画数15 U+8AC7
[タン、ダン/]
◆物語、物語る、同「譚」
◆寛いで話をする、盛んに語り合う
食9+8=総画数17 U+9924
[タン、ダン/]
◆食べる、もりもりと食べる、呑(の)み込む、同「啖」
◆食べ物を進める
◆食べ物を進めて(食べ物を餌にして、利益で)人を誘う、またそれを目的にした食事
◆中に餡アンを入れた餅(ヘイ、もち)
爪4+4=総画数8 U+722D
[ソウ、ショウ/あらそ・う、いか・で、いか・でか]
◆互いに取り合う、奪(うば)い合う、戦う
◆諍(いさか)う、是非ゼヒ・正否セイヒ・優劣ユウレツなどについて言い合う、同「訟」「諍」
◆諌(いさ)める、非ヒ(正しくないこと)や過(あやま)ちを正すよう意見する、同「諫」「諍」
◆いか・で、いか・でか、どうして~
山3+8=総画数11 U+5D22
[ソウ、ジョウ/]
◆山が競(きそ)い立つさま、同「崝」
水3+8=総画数11 U+6DE8
[セイ、ジョウ/きよ・い]
◆清らかな、穢(けが)れない、同「凈」
◆清める、汚れを取る(落とす)、同「凈」
◆京劇などの戲曲で隈取(くまどり、「臉譜レンプ」という)をした人物の役をいう、役柄(「行当ハンダン」という)は他に「生シュン(男役)」「旦タン(女役)」「丑チョウ(道化役)」がある
竹6+8=総画数14 U+7B8F
[ソウ、ショウ/こと]
◆長い箱状の弦楽器、琴柱(ことじ)の位置を変えることで音程を調節する 、胴が板状で琴柱がないものは「琴」
言7+8=総画数15 U+8ACD
[ソウ、ショウ/いさか・い、いさか・う]
◆非ヒ(正しくないこと)や過(あやま)ちを正すよう意見する、同「諫」「争」
◆いさか・う、是非ゼヒ・正否セイヒ・優劣ユウレツなどについて言い合う、論争する、同「訟」「争」
金8+8=総画数16 U+931A
[ソウ、ショウ/]
◆金属が触れ合ったりぶつかり合ったりした時の音の形容、「錚錚ソウソウ」
◆形は鐃ドウに似るが細長く、柄(え)を握り上に向けて持ち、叩いて鳴らす鐘(かね)、同「鉦」
青8+8=総画数16 U+975C
[セイ、ジョウ/しず・まる、しず・か]
◆動きや乱れなどが鎮(しず)まる、治(おさ)まる
◆何事もなく穏やかなさま
◆しんとして音や声がしないさま、じっと動かないさま
爪4+4=総画数8 U+91C7
[サイ/]
◆指先で摘(つま)み取る、選び取る、同簡「採」
◆彩(いろど)り、様子、姿、同「彩」
◆重臣や重職に就いている者に与えられる領地、「采地サイチ」「采邑サイユウ」、同繁「埰」、同「寀」
◆「喝采カッサイ」、大きな声を出したり大げさな身振りでやんやと誉(ほ)めそやす、同「喝啋」
彡3+8=総画数11 U+5F69
[サイ/いろど・る]
◆色の取り合わせが良いさま、また美しいさま、華やかで美しい模様、同「綵」
◆色合い、色の取り合わせ、様子、姿、同「采」
◆それに合った色を選び組み合わせて模様を描く、また華やかに飾る
手3+8=総画数11 U+63A1
[サイ/と・る]
◆指先で摘(つま)み取る、選び取る、同簡「采」
◆燃料にする小さい木、大きいものは「薪」
糸6+8=総画数14 U+7DB5
[サイ/]
◆彩(いろど)り豊かなさま、美しく彩られた模様、同「彩」
◆美しい模様に彩られた絹織物また絹製品
艸3+8=総画数11 U+83DC
[サイ/な]
◆食用にする草の総称
◆主食に添えて出されるおかず、料理
牛4+4=総画数8 U+7269
[ブツ、モツ、モチ/もの]
◆(天地の間に存在する)人以外の形のあるもの、人は「者」、形のないものは「事」
心4+8=総画数12 U+60E3
[ソウ、ス/]
◆纏(まと)める、纏めて一つにする、同「總」「総」「揔」
◆全て、皆(みな)、遍(あまね)く、同「總」「総」「揔」
目5+3=総画数8 U+76F4
[チョク、ジキ/ただ・ちに、じか、じき、す・ぐ、なお・す、なお・る、ひた]
◆ものをまっすぐによく見る
◆まっすぐなさま、曲がったり折れたり歪(ゆが)んだりしない(していない)さま、「正直ショウジキ(まっすぐなこと、嘘や偽りがないこと)」
◆まっすぐにする、曲がりや歪みや誤りなどを正(ただ)す
◆当たる、担当タントウする、「当直トウチョク(当番、交代で務める職務の番に当たること)」
◆値(あたい)、値(あたい)する、相当ソウトウする
注解:「直」は「十ジュウ(たくさん、全て)」「目」「𠃊イン・オン(隠れる)」で「隠れているものも見逃さないようによく見る」の意の会意文字
人2+8=総画数10 U+5024
[チ、ジ、チョク、ジキ/あたい、ね]
◆それがどの程度であるかを評価した結果示される価(あたい)、価格カカク(物の値段、値打ち)、品位ヒンイ(人や物の値打ち)、数(かず、数えた結果得られる数値)
◆相当する、合う、「値(あたい)する」の意
◆当たる、「当値・当直トウチョク」
土3+8=総画数11 U+57F4
[ショク、ジキ、シ/はに]
◆粘土ネンド(ねばつち)
心4+8=総画数12 U+60B3
[トク/]
◆生まれながらに備わっている性質、もの本来の性質、本性ホンショウ
◆本来の行いや考え、人として尊(とうと)び守るべき(進むべき)道、「道徳ドウトク」
◆自らは人としての道を会得エトクし、他人に恩恵オンケイを施(ほどこ)す「【說文解字注:彳部:德】𦫵也(𦫵當作登辵部曰遷登也此當同之德訓登者…)」「【說文解字注:心部:悳】外得於人内得於己也(…内得於己謂身心所自得也外得於人謂惠澤使人得之也…)」
◆恵み、恩恵
◆利得リトク、儲(もう)け
木4+8=総画数12 U+690D
[ショク、ジキ/う・える]
◆草木の根を土中に埋めて茎(くき)や幹カン(みき)の部分をまっすぐに立たせる
◆まっすぐに立てる、しっかりと立てる、しっかりと据(す)える、同「樹」「置」
◆地中に根を張り地上に茎や幹枝カンシ(幹と枝)を伸ばすもの、「植物ショクブツ」
◆根を張る、定着する、定住する
歹4+8=総画数12 U+6B96
[ショク、ジキ/ふ・える、ふ・やす]
◆種を植え生まれた芽を大きく育てる「【玉篇:卷十一:歹部第一百五十:殖】時力切長也生也種也…」「【龍龕手鑑:卷四:歹部第二十二:殖】時力反種也埋也生也」
◆子(子孫)や財(財産)が増える、また増やす、「繁殖ハンショク」
禾5+8=総画数13 U+7A19
[ショク、シキ、チョク、チキ/]
◆早稲(わせ、早生、収穫期の早い品種)の豆類や穀類「【毛詩正義:卷二十九:閟宮】閟宮有侐實實枚枚…黍稷重穋稙稺菽麥…(《傳》先種曰稙後種曰稺)」
网5+8=総画数13 U+7F6E
[チ/お・く]
◆まっすぐに立てる、動かないように(傾いたり揺らいだり位置や状態が変わったりしないように)しっかりと据(す)える、同「寘」
◆設(もう)ける、あるべきところに据える
◆処理する、あるべき状態にする、同「寘」
◆そのままにする、そのままにしておく
矢5+3=総画数8 U+77E5
[チ/し・る]
◆(矢のように素早く、矢が的の中央に当たるように的確に)認識する、見定める、「察知サッチ」「知識チシキ」、「智」は「見知ったことを理解しその正邪を正しく判断すること」
◆相手を深く理解し親しく交わる、「知己チキ(自分のことを良く知り理解してくれる人、親友、理解者)」
◆司(つかさど)る、主管する、「知事チジ(物事を良く知る人、物事を良く知り司る人、地方行政府の長)」
日4+8=総画数12 U+667A
[チ/]
◆見知ったことを正しく理解する、物事の正否・是非を理解し判断できる、またそのような能力、「智慧チエ・チケイ」、「知」は「見知ること、認識すること」
◆見識ケンシキがあるさま、賢(かしこ)いさま
木4+8=総画数12 U+6925
[チ/なぎ]
◆「檳椥(Bến Treベンチェ)」、ベトナム社会主義共和国の省名、また市名、ベトナム南部
◆[日]なぎ、地名用字、姓用字
疒5+8=総画数13 U+75F4
[チ/し・れる]
◆無知なさま、愚かなさま、同「𠈴」
◆物事の認識や判断が正常にできない、またそのような病気
◆思慮シリョが足りない、またそのような振る舞い
耳6+8=総画数14 U+805F
[セイ、サイ/むこ]
◆娘(むすめ、女子)の夫、同「婿」「𦕓」
◆妻の夫に対する呼称
虫6+8=総画数14 U+8718
[チ/]
◆「蜘蛛チチュウ」、クモ(蜘蛛)、クモ目の節足動物、同「鼅鼄」
足7+8=総画数15 U+8E1F
[チ、ジ/]
◆「踟躕・跢跦チチュウ」、少し行っては立ち止まり、また少し行っては立ち止まるさま、なかなか先(さき)に進めないさま、同「踟躇・歭䠧チチョ」
穴5+3=総画数8 U+7A7A
[コウ、クウ/そら、から、あ・く、あ・ける、す・く、うつ・ろ、むな・しい]
◆(中に)何もない、何も含まれていない、虚(うつ)ろなさま
◆何もないところ、天と地の間(あいだ)
人2+8=総画数10 U+5025
[コウ、クウ/]
◆「倥侗コウトウ」、未熟で無知な(中身がない、空な)さま
◆「倥傯コウソウ」、(事態が切迫して)忙(せわ)しないさま、忙しなくおろおろするさま、同「悾憁」
口3+8=総画数11 U+554C
[コウ/]
◆咽喉インコウ(のど)にものが詰まる、またそのような病気、同「㾤」「㾰」
◆ごほごほと咳(せき)をする、同「嗽」
◆「きっ」と叱(しか)りつける、同「咄」
手3+8=総画数11 U+63A7
[コウ、クウ/ひか・える]
◆(弦や手綱を)引く
◆引いて抑(おさ)える、制御する
◆差し引く、同「扣」、「控除コウジョ」
◆訴え出る、「控告コウコク」
◆[日]引いて一旦見合わせる、一歩引いてでしゃばらない
◆[日]後のために(後々のために、次のために)置いておく、用意しておく
月(肉)4+8=総画数12 U+8154
[コウ、クウ/]
◆体内の空洞になっている袋状・管状の部分、「口腔コウコウ(口の中の空洞部分)」「満腔マンコウ(体全体・胸一杯に満ちるさま)」
◆音楽の調子、言葉のアクセント、「腔調コウチョウ(話言葉のアクセント、歌や劇中語の言い回し)」
木4+8=総画数12 U+690C
[キョウ、コウ、ク/]
◆箱型に作り演奏の始まりに叩いて鳴らす打楽器の名、同「柷」、演奏の最後に鳴らす楽器を「敔」「楬」
竹6+8=総画数14 U+7B9C
[コウ、ク/]
◆「箜篌コウコウ」、ハープharpなどの竪琴に似た弦楽器
网5+3=総画数8 U+7F54
[モウ、ボウ/]
◆網(あみ)、糸や紐を格子状に目を粗く編んだ魚鳥獣を捕(と)らえる道具、同「网」「網」
◆身動きができないように網を被(かぶ)せる、同「網」
◆(網が被せられているように)ぼんやりするさま、よく見えないさま、無知なさま
◆根拠のない話で(事実を隠して)人を騙(だま)す、「事実を網で覆い隠す」の意、同「誷」
◆~でない、~しない、not、no、同「不」
心3+8=総画数11 U+60D8
[ボウ、モウ/]
◆志が遂(と)げられずに呆然ボウゼンとするさま、がっかりして気が抜けるさま
糸6+8=総画数14 U+7DB2
[ボウ、モウ/あみ]
◆糸や紐(ひも)を格子状に目を粗(あら)く編んだ魚や鳥獣を捕(と)らえる道具、特に魚を捕る網を指す、鳥を捕る網は「羅」、「網羅モウラ(魚を捕る網と鳥を捕る網、残らず捕らえる)」「羅網ラモウ(鳥を捕る網と魚を捕る網、法の網、網に掛かる、罠に掛ける)」、同「网」
◆身動きができないように網を被(かぶ)せる、同「罔」
◆網の目のように縦横ジュウオウに張り巡(めぐ)らされたもの、ネットワークnetwork、同簡「网」
鬼10+8=総画数18 U+9B4D
[ボウ、モウ/]
◆「魍魎モウリョウ」、山川の精気から生じるという妖怪ヨウカイ、物の怪(もののけ)、お化(ば)け、同「蝄蜽」
老4+4=総画数8 U+8005
[シャ/もの]
◆~の人、~する人、「使者シシャ(使いをする人、運び届けること)」
◆こと(事)、もの(物)、「再者サイシャ(更に付け加えること、追伸)」「前者ゼンシャ(前のもの)」「来者ライシャ(こちらに向かって来ること、また来るもの、将来、訪ねて来る人)」
◆~は~、~とは~、「A者B」という用法で「AはBである」の意
人2+9=総画数11 U+5056
[シャ/さて]
◆裂(さ)く、裂いて開く、同「撦」
◆[日]さて、ところで、同「扨」
土3+9=総画数12 U+5835
[ト、ツ/]
◆土を壁状に盛った垣(かき)、またそれで囲う、同「𩫭」
◆垣や壁の大きさの単位、長さ一丈(10尺=2m~3m)×幅2尺(0.4m~0.6cm)の板を五枚並べた一丈四方の広さを「一堵」という
◆塞(ふさ)ぐ、閉(と)ざす、遮(さえぎ)る、同「杜」
◆「安堵アンド」、周りを囲ったところ(外から脅かされることのないところ)に安心して住む
大3+9=総画数12 U+5962
[シャ/おご・る、おご・り]
◆分ブン(決められた或いは決められている範囲・限界)を大きく超(こ)える、分を弁(わきま)えずにそれを超える、またそのような行為
◆分を超えて贅沢ゼイタクする
尸3+9=総画数12 U+5C60
[ト、ド、ズ/ほふ・る]
◆家畜などを切り裂(さ)く、切ってばらばらに(解体)する
◆(敵を)殺す、滅(ほろ)ぼす
◆「屠蘇・屠酥トソ」、元旦に飲む薬用酒、年少者から年長者の順に飲んで、その年の無病を願った、ダイオウ(大黃)・ビャクジュツ(白朮)・キキョウ(桔梗)・サンショウ(山椒)・ケイヒ(桂皮)・トリカブト(鳥兜)・サルトリイバラ(猿捕茨)を酒に漬け込んだもの「【遵生八牋:卷六:屠蘇方】大黃(…)白术(…)桔梗(…)蜀椒(…)桂心(…)烏頭(…)茇葜(…)右七味㕮咀紅絹囊盛之除日沉井中至泥底正月朔旦取藥囊置酒中煎數沸取起東向飲之從小至大一家無疫以藥楂投井中每歳飲之可長年無病」 (注:薬草については異同がある、【遵生八箋:四時調攝箋:冬卷:屠蘇方】【本草綱目:穀之四:酒:屠蘇酒】などを参照)
日4+8=総画数12 U+6691
[ショ/あつ・い]
◆太陽の熱によって気温が高くなる、またそのような季節、火によって温度が高くなるのは「熱」
木4+9=総画数13 U+696E
[チョ/こうぞ]
◆カジノキ(梶の木)、クワ科コウゾ属の木、樹皮を紙の原料とする、別名「構樹コウジュ」
◆コウゾ(楮)、ヒメコウゾ(姫楮)とカジノキ(梶の木)の交雑種、また同属の木の総称、また樹皮を紙の原料とするカジノキ・コウゾ・ヒメコウゾなどの総称
◆紙
◆紙幣
水3+8=総画数11 U+6E1A
[ショ/なぎさ]
◆小さな中洲、「洲」より小さく「沚」よりも大きいもの、同「陼」「【爾雅:釋水】水中可居者曰洲小洲曰陼小渚曰沚小沚曰坻人所爲爲潏」
◆水際(みぎわ)、水辺
火4+8=総画数12 U+716E
[ショ、シャ/に・る、に・える]
◆食材に湯水を加え火にかけ熱を通す
犬3+8=総画数11 U+732A
[チョ/い、いのしし]
◆豕(いのこ)、イノシシ(猪)またブタ(豚、家畜化されたイノシシ)、イノシシ科の哺乳類、日本では主として「野生のイノシシ」を指すが中国では主として「ブタ」の意に用いられる、中国で「野生のイノシシ」は「野猪」という
◆「豪猪ゴウチョ」、ヤマアラシ(山荒らし・豪猪)、ヤマアラシ科・アメリカヤマアラシ科の哺乳類
目5+9=総画数14 U+7779
[ト、ツ/]
◆目を凝(こ)らして見る、よく見る、見分ける
竹6+9=総画数15 U+7BB8
[チャク、ジャク、チョ、ジョ/はし]
◆食べ物を挟(はさ)んで持つための二本一組の竹製の棒、同「櫡」「筯」
◆はっきりと示す、明らかにする、書き表す、明らかなさま、同「著」
◆着(つ)く、到着する、同「着」
糸6+8=総画数14 U+7DD2
[チョ、ショ、ジョ/いとぐち、お]
◆長い糸の先端、糸口(いとぐち)、「端緒タンショ・タンチョ」
◆物事などの始まり、発端ホッタン、「緒言ショゲン」
◆家系などの途切れずに続く繋(つな)がり
◆残余ザンヨ、余り、残り、「緒風ショフウ(前の季節の名残りの風)」
◆[日]お、紐(ひも)
网5+8=総画数13 U+7F72
[ショ、ジョ/]
◆役目を与えて人を配置する、「部署ブショ」
◆共通の役割毎に纏(まと)めた組織、役所、役人が執務する所
◆書く、書き記(しる)す、「署名ショメイ」
艸3+8=総画数11 U+8457
[チョ、チャク、ジャク/あらわ・す、いちじる・しい]
◆他との違い(或いは正誤)をはっきりと示す、誰の目にも明らかにする、明確にする、同「箸」「𣋐」
◆(間違いや誤解がないように)文章などに書き表す、書かれた文章、同「箸」「𣋐」
◆明らかなさま、他との違いがはっきり分かるさま、同「箸」「𣋐」
◆着(つ)く、付く、付着する、同「着」
◆着(つ)く、到着する、同「着」
◆着(き)る、衣服を身に付ける、同「着」
注解:古簡「着」
見7+9=総画数16 U+89A9
[ト、ツ/]
◆目を凝(こ)らして見る、よく見る、見分ける
言7+8=総画数15 U+8AF8
[ショ/もろもろ、もろ]
◆多くの、様々の
◆これ、この、this、「之於シオ」「之乎シコ」を「諸」一字で表したもの
豕7+9=総画数16 U+8C6C
[チョ/い、いのしし]
◆豕(いのこ)、イノシシ(猪)またブタ(豚、家畜化されたイノシシ)、イノシシ科の哺乳類、日本では主として「野生のイノシシ」を指すが中国では主として「ブタ」の意に用いられる、中国で「野生のイノシシ」は「野猪」という
◆「豪豬ゴウチョ」、ヤマアラシ(山荒らし・豪猪)、ヤマアラシ科・アメリカヤマアラシ科の哺乳類
貝7+9=総画数16 U+8CED
[ト、ツ/か・ける]
◆金品を出し合い勝負し、その結果、勝った方がそれを得る博奕(ばくち)などの遊び、また金品を出し合い博奕(ばくち)をする、博奕に金品を出す
◆どうなるか分からないことに金品を注ぎ込む
赤7+9=総画数16 U+8D6D
[シャ/そほ]
◆赤土(あかつち)
◆赤土色、赤褐色
◆「赭衣シャイ」、罪人、罪人が着る赤褐色の衣服
邑3+8=総画数11 U+90FD
[ト、ツ/みやこ]
◆天子や天皇が主として住むところ、先君を祭る宗廟を置くところ
◆国の中心的な町、人が多く集まる大きな町
◆多くのものが集まる、多くのものが集まるところ
◆盛んなさま、雅(みやび)やかなさま
◆全て、みんな
門8+9=総画数17 U+95CD
[ト、ツ、シャ、ジャ/]
◆城門の上の一段と高くした台、見張り台
◆「闉闍イント」、甕城オウジョウ(城門の出入口を壁で半円状に囲った区域、日本の城の曲輪くるわに当たる)の門
◆「阿闍梨・阿闍黎アジャリ(ācārya[梵]の音写)」、仏法を後進に伝え教える高僧、高徳の僧、「闍黎シャリ」ともいう
艸3+5=総画数8 U+82D7
[ビョウ、ミョウ/なえ]
◆生え出たばかりの草、蒔いた種が発芽してから植え替えるまでの間の若い作物、生長させるために大切に育てられる若芽
◆血筋、代々と血筋を受け継いでいく子孫
◆「苗族ミャオゾク」、中国東南部からインドシナ北部の山岳地帯に住む少数民族の名
手3+8=総画数11 U+63CF
[ビョウ、ミョウ/えが・く、か・く]
◆ものの姿形(すがたかたち)を手本にして画(えが)く、画(か)き写す
犬3+8=総画数11 U+732B
[ビョウ、ミョウ/ねこ]
◆ネコ(猫)、特にイエネコ(家猫、家畜化されたネコ、飼い猫)、ネコ科ネコ属の哺乳類、同繁「貓」
◆(天子や領主が)夏に行う狩り、春は「蒐シュウ」「獀ソウ」、秋は「獮セン」、冬は「狩シュウ」
金8+8=総画数16 U+9328
[ビョウ、ミョウ/いかり]
◆船が流されないように鎖などで繋ぎ水底に沈める金属製の重り、石製は「碇」
艸3+5=総画数8 U+82DB
[カ、ガ/いじ・める、さいな・む、いら]
◆厳(きび)しいさま、過酷カコクなさま、「苛政カセイ(民に対する厳しい政治)」
◆いじ・める、さいな・む、厳しく要求して苦しめる、叱(しか)る
◆細(こま)かい、細々している、「煩苛ハンカ(細かく煩わしいさま)」
◆[日]いら、煩(わずら)わしくどうしてよいか分からないさま、「苛苛(いらいら)」
水3+8=総画数11 U+6E2E
[カ/]
◆「渮水カスイ」、古川名、未詳「【說文解字注:水部:渮】渮水在山陽湖陵南(各本水上衍澤字陵下奪南字今依尚書音義正前志山陽湖陵下曰禹貢荷水在南濟陰郡下曰萬貢荷澤在定陶東水經曰荷水在山陽湖陸縣南荷澤在濟陰定陶縣東是豫州渮澤徐州渮水畫然二事…)」
艸3+5=総画数8 U+82DF
[コウ、ク/いやしく・も]
◆草名、未詳
◆かりそめに~する、間に合わせに~する、取り敢えず~する
◆「苟且コウショ」◇一時しのぎであること、その場限りであること◇いい加減なさま
◆誠に、本当に
◆いやしく・も、もしも~ならば
注解:別「茍」
攴4+8=総画数12 U+656C
[ケイ、キョウ/うやま・う]
◆心から大切に思う、相手を尊(とうと)び隅々まで心を配る、またそのように振る舞う、「尊敬ソンケイ」
注解:この敬う気持ちを「敬」といい、それを態度や行動で示すことを「恭」という
艸3+5=総画数8 U+82E5
[ジャク、ニャク、ジャ、ニャ/わか・い、も・し、も・しくは]
◆わか・い、柔(やわ)らかくしなやかなさま、生まれて間もないさま
◆柔らかい(しなやかな、若い)草木
◆逆(さか)らわずに従(したが)う
◆もし~、仮に、或いは、もし~なら、もし~であれば
◆も・しくは、~か或いは~
◆~のような、~の如(ごと)く
◆汝なんじ、君、あなた、おまえ
◆音写字、「般若ハンニャ(Prajñāプラジャニァ[梵]の音写、智慧チエ)」
◆「杜若トジャク」◇ヤブミョウガ(藪茗荷)、ツユクサ科ヤブミョウガ属の草 ◇[日]カキツバタ(杜若・燕子花)、アヤメ科アヤメ属の草
◆「若干ジャッカン」、幾(いく)つか、幾らか、「はっきりとはいえないが、それほど多くはない」の意
◆「若木・叒木ジャクボク」、扶桑フソウ、榑桑フソウ、東方の陽が出るところにあるという神木
匚2+8=総画数10 U+533F
[ジョク、ニョク、トク/かくま・う、かく・す]
◆箱などの中(上下四周が囲われていてどこからも人目に触れることがないところ)に人や物を隠す
◆人の目には触れないように上下四周が囲われているところに入れる、また入る
心4+8=総画数12 U+60F9
[ジャク、ニャク、ジャ、ニャ/ひ・く]
◆ひ・く、他に働き掛けそれまで見えなかったもの・表に出ていなかったもの・なかったものを表に引き出す、人を誘って自分に気を向けさせる、また自分に注意を引き付ける
◆それまでは平穏だったところに騒ぎや厄介事を引き起こす
◆その気にさせておいて期待を裏切る、期待を裏切って苛立(いらだ)たせる、気分を害させる
言7+8=総画数15 U+8AFE
[ダク、ニャク/うべな・う]
◆相手の質問や依頼によく考えて応(こた)える、同意・承知・容受の意思を表す「はい」という返事、間髪を入れずに応えるのは「唯」
◆うべな・う、相手の言葉を受け入れる、承知(ショウチ)する
艸3+5=総画数8 U+82F1
[エイ、ヨウ/はなぶさ]
◆秀(ひい)でる、傑出している、またそのような人、万人に一人の逸材イツザイ、同「偀」「【春秋繁露:卷八:爵國第二十八】…萬人者曰英千人者曰俊百人者曰傑十人者曰豪…」
◆華(はな)やかなさま、美しいさま
◆はなぶさ、花、草木の最も美しい部分
日4+8=総画数12 U+668E
[エイ、ヨウ/うつ・る、うつ・す、は・える]
◆光が当たって明るい
◆光が当たってくっきりと見える、くっきりと浮かび上がって見える
◆くっきりとした陰(かげ)、くっきりとした陰ができる
注解:「光が当たっているところが明るければ明るい程、陰になるところは暗くなるさま」をいう
玉4+8=総画数12 U+745B
[エイ、ヨウ/]
◆玉ギョク(美しく高貴な石)が光り輝くさま
◆透き通ってきらきらと輝く石、石英、水晶
雨8+8=総画数16 U+9719
[エイ、オウ、ヨウ/みぞれ]
◆雨交じりの雪、雪と解けた雪(雨)が一緒に降る状態
◆雪が花弁(はなびら)のようにひらひらと舞うように降るさま
虍6+2=総画数8 U+864E
[コ、ク/とら]
◆トラ(虎)、ネコ科ヒョウ属の動物、同「俿」「乕」
◆勇猛ユウモウなさま、猛猛(たけだけ)しいさま
◆凶暴なさま
彡3+8=総画数11 U+5F6A
[ヒュウ、ヒョウ/]
◆トラ(虎)の体表のくっきりとした縞(しま)模様
◆(模様・文章・言葉などが)くっきりとして鮮(あざ)やかなさま
玉4+8=総画数12 U+7425
[コ、ク/]
◆トラ(虎)の形をした或いはトラのような紋様のある玉器
◆トラ(虎)の形に作った割符(わりふ)、主君がその片方を将軍らに下賜、将軍らは軍を動かす際にそれを君命(クンメイ)であることの証とした
◆「琥珀コハク」、マツ(松)などの樹液が化石化したもの、多くは濃い黄色で透明、宝石や薬として重用される
魚11+8=総画数19 U+9BF1
[コ、ク/しゃち、しゃちほこ]
◆[日]シャチ(鯱)、マイルカ科シャチ属の哺乳類、別名サカマタ(逆叉・逆戟)
◆[日]しゃちほこ、大きな建物の棟の両端に取り付ける魚の形をした飾り
衣6+2=総画数8 U+8868
[ヒョウ/おもて、あらわ・れる、あらわ・す]
◆重ね着をする際に最も上(外側)に羽織(はお)る衣服、上着(うわぎ)、外衣ガイイ、本「𧘝」、同「𧞧」
◆外側、外側に面した部分
◆人の目に触れる、またその部分
◆人の目に触れるようにする、人にはっきりと示す
◆主君や役所などに意志・意見を伝えるために認(したた)めた文書
◆内容がはっきりと分かるようにしたもの、分かりやすく並べたもの
◆小型の時計、「手表・手錶シュヒョウ(腕時計)」、同繁「錶」
人2+8=総画数10 U+4FF5
[ヒョウ/たわら]
◆分け与える、分配ブンパイする、同「㧼」「䞄」
◆[日]たわら、藁(わら)で作った穀物などを入れる袋
金8+0=総画数8 U+91D1
[キン、コン/かね、かな]
◆黄金・白銀・赤銅・青銅・青鉛・黒鉄などの金属の総称、また黄金(こがね)色の金属の総称
◆(黄金のように)黄色い、輝く、美しい、貴重な、(金属のように)堅い
◆金属製のもの
◆銭ぜに、またその単位
◆五行(万物は木・火・土・金・水の五つ基本要素から成り、それぞれが生滅・盛衰・変化を繰り返し循環するるという考え)の一つ
◆金(Aurum[羅]、Au)、元素名
◆宋代の古王朝名、1115年~1234年、現黒竜江省・吉林省・遼寧省・内モンゴル自治区一帯を版図とした
山3+8=総画数11 U+5D1F
[ギン、ゴン/]
◆山が高く聳(そび)え立つさま、「岑崟シンギン」
欠4+8=総画数12 U+6B3D
[キン、コン/]
◆敬う、敬い慎み深く振る舞う、畏(かしこ)まる
◆天子の行為に冠して敬意を示す語
◆欠伸(あくび)をするさま「【說文解字注:金部:欽】欠皃(凡气不足而後欠欽者倦而張口之皃也…)」
水3+8=総画数11 U+6DE6
[カン、コン、ゴン/]
◆船に水が入り込む、船底に泥が溜(た)まる
◆川名、江西省樟樹市を源とし贛江カンコウに注ぐ
長8+0=総画数8 U+9577
[チョウ、ジョウ/なが・い、た・ける、たけ、おさ]
◆距離や時間などが途切れることなく連なっている、離れたところまでずぅっと続いている、途切れなく続いているものの二点(両端)が大きく隔(へだ)たっている、またその程度・大きさ
◆(長い)年や時間が経(た)つ、(長い年や時間が経って)伸びる、大きくなる
◆(長い)年を経(へ)ている、年を経て身の丈(たけ)が大きくなる
◆最も年上の人、年を経て経験や知識が豊かな人、家族・集団・組織の最も上位の人・頭(かしら)
◆優(すぐ)れる、最も優れている人
巾3+8=総画数11 U+5E33
[チョウ/とばり]
◆帷(とばり)、目隠しや仕切りなどのために垂(た)らす布、またそれに類する簾(すだれ)など、同「幔」「帷」「幬」
◆文字を書き付けるために紙を綴(と)じたもの、ノートnote
弓3+8=総画数11 U+5F35
[チョウ/は・る]
◆弓や弦楽器の弦ゲン(つる)を弛(たる)まないように掛ける、二点間に糸や網などを渡す
◆弛(ゆる)みがないようにぴんと伸ばす、皺(しわ)にならないようにぴんと延(の)ばす
◆(弦を張った弓のように)大きく膨(ふく)らむ、大きく延ばす、大きく広げる
◆(強く張った弦のように)ぴんとしているさま、動作や状態がまっすぐで揺らぎがないさま
◆(弓や琴、網や幕など)ぴんと伸ばした(延ばした)ものを数える語
◆二十八宿南方朱雀スザクの一つ
心3+8=総画数11 U+60B5
[チョウ/]
◆意に叶(かな)わずがっかりする、失望する、落胆する
◆「惆悵チュウチョウ」、がっかりするさま、がっかりして気が抜けるさま
月(肉)4+8=総画数12 U+8139
[チョウ/ふく・れる、ふく・らむ、は・る、は・れる、ふく・やか、ふく・よか]
◆腹が膨(ふく)れる、腹が張(は)る、同「痮」
◆内側から外に向かって張り出る、膨れる、はち切れんばかりにいっぱいになる、漲(みなぎ)る
艸3+8=総画数11 U+8407
[チョウ、ジョウ/]
◆「萇楚チョウソ」、別名「羊桃ヨウトウ」「𦾺芅・銚芅ヨウヨク◇ゴレンシ(五歛子)、カタバミ科ゴレンシ属の木、別名スターフルーツstarfruit、またその果実 ◇オニマタタビ(鬼木天蓼)、マタタビ科マタタビ属の木、別名キウイフルーツkiwifruit、またその果実
◆「烏萇ウチョウ・ウディヤナ」、地名、パキスタンPakistan(巴基斯坦)北西部
◆「萇弘チョウコウ」、周代(東周、前770年~前256年)の太史タイシ(西周代・春秋時代の文官)、天文・暦などに精通していたという
門8+0=総画数8 U+9580
[ボン、モン/かど]
◆敷地の囲いの一部に設けた出入口、囲われたものの内から外へ(外から内へ)出入りするところ、同「𨳇」「閅」
◆同じ入口から入って来た人、同じ囲いの中にいる人、同じ目的を持った人、同じ種類のもの
◆もん、もんがまえ、かどがまえ、部首名
人2+8=総画数10 U+5011
[ボン、モン/]
◆~ら(等)、複数を人を指す語
◆「我們ワモン・ウマン」「咱們サモン・ザマン」「俺們エンモン・アンマン」、我ら、俺たち、同「我等(われら)」
◆「他們タモン・タマン」、彼ら、あの人たち
口3+8=総画数11 U+554F
[ブン、モン/と・う]
◆訊(たず)ねる、分からないことやはっきりしないことを聞く、意見や助言を求める、「審問シンモン」
◆罪や責任などの有無や所在などについて質(ただ)す、「責問セキモン」「質問シツモン」
◆安否アンピや様子(ようす)などを尋(たず)ねる
◆訪(たず)ねる、訪(おとず)れる、「訪問ホウモン」「問候モンコウ」
心4+8=総画数12 U+60B6
[ボン、モン/もだ・える]
◆思い(悩み・悲しみ・憤り・不満・不安など)が心に満ちる、また満ちたものが吐き出せない、また吐き出せずに苦しむ、「悶絶モンゼツ(甚だしく悶えて気絶する)」
◆中に籠(こも)る、周りが塞がれて外に出られない
手3+8=総画数11 U+636B
[ボン、モン/]
◆手で触れる、手で軽く撫(な)でる、「捫心モンシン(胸に手を当てること)」
木4+8=総画数12 U+691A
[/くぬぎ]
◆[日]クヌギ(櫟・椚・橡・櫪)、ブナ科コナラ属の木、その実は団栗(どんぐり)と呼ばれる
耳6+8=総画数14 U+805E
[ブン、モン/き・く、き・こえる]
◆(声や音や噂うわさや知らせなどが)耳に届く、耳に伝わってくる「【說文解字注:耳部:聞】知聲也(往曰聽來曰聞…) (注:「こちらから聞く」ことを「聽」、「向こうから聞こえて来る」ことを「聞」)」
◆声や音を耳で認識する(感じる)、またそれによって知る
◆問(と)う、訊(たず)ねる
◆(耳に届いて来る)評判、名声
◆匂い(臭い)を嗅(か)ぐ
阜8+0=総画数8 U+961C
[フウ、ブ、フ/おか]
◆おか、土が山のように高く盛り上がったところ、大きな丘、山よりも小さく丘よりも大きいもの
◆こんもりと盛り上がっているさま、盛んなさま、大きいさま、豊かなさま
◆おか、こざと、部首名
土3+8=総画数11 U+57E0
[ホ、ブ、フ/]
◆波止場(はとば)、荷物の積み下ろしをするための船着き場、同「埗」
◆(交易のための波止場がある)商業の拠点となる都市
阜3+5=総画数8 U+963F
[ア/おもね・る]
◆大きな陵(リョウ、土山(つちやま))
◆隅(すみ)、隅っこ、奥深くまで入り込んだところ
◆おもね・る、自分を曲げ相手に合わせて付き従う、諂(へつら)う、迎合ゲイゴウする
◆親しみを込めて相手を呼ぶ語、「阿母アボ(お母さん、また母親代わりの人に対してもいう)」「阿婆アバ(おばあさん)」「阿姨アイ(おばさん)」
女3+8=総画数11 U+5A40
[ア/]
◆「婀娜アダ」、しなやかで美しいさま、嫋(たお)やかで美しいさま
◆「媕婀アンア」、なかなか決心がつかないさま、決断できないさま
疒5+8=総画数13 U+75FE
[ア/]
◆病(やまい)、同「疴」
◆「沈痾・沉痾チンア」、同「沈疴・沉疴チンカ」◇長く尾を引く病気◇重い(なかなか治らない)病気
◆「百痾ヒャクア」◇さまざまな病気◇さまざまな(以前からの)恨(うら)み
隶8+0=総画数8 U+96B6
[タイ、ダイ、イ/]
◆(前にいる人の)後ろにぴったりと付く、付き従う、同「隸」
◆先(さき)を行くものに追い付く、目指しているものに追い付く、同「及」「逮」
◆繁「隸」
◆れいづくり、れいのつくり、たい、たいづくり、部首名
广3+8=総画数11 U+5EB7
[コウ/やす・らか]
◆何事もなく安らかなさま、心配するようなことが何もないさま、「健康ケンコウ」「小康ショウコウ(ひとまずは安定しているさま)」
◆穀物の実を覆う殻(から)、実を除いて残る殻、籾殻(もみがら)、籾糠(もみぬか)、同「糠」「穅」
◆五方に通じている道、大きな街道「【釋名:釋道】一達曰道(…)二達曰之歧旁(…)三達曰劇旁(…)四達曰衢(…)五達曰康(…)六達曰莊(…)七達曰劇驂(…)八達曰崇期(…)九達曰逵…」
木4+8=総画数12 U+68E3
[テイ、ダイ、タイ/]
◆「唐棣トウテイ」◇ザイフリボク(采振木)、バラ科ザイフリボク属の木、また同属に属する木の一種、別名「枎栘フイ」「【清稗類鈔:植物類二:枎栘】枎栘爲落葉喬木幹高一二丈葉為橢圓形面有白毛春暮開白花五瓣狹長實赤色大如小豆舊說謂即唐棣…」 ◇ニワウメ(庭梅)、バラ科スモモ属の木、同「栘」、別名「郁李・薁李イクリ」「雀梅ジャクバイ」「車下李シャゲリ」「【爾雅注疏:釋木】唐棣栘(《疏》舍人曰唐棣一名栘郭曰似白楊江東呼夫栘詩召南云唐棣之華陸機云奧李也一名雀梅亦曰車下李所在山皆有其華或白或赤六月中熟大如李子可食)」
◆木名、「常棣ジョウテイ」、未詳、オウトウ(桜桃、別名カラミザクラ唐実桜、バラ科サクラ属の木)に似た実が成るという「【爾雅注疏:釋木】常棣棣(《疏》舍人曰常棣一名棣郭曰似今關西有棣樹子如櫻桃可食)」
◆「棣棠テイトウ」、ヤマブキ(山吹・款冬)、バラ科ヤマブキ属の木
辵3+8=総画数11 U+902E
[タイ、ダイ/]
◆~(の状態、の時刻・時期・時機)になる、~に至(いた)る、同「及」
◆~(の状態、の場所、の段階)に達する、~に到(いた)る、~に届く、同「及」
◆先(さき)を行くものに追い付く、目指しているものに追い付く、同「𨗻」
◆~と共に、~と共に~する、with、同「與(与)」
隹8+0=総画数8 U+96B9
[スイ/]
◆尾の短い鳥の称
◆ふるとり、部首名
冫2+8=総画数10 U+51C6
[シュン、ジュン/なぞら・える]
◆許(ゆる)す、認(みと)める
◆~に依(よ)る、~に依れば~
◆同繁「準」
口3+8=総画数11 U+552E
[シュウ、ジュ/]
◆手持ちの物を売る、売りに出す、手放す
口3+8=総画数11 U+552F
[イ、ユイ/ただ]
◆只(ただ)、ただ~だけ
◆ただひたすら
◆呼び掛け・問い掛けや指示・命令などに対する「はい」という応答、敬(うやま)い慎(つつし)んで間髪を入れずに応(こた)えるさまを指す、同意・承知の「はい」は「諾ダク」
土3+8=総画数11 U+5806
[タイ、テ、ツイ/うずたか・い]
◆(土などが)積み重なる、(土などを)積み上げる、山のように積み上がる、同「㕍」
◆こんもりと盛り上がった地形、(「𨸏」よりも低く小さい)小高い丘
宀3+8=総画数11 U+5BC9
[カク/]
◆鳥が遥(はる)か遠くへ飛び行こうとして(意を決して)高く飛び立つさま「【龍龕手鑑:卷一:宀部第三十一:寉】胡沃反髙也又音俊」「【說文解字注:冂部:寉】高至也从隹上欲出冂(上翔欲遠行也…易曰夫乾隺然(見𣪠辭今易作確…)」
山3+8=総画数11 U+5D14
[サイ/]
◆山が高く大きいさま、山が高く聳(そび)えるさま
◆「崔嵬サイカイ」◇山が高く聳(そび)え立つさま◇石や岩が高く折り重なって険(けわ)しいさま
巾3+8=総画数11 U+5E37
[イ/とばり]
◆目隠しや仕切りなどのために周りを囲うように垂らす布、上部を覆い被(かぶ)せるように張る布は「幕」、同「幃」「【說文解字:巾部:幕】帷在上曰幕覆食案亦曰幕」
心3+8=総画数11 U+60DF
[イ、ユイ/おも・う、これ、ただ]
◆思う、考える
◆これ、それ、語頭に置いて語調を整える語
◆ただ、唯(ただ)、只(ただ)、ただ~だけ、only、範囲や内容を限定する語、「唯一ユイチ・ユイツ(ただ一つだけ)」
手3+8=総画数11 U+63A8
[スイ、タイ、ツイ/お・す]
◆(前に向かって)押す、押し出す、押し開ける、押し広げる
◆前に向かって進む、また進める、「推移スイイ」
◆人に(人を)進める、また薦(すす)める、「推挙スイキョ」
◆考えを押し広げる、押し進める
木4+8=総画数12 U+690E
[ツイ、ズイ、スイ/つち、しい]
◆槌(つち)、ものを打ちつける道具、ものを叩(たた)くための木製の頭に柄(え)を付けた道具、木製のハンマーhammer、同「槌」
◆打つ、打ちつける、叩(たた)く、同「槌」
◆頭から腰までを貫く骨を構成する短い骨、頭から腰にかけて順に頸椎ケイツイ・胸椎キョウツイ・腰椎ヨウツイ・仙椎センツイ・尾椎ビツイ」という
◆(反応が)鈍い、堅く融通が利かない
◆[日]シイ(椎)、ブナ科シイ属(クリガシ属)の木
水3+8=総画数11 U+6DEE
[カイ、エ、ワイ/]
◆「淮河ワイガ」「淮水ワイスイ」、河南省南陽市桐柏トウハク山を源とする川、長江・黄河・濟水セイスイと共に「四瀆シトク」と呼ばれた
火4+8=総画数12 U+7126
[ショウ/あせ・る、こ・げる、こ・がす、こ・がれる、じ・れる、じ・らす]
◆焼けて(黒く)色が変わる、またちりちり(縮んで皴が寄るさま)になる
◆焼けて臭いがする
◆心中が焼けるように熱くなる、苛々(いらいら)して気ばかりが急(せ)く、先走る気持ちに体が付いて行かない
石5+8=総画数13 U+7893
[タイ/うす]
◆米などを搗(つ)く石製の杵(きね)、またその杵と臼(うす)を総じた装置(唐臼からうす、踏み臼)、またそれで搗く
禾5+8=総画数13 U+7A1A
[チ、ジ/いとけな・い、おさ・ない、わか・い]
◆芽生えたばかりの幼い穀物、同「䕌」「稺」「䄺」「【集韻:卷七:去聲上:至第六:稺𥣦稚䄺䕌】說文幼禾也或不省亦作稚䄺䕌搱摴蒱采名通作雉」
◆幼い子、「稚子チシ」
◆生まれたばかりでまだ小さい、幼い、若い、同「穉」「稺」
糸6+8=総画数14 U+7DAD
[イ、ユイ/つな、これ]
◆(幕の四隅を)綱(つな)などで繋(つな)ぐ、繋ぎ止める、またその綱
◆(四隅を)繋いで動いたり外れたり緩んだりしないようにする
◆「四維シイ」◇四方(東西南北)の四隅、巽(たつみ、南東)・坤(ひつじさる、南西)・乾(いぬい、北西)・艮(うしとら、北東)◇国家存続の柱となるべき四つの大綱タイコウ(礼・義・廉・恥)
◆これ、「維新イシン(これ新たなり、これまでの物事を改め新しくすること)」
言7+8=総画数15 U+8AB0
[スイ、ズイ/だれ、たれ]
◆だれ、「だれ?」「何という名の人?」「どのような人?」「どこの人?」などの人の名や素性(スジョウ)を問(と)う疑問代名詞、who
◆「誰何スイカ」◇誰だか分からない人◇あなたは誰なのかと問う
◆「ある人」「~の人」「だれか」などの不特定の人を表す語、someone
辵3+8=総画数11 U+9032
[シン/すす・む、すす・める]
◆前に向かって動く(行く)、前に出る、登る、上に向かって動く(行く)、昇って行く、状態が良い方向に向かう、逆は「退」
◆位や程度が上がる
◆人にものを差し出す、また差し上げる
◆中に入る、外から内側に向かって移動する
金8+8=総画数16 U+9310
[スイ/きり]
◆先が鋭く尖(とが)る、またそのような形、またそのような形をしたもの、「円錐エンスイ」「錐矢スイシ(金属製の鏃やじり)」
◆きり、回転させ穴を穿(うが)つための先を鋭く尖らせた道具
雨8+8=総画数16 U+970D
[カク/]
◆俄雨(にわかあめ)、突然降り出して間もなく止む雨、「さっ」と降り出し「ぱっ」と止む雨
◆僅かの間、一時的な、瞬間的な
馬10+8=総画数18 U+9A05
[スイ/]
◆白毛に青黒い毛が雑(まじ)じった馬
◆項羽コウウ(前232年~前202年、楚国の武将)の愛馬の名「【史記:卷七:項羽本紀第七】…常幸從駿馬名騅(《正義》音隹顧野王云靑白色也釋畜云蒼白雜毛騅也)」
青8+0=総画数8 U+9752
[セイ、ショウ/あお、あお・い]
◆植物などの芽生えの時の若々しく瑞瑞(みずみず)しい色、緑(みどり)色、またその色の名
◆濃い色でくすみがなく瑞瑞しい深緑(ふかみどり)・紺コン・藍(あい)色などの色
◆瑞瑞しい、若々しい、幼い
◆五色(青・赤・黄・白・黒)の一つで五行の「東」「木」に当てる
◆竹簡チクカンに記された文書・記録
◆あお、あおへん、部首名
注解:「生」と「𠂁(丹)」の会意文字
心3+8=総画数11 U+60C5
[セイ、ジョウ/なさ・け]
◆物事(特に他の人)からの働き掛けで起こる喜怒哀楽愛好悪欲などの心の動き、「感情カンジョウ」
◆他に寄せる思い、「愛情アイジョウ」
◆異性に寄せる思い、好意や欲望、「情侶ジョウリョ(好意を寄せる異性、好意を寄せ合う男女)」
◆物事の様子・状態・趣(おもむき)、「情勢ジョウセイ」
◆[日]なさ・け、他を思い遣(や)る気持ち、「人情ニンジョウ」
日4+8=総画数12 U+6674
[セイ、ジョウ/は・れる]
◆(雨や雪が止んで)雲がなくなる、雲がなく空が澄み渡る、同「夝」「暒」
水3+8=総画数11 U+6E05
[シン、セイ、ショウ/きよ・い]
◆水が青く澄みきっているさま、濁りや汚(けが)れがないさま
◆曇りがないさま、すっきりしているさま、はっきりとしているさま
◆私欲や邪心がないさま
◆濁りや汚れを残さないように取り去ってきれいにする
◆爽やかなさま、澄んでいるさま
◆王朝名、1644年~1912年、中国最後の王朝
米6+8=総画数14 U+7CBE
[セイ、ショウ/くわ・しい]
◆選(え)りすぐられた透き通るように真っ白な米
◆選りすぐる、よいものだけを選ぶ
◆瑕(きず)や汚れがない、濁りや混じり気がない
◆瑕や濁りを取り去ったもの、清らかなさま、澄んでいるさま
◆よく手が行き届いている(粗雑なところが取り除かれている)さま、肌理(きめ)細やかなさま、「精密セイミツ」
◆細かい、詳(くわ)しい、「精通セイツウ」
◆生命や活力の根源、「精気セイキ」
◆(蔽っているものや汚れや傷を取り除いた)人や物の中にある本質的・中核的なもの、「精神セイシン」
◆物の怪(もののけ)、妖怪、「精霊セイレイ・ショウリョウ」
言7+8=総画数15 U+8ACB
[セイ、ショウ、シン/こ・う、う・ける]
◆乞(こ)う、頼む、頼みごとをする、君主や神仏などにお願いする
◆どうか(~して下さい)
◆招く、招きに応(こた)えて来てくれた人を大切にもてなす
◆依頼を受ける、頼みごとに応える
非8+0=総画数8 U+975E
[ヒ/あら・ず]
◆~ではない、否定を表す言葉、同「匪」
◆~ではないだろうか
◆違っている、誤っている、正しくない
◆「是非ゼヒ」◇物事の正邪、良し悪し◇(都合の良し悪しに拘らず)どうしても
◆あらず、部首名
人2+8=総画数10 U+4FF3
[ハイ、ベ/]
◆滑稽コッケイな、面白(おもしろ)おかしい
◆戯(おど)け芝居、またその芸人、「俳優ハイユウ(古くは戯おどけ芝居の芸人、また広く劇などを演ずる人)」
◆「俳佪・徘徊ハイカイ」◇あてもなく歩き回る、行ったり来たりする◇行きつ戻りつして決め兼ねるさま、躊躇(ためら)うさま
◆[日]「俳句(はいく)」、五音・七音・五音から成る短い詩歌
匚2+8=総画数10 U+532A
[ヒ/]
◆竹製の長方形の箱
◆乱暴非道ランボウヒドウなさま、またそのような人、「匪徒ヒト」「匪賊ヒゾク」
◆~ではない、否定を表す言葉、同「非」
彳3+8=総画数11 U+5F98
[ハイ、バイ/]
◆「徘徊・俳佪ハイカイ」◇あてもなく歩き回る、行ったり来たりする◇行きつ戻りつして決め兼ねるさま、躊躇(ためら)うさま
心4+8=総画数12 U+60B2
[ヒ/かな・しい]
◆心が深く(ひりひりと)痛む、心が締め付けられているような感じがして苦しむ、声は出るが涙は出ない状態「【說文解字注:心部:悲】痛也(按憯者痛之深者也恫者痛之專者也悲者痛之上騰者也各從其聲而得之…)」「【康熙字典:卯集上:心部:悲】…有聲無淚曰悲…」
◆仏教で人の苦しみを取り除こうとする憐れみの心、「慈悲ジヒ」
戸4+8=総画数12 U+6249
[ヒ/とびら]
◆押したり引いたりして開閉する両開きの内と外との仕切り 、横方向に滑らせるようにして開閉するのは「戸」、一説に木製のものを「扉」、アシ(葦)などの草製のものを「扇」「【康熙字典:卯集中:戸部:扉】《爾雅釋宮》闔謂之扉《又》以木曰扉以葦曰扇」
手3+8=総画数11 U+6392
[ハイ、ベ/]
◆閉じているものを押して開(あ)ける、両側に押し開(ひら)く
◆斥(しりぞ)ける、押し退(の)ける、押し除(の)ける、追い遣(や)る、「排斥ハイセキ」
◆順に並べる、きちんと並べる、「排列・配列ハイレツ」
◆横方向の列レツ
◆敵の進攻を防ぐために横方向に兵を配置した隊、小隊ショウタイ
文4+8=総画数12 U+6590
[ヒ/]
◆複雑に入り組んだ紋様、紋様が美しいさま
◆文章の表現や構成が巧みなさま
日4+8=総画数12 U+6683
[未詳/]
◆未詳
月(肉)4+8=総画数12 U+8153
[ヒ、ビ/]
◆脹脛(ふくらはぎ)、小腿ショウタイ(膝から足首までの部分)の後ろ側の膨らんだ部分、同「腨」「䏿」「𨄔」
◆避ける、ものの後ろに隠れる「【毛詩正義:采薇】駕彼四牡四牡騤騤君子所依小人所腓(《傳》腓当作芘…)」
◆病(や)む
玉4+8=総画数12 U+7432
[ハイ、バイ/]
◆小さな丸い珠(たま)に穴を開け紐に通したもの、またその単位、珠(たま)五百枚で一琲、また珠十貫で一琲
◆[日]「珈琲(コーヒー)」、「koffie[蘭]、café[仏]」の音を当てたもの
糸6+8=総画数14 U+7DCB
[ヒ/あけ]
◆鮮やかで濃く深みのある赤色
网5+8=総画数13 U+7F6A
[サイ、ザイ/つみ、つみ・する]
◆魚を獲(と)るための竹製の網
◆法ホウを犯す、法に反する、またそのような行為、罰せられるべき過(あやま)ち、またそのような行為をした者、またそのような者を罰する
◆過失、過ち
注解:秦始皇帝が「罪」の原字である「辠」が「皇」に似ているとして「罪」と改めたという
羽6+8=総画数14 U+7FE1
[ヒ/]
◆「翡翠ヒスイ」◇カワセミ(川蝉・翡翠)、カワセミ科の鳥、頭から背にかけて美しい青色をしている、雄を「翡」、雌を「翠」◇美しく光沢のある青緑色、またそのような色をしたもの◇光沢のある青緑色をした「玉ギョク(美しく高貴な石)」と呼ばれる宝石、「硬玉コウギョク」
艸3+8=総画数11 U+83F2
[ヒ/]
◆草が生い茂るさま、「菲菲ヒヒ」
◆草名、未詳、カブ(蕪・蕪菁・蔓菁、アブラナ科アブラナ属)類やヒルガオ(昼顔、ヒルガオ科ヒルガオ属)類に似ていて赤紫の花が咲き食べることができるという「【爾雅注疏:釋草】菲芴(…《疏》一名芴郭云土瓜也孫炎曰葍類也…陸璣云菲似葍莖粗葉厚而長有毛…幽州人謂之芴爾雅又謂之蒠菜…卽菲也芴也蒠菜也土瓜也宿菜也五者一物其狀似葍而非葍故云葍類也)」
◆粗末なさま
◆草履ソウリ(ぞうり)、藁(わら)など編んで作った粗末な履物(はきもの)、同「屝」
◆厚みがない、重みがない、同「薄」
◆「菲薄ヒハク」◇粗末なさま◇(思慮・言葉・態度などに)厚みや重みがないさま◇(謙遜して、才能などに)深みがないさま、劣っているさま
虫6+8=総画数14 U+871A
[ヒ/]
◆ササキリ(笹螽蟖)、キリギリス科の昆虫、キリギリス(螽蟖・螽斯)に似ている
◆「蜚蠊・飛蠊ヒレン」、ゴキブリ(蜚蠊)、ゴキブリ目の昆虫、悪臭を放つ虫、悪臭がするところに棲(す)む虫、別名「蟑螂ショウロウ」
◆虫が飛ぶ、飛び回る
◆「流言蜚語・流言飛語リュウゲンヒゴ」、確かな根拠もない人を惑わすばかりの噂(うわさ)、「悪臭を放ちながら飛び回る」の意
◆伝説上の獣名、姿はウシ(牛)に似て首が白く蛇のような尾を持ち通るところに災いや疫病をもたらすという
衣6+8=総画数14 U+88F4
[ハイ、ベ/]
◆衣服の丈(たけ)が長いさま
◆「裴回ハイカイ」、長い裾(すそ)が纏(まと)わり付いて思うように進めないさま
言7+8=総画数15 U+8AB9
[ヒ/そし・る]
◆欠点や過失を持ち出して悪く言う、「誹謗ヒボウ」
車7+8=総画数15 U+8F29
[ハイ、ヘ/ともがら、やから]
◆車の数の単位、1輩=100輌
◆車列、車が列を成すさま、「輩出ハイシュツ(列を成して次々に現れ出るさま)」
◆ともがら、やから、同等・同類・同属・同世代などの同じグループgroupに属する人、「同輩ドウハイ(同じ世代・地位の人)」「先輩センパイ(年上の人、先に勤め学び始めた人)」
雨8+8=総画数16 U+970F
[ヒ/]
◆雨と雪が入り混じって舞い降るさま
魚11+8=総画数19 U+9BE1
[ヒ/にしん]
◆魚の孵化する前の鮞(はららご、魚の卵)
◆ニシン(鯡・鰊)、ニシン科の海水魚
鼠8+0=総画数8 U+9F21
[ショ、ソ/ねずみ]
◆ネズミ(鼠)、齧歯ゲッシク目ネズミ上科に分類される哺乳類、「老鼠ロウソ」
◆「首鼡シュソ」、首だけを出してきょろきょろと周(あた)りを窺(うかが)うさま
◆ねずみ、ねずみへん、部首名
犬3+8=総画数11 U+731F
[リョウ/かり]
◆犬を放って禽獣を追い掛け捜し出し捕える、狩りをする、「猟」は日本での「狩」と同義、但し「狩」は本来「冬の狩り」を指す、春の狩りを「蒐シュウ」「獀ソウ」、夏を「猫ビョウ」、秋を「獮セン」
◆(獲物を)追い掛け捜し求める、漁(あさ)る
虫6+8=総画数14 U+874B
[ロウ/]
◆動植物などから精製する油性の物質、特にミツバチ(蜜蜂)の蜜から精製した蜜蝋を指す、ワックスwax、「蠟燭ロウソク(灯芯トウシンを蝋で固め円柱状に照明具、キャンドルcandle)」
齊8+0=総画数8 U+6589
[セイ、ザイ、サイ、セ/ひと・しい、ととの・う]
◆多くのものが凸凹(でこぼこ)せずに揃(そろ)っている、偏(かたよ)らずに整(ととの)っている
◆長さや重さなどが揃っている、等(ひと)しい
◆ちょうどよい具合に整える、きちんと揃える
◆周代(西周)から戦国時代にかけての国名、前11世紀~前221年、姜キョウ氏による「姜齊(前11世紀~前379年)」と後の田デン氏による「田齊(前386年~前221年)」とに呼び分ける
◆南北朝時代の王朝名、479年~502年、別名「南齊」
◆南北朝時代の王朝名、550年~577年、別名「北齊」
刀2+8=総画数10 U+5264
[セイ、ザイ/]
◆ちょうどよい具合に整える、同「斉」
◆草木を切り揃える
◆薬の効果がちょうどよい具合になるように調合する
◆調合された薬を数える単位、一劑=服用一回分
◆質札(しちふだ)、金銭の貸借などの契約内容を書いた札、これを半分にし証拠として双方が持つ、同「劕」
水3+8=総画数11 U+6E08
[セイ、サイ/な・す、すく・う、す・む、す・ます]
◆(舟で)川を渡る
◆(難所を、難事を)渡り切る、(互いに手を貸しあって)乗り切る
◆手を貸して救い上げる、困っている人に手を貸して(足りないものを補い合って)みなと同じ状態にまでにする、「救済キュウサイ」
◆みなが揃う、きれいに揃える
◆現河南省済源市を源とする古川名、古くは渤海に注ぐ大河だったが、上流で交差するように流れていた黄河が濟水の川筋を本流としたため、その名は残っていない、「濟水セイスイ」、長江・黄河・淮河ワイガと共に「四瀆シトク」と呼ばれた、同「泲」
◆[日]止(や)む、終わる
糸6+8=総画数14 U+7DD5
[セイ、ザイ、シ/]
◆「緕縗シサイ」、裾(すそ)の下縁(へり)を縫った粗い麻製の喪服の名、祖父や兄弟などの近しい人が亡くなった際に着用する、同「齊衰」、縫わないものを「斬縗ザンサイ」、五服ゴフクの一つで、亡くなった人の近遠の順に「斬縗・斬衰ザンサイ」「纃縗・齊衰」「大功タイコウ」「小功ショウコウ」「緦麻シマ」「【禮記正義:間傳:丧服】斬衰三升齊衰四升五升六升大功七升八升九升小功十升十一升十二升緦麻十五升去其半 (注:「升」は経糸数の単位、「升」参照)」
◆[日]絣(かすり)、部分的に染め分けた糸で織った織物


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